JP5817084B1 - 折り返しができるテープカッター - Google Patents

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Abstract

【課題】粘着テープを剥離する時、粘着テープを先端からそのまま貼り付け、剥離時はテープ両端の一部を爪などで剥ぎ、その部分を指でつまんで剥ぎ取るか、初めからテープの先端に剥離時の摘みになる折り返し部分を作って貼り付ける方法とあるが、その手間を省くことが可能な携帯用テープカッターを提供する。【解決手段】剥離時ロール状に巻かれた粘着テープの先端部に、テープケースとテープカッターレバーの間にポンプを設け、テープケースとテープカッターレバーを挟むことにより、レバー側テープ接着面とケース側テープ接着面の間の粘着テープに弛みができ、同時にポンプの圧力も高くなり、ノズルの先端から空気を吹き出しながら、タンクも伸びながら粘着テープに接近し、粘着テープは確実に上方に反り、作動距離いっぱいになると粘着テープが一部接触し、その部分を指で挟みテープを引きだし使用する。【選択図】図3

Description

本発明は、テープカッターに関し、より詳細には、貼り付けた粘着テープに剥離のための折り返し部分を、粘着テープを貼り付ける前のロール状に巻かれた粘着テープ先端に、剥離時の摘み部分となる折り返しを作りだす、テープカッターに関する。
従来から、ロール状に巻かれた粘着テープを収容し、収容された粘着テープを所定の長さに引き出した後に、切断しするテープカッターに支持基台と、上記支持基台の一端部に設けられ、粘着テープを所定の長さに引き出した後に、切断し折り返し部位を作る(特許文献1を参照)。
従来から、ロール状に巻かれた粘着テープを収容し、収容された粘着テープを引き出すときに、折り返しを作るときは折り返しを作る粘着テープの中央部は横方向に摺動するが、空気圧で粘着テープの弛み部分に吹き付ける空気の吹き出す位置は固定であるため常に粘着テープの中央部ではないのと、通常のテープカッターとして使用時は、折り返しを作るテープカッターの切り替えに支軸の位置を変えるガイド溝を切り替える手間が問題であった(特許文献2を参照)。
特許公開番号2012−111584 特許公開番号2000−272609
しかしながら、上記特許文献1.・2に記載されたような従来のテープカッターでは、粘着テープを使用する作業者が作業現場を移動しながら使用する場合、携帯性は劣り、粘着テープ先端に指で折り返し部分を作っているが、片手ではテープの接着面が指に纏わりつき、作業用手袋をしていると更に難しくなる。
そこで、本発明は、粘着テープ剥離作業がある場合、粘着テープを貼り付ける前に、粘着テープ先端にテープを剥ぐ時の摘み部分を事前に指で折り返しを作っているその手間を、省くことが可能な携帯出来るテープカッターを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、ロール状に巻かれた粘着テープを、所定長さに引き出して切断するテープカッターにおいて、図1・2のような構成で、図4のテープケース(1)とテープカッターレバー(2)を、図3のように指で挟むようにして使用するテープケース(1)とテープカッターレバー(2)の間に、ポンプを取り付けレバー側テープ接着面(5)とテープケース側テープ接着面(6)間の粘着テープ(4)に空気を吹き付けるために、前記ポンプの上部中央に圧力で伸縮するタンク、そのタンク先端に空気吹き出し用のノズルをもつ図5の圧力容器を取り付け、テープケース(1)とテープカッターレバー(2)の部分を挟むことにより、図6のレバー側テープ接着面(5)とテープケース側テープ接着面(6)との間の粘着テープ(4)に弛みができるが、その時粘着テープの弛み方向は、上下どちらに反るかは定まらず、その時、例えば蛇腹型の圧力容器で説明すると、ポンプ室(10)の圧力はまだ弱く、更に図7のようにテープケース(1)とテープカッターレバー(2)の距離が縮まるとポンプ室(10)の圧力も高くなり、ノズル(12)の先端から空気を吹き出しながら、しかもタンク室(11)の蛇腹も伸びながら、ポンプの中央はテープケース側へ、テープカッターレバーの半分の移動距離のため常に粘着テープ(4)との中心線上に位置し、接近しながら空気を吹き出すその作用で、粘着テープ(4)は確実に上方に反り返りテープケース(1)とテープカッターレバー(2)の距離も更に縮まってくると、粘着テープの反りも大きくなるが、ポンプ室(10)の作動範囲いっぱいに近づくと、常にノズル(12)の先端から空気を吹き出し続けているので、図8のようにポンプ室(10)の内圧は下がり、タンク室(11)も収縮し元の形状に戻るため、ノズル(12)の先端は、粘着テープから遠のき、テープケース(1)とテープカッターレバー(2)の作動距離いっぱいになると、粘着テープ(4)の粘着面どうしが図8のように一部接触するが、その間にノズル(12)の先端が挟まれることなく、粘着テープ(4)の粘着面の一部が接触しているその部分図9(4)を、指で挟みテープを引きだし使用することにより、折り返しのある粘着テープを提供でき、粘着テープに折り返しが不要な場合図10は、テープカッターレバー(2)を引かずに接着テープ引き出し部(20)に指を入れ、粘着テープ(4)を引き出すと折り返しのない、通常の粘着テープとしても使用でき、構造が簡単でしかも、テープカッター本体を逆さまでも横向きでも使用でき、ポケットに入る小型軽量な携帯用テープカッターである。
本発明により、接着テープの先端に折り返しの部分を作る作業は、片手だとテープの接着面が指に纏わりつき大変であるが、その手間を省くことが可能なテープカッターを提供することが可能となる。
テープカッターの全体斜視図である。 テープカッター本体部の分解斜視図である。 テープカッターの使用方法の図である。 テープカッター本体部の透視図とである。 圧力容器全体の構成図である。 レバーの全ストロークの約三分の一作動状態の図である。 レバーの全ストロークの約三分の二作動状態の図である。 レバーの全ストローク作動状態の図である。 テープ先端に折り返しが出来た部位を摘んでいる図である。 テープに折り返しが不要時の、テープカッターとしての使用図である。 テープカッター本体部の分解斜視図である。
マスキング用や医療関係・テープの種類を替えることにより事務作業や学生のポストイットとしても利用出来る特徴がある。
1:テープケース
2:テープカッターレバー
3:レバー連結ピン
4:粘着テープ
5:レバー側テープ接着面
6:ケース側テープ接着面
7:テープカット用歯
10:ポンプ
10‐1:ポンプが1/3圧縮された位置
10‐2:ポンプが2/3圧縮された位置
10‐3:ポンプが3/3圧縮された位置
11:タンク
12:ノズル
20:接着テープ引き出し部

Claims (1)

  1. ロール状に巻かれた粘着テープの引き出し部分にあたる先端に折り返しを作るテープカッターにおいて、(1)テープケースと、テープケース上部側端付近にロール状に巻かれた粘着テープを引き出して切断する時、テープの接着面が一時張り付く(6)ケース側テープ接着面を有し、テープケース下部側端には(2)テープカッターレバーと連結する(3)レバー連結ピン及びピン穴を設け、テープケースとテープカッターレバーをレバー連結ピンで連結し、テープケースとテープカッターレバーを揺動可能にし(図2・3)、テープカッターレバー上部には、ロール状に巻かれた粘着テープを引き出して切断する時に、レバー側テープ接着面の側面に隣接した粘着テープを切断する(7)テープカット用歯を設け、テープケースとテープカッターレバー中央付近に、ポンプの両側面を固定し、ポンプの上部に圧力で伸縮する(10)タンクを置き、タンクとポンプ間を継なぎ、タンク先端に空気を放出する(11)ノズルを設け、両テープ接着面間の折り返し部分を空気圧で常に一定方向に押し上げ湾曲形成部の弛みを伸縮するタンクで追従し、折り返し形成時どの角度・全方向でも折り返し部を形成できる特徴を持つ携帯できるテープカッター。






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JP2013060296A (ja) * 2011-09-15 2013-04-04 Kazuhiko Hiramatsu 収納型粘着テープ先端折り返しタグ加工装置付きカッター

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