JP5815190B2 - 石貼りパネルによる二重床 - Google Patents

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Description

本発明は、建物の屋外や屋内に敷設される石貼りパネルによる二重床に関するものである。
石貼りパネルは建物のエントランス等によく用いられているが、主に装飾感を向上させる目的で用いられている。その施工は、例えば、屋外に直接敷設する場合、まず、下地にモルタルを敷き込み、その上に石材を敷き詰めるが、その際、石材の厚みがばらついているため、厚みを調整しつつ、表面のレベルを出しながら敷設していた。しかし、これによると、石材より下に埋設された配管のメンテナンスを行う際、大量の石材をハツッて壊してしまわなければならず、手間と費用が大変であった。一方、屋内に石貼りパネルによる二重床を形成する場合には、基礎面に支持脚を立て、この上に下地パネルを敷き詰めておいてからその上に合板を捨て貼りし、合板の上に石材を乱貼り状態で接着するのが通常である。これも、床下配線や配管のメンテナンスを行う際、大量の石材をハツッて壊してしまわなければならず、手間と費用が大変であった。
そこで、本出願人は、下記特許文献1及び2のように、下地パネルとほぼ1:1の関係になる石貼りパネルを提案している。特許文献1は、下地パネルの外周にスペーサ部材を接着して石材を載置するとともに、スペーサ部材に設けられる突片部を石材の側面に当てて位置規制したものである。また、特許文献2は、下地パネルのコーナー部裏面に支持脚との間に介在する嵩上げ部材を固定するとともに、石材の上面のレベルが出るように各嵩上げ部材の底面を削るようにしたものである。いずれも下地パネルと石材を1:1の関係に
でき、施工及び取外しが容易であるのを特徴としている。しかし、特許文献1のスペーサ部材や特許文献2のスペーサ部材にしても別々に装着する必要があり、石貼りパネルの製造には手間がかかるものになっていた。
特開2010−281037公報 特開2011−032778号公報
本発明は、このような問題を解決するものであり、上記先行文献にもあるような嵩上げ部材のみによって石材の位置規制、石貼りパネルのレベル出しや筋目の通った整列ができるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、基礎面に立設される支持脚でコーナー部が支持され、基礎面から浮かした状態で敷き並べられる下地パネルの上面に石材を貼着して石貼りパネルとした石貼りパネルによる二重床において、石貼りパネルの各コーナー部を支持脚に載置される嵩上げ部と嵩上げ部から起立する起立壁とを有する嵩上げ部材によって嵩上げするとともに、嵩上げ部材が下地パネルと石材のコーナー部の両側面に当接して石貼りパネルの互いの位置を規制することを特徴とする石貼りパネルによる二重床を提供したものである。
また、本発明は、以上の石貼りパネルにおいて、請求項2に記載した、石材の方が下地パネルより大きく、起立壁が下地パネルと石材との境で段差で出っ張っている手段、請求項3に記載した、支持脚の上面には床パネルの間隔を保つ仕切体が突設されており、仕切体は石材の高さ以下に設定されている手段、請求項4に記載した、支持脚の上面には仕切体の交差点から外周に向かって外周が漸低する溝が形成されている手段、請求項5に記載した、嵩上げ部材の上面にはピンが突設され、下地パネルの裏面にこのピンが嵌入する穴が形成されている手段、請求項6に記載した、嵩上げ部のには上下に貫通する孔が形成されている手段、請求項7に記載した、嵩上げ部は4mm 以上の厚みを有する手段を提供する。
請求項1の発明によると、石貼りパネルの各コーナー部を支持脚に載置される嵩上げ部と嵩上げ部から起立する起立壁とを有する嵩上げ部材によって嵩上げするとともに、嵩上げ部材が下地パネルと石材のコーナー部の両側面に当接して互いの位置を規制することができるから、スペーサ部材による石材の位置規制は不要となり、部品点数を減らして製作が容易であり、コストも安くなる。
請求項2及び3の手段によれば、石貼りパネルの各コーナー部に設けた嵩上げ部材と支持脚の上面の仕切体とによって位置ずれが規制されるから、石貼りパネルの位置規制がより確実になるとともに、目地の通りもよくなり、敷設作業も簡単になる。請求項4の手段によれば、支持脚の上面に溜まった雨水等を流下させることができるし、請求項5の手段によれば、下地パネルと嵩上げ部材の位置合せが確実になり、ずれが生じない。請求項6の手段によれば、嵩上げ部材に溜まった雨水等を流下させることができる。請求項7の手段によれば、石材では避け難い厚みの誤差を嵩上げ部材の底面の切削で吸収でき、施工の際に容易に石貼りパネルのレベルを出すことができる。
石貼りパネルを浮設した状態の斜視図である。 石貼りパネルを浮設した状態の平面図である。 支持脚と石貼りパネルの関係を示す斜視図である。 支持脚と石貼りパネルの関係を示す斜視図である。 石貼りバネルを構成する部材の分解斜視図である。 下地パネルと石材の関係を示す斜視図である。 嵩上げ部材と石貼りパネルの関係を示す裏面斜視図である。 嵩上げ部材と石貼りパネルの関係を示す裏面図である。 嵩上げ部材と石貼りパネルの関係を示す裏面図である。 嵩上げ部材と石貼りパネルの関係を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係る石貼りパネルの敷設状態の斜視図であるが、基礎面1に支持脚2を立て、この上に石貼りパネル3を敷き並べる。支持脚2は石貼りパネル3のコーナー部の位置に墨出しして載置されるが、上下調節可能な支柱4を主体としており、支柱4の底面には安定性を図る基礎板5が設けられている。支柱4の上面はかなりの面積を有する円形の受面6を形成しており、その上面に石貼りパネル3を仕切る仕切体7が十文字に形成され、その中心から放射状の溝9が外周が漸低する傾斜で刻設されている(図2及び図3)。
石貼りパネル3は四角形の下地パネル10と下地パネル10の上面に貼着されるややサイズの大きい石材(板)11とからなる。下地パネル10は無機質系材料からなるコア材10aを鋼板製の裏打ちカバー材10bに収容して接着したものである。これは、万が一、石材11とコア材10aが割れたときでも、カバー材10bによって床が抜け落ちるのを防止するためである(図5)。このような石貼りパネル3を支持脚2の受面6の仕切体7と受面6の外周に設けられたガイド8で区切られた部位にそのコーナー部を載置して行くのであるが、支持脚2と石貼りパネル3との間には嵩上げ部材12を介在させる。
嵩上げ部材12は樹脂等で形成されるものであり、支持脚2の仕切体7とガイド8で仕切られた1/4円形と大体同じ形状をしているものである。そして、嵩上げ部材12は下地パネル10の下に敷かれる嵩上げ部12aと嵩上げ部12aの直線部分から起立する起立壁12bとを有しており、起立壁12は下地パネル10と石材11のコーナー部の両側面に当接し、互いがずれるのを規制しているとともに、石貼りパネル3の所定位置を確保している。
したがって、起立壁12bの上方は嵩上げ部12aよりも当然に側方に張り出すが、起立壁12bを下地パネル10と石材11との境で段差13で出っ張らせて形成している。この場合、嵩上げ部12aの一部は嵩上げ部12aの裏面を支え、他部は仕切体7と下地ネル10の側面に当接するように起立している。ちなみに、嵩上げ部12aの段差13の位置の高さは仕切体7の高さよりも高く、しかも、段差13の出っ張りは仕切体7の半分程度である。さらに、起立壁12bの高さも石材11の表面よりは低くなっている(図3及び4)。いずれも排水性を損なわず、ハイヒールの踵が落ち込まない目地幅(4〜6mm)を保ち、見映えをよくするためである。
また、嵩上げ部12aは1/4円形をしているのは上記したが、その弧部13の裏面には
弧部13と同芯、かつ、放射状のリブ15が形成されている(図7及び図8)。軽量にして強度を高めるためである。嵩上げ部12aの上面の中央外周付近にはピン16が突設されており、これに対応する下地パネル10の裏面には穴17が形成され、ピン16は穴17に嵌入されるようになっている(図9及び図10)。下地パネル10と嵩上げ部材12との位置決めを確実にするためである。このときのピン16と穴17との嵌合を緊いものにしておけば、下地パネル10と嵩上げ部材12の一体化に接着等は必要ない。さらに、嵩上げ部材12のコーナー部には上下に貫通された孔18が形成されており(図8)、ここに溜まった雨水等を支持脚2上に落下させ、さらに、溝9を流下させて基礎面1上に落下させる。



以上の嵩上げ部材12を石貼りパネル3のコーナー部にあてがい、嵩上げ部材12を支持脚2の受面6の仕切体7とガイド8で仕切られた空間に置く。この作業を二重床を形成する敷設域に展開して行くと、図1及び図2に示すような状態になる。この状態はあたかもタイルのように一定の目地(ただし、空間)で整然と並んだ状態になる。さらに、嵩上げ部材12の嵩上げ部12aの底面は、工場で石材を含んで一定の厚みに切削することができるから、隣接するパネルとの段差も生じないように敷き込むことができる。
1 基礎面
2 支持脚
3 石貼りパネル
4 支柱
5 基礎板
6 受面
7 仕切体
8 ガイド
9 溝
10 下地パネル
10a 〃 のコア材
10b 〃 の裏打ちカバー材
11 石材
12 嵩上げ部材
12a 〃 の嵩上げ部
12b 〃 の起立壁
13 段差
14 弧部
15 リブ
16 ピン
17 穴
18 孔

Claims (7)

  1. 基礎面に立設される支持脚でコーナー部が支持され、基礎面から浮かした状態で敷き並べられる下地パネルの上面に石材を貼着して石貼りパネルとした石貼りパネルによる二重床において、石貼りパネルの各コーナー部を支持脚に載置される嵩上げ部と嵩上げ部から起立する起立壁とを有する嵩上げ部材によって嵩上げするとともに、嵩上げ部材が下地パネルと石材のコーナー部の両側面に当接して石貼りパネルの互いの位置を規制することを特徴とする石貼りパネルによる二重床。
  2. 石材の方が下地パネルより大きく、起立壁が下地パネルと石材との境で段差で出っ張っている請求項1の石貼りパネルによる二重床。
  3. 支持脚の上面には床パネルの間隔を保つ仕切体が突設されており、仕切体は石材の高さ以下に設定されている請求項1又は2の石貼りパネルによる二重床。
  4. 支持脚の上面には仕切体の交差点から外周に向かって外周が漸低する溝が形成されている請求項1〜3いずれかの石貼りパネルによる二重床。
  5. 嵩上げ部の上面にはピンが突設され、下地パネルの裏面にこのピンが嵌入する穴が形成されている請求項1〜3いずれかの石貼りパネルによる二重床。
  6. 嵩上げ部材のには上下に貫通する孔が形成されている請求項1〜5いずれかの石貼りパネルによる二重床。
  7. 嵩上げ部は4mm以上の厚みを有する請求項1〜6いずれかの石貼りパネルによる二重床。
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