JP5812089B2 - 動作範囲を拡張させた質量流量制御器 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、質量流量制御器に関する。特に、限定するものではないが、本発明は、質量流量制御器を制御する方法およびシステムに関する。
典型的な質量流量制御器(MFC)は、熱エッチングまたはドライエッチングなどの工業プロセスにおいて、ガス流量を設定し、測定し、かつ制御する閉ループ装置である。MFCの重要部分は、装置中を流れるガスの質量流量を測定するセンサである。MFCは、センサからの出力信号を所定の設定点と比較し、制御弁を調節して、ガスの質量流量を所定の設定点で維持する。
図面に示される本発明の例示的な実施形態について、以下で要約する。前記およびその他の実施形態について、「発明を実施するための形態」の項でより完全に説明する。しかし、本発明を、この「発明の概要」、または「発明を実施するための形態」に記載の形態に限定する意図はないことを理解されたい。数多くの改変形態、等価物、および代替構成が、特許請求の範囲に記載の本発明の趣旨および範囲内に含まれることが、当業者には認識できよう。
本発明は、ガスが質量流量制御器を通って流れるときに、ガスの一部分が中を流れるセンサ管と、センサ管の第1および第2の位置で、センサ管にそれぞれ結合された第1および第2の感知素子と、対応する第1および第2の信号を供給するように構成された少なくとも2つの出力を含む感知素子回路であって、第1および第2の信号がそれぞれ、ガス流量を示す、感知素子回路と、ガスの流れが第1の流量範囲内にあるとき、第1の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御し、ガスの流れが第2の流量範囲内にあるとき、第2の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御するように構成された制御部分とを備える質量流量制御器を提供することができる。
別の例示的な実施形態は、質量流量制御器のセンサ管に結合された少なくとも2つの感知素子を含む熱式質量流量センサであって、第1の流量範囲内のガスの流れを示す第1の信号と、第2の流量範囲内のガスの流れを示す第2の信号とを供給するように設計された熱式質量流量センサを備える質量流量制御器を含む。本実施形態の質量流量制御器はまた、ガスの流れが第1の流量範囲内にあるとき、第1の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御し、ガスの流れが第2の流量範囲内にあるとき、第2の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御するように構成された制御部分を含む。
別の例示的な実施形態は、質量流量制御器を動作させる方法であって、熱式質量流量センサから、質量流量センサ中のガス流量を示す第1の信号を受け取るステップと、熱式質量流量センサから、質量流量センサ中のガス流量を示す第2の信号を受け取るステップと、ガスの流れが第1の流量範囲内にあるとき、第1の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御するステップと、ガスの流れが第2の流量範囲内にあるとき、第2の信号に応答して質量流量制御器の弁の位置を制御するステップとを含む、方法である。
上記およびその他の実施形態について、本明細書においてさらに詳細に説明する。
本発明の様々な目的および利点、ならびにより完全な理解が、以下の「発明を実施するための形態」、および添付の特許請求の範囲を、添付の図面と併せて参照することによって、明白となり、より容易に理解されよう。
本発明の例示的な実施形態による質量流量制御器の機能ブロック図である。 図1の質量流量制御器とともに使用することができる例示的な回路のブロック図である。 図1の質量流量制御器とともに使用することができる回路の別の実施形態のブロック図である。 本発明の別の例示的な実施形態による質量流量制御器のガス流量を制御する方法の流れ図である。 コンバージョンファクタCFで調節していない差電圧対流量を示すグラフである。 コンバージョンファクタCFで調節していないトップ電圧対流量を示すグラフである。 差電圧対流量/CFの商を示すグラフである。 トップ電圧対流量/CFを示すグラフである。 第1のノードにおけるトップ電圧対差電圧を示すグラフである。 スケーリングした差電圧対流量を示すグラフである。 スケーリングしたトップ電圧対流量を示すグラフである。 スケーリングしたトップ電圧対差電圧を示すグラフである。 広い動作範囲にわたって熱式質量流量センサを使用する方法を示す流れ図である。 図11に示す方法をグラフ表示した図である。 較正データを示す表である。 動作データを示す表である。
次に、図面を参照すると、いくつかの図を通して、適切な場合には、同じまたは類似の要素が同じ参照符号によって示され、特に図1を参照すると、本発明の例示的な実施形態によるMFC100の機能ブロック図である。これらの構成要素の例示された配置は論理的なものであり、実際のハードウェア図を意味するものではない。したがって、これらの構成要素は、実際の実装において組み合わせることができ、さらには分離、削除、および/または補足することができる。当業者には理解されるように、図1に示す構成要素は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア、またはそれらのいかなる組合せでも実施することができる。さらに、本明細書に照らして、個々の構成要素の構造は、当業者には周知である。
図示のように、本実施形態では、MFC100のベース105は、ガスが中を流れるバイパス110を含む。バイパス110は、主要経路115およびセンサ管120に一定比率のガスを送る。したがってセンサ管120を通る流体(例えば、ガスまたは液体)の流量は、MFC100の主要経路中を流れる流体の流量を示す。
この実施形態では、センサ管120は、MFC100の熱式質量流量センサ123の一部である小径管である。また、図示のように、感知素子125および130が、センサ管120の外側に結合されている(例えば、巻き回されている)。例示的な一実施形態では、感知素子125および130は、抵抗温度計素子(例えば、導線コイル)であるが、その他の種類のセンサ(例えば、抵抗温度検出器(RTD)および熱電対)もやはり使用することができる。
図示のように、感知素子125および130は、感知素子回路135に電気的に接続されている。一般に、感知素子回路135は、(感知素子125、130からの信号146、148に応答して)2つの出力信号150、152を供給するように構成され、これらの信号はそれぞれ、別個にかつ/またはともに、センサ管120中の流量を示し、したがってMFC100の主要経路115中の流量を示す。
(例えば、較正ガスが処理ガスと同じである)多くの実装形態では、流量が第1の範囲内にあるとき、第1の出力信号150が、MFC100中のより正確な流量指示を供給し、流量が第2の範囲内にあるとき、第2の出力信号152が、MFC100中のより正確な流量指示を供給する。例えば、一実施形態では、流量が低範囲(例えば、0から2.0sccm(標準立法センチメートル毎分))にある場合、第1の出力信号150は、第2の信号152よりも正確な流量指示を供給し、流量が高範囲(例えば、2.0sccmから20.0sccm)にある場合、第2の出力信号152は、第1の出力信号150よりも正確な流量指示を供給する。
高流量では、信号150、152は、実質的に、MFC100によって制御される処理ガスの種類に、より依存することが判明している。より具体的には、処理ガスが較正ガス(すなわち、MFC100を較正するために使用されるガス)とは異なる場合、信号150、152は、追加の処理なしでは、正確な流量指示を供給しないことがしばしばある。したがって、図5〜13を参照しながら本明細書でさらに説明する他の実施形態では、MFC100は、較正データが、処理ガスとは異なる較正ガスに基づく場合であっても、MFC100の正確な流量指示が得られるように、MFC100によって、較正データ(例えば、単一の較正ガスに基づいた較正データ)を、第1の出力信号150および第2の出力信号152とともに利用することを可能とする新規な方法を利用している。さらに、MFC100が、図5〜13を参照しながら説明する方法に従って動作する場合、動作範囲の大部分、または動作範囲全体にわたって両信号を同時に用いて、正確な流量指示を得ることができる。
したがって、一般に、MFC100は、熱センサからの単一の流量信号を処理する典型的な従来技術によるMFCよりも広い流量範囲にわたって、流量を正確に測定し、かつ制御することが可能となる。
図1に示すように、出力信号150、152は、処理部分160、160’によって処理して、第1および第2の出力信号150、152の処理済表示150’、152’を生成することができる。例えば、処理済表示150’、152’は、出力信号150、152それぞれのデジタル表示でよい。より具体的には、処理部分160、160’は、アナログデジタル変換器を用いて、出力信号150、152を増幅し、出力信号150、152のデジタル表示に変換することができる。
当業者には容易に認識されるように、処理部分160、160’はまた、MFC100の物理的特性、および/またはMFC100中を流れる流体(例えば、ガス)の特性に基づいて、(例えば、信号それぞれを所定の較正係数によって調節することによって)信号150、152それぞれを調節することができる。
この実施形態の制御論理170は一般に、出力信号150、152の一方、または両方に基づいて、制御弁140の位置を制御するように構成される。いくつかの実施形態(例えば、図5〜13を参照しながら説明する実施形態)では、制御論理170は、信号150、152の両方を同時に利用して、質量流量制御器100の流量を制御することができる。他の実施形態(例えば、較正ガスが処理ガスと同じである場合)では、制御論理170は、MFC100が第1の範囲内の質量流量を供給する(例えば、設定点信号に応答する)ときには、(例えば、第1の出力信号の処理済表示150’に応答することによって)第1の出力信号150を利用し、MFC100が第2の範囲内の質量流量を供給するときには、(例えば、第2の出力信号の処理済表示152’に応答することによって)第2の出力信号152を利用するように構成される。
必ずしもそうである必要はないが、第1の信号150が低流量に関して使用され、第2の信号152が高流量に関して使用される実施形態(例えば、較正ガスと処理ガスとが同じである実施形態)の多くの変形形態では、制御論理170が、第1の出力信号150を利用する範囲と、第2の出力信号152を利用する範囲とは、重なり合う。したがって、これらの実施形態では、以下の3つの流量範囲、すなわち1)第1の出力信号だけが利用される流量範囲、2)第1および第2の出力信号の両方が同時に利用される流量範囲(例えば、第1の出力信号に関連する流量範囲と、第2の出力信号に関連する流量範囲とが重なり合う)、3)第2の出力信号だけが利用される別の流量範囲、が存在し得る。
例えば、フルスケール流量において、(第1の出力信号150が、第2の出力信号152よりも正確な流量指示を与える)第1の範囲が、フルスケール流量の0から25%をカバーし、(第2の出力信号152が、第1の出力信号150よりも正確な流量指示を供給する)第2の範囲が、フルスケール流量の15%から100%をカバーすることができる。上記範囲は単なる例示にすぎず、低範囲、高範囲、および重なり合う範囲は、感知素子回路の構成(architecture)を含めて、いくつかの要因に依存して変動し得ることを認識されたい。
引き続きこの例を参照すると、制御論理170は、設定点信号がフルスケールの15%未満を要求している場合は、第1の出力信号150(例えば、処理済表示150’)だけを用いて弁140を制御し、設定点信号がフルスケールの25%超を要求している場合は、第2の出力信号152(例えば、処理済表示152’)を用いて弁140を制御するように構成することができる。また、設定点信号が15%から25%の間(両端を含む)の流量を要求している場合には、両出力信号150、152を同時に利用する。また、いくつかの変形形態では、重なり合う範囲(例えば、15%から25%)が低範囲から高範囲へと移行するにつれて、第1の出力信号150の使用は徐々に減少する(一方、第2の出力信号152の使用は徐々に増大する)。
再び先の例を引き続き参照すると、MFCが、フルスケール流量の20%で動作する場合、各信号の50%を使用することができる(例えば、各信号150、152(または表示150’、152’)に50%を乗じ、次いで互いに加算して制御弁用の制御信号を生成する)。また、設定点信号がフルスケールの17%である場合、第1の出力信号150の80%と、第2の出力信号の20%とを互いに合算して制御弁140用の制御信号を生成することができる。こうした百分率は、MFC100の潜在的な動作特性の単なる例示にすぎないことを認識されたい。
感知素子回路135は、様々な回路構成によって実現することができる。例えば図2を参照すると、図1を参照しながら説明した感知素子回路135を実現するために使用することができる例示的な感知素子回路235を含むMFC(例えば、MFC100)の一部分200の機能ブロック図である。図示のように、電流源205が、4つのノード(230、213、240、および223)を含むブリッジ回路に実質的に一定の電流を供給し、これらのノード間に素子が接続されている。
上記素子のうち、2つは固定抵抗素子210および215(それぞれR1およびR2)である。例示的な一実施形態では、固定抵抗素子210および215はどちらも、10キロオームの高精度抵抗器である。この実施形態においてブリッジ回路の脚を形成する抵抗220および225(S1およびS2)は、感知素子125および130にそれぞれ対応する温度依存型の抵抗(例えば、コイル)である。感知素子125と130とは、共通の1つのノード、すなわちノード223を有することが当業者には理解されよう。
この実施形態の電流源205は、感知素子220および225に実質的に一定の電流を供給し、その結果センサ管120が加熱することになる。ガスの流動によって温度差が生じ、このガス流動のためセンサの平均温度が低減するので、第2のノード213と第4のノード223間の第1の出力電圧と、第1のノード230と第3のノード240間の第2の出力電圧252とに変動が生じる。
出力電圧250は、感知素子220と225間の温度差に概ね比例して変動し、電圧252は、平均温度に基づいて、非線形に変動する。図示のように、出力電圧250、252は、処理要素に送って処理する(例えば、差動増幅器に送って、デジタル化、較正、正規化する)ことができ、それによって制御論理が、第1および第2の出力信号250、252を利用して制御弁を制御することができる。(例えば、図11、12、13A、および13Bを参照しながら)本明細書でさらに論じるように、メモリ280は、較正データをルックアップテーブルの形で含むことができ、このルックアップテーブルは、2つの信号250、252の処理済表示に基づいたデータを、較正ガスの流量値にマッピングするものであり、動作中、処理ガスを制御する際に、このルックアップテーブルにアクセスして、実際の流量値を求める。
この例示的な実施形態では、流量が低流量範囲(例えば、0から2sccm)内にあるとき、第1の出力信号250が、MFC100中の正確な流量指示となる。また、本出願人は、流量が高流量範囲(例えば2から20sccm)内にあるとき、第2の出力信号252が、MFC100中のより正確な流量指示となることを見出した。
次に、図3を参照すると、図1を参照しながら説明した感知素子回路135を実現するために使用することができる別の実施形態の感知素子回路335を含むMFCの一部分300の機能ブロック図である。図示のように、可変電流源305が、抵抗360を介して、4つのノード(330、313、340、および333)を含むブリッジ回路に電流を供給し、これらのノード間に素子が接続されている。この実施形態では、トップ電圧330が監視され、トップ電圧330が実質的に一定のまま維持されるように電流源305が調節される。
この実施形態の電流源305は、抵抗素子360を介して感知素子320および325に可変電流を供給し、その結果センサ管120が加熱することになる。センサ管120を通るガスの流動によって、熱が上流の感知素子125から下流の感知素子130へと伝達されることになる。この温度差による抵抗の変動によって、第2のノード313と第4のノード323間で測定可能な第1の出力電圧と、抵抗360の両端間の電圧降下を示す第2の出力電圧352とが生じる。
出力電圧350は、感知素子320と325間の温度差に概ね比例して変動し、電圧352は、非線形に変動する。動作に際しては、トップ電圧330は、実質的に一定に維持され、その結果、電流源305によって供給される電流が変動するにつれて、電圧352も変動する。図示のように、出力電圧350、352は、処理要素に送って処理する(例えば、増幅、デジタル化、較正、および正規化する)ことができ、それによって制御論理が、第1および第2の出力信号350、352を利用して制御弁を制御することができる。
この例示的な実施形態では、流量が低流量範囲(例えば、0から2sccm)内にあるとき、第1の出力信号350が、MFC100を通るより正確な流量指示を供給する。また、本出願人は、流量が高流量範囲(例えば2から20sccm)内にあるとき、第2の出力信号352が、MFC100中のより正確な流量指示となることを見出した。
図4は、本発明の例示的な一実施形態による、MFC内の流体(例えば、ガスまたは液体)の流量を測定し、制御する方法の流れ図である。図示のように、この方法は、質量流量制御器(例えば、MFC100)の熱式質量流量センサ(例えば、熱式質量流量センサ123)から、第1の入力(例えば、第1の出力信号150またはその表示150’)を受け取るステップ(ブロック405)と、熱式質量流量センサ(例えば、熱式質量流量センサ123)から、第2の、別個の入力(例えば、第2の出力信号152またはその表示152’)を受け取るステップ(ブロック410)とを含む。図示のように、質量流量制御器の弁の位置は、ガス流量が第1の流量範囲内にあるとき、第1の入力に応答して制御され(ブロック415)、ガス流量が第2の流量範囲内にあるとき、第2の入力に応答して制御される(ブロック420)。
先に論じたように、多くの実施形態では、第1の信号を用いて弁を制御する範囲は、第2の信号を用いて弁を制御する範囲と重なり合う。したがって、いくつかの動作モードでは、両入力信号を同時に用いて、制御弁を制御することができる。
再度図2を簡単に参照すると、第2のノード213と第4のノード223間の差電圧は、質量流量制御器を通る熱流を示す。質量流量のより正確な測定値を得るために、一定のガス圧力における熱容量(Cp)を利用する。多くの実施形態では、センサ235は、あるガス(例えば、窒素)で較正され、較正ガスの熱容量と、動作ガスの熱容量との比(例えば、Cp(N2)/Cp(ガス))を導出することができ、この比はコンバージョンファクタ(CF)と呼ばれる。コンバージョンファクタ(CF)は、(例えば、周知の熱容量の比として)分析的に導出することができ、または実際のガス試験(live gas testing)から得ることもできる。
次に、図5A、5B、6A、6B、および7を参照すると、図5Aは、CFで調節していない差電圧250対流量を示し、図5Bは、CFで調節していない第1のノード230におけるトップ電圧対流量を示し、図6Aは、差電圧250対流量/CFの商を示し、図6Bは、第1のノード230におけるトップ電圧対流量/CFを示し、図7は、第1のノード230におけるトップ電圧(飽和係数(「SF」)によってスケーリング済)対差電圧250(SFによってスケーリング済)を示す。
図6Aに示すように、グラフのx軸は「流量/CF」であり、図示のように、流量/CFに関して、低流量(例えば、0から2sccm、または0から3sccm)では、異なるガスで同様の傾斜を有している。したがって、電圧を読み取り、図6Aの較正曲線を用いて流量/CF値を得、次いでその流量/CF値にコンバージョンファクタCFを乗じることによって実際の流量を得ることによって、質量流量をより正確に示すように差電圧(例えば、出力電圧250)を変換することができる。
しかし、より高い流量範囲では、図6Aに示す較正曲線は非線形になり、その非線形性は異なるガスによって少なくとも部分的に異なり、その理由は、こうした非線形性は、ガスの熱伝導率、センサ管、およびセンサの種類(例えば、コイルの構成および幾何形状)に依存するからである。したがって、比較的予測可能であり、対象となる大部分のガスで周知の熱容量とは異なり、熱伝導率は予測不可能である。また、多くのガスについて、より高い流量での較正曲線を得るための(本明細書に開示のシステムおよび方法以外の)実行可能な既知の唯一の方策は、実際のガス試験を実施することであるが、これにはコストがかかり、典型的には実際的でない。
しかし、本出願人は、比較的高い流量において、複数のガス種について正確な質量流量の読取りを実現する実行可能な技術を見出した。特に、本出願人は、ブリッジ回路の第2のノード213と第4のノード223間の電圧差を含む第1の測定チャネルと、ブリッジ回路の第1のノード230の電圧(本明細書ではトップ電位とも呼ばれる)を含む第2の測定チャネルとの間に明確に規定された関係が存在することを発見した。具体的には、本出願人は、2つのいかなる任意のガス(ガス1およびガス2)についても、差電圧250と、ブリッジの第1のノード230における電圧とが、広い流量範囲にわたって以下の式を満たすことを見出した。
D1(f)=D2(SF*f)/SF 式(1)
T1(f)−T1(0)=(T2(SF*f)−T2(0))/SF 式(2)
式中、fは流量であり、D1およびD2は、ガス1およびガス2それぞれの差電圧関数であり(例えば、D1はガス1のノード213と223間の電圧差であり、D2はガス2のノード213と223間の電圧差である)、T1およびT2は、ガス1およびガス2それぞれのトップ電圧関数(第1のノード230における電位)であり、T(0)は、流量ゼロ時の第1のノード230におけるトップ電圧であり、SFは、ガス1およびガス2の熱伝導率の関数である飽和係数である。
上記式は、グラフの流量軸と電圧軸との両方を、ガス特有の係数である飽和係数SF(すなわち、SFは各ガスによって異なる)によってスケーリングすることによって視覚的に表すことができる。例えば、図8、9、および10は、図6A、6B、および7のグラフを式1および式2に従ってスケーリングした版をそれぞれ示す。図示のように、SFによってスケーリングすると、データを、較正(例えば、窒素)データと整合するようにスケーリングすることができる。
図11を参照すると、広い動作範囲にわたって熱式質量流量センサを使用する方法を示す流れ図である。図示のように、センサは、(例えば、センサがエンドユーザに提供される前に)較正ガス(例えば、窒素)を用いて較正される(ブロック1102)。多くの動作モードにおいて、較正データは、流量fcal(ただし、添字「cal」は較正ガスによる較正データであることを示す。以下同じ。)の関数として、差電圧Dcal(fcal)(例えば、電圧250)と、ブリッジの第1のノード(例えば、ノード230)におけるトップ電圧Tcal(fcal)とに基づいたデータを含む。例えば、多くの実装形態における較正データは、各流量値について、差電圧250およびトップ電圧230の両方を示すデータを含む。こうしたデータは、ルックアップテーブルの形でメモリ(例えばメモリ280)内に記憶することができる。
例えば図13Aを簡単に参照すると、較正データは、N個のデータ組に編成することができ、各データ組は、流量値、その流量値における差電圧を示す値、およびその流量値におけるトップ電圧を示す値を含むことができる。較正データは、ブリッジ回路からの2つの信号に依存するものの、異なる形を取ることができることが確実に企図され、したがって図13A(および図13B)の特定のデータ形式は、本発明の範囲から逸脱することなく変えることができることを認識されたい。
図示のように、較正データは、ルックアップテーブルの形でメモリ(例えば、メモリ280)内に配置することができ、このルックアップテーブルは、較正ガスの流量値を、熱式質量流量センサ(例えば、センサ123)からの2つの出力値(例えば、出力150、152、または出力250、252)に基づいた較正データでマッピングするものである。さらに、N個のデータ組はそれぞれ、トップ電圧と差電圧との比に基づいた較正比を含むことができる。図13Aに図示するように、この較正比は、トップ電圧のゼロオフセット電圧について補正することができ、したがって特定の流量値fcalでは、較正比は、(Tcal(fcal)−Tcal(0))/Dcal(fcal)として定義される。説明を簡単にするために図13Aには示していないが、差電圧に基づいた値もやはり、差電圧のゼロオフセット電圧について補正することができることが企図される。
必ずしもそうする必要はないが、図13Aに示すように、sqrt[(Tcal(fcal)−Tcal(0))2+Dcal(fcal)2]として定義される振幅値もやはり、計算する(かつ、動作前に記憶しておく)ことができる。代替実施形態では、振幅値は、質量流量制御器が動作してから計算することができ、こうした代替実施形態では、較正データに振幅値を含める必要はない。
図11に示すように、センサ(例えば、センサ123)を一旦較正し、流量なしで使用し、第1のノード(例えば、ノード230)におけるトップ電圧T(0)、ならびに差電圧D(0)(例えば、電圧250)を(例えば、オペレータの要求によって、または周期的な形で自動的に)測定してゼロオフセットデータを得る(ブロック1104)。D(0)およびT(0)は、温度に依存し、どちらも温度変化に伴って大幅にドリフトすることがある。D(0)に関して、ゼロに等しいことが好ましいが、温度のためゼロでないことがあり、したがって実際の値を測定し、以下に示すD値全てから減じることができる(しかし、分かりやすいように、この減算は以下には示さない)。T(0)もやはり、温度とともにドリフトし、したがって下記に示すようにトップ電圧Tから減算される。動作に際しては、未知のガス流量「f」について、差電圧D(f)と、第1のノードにおけるトップ電圧T(f)とを測定し(ブロック1106)、トップ電圧と差電圧との比に基づいて動作比(operational ratio)Rを計算し、したがって動作比は、R=(T(f)−T(0))/D(f)として定義される(ブロック1108)。図13Bを簡単に参照すると、例えば、測定した差電圧D(f)およびトップ電圧T(f)をメモリに記憶することができ、制御部分(制御論理270を含めて)を用いて動作比Rを得ることができる。
図示のように、動作比Rが得られると、Rcal=(Tcal(fcal)−(Tcal(0))/Dcal(fcal)によって定義される同じ較正比を有する較正データの流量fcalが、(例えば、メモリ内のルックアップテーブルから、較正データを検索し、取得することによって)得られる(ブロック1110)。言い換えれば、較正データにアクセスし、動作比Rに等しい、対応する較正比Rcal(Rcal=R)を有する流量値fcalを識別し、次いで、飽和係数SF、すなわちSF=振幅/sqrt[(T(f)−T(0))2+D(f)2)]を計算し(ブロック1112)、未知の流量f、すなわちf=fcal/SFを計算する(ブロック1114)。したがって、処理ガスが質量流量制御器によって制御される際に、制御部分(例えば、制御論理270を含めて)は、予め生成された較正データと、2つの動作出力(例えば、出力150、152、または出力250、252)とに基づいて、処理ガスの流量値を計算することができる。
図12を参照すると、図11に示す方法のグラフ表示が示されている。図示のように、差電圧Dと、第1のノード230におけるトップ電圧Tとを有する測定流量「f」が、流量ゼロ点を原点としてベクトルVによって表されている。動作比R=(T−T(0))/Dは、ベクトルVの方向を表す。図示のように、ベクトルVcalも、同じ原点および方向を有し、動作比Rと同じ比Rcの較正点に向いている。ベクトルVcalとベクトルVとの振幅比は、飽和係数、すなわちSF=abs(Vcal)/abs(V)であり、流量fが、f=fcal/SFによって判明する。したがって、本明細書に開示の構造および方法によって、未知の熱伝導率を有する未知のガスについて、広い流量範囲にわたって流量を有効に測定することが可能となる。この例はまた、飽和点を上回る流量を測定する可能性も示している。
低流量では、雑音、およびトップ電圧差(T(f)−(T(0))の値が非常に小さいため生じるエラーを低減させるために、差電圧だけを用いる標準の技術を使用して流量を計算することができる。
他の変形形態では、流量が増大していても、第1のノード(例えば、ノード230)における電圧を用いて計算することができる。高レベルの流量で、飽和係数SFを非常に正確に測定することができるので、高流量で得られたSF値を記憶し、次いでその値を低流量における計算に使用することが可能である。さらに、SFは、今後の測定のための基準(開始値)として、不揮発性メモリ内に記憶することができる。また、時間にわたるSFのいかなる有意な変化も、ガス構成またはセンサ動作の問題を示すものとなり得る。
さらに、いくつかの実施形態では、図11および12を参照しながら説明した方法に、いくつかの経験的補正をさらに適用して、非常に高い流量での精度を高めることができる。
結論として、本発明は、とりわけ、質量流量制御器内のガスを測定する方法および装置を提供する。本明細書に記載の実施形態によって実現される結果と実質的に同じ結果を実現するために、本発明、その使用、およびその構成に数多くの変形および置換えを行うことができることが、当業者には容易に認識できよう。したがって、本発明は、開示の例示的な形態に限定する意図はない。数多くの変形形態、改変形態、および代替構成が、特許請求の範囲に記載の開示の発明の範囲および趣旨に含まれる。

Claims (9)

  1. ガスが質量流量制御器を通って流れるときに、前記ガスの一部分が中を流れるセンサ管と、
    前記センサ管の第1および第2の位置で、前記センサ管にそれぞれ結合された第1および第2の感知素子と、
    第1、第2、第3、および第4のノードと、前記第1のノードと前記第2のノード間に接続された第1の所定の抵抗要素と、前記第2のノードと前記第3のノード間に接続された第2の所定の抵抗要素と、前記第1のノードと前記第4のノード間に接続された前記第1の感知素子と、前記第4のノードと前記第3のノード間に接続された前記第2の感知素子とを含むブリッジ回路であって、前記第2および第4のノードから第1の信号を供給し、前記第1および第3のノードから第2の信号を供給するように構成されたブリッジ回路と、
    前記ガスの流れが第1の流量範囲内にあるとき、前記第1の信号に応答して前記質量流量制御器の弁の位置を制御し、前記ガスの流れが第2の流量範囲内にあるとき、前記第2の信号に応答して前記質量流量制御器の前記弁の位置を制御するように構成された制御部分と
    を備える、質量流量制御器。
  2. 前記ブリッジ回路と前記制御部分との間に処理要素を含み、前記処理要素が、増幅器およびデジタルアナログ変換器からなる群から選択される、請求項1に記載の質量流量制御器。
  3. 前記第1の範囲と、前記第2の範囲とが重なり合うとき、前記制御部分が、前記第1および第2の信号の両方に応答して前記ガスの流れを制御するように構成される、請求項1に記載の質量流量制御器。
  4. 前記第1および第2の感知素子が、抵抗温度計素子、および抵抗温度検出器からなる群から選択された感知素子である、請求項1に記載の質量流量制御器。
  5. 前記ブリッジ回路の前記第1のノードに電流を供給するように構成された電流源を含み、前記第1および第2の信号が電圧信号である、請求項1に記載の質量流量制御器。
  6. 前記第1のノードで電圧を印加するように構成された電圧源を含み、前記第1および第2の信号が電流信号である、請求項1に記載の質量流量制御器。
  7. 前記制御部分が、FPGA、およびメモリと接続されたプロセッサからなる群から選択された構成要素を含む、請求項1に記載の質量流量制御器。
  8. 質量流量制御器を動作させる方法であって、
    ブリッジ回路の第2および第4のノードから第1の入力を受け取るステップと、
    前記ブリッジ回路の第1および第3のノードから第2の入力を受け取るステップであって、前記ブリッジ回路が、前記第1のノードと前記第2のノード間に接続された第1の所定の抵抗要素と、前記第2のノードと前記第3のノード間に接続された第2の所定の抵抗要素と、前記ブリッジ回路の前記第1のノードと前記第4のノード間に接続された前記第1の感知素子と、前記ブリッジ回路の前記第4のノードと前記第3のノード間に接続された前記第2の感知素子とを含み、前記第1および第2の感知素子が、ガスが前記質量流量制御器を通って流れるときに、前記ガスの一部分が通って流れるセンサ管に、前記センサ管の第1および第2のそれぞれの位置で結合される、ステップと、
    前記ガスの流れが第1の流量範囲内にあるとき、前記第1の入力に応答して前記質量流量制御器の弁の位置を制御するステップと、
    前記ガスの流れが第2の流量範囲内にあるとき、前記第2の入力に応答して前記質量流量制御器の前記弁の位置を制御するステップと
    を含む、方法。
  9. 前記第1および第2の入力を増幅して、増幅済入力を生成するステップと、
    前記増幅済入力をデジタル表示に変換するステップと、
    前記第1および第2の入力の前記デジタル表示に基づいて、前記弁の位置を制御するステップと
    を含む、請求項8に記載の方法。
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