JP5810878B2 - 発熱体通電制御システム - Google Patents
発熱体通電制御システム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5810878B2 JP5810878B2 JP2011270535A JP2011270535A JP5810878B2 JP 5810878 B2 JP5810878 B2 JP 5810878B2 JP 2011270535 A JP2011270535 A JP 2011270535A JP 2011270535 A JP2011270535 A JP 2011270535A JP 5810878 B2 JP5810878 B2 JP 5810878B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- self
- voltage
- diagnosis
- heating element
- ecu
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/021—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs characterised by power delivery controls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02P—IGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
- F02P19/00—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition
- F02P19/02—Incandescent ignition, e.g. during starting of internal combustion engines; Combination of incandescent and spark ignition electric, e.g. layout of circuits of apparatus having glowing plugs
- F02P19/027—Safety devices, e.g. for diagnosing the glow plugs or the related circuits
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/20—Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils
- F02D2041/2068—Output circuits, e.g. for controlling currents in command coils characterised by the circuit design or special circuit elements
- F02D2041/2075—Type of transistors or particular use thereof
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
ところが従来のGCUでは、複数のグロープラグを1つのGCU内に複数のスイッチング素子を設けて制御しており、放熱性を良好にして複数のスイッチング素子から発生する熱の影響を互いに少なくするため装置が大型化する虞がある。
しかし、GCUの入力端と別のGCUの出力端とを繋ぐ制御線路に断線や、コネクタの外れ等が生じた場合には、断線部の下流側となるGCUとECUとの接続が断たれ、断線部の下流側となるグロープラグのすべてに通電されなくなる。
この自己診断出力用のトランジスタは、何らかの異常が検出されたときにはオフとなりハイ側に出力され、正常時にオンとなりロー側に出力され、ハイ・ローの二値のデータからなるデータコードを形成することができる。
以上から、GCUを直列にした時に、断線が生じると、断線以降の正常なGCUへの通電を止めてしまい、さらに、配線経路の途中で地絡が生じた場合には誤ったダイアグ信号を出力する虞がある。
特に、セラミックグロープラグのように、通電開始直後の抵抗値と昇温後の抵抗値の差が大きい場合、電流変化によるノイズが発生し易く、上述の信号分離のためのフィルタに加えて、ノイズ除去のためのフィルタを設ける必要があり、体格の増加を招く虞がある。
しかし、各GCUの自己診断結果が同時に出力されたときに、負論理が優先されるため、一つのGCUで異常が発生していても、他のGCUが正常な場合には、ECU側に伝達される論理和が常にロー出力となり、正常な状態を示すことになってしまう虞がある(図11、図12参照)。
少なくとも、該自己診断装置を、上記エンジン制御装置に直接接続する自己診断信号主配線と、該自己診断信号主配線から枝分かれして、上記複数の発熱体通電制御装置に接続する自己診断信号副配線とによって接続すると共に、上記自己診断信号主配線を上記エンジン制御装置の側で、プルアップ抵抗を介して電源に接続し、上記自己診断信号副配線を、それぞれの発熱体通電制御装置に設けたオープンコレクタ型のトランジスタのコレクタ、又は、オープンドレイン型のトランジスタのドレインに接続し、該トランジスタのエミッタ、又は、ソースと接地との間に所定の自己診断電流を発生する定電流電源を介装して、上記複数の自己診断装置の出力端子を並列に接続せしめ、その出力結果に応じて、それぞれの自己診断装置に上記自己診断電流が流れたときに、それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧を検出して、検出された電圧レベルの変化によって異常の有無を判定する。
なお、本発明において、抵抗温度特性として正の相関をもって変化するものであれば、発熱体を特に限定するものでなく、公知のセラミックグロープラグ、メタルグロープラグについて適宜採用し得るものである。
具体的には、セラミック発熱体として、例えば、窒化珪素、炭化タングステンの混合焼結体からなる導電性セラミックを略U字形に形成し、タングステンなどの耐熱性金属材料からなる一対のリード線を接続し、窒化珪素等の絶縁性セラミックで覆い、略柱状に形成し、リード部に接続する端子を外部に引き出し、これを略有底筒状の金属製のハウジング内に収容して、一方の端子をGCU30の出力端子に接続し、他方の端子をハウジングを介して接地して制御部一体型のセラミックグロープラグとすることができる。
また、金属発熱体として、例えば、鉄・クロム・アルミニウム合金、鉄・クロム合金、ニッケル・クロム合金等の抵抗材料が用いられ、コイル状に形成され、マグネシア粉末等の絶縁材料と共に有底筒状の金属製のハウジングに収容し、一端を外部に引き出してGCU30と接続可能として、他方をハウジングを介してGNDに接続して、制御部一体型のメタルグロープラグとすることができる。
各MOS33(1)〜33(n)は、機関70の運転を制御するエンジン制御装置(以下、ECUと称す。)60から発信される駆動信号(SI)に基づいて駆動回路(以下、DRVと称す。)32によって開閉駆動され、GP10(1)〜10(n)への通電を個別に制御している。
DIU36(1)〜36(n)は、少なくとも、ECU60に直接接続する自己診断信号主配線WIRDI(M)と、自己診断信号主配線WIRDI(M)から枝分かれして、複数のGCU30(1)〜30(n)のそれぞれに接続する自己診断信号副配線WIRDI(S)とによって接続されている。
さらに、自己診断信号主配線WIRDI(M)をECU60側で、プルアップ抵抗RECUを介して電源+VBに接続されている。
さらに、複数のGCU30(1)〜30(n)のそれぞれに設けたDIU36の出力端子DIが、並列に接続されている。
複数のDIU36(1)〜36(n)の出力結果V DI に応じて、それぞれのDIU36(1)〜36(n)に自己診断電流IDIAGが流れたときに、プルアップ抵抗RECUに発生する電圧VECUを検出して、検出された電圧レベルの変化によって異常の有無を判定することを特徴とする。具体的な判定方法は、図3を参照して後述する。
また、複数のオープンコレクタ型のトランジスタの出力を並列に接続してワイヤードオア回路を形成し、電源にプルアップすることで、論理和を得ることは一般的に行われているが、本発明においては、それに加え、エミッタ(ドレイン)側に、定電流電源362が設けてあり、従来あるようなハイ・ローの2値の論理和を得るのではなく、それぞれの出力端子に流れる自己診断電流IDIAGによって生じる電圧降下ΔVDI(=RECU×IDIAG)の和に応じて検出される検出電圧VECU、又は、電圧降下ΔVECUを定量的に検出可能とし、異常の有無、及び、異常発生回路数の検出を行っている。
また、本実施形態においては、通電により発熱する公知の発熱体を備えたグロープラグ10(1)〜10(n)とGCU30(1)〜30(n)とが、略有底筒状のハウジング20(1)〜20(n)内に一体的に収容され、制御部一体型グロープラグ1(1)〜1(n)を構成している。
なお、図1、図2において、便宜上、複数の気筒(#1〜#n)に設けられた制御部一体型グロープラグ1、及び、その構成要素であるGP10、ハウジング20、GCU30に対して、それぞれの気筒位置(#1〜#n)に対応して(1)〜(n)の枝番を付してあるが、本発明において、気筒位置によって、制御部一体型グロープラグ1に構成の違いを設ける必要はなく、すべての気筒(#1〜#n)に対して、全く同じ構成のものが配設されている。
ECU60は、キースイッチSW、及び、ヒューズFを介してバッテリ等の電源80に接続されている。
一方、枝分かれするように結線された副動力線WIRBAT(S)を介して並列に接続された複数の制御部一体型グロープラグ1 (1)〜1 (n)が1本の主動力線WIRBAT(M)に集約され、ヒューズFを介して、電源80に接続されており、常に駆動電圧BATが印加された状態となっており、ECU60の立ち上がりに応じて直ちにグロープラグ1 (1)〜1 (n)への通電を開始できる状態となっている。
入力処理部31は、ECU60から、駆動信号SIの入力を受け、DRV32に駆動信号SIを伝達すると共に、駆動信号SIの立下がり、又は、立上がりのエッジEDGSIを検出し、DIU36の判定開始の基準を発生させる。
DRV32は、ECU60から入力された駆動信号SIにしたがって、MOS33を開閉駆動するための駆動電圧VGGを発生させる。
MOS33は、電源80から印加された電源電圧BATのGP10への印加と遮断とを切り換えて、GP10の発熱温度を所定の温度に維持する。
本実施形態においては、MOS33として、n−チャンネルパワーMOSFETを、GP10の上流側(ハイサイド)に配設した例を示してあるが、本発明においては、n−チャンネルパワーMOSFETに限定するものではなく、p−チャンネルパワーMOSFETを用いても良いし、GP10の下流側(ローサイド)に設けた構成としたり、MOSFETのみならず、IGBT等のパワーデバイスを用いたりしても良く、その際、DRV32から供給される駆動電圧VGGの発生方法を適宜変更することによって半導体開閉素子33の種類の違いに対応することができる。
また、本実施形態においては、通電時にセンスMOSに流れる電流によってGP10の抵抗値RGPを算出する方法を示しているが、本発明において、GP10の抵抗値RGPを検出する方法を限定するものではなく、例えば、GP10への通電が行われていないときに、GP10が発熱しない程度の極めて微弱な電流をGP10に供給することができる定電流電源を設けて、そのときの電流値IGPからGP10の抵抗値RGPを算出するようにしても良い。
例えば、実際に検出された抵抗値RGPと、所定の目標温度における基準抵抗値RCとを比較して、抵抗値RGPが基準抵抗値RC以上の場合には、目標温度に達しているものとしてGP10への通電を停止し、抵抗値RGPが基準抵抗値RCより低い場合には、目標温度に達していないものとしてGP10への通電を維持するように、オンオフ信号(ON/OFF)を出力することで、温度センサ等によって目標温度の検出を必要とすることなく、GP10の発熱温度を一定の状態に制御することができる。
このとき、本発明においては、トランジスタTr361のソース側には、一定のダイアグ電流IDIAGを発生する定電流電源ISOR362が設けられているため、正常時には、トランジスタTr361がオンとなり、一定の自己診断電流IDIAGが流れるためプルアップ抵抗R ECU と自己診断電流IDIAGとの積に相当する電圧降下ΔVIDを生じ、ECU60側で検出される電圧VECUは、気筒数に応じた電圧降下n・ΔVIDを生じ(VB−n・RECU・IDIAG)となる。何らかの異常が発生し。トランジスタTr361がオフとなった場合には、その分の電圧降下(ΔVID=IDIAG・RECU)が生じなくなることなる。
また、ECU60とGCU30と間のGND電位差による影響をなくすために、プルアップ抵抗RECUの両端の電位差ΔVECUの電圧レベルによって、より正確に異常の有無、及び、異常の発生している回路数を定量的に検出することができる。
本図(a)に示すように、複数のGCU30(1)〜30(n)の何処かに異常が発生した場合、DI出力がオフとなるので、その分だけ、電圧降下(RECU・IDIAG)が発生しなくなり、ECU60で、検出される電圧VECUは、その分高くなる。
そこで、第1の閾値電圧VTH1として、異常の発生原因に拘わらず、1つの気筒に設けたGCU30のDI出力がオフとなり、定電流電源362の自己診断電流I DIAG が流れなくなったことを検出可能な電圧に設定する。
例えば、バッテリ電圧VBが9.0Vで、プルアップ抵抗RECUが150Ω、自己診断電流IDIAGが10mAであるとして、何らかの異常が発生した場合には、150Ω×10mA=1.5Vだけ、検出電圧VECUが高くなる。
したがって、第1の閾値VTH1を0.5V〜1.0V程度に設定すれば、電源電圧VBに±5%程度の変動があったとしても、1.5V程度の電圧VECUの変化を確実に検出することができる。
具体的には、電源電圧VBが9.0V、電圧降下が1.5Vの場合、第2の閾値VTH2を、例えば、7.6V〜8.0V、典型的には、7.8Vとすれば、電圧V ECU において、電源電圧VBから1回路分の電圧降下があったときに確実に検出できる。
DIU36に駆動信号SIの立下がりエッジEDG SI が、異常診断が開始されると、ステップS100において、スタートビットから、第1のデータビットにおける電圧VECUが測定され、ステップS110において、第1の閾値VTH1との比較が行われ、VECU<VTH1であるなら判定Noとなり、ステップS120に進む。
ステップS120において、正常か動作環境異常かを特定すべく、エラービットERR1、ERR2における電圧VECUが測定され、ステップS130において、第2の閾値VTH2と比較が行われる。
ステップS130において、VECU≧VTH2なら判定Yesとなり、ステップS140に進み、エラービットが出力されていないことから正常と判定される。
ステップS130において、VECU<VTH2なら判定Noとなり、エラービットERR1、ERR2によって異常が示されているので動作環境異常と判定される。
ステップS110において、VECU≧VTH1であるなら、判定Yesとなり、何らかの異常があると判断され、ステップS160に進む。
ステップS160では、異常の種類を特定すべくエラービットERR1、ERR2における電圧VECUが測定され、ステップS170において、第2の閾値VTH2と比較が行われる。
ステップ170において、VECU≧VTH2なら判定Yesとなり、ステップS180に進み、エラービットが出力されていないことから、GP10の異常ではなく、配線経路の断線であると判定される。
ステップS170において、VECU<VTH2なら判定Noとなり、エラービットERR1、ERR2によってGP10の異常が示されているのでGP異常と判定される。
必要に応じてステップS100に戻り、異常診断が繰り返される。
なお、比較例において、上記実施形態と同様の構成、或いは、対応する構成については、同じ番号を付け枝番としてzの符号を付してあるので、共通する点については説明を省略し、相違点を中心に説明する。
信号配線WIRMULには、ECU60zから発信される駆動信号SIとECU60zに伝送される自己診断信号DIと、GP10z(1)〜10z(n)へのエネルギ供給とが重畳的に行われ、詳述略の周波数フィルタによって、GCU30z(1)〜30z(n)内部で分離されるようになっている。
GCU30z(1)〜30z(n)の、いずれかのトランジスタTrが閉じられたときには、接地GNDに接地状態となるので、ECU60z側で検出される電圧VECUは、プルアップ抵抗RECUとダイアグ抵抗RDIAGとによって分圧された0に近い値となり、すべてのトランジスタTrが開いているときには、バッテリ電圧+VBにプルアップされているので、VECUは、バッテリ電圧+VBとなり、自己診断出力の論理和は、ハイ・ローの二値となる。
また、複数のGCU30z(1)〜30z(n)間を繋ぐ配線WIRMULの結線外れや断線等が起こった場合には、その下流側となるGCUのすべての電力供給が絶たれる虞がある。
具体例として、図9、図10に、6気筒エンジンにおける比較例1のダイアグコードを示す。
比較例2では、気筒位置認識手段を設けず、駆動信号SI、自己診断信号DI、駆動電圧BATをそれぞれ別の配線で伝送し、自己診断出力を並列に接続して通常のワイヤードオア回路を形成してある。ECU60yと複数のDI出力端子とは、自己診断信号主配線WIRDI(M)、及び、枝分かれした自己診断信号副配線WIRDI(S)を介して並列に接続されている。
比較例2のような構成とした場合、各気筒(#1〜#n)に設けたGCU30y(1)〜30y(n)の区別がなくなり、同時に自己診断信号DIが出力されることになり、ワイヤードオア接続された複数のDI出力のいずれかが異常を示していても、論理和において負論理が優先されることになり、ECU60y側で認識されない虞がある。
また、自己診断信号主配線WIRDI(M)、及び、枝分かれした自己診断信号副配線WIRDI(S)において、結線が外れていたり、断線していたりした場合でも、論理和において負論理が優先され、ECU側でその異常が認識されない虞がある。具体例として、図11、図12に、6気筒エンジンにおける比較例2のダイアグコードを示す。
本図(a)に示すように、すべての気筒(#1〜#6)に設けられたGCU30(1)〜30(6)が正常である場合、すべての定電流回路362に自己診断電流IDIAGが流れ、電圧降下量は、6・IDIAG・RECU、即ち、ΔVECU(V)となるので、結果として、ECU60で検出される電圧VECUは、0Vとなり、VTH1との比較によって正常と判定される。
ECU60と各GCU30(1)〜30(n)のいずれかとの間で断線が生じた場合には、断線数に応じて定電流回路362に流れる自己診断電流IDIAGの量が定量的に減少し、電圧降下量も定量的に減少するので、その分、ECU60で検出される電圧VECUが高くなり、第1の閾値VTH1との比較によって、断線異常であることが検出される。
一方、比較例1においては、本図(b)に示すように、断線によってECU60zで検出される電圧が、断線の数、位置によって変化する分圧抵抗の大きさに依存して変化するので、比較すべき閾値を複数設ける必要があるのに加え、特に正常な場合と、1、2カ所で断線が発生したときの電圧降下の差が小さく断線異常の検出が困難であり、本発明の第1の閾値VTH1と同じ閾値で判定した場合には、断線数が1、2カ所である場合、ECU60zで検出される電圧VECUは、VTH1よりも低く、正常時との区別ができないため、断線異常の検出ができないことが分かる。
なお、本発明において、特に限定するものではないが、以下の説明において、理解を容易にするために、自己診断電流IDIAGが10mA、バッテリ電圧VBが9.0V、プルアップ抵抗RECU が150Ω、第1の閾値VTH1が0.6V、第2の閾値VTH2が7.8Vであるものとする。
複数のGCU30(1)〜30(6)において、それぞれのDIU36が、駆動信号SIの立下がり、又は、立上がりに同期して異常の有無を判定する自己診断を開始する。
それぞれの診断結果に応じて、自己診断用のトランジスタTR361を開閉して、自己診断信号の開始を示すスタートビットSTRから自己診断信号の終了を示すストップビットSTPまでの間に所定のデータビット#1ビット〜#6ビットとエラービットERR1、ERR2とを含むダイアグコードを形成する。
その結果得られたダイアグコードに応じて、定電流電源362から自己診断電流IDIAGを流す。
ECU60において、自己診断電流IDIAGとプルアップ抵抗RECUとの積によって求められる電圧を検出できる電圧を第1の閾値電圧VTH1とし、プルアップ抵抗RECUの接続された電源の電圧+VBから、自己診断電流IDIAGとプルアップ抵抗RECUとの積によって求められる電圧分(RECU×IDIAG)だけ降下した電圧を検出できる電圧を第2の閾値電圧VTH2とする。
スタートビットSTRと最初のデータビット#1ビットに対応する電圧VECUが、第1の閾値電圧VTH1を超えない場合には、正常と判定する。
スタートビットSTRと最初のデータビット#1ビットに対応する電圧VECUが、第1の閾値電圧VTH1を超え、かつ、エラービットERR1、ERR2に対応する電圧VECUが第2の閾値電圧VTH2を超える場合には、配線経路断線異常と判定する。
スタートビットSTRと最初のデータビット#1ビットに対応する電圧VECUが、第1の閾値電圧VTH1を超え、かつ、エラービットERR1、ERR2に対応する電圧VECUが第2の閾値電圧VTH2以下の場合には、GP10の異常と判定する。
次にGP10の異常がないときには、トランジスタTr361が閉じられ、最初のデータビット#1ビットに正常であることを示す自己診断電流IDIAG分、即ち、1.5Vだけ電圧降下した出力となり、ECU60側で検出される電圧VECUは、0Vとなり、スタートビットSTR及び第1のデータビット#1ビットと第1の閾値VTH1との比較によって正常と判定される。
したがって、第1のデータビット#1ビットとエラービットERR1、ERR2において、図3に示したフローチャートにしたがった判定がなされ、GP10に何らかの異常が発生していることを検出することができる。
また、データビット#1において検出された電圧VECUの電圧レベルをさらに詳細に測定すれば、複数箇所に影響のある断線か、一カ所にのみ影響を与える断線異常かを判定することもできる。
図9(a)に示すように、正常な状態では、気筒位置に応じたデータビットが順に、ロー側出力となり、ECU側で検出される論理和は、スタートビットSTRから、データビット#1ビット〜#6ビットまでがロー側出力となり、エラービットERR1、ERR2がハイ側出力となって、正常であることを認識できる。
さらに、図9(b)に示すように、例えば、GP10z(4)に何らかの異常が検出された場合、4気筒目のデータビット#4ビットがハイ側出力となり、エラービットERR1、ERR2がロー側出力となり、さらに、ECU側で検出される論理和が、#4ビットがハイ側出力となり、エラービットERR1、ERR2がロー側出力となって、4気筒目に設けたGP10z(4)に何らか異常があることが検出できる。
ところが、図10(a)に示すように比較例1において、例えば、3気筒目のGCU30z(3)と4気筒目のGCU30z(4)との間を繋ぐ信号配線WIRMULにコネクタの外れや断線等の異常が発生した場合、断線箇所の下流側となるGCU30z(4)〜GCU30z(6)には、まったく通電されなくなり、ダイアグ出力としてはハイ側に固定された状態と同じになる。
このため、実際には、グロープラグ10z(1)〜10z(6)が全く正常であっても、断線箇所の下流側が全て異常と判定され、グロープラグ10z(4)〜10z(6)への通電が停止されてしまう。
また、図10(b)に示すように、途中の配線経路で地絡が生じた場合には、直列に接続される気筒位置判定のための抵抗素子の数が変わることで、気筒位置認識の基準となる電位が変わり、ECU60zに誤った自己診断信号DIが出力される虞もある。
以上から、比較例1においては、GCU30zを直列にした時に、断線が生じると、断線以降の正常なGCU30zへの通電を止めてしまい、さらに、配線経路の途中で地絡が生じた場合には誤ったダイアグ信号を出力する虞がある。
図11(a)に示すように、正常時においては、気筒位置の判定手段がないため、全てのGCU30(1)〜30(6)において、同時にDI出力がなされるが、正常時においては、特に問題はない。
ところが、図11(b)に示すように、例えばGP10z(4)に何らかの異常が発生し、正しくDIU36zにおいて、異常が認識され、4気筒目の出力V DI が、データビット#1ビットにおいてハイ側に出力され、エラービットERR1、ERR2において、ロー側に出力された場合、ECU60z側で検出される論理和は、負論理が優先されるため、4気筒目の異常が全く認識されず、正常な状態と同じ結果となってしまう虞がある。
また、図12(b)に示すように、4気筒目に繋がる副配線経路WIRDI(S)で断線が生じた場合、4気筒目以外のDIU36y(1)〜36y(3)、36y(5)、36y(6)は正常に作動するにも拘わらず、同時にDI出力がなされるため、結果的には、上述の場合と同様、ECU60yで検出される論理和は、正常な状態と同じになって異常の検出ができない虞がある。
なお、比較例2に示した問題は、自己診断信号主配線WIRDI(M)、自己診断信号副配線WIRDI(S)の断線のみならず、駆動信号主配線WIRSI(M)、駆動信号副配線WIRSI(S)、動力主配線WIRBAT(M)、動力副配線WIRBAT(S)のいずれかにおいて断線が生じた場合にも発生する問題であり、本発明によれば、いずれの配線経路においても断線が発生した場合には、直ちに、ECU60側で検出される電圧VECUが変化するので、速やかに異常の有無を検出することができる。
本図(a)に示す変形例100aでは、互いに嵌合する係止部210、220を有する雌雄のコネクタ21、22内で、駆動信号SI、自己診断信号DI、電源電圧BATの伝達を可能とし、互いに弾性的に接続する雌雄の自己診断信号端子211、221、動力端子212、222、駆動信号端子213、223が設けられている。
また、本図(b)に示す変形例100bでは、互いに嵌合する係止部210b、220bを有する雌雄のコネクタ21b、22bを具備し、GCU30がコネクタ22b内に設けられ、コネクタ21b、22b内で、プラグ電圧V GP 、及び、GNDの接続を可能とし、互いに弾性的に接続する雌雄の動力端子211b、221b、接地端子212b、222bが設けられている。
IDU37で気筒位置が決定されると、その情報ID#は、DIU36cに伝達され、気筒位置#1〜#nに応じて、タイミングをずらして自己診断を実施し、その結果をダイアグコードとして出力する共に、自己診断電流IDIAGによって、ECU60側で検出される電圧VECUの定量的な変化を検出可能としている。
さらに、本実施形態においては、自己の気筒位置の検出結果をDRV32cに反映させ、気筒の燃焼順に合わせて、通電開始を遅延させるよう遅延時間t #n を発生させ、通電開始時に複数のGP10(1)〜10(n)への通電時期が一度に重ならないようにして、電源への負荷を低減させ、より安定した発熱を実現することもできる。
図15(a)に示すように、正常時においては、各気筒位置(#1〜#n)に応じたデータビット(#1ビット〜#nビット)を割り当てるようにダイアグコードを構成しているのに加え、配線経路の異常を認識するため、#0ビットのデータコードを断線検出コードとして割り当てている。
便宜上、気筒位置#1〜#nは、燃焼順と一致する順に記載してあるが、実際のエンジンにおいては、燃焼をスムーズに行うために、適宜燃焼順は必ずしも気筒順とは成っておらず、適宜変更可能なものである。また、配線の異常を示すデータコード#0ビットは、各気筒に対応するデータコード#1ビット〜#nビットの後に設けても良い。
図15(a)に示すように、正常時において、ECU60で検出される電圧VECUは、スタートビット、及び、データビット#0ビットにおいて0V又は、第1の閾値VTH1より低く、#1ビット〜#6ビットまでは、第2の閾値VTH2より低く、ERR1、ERR2でVTH2より高くなり、正常と判定される。
さらに、図15(b)に示すように、例えば、GP10(4)に異常が発生している場合には、スタートビット、#0ビットが第1の閾値V TH1 より低く、#1ビット〜#3ビット、#5ビット、#6ビットが第2の閾値VTH2より低く、#4ビットが第2の閾値VTH2より高く、エラービットERR1、ERR2が第2の閾値VTH2より低くなるので、GP10(4)に異常が発生していることが判定できる。
さらに、エラービットERR1、ERR2の使い分けにより、異常の種類を特定することも可能となる。
さらに、図16(b)に示すように、例えば、4気筒目に繋がる副配線経路で断線が生じた場合、4気筒目のみがハイ側に固定され、ECU60側で検出される電圧VECUは、スタートビット及び#0ビットが第1の閾値VTH1を超え、#1ビット〜#3ビット、#5ビット、#6ビットが第2の閾値VTH2より低く、エラービットERR1、ERR2が第2の閾値VTH2より高いので、#4ビットの副配線経路と判定できる。
20 ハウジング
30 グロープラグ通電制御装置(GCU)
31 入力処理部
32 駆動回路
33 半導体開閉素子(MOS)
34 抵抗値算出回路
35 抵抗値算出結果F/B制御手段
36 自己診断装置(DIU)
360 異常判定回路
361 オープンコレクタ型のトランジスタ(Tr)
362 自己診断用定電流電源(IDIAG)
60 エンジン制御装置(ECU)
70 内燃機関
#1〜#n 気筒位置
80 電源
SI 駆動信号
DI 自己診断信号
IDIAG 自己診断電流値
IGP プラグ電流値
VGP プラグ電圧値
RGP プラグ抵抗値
RC 基準抵抗値
RECU ECU側プルアップ抵抗値
VECU 自己診断出力検出部電圧(論理和電圧)
ΔVECU プルアップ抵抗両端電位差(電圧降下)
VDD ドレイン電圧
VGG ゲート電圧
VSS ソース電圧
SEN センス端子
WIRSI 駆動信号配線((M)主配線(S)副配線)
WIRDI 自己診断信号配線((M)主配線(S)副配線)
WIRBAT 動力配線((M)主配線(S)副配線)
STR スタートビット
STP ストップビット
#1ビット 最初のデータビット
ERR1、ERR2 エラービット
Claims (3)
- 複数の気筒からなる内燃機関の気筒毎に設けられた発熱体と電源との間にそれぞれ独立して発熱体通電制御装置を設け、該発熱体通電制御装置に設けた開閉素子を上記機関の運転を制御するエンジン制御装置から発信される駆動信号に基づいて開閉駆動して、上記発熱体への通電を個別に制御する発熱体通電制御システムであって、
上記発熱体通電制御装置が、発熱体の異常の有無を検出して、その結果を自己診断信号として出力する自己診断装置を具備し、
少なくとも、該自己診断装置を、上記エンジン制御装置に直接接続する自己診断信号主配線と、該自己診断信号主配線から枝分かれして、上記複数の発熱体通電制御装置に接続する自己診断信号副配線とによって接続すると共に、
上記自己診断信号主配線を上記エンジン制御装置の側で、プルアップ抵抗を介して電源に接続し、
上記自己診断信号副配線を、それぞれの発熱体通電制御装置に設けたオープンコレクタ型のトランジスタのコレクタ、又は、オープンドレイン型のトランジスタのドレインに接続し、
該トランジスタのエミッタ、又は、ソースと接地との間に所定の自己診断電流を発生する定電流電源を介装して、
上記複数の自己診断装置の出力端子を並列に接続せしめ、
その出力結果に応じて、それぞれの自己診断装置に上記自己診断電流が流れたときに、それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧を検出して、検出された電圧レベルの変化によって異常の有無を判定することを特徴とする発熱体通電制御システム。 - 上記複数の発熱体通電制御装置において、それぞれの上記自己診断装置が、上記駆動信号の立下がり、又は、立上がりに同期して異常の有無を判定する自己診断を開始し、
それぞれの診断結果に応じて、上記自己診断用のトランジスタを開閉して、自己診断信号の開始を示すスタートビットから自己診断信号の終了を示すストップビットまでの間に所定のデータビットとエラービットとを含むダイアグコードを形成し、
該ダイアグコードに応じて、上記定電流電源から自己診断電流を流し、
上記エンジン制御装置において、上記自己診断電流と上記プルアップ抵抗との積によって求められる電圧を検出できる電圧を第1の閾値電圧とし、
上記プルアップ抵抗の接続された電源の電圧から、上記自己診断電流と上記プルアップ抵抗との積によって求められる電圧分だけ降下した電圧を検出できる電圧を第2の閾値電圧とし、
上記スタートビットと最初のデータビットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が、第1の閾値電圧を超えず、かつ、上記エラービットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が上記第2の閾値電圧以上の場合には、正常と判定し、
上記スタートビットと最初のデータビットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が、上記第1の閾値電圧を超えず、かつ、上記エラービットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が、上記第2の閾値を越えない場合には、動作環境異常と判定し、
上記スタートビットと最初のデータビットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が、第1の閾値電圧を超え、かつ、上記エラービットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が第2の閾値電圧を超える場合には、配線経路断線異常と判定し、
上記スタートビットと最初のデータビットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が、第1の閾値電圧を超え、かつ、上記エラービットに対応し、上記それぞれの出力端子に流れる自己診断電流によって生じる電圧降下の和に応じて上記プルアップ抵抗に発生する電圧が第2の閾値電圧以下の場合には、発熱体の異常と判定する請求項1に記載の発熱体通電制御システム。 - 上記内燃機関がディーゼル燃焼機関であり、上記発熱体が、通電により発熱すると共にその抵抗値が自己の発熱温度に応じて正の相関をもって変化するセラミック発熱体、又は、金属発熱体を含むグロープラグである請求項1又は2記載の発熱体通電制御システム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011270535A JP5810878B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 発熱体通電制御システム |
DE201210222395 DE102012222395A1 (de) | 2011-12-09 | 2012-12-06 | System zum Steuern einer Erregung eines Heizelements |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011270535A JP5810878B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 発熱体通電制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013122186A JP2013122186A (ja) | 2013-06-20 |
JP5810878B2 true JP5810878B2 (ja) | 2015-11-11 |
Family
ID=48464973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011270535A Active JP5810878B2 (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 発熱体通電制御システム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5810878B2 (ja) |
DE (1) | DE102012222395A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6725347B2 (ja) * | 2016-07-11 | 2020-07-15 | 日野自動車株式会社 | 発熱機器の状態判定装置および状態判定方法 |
CN107168283A (zh) * | 2017-05-22 | 2017-09-15 | 上海自动化仪表有限公司 | 基于模拟量输入的诊断装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005052880A1 (de) | 2005-11-07 | 2007-05-10 | Robert Bosch Gmbh | Glühstiftkerzeneinheit und System zum Betreiben einer Mehrzahl von Glühstiftkerzen |
JP4565574B2 (ja) * | 2006-07-06 | 2010-10-20 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 異常検出装置 |
JP4563360B2 (ja) | 2006-09-05 | 2010-10-13 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | グロープラグ制御装置 |
JP5430261B2 (ja) * | 2009-07-10 | 2014-02-26 | 株式会社デンソー | 通電制御システム |
JP5817214B2 (ja) * | 2010-06-10 | 2015-11-18 | 株式会社デンソー | グロープラグ通電制御システムとその制御方法 |
-
2011
- 2011-12-09 JP JP2011270535A patent/JP5810878B2/ja active Active
-
2012
- 2012-12-06 DE DE201210222395 patent/DE102012222395A1/de not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE102012222395A1 (de) | 2013-06-13 |
JP2013122186A (ja) | 2013-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN103746348B (zh) | 导线保护方法和导线保护装置 | |
JP6874125B2 (ja) | 電子制御装置 | |
EP0822418A2 (en) | Sensor diagnostic apparatus and method thereof | |
KR20160027141A (ko) | 다전압 차량 전기 시스템의 구성요소를 격리시키는 회로 모듈 | |
CN101159410A (zh) | 响应于耦合到控制电路接线端阻抗的控制电路方法和设备 | |
US11899076B2 (en) | Device for automatic detection of coupling between electronic devices | |
JP5810878B2 (ja) | 発熱体通電制御システム | |
JP5893140B2 (ja) | 動作パラメータを検出するためのセンサモジュール、センサモジュールの監視方法 | |
US20220049669A1 (en) | Load Drive Device, Engine System | |
CN101825651A (zh) | 探针卡、包括探针卡的半导体测试装置以及探针卡的熔丝检查方法 | |
JP2004157024A (ja) | 温度検出装置 | |
CN103069154A (zh) | 用于运行机动车的起动器的方法和装置 | |
CN113614550A (zh) | 用于分析耗电器中的电流的设备和具有这种设备的耗电器 | |
CN108573803B (zh) | 用于操作点火线圈的方法和点火线圈 | |
CN111433825B (zh) | 信号输出装置 | |
JP2006029158A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
CN101988439B (zh) | 内燃机控制装置 | |
JP5817214B2 (ja) | グロープラグ通電制御システムとその制御方法 | |
JP7060401B2 (ja) | 電力供給装置 | |
JP4103145B2 (ja) | 入力モジュール | |
EP1143254A1 (en) | Earth wiring diagnosis in circuit modules with multiple earth connection, particularly for electronic units on board motor vehicles | |
US9841798B2 (en) | Battery, battery controller, and method for the secured digital transmission of current measurement values | |
JP2009216565A (ja) | 半導体集積回路 | |
CN109964135A (zh) | 布线异常检测装置 | |
JP5720452B2 (ja) | 発熱体通電制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140804 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20150219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150518 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150526 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150831 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5810878 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |