JP5809659B2 - キャスター - Google Patents

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本発明は、運搬用台車、殊に重量物の移動に用いられる台車などにおいて好適に採用可能なキャスターに関する。
運搬用台車等で採用されるキャスターにおいて、台車下面への取り付けに用いられる取付基板と、この取付基板の下面で旋回自在(首振り可能)に保持される車輪枠と、この車輪枠に回転自在に保持される車輪とを有した構成とされたものがある(例えば、特許文献1等参照)。
この種のキャスターは、立体自動倉庫の無人搬送車などで用いられることもあり、従って運搬物が重量物となることもあるため、取付基板において車輪枠の旋回を支持する部分には、独自構成のベアリングを装備させることがある。ここで「独自構成のベアリング」とは、取付基板と車輪枠との間で一体的に組み立てられるものではないこと、更に言えば、転動体(ボールやコロ)と摺動する部分に焼き入れ及び研磨が施された内輪や外輪などを備えて、それら自体でベアリングを構成しているものを言う。
すなわち、取付基板や車輪枠を板金プレスにより形成させる軽量物運搬用のキャスターでは、取付基板自体及び車輪枠自体に直接、転動体用の保持溝を形成させるようにするのが一般的であるが、このような軽量物運搬用のキャスターと、重量物運搬用のキャスターとでは、それらの基本構成が異なっていると言うことができる。
重量物運搬用のキャスターにおいて、ベアリングを装備させる構造としては、車輪枠から上方へ突出する旋回軸を設けて、この旋回軸にベアリングを串刺し状に外嵌させると共に、取付基板に円形凹部状に設けたハウジング部を設けて、このハウジング部にベアリングの外周面を嵌め込ませるものを例示できる(前記特許文献1)。
なお、このようなベアリングの装備構造において、ベアリングの内径と旋回軸の外径との嵌め合い公差、及びベアリングの外径とハウジング部の内径との嵌め合い公差は、少なくとも一方、好ましくは両方をしまりばめの関係とするのが機械設計の常識となっている。また、このようにしまりばめの関係でベアリングを組み付ける際には、ベアリングをその回転軸心と平行させつつ圧入する作業に高精度を要求されるため、高圧、高精度を発揮できる大型の装置や特殊器具が必要であることも、当業界での常識事項となっている。
特開2004−34911号公報
前記したように、重量物運搬用のキャスターを組み立てるには、ベアリングを圧入させるために高圧、高精度を発揮できる大型の装置や特殊器具が必要であって、面倒であると共に大掛かりとなる問題があった。また、高精度を維持させるためには作業自体に慎重さが要求されるため、製作が低能率となり、製作コストが高コストになるなどの問題もあった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、取付基板に対して車輪枠を旋回させる部分でベアリングを用いるキャスターにおいて、製作(殊に組み立て)が容易且つ高能率で行えるものでありながら高精度の組み上がりを実現でき、それでいて製作コストの低コスト化も可能になるキャスターを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明は次の手段を講じた。
即ち、本発明に係るキャスターは、取付基板と、この取付基板の下部で旋回自在に保持される車輪枠と、この車輪枠に回転自在に保持される車輪とを有し、前記取付基板又は前記車輪枠の一方には旋回用のベアリングを外嵌保持する同軸中空構造の筒形ボスが他方へ向けて突出して設けられ、同他方には前記筒形ボスで保持された前記ベアリングの外周部
を内嵌保持するハウジング部が形成されており、前記筒形ボス内の中空部には前記取付基板と前記車輪枠とを結合する結合ボルトが挿入可能とされており、前記筒形ボスが非焼き入れ素材で形成されているのに対して前記結合ボルトは少なくとも前記中空部を通る軸部が焼き入れ素材で形成されており、前記結合ボルトの軸部外径と前記筒形ボスの中空部内径とがしまりばめの嵌め合い公差とされていることにより前記結合ボルトの圧入で前記筒形ボス外周面を前記ベアリング内周面に圧接可能としてあることを特徴とする。
ここにおいて「しまりばめ」は、筒形ボスの中空部内径よりも結合ボルトの軸部外径が大きいことを言う。
前記筒形ボスの外径に対して前記ベアリングの内径が非圧入の嵌め合い公差に設定されたものとするのが好適である。
ここにおいて「非圧入の嵌め合い公差」は、「ゆるみばめ(或いは隙間嵌め)」だけでなく「中間ばめ」などをも含めて言うものとおく。すなわち、筒形ボスの外径に対してベアリングの内径が大きい場合や両者が同じ場合、更には、仮に筒形ボスの外径に対してベアリングの内径が小さいとしても筒形ボスにベアリングを外嵌させることが、容易、或いは比較的容易に行えるような寸法関係にある場合を含んで言うものとする。
前記取付基板及び車輪枠は炭素鋼を素材とする鍛造製とするのが好適である。
本発明に係るキャスターでは、取付基板に対して車輪枠を旋回させる部分でベアリングを用いるキャスターにおいて、製作(殊に組み立て)が容易且つ高能率で行えるものでありながら高精度の組み上がりを実現でき、それでいて製作コストの低コスト化が可能になる。
本発明に係るキャスターの第1実施形態を示した一部破砕側面図である。 図1のA−A線矢視図(平面図)である。 図1のB−B線矢視図(正面図)である。 結合ボルトを示したものであって(a)は側面図であり(b)はボルト頭部側から見た底面図である。 結合ボルトの締結状況を示したもので(a)はナットを螺合した状況と当該図中のX部拡大図であり(b)はナット締結後に抜け止め処理を施した状況と当該図中のY部拡大図である。 本発明に係るキャスターの第2実施形態を示した一部破砕側面図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
図1乃至図5は本発明に係るキャスター1の第1実施形態を示している。このキャスター1は、取付基板2と、この取付基板2の下部に設けられる車輪枠3と、この車輪枠3に回転自在に保持される車輪4とを有している。取付基板2と車輪枠3との上下間には旋回用のベアリング5が組み込まれていると共に、このベアリング5の中心位置には、これら取付基板2と車輪枠3とを鉛直方向で連結する結合ボルト7が設けられた構造となっている。
なお、本第1実施形態においてベアリング5には、主ベアリング5Aと、この主ベアリング5Aの外径よりも径大な副ベアリング5Bとの2個が同軸で、且つ上下方向にレベル差を生じさせて配置されたものとしている。主ベアリング5Aにはラジアルベアリングを用いてあり、副ベアリング5Bにはスラストベアリングを用いてある。このようなことから、このキャスター1は、取付基板2の下部で車輪枠3が円滑且つブレのない安定した旋回(首振り)をするようになっている。
取付基板2は、炭素鋼(S45C等)から鍛造で原形を製作し、その後、機械加工したものである。鍛造過程を経ていることから、結晶の微細化と共に鍛流線の連続性を確保して重量物の運搬に適した高強度が得られるようになっている。この取付基板2には、下方、すなわち、車輪枠3へ向けて突出する同軸中空構造(外周面の中心と内周面の中心とが一致した配置)の筒形ボス10が設けられている。この筒形ボス10の外周部は、前記し
た主ベアリング5Aを外嵌状態にして位置決めするための下位ベアリング受部とされている。
またこの取付基板2には、前記した下位ベアリング受部よりも上側、すなわち、筒形ボス10の根本側となる部分に、下位ベアリング受部と同心円の位置関係を有した円形台部11が設けられている。この円形台部11の外周部は、前記した副ベアリング5Bを外嵌状態にして位置決めするための上位ベアリング受部とされている。
筒形ボス10内に設けられた中空部12は、筒形ボス10(取付基板2の全体として)を上下方向に貫通した円形孔として形成されている。また、円形台部11の内部には、取付基板2の上面側で円形に開口する凹部13が形成されている。
これに対し、車輪枠3は、旋回板15と、この旋回板15の下部で車輪4の左右両側を挟持する配置で垂設された左右一対のフォーク体16,16とを有して、門型に形成されている。これら旋回板15やフォーク体16,16についても、取付基板2の場合と同じく、重量物の運搬に適した高強度を得るために炭素鋼(S45C等)から鍛造で原形を製作し、その後、機械加工したものとするのが好適である。また、旋回板15とフォーク体16,16との結合は溶接により行うのが好適とされる。
旋回板15には、その上下方向に貫通する円形開口のハウジング部17が形成されており、車輪枠3を取付基板2と組み合わせたときには、このハウジング部17内へ取付基板2の筒形ボス10が貫通するようになっている。このハウジング部17の内周部は、筒形ボス10の外周部(下位ベアリング受部)に対して外嵌された主ベアリング5Aを保持するための下位ベアリング受部とされている。また、旋回板15には、その上面部で円環状に突出する周リブ18が形成されている。この周リブ18の内周部は、円形台部11の外周部(上位ベアリング受部)に対して外嵌された副ベアリング5Bを保持するための上位ベアリング受部とされている。
これらのことから明らかなように、筒形ボス10及び円形台部11の各外周面と、筒形ボス10内の中空部12と、筒形ボス10に外嵌される主ベアリング5A用のハウジング部17と、更には円形台部11に外嵌される副ベアリング5B用の周リブ18とは、全てが同軸(同心円)の配置関係とされたものである。
左右の両フォーク体16,16は、旋回板15から斜め下方へ突出するように傾斜して取り付けられており、それらの突出端側(下端側)に、車輪4の車軸を両端支持する軸止め部20が設けられている。フォーク体16,16が傾斜して取り付けられていることで、軸止め部20は旋回板15におけるハウジング部17等の中心から外れた位置を横切る配置となっている。
それ故、車輪枠3がハウジング部17等の中心を旋回軸心として旋回するとき、車輪4の上周部において最も高くなる位置(接地位置に対する鉛直上の外周面)は、ハウジング部17の中心から離れた径方向距離を半径として旋回(円周移動)するようになる。そのため、ハウジング部17内(筒形ボス10の中空部12)へ差し込む結合ボルト7に対し、車輪4が位置的な干渉を起こすことが防止される。
結合ボルト7(図4参照)は、そのボルト頭部7aが下になるようにして筒形ボス10の中空部12に挿入される。そして、筒形ボス10の中空部12を突き抜けたボルト端部7b(上端部)に対してナット23を螺合させるようにする。なお、結合ボルト7は、ボルト端部7bが取付基板2の上面から突出しない長さで形成されている。また、ナット23は、取付基板2に設けられた凹部13内に収容されて取付基板2の上面から突出しないようになっている。
結合ボルト7に対してナット23を締め込むことで、結合ボルト7のボルト頭部7aが主ベアリング5Aの内輪部を押し上げるようになり、主ベアリング5Aは筒形ボス10に対して上下動不能の状態に拘束される。また、旋回板15のハウジング部17は主ベアリング5Aの外輪部に上から係合するようになっており、この主ベアリング5Aを支えとして旋回板15が下方へ脱出することはない。更に、円形台部11のまわりの上部天井面(取付基板2の下面)と旋回板15との上下間で副ベアリング5Bが挟持されるようになっていることで、筒形ボス10と旋回板15との相対的な上下軸移動は完全に阻止されてい
る。このように、結合ボルト7は、ナット23との螺合により取付基板2と車輪枠3とを結合するための作用を奏していることになる。
前記したように、車輪4は、その上周部において最も高くなる位置が、ハウジング部17の中心から離れた径方向距離を半径として旋回(円周移動)するようになっているので、ハウジング部17内(筒形ボス10の中空部12)へ差し込んだ結合ボルト7のボルト頭部7aと車輪4とが接触することは防止される。結合ボルト7のボルト頭部7aは、可及的に薄く形成させて車輪4との接触防止効果を確実、且つ高めるようにすることが推奨される。
このような結合ボルト7と筒形ボス10との挿入関係において、結合ボルト7における軸部7cの外径と筒形ボス10における中空部12の内径との嵌め合い公差は、「しまりばめ」と呼ばれる圧入を要する寸法に形成しておく。また、筒形ボス10は非焼き入れ素材で形成され、結合ボルト7は少なくとも中空部12を貫通する軸部7cが焼き入れ素材で形成されたものとしておく。
このようにすることで、筒形ボス10の中空部12に対して結合ボルト7を圧入すると、結合ボルト7の外周面が中空部12の内周面に圧接するので、焼き入れしていない筒形ボス10は、中空部12が全周的に押し広げられるようになる。これにより、筒形ボス10の外周面は径方向外方へ膨らむ(拡径する)ようになる。
従って、予め、筒形ボス10に主ベアリング5Aを外嵌させてから結合ボルト7の圧入を行えば、筒形ボス10の外周面が主ベアリング5Aの内周面に対して全周的に圧接する状況を簡単につくりだすことができる。
結合ボルト7を筒形ボス10の中空部12へ圧入する作業は、結合ボルト7をハンマーなどで打ち込むといった簡易な作業で実施できるものである。なぜなら、筒形ボス10の中空部12はその筒軸方向にわたってある程度の長さ(少なくとも結合ボルト7の直径よりも長い寸法)を確保したものであり、それ故、この中空部12の内周面が結合ボルト7の圧入方向を筒軸に沿わすようなガイド作用を奏するものとなるからである。従って、結合ボルト7の圧入に際して、殊更、高圧、高精度を発揮できる大型の装置や特殊器具を必要とするものではない。
このように、結合ボルト7の圧入により、筒形ボス10の外周面が主ベアリング5Aの内周面に対して全周的に圧接するようになるので、筒形ボス10に対して主ベアリング5Aのガタツキは皆無とされ、円滑で安定した回転が実現できるという利点が得られるものである。
加えて、筒形ボス10の中空部12へ結合ボルト7を圧入することをもって筒形ボス10に対する主ベアリング5Aの嵌め合い関係を確立できるので、中空部12に結合ボルト7を圧入する前の段階では、筒形ボス10の外径に対し、主ベアリング5Aの内径を非圧入の嵌め合い公差(「ゆるみばめ」や「中間ばめ」など)に設定しておくことができるものである。これにより、筒形ボス10に対して主ベアリング5Aを外嵌させる作業が極めて簡単に行えるようになる、という画期的効果が得られるものである。
なお、本第1実施形態では、図5(a)に示すように、結合ボルト7のボルト端部7bに対し、先端面にすり鉢状の凹み27を形成させてある。この凹み27を形成することで、ボルト端部7bは先端に近づけば近づくほど、また外周部に近づけば近づくほど、肉厚(ボリュウム)が小さく、尖るような形状となっている。そのため、結合ボルト7のボルト端部7bにナット23を螺合して締め付けた後、ナット23から突き出すようになるボルト端部7bを径方向外方へ向けて折り曲げ、又は潰すようにすることが可能となる。
このように結合ボルト7のボルト端部7b(先端外周部)に、径方向外方へ向けた折り曲げ、又は潰しを生じさせることで、ナット23との係合関係を生起させ、ナット23の緩み止め効果、ひいてはナット23の抜止効果を得られるものとなっている。
なお、このような緩み止め効果を生起させた後であっても、工具等により、ナット23を意欲的且つ強制的に緩め方向へ回転させれば、ボルト端部7bの径方向外方へ向けた折り曲げ、又は潰しを生じさせた部分は、径方向内方へすぼめるように再度変形させることができる。従って、メンテナンス時など、必要に応じてナット23を外すことは可能とな
っている。
図6は、本発明に係るキャスター1の第2実施形態を示している。この第2実施形態のキャスター1が第1実施形態と最も異なるところは、車輪枠3の旋回板15に対し、上方、すなわち、取付基板2へ向けて突出する同軸中空構造の筒形ボス10が設けられ、これに対して取付基板2に、その上下方向に貫通する円形開口のハウジング部17が形成されている点にある。当然に、車輪枠3を取付基板2と組み合わせたときには、取付基板2のハウジング部17内へ、車輪枠3の筒形ボス10が貫通するようになっている。
すなわち、本第2実施形態は、取付基板2と車輪枠3との間で、筒形ボス10とハウジング部17との振り分け関係が第1実施形態とは逆になっている。
なお、本第2実施形態では、取付基板2においてその上面側で円形に開口する凹部13をハウジング17と同径にして兼用させているなど、細部の違いはあるものの、その他の構成や作用効果などは第1実施形態と略同様である。
ところで、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施の形態に応じて適宜変更可能である。
例えば、本発明に係るキャスター1は、重量物運搬用として採用することが限定されるものではない。従って、軽量物の運搬などで採用する場合であれば、殊更、炭素鋼製とすることや鍛造過程を経て製造することが限定されるものではない。
結合ボルト7は、そのボルト頭部7aが上になるようにして筒形ボス10の中空部12に挿入してもよい。この場合、結合ボルト7のボルト頭部7aは、取付基板2の凹部13内に収容され、筒形ボス10の中空部12を突き抜けたボルト端部7b(下端部)に対してナット23を螺合させることになる。従って、ナット23としては、肉厚(軸方向高さ)を薄く形成させることが推奨される。
ベアリング5は、主ベアリング5Aのみを備えるものとしてもよい。或いは、主ベアリング5A及び副ベアリング5B以外にも、別のベアリングを備えるものとしてもよい。また、主ベアリング5Aとしてラジアルベアリングの他、スラストベアリングやアンギュラベアリングなどを用いることや、副ベアリング5Bとしてスラストベアリングの他、ラジアルベアリングやアンギュラベアリングなどを用いることも可能である。
1 キャスター
2 取付基板
3 車輪枠
4 車輪
5 ベアリング
5A 主ベアリング
5B 副ベアリング
7 結合ボルト
7a ボルト頭部
7b ボルト端部
7c 軸部
10 筒形ボス
11 円形台部
12 中空部
13 凹部
15 旋回板
16 フォーク体
17 ハウジング部
18 周リブ
20 軸止め部
23 ナット
27 凹み

Claims (3)

  1. 取付基板と、この取付基板の下部で旋回自在に保持される車輪枠と、この車輪枠に回転自在に保持される車輪とを有し、
    前記取付基板又は前記車輪枠の一方には旋回用のベアリングを外嵌保持する同軸中空構造の筒形ボスが他方へ向けて突出して設けられ、
    同他方には前記筒形ボスで保持された前記ベアリングの外周部を内嵌保持するハウジング部が形成されており、
    前記筒形ボス内の中空部には前記取付基板と前記車輪枠とを結合する結合ボルトが挿入可能とされており、
    前記筒形ボスが非焼き入れ素材で形成されているのに対して前記結合ボルトは少なくとも前記中空部を通る軸部が焼き入れ素材で形成されており、
    前記結合ボルトの軸部外径と前記筒形ボスの中空部内径とがしまりばめの嵌め合い公差とされていることにより前記結合ボルトの圧入で前記筒形ボス外周面を前記ベアリング内周面に圧接可能としてあることを特徴とするキャスター。
  2. 前記筒形ボスの外径に対して前記ベアリングの内径が非圧入の嵌め合い公差に設定されていることを特徴とする請求項1記載のキャスター。
  3. 前記取付基板及び車輪枠は炭素鋼を素材とする鍛造製とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のキャスター。
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