JP5808579B2 - ポイント管理システム、ポイント管理方法及びポイント管理プログラム - Google Patents

ポイント管理システム、ポイント管理方法及びポイント管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、荷物の配送状況に応じて付与されるポイントの管理を行なうポイント管理システム、ポイント管理方法及びポイント管理プログラムに関する。
従来から、配送サービスの利用促進のために、利用者にポイントを付与するポイント制度が検討されている(例えば、特許文献1参照)。この文献では、配送サーバは、配達完了メールを受信すると、配送依頼の内容に応じたポイントを算出し、依頼を受信した時点で受取人の携帯電話にデータを送信し、配送依頼の内容に応じて受取人にポイントを付与する。
特開2006−260226号公報(第1頁、図3)
特許文献1に記載された技術においては、配達完了時に自動的にポイントを付与する。この場合、配達管理とポイント管理とを常に連携させる必要があり、システム負荷が大きい。そこで、依頼人や受取人がポイント管理サーバにアクセスしたときのみ、ポイントを付与する仕組みも考えられる。この場合、依頼人や受取人の申請により、ポイントを付与するため、ポイントの不正取得を防止する必要がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、配送の依頼人及び受取人に対して利用促進のツールとして、効率的にポイントを付与するとともに、的確な管理を行なうためのポイント管理システム、ポイント管理方法及びポイント管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、会員のポイントを管理する制御手段とを備えたポイント管理システムであって、前記制御手段が、前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段と、前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する手段と、前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段と、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員
識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段とを備えたことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理する方法であって、前記制御手段が、前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する段階と、前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する段階と、前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する段階と、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理段階とを実行するこ
とを要旨とする。
請求項に記載の発明は、配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理するプログラムであって、前記制御手段を、前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段、前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する手段、前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段として機能させることを要旨とする。
(作用)
本発明によれば、制御手段が、クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定し、クライアント端末から、荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する。制御手段が、追跡識別子についての配送状況情報を配送管理データベースから取得する。制御手段が、配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを会員データベースに記録し、配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを会員データベースに記録する。これにより、依頼人に対しては、配送依頼後からポイントを付与することができ、受取人に対しては、荷物を受け取った後にポイントを付与することができる。従って、依頼人や受取人に対してポイント(特典)を付与することにより、利用促進を図ることができるとともに、ポイント管理システムにアクセスするタイミングに応じて依頼人及び受取人に対して効率的にポイントを付与することができる。
本発明によれば、配送の依頼人及び受取人に対して利用促進のツールとして、効率的にポイントを付与するとともに、的確な管理を行なうことができる。
実施形態における配送管理システムの概略構成図。 実施形態の各データベースに記憶されたデータの構成図であり、(a)は会員情報データベース、(b)は配送管理データベース。 第1実施形態のポイント付与処理の処理手順を説明する説明図。 第2実施形態のポイント付与処理の処理手順を説明する説明図。 第3実施形態のポイント付与処理の処理手順を説明する説明図。 第4実施形態のポイント付与処理の処理手順を説明する説明図。 第5実施形態のポイント付与処理における連続利用によるボーナスポイント付与処理の処理手順を説明する説明図。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態では、荷物の配送に対して利用者(配送依頼人や受取人)に付与するポイントを管理するポイント管理システムとして説明する。本実施形態におけるポイント管理システムは、荷物の配送を依頼した会員、又は荷物を受け取った会員がアクセスしてきた場合にポイントを付与する。
図1に示すように、ポイント管理システムとしてのポイント管理サーバ20は、インターネットを介して、複数のクライアント端末11に接続されている。クライアント端末11は、ポイントサービスの利用者が利用するコンピュータ端末である。本実施形態では、クライアント端末11は、荷物の配達依頼を行なった依頼人が利用する依頼人端末や、配送された荷物を受け取った受取人が利用する受取人端末として機能する。クライアント端末11は、ディスプレイ等の表示手段、キーボードやポインティングデバイス等の入力手段及び配送ラベルを印刷するためのプリンタ手段が接続されている。
ポイント管理サーバ20は、ポイントが付与された会員のポイント情報を管理する。このポイント管理サーバ20は、制御部21及び会員情報データベース22を備える。制御部21は、制御手段として機能し、図示しないCPU、RAM及びROM等を有して、後述する処理(端末通信段階、会員登録段階、会員認証段階及び、ポイント処理段階等を含む処理)を行なう。そして、このためのポイント管理プログラムを実行することにより、制御部21は、端末通信手段211、会員登録手段212、会員認証手段213及びポイント処理手段214等として機能する。
端末通信手段211は、クライアント端末11とインターネットを介してデータの送受信を実行する。
会員登録手段212は、端末通信手段211を介して取得した会員登録依頼に応じて会員登録処理を実行する。
会員認証手段213は、端末通信手段211を介して取得した会員番号に応じて会員認証処理を実行する。
ポイント処理手段214は、ポイント付与手段として機能し、利用者(荷物の配送の依頼人、又はその荷物の受取人)に対してポイントを付与する処理を行なう。このため、ポイント処理手段214は、ポイント数決定テーブルを記憶している。このポイント数決定テーブルは、利用者に対して付与するポイント数を決定するためのデータが記録されている。具体的には、ポイント付与対象者(依頼人又は受取人)及びポイント種別(通常ポイント又はボーナスポイント)に関連付けて、付与するポイント数が記録されている。
会員情報データベース22には、図2(a)に示すように、ポイントサービスを利用する会員についての会員管理レコード220が記憶されている。会員管理レコード220は、クライアント端末11から登録依頼を受信した場合に記録される。会員管理レコード220には、会員番号、氏名、住所、メールアドレス、パスワード、保有ポイント数、ポイント対象追跡番号に関するデータが含まれる。
会員番号データ領域には、各会員を特定するための会員識別子(会員番号)に関するデータが記録される。
氏名データ領域、住所データ領域、メールアドレスデータ領域には、この会員の氏名、住所、メールアドレスに関するデータが記録される。
パスワードデータ領域には、会員を認証するために用いるパスワードに関するデータが記録される。
保有ポイント数データ領域には、この会員が現在、保有しているポイント数に関するデータが記録される。
ポイント対象追跡番号データ領域には、ポイントを付与した荷物配送を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、この識別子として、利用者が配送依頼した荷物又は受け取った荷物の配送状況を管理するための追跡番号を用いる。
図1に示すポイント管理サーバ20は、ネットワークを介して、配送管理システム30に接続されている。この配送管理システム30は、荷物の配送状況を管理する。この配送管理システム30は、配送管理データベース32を備えている。配送管理システム30は、クライアント端末11からの追跡番号要求を受信し、これに応じて配送管理データベース32に記録されていない追跡番号を付与して、クライアント端末11に送信する。また、配送管理システム30は、クライアント端末11やポイント管理サーバ20からの配送状況の照会要求に応じて、配送管理データベース32に記録したデータを抽出して、その荷物の配送状況に関する情報を送信する。
更に、配送管理システム30は、図示しない各取扱拠点に設置された配送管理端末に接続されている。配送管理システム30は、配送管理端末から、取扱拠点識別子と、取扱拠点において読み取られた荷物の追跡番号とを受信すると、このときの日時を含めて配送管理データベース32に登録する。
配送管理データベース32には、図2(b)に示すように、荷物の配送を管理するための配送管理レコード320が記憶されている。配送管理レコード320は、荷物の配送依頼を受け付けた場合に記録される。本実施形態では、配送管理システム30は、クライアント端末11から配送依頼を受信した場合や、配送を依頼された荷物の情報を取得した場合に配送依頼を受け付ける。この配送管理レコード320には、追跡番号、依頼人情報、受取人情報、配送状況、拠点識別子、ステータス登録日時に関するデータが含まれる。
追跡番号データ領域には、各荷物を特定するための追跡識別子(追跡番号)に関するデータが記録される。この追跡番号を用いて荷物の配送状況を追跡することができる。
依頼人情報データ領域には、この荷物の配送を依頼した依頼人に関するデータが記録される。この依頼人情報データ領域には、依頼人の住所、氏名、郵便番号等に関するデータが記録される。更に、この荷物の配送依頼時に依頼人が会員であり、会員番号を取得できた場合には、会員番号に関するデータも記録される。
受取人情報データ領域には、この荷物を受け取る受取人に関するデータが記録される。この受取人情報データ領域には、受取人の住所、氏名、郵便番号等に関するデータが記録される。更に、この荷物の配送依頼時に受取人が会員であり、会員番号を取得できた場合には、会員番号に関するデータも記録される。
配送状況データ領域には、この配送物の状況に関するデータが記録される。具体的には、ステータスを登録した取扱拠点識別子に対して、「発送予定」、「引受」、「通過」、「到着」、「配達中」又は「配達完了」等の配送状況(ステータス)が記録される。ステータス「発送予定」は、クライアント端末11からの配送依頼を受け付けた状態を示す。ステータス「引受」は、配送物が集荷されて発送された状態を示す。ステータス「通過」は、荷物を集荷した取扱拠点(発送拠点)から配達する取扱拠点(配達拠点)までの間に、荷物が経由する取扱拠点を通過した状態を示す。ステータス「到着」は、荷物が配達拠点に到着した状態、ステータス「配達中」は、配達拠点から荷物が持ち出されて配達中である状態、ステータス「配達完了」は、配達が完了した状態を示す。
拠点識別子データ領域には、各取扱拠点を特定するための識別子に関するデータが記録される。
ステータス登録日時データ領域には、各取扱拠点の配送管理端末から、追跡番号を取得した年月日及び時刻に関するデータが記録される。
次に、以上のように構成されたシステムを用いた処理について説明する。ここで、ポイントサービスを利用するためには、利用者(依頼人又は受取人)は、会員登録を行なう。そこで、まず、会員登録処理について説明する。
(会員登録処理)
まず、利用者(依頼人又は受取人)は、クライアント端末11を用いてポイント管理サーバ20にアクセスする。この場合、ポイント管理サーバ20の制御部21は、クライアント端末11にトップ画面データを送信し、トップ画面をディスプレイに表示する。このトップ画面には、利用者の会員番号及びパスワードを入力する入力欄と、ログイン実行ボタンと、会員登録を実行する会員登録ボタンとが含まれている。
ここで、会員登録ボタンが選択された場合、クライアント端末11は、ポイント管理サーバ20の制御部21から会員登録画面データを取得して、会員登録画面をディスプレイに表示する。この会員登録画面には、利用者の情報(氏名、住所、メールアドレス、パスワード)をそれぞれ入力する入力欄と登録ボタンとが含まれている。
そして、会員登録画面において情報が入力されて登録ボタンが選択された場合、クライアント端末11は、会員登録依頼をポイント管理サーバ20に送信する。この会員登録依頼には、会員登録画面に入力された利用者の情報が含まれる。
ポイント管理サーバ20の制御部21は、会員記録処理を実行する。具体的には、制御部21の会員登録手段212は、会員番号を付与し、この会員番号を含む会員管理レコード220を生成して、会員情報データベース22に記録する。更に、会員登録手段212は、この会員管理レコード220に、取得した会員登録依頼に含まれる利用者の情報を記録し、保有ポイント数として「0」を記録する。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、会員番号を含めた登録完了画面データをクライアント端末11に送信し、ディスプレイに登録完了画面を表示する。利用者(依頼人又は受取人)は、この登録完了画面を閲覧することにより自分の会員番号を把握する。
(荷物の配送処理)
次に、荷物を配送するときの処理について説明する。ここでは、依頼人はクライアント端末11を用いて配送依頼を行なった上で荷物を発送する場合について説明する。
クライアント端末11は、配送管理システム30に対して、依頼人情報及び受取人情報を含む配送依頼を送信する。この場合、配送管理システム30は、配送依頼を受信すると、追跡番号を付与し、この追跡番号と、依頼人情報と、受取人情報とを含む配送管理レコード320を生成して、配送管理データベース32に記録する。更に、配送管理システム30は、配送状況のステータス「発送予定」と、現在日時とを、この配送管理レコード320に記録する。そして、配送管理システム30は、クライアント端末11に、追跡番号、依頼人情報、受取人情報を含む配送ラベル印刷データを送信する。クライアント端末11は、配送ラベル印刷データをプリンタ手段に送信して、配送ラベルを印刷する。依頼人は、印刷された配送ラベルを荷物に貼付して集荷してもらうことにより、荷物を発送する。
そして、荷物が集荷された場合に、配送管理システム30は、発送拠点の配送管理端末から、荷物に貼付されている配送ラベルの追跡番号と、拠点識別子、ステータス「引受」を取得する。配送管理システム30は、この追跡番号を含む配送管理レコード320を配送管理データベース32において検索する。配送管理システム30は、抽出した配送管理レコード320に、ステータス「引受」と現在時刻とを記録する。
そして、荷物は、発送拠点から受取人の住所の配達を管轄する取扱拠点(配達拠点)に配送され、配達拠点から受取人へと配送される。この場合、荷物のステータスが変更される度に、配送管理システム30は、各取扱拠点の配送管理端末から、配送ラベルの追跡番号、拠点識別子、ステータスを取得し、この追跡番号の配送管理レコード320を配送管理データベース32において特定し、この配送管理レコード320に、拠点識別子、ステータス及び現在時刻を記録する。
そして、配達が完了した場合には、配送管理システム30は、各取扱拠点の配送管理端末から、追跡番号、拠点識別子、ステータス「配達完了」を取得し、この追跡番号の配送管理レコード320を配送管理データベース32において特定し、この配送管理レコード320に、拠点識別子、ステータス「配達完了」及び現在時刻を記録する。
(ポイント付与処理)
次に、本実施形態のポイント付与処理について、図3を用いて説明する。本実施形態では、配達受付時には既に依頼人が会員登録をしている場合を想定する。この場合には、配送管理レコード320の依頼人情報には、依頼人の会員番号が記録されている。ポイントを取得する場合、利用者(依頼人又は受取人)は、クライアント端末11を用いて、ポイント管理サーバ20にアクセスする。
ポイント付与処理において、まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、会員番号の取得処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、制御部21の端末通信手段211は、クライアント端末11からのアクセスを受信すると、トップ画面データをクライアント端末11に送信し、ディスプレイにトップ画面を表示する。
ここで、利用者は、自分の会員番号及びパスワードを入力欄に入力し、ログイン実行ボタンを選択する。クライアント端末11は、ログイン実行ボタンの選択を検知すると、トップ画面の入力欄に入力された会員番号及びパスワードをポイント管理サーバ20に送信する。
ポイント管理サーバ20の制御部21は、会員認証処理を実行する(ステップS1−2)。具体的には、制御部21の会員認証手段213は、端末通信手段211を介して取得した会員番号及びパスワードを含む会員管理レコード220を会員情報データベース22において検索する。ここで、該当する会員管理レコード220を抽出できなかった場合には、会員認証手段213は、端末通信手段211を介してクライアント端末11に、会員番号又はパスワードが違っている旨のメッセージを送信する。
一方、取得した会員番号及びパスワードを含む会員管理レコード220を抽出した場合には、制御部21の会員認証手段213は、ログイン者を特定し、認証完了を端末通信手段211に送信する。
次に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号の取得処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の端末通信手段211は、追跡番号入力画面データをクライアント端末11に送信し、ディスプレイに追跡番号入力画面を表示する。この追跡番号入力画面には、ポイントを付与する対象の配送を特定するための追跡番号を入力する入力欄と送信ボタンとが含まれる。
利用者は、追跡番号入力画面の入力欄に、ポイントを付与する対象の配送の追跡番号を入力し、送信ボタンを選択する。クライアント端末11は、送信ボタンが選択されたことを検知した場合には、入力欄に入力された追跡番号をポイント管理サーバ20に送信する。これにより、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号を取得する。
次に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS1−4)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、端末通信手段211を介して、荷物の配送状況を配送管理システム30に照会依頼を送信する。この場合、ポイント処理手段214は、取得した追跡番号を照会依頼に含める。
この照会に応じて配送管理システム30は、照会依頼に含まれた追跡番号が記録された配送管理レコード320を配送管理データベース32において検索する。そして、配送管理システム30は、該当する配送管理レコード320を抽出できない場合には、記録がない旨のメッセージをポイント管理サーバ20に送信する。また、配送管理システム30は、該当する配送管理レコード320を抽出した場合には、その配送管理レコード320の配送状況及びステータス登録日時をポイント管理サーバ20に送信する。この場合、配送管理システム30は、抽出した配送管理レコード320の依頼人情報に会員番号が含まれている場合には、依頼人情報として、依頼人の会員番号をポイント管理サーバ20に送信する。
ポイント管理サーバ20のポイント処理手段214は、受信した配送状況に、ステータス「引受」が含まれている場合には、荷物が発送済であると判定する。また、制御部21は、記録がない旨のメッセージを受信した場合、又は、取得した配送状況にステータス「引受」が含まれていない場合には、荷物が未発送であると判定する。
ここで、未発送であると判定した場合(ステップS1−4において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、端末通信手段211を介して、クライアント端末11に、ポイント付与ができない旨のエラーメッセージデータを送信し、ディスプレイにエラーメッセージを表示する。
一方、発送済であると判定した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ログイン者が依頼人か否かの判定処理を実行する(ステップS1−6)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、配送管理システム30から、依頼人の会員番号を取得したか否かを判定する。本実施形態では、ポイント処理手段214は、配送管理システム30から、依頼人の会員番号を取得した場合には、この会員番号と、S1−1においてクライアント端末11から取得した会員番号とが一致しているか否かを判定する。ここで、一致している場合には、ポイント処理手段214は、ログイン者は依頼人と判定する。また、ポイント処理手段214は、配送管理システム30から、依頼人の会員番号を取得しなかった場合、又は、会員番号が一致しなかった場合には、依頼人でないと判定する。
ここで、依頼人と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与済か否かの判定処理を実行する(ステップS1−7)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この追跡番号が記録された会員管理レコード220を会員情報データベース22において検索する。ここで、ポイント処理手段214は、該当する会員管理レコード220を抽出しない場合には、まだポイントを付与していないと判定する。
一方、会員管理レコード220を抽出した場合には、ポイント処理手段214は、この会員管理レコード220の会員番号が、会員認証を行なった会員の会員番号と一致しているか否かを判定する。ここで、ポイント処理手段214は、会員番号が一定している場合には、ポイント付与済と判定し、会員番号が一致していない場合には、まだポイントを付与していない(ポイント付与済でない)と判定する。
ここで、ポイント付与済と判定した場合(ステップS1−7において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−5と同様に、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−8)。
一方、ポイント付与済でないと判定した場合(ステップS1−7において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−9)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、依頼人に付与する通常ポイントのポイント数をポイント数決定テーブルにおいて特定する。また、ポイント処理手段214は、依頼人の会員番号が記録された会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数に、特定した付与ポイント数を加算した値を算出する。ポイント処理手段214は、算出した値を、この会員管理レコード220の保有ポイント数データ領域に記録する。これにより、会員の保有ポイント数が更新される。更に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、この追跡番号を、この会員管理レコード220のポイント対象追跡番号データ領域に記録する。
一方、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS1−6において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、配達が完了しているか否かの判定処理を実行する(ステップS1−10)。具体的には、制御部21の端末通信手段211は、配送管理システム30から取得した配送状況に、ステータス「配達完了」が含まれている場合には、配達が完了していると判定する。
ここで、取得した配送状況にステータス「配達完了」が含まれていないため、配達が完了していないと判定した場合(ステップS1−10において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−5)。
一方、配達が完了していると判定した場合(ステップS1−10において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−7と同様に、ポイント付与済か否かの判定処理を実行する(ステップS1−11)。
ここで、ポイント付与済と判定した場合(ステップS1−11において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−5)。
一方、ポイント付与済でないと判定した場合(ステップS1−11において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−12)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、受取人に付与する通常ポイントのポイント数をポイント数決定テーブルから特定する。また、ポイント処理手段214は、受取人の会員番号が記録された会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数に、特定したポイント数を加算した値を算出し、この会員管理レコード220の保有ポイント数データ領域に記録する。これにより、会員の保有ポイント数が更新される。更に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、この追跡番号を、この会員管理レコード220のポイント対象追跡番号データ領域に記録する。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−13)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、メッセージ画面データを生成して、端末通信手段211を介して、クライアント端末11に送信する。この場合、ポイント処理手段214は、メッセージ画面データに、ポイントを付与した旨と、ステップS1−9又はS1−12において特定したポイント数と、更新した保有ポイント数とを含める。そして、クライアント端末11は、受信したメッセージ画面データに基づいて、メッセージ画面をディスプレイに表示する。
本実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が発送済であって、ログイン者が依頼人と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−9)。また、制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が配達完了であって、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS1−10において「YES」の場合)、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−12)。これにより、依頼人に対しては、配送依頼後からポイントを付与することができ、受取人に対しては、荷物を受け取った後にポイントを付与することができる。従って、依頼人や受取人に対してポイント(特典)を付与することにより、利用促進を図ることができるとともに、ポイント管理サーバ20にアクセスするタイミングに応じて依頼人及び受取人に対して効率的にポイントを付与することができる。また、ポイント管理サーバ20は、追跡番号に関連付けられた依頼人の会員識別子を取得するので、依頼人以外の会員に対して、依頼人に対するポイント付与を抑制できる。
(2)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、まだ荷物が発送済でない場合、ポイント付与済であった場合(ステップS1−4において「NO」、S1−7,S1−11において「YES」の場合)にも、エラーメッセージ処理を実行する(ステップS1−5,S1−8)。これにより、配送依頼をまだ行なっていない場合のポイント付与やポイントの2重付与を防止することができる。
(3)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、依頼人又は受取人としてポイントを付与した場合には、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−13)。このため、会員は、ポイントが付与されたことや自分の保有ポイント数を把握することができる。
(第2実施形態)
次に、本願発明の第2実施形態について、図4を用いて説明する。上記第1実施形態においては、荷物の依頼人情報に会員番号が含まれている場合について説明したが、本実施形態では、荷物の受取人情報にも会員番号が含まれている場合について説明する。この場合、本実施形態の配送管理システム30は、荷物の配送依頼時に、依頼人及び受取人の会員番号を取得し、それぞれを配送管理レコード320の依頼人情報、受取人情報に含めて記録する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態のポイント付与処理においては、まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1〜S1−4と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS2−1〜S2−4)。本実施形態では、この発送済か否かの判定処理において、ポイント管理サーバ20からの照会依頼を受信した配送管理システム30は、抽出した配送管理レコード320の受取人情報に会員番号が含まれている場合には、受取人情報として、受取人の会員番号とをポイント管理サーバ20に送信する。これにより、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号に関連付けられた配送状況とともに、依頼人情報に会員番号が含まれている場合には、この依頼人の会員番号を取得し、受取人情報に会員番号が含まれている場合には、この受取人の会員番号を取得する。
ここで、未発送であると判定した場合(ステップS2−4において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−5と同様に、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS2−5)。
一方、発送済であると判定した場合(ステップS2−4において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−6と同様に、ログイン者が依頼人か否かの判定処理を実行する(ステップS2−6)
ここで、依頼人と判定した場合(ステップS2−6において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−7〜S1−9と同様に、ポイント付与済か否かの判定処理、エラーメッセージ表示処理、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS2−7〜S2−9)。
一方、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS2−6において「NO」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ログイン者が受取人か否かの判定処理を実行する(ステップS2−10)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、配送管理システム30から、受取人情報として、受取人の会員番号を取得したか否かを判定する。本実施形態では、ポイント処理手段214は、配送管理システム30から受取人の会員番号を取得した場合には、この会員番号と、S1−1においてクライアント端末11から取得した会員番号とが一致しているか否かを判定する。ここで、一致している場合には、ポイント処理手段214は、ログイン者は受取人と判定する。また、ポイント処理手段214は、配送管理システム30から、受取人の会員番号を取得しなかった場合、又は会員番号が一致しなかった場合には、ログイン者は受取人でないと判定する。
ここで、ログイン者が受取人でないと判定した場合(ステップS2−10において「NO」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS2−5)。
一方、受取人と判定した場合(ステップS2−10において「YES」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−10〜S1−12と同様に、配達が完了したか否かの判定処理、ポイント付与済か否かの判定処理、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS2−11〜S2−13)。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−13と同様に、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS2−14)。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(4)本実施形態では、ログイン者が依頼人又は受取人でない場合(ステップS2−10において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS2−5)。これにより、依頼人や受取人でない利用者が追跡番号を入手して、ポイント付与を受けようとしても排除することができる。
(第3実施形態)
次に、本願発明の第3実施形態について、図5を用いて説明する。上記第1実施形態においては、ログインした利用者に対してポイント付与したが、これに加えて、本実施形態では、受取人にポイントを付与した場合には、依頼人に対してボーナスポイントを付与する。本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態においては、ポイント管理サーバ20の制御部21に記憶されているポイント数決定テーブルには、受取人にポイントを付与した場合であって、この荷物の依頼人フラグ及びボーナスポイントに対応付けたポイント数(ボーナスポイント数)が関連付けて記憶されている。
次に、本実施形態のポイント付与処理について説明する。
まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1〜S1−4と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS3−1〜S3−4)。
ここで、未発送であると判定した場合(ステップS3−4において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−5と同様に、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS3−5)。
一方、発送済であると判定した場合(ステップS3−4において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−6と同様に、ログイン者が依頼人か否かの判定処理を実行する(ステップS3−6)。
ここで、ログイン者が依頼人と判定した場合(ステップS3−6において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−7〜S1−9と同様に、ポイント付与済か否かの判定処理、エラーメッセージ表示処理、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS3−7〜S3−9)。
一方、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS3−6において「NO」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−10〜S1−12と同様に、配達が完了したか否かの判定処理、ポイント付与済か否かの判定処理、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS3−10〜S3−12)。
次に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、依頼人に対するボーナスポイント付与処理を実行する(ステップS3−13)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、配送管理システム30から依頼人の会員番号を取得したか否かを判定する。ここで、依頼人の会員番号を取得した場合には、ポイント処理手段214は、受取人にポイントを付与した場合に荷物の依頼人に対して付与するボーナスポイント数をポイント数決定テーブルにおいて特定する。ポイント処理手段214は、依頼人の会員番号が記録された会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数に、特定したボーナスポイント数を加算した値を算出する。ポイント処理手段214は、算出した値を、この会員管理レコード220の保有ポイント数データ領域に記録する。
そして、依頼人としてのポイント付与処理、又は依頼人に対するボーナスポイント付与処理を実行したポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−13と同様に、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS3−14)。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(5)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、受取人としてのポイント付与処理を実行した後、依頼人に対するボーナスポイント付与処理を実行する(ステップS3−13)。これにより、ポイント管理サーバ20にアクセスした受取人への配送依頼を行なった依頼人に対してボーナスポイントが付与されるため、依頼人は受取人に対して入会を促すことが期待でき、利用促進を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、本願発明の第4実施形態について、図6を用いて説明する。上記第1実施形態においては、配送受付時には、依頼人が会員であって、依頼人の会員番号を含む依頼人情報を取得する場合を想定したが、これに代えて、本実施形態では、配送受付時に会員番号を取得しない場合を想定する。この場合、本実施形態では、発送〜配達完了までアクセスしてきた利用者は依頼人であると判定し、1人にポイントを付与する。また、配達完了した後は、依頼人及び受取人がアクセスしてきたと判定し、2人にポイントを付与する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、ポイント管理サーバ20のポイント数決定テーブルには、依頼人及び受取人に対して、同じポイント数が記録されている。
また、本実施形態の配送管理システム30は、追跡番号に対応する依頼人情報及び受取人情報を取得した場合、これらには会員番号が含まれない。このため、配送管理システム30は、会員番号を含まない依頼人情報、受取人情報の配送管理レコード320を配送管理データベース32に記録する。
次に、本実施形態のポイント付与処理について説明する。
まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1〜S1−4と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理を実行する(ステップS4−1〜S4−4)。本実施形態では、この発送済か否かの判定処理において、ポイント管理サーバ20からの照会依頼を受信した配送管理システム30は、配送状況をポイント管理サーバ20に送信し、会員番号は送信しない。
ここで、未発送であると判定した場合(ステップS4−4において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−5と同様に、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS4−5)。
一方、発送済であると判定した場合(ステップS4−4において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−10と同様に、配達完了しているか否かの判定処理を実行する(ステップS4−6)。
ここで、まだ配達が完了していない場合(ステップS4−6において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、1人にポイント付与済か否かの判定処理を実行する(ステップS4−7)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この追跡番号が記録された会員管理レコード220を会員情報データベース22において検索する。ここで、ポイント処理手段214は、該当する会員管理レコード220を抽出しない場合には、まだポイントを付与していないと判定し、該当する会員管理レコード220を抽出した場合には、ポイント付与済と判定する。
ここで、ポイント付与済と判定した場合(ステップS4−7において「YES」の場合)には、制御部21のポイント処理手段214は、ステップS1−8と同様に、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS4−8)。
一方、まだポイントを付与していないと判定した場合(ステップS4−7において「NO」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与処理を実行する(ステップS4−9)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この会員の会員番号が記録された会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数に付与ポイント数を加算した値を算出し、この値を会員管理レコード220の保有ポイント数データ領域に記録する。また、ポイント管理サーバ20の制御部21は、この追跡番号を、この会員管理レコード220のポイント対象追跡番号データ領域に記録する。
一方、配達が完了している場合(ステップS4−6において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、2人にポイント付与済か否かの判定処理を実行する(ステップS4−10)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この追跡番号が記録された会員管理レコード220を会員情報データベース22において検索する。ここで、ポイント処理手段214は、該当する会員管理レコード220を抽出しない場合又は1つ抽出した場合には、まだ2人にポイントを付与していないと判定する。また、該当する会員管理レコード220を2つ抽出した場合には、2人にポイント付与済と判定する。
ここで、2人にポイント付与済と判定した場合(ステップS4−10において「YES」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、エラーメッセージ表示処理を実行する(ステップS4−5)。
一方、2人にポイント付与済でないと判定した場合(ステップS4−10において「NO」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、上述したポイント付与処理を実行する(ステップS4−9)。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−13と同様に、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS4−11)。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(6)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得した追跡番号によって特定される荷物が発送済であって、配達が完了していないと判定した場合(ステップS4−6において「YES」の場合)、1人にポイント付与を行なう。また、制御部21は、配達が完了したと判定した場合(ステップS4−6において「NO」の場合)には、2人にポイント付与を行なう。発送〜配達完了までは、荷物の追跡番号は依頼人しか知らず、配達完了後は荷物の追跡番号は、依頼人と受取人とが把握することになる。そこで、発送〜配達完了の期間は、ログイン者は依頼人であると判定してポイントを付与する。一方、配達完了後は、依頼人又は受取人がログインしてくる可能性があるので、2人にポイントを付与する。これにより、追跡番号に関連付けて会員番号が記録されていない場合であっても、アクセスしてきたタイミングによって依頼人又は受取人を予測して、ポイントを付与する。従って、ポイント付与を受けるために、ポイント管理サーバ20にアクセスするタイミングを把握することができるので、効率的にポイントを付与しながら、配送の依頼人及び受取人に対して利用促進をすることができる。
(第5実施形態)
次に、本願発明の第5実施形態について、図7を用いて説明する。上記第1実施形態においては、依頼人としてのポイント付与処理を実行した(ステップS1−9)が、本実施形態においては、この処理に続けて、図7に示すような連続利用におけるボーナスポイント付与処理を実行する。すなわち、先行の配送依頼の荷物を受け取った受取人が、新たな配送依頼(後続の配送依頼)を行なう場合にボーナスポイントを付与する。また、本実施形態において、上記実施形態と同様な部分については、同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
本実施形態のポイント管理サーバ20の制御部21は、ボーナスポイントを付与する連続利用か否かの判断基準となる基準日数を記憶している。また、ポイント数決定テーブルには、連続利用におけるボーナスポイントのポイント数が記録されている。
更に、会員管理レコード220は、ポイント対象追跡番号データ領域において、依頼人追跡番号データ領域及び受取人追跡番号データ領域を設ける。依頼人追跡番号データ領域には、会員が配送依頼した荷物であって、ポイントを付与した荷物を特定するための追跡番号に関するデータが記録される。受取人追跡番号データ領域には、会員が受け取った荷物であって、ポイントを付与した荷物を特定するための追跡番号に関するデータが記録される。
次に、本実施形態のポイント付与処理について説明する。
本実施形態において、ポイント管理サーバ20の制御部21は、上記第1実施形態と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理、追跡番号の取得処理、荷物が発送済か否かの判定処理、エラーメッセージ表示処理、ログイン者が依頼人か否かの判定処理を実行する(ステップS1−1〜S1−6)。
ここで、依頼人と判定した場合(ステップS1−6において「YES」の場合)には、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与済か否かの判定処理、エラーメッセージ表示処理、依頼人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−7〜S1−9)。この依頼人としてのポイント付与処理において、本実施形態の制御部21のポイント処理手段は、依頼人追跡番号データ領域に、追跡番号を記録する。
次に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、図7に示す連続利用によるボーナスポイント付与処理を実行する。
この処理において、制御部21は、先行の配送依頼の荷物を受け取った受取人の会員が新たな配送依頼(後続の配送依頼)を行なうまでの経過日数の算出処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、この会員識別子の会員管理レコード220の受取人追跡番号データ領域に記録された追跡番号を取得する。ポイント処理手段214は、取得した追跡番号を含む照会依頼を配送管理システム30に送信する。この照会に応じて配送管理システム30は、取得した追跡番号が記録された配送管理レコード320を配送管理データベース32において抽出し、この配送管理レコード320の配送状況をポイント管理サーバ20に送信する。この場合、配送管理システム30は、抽出した配送管理レコード320の依頼人情報に会員番号が含まれている場合には、依頼人情報として、依頼人の会員番号をポイント管理サーバ20に送信する。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得した配送状況のうち、ステータス「配達完了」のステータス登録日時を、現在日時から減算することにより、経過日数を算出する。
次に、ポイント管理サーバ20の制御部21は、算出した経過日数が基準日数以下であるか否かの判定処理を実行する(ステップS5−2)。なお、ここで、経過日数が基準日数を経過している場合(ステップS5−2において「NO」の場合)には、ボーナスポイント付与処理を終了する。
一方、ポイント管理サーバ20の制御部21は、経過日数が基準日数以下である場合(ステップS5−2において「YES」の場合)には、追跡情報に基づいて先行の依頼人の特定処理を実行する(ステップS5−3)。具体的には、制御部21は、経過日数が基準日数以下であると判定したステータス登録日数に対応する追跡番号とともに受信した依頼人の会員番号があるか否かを判定する。ここで、制御部21は、追跡番号とともに依頼人の会員番号を取得していない場合には、連続利用によるボーナスポイント付与処理を終了する。
一方、追跡番号とともに依頼人の会員番号を取得したポイント管理サーバ20の制御部21は、先行の依頼人に対してボーナスポイント付与処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、連続利用によるボーナスポイントのポイント数をポイント数決定テーブルから特定する。ポイント処理手段214は、依頼人の会員番号を含む会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数に、特定したポイント数を加算した値を算出し、この会員管理レコード220の保有ポイント数に記録する。これにより、図7に示す連続利用によるボーナスポイント付与処理が終了し、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−13)。
一方、ログイン者が依頼人でないと判定した場合(ステップS1−6において「NO」の場合)、ポイント管理サーバ20の制御部21は、配達が完了したか否かの判定処理、ポイント付与済か否かの判定処理、受取人としてのポイント付与処理を実行する(ステップS1−10〜S1−12)。このポイント付与処理において、制御部21のポイント処理手段214は、受取人追跡番号データ領域に、追跡番号を記録する。
そして、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ポイント付与のメッセージ表示処理を実行する(ステップS1−13)。
本実施形態によれば、上記(1)〜(3)と同様な効果に加えて、以下のような効果を得ることができる。
(7)本実施形態では、ポイント管理サーバ20の制御部21は、受取人としてのポイント付与処理を実行した後、図7に示す連続利用によるボーナスポイント付与処理を実行する。この連続利用によるボーナスポイント付与処理においては、制御部21は、受取人が荷物を受け取ってから基準日数よりも短い期間で、新たな配送を依頼した場合には、その先行の依頼人に対してボーナスポイントを付与する。これにより、先行の荷物の配送の依頼人が、受取人に対して配送を行なうように促すことが期待でき、利用促進を図ることができる。
また、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・ 上記実施形態において、複数の実施形態を組み合わせてポイントサービスを実施することも可能である。
・ 上記第4実施形態において、発送〜配達完了までのポイント付与処理と、配達完了後におけるポイント付与処理とは、同じ処理として説明した。このため、第4実施形態においては、1人に付与するポイントと2人に付与するポイントとは同じポイント数としたが、これに代えて、2人に対してポイント付与する場合には、1人に付与する場合よりもポイント数を高くしてもよい。ポイント管理サーバ20の制御部21は、2人にポイント付与済でないと判定した場合(ステップS4−10において「NO」の場合)、ポイント付与するのが2人目か否かの判定処理を実行する。ここで、この追跡番号が記録された会員管理レコード220を1つ抽出したことにより2人目であると判定した場合には、制御部21は、1人目に付与したポイント数よりも高いポイント数を、この利用者に付与し、抽出した会員管理レコード220の会員に対してボーナスポイント数を付与する。これにより、依頼人及び受取人が会員である場合には、より高いポイント数が付与されるので、依頼人や受取人が相手への入会を促すことが期待できるため、会員増加を期待することができる。
・ 上記第5実施形態においては、ポイント管理サーバ20の制御部21は、依頼人としてのポイント付与処理を実行した後に、連続利用によるボーナスポイント付与処理を実行した。このポイント付与処理を実行した後に実行する場合に限らず、定期的に実行してもよい。この場合、ポイント管理サーバ20の制御部21は、会員管理レコード220の各ポイント対象追跡番号に関連付けて、ステータス「配達完了」のステータス登録日時を関連付けて記憶する。
そして、この受取人の会員が配送の依頼をするまでの経過日数の算出処理(ステップS5−1)において、まず、ポイント管理サーバ20の制御部21は、配送管理システム30から新たに登録された追跡番号を取得する。具体的には、制御部21のポイント処理手段214は、所定時刻になった場合に、配送管理データベース32において、予め定めた所定期間内のステータス登録日時がステータス「引受」に対応して記録された追跡番号と、ステータス登録日時とを取得する。
次に、制御部21は、取得した追跡番号が、依頼人追跡番号データ領域に記録された会員管理レコード220を抽出する。そして、制御部21は、会員管理レコード220において、依頼人追跡番号データ領域に記録された追跡番号を抽出する。制御部21は、抽出した追跡番号のステータス「配達完了」のステータス登録日時を配送管理システム30から取得する。そして、この「配達完了」のステータス登録日時の日付を、「引受」のステータス登録日時から減算することにより、経過日数を算出する。そして、制御部21は、ステップS5−2以降の処理を実行する。この場合には、ポイント付与のために、依頼人がポイント管理サーバ20にアクセスしなくても、先行の依頼人に対してポイントを付与することができる。
更に、この先行の依頼人に対してのボーナスポイント付与処理(ステップS5−4)において、ポイント管理サーバ20の制御部21は、経過日数が短い程、高いポイント数のボーナスポイントを付与してもよい。この場合には、制御部21にポイント算出式を記憶させる。このポイント算出式は、経過日数を変数とし、この変数が小さければ高いポイントを算出する式である。そして、ステップS5−4において、制御部21は、このポイント算出式に経過日数を代入することにより、ボーナスポイント数を算出し、これを先行の依頼人のポイントに加算する。これにより、短期間での利用を促進することができる。
・ 上記第5実施形態において、ポイント管理サーバ20の制御部21は、先行の依頼人に対してのボーナスポイント付与処理を実行した(ステップS5−4)。この処理の代わりに、又はこれに加えて、この依頼人に対してのボーナスポイント付与処理を実行してもよい。この場合、制御部21のポイント処理手段214は、この会員識別子の会員管理レコード220の依頼人追跡番号データ領域に記録された追跡番号を取得する。ポイント処理手段214は、取得した追跡番号を含む照会依頼を配送管理システム30に送信する。この照会に応じて配送管理システム30は、取得した追跡番号の「配達完了」のステータス登録日時をポイント管理サーバ20に送信する。ポイント管理サーバ20の制御部21は、取得したステータス登録日時を、現在日時から減算することにより、経過日数を算出する。そして、制御部21は、ステップS5−2と同様に、算出した経過日数が基準日数以下であるか否かの判定処理を実行する。ここで、経過日数が基準日数以下の場合には、この会員の会員番号を含む会員管理レコード220の保有ポイント数を取得し、この保有ポイント数にボーナスポイント数を加算した値を算出し、この会員管理レコード220の保有ポイント数に記録する。これにより、依頼人が、再度、基準期間内に新たに配送を依頼した場合には、この依頼人に対して通常ポイントの付与に加えて、ボーナスポイントが付与されるので、受取人が短期間で配送を依頼することが期待できる。
・ 上記第1〜第3実施形態においては、ポイント管理サーバ20の制御部21は、発送された後は、依頼人にポイントを付与したが、発送済〜配達完了までの間にのみ依頼人に対してポイントを付与してもよい。
・ 上記各実施形態においては、依頼人が利用するクライアント端末11を用いて配送依頼を行なった上で荷物を集荷してもらう場合について説明した。これに限らず、配送依頼を行わずに荷物を集荷してもらってもよい。この場合、配送管理システム30は、荷物を集荷した場合に、発送拠点の配送管理端末から、荷物に貼付されている配送ラベルの追跡番号と、拠点識別子、ステータス「引受」を取得する。配送管理システム30は、この追跡番号を含む配送管理レコード320を配送管理データベース32において検索する。ここで、該当する配送管理レコード320を抽出できないため、配送管理システム30は、配送管理端末から依頼人情報、受取人情報を取得し、配送管理レコード320を生成して、配送管理データベース32に記録する。配送管理システム30は、この配送管理レコード320に、追跡番号、依頼人情報、受取人情報、ステータス「引受」、拠点識別子、現在時刻を含める。これにより、配送依頼をクライアント端末11から行わなくても、会員に対してポイントを付与することができる。
・ 上記各実施形態においては、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号を用いてポイントを付与した。これに加えて、荷物を発送拠点に持込みした場合には、更にボーナスポイントを依頼人に付与してもよい。具体的には、ポイント管理サーバ20は、持込管理データ記憶部を備える。この持込管理データ記憶部には、持込識別子に対応付けてポイント数が記憶されている。依頼人が荷物を発送拠点に持ち込んだ場合、受付者は持込識別子が記録されたカードを依頼人に渡す。依頼人は、クライアント端末11を用いてポイント管理サーバ20にアクセスする。この場合、ポイント管理サーバ20の制御部21は、ステップS1−1,S1−2と同様に、会員番号の取得処理、会員認証処理を実行する。
そして、制御部21は、追跡番号の取得処理の代わりに持込識別子を取得する。具体的には、制御部21の端末通信手段211は、追跡番号入力画面データに、持込識別子入力欄を含めた追跡番号入力画面データをクライアント端末11に送信する。これにより、追跡番号入力画面には、持込識別子を入力する入力欄が含まれる。
ここで、追跡番号入力画面に追跡番号及び持込識別子が入力されて送信ボタンが選択された場合、クライアント端末11は、入力欄に入力された追跡番号及び持込識別子をポイント管理サーバ20に送信する。これにより、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号及び持込識別子を取得する。制御部21は、持込識別子が持込管理データ記憶部に記録されているか否かの確認処理を実行する。ここで、持込識別子が持込管理データ記憶部に記録されていない場合には、制御部21は、持込識別子に応じたポイントが付与できない旨のエラー表示処理を実行する。一方、持込識別子が持込管理データ記憶部に記録されている場合には、制御部21は、この持込識別子に対応付けられたポイント数を特定し、この会員の会員管理レコード220の保有ポイント数に加算した新たな保有ポイント数を算出して記録する。これにより、依頼人が荷物を発送拠点に持込した際にはボーナスポイントを付与することができるので、荷物の持ち込みによる配送サービスの利用を促進することが期待できる。
更に、荷物の受付時に依頼人が自分の会員番号を忘れた場合には、この持込識別子を介して、後からポイントを付与できるようにしてもよい。具体的には、持込識別子を利用者に渡した受渡日を持込管理データ記憶部に記憶する。そして、ポイント付与処理において、ポイント管理サーバ20の制御部21は、追跡番号入力画面に追跡番号及び持込識別子を取得した場合、持込識別子に関連付けられた受渡日を持込管理データ記憶部から抽出する。制御部21は、持込識別子とともに取得した追跡番号のステータス「引受」のステータス登録日時を取得し、抽出した受渡日と同じか否かを判定する。ここで、制御部21は、同じ日であり、かつポイント付与済でないと判定した場合には、この依頼人に対して、依頼人としてのポイント付与処理を実行してもよい。この場合には、会員番号を忘れても、後からポイントを付与することができるので、荷物の持ち込みによる配送サービスの利用を促進することが期待できる。
11…クライアント端末、20…ポイント管理サーバ、21…制御部、22…会員情報データベース、30…配送管理システム、32…配送管理データベース、211…端末通信手段、212…会員登録手段、213…会員認証手段、214…ポイント処理手段。

Claims (3)

  1. 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
    会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、会員のポイントを管理する制御手段とを備えたポイント管理システムであって、
    前記制御手段が、
    前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段と、
    前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する手段と、
    前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段と、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段と
    を備えたことを特徴とするポイント管理システム。
  2. 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
    会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理する方法であって、
    前記制御手段が、
    前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する段階と、
    前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する段階と、
    前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する段階
    と、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理段階と
    を実行することを特徴とするポイント管理方法。
  3. 配送される荷物を特定する追跡識別子に関連付けて配送状況情報を記録する配送管理データベースと、会員が利用するクライアント端末とに接続され、
    会員を特定する会員識別子に対してポイント数を記録する会員データベースと、制御手段とを備えたポイント管理システムを用いて、会員のポイントを管理するプログラムであって、
    前記制御手段を、
    前記クライアント端末からアクセスしている会員の会員識別子を特定する手段、
    前記クライアント端末から、前記荷物に貼付された配送ラベルに含まれる追跡識別子を取得する手段、
    前記追跡識別子についての配送状況情報を前記配送管理データベースから取得する手段、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されておらず、発送済み情報が登録されている場合には、1人にポイント付与済か否かを判断し、ポイント付与済でない場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録し、
    前記配送状況情報において配達完了情報が登録されている場合には、2人にポイント付与済か否かを判断し、2人にポイント付与済でないと判定した場合には、前記クライアント端末から取得した会員識別子に関連付けて、付与ポイントを前記会員データベースに記録するポイント処理手段
    として機能させることを特徴とするポイント管理プログラム。
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