JP5807172B2 - 電源装置および、これを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、電源装置および、これを用いた照明器具に関するものである。
従来、交流電圧を整流平滑して直流電圧を出力するために、2つの臨界型昇圧チョッピングコンバータを並列接続したインターリーブ型の電源装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
図12に、従来の電源装置の回路図を示す。
従来の電源装置は、交流電圧を全波整流する整流回路101と、整流回路101の出力に接続される2つの昇圧チョッパ回路102,103と、昇圧チョッパ回路102,103の出力に接続されるコンデンサC101とを備えている。
昇圧チョッパ回路102は、チョークコイルL101とダイオードD101とスイッチング素子を有する制御回路104とで構成されている。
チョークコイルL101の一端が、整流回路101の出力端の正極に接続され、チョークコイルL101の他端が制御回路104の一端および、ダイオードD101のアノードに接続されている。また、ダイオードD101のカソードがコンデンサC101の正極に接続され、コンデンサC101の負極および、制御回路104の他端が整流回路101の出力端の負極に接続されている。
また、昇圧チョッパ回路103は、チョークコイルL102とダイオードD102とスイッチング素子を有する制御回路105とで構成されている。
チョークコイルL102の一端が整流回路101の出力端の正極に接続され、チョークコイルL102の他端が制御回路105の一端および、ダイオードD102のアノードに接続されている。また、ダイオードD102のカソードがコンデンサC101の正極に接続され、コンデンサC101の負極および、制御回路105の他端が整流回路101の出力端の負極に接続されている。
そして、制御回路104に設けられているスイッチング素子がオンすると、チョークコイルL101にエネルギーが蓄えられ、オフするとチョークコイルL101に蓄えられたエネルギーがダイオードD101を介してコンデンサC101に供給される。
同様に、制御回路105に設けられているスイッチング素子がオンすると、チョークコイルL102にエネルギーが蓄えられ、オフするとチョークコイルL102に蓄えられたエネルギーがダイオードD102を介してコンデンサC101に供給される。
そして、制御回路104,105に設けられたスイッチング素子を交互にオン・オフさせることで、整流回路101の出力電圧を昇圧した電圧がコンデンサC101の両端に生成されると共に、入力電流のリップルを低減することができる。
特開2009−261229号公報
しかし、図12に示した従来の電源装置において、コンデンサC101の両端間に負荷として、固体発光素子(LED)のような小型・薄型の光源(照明負荷)が接続される場合がある。このような光源は、小型・薄型であるため壁面や床面などの比較的、人の手の届きやすい位置に設けられる場合があり、容易に手で触れることができるので、安全を考慮して電源の入力側と負荷側(光源)とを絶縁する必要があった。
しかし、従来の電源装置は、電源の入力側と負荷側とが絶縁されていなかった。
また、従来の電源装置の出力に、フライバック型のDC/DCコンバータを設けることによって、絶縁性を確保することができるが、この場合、部品点数の増加によって、コストの増加、回路の大型化という問題が生じる。
また、昇圧チョッパ回路102,103を用いているため、出力に設けたコンデンサC101の定格容量を大きくする必要があり、回路が大型化するという問題があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、入力側と出力側とを絶縁すると共に、入力電流のリップルを低減することができる電源装置および、これを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の電源装置は、交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力端間に接続される、第1のトランスの1次巻線と第1のスイッチング素子とからなる第1の1次直列回路と、前記整流回路の出力端間に接続される、第2のトランスの1次巻線と第2のスイッチング素子とからなる第2の1次直列回路と、前記第1のトランスの2次巻線の一端と、前記第2のトランスの2次巻線の一端とが接続されており、前記第1のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第1のダイオードと第1のコンデンサからなる第1の2次直列回路と、前記第2のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第2のダイオードと前記第1のコンデンサからなる第2の2次直列回路と、前記第1のスイッチング素子に並列接続される、第3のダイオードと第2のコンデンサとからなる第1の直列回路と、前記第2のスイッチング素子に並列接続される、第4のダイオードと前記第2のコンデンサとからなる第2の直列回路と、前記第2のコンデンサに並列接続される第1の抵抗と、前記第2のコンデンサの両端間の電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせる制御回路とを備えることを特徴とする。
この電源装置において、前記第2のコンデンサの容量は、前記第1のコンデンサの容量の1/100以下であることが好ましい。
この電源装置において、前記整流回路の出力端間の電圧を検出する第1の電圧検出部と、前記第2のコンデンサの両端間の電圧を検出する第2の電圧検出部とを備え、前記制御回路は、前記第2の電圧検出部が検出する電圧波形が、前記第1の電圧検出部が検出する電圧波形の相似となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせることが好ましい。
この電源装置において、前記第1の電圧検出部は、前記整流回路の出力端間に直列接続される複数の抵抗からなる第1の抵抗直列回路で構成され、前記整流回路の出力端間の電圧を前記第1の抵抗直列回路で分圧した第1の抵抗分圧値を前記制御回路に出力し、前記第2の電圧検出部は、前記第2のコンデンサの両端間に直列接続される複数の抵抗からなる第2の抵抗直列回路で構成され、前記第2のコンデンサの両端間の電圧を前記第2の抵抗直列回路で分圧した第2の抵抗分圧値を前記制御回路に出力し、前記制御回路は、前記第2の抵抗分圧値が、前記第1の抵抗分圧値に一致するように、前記第1,第2のスイッチング素子オン・オフさせることが好ましい。
この電源装置において、前記第2のコンデンサの両端電圧を検出する第2の電圧検出部を備え、前記制御回路は、前記第2の電圧検出部の検出結果が一定となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせることが好ましい。
この電源装置において、前記第のコンデンサの両端電圧が入力され、出力を可変とするDC/DCコンバータを備えることが好ましい。
この電源装置において、前記第1,第2のトランスの1次巻線と前記整流回路の出力端との接続点に一端が接続され、前記第1のトランスの2次巻線と前記第2のトランスの2次巻線との接続点に他端が接続される第3のコンデンサを備えることが好ましい。
この電源装置において、前記第1のトランスの2次巻線と前記第2のトランスの2次巻線との接続点に一端が接続され、前記整流回路の低圧側出力端に他端が接続される第4のコンデンサを備えることが好ましい。
本発明の照明器具は、交流電圧を整流する整流回路と、前記整流回路の出力端間に接続される、第1のトランスの1次巻線と第1のスイッチング素子とからなる第1の1次直列回路と、前記整流回路の出力端間に接続される、第2のトランスの1次巻線と第2のスイッチング素子とからなる第2の1次直列回路と、前記第1のトランスの2次巻線の一端と、前記第2のトランスの2次巻線の一端とが接続されており、前記第1のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第1のダイオードと第1のコンデンサからなる第1の2次直列回路と、前記第2のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第2のダイオードと前記第1のコンデンサからなる第2の2次直列回路と、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせる制御回路とを備える電源装置と、前記電源装置の出力が供給される光源とを備えることを特徴とする。
この照明器具において、前記光源は、固体発光素子で構成されることが好ましい。
以上説明したように、本発明では、入力側と出力側とを絶縁すると共に、入力電流のリップルを低減することができるという効果がある。
本発明の実施形態1の電源装置の回路構成を示す図である。 (a)〜(d)同上の波形図である。 (a)〜(c)同上の波形図である。 (a)(b)同上の波形図である。 同上の回路構成を示す図である。 同上の回路構成を示す図である。 実施形態2の電源装置の回路構成を示す図である。 同上の波形図である。 実施形態3の電源装置の回路構成を示す図である。 同上の波形図である。 照明器具の概略構成を示す図である。 従来の電源装置の回路構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1に本実施形態の電源装置の回路構成図を示す。本実施形態の電源装置は、ローパスフィルタ1と、整流回路2と、制御回路3と、トランスT1,T2と、スイッチング素子Q1,Q2と、ダイオードD1〜D4と、抵抗R1と、コンデンサC1,C2とで構成されている。
本実施形態では、交流電圧V1を出力する交流電源4(商用電源)が入力電源として用いられている。交流電源4の出力には、図示しない抵抗,コンデンサ,インダクタなどで構成されたローパスフィルタ1が接続されている。
また、ローパスフィルタ1の出力端には整流回路2が接続されている。整流回路2は、図示しないダイオードからなるダイオードブリッジで構成されており、ローパスフィルタ1を介して入力される交流電圧V1を全波整流し、整流電圧V2を生成する。
整流回路2の出力端間には、トランスT1(第1のトランス)の1次巻線T11と、NチャンネルMOSFETで構成されたスイッチング素子Q1(第1のスイッチング素子)とからなる直列回路(第1の1次直列回路)が接続されている。整流回路2の高圧側の出力端に、トランスT1の1次巻線T11の一端が接続されている。また、スイッチング素子Q1は、ドレインがトランスT1の1次巻線T11の他端に接続され、ソースが整流回路2の低圧側の出力端に接続され、ゲートが制御回路3に接続されている。
また、スイッチング素子Q1と並列に、ダイオードD3(第3のダイオード)とコンデンサC2(第2のコンデンサ)とからなる直列回路(第1の直列回路)が接続されている。ダイオードD1は、アノードがスイッチング素子Q1のドレインに接続され、カソードがコンデンサC1の一端に接続されている。また、コンデンサC2の他端が、スイッチング素子Q1のソースに接続されている。
また、整流回路2の出力端間には、トランスT2(第2のトランス)の1次巻線T21と、NチャンネルMOSFETで構成されたスイッチング素子Q2(第2のスイッチング素子)とからなる直列回路(第2の1次直列回路)が接続されている。整流回路2の高圧側の出力端に、トランスT2の1次巻線T21の一端が接続されている。また、スイッチング素子Q2は、ドレインがトランスT2の1次巻線T21の他端に接続され、ソースが整流回路2の低圧側の出力端に接続され、ゲートが制御回路3に接続されている。
また、スイッチング素子Q2と並列に、ダイオードD4(第4のダイオード)とコンデンサC2とからなる直列回路(第2の直列回路)が接続されている。ダイオードD2は、アノードがスイッチング素子Q2のドレインに接続され、カソードがコンデンサC1の一端に接続されている。また、コンデンサC2の他端が、スイッチング素子Q2のソースに接続されている。
また、コンデンサC2と並列に抵抗R1が接続されている。
トランスT1の2次巻線T12は、両端間にダイオードD1(第1のダイオード)と電解コンデンサで構成されたコンデンサC1(第1のコンデンサ)とからなる直列回路(第1の2次直列回路)が接続されている。ダイオードD1は、アノードがトランスT1の2次巻線T12の一端に接続されている。また、コンデンサC1は、正極がダイオードD1のカソードに接続され、負極がトランスT1の2次巻線T12の他端に接続されている。
また、トランスT2の2次巻線T22は、両端間にダイオードD2(第2のダイオード)とコンデンサC1とからなる直列回路(第2の2次直列回路)が接続されている。ダイオードD2は、アノードがトランスT2の2次巻線T22の一端に接続されている。また、コンデンサC1は、正極がダイオードD2のカソードが接続され、負極がトランスT1の2次巻線T22の他端に接続されている。
また、トランスT1の2次巻線T12の他端と、トランスT2の2次巻線T22の他端とが接続されている。
制御回路3は、各スイッチング素子Q1,Q2のゲートに接続されている。そして、制御回路3は、ハイレベルとローレベルとを交互に繰り返すゲート信号S1,S2をスイッチング素子Q1,Q2に出力することによって、スイッチング素子Q1,Q2がオン・オフを交互に繰り返す。また、制御回路3は、ゲート信号S1,S2の出力レベルが互いに反転した状態で出力し、スイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2とを交互にオン(オフ)させる。すなわち、スイッチング素子Q1がオンしている時は、スイッチング素子Q2がオフし、スイッチング素子Q2がオンしている時は、スイッチング素子Q1がオフする。なお、制御回路3の入力電源は、整流電圧V2を抵抗分圧して生成したり、トランスT1,T2に更に巻線を設けて生成される。
次に、図2(a)〜(d)を用いて、本実施形態の電源装置の動作について説明する。図2(a)にスイッチング素子Q1に出力されるゲート信号S1、図2(b)にトランスT1の1次巻線T11に流れる電流、図2(c)にスイッチング素子Q1に流れる電流、図2(d)にダイオードD1に流れる電流の波形図を示す。
制御回路3がスイッチング素子Q1に対して出力するゲート信号S1がハイレベル時は、スイッチング素子Q1がオンする。なお、このとき、スイッチング素子Q2に出力されるゲート信号S2はローレベルであるので、スイッチング素子Q2はオフしている。
スイッチング素子Q1がオンすることによって、交流電源4→ローパスフィルタ1→整流回路2→トランスT1の1次巻線T11→スイッチング素子Q1→整流回路2→ローパスフィルタ1→交流電源4の経路で、電流が流れる。このとき、トランスT1の1次巻線T11に電流が流れることによって、トランスT1にエネルギーが蓄えられる。
そして、ゲート信号S1がハイレベルからローレベルに移行すると、スイッチング素子Q1はオフとなる。このとき、トランスT1に蓄えられたエネルギーが放出され、トランスT1の2次巻線T12→ダイオードD1→コンデンサC1→トランスT1の2次巻線T12の経路で電流が流れて、コンデンサC1が充電される。
すなわち、トランスT1とスイッチング素子Q1とダイオードD1とコンデンサC1とでフライバック回路が形成される。
また、上記同様に、トランスT2とスイッチング素子Q2とダイオードD2とコンデンサC1とでフライバック回路が形成されており、スイッチング素子Q2がオン・オフした場合も、上記と同様の動作が行われる。すなわち、本実施形態の電源装置は、インターリーブ型の電源装置であり、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング周波数の2倍のタイミングで、トランスT1,T2の2次側に電力が供給され、コンデンサC1が充電される。
そして、スイッチング素子Q1,Q2が交互にオン・オフを繰り返すことによって、コンデンサC1の両端に出力電圧V3が生成される。なお、出力電圧V3は、トランスT1,T2の1次巻線T11,T21と、2次巻線T12,T22との巻数比を調整することよって、所望の電圧に調整することができる。
本実施形態ではコンデンサC1の両端間に負荷としてLED5(固体発光素子)が接続されている。本実施形態ではトランスT1,T2の1次巻線T11,T21と、2次巻線T12,T22との巻数比を調整し、出力電圧V3がLED5の定格電圧である数10Vとなるように調整している。そして、出力電圧V3を電源とし、LED5にLED電流を流すことでLED5を点灯させている。
従来の電源装置では、入力電圧を昇圧して出力電圧を生成し、LEDのような低電圧を供給する必要がある負荷を接続する場合、DC/DCコンバータで出力電圧を降圧していたため、回路構成が大型化するという問題があった。また、DC/DCコンバータの入力電圧と出力電圧との電圧差が大きいため、電力変換時における電力損失が大きくなるという問題があった。
しかし、本実施形態では、トランスT1,T2の巻数比を調整することで、交流電圧V1(入力電圧)を降圧して、コンデンサC1の両端に出力電圧V3を生成することができる。そのため、出力電圧V3をLED5に直接供給することができ、DC/DCコンバータが必要ないため、回路構成を小型化し、電力損失を低減することができる。また、コンデンサC1の両端には、整流電圧V2を降圧した出力電圧V3が生成されるため、コンデンサC1の定格電圧を小さくすることができ、回路構成をさらに小型化することが可能となる。
また、本実施形態では、トランスT1,T2を用いて、コンデンサC1の両端に出力電圧V3を生成し、出力電圧V3を負荷であるLED5に供給している。したがって、トランスT1,T2の1次側に入力電源である交流電源4が接続され、トランスT1,T2の2次側に負荷であるLED5が接続されている。そのため、電源装置の入力と出力とが絶縁されている状態となる。すなわち、高電圧である交流電源4とLED5とが絶縁されているので、例えばLED5に人が触れた場合の安全性が向上する。
また、本実施形態ではトランスT1,T2の3次巻線(図示なし)を備えており、制御回路3は、トランスT1,T2の3次巻線に流れる電流を検出することで、トランスT1,T2の1次巻線T11,T21に流れる電流のゼロクロス点を検出している。それによって、トランスT1,T2の1次巻線T11,T12に流れる電流を臨界モードで制御することができる。例えば、スイッチング素子Q1がオンし、スイッチング素子Q2がオフしている場合、制御回路3はトランスT2の1次巻線T21に流れる電流を監視しており、電流が0となると、スイッチング素子Q1をオフして、スイッチング素子Q2をオンする。同様に、スイッチング素子Q2がオンし、スイッチング素子Q1がオフしている場合、制御回路3はトランスT1の1次巻線T11に流れる電流を監視しており、電流が0となると、スイッチング素子Q2をオフして、スイッチング素子Q1をオンする。
上記制御によって、トランスT1,T2の1次巻線T11,T12に流れる電流を臨界モードとすることができ、電力効率と力率との両方を向上させることができる。
図3(a)にスイッチング素子Q1に流れる電流、図3(b)にスイッチング素子Q2に流れる電流、図3(c)にローパスフィルタ1の入力電流の波形図を示す。また、図4(a)に整流回路2が出力する整流電圧V2、図4(b)に整流回路2の入力電流I1および整流回路2の入力電流のピーク値Ip1を示す波形図を示す。
図3(a)(b)に示すように、スイッチング素子Q1がオンしているときは、スイッチング素子Q2がオフし、スイッチング素子Q2がオンしているときは、スイッチング素子Q1がオフしている。すなわち、本実施形態の電源装置は、インターリーブ型の構成を備えており、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング周波数の倍のタイミングで、交流電源4からローパスフィルタ1に電流が流れる。そのため、図3(c)に示すように、ローパスフィルタ1の入力電流のリップルは、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング周波数の2倍の周波数で連続的に発生するので、振幅が小さくなる。
また、図4(a)(b)に示すように、図3(a)〜(c)に示した動作が交流電圧V1の1周期にわたって行われ、整流回路2の入力電流I1のピーク値Ip1は、交流電圧V1の周波数に同期して変化する。
したがって、インターリーブ型の構成を備えていない場合に比べて、本実施形態では、入力電流のリップルが高周波化されて振幅が小さくなるので、ローパスフィルタ1を小型化することができ、コストを低減することができる。
また、コンデンサC2とダイオードD3,D4とで、スナバ回路を構成しており、スイッチング素子Q1,Q2のオン・オフによって生じる極小のパルス電圧またはサージ状の電流を抑制し、ストレスを低減することができる。また、抵抗R1をコンデンサC2と並列接続することで、コンデンサC2の過昇圧を抑制している。
なお、コンデンサC2の容量は小さくてもよく、電解コンデンサで構成されたコンデンサC1の容量が数μ〜数100μFである場合、コンデンサC2の容量は、コンデンサC1の容量の1/100以下である数10n〜数μF以下で十分である。したがって、コンデンサC2はフィルムコンデンサなどを用いることができるので、電解コンデンサに比べて容積を小さくすることができ、電源装置を小型化することができる。
また、図5に示すように、コンデンサC1の両端に、定電流回路6(DC/DCコンバータ)を接続してもよい。定電流回路6は、制御回路61と抵抗R2,R3とツェナーダイオードZD1とスイッチング素子Q3とダイオードD5とインダクタL1とで構成されている。
コンデンサC1と並列に、抵抗R2,R3からなる直列回路が接続されている。また、抵抗R3と並列にツェナーダイオードZD1が接続されており、ツェナーダイオードZD1の両端に生成されるツェナー電圧が制御回路61の入力電源となる。このように、制御回路61の入力電源は、2次側で生成されるので、電源装置の入力と出力の絶縁状態を維持することができる。
また、コンデンサC1と並列に、NチャンネルMOSFETで構成されたスイッチング素子Q3と、インダクタL1と、負荷であるLED5との直列回路が接続されている。スイッチング素子Q3は、ドレインがコンデンサC1の正極に接続され、ゲートが制御回路61に接続され、ソースがインダクタL1を介してLED5のアノード側に接続されている。
また、インダクタL1,LED5と並列にダイオードD5が接続されている。ダイオードD5は、スイッチング素子Q3とインダクタL1との接続点にカソードが接続され、LED5のカソード側にアノードが接続されている。
また、制御回路61は、調光器7が接続されており、LED5の調光レベルを示す調光信号S3が出力される。そして、制御回路61は、調光信号S3が示す調光レベルに基づいた電流をLED5に流すように、ゲート信号S4を生成してスイッチング素子Q3に出力してスイッチング素子Q3をオン・オフさせる。すなわち、制御回路61は、ゲート信号S4の周波数またはオンデューティまたはオン時間を変動させることで、LED5に流すLED電流を、調光信号S3に基づいた目標値に制御する。このように、制御回路61がLED5に流すLED電流を定電流制御することによって、LED5を調光制御することができる。なお、調光信号S3の形態は、PWM信号やDC信号など特に限定しない。
また、図6に示すように、トランスT1,T2の1次巻線T11,T21が接続されている1次側と、2次巻線T12,T22が接続されている2次側との間に、低容量のコンデンサC3を設けてもよい。
コンデンサC3は、フィルムコンデンサなどの低容量のコンデンサで構成されており、整流回路2の低圧側の出力端(グランド)に一端が接続され、トランスT1の2次巻線T12とトランスT2の2次巻線T22との接続点に他端が接続されている。コンデンサC3を上記箇所に接続することによって、動作時の安定性を向上させることができる。
また、コンデンサC3の代わりに、図6に破線で示したコンデンサC4を設けてもよい。コンデンサC4は、整流回路2の高圧側の出力端に一端が接続され、トランスT1の2次巻線T12とトランスT2の2次巻線T22との接続点に他端が接続されている。コンデンサC4を上記箇所に接続することによって、動作時の安定性を向上させることができる。
なお、本実施形態では負荷としてLED5を接続しているが、LED5の代わりに有機ELを用いてもよい。
(実施形態2)
図7に実施形態2の電源装置の回路構成図を示す。本実施形態の電源装置は、電圧検出回路81,82を備えている。なお、実施形態1と同様の構成には、同一符号を付して説明を省略する。
電圧検出回路81(第1の電圧検出部)は、抵抗R4,R5からなる直列回路(第1の抵抗直列回路)で構成されており、整流回路2の出力端間に接続されている。整流回路2の高圧側の出力端に抵抗R4の一端が接続され、整流回路2の低圧側(グランド)の出力端に抵抗R5の一端が接続されている。
電圧検出回路82(第2の電圧検出部)は、抵抗R6,R7からなる直列回路(第2の抵抗直列回路)で構成されており、コンデンサC2の両端間に接続されている。コンデンサC2の高圧側に抵抗R6の一端が接続され、コンデンサC2の低圧側に抵抗R7の一端が接続されている。なお、本実施形態では、実施形態1における抵抗R1を備えておらず、抵抗R1の代わりに抵抗R6,R7を用いてコンデンサC2の過昇圧を抑制している。
また、本実施形態の制御回路3は、オペアンプ31とVCO(電圧制御発振器)32と駆動回路33と否定ゲート(NOTゲート)34と抵抗R8,R9とコンデンサC5とで構成されている。
オペアンプ31は、非反転入力端子が抵抗R8を介して、電圧検出回路81における抵抗R4と抵抗R5との接続点に接続され、反転入力端子が抵抗R9を介して、電圧検出回路82における抵抗R6と抵抗R7との接続点に接続されている。また、オペアンプ31の反転入力端子は、コンデンサC5を介してオペアンプ31の出力端子に接続されている。また、オペアンプ31の出力端子は、VCO32に接続されている。
VCO32は、オペアンプ31の出力電圧に基づいた周波数を決定し、駆動回路33は、この周波数のゲート信号S1を生成する。そして、駆動回路33は、生成したゲート信号S1をスイッチング素子Q1に出力する。また、駆動回路33とスイッチング素子Q2との間には、否定ゲート34が設けられており、駆動回路33から出力されるゲート信号S1は、否定ゲート34で出力レベルが反転され、ゲート信号S2としてスイッチング素子Q2に出力される。すなわち、スイッチング素子Q1がオンしている時は、スイッチング素子Q2がオフし、スイッチング素子Q2がオンしている時は、スイッチング素子Q1がオフする。
上記構成によって、オペアンプ31は、電圧検出回路81による整流電圧V2の抵抗分圧値である抵抗R5の両端電圧(第1の抵抗分圧値)と、電圧検出回路82によるコンデンサ電圧V4の抵抗分圧値である抵抗R7の両端電圧(第2の抵抗分圧値)とを比較する。そして、オペアンプ31は、抵抗R5の両端電圧を基準電圧とし、この基準電圧に抵抗R7の両端電圧が一致する、すなわち出力が0となるように、VCO32はゲート信号S1,S2の周波数を変動させて、抵抗R7の両端電圧(コンデンサ電圧V4)を変動させる。
図8に整流電圧V2(破線)とコンデンサC2の両端間に生成されるコンデンサ電圧V4(実線)の波形図を示す。なお、図8のVp2は整流電圧V2のピーク電圧、Vp4はコンデンサ電圧V4のピーク電圧を示している。
制御回路3の上記制御によって、図8に示すように、交流電圧V1の全周期にわたって、整流電圧V2とコンデンサ電圧V4との比率が一定となるので、コンデンサC2のコンデンサ電圧V4の電圧波形が、整流電圧V2の電圧波形の相似となる。なお、コンデンサC2はフィルムコンデンサなどで構成されているため、容量が小さいので、電圧が平滑されることなく、コンデンサC2のコンデンサ電圧V4の電圧波形が、整流電圧V2の電圧波形の相似とすることができる。
このように、コンデンサ電圧V4の電圧波形を、整流電圧V2の電圧波形の相似となるように制御することによって、整流電圧V2とコンデンサ電圧V4との差電圧に相当するエネルギーがトランスT1,T2の2次側に供給されることとなる。すなわち、トランスT1,T2の2次側に供給されるエネルギーを間接的に検出することができ、コンデンサC1に生成される出力電圧V3を直接検出することなく、出力電圧V3を一定に制御することができる。
そのため、入力側と負荷側との絶縁を維持した状態で、出力電圧V3のフィードバック制御が可能となる。したがって、出力電圧V3のフィードバック制御のためのフォトカプラなどが不要となるので、部品点数を少なくし、回路構成を小型化することができる。
また、電圧検出回路81の抵抗R4と抵抗R5との抵抗比または、電圧検出回路82の抵抗R6と抵抗R7との抵抗比を変動させることで、出力電圧V3を変動させることができる。
また、出力電圧V3を検出するフィードバック制御をしていないため、負荷(LED5)までの配線を長くしても、配線の影響を受けにくい。
また、電圧検出回路81を備えているため、交流電圧V1の低電圧・過電圧などの異常を検出することができる。
また、電圧検出回路82を備えているため、スイッチング素子Q1,Q2の異常を検出することができる。
(実施形態3)
図9に、本実施形態の電源装置の回路構成図を示す。本実施形態の電源装置は、実施形態1において、フィルムコンデンサなどの低容量のコンデンサCの代わりに、容量が大きい電解コンデンサで構成されたコンデンサC6が設けられている。
コンデンサC6を電解コンデンサで構成することによって、トランスT1,T2とスイッチング素子Q1,Q2とダイオードD3,D4とコンデンサC6とで2つの昇圧チョッパ回路が構成される。そして、スイッチング素子Q1,Q2がオン・オフすることによって、整流電圧V2を昇圧して、コンデンサC6の両端間に直流のコンデンサ電圧V5が生成される。
図10に、交流電圧V1,コンデンサ電圧V5の波形図を示す。
整流回路2は、交流電圧V1を全波整流して整流電圧V2を生成する。そして、スイッチング素子Q1,Q2がオン・オフすることで、整流電圧V2が昇圧され、コンデンサC6で平滑されて、コンデンサ電圧V5が生成される。なお、スイッチング素子Q1,Q2のスイッチング時に、コンデンサC6に供給される電流I2の包絡線は、図10の破線で示すA1となる。
電圧検出回路82は、コンデンサC6の両端に生成されるコンデンサ電圧V5を検出して、制御回路3に出力している。なお、電圧検出回路82は、複数の抵抗からなる抵抗直列回路で構成されており、コンデンサ電圧V5の抵抗分圧値を制御回路3に出力するように構成されている。
そして、本実施形態の制御回路3は、コンデンサ電圧V5の抵抗分圧値が、予め決定された目標値となるように、スイッチング素子Q1,Q2をオン・オフさせることで、コンデンサ電圧V5を所定の目標電圧に制御することができる。なお、制御回路3は、コンデンサ電圧V5を目標電圧に制御するために、スイッチング素子Q1,Q2に出力するゲート信号S1,S2の周波数,オンデューティ,オン時間を変動させる。
制御回路3は、コンデンサ電圧V5を目標電圧に制御することで、コンデンサC1に生成される出力電圧V3を直接検出することなく、出力電圧V3を一定に制御することができる。
そのため、入力側と負荷側との絶縁を維持した状態で、出力電圧V3のフィードバック制御に用いるフォトカプラなどが不要となるので、部品点数を少なくし、回路構成を小型化することができる。
また、本実施形態では、直流のコンデンサ電圧V5のみを用いてフィードバック制御を行うため、制御回路3の構成が簡略化される。さらに、整流電圧V2を検出する必要がなく、実施形態2で示した電圧検出回路81が不要となる。したがって、回路構成を簡易化・小型化することができ、コストを低減することができる。
なお、本実施形態における抵抗R1は、コンデンサC6に充電された電力を放電するために用いられる。
図11に、本実施形態の電源装置91を備えた照明器具9の概略図を示す。照明器具9は、上記で説明した電源装置91と、器具本体92と、LEDユニット51とで構成されている。
電源装置91は、矩形状に形成された配線基板と、配線基板上に実装される回路素子とで構成されている。器具本体92は、矩形板状に形成され、一面に複数のLEDユニット51が設けられている。LEDユニット51は、複数のLED5を備えることで構成されている。
そして、電源装置91上に設けられた図示しないコネクタと、器具本体92の他面側に設けられた図示しないコネクタとが接続することで、電源装置91が器具本体92に装着される。電源装置91は、照明点灯装置としての機能を有しており、コネクタを介して器具本体92に設けられた各LEDユニット51に電力を供給することで、各LEDユニット51が点灯する。
照明器具9は、光源として薄型・小型に形成されたLEDユニット51を備えているため、照明器具9を薄型に形成することができる。そのため、この照明器具9は、壁面や床面など、人が触れることが出来る位置に設置される場合がある。このとき、人が誤って光源であるLEDユニット51に触れてしまった場合でも、本実施形態では電源装置の入力と出力とが絶縁されている。すなわち、電源装置の入力に接続される交流電源4と、出力に接続されるLED5とが絶縁されている。したがって、入力と出力とが絶縁されていない従来の照明器具に対して、本実施形態の照明器具9は安全性が向上している。
なお、照明器具9に用いられる電源装置は、本実施形態で説明した電源装置に限定するものではなく、実施形態1または2で説明した電源装置であっても、上記効果を得ることができる。
1 ローパスフィルタ
2 整流回路
3 制御回路
4 交流電源
5 LED
T1,T2 トランス
T11,T21 1次巻線
T12,T22 2次巻線
Q1,Q2 スイッチング素子
D1〜D4 ダイオード
C1,C2 コンデンサ
R1 抵抗

Claims (10)

  1. 交流電圧を整流する整流回路と、
    前記整流回路の出力端間に接続される、第1のトランスの1次巻線と第1のスイッチング素子とからなる第1の1次直列回路と、
    前記整流回路の出力端間に接続される、第2のトランスの1次巻線と第2のスイッチング素子とからなる第2の1次直列回路と、
    前記第1のトランスの2次巻線の一端と、前記第2のトランスの2次巻線の一端とが接続されており、
    前記第1のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第1のダイオードと第1のコンデンサからなる第1の2次直列回路と、
    前記第2のトランスの前記2次巻線の両端間に接続される、第2のダイオードと前記第1のコンデンサからなる第2の2次直列回路と、
    前記第1のスイッチング素子に並列接続される、第3のダイオードと第2のコンデンサとからなる第1の直列回路と、
    前記第2のスイッチング素子に並列接続される、第4のダイオードと前記第2のコンデンサとからなる第2の直列回路と、
    前記第2のコンデンサに並列接続される第1の抵抗と、
    前記第2のコンデンサの両端間の電圧が目標値となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせる制御回路とを備えることを特徴とする電源装置。
  2. 前記第2のコンデンサの容量は、前記第1のコンデンサの容量の1/100以下であることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  3. 前記整流回路の出力端間の電圧を検出する第1の電圧検出部と、
    前記第2のコンデンサの両端間の電圧を検出する第2の電圧検出部とを備え、
    前記制御回路は、前記第2の電圧検出部が検出する電圧波形が、前記第1の電圧検出部が検出する電圧波形の相似となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせることを特徴とする請求項1または2記載の電源装置。
  4. 前記第1の電圧検出部は、前記整流回路の出力端間に直列接続される複数の抵抗からなる第1の抵抗直列回路で構成され、前記整流回路の出力端間の電圧を前記第1の抵抗直列回路で分圧した第1の抵抗分圧値を前記制御回路に出力し、
    前記第2の電圧検出部は、前記第2のコンデンサの両端間に直列接続される複数の抵抗からなる第2の抵抗直列回路で構成され、前記第2のコンデンサの両端間の電圧を前記第2の抵抗直列回路で分圧した第2の抵抗分圧値を前記制御回路に出力し、
    前記制御回路は、前記第2の抵抗分圧値が、前記第1の抵抗分圧値に一致するように、前記第1,第2のスイッチング素子をオン・オフさせることを特徴とする請求項3記載の電源装置。
  5. 前記第2のコンデンサの両端電圧を検出する第2の電圧検出部を備え、
    前記制御回路は、前記第2の電圧検出部の検出結果が一定となるように、前記第1のスイッチング素子と前記第2のスイッチング素子とを交互にオン・オフさせることを特徴とする請求項1記載の電源装置。
  6. 前記第1のコンデンサの両端電圧が入力され、出力を可変とするDC/DCコンバータを備えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電源装置。
  7. 前記第1,第2のトランスの1次巻線と前記整流回路の出力端との接続点に一端が接続され、前記第1のトランスの2次巻線と前記第2のトランスの2次巻線との接続点に他端が接続される第3のコンデンサを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電源装置。
  8. 前記第1のトランスの2次巻線と前記第2のトランスの2次巻線との接続点に一端が接続され、前記整流回路の低圧側出力端に他端が接続される第4のコンデンサを備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電源装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電源装置と、
    前記電源装置の出力が供給される光源とを備えることを特徴とする照明器具。
  10. 前記光源は、固体発光素子で構成されることを特徴とする請求項9記載の照明器具。
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