JP5806973B2 - 情報端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アプリケーションを実行可能な情報端末装置に関するものである。
従来、この種の情報端末装置として、インターネット等の通信ネットワーク上の所定のサイトにアクセスし、そのサイトに表示されている複数のウィジェットなどのアプリケーションの中から利用者が選択したアプリケーションをダウンロードすることができる携帯電話機、スマートフォン、テレビジョン受像機、家電装置などが知られている(例えば、特許文献1、2、3参照)。このようにサイトからダウンロードしたアプリケーションは、そのアプリケーションについて設定を行ったり表示画面上に貼り付けたりする操作を利用者が行うことにより、起動可能なアプリケーションとして表示画面に追加表示することができる。この表示画面への表示は、例えばアプリケーションに対応したアイコンやテキストなどの画面構成要素を追加するように行われる。
しかしながら、上記従来の情報端末装置では、ウィジェットなどのアプリケーションを表示画面に追加表示するには、表示対象のアプリケーションごとに設定を行ったり表示画面上にアプリケーションに対応するアイコンを貼り付けたりする煩わしい操作を行う必要があり、操作性が悪い。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、アプリケーションに対応する画面構成要素を表示画面に追加表示するときに煩わしさが無い等、優れた操作性を有する情報端末装置を提供することである。
本発明に係る情報端末装置は、通信ネットワークを介して通信を行う通信手段と、複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記複数のアプリケーションから選択された一又は二以上のアプリケーションを実行可能なアプリケーション実行手段と、アプリケーション管理情報に基づいて前記複数のアプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、表示画面の表示について利用者が操作するための操作手段と、を備えた情報端末装置であって、表示手段と、前記表示手段の表示画面への画像表示を、第1表示レイヤと該第1表示レイヤの前景に位置する第2表示レイヤとを含む複数の表示レイヤ毎に制御する表示制御手段と、前記通信ネットワークを介してアプリケーションをダウンロードするダウンロード手段と、を備え、前記表示制御手段は、前記ダウンロードされたアプリケーションに対応する画面構成要素を前記第1表示レイヤ及び前記第2表示レイヤの少なくとも一方に追加配置して表示するように制御することを特徴とするものである。
この情報端末装置では、アプリケーションがダウンロードされると、利用者の操作を介さずに、ダウンロードされたアプリケーションに対応する画面構成要素が表示画面の第1表示レイヤ及び第2表示レイヤの少なくとも一方に追加配置して表示することができる。従って、アプリケーションに対応する画面構成要素を表示画面に追加表示するときの操作性に優れる。
前記情報端末装置において、前記アプリケーション管理手段は、前記アプリケーションがダウンロードされたとき、前記アプリケーション管理情報を更新し、前記表示制御手段は、前記更新されたアプリケーション管理情報に基づいて、前記ダウンロードされたアプリケーションに対応する画面構成要素を表示するように制御してもよい。この情報端末装置では、アプリケーションがダウンロードされたときアプリケーション管理情報を更新しているので、その更新されたアプリケーション管理情報の内容に応じて、ダウンロードされたアプリケーションの画面構成要素をより適切に追加表示することができる。
また、前記情報端末装置において、前記ダウンロード手段は、複数のアプリケーションを一括ダウンロード可能としたパッケージファイルをダウンロードし、前記アプリケーション管理手段は、前記パッケージファイルがダウンロードされたとき、前記アプリケーション管理情報を更新し、前記表示制御手段は、前記更新されたアプリケーション管理情報に基づいて、前記パッケージファイルに含まれる複数のアプリケーションそれぞれに対応する画面構成要素を前記第1の表示レイヤ及び前記第2表示レイヤに振り分けて追加配置して表示するように制御してもよい。この情報端末装置では、複数のアプリケーションのダウンロードと各アプリケーションの画面構成要素の追加表示とを一括して行うことができる。
また、前記情報端末装置において、前記表示制御手段は、前記追加配置対象のアプリケーションに対応する画面構成要素が利用者によって前記第1表示レイヤ又は前記第2表示レイヤから削除された履歴がある場合は、前記削除された履歴がある表示レイヤへの該アプリケーションの画面構成要素の追加配置を行わないようにしてもよい。この情報端末装置では、利用者が希望しないアプリケーションの画面構成要素の追加表示を回避することができる。
また、前記情報端末装置において、前記表示制御手段は、1つのアプリケーションについて、前記第1表示レイヤ及び前記第2表示レイヤのそれぞれに該1つのアプリケーションの画像構成要素を配置して表示するように制御可能とし、前記アプリケーション実行手段は、前記第1表示レイヤに表示されている画像構成要素及び前記第2表示レイヤに表示されている画像構成要素のいずれか一方に対する操作が検知されたとき、その操作に応じて前記1つのアプリケーションを起動してもよい。この情報端末装置では、第1表示レイヤに配置されている画面構成要素及び第2表示レイヤに配置されている画面構成要素のいずれか一方を操作すれば、それらの画面構成要素に対応するアプリケーションを起動することができるので、アプリケーションを起動するときの操作性を更に向上させることができる。
また、前記情報端末装置において、前記表示手段の表示画面は、該表示画面の中心部を含む主画面領域と、該表示画面の端縁に沿って延在する副画面領域とを有し、前記表示制御手段は、前記第2表示レイヤに配置して表示される複数のアプリケーションの画面構成要素の表示状態を、前記副画面領域の延在方向に並ぶように該副画面領域に格納された格納状態と、前記副画面領域から前記主画面領域側に展開された展開状態との間で変化させるように制御してもよい。この情報端末装置では、第2表示レイヤの画面構成要素が格納状態の場合は、その画面構成要素で遮られることなく、第1表示レイヤに表示されるアプリケーションの画面構成要素により、当該アプリケーションの実行時画像を表示して閲覧することができる。また、第2表示レイヤの画面構成要素が展開状態の場合は、第1表示レイヤの画像の前景として表示されるアプリケーションの展開状態の画面構成要素により、当該アプリケーションの実行時画像を表示して閲覧することができる。このように第2表示レイヤにおける画面構成要素の格納状態と展開状態とを切り換えることにより、表示画面のサイズに制約がある場合でも、第1表示レイヤ及び第2表示レイヤそれぞれに表示される並列実行中の複数のアプリケーションの実行時画像を任意のタイミングで切り替えて閲覧することができる。
また、情報端末装置において、前記表示制御手段は、前記ダウンロードされたアプリケーションに対応する画面構成要素を、前記展開状態又は前記収納状態で表示してもよい。この情報端末装置では、アプリケーションをダウンロードした後、そのダウンロードされたアプリケーションの画面構成要素を第2表示レイヤに前記展開状態で追加表示したり前記収納状態で追加表示したりすることができる。
また、前記情報端末装置において、前記表示制御手段は、前記第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能な複数のアプリケーションがリストアップされたアプリケーション追加用画面を表示し、該アプリケーション追加用画面にリストアップされている複数のアプリケーションの少なくとも一つが選択されたとき、その選択されたアプリケーションの画面構成要素を前記第2表示レイヤに追加配置して表示するように制御してもよい。この情報端末装置では、第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能な複数のアプリケーションがリストアップされ利用者が選択可能なアプリケーション追加用画面が表示される。従って、アプリケーションの画面構成要素を第2表示レイヤに追加配置するときの操作性が向上する。
また、前記情報端末装置において、前記表示制御手段は、前記第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能なアプリケーションの設定を編集する編集モードを選択する操作が行われたとき、該アプリケーションの設定を編集するためのアプリケーション設定画面を表示するように制御し、前記アプリケーション設定画面で設定が編集された設定情報を該アプリケーションに関連付けて保存する設定情報保存手段を備えてもよい。この情報端末装置では、第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能なアプリケーションの設定を編集する編集モードを選択する操作が行われると、そのアプリケーションの設定を編集するためのアプリケーション設定画面が表示される。従って、第2表示レイヤに画面構成要素が追加配置されるアプリケーションの設定を編集するときの操作性が向上する。
また、前記情報端末装置において、前記表示制御手段は、前記アプリケーション設定画面を前記表示画面の全体に表示するように制御してもよい。この情報端末装置では、第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能なアプリケーションの設定を編集する編集モードにおいて、各アプリケーションの画面構成要素がアプリケーション設定画面で隠されるため、アプリケーションの設定の編集中における各アプリケーションの画面構成要素に対する誤操作を防止できる。
なお、前記情報端末装置において、前記アプリケーションは、ウィジェットやガゼットと呼ばれる、プログラムのサイズや機能が比較的小規模のアプリケーションであってもよい。
また、前記情報端末装置において、前記第1表示レイヤに画像構成要素を配置して表示するアプリケーションが通常のアプリケーションであり、前記第2の表示レイヤに画像構成要素を配置して表示するアプリケーションが前記ウィジェットやガゼット等の小規模のアプリケーションであってもよい。
本発明によれば、アプリケーションに対応する画面構成要素を表示画面に追加表示するときの操作性に優れた情報端末装置を提供することができる、という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の主要構成の一例を示すブロック図。 同携帯端末装置におけるソフトウェアのアーキテクチャの一例を示す説明図。 同携帯端末装置で実行可能なアプリケーションの各種状態の構成例を示す説明図。 (a)及び(b)は同携帯端末装置の表示画面(ホーム画面)における画面構成の一例を示す説明図。 (a)及び(b)は表示画面に画像を表示可能な複数の表示レイヤの設定例を示す説明図。 (a)〜(c)は表示画面に画像を表示可能な複数の表示レイヤの他の設定例を示す説明図。 表示画面のホームレイヤ上に表示可能なホームシートに設定された全体画像の一例を示す説明図。 表示画面のカートリッジレイヤ上に表示可能な全体画像を含むカートリッジシートの一例を示す説明図。 表示画面における複数のタッチ操作可能領域の設定例を示す説明図。 カートリッジを展開したときの表示画面における複数のタッチ操作可能領域を示す説明図。 表示画面のホームレイヤ上でホームシートをスクロールするときの表示画像の変化の様子を示す説明図。 表示画面のカートリッジレイヤ上でカートリッジシートをスクロールするときの表示画像の変化の様子を示す説明図。 収納状態にあるカートリッジを展開するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 外部との通信を伴うカートリッジアプリケーションのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図。 外部との通信により情報を取得可能なカートリッジアプリケーションのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図。 カートリッジアプリケーションが外部との通信により情報を取得したときのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図。 カートリッジアプリケーションが外部との通信により情報を取得したときのカートリッジタブの表示態様の変化の様子を示す説明図。 カートリッジの収納・展開時におけるカートリッジアプリケーションの実行制御の様子を示す説明図。 アプリケーションのファイルをダウンロードしてアイコン及びカートリッジを追加するときの処理の一例を示すフローチャート。 複数のアプリケーションを含むパッケージファイルをダウンロードしてアイコン及びカートリッジを追加するときの処理の一例を示すフローチャート。 ウィジェットとリンクしたホームアプリケーションを起動するときの処理の一例を示すフローチャート。 ホームアプリケーションをバージョンアップするときの処理の一例を示すフローチャート。 カートリッジ上で編集モードを表示するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 カートリッジアプリケーションを一覧表示してカートリッジに登録するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 カートリッジアプリケーションの設定を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 オプションメニューでウィジェットモードを選択したときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ウィジェットモードでウィジェットを追加するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ウィジェットモードでウィジェットを移動・削除するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 オプションメニューのテーマ設定でアイコン背景画像の表示態様を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 アイコン及びアイコン背景画像の自動整列を行うときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ホーム画面の編集モードでアイコン背景画像の色を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ホーム画面のホームアプリケーションをアンインストールするときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ホーム画面のアイコンをアイコン背景画像と一緒に移動させるときの表示画面の変化の様子を示す説明図。 ホーム画面のアイコンをページ単位で一括移動させるときの表示画面の変化の様子を示す説明図。
以下、図面を参照して、本発明をアプリケーション実行可能な電子機器である情報端末装置としての携帯型の無線通信端末装置(以下「携帯端末装置」という。)に適用した実施形態について説明する。なお、本実施形態において、「アプリケーション」とは、ブラウザ、電話、カメラ、検索、メール、情報配信、カレンダー、時計、音楽再生、地図表示、データフォルダ、メッセージの通信、動画再生等の様々な用途に応用することができるソフトウェアを意味し、「アプリケーションソフトウェア」とも呼ばれる。また、「アプリケーション」は、各種言語で開発された実行プログラムのファイルや、プログラム実行時等に用いられたり参照されたりする設定情報及び画像などのファイルなどの集合体である。
まず、本実施形態に係る携帯端末装置の基本的な構成について説明する。
〔全体構成〕
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯端末装置の主要構成の一例を示すブロック図である。本実施形態の携帯端末装置10は、例えば移動体通信ネットワークや無線LANを介した通信に用いることができるスマートフォン、携帯電話機、PHSなどの移動機やタブレットPCである。携帯端末装置10は、表示部(表示手段)11と表示部の表示を制御する表示制御部(表示制御手段)12と、複数のアプリケーションを実行するためのアプリケーション実行管理部(アプリケーション実行手段及びアプリケーション管理手段)13と、利用者が操作するための操作部(操作手段)14とを備えている。更に、携帯端末装置10は、記憶部(記憶手段)15と、移動体通信ネットワークの基地局や他の無線LANのアクセスポイントなどとの間で無線通信を行うための無線通信部(通信手段)16及びアンテナ17と、を備えている。また、携帯端末装置10は、小型マイクなどからなる音声入力部18と、スピーカー、レシーバ、振動発生器などの音出力部19と、入出力される音信号を処理する音信号処理部20と、制御手段としての主制御部21と、CCDやCMOS等のカメラデバイスなどからなる撮像部22と、ジャイロセンサ、加速度センサ、磁気センサ等からなる姿勢検知部23と、を備えている。また、GPSを用いて携帯端末装置の現在位置の情報を取得するための図示しないGPS受信部を備えてもよい。
表示部11は、例えば利用者の指先の接触や近接を検知可能な操作検知機能付きの液晶パネル等からなるディスプレイを用いて構成することができる。表示部11は、記憶部15に保存されている各種設定情報、画像データ、描画データ等に基づいて、各種画像が表示される。
表示制御部12は、例えば専用又は汎用の半導体デバイスからなり、主制御部21から送られてきた画像データや描画データに基づいて表示部11の表示画面に後述の各種画像を表示するように制御する。表示制御部12は、例えば主制御部21から受けた画像表示コマンドや各種画像オブジェクトのデータなどに基づいて、表示部11の表示画面に表示する画像を描画する処理を行って描画データを生成し、その描画データに基づいて表示部11の表示画面に画像を表示する。
表示制御部12は、生成した描画データを表示制御部12内のメモリに保存したり、記憶部15にアクセスして保存したりする機能を有してもよい。この保存された描画データは、その後の表示画面上でのスクロールなどの画像表示に用いることができる。また、表示制御部12は、表示画面に画像を表示するために定義された複数の表示レイヤを管理する機能を有してもよい。
また、表示制御部12は、撮像部22で撮影した画像を表示部11の表示画面にリアルタイムに表示するように制御してもよい。また、表示制御部12は、姿勢検知部23で検知した携帯端末装置10の姿勢に基づいて、表示部11の表示画面に表示される後述のカートリッジシートの収納状態及び展開状態を切り換えるように制御したり、表示部11の表示画面に表示される画像の向きを変化させるように制御してもよい。また、表示制御部12は、図示しないGPS受信部で受信したGPS情報から得られた携帯端末装置10の現在位置の情報に基づいて、表示部11の表示画面に表示される画像を変化させるように制御してもよい。
また、表示制御部12における表示制御は、例えばFlash(登録商標)を用いて行ってもよい。また、表示制御部12としては、表示制御プログラムを実行可能な主制御部21を兼用してもよい。
アプリケーション実行管理部13は、主制御部21と共通の例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成され、予め組み込まれたアプリケーションやユーザがダウンロードして登録したアプリケーションのプログラムを実行する。また、アプリケーション実行管理部13は、アプリケーションの実行中に、主制御部21に構築されたプラットフォームとの間で各種コマンド、イベント情報、データなどの送受信する。また、アプリケーション実行管理部13は、アプリケーションの実行に用いられるプログラムモジュールやライブラリを管理する。また、アプリケーション実行管理部13は、Andoroid(登録商標)アプリケーション、iOS(登録商標)アプリケーション、Windows(登録商標)アプリケーション、Java(登録商標)アプリケーションなどの複数種類のアプリケーションのいずれか一つ又は二以上を実行するためのフレームワーク(例えば、Androidフレームワーク、iOS フレームワーク、など)や、Dalvik(登録商標) VMやJava VMなどの仮想実行環境(仮想マシン)を構築する。また、アプリケーション実行管理部13は、複数のアプリケーションを並列実行することができるマルチタスク機能を有するように構成されている。
また、アプリケーション実行管理部13は、例えば本体側のプラットフォームに保存されているアプリケーション管理情報に基づいて、携帯端末装置10に登録されている複数のアプリケーションを管理する。例えば、アプリケーション実行管理部13は、各アプリケーションの登録情報や履歴情報を管理したり、各アプリケーションに対応させて表示画面の第1表示レイヤ及び第2表示レイヤに配置されるアイコン、アイコン背景画像、カートリッジなどの画面構成要素を管理したりする。また、アプリケーション実行管理部13は、アプリケーション管理情報に基づいて、表示画面に表示するための指令をフレームワークに送る。
アプリケーション管理情報は、所定の管理ファイルに記録され、必要に応じて更新される。この管理ファイルは、例えばxml形式のConfigurationファイルであり、タグ形式で各種管理情報が記録される。また、ホームアプリケーション110を管理するためのホームアプリケーション管理情報が記録される管理ファイルと、カートリッジアプリケーション120を管理するためのカートリッジアプリケーション管理情報が記録される管理ファイルとを、別々に設けてもよい。また、アプリケーション管理情報の具体例は次の通りである。例えば後述のホームアプリケーション110の場合、複数のホームアプリケーション110それぞれについて、アイコンを表示するページ、アプリケーションのクラス名、アプリケーションのパッケージ名、アイコン背景画像の表・裏などを指定する情報が記録される。また後述のウィジェットなどのカートリッジアプリケーション120の場合、複数のカートリッジアプリケーション120それぞれについて、カートリッジ名、アプリケーションのクラス名、アプリケーションのパッケージ名、カートリッジの位置、カートリッジの収納・展開の初期状態、カートリッジの通知表示(インフォサイン)の有無などを指定する情報が記録される。また、アプリケーション管理情報としては、表示画面200に設定可能な複数のテーマそれぞれについて、初期設定のテーマ(デフォルトテーマ)、テーマ名、テーマリスト上のインデックス(表示順番)、テーマのファイル名、アイコンの形状、アイコン背景画像(表及び裏)の形状、ホーム画面の壁紙、スクロールバー(インジケータ)の画像及び背景画像、カートリッジの背景色、カートリッジタブの画像及び色、カートリッジタブの文字色などを指定する情報を記録しておくこともできる。また、アプリケーション管理情報は、新規のアプリケーションやバージョンアップされたアプリケーションがダウンロードされたとき、必要に応じて更新される。
操作部14は、例えば上記操作検知機能(タッチ操作機能)付きの液晶パネル等からなるディスプレイや、各種ボタンやキーで構成され、利用者が通話開始、終話、メニュー選択、表示部11の表示の切り換え等を指示したり情報を入力したりするときに用いられる。操作部14が操作検知機能(タッチ操作機能)付きのディスプレイで構成されている場合、その表示画面に利用者が指や操作用ペンを接触又は近接させて所定の動作を行うことにより対応する操作を行うことができる。この表示画面上の動作としては、例えば、タップ、フリック、ピンチ、ドラッグなどがある。タップは、表示画面を軽くたたく動作であり、通常のパソコンにおけるマウスのクリックに相当する。例えば、アプリケーションの起動用画面構成要素であるショートカットアイコンをタップすることにより、当該アプリケーションを起動することができる。また、フリックは、表示画面上ではらう動作であり、通常のパソコンにおけるマウスのホイール(中央)の回転に相当する。例えば、表示画面上の所定領域をフリックすることにより、表示画面をスクロールすることができる。このフリックは、フリップ又はワイプと呼ばれる場合もある。また、ピンチは、表示画面上で指等を2本使ってつまむ動作(ピンチイン)や広げる動作(ピンチアウト)であり、通常のパソコンにおける拡大や縮小の操作に相当する。例えば、表示画面上でピンチアウトすることにより、文字画像や写真画像を拡大することができる。また、ドラッグは、指等で表示画面を押さえたまま移動する動作であり、通常のパソコンにおけるマウスのボタンを押さえながら移動する動作に相当する。例えば、表示画面上のアイコンをドラッグすることにより、当該アイコンを任意の場所まで移動させることができる。
記憶部15は、例えば半導体メモリからなるRAMやROMなどの内部メモリで構成され、主制御部120で実行する制御プログラム、各種設定情報のデータ(例えば、後述のホームアプリケーション、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)などのアプリケーションの設定情報のファイル)、表示部11に表示する画像データ(例えば、アイコン、アイコン背景画像、カートリッジ等の画面構成要素の画像データ)や、描画データ、その他の各種ファイル(例えば、ホームアプリケーション、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)などの実行プログラムファイル)などを記憶するものである。ここで、ホームアプリケーション、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)などの複数のアプリケーションについては、アプリケーションごとに対応するデータ及びファイルを特定できるように保存されている。例えば、ホームアプリケーションがダウンロードされた場合、そのアプリケーションの実行プログラムファイルと、当該アプリケーションに対応するアイコン及びアイコン背景画像それぞれの識別情報などを含む設定情報のデータ(又はファイル)とが、互いに関連付けられて保存される。また、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)がダウンロードされた場合、そのアプリケーションの実行プログラムファイルと、当該アプリケーションに対応するカートリッジタブの情報などを含む設定情報のデータ(又はファイル)とが、互いに関連付けられて保存されている。また、記憶部15には、アプリケーション実行管理部13で参照されるアプリケーション管理情報も保存されている。
なお、記憶部15は、上記内部メモリではなく、携帯端末装置本体に着脱可能なメモリーカード、ICカード等の記憶媒体を用いて構成してもよい。
音声入力部18は、利用者の音声を電気信号(アナログ信号)に変換する。音声入力部18から出力される音声の電気信号(アナログ信号)は、音信号処理部20に入力され、デジタル信号に変換される。
音出力部19は、音信号処理部20でデジタル信号から変換されたアナログ信号が入力され、通話中の音声を出力したり、操作時の効果音、画像表示時の効果音、メールの着信音、電話の呼び出し音、音楽などを出力したり、所定の振動パターンで携帯端末装置10の本体を振動させたりする。
主制御部21は、例えばCPU、キャッシュメモリ、ROM、システムバス等で構成され、基本ソフトであるOS(例えば、Android OS、アップル社のiOS(登録商標)、マイクロソフト社のWindows Phone(登録商標)、ノキア社のSymbian OS(登録商標)、クアルコム社のBREW(登録商標)およびBrew MP、など)を実行することにより、所定のプラットフォームを構築することができる。また、主制御部21は、所定の制御プログラムを実行することにより、表示制御部12、アプリケーション実行管理部13、操作部14、記憶部15、無線通信部16、音信号処理部20等の各部と接続され、各種のデータ、ファイル、制御コマンドなどを送受信することができる。
また、操作部14が操作検知機能(タッチ操作機能)付きのディスプレイで構成されている場合、主制御部21は、操作部14によるタッチ操作の検知を管理する手段として機能するタッチイベント管理機能を有する。
〔ソフトウェア構成〕
図2は、本実施形態に係る携帯端末装置におけるソフトウェアのアーキテクチャの一例を示す説明図である。本実施形態の携帯端末装置10では、図1のアプリケーション実行管理部13で構築される所定のフレームワーク100上で、各種機能を有する通常のアプリケーション110、120や、機能が特化された小規模のアプリケーション(以下、通常のアプリケーションと区別するため適宜「ウィジェット」という。)130、140を実行することができる。フレームワーク100は、図1の主制御部21、表示制御部12、表示部11、操作部14等に対応する図示しないプラットフォーム上に構築され、プラットフォームとの間で各種のコマンドやデータ等の受け渡しを行うことができる。
上記アプリケーションとしては、ホームアプリケーション110及びカートリッジアプリケーション120を実行することができる。
ここで、ホームアプリケーション110は、後述のホーム画面の第1表示レイヤに設定されたホームシート上に実行時画像や起動用の画面構成要素としてのアイコンの画像を表示することができるアプリケーションである。このホームアプリケーション110としては、例えば、ブラウザ、電話、カメラ、検索、メール、情報配信、カレンダー、時計、音楽再生、地図表示、データフォルダ、メッセージの通信、動画再生等のアプリケーションが挙げられる。ホームアプリケーション110は、携帯端末装置10内の他のアプリケーションやウィジェットにアクセスすることができる。例えば、ホームアプリケーション110は、ウィジェットピッカー機能を介して所定のコマンドをフレームワーク100に送ることによりウィジェットを追加することができる。また、ホームアプリケーション110は、アプリケーション管理機能を介して所定のコマンドをフレームワーク100に送ることにより他のアプリケーションを起動したり削除したりすることができる。
また、カートリッジアプリケーション120は、後述のホーム画面の第1表示レイヤの前景に位置する第2表示レイヤに設定された画面構成要素であるカートリッジに収納状態(タブ表示状態)又は展開状態で表示することができるアプリケーションである。このカートリッジアプリケーション120としては、例えば、アドレス帳、電話帳、カレンダー、天気情報などの各種情報配信、メール、メモ機能、写真閲覧、動画閲覧、音楽再生、検索、FaceBook(登録商標)やTwitter(登録商標)その他のソーシャルネットワーク(ソーシャルストリーム)の通信機能、列車や飛行機等の交通機関の時刻案内、利用者が設定可能なアプリケーション起動用ツールであるカスタムランチャー、各種設定等のアプリケーションを挙げることができる。カートリッジアプリケーション120のカートリッジへの登録は、装置の製造時に予め行っておいてもよいし、装置内に予め組み込まれているウィジェットから利用者の操作や他のアプリケーションにおけるリンク設定などに基づいて選択して登録するように行ってもよい。また、利用者の操作や他のアプリケーションにおけるリンク設定などに基づいて通信ネットワーク上のサイトからダウンロードしたウィジェットをカートリッジに登録するように行ってもよい。
なお、本実施形態では、上記カートリッジに登録されるカートリッジアプリケーション120のうち、装置の製造時に予め登録されているカートリッジアプリケーションを、「専用カートリッジアプリケーション」又は単に「専用カートリッジ」という。また、利用者の操作や他のアプリケーションにおけるリンク設定などに基づいてカートリッジアプリケーションとして登録されたウィジェットを、「カートリッジウィジェット」、又は、上記「専用カートリッジ」と対比させて単に「ウィジェット」という。
また、カートリッジアプリケーション120は、ホームアプリケーション110と同様に、携帯端末装置10内の他のアプリケーションやウィジェットにアクセスすることができる。例えば、カートリッジアプリケーション120は、ウィジェットピッカー機能を介して所定のコマンドをフレームワーク100に送ることによりウィジェットを追加することができる。
また、ウィジェット130、140は、カートリッジアプリケーションと同様に、第2表示レイヤに設定されたカートリッジに収納状態(タブ表示状態)又は展開状態で表示することができる。このウィジェットのカートリッジへの登録についても、装置の製造時に予め行っておいてもよいし、利用者が選択して登録してもよい。例えば、図2中の「CP APL1」や「CP APL2」で示すように、コンテンツプロバイダが提供する小規模のアプリケーションを利用者がダウンロードしてウィジェット130、140としてカートリッジに登録することができる。してもよい。以下、カートリッジに登録されたウィジェットを「カートリッジウィジェット」という。また、携帯端末装置10内で実行可能なウィジェットのうち利用者が選択したウィジェットについては、ホームアプリケーションと同様に、ホーム画面の第1表示レイヤに設定されたホームシートの一部に実行時画像や起動用のアイコンを表示することができる。
図3は、本実施形態に係る携帯端末装置で実行可能なアプリケーションの各種状態の構成例を示す説明図である。図中の実線で示したブロックはホームアプリケーションに関する状態であり、破線で示したブロックはカートリッジアプリケーションに関する状態である。また、図中の一点鎖線で示したブロックはカートリッジウィジェットに関する状態であり、二点鎖線で示したブロックはフレームワーク又は他のアプリケーションに関する状態である。図3において、例えばホームアプリケーションのホーム状態からオプションメニューを選択することにより、カートリッジの追加及び設定、ホーム画面におけるテーマの設定、壁紙の設定、アイコンの自動整列を行うことができる。また、上記カートリッジの追加を選択すると、カートリッジシステムが起動し、カートリッジウィジェットやカートリッジアプリケーションを追加することができる。また、カートリッジシステムでカートリッジ編集モードを選択すると、各カートリッジにおける名称の編集や色の変更を行ったり、カートリッジウィジェットの詳細設定を行ったりすることができる。
〔表示画面の構成及び基本表示制御〕
図4(a)は、本実施形態に係る携帯端末装置10に設けた表示部11の表示画面200に表示可能なホーム画面における画面構成の一例を示す説明図である。表示画面200は、システム情報が表示されるシステム表示領域201と、アプリケーション表示領域202とを有する。システム表示領域201には、現在時刻、電池残量、無線通信に用いられる電波の強度などのシステム情報が表示される。アプリケーション表示領域202は、表示画面200の中心部を含む主画面領域としてのホームアプリケーション表示領域203と、表示画面200の端縁(図示の例では右端縁)に沿って延在する副画面領域としてのカートリッジタブ表示領域204とを有する。ホーム表示領域203は、更に、メインホーム表示領域203aとサブホーム表示領域203bとを有する。
ホーム表示領域203のメインホーム表示領域203aには、複数のホームアプリケーションの起動用の画面構成要素(画像オブジェクト)としてのショートカットアイコン(以下「アイコン」という。)310が所定の間隔で配置するように表示されている。複数のアイコン310それぞれの背景には、アイコン310の外縁の少なくとも一部からはみ出るように配置され互いに独立に表示形態(例えば、色、画像濃度、形状、サイズ)を設定可能なアイコン背景画像320が表示されている。図4の例では、表示形態として画像濃度が異なる2種類のアイコン背景画像320a、320bが表示されている。また、複数のアイコン背景画像320それぞれの枠外である下側には、対応するホームアプリケーションの名称(「AAAAA」、「BBBBB」、・・・、「LLLLL」)が表示されている。
一方、ホーム表示領域203のサブホーム表示領域203bには、メインホーム表示領域203aにおける後述のホームシートの位置(スクロールの位置)を示すインジケータ340を表示するようにしてもよい。
また、カートリッジタブ表示領域204には、複数のウィジェット等のカートリッジアプリケーションに対応する複数の画面構成要素(画像オブジェクト)としての複数のカートリッジ330が表示されている。これら複数のカートリッジ330は、カートリッジタブ表示領域204の延在方向に並ぶようにカートリッジタブ表示領域204に収納された収納状態と、カートリッジタブ表示領域204から前記ホーム表示領域203側に展開された展開状態とを取り得る。図4の例では、複数のカートリッジ330それぞれが収納状態にあり、カートリッジ330に登録されたカートリッジアプリケーションの名称(「QQQQQ」、「RRRRR」、・・・、「UUUUU」)を有するカートリッジタブが表示されている。
なお、図4(b)に示すように、カートリッジタブ表示領域204を表示画面200の左端縁に沿って延在するように配置し、カートリッジ330を図中右方向に展開するように構成してもよい。また、表示画面200の左端部及び右端部それぞれにカートリッジタブ表示領域204を配置し、左端部から右方向に展開可能なカートリッジと、右端部から左方向に展開可能なカートリッジとを混在させるように構成してもよい。
図5(a)及び(b)は、表示画面200に画像を表示可能な複数の表示レイヤの設定例を示す説明図である。図5の例では、第1表示レイヤとしてのホームレイヤ210(図5(a))と、ホームレイヤ210の前景に位置する第2表示レイヤとしてのカートリッジレイヤ220(図5(b))とが設定されている。すなわち、表示画面200のアプリケーション表示領域202では、カートリッジレイヤ220が一番上に(最前景に)表示される。前述のアイコン310及びアイコン背景画像320がホームレイヤ210に表示されるように制御される。また、前述のカートリッジ330(図示の例では、収納状態にあるカートリッジのカートリッジタブ)がカートリッジレイヤ220に表示されるように制御される。表示制御部12は、ホームレイヤ210及びカートリッジレイヤ220のいずれかを指定するレイヤ指定情報に基づいて、ホームレイヤ210のアイコン310及びアイコン背景画像320の画像と、カートリッジレイヤ220のカートリッジ330の画像とを互いに独立に表示するように制御することができる。また、表示制御部12は、複数のカートリッジアプリケーションのうち起動済みのカートリッジアプリケーションのカートリッジのみカートリッジレイヤ220に表示するように制御してもよい。
図6(a)〜(c)は、表示画面200に画像を表示可能な複数の表示レイヤの他の設定例を示す説明図である。図6の例では、図5の例とは異なり、第1表示レイヤとして、背景用表示レイヤとしての背景ホームレイヤ211(図6(a))及びアイコン用表示レイヤとしてのアイコンホームレイヤ212(図6(b))の2つのホームレイヤが設定されている。また、ホームレイヤ210の前景に位置する最前景の第2表示レイヤとして、図5の例と同様にカートリッジレイヤ220(図6(c))が設定されている。この場合も、表示画面200のアプリケーション表示領域202では、カートリッジレイヤ220が一番上に(最前景に)表示される。そして、アイコン背景画像320が背景ホームレイヤ211に表示され、アイコン310がアイコンホームレイヤ212に表示されるように制御される。この場合、表示制御部12は、カートリッジレイヤ220のカートリッジ330の画像を独立に表示制御できるだけでなく、背景ホームレイヤ211及びアイコンホームレイヤ212のいずれかを指定するレイヤ指定情報に基づいて、背景ホームレイヤ211のアイコン背景画像320と、前景ホーム212のアイコン310の画像とを互いに独立に表示形態を制御することができる。従って、複数のアイコン310の種類や用途などの分類の変更に応じて、アイコン310の表示形態を維持しつつ複数のアイコン背景画像320の表示形態のみを一括変更する場合は、背景ホームレイヤ211を指定して背景ホームレイヤ211に対する変更処理を行い、アイコンホームレイヤ212に対する変更処理は行う必要がない。従って、アイコン背景画像320を変更する表示制御を容易に行うことができる。
図7は、表示画面200のホームレイヤ210(211、212)上に表示可能な全体画像を含むホームシート215の一例を示す説明図である。ホームシート215は、ホームレイヤ210(211、212)において表示可能な画像をすべて含む表示シートである。ホームシート215の長手方向(図中の上下方向)のサイズは表示画面200よりも長く設定されている。より具体的には、ホームシート215は、アプリケーション表示領域202の長さのほぼ2倍に設定され、アプリケーション表示領域202とほぼ同じサイズに設定された分割シート領域(以下、「ページ」という。)215a、215bを有している。複数のホームアプリケーションのアイコン310及びアイコン背景画像320は、ホームシート215のページ215a、215bそれぞれに配置することができる。表示画面200のホームアプリケーション表示領域203には、図7のホームシート215の一部が表示されることになる。また、表示画面200のホームアプリケーション表示領域203における画像のスクロール時には、図7のホームシート215の画像が動くように表示される。
なお、ホームシート215内でアイコン310及びアイコン背景画像320の歯抜け表示にはならないようにアイコン310及びアイコン背景画像320を詰めて表示されている。図7では、参考のため、ホームシート215のページ215a、215bの境界を破線で示し、下側のページ215bにおけるアイコン310及びアイコン背景画像320が配置されていない未配置箇所を破線で示している。また、図7の例では、シートの枚数が2枚の場合について示したが、ホームシート215は単数のページ又は3以上のページで構成してもよい。また、ホームシート215の一部に、又は別シートとして、ウィジェットのみを配置した1又は複数のページからなるウィジェット専用シートを設定してもよい。
図8は、表示画面200のカートリッジレイヤ220上に表示可能な全体画像を含むカートリッジシート225の一例を示す説明図である。カートリッジシート225は、カートリッジレイヤ220において収納状態及び展開状態のカートリッジを表示可能な画像をすべて含む表示シートである。カートリッジシート225の長手方向(図中の上下方向)のサイズは表示画面200よりも長く設定されている。これにより、カートリッジシート225の長手方向には、表示画面に一度に表示可能な数(本実施形態の例では5個)よりも多い数のカートリッジ330を配置することができる。また、カートリッジシート225は、アプリケーション表示領域202を長手方向(図示の上下方向)に複数(図示の例では9個)に分割した分割シート領域(以下「カートリッジ本体領域」という。)225a〜225iを有している。これらのカートリッジ本体領域225a〜225iのうちカートリッジ本体領域5個分の領域をアプリケーション表示領域202に一度に表示することができる。また、複数のカートリッジ本体領域225a〜225iはそれぞれ、展開用シート領域225sとタブ用シート領域225tとを有している。複数のカートリッジアプリケーションのカートリッジ330(331)はそれぞれカートリッジ本体領域225a〜225iに表示することができる。ここで、カートリッジアプリケーションが収納状態にあるときは、図中のカートリッジ330のように、カートリッジ本体領域225a〜225iのタブ用シート領域225tにカートリッジタブが表示される。また、カートリッジタブを所定方向(図示の例では左方向)に引き出すように操作してカートリッジアプリケーションが展開状態になったときは、カートリッジ本体領域225a〜225iの展開用シート領域225sの全体又は一部にカートリッジタブ及び実行時画像が表示される。図示の例では、展開用シート領域225sの全体に展開された領域に実行時画像が表示され、カートリッジタブ331aが左端部に位置するように、展開状態のカートリッジアプリケーションのカートリッジ331が表示されている。また、表示画面200におけるカートリッジの画像のスクロール時には、図8のカートリッジシート225の画像が動くように表示される。
なお、図8の例では、カートリッジシート225のカートリッジ本体領域225a〜225iの数が9個すなわち登録可能なカートリッジの数が9個の場合について示したが、カートリッジシート225は8個以下又は10個以上のカートリッジ本体領域で構成してもよい。
また、表示画面200上での起動済みのカートリッジアプリケーションの確認が容易になるように、カートリッジシート225には、起動済みのカートリッジアプリケーションのみを表示するようにしてもよい。
図9は、表示画面200における複数のタッチ操作可能領域の設定例を示す説明図である。本実施形態の携帯端末装置10では、表示画面200のアプリケーション表示領域202に、複数のタッチ操作可能領域(操作検知領域)として、ホームアプリケーション表示領域203に対応するホームタッチ操作可能領域205と、カートリッジタブ表示領域204に対応するカートリッジタッチ操作可能領域206とを設定している。ホームタッチ操作可能領域205に対して操作すると、ホームアプリケーション表示領域203に表示されているホームレイヤ210のアイコン310等に対する操作として認識される。また、カートリッジタッチ操作可能領域206に対して操作すると、カートリッジタブ表示領域204に表示されているカートリッジレイヤ220のカートリッジ310に対する操作として認識される。このようにホームタッチ操作可能領域205とカートリッジタッチ操作可能領域206とを区別して上下のスクロール等の操作を行うことができる。例えば、ホームタッチ操作可能領域205に対してフリックなどの操作を行うと、ホームレイヤ210におけるホームシート215のスクロールが行われる。また、カートリッジタッチ操作可能領域206に対してフリックなどの操作を行うと、カートリッジレイヤ220におけるカートリッジシート225のスクロールが行われる。なお、ホームレイヤ210のホームシート215やカートリッジレイヤ220のカートリッジシート225はフリックの強さによってスクロール速度が異なるように制御してもよい。また、利用者が指を画面から離しても急には止まらずスクロールが維持される慣性スクロールとしてもよい。また、カートリッジレイヤ220におけるカートリッジシート225が慣性スクロールしている途中に、ホームレイヤ210側のホームシート215の画像にタッチすると、カートリッジシート225のスクロールが止まり、その後、ホームレイヤ210側のホームシート215の画像をタッチすることでホームシート215のスクロールが可能となるように制御してもよい。
図10は、カートリッジを展開したときの表示画面200における複数のタッチ操作可能領域を示す説明図である。カートリッジタブ表示領域204に表示されているカートリッジのカートリッジタブ331aを引き出すように操作し、展開状態のカートリッジ331を表示すると、そのカートリッジ331の展開領域まで覆うようにカートリッジタッチ操作可能領域206が広がる。このカートリッジタッチ操作可能領域206の拡張により、ホームタッチ操作可能領域205は狭くなり、上下2つのホームタッチ操作可能領域205a,205bに分かれる。これにより、展開状態のカートリッジ331を優先的にかつ確実に操作できるようになる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置における表示画面の主要な表示制御について説明する。
〔ホームレイヤにおけるホームシートのスクロール操作〕
図11は、表示画面200のホームレイヤ210上でホームシート215の画像をスクロールするときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。ホームレイヤ210のページ215aの画像が表示された操作前の表示画面200(1)では、画像データに基づいてホームアプリケーション表示領域203の画像について通常の描画処理を行うように表示制御される。ここで、通常の描画処理を行ってスクロールの表示を行おうとすると、ホームアプリケーション表示領域203に対する描画処理を繰り返し行う必要があるため、スムーズなスクロールの表示を行うことができない。
そこで、本実施形態では、上記操作前の表示画面200(1)において、ホームアプリケーション表示領域203のアイコン310が配列された画像を上方向にスクロールするように、ホームアプリケーション表示領域203の面上で指を接触させて上方にフリックすると、その指のフリック接触(タッチイベント)が検知される。このフリック接触(タッチイベント)の検知に基づいて、スクロール直前のホームレイヤ210の全体画像について描画する画像変換処理が行われ、当該全体画像の描画データが生成される。そして、スクロール中の表示画面200(2)に示すように、上記生成された描画データを用いてホームアプリケーション表示領域203の画像のスクロールが表示される。このようにホームレイヤ210の全体画像について予め生成した描画データを用いることにより、カートリッジレイヤ220上のカートリッジシート225の画像は固定したまま、ホームレイヤ210上のホームシート215の全体画像についてスムーズなスクロールの表示を行うことができる。
上記フリック操作によって画面が所定距離(図示の例ではホームシート215の1ページ分の長さに相当する距離)だけスクロール移動すると、ホームアプリケーション表示領域203のスクロール動作が終了し、スクロール後のページ215bの画像が表示画面200(3)に表示される。すなわち、ホームシート215は1ページ単位でスクロールされる。また、ホームシート215のスクロールはホームシート215の上端及び下端で行き止まりになる。なお、ホームシート215のスクロール時における背景の壁紙は動かず固定としてもよいし、アイコン等の移動と連動して動くようにしてもよい。上記スクロールの停止が検知されると、上記描画データを用いた表示が終了する。その後は、操作前と同様に、ホームアプリケーション表示領域203の画像に対する通常の描画処理を行うように表示制御される。
また、図11の各表示画面200(1)〜(3)において、インジケータ(図中の太い線)340が現在のホームシートの位置(スクロールの位置)を示している。なお、インジケータ340が移動可能な範囲を示す細い線の部分の縦幅はホームシート215のページ215a、215bの枚数に関わらず固定サイズとし、インジケータ340の縦幅はページの合計枚数によって変動するようにしてもよい。例えば、インジケータ340の縦幅はページの合計枚数が多くなればなるほど太い線が短くなるようにしてもよい。
また、ホームシート215をスクロールしたとき、インジケータ340の脇(例えば右脇)に、表示画面200のメインホーム表示領域203aに表示されているページを識別可能な情報としてのページタイトル(例えば、ページの番号を示す数字、ページの名称、ページに含まれるホームアプリケーションの分類名など)を表示してもよい。例えば、メインホーム表示領域203aに表示されているページがスクロールによって次のページに遷移すると、ページタイトルの表示内容(例えば、ページの番号を示す数字)が変化する。また、ページタイトルは表示開始から所定時間(例えば1〜2秒)が経過した後に消えるようにしてもよい。
また、インジケータ(太い線部分)340を指でタップしたとき、そのタップした箇所のページタイトルが表示されるようにし、そのまま指を離さず上下にスライドするとインジケータ340とページタイトルが指に追従して表示されるようにしてもよい。そして、インジケータ340から指を離すと、メインホーム表示領域203aに表示されているページが、上記スライド後に対応するページにジャンプし、このジャンプの後、所定時間(例えば1〜2秒)が経過した後にページタイトルが消えるようにしてもよい。
〔カートリッジレイヤにおけるカートリッジシートのスクロール操作〕
図12は、表示画面200のカートリッジレイヤ220上でカートリッジシート225の画像をスクロールするときの操作の様子を示す説明図である。カートリッジレイヤ220の一部である複数のカートリッジ(「QQQQQ」〜「UUUUU」)の画像が表示された操作前の表示画面200(1)では、画像データに基づいて通常の描画処理を行うように表示制御される。この操作前の表示画面200(1)において、カートリッジタブ表示領域204のカートリッジ330が配列された画像を上方向にスクロールするように、カートリッジタブ表示領域204の面上で指を接触させて上方にフリックすると、その指のフリック接触(タッチイベント)が検知される。このフリック接触(タッチイベント)の検知に基づいて、スクロール直前のカートリッジレイヤ220の全体画像について描画する画像変換処理が行われ、当該全体画像の描画データが生成される。そして、スクロール中の表示画面200(2)に示すように、上記生成された描画データを用いてカートリッジタブ表示領域204に収納されたカートリッジの画像及びホームアプリケーション表示領域203に展開したカートリッジ(「SSSSS」)の画像のスクロールが表示される。このようにカートリッジレイヤ220の全体画像について予め生成した描画データを用いることにより、ホームレイヤ210上のホームシート215の画像は固定したまま、カートリッジレイヤ220上のカートリッジシート225の全体画像についてスムーズなスクロールの表示を行うことができる。
上記フリック操作によって画面が所定距離(図示の例ではカートリッジ330の高さの2倍に相当する距離)だけ移動すると、カートリッジタブ表示領域204及びホームアプリケーション表示領域203におけるカートリッジ画像のスクロール動作が終了し、スクロール後の複数のカートリッジ(「SSSSS」〜「WWWWW」)の画像が表示画面200(3)に表示される。スクロール停止が検知されると、上記描画データを用いた表示が終了する。その後は、操作前と同様に、カートリッジレイヤ220の画像に対する通常の描画処理を行うように表示制御される。
なお、カートリッジレイヤ220上のカートリッジシート225のスクロールは、無段階スクロールとし、そのスクロール操作の加減によって、スクロール停止時におけるカートリッジシート225の表示位置を指定できるようにしてもよい。
また、表示画面のアプリケーション表示領域202にホームシート215及びカートリッジシート225それぞれの画像が表示されているとき、デフォルト位置に戻す所定操作(例えば、図示しないホームキーの押下)を行うと、ホームシート215及びカートリッジシート225がデフォルト位置に遷移するように表示される。その際、展開されていたカートリッジ330はすべて収納するようにしてもよい。また、ホームシート215及びカートリッジシート225それぞれのデフォルト位置は、例えば各シートの最上部が表示画面に表示される位置である。
〔カートリッジの収納・展開の操作〕
図13は、表示画面200に表示されている収納状態にあるカートリッジ330を展開するときの表示画面200の変化の様子を示す説明図である。図13のカートリッジ展開前の表示画面200(1)において、において、収納状態にあるカートリッジ330(図示の例では「SSSSS」という名称のカートリッジ)を展開するときは、そのカートリッジタブに対して展開方向(図示の例では左方向)にフリック操作する。このフリック操作(タッチイベント)が検知されると、中央の表示画面200(2)に示すように、カートリッジタブを左方向に引き出すようにカートリッジ330が展開し始める。そして、左側の表示画面200(3)に示すように表示画面の左端縁にカートリッジタブが到達して左カートリッジ330の展開が終了すると、展開状態のカートリッジ331が表示され、当該カートリッジ331に対応するカートリッジアプリケーションの実行時画像(例えば、画像やテキスト情報)が表示される。一方、図示していないが、展開状態のカートリッジ331を収納するときは、当該カートリッジ331のカートリッジタブ331aに対して収納方向(図示の例では右方向)にフリック操作する。このフリック操作(タッチイベント)が検知されると、左側の表示画面200(1)に示すようにカートリッジが収納され、カートリッジに遮られることなく背景にあるホームアプリケーション表示領域を表示し、ホームアプリケーションのアイコンを操作したりホームアプリケーションの実行時画像を閲覧したりすることができる。
以上のように、左方向又は右方向にフリックするという簡単な操作でカートリッジを展開したり収納したりすることができ、カートリッジアプリケーションの実行時画像の閲覧を行ったり、ホームアプリケーションのアイコンの操作や実行時画像の閲覧を行ったりすることができる。
〔カートリッジに対する各種操作の例〕
なお、本実施形態における表示画面200に表示されているカートリッジ330、331に対して行うことができる操作としては、例えば次のような操作(1)〜(6)を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
(1)カートリッジタブの上下フリック:カートリッジ全体スクロール
(2)カートリッジタブの左右フリック:カートリッジ展開、収納
(3)カートリッジタブのタップ:カートリッジ展開、収納
(4)カートリッジタブのダブルタップ:カートリッジの全収納
(5)カートリッジ内のフリック、タップ:カートリッジ内の操作
(6)カートリッジの長押し:カートリッジ編集モードに遷移
〔ホームアプリケーション表示領域における各種操作の例〕
また、本実施形態における表示画面200のホームアプリケーション表示領域203におけるアイコン310等に対して行うことができる操作としては、例えば次のような操作(1)〜(7)を例示することができるが、これらに限定されるものではない。
(1)ホームアプリケーション表示領域上の上下フリック:ホームレイヤのスクロール
(2)ホームシート上での右フリック:オプションメニューの表示
(3)フォルダのアイコンのタップ:フォルダの展開表示
(4)アイコンのダブルタップ:ホームアプリケーションの起動
(5)アイコンの長押し:カートリッジ編集モードに遷移
(6)インジケータのタップ:ホームシートの該当するページのタイトル表示
(7)インジケータのスライド:ホームシートの該当するページへのジャンプ
〔カートリッジの表示状態に応じた通信制御〕
図14は、外部との通信を伴うカートリッジアプリケーションのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図である。図14の左側の表示画面200(1)に示すように、外部との無線通信を伴うカートリッジアプリケーションのカートリッジ331が展開されているときは、当該カートリッジアプリケーションが起動され、携帯端末装置10は、通信機能が有効にされ、予め決められた所定のタイミングで外部の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の無線通信を行う。このカートリッジが展開されて通信の機能が有効になっている状態から、中央の表示画面200(2)に示すようにカートリッジ330が収納されると、当該カートリッジアプリケーションの起動は維持されたまま、上記通信を停止するように通信機能が一時的に無効にされる。これにより、カートリッジアプリケーションの実行時画像の表示に反映することができない無駄な通信動作を回避することができる。そして、カートリッジが収納されて通信の機能が無効になっている状態から、右側の表示画面200(3)に示すようにカートリッジ330が再び展開されると、通信機能が有効にされ、上記通信を再開する。これにより、その最新の通信動作の結果を速やかに展開状態のカートリッジ331に反映させ、最新の実行時画像を表示して閲覧することができる。
〔カートリッジ展開時の自動情報取得〕
図15は、外部との通信により情報を取得可能なカートリッジアプリケーションのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図である。図15の左側の表示画面200(1)に示すように、例えば外部との通信により配信情報などの各種情報を取得可能なカートリッジアプリケーションのカートリッジ330が収納されているときは、当該カートリッジアプリケーションが起動され、携帯端末装置10は、予め決められた所定のタイミングで外部の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の無線通信を行い、外部との通信により情報を取得する。このカートリッジが収納状態から、中央の表示画面200(2)に示すようにカートリッジ331が展開されはじめると、携帯端末装置10は、上記所定のタイミングとは無関係に、上記通信を行って最新情報を取得する。取得された最新情報は、右側の表示画面200(3)に示すように展開状態のカートリッジ331に実行時画像として表示される。なお、カートリッジアプリケーションが古い情報を取得済みであった場合は、展開状態のカートリッジ331に表示されていた情報が上記展開時に所得された最新情報に更新される。以上のように、カートリッジアプリケーションのカートリッジが収納状態から展開状態に変化するたびに最新情報を閲覧することができる。
〔情報受信時のカートリッジの自動展開〕
図16は、カートリッジアプリケーションが外部との通信により情報を取得したときのカートリッジの収納・展開時の様子を示す説明図である。図16の左側の表示画面200(1)に示すように、外部との通信により配信情報などの各種情報を取得可能なカートリッジアプリケーションのカートリッジ(「SSSSS」)330が収納されているときは、当該カートリッジアプリケーションが起動され、携帯端末装置10は、予め決められた所定のタイミングで外部の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の無線通信を行い、外部との通信により情報を取得する。このカートリッジアプリケーションが上記通信により最新の情報を受信すると、中央の表示画面200(2)に示すようにカートリッジが自動展開して収納状態から展開状態に変化する。そして、上記通信によって受信された最新情報は、右側の表示画面200(3)に示すように展開状態のカートリッジ331に実行時画像として表示される。なお、カートリッジアプリケーションが古い情報を取得済みであった場合は、展開状態のカートリッジ331に表示されていた情報が上記展開時に所得された最新情報に更新される。以上のように、携帯端末装置10が外部の通信のより最新情報を受信するたびに、利用者がカートリッジの操作を行うことなく、カートリッジアプリケーションのカートリッジが自動展開して最新情報を閲覧することができる。
〔情報受信時におけるカートリッジの表示変化〕
図17は、カートリッジアプリケーションが外部との通信により情報を取得したときのカートリッジの表示変化の様子を示す説明図である。図17の左側の表示画面200(1)に示すように、外部との通信により配信情報などの各種情報を取得可能なカートリッジアプリケーションのカートリッジ(「SSSSS」)330が収納されているときは、当該カートリッジアプリケーションが起動され、携帯端末装置10は、予め決められた所定のタイミングで外部の基地局や無線LANのアクセスポイントとの間の無線通信を行い、外部との通信により情報を取得する。このカートリッジアプリケーションが上記通信により最新の情報を受信すると、中央の表示画面200(2)に示すように収納状態のカートリッジの表示が上記最新情報の受信を通知するように変化する。例えば、図示のカートリッジ332のようにカートリッジタブの輝度が高められて光っているように変化する。このカートリッジの表示変化(インフォサインの表示)としてはカートリッジタブの色や濃度の変化やテキスト情報の追加表示でもよい。このようにカートリッジタブの表示が変化したことにより、利用者は、対応するカートリッジアプリケーションが上記通信により最新の情報を受信したことを知ることができる。そして、このカートリッジタブの表示が変化したカートリッジ332を展開するように利用者が操作すると、右側の表示画面200(3)に示すように上記通信によって受信された最新情報が展開状態のカートリッジ331に実行時画像として表示される。なお、カートリッジアプリケーションが古い情報を取得済みであった場合は、展開状態のカートリッジ331に表示されていた情報が上記最新情報に更新される。以上のように、収納状態のカートリッジ330の表示変化により、そのカートリッジ330に対応するカートリッジアプリケーションによる最新の情報取得を知ることができる。
〔カートリッジの表示状態に応じたアプリケーション実行制御〕
図18は、カートリッジの収納・展開時におけるカートリッジアプリケーションの実行制御の様子を示す説明図である。図18の左側の表示画面200(1)に示すように、カートリッジアプリケーションのカートリッジ331が展開されているときは、当該カートリッジアプリケーションが実行されている。この実行中のカートリッジアプリケーションのカートリッジが展開されて状態から、中央の表示画面200(2)に示すようにカートリッジ330が収納されると、当該カートリッジアプリケーションが一時停止される。これにより、実行時画像の表示に反映することができないカートリッジアプリケーションの実行を回避して処理の負荷を抑制することができる。そして、カートリッジ330が収納されたから、右側の表示画面200(3)に示すようにカートリッジ330が再び展開されると、当該カートリッジアプリケーションの実行が再開される。これにより、再開したカートリッジアプリケーションの実行の結果を速やかに展開状態のカートリッジ331に反映させ、最新の実行時画像を表示して閲覧することができる。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置におけるカートリッジアプリケーションの追加及び設定変更について説明する。
〔アプリケーションダウンロード時のアイコン及びカートリッジの自動追加〕
図19は、アプリケーションをダウンロードしてアイコン及びカートリッジを追加するときの処理の一例を示すフローチャートである。図19において、携帯端末装置10を用いた通信の通信事業者のサイトやコンテンツプロバイダ(CP)のサイトなどにアクセスすることにより、携帯端末装置10にインストール可能なアプリケーションを受信して保存する(ステップ101)。ここで、アプリケーションには、アプリケーションのプログラムの実行ファイル(例えば、apkファイルやappファイルなど)と、当該アプリケーションの設定情報が書き込まれた設定情報ファイル(例えば、初期値ファイルやコンフィグレーションファイル)とが含まれる。これら複数のファイルは一つに合体されたパッケージファイル(例えばZIP形式のファイル)として提供される。
ここで、ホームアプリケーションの設定情報ファイルには、例えば次のような情報が含まれる。
(1)シート:アプリケーションを表示するシートの識別情報
(2)ラベル:アプリケーションを表示するシートのタイトル
(3)アイコンの位置:シート内のアプリケーションのアイコンの位置情報
(4)クラス:アプリケーションのクラス名
(5)パッケージ:アプリケーションが含まれるパッケージの識別情報(例えばパッケージ名)
(6)フォルダ内位置:フォルダ内のアイコンの位置
(7)アイコン背景画像:アイコン背景画像の種類(例えばアイコン背景画像の表裏)
(8)新規インストール識別情報:アプリケーションが新規にインストールされたものであるか否かを識別する情報(フラグ)
(9)対応端末判別用情報:本実施形態の表示制御に対応している端末であるか否を判別するための情報
また、カートリッジアプリケーションの設定情報ファイルには、例えば次のような情報が含まれる。
(1)インデックス:カートリッジの並び順を指定する情報
(2)ラベル:カートリッジタブに表示する名前
(3)クラス:カートリッジアプリケーション(ウィジェット)のクラス
(4)パッケージ:カートリッジアプリケーション(ウィジェット)が含まれるパッケージの識別情報(例えばパッケージ名)
(5)タブカラー:カートリッジタブの色
(6)展開指示:アプリケーション登録時にカートリッジを展開状態にするかどうかを指定する情報(フラグ)
(7)カートリッジ登録指示:アプリケーションをカートリッジに登録するかどうかを指定する情報(フラグ)
(8)インフォサイン指示:配信情報の受信時や未展開時などにカートリッジの通知のための表示変化(インフォサイン)を行うか否かを指示する情報
(9)ホーム画面登録指示:ホーム画面の専用ウィジェットシートへの登録に関する情報
(10)対応端末判別用情報:本実施形態の表示制御に対応している端末であるか否を判別するための情報
次に、上記ファイルが受信・保存されたアプリケーションの種類の判断、すなわちホームアプリケーション及びカートリッジアプリケーションのいずれであるか判断が行われる(ステップ102)。ここで、ホームアプリケーションの場合は、上記設定情報ファイルの情報に基づいて、当該ホームアプリケーションがインストールされた後、ホームアプリケーション管理情報等に基づいて、そのホームアプリケーションに対応するアイコン及びアイコン背景画像が、表示画面200のホームシート215内の所定位置に追加される(ステップ103)。例えば、ホームシート215の最終ページの最後尾に追加配置される(例えば、図7のページ215bの最後尾にある名称「hhhhh」のアイコンの右隣)。なお、ホームアプリケーションのダウンロード時点でホームシート215の最終ページに許容最大数のアイコンが配置済みで満杯になっている場合は、新規のページが追加される。また、ホームアプリケーションが新規インストールされた後、ホーム画面に遷移した際は、新規インストールされたホームアプリケーションのアイコンが配置されている最終ページが表示される。ここで、新規インストールされたホームアプリケーションのアイコン(又は、アイコン背景画像)の少なくとも一部にかかるように、新規インストールのアプリケーションであることを示す新規アプリ通知画像(例えば、「NEW!」と表示されたバッジ画像)を表示してもよい。この新規アプリ通知画像は、対応するホームアプリケーションが起動された後に消去される。
なお、上記ダウンロードしたホームアプリケーションがインストールされる場合、そのホームアプリケーションについてホームアプリケーション管理情報に記録するようにホームアプリケーション管理情報を更新してもよい。
一方、カートリッジアプリケーションの場合は、上記設定情報ファイルの情報に基づいて、更にカートリッジとして登録するか否かを判断する(ステップ104)。登録対象のカートリッジアプリケーションの場合は、更に、カートリッジアプリケーション管理情報に基づいて、カートリッジアプリケーションが利用者によって削除された履歴があるか否かが判断される(ステップ105)。削除履歴がない場合は、カートリッジアプリケーション管理情報等に基づいて、カートリッジレイヤ220の所定の位置に、当該カートリッジアプリケーションに対応するカートリッジを追加する(ステップ106)。例えば、利用者が追加されたカートリッジを確実にかつ容易に確認できるように、表示画面200のアプリケーション表示領域202における上下方向のほぼ中央の位置に挿入されるようにカートリッジを追加する。上記ステップ105で削除履歴がある場合は、利用者が意図しないカートリッジが追加されないように、カートリッジを追加せずに終了する。また、上記ステップ104で登録対象のカートリッジアプリケーションでない場合も、カートリッジを追加せずに終了する。
なお、上記ダウンロードした登録対象のカートリッジアプリケーションがインストールされる場合、そのカートリッジアプリケーションについてカートリッジアプリケーション管理情報に記録するようにカートリッジアプリケーション管理情報を更新してもよい。
〔パッケージダウンロード時のアイコン・カートリッジの追加〕
図20は、複数のアプリケーションを含むパッケージファイルをダウンロードしてアイコン及びカートリッジを追加するときの処理の一例を示すフローチャートである。図20において、携帯端末装置10を用いた通信の通信事業者のサイトやコンテンツプロバイダ(CP)のサイトなどにアクセスすることにより、携帯端末装置10にインストール可能な複数のアプリケーションを含むパッケージファイルを受信して保存し(ステップ101)、パッケージファイルの展開処理を行う(ステップ102)。
次に、上記パッケージに含まれている複数のアプリケーションのうち1つ目のアプリケーションについて、前記図19と同様にアプリケーションの種類の判断からアイコン・カートリッジの追加まで行う(ステップ103〜107)。その後、上記パッケージファイルに含まれている残りのアプリケーションについて、アプリケーションの種類の判断からアイコン・カートリッジの追加までを繰り返し行う(ステップ108、103〜107)。
〔ホームアプリケーション及びウィジェットからの起動〕
本実施形態の携帯端末装置10において、一つのアプリケーションについて、表示画面200のホームレイヤ210にホームアプリケーションとしてアイコン310を配置して表示するとともに、カートリッジレイヤ220にカートリッジアプリケーションとしてカートリッジ330を配置して表示するように制御してもよい。この場合、アプリケーション実行管理部13は、表示画面200のホームレイヤ210に配置されたアイコン310及びカートリッジレイヤ220に配置されたカートリッジ330のいずれか一方に対してアプリケーション起動の操作が検知されたとき、その操作に応じて当該一つのアプリケーションを起動するように制御する。
〔ホームアプリケーションとウィジェットのリンク起動〕
図21は、ウィジェットとリンクしたホームアプリケーションを起動するときの処理の一例を示すフローチャートである。図21において、利用者が表示画面200のホームアプリケーション表示領域203に表示されている複数のアイコンのいずれかを選択して起動すると(ステップ101、102)、その起動対象のホームアプリケーションについてウィジェットのリンク起動があるか否かが判断される(ステップ103)。ウィジェットのリンク起動がない場合は、ウィジェットの起動を行うことなく終了する。
一方、ウィジェットのリンク起動がある場合は、リンク起動対象のウィジェットがインストール済みか否かを判断する(ステップ104)。ここで、インストール済みであれば、ホームアプリケーションと並列実行するようにリンク起動対象のウィジェットを起動する(ステップ105)。リンク起動対象のウィジェットがインストールされていない場合は、リンク起動対象のウィジェットを新規にダウンロードしてインストールし(ステップ106)、その後、リンク起動対象のウィジェットを起動する(ステップ105)。
〔ホームアプリケーションのバージョンアップ時のウィジェットのダウンロード〕
図22は、ホームアプリケーションをバージョンアップするときの処理の一例を示すフローチャートである。図22において、複数のホームアプリケーションの中からバージョンアップ対象のホームアプリケーションを選択し、携帯端末装置10を用いた通信の通信事業者のサイトやコンテンツプロバイダ(CP)のサイトなどにアクセスしてバージョンアップの処理を実行する(ステップ101、102)。上記選択したホームアプリケーションのバージョンアップが完了すると、そのホームアプリケーションについてウィジェットのリンク起動があるか否かが判断される(ステップ103)。ウィジェットのリンク起動がない場合は、そのまま終了する。
一方、ウィジェットのリンク起動がある場合は、リンク起動対象のウィジェットがインストール済みか否かを判断する(ステップ104)。ここで、インストール済みでなければ、所定のサイトにアクセスしてリンク起動対象のウィジェットを新規にダウンロードしてインストールする(ステップ105)。追加インストールされたウィジェットは、ウィジェットの一覧表示画面に自動的に追加される。
〔カートリッジ・ウィジェットの編集設定〕
図23は、ホーム画面に表示されているカートリッジ上で編集モードを表示するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図23の左側の表示画面200(1)において、展開状態のカートリッジ331を長押しすると、右側の表示画面200(2)に示すように、カートリッジ331の右隅に削除用マーク「×」331bが表示されるとともに、カートリッジ331の上方にカートリッジ331及びウィジェットの編集・設定を行うための編集設定バー345が表示される。ここで、削除用マーク「×」331bがタップされると、確認表示の後、対応するカートリッジ331の表示が削除される。また、編集設定バー345の「名前編集」、「方向」及び「色」をタップして選択すると、対応するカートリッジ331について、カートリッジタブ331aの名前を編集したり、カートリッジ331の位置を変更したり、カートリッジ331の背景等の色を変更したりすることができる。また、編集設定バー345の「詳細設定」をタップして選択すると、対応するカートリッジ331に登録されているウィジェットの詳細設定を行うための予め設定した画面を表示することができる。
〔カートリッジの追加〕
図24は、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)を一覧表示してカートリッジに選択登録するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図24の左側の表示画面200(1)において右方向のフリック操作を行ったり図示しないメニューキーを押下したりすると、中央の表示画面200(2)に示すように、表示画面200のインジケータ340よりも左側の部分に、オプションメニュー350が引き出されるように表示される。表示画面200の右隅には、ホームシートの一部が見えるように残る。なお、図示のように、カートリッジが展開されている場合のオプションメニュー350の表示は、表示画面200のホームアプリケーション表示領域202における展開状態のカートリッジ331以外の領域を右方向のフリックすることで有効になるようにしてもよい。また、カートリッジが展開している状態でオプションメニュー350を開いた場合は、展開されていたカートリッジを収納して非表示とし、その後にホーム画面に戻った際にはカートリッジが収納されたままとするようにしてもよい。
上記オプションメニュー350では、「カートリッジ追加」、「カートリッジ設定」、「テーマ設定」、「壁紙」、「自動整列」及び「ウィジェット」のメニューを選択することができる。例えば、図24の中央の表示画面200(2)に示すオプションメニュー350で、「カートリッジ追加」がタップ等の操作によって選択されると、右側の表示画面200(3)に示すように、追加可能なカートリッジアプリケーションの一覧表示されたカートリッジ追加画面360が表示される。このカートリッジ追加画面360は、利用者の誤操作を防止するために、表示画面のアプリケーション表示領域202の全面に表示され、カートリッジは表示されない。また、カートリッジ追加画面360は、追加可能なカートリッジアプリケーションが分類された「専用カートリッジ」と「ウィジェット」がタブ360a,360bで分かれており、タップもしくはフリックでタブ切替ができる。カートリッジ追加画面360の「専用カートリッジ」のタブが選択されたときには、各カートリッジについてプレビュー用に予め用意されていたカートリッジ本体のプレビュー画面が表示される。カートリッジ追加画面360で専用カートリッジ及びウィジェットのいずれか一つのカートリッジアプリケーションを選択して「OK」360cをタップすると、選択したカートリッジアプリケーションのカートリッジを追加することができる。ここで、カートリッジが追加される位置は、例えば、カートリッジタブ表示領域204に表示されているカートリッジタブの複数の切れ目のうち、アプリケーション表示領域202の長手方向(上下方向)における中央に位置する仮想中心線に最も近い切れ目に設定され、その切れ目の位置に追加対象のカートリッジが自動挿入されるようにしてもよい。追加されたカートリッジは、選択したカートリッジアプリケーションの設定情報に応じて所定のサイズ(例えば高さ方向及び横幅方向の少なくとも一方のサイズ)で展開状態又は収納状態で表示される。
〔カートリッジの設定〕
図25は、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)の設定を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図25の左側の表示画面200(1)に表示されているオプションメニュー350で、「カートリッジ設定」がタップ等の操作によって選択されると、中央の表示画面200(2)に示すように、カートリッジ設定画面370が表示される。このカートリッジ設定画面370も、利用者の誤操作を防止するために、表示画面のアプリケーション表示領域202の全面に表示され、カートリッジは表示されない。カートリッジ設定画面370の基本設定では、「カートリッジの自動非表示」及び「カートリッジ再表示」の設定を行うことができ、詳細設定では、カートリッジアプリケーション(専用カートリッジ、ウィジェット)それぞれについて個別設定を行うことができる。「カートリッジの自動非表示」は初期設定としてONになっており、アプリ起動時にカートリッジが一旦非表示となる。カートリッジ設定画面370の基本設定で「カートリッジ再表示」を選択すると、右側の表示画面200(3)に示すように「カートリッジ再表示」の設定画面371が表示され、カートリッジの再表示のトリガーとなる各種操作(「ひっくり返す」、「なぞる」、「通知バーボタン」の押下)や、「再表示しない」などの設定を行うことができる。ここで、「ひっくり返す」が設定された場合は、姿勢検知部23を構成する例えばジャイロセンサの出力に基づいて、携帯端末装置10を180度ひっくり返す操作が行われたときにカートリッジの再表示が行われる。
〔ウィジェットモード〕
図26は、オプションメニューでウィジェットモードを選択したときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図26の左側の表示画面200(1)に表示されているオプションメニュー350で、「ウィジェットモード」がタップ等の操作によって選択されると、例えば画面が左右方向にくるっと1回転する等の効果表示が行われた後、中央の表示画面200(2)に示すように、所定ページ(例えば5ページ)分の前述のウィジェット専用シートに対応するウィジェット専用画面380が表示される。このウィジェット専用画面380も、利用者の誤操作を防止するために、表示画面のアプリケーション表示領域202の全面に表示され、カートリッジは表示されない。ウィジェット専用画面380には、ウィジェット専用シートに配置された登録済みのウィジェット381、382が一覧表示され、上下フリック操作によりスクロールすることができる。また、表示画面200(2)が表示されている状態で、図示しない「HOME」キー又は「BACK」キーが押下されると、例えば画面が左右方向にくるっと1回転する等の効果表示が行われた後、右側の表示画面200(3)に示すようにホーム画面に戻る。なお、ウィジェット専用画面380には、ウィジェットのみ貼り付けることができ、通常のアプリケーションを貼り付けることができない。
図27は、ウィジェットモードでウィジェットを追加するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。前述の図26の中央の表示画面200(2)に表示されたウィジェットモードのウィジェット専用画面において、右方向のフリック操作を行ったり図示しないメニューキーを押下したりすると、図27の左側の表示画面200(1)に示すように、表示画面200のインジケータよりも左側の部分に、ウィジェットモードのオプションメニュー385が引き出されるように表示される。このオプションメニュー385で、「ウィジェット追加」がタップ等の操作によって選択されると、右側の表示画面200(2)に示すように、ウィジェット専用シートに追加可能な複数のウィジェット391の画像が配置されたウィジェット一覧画面390が表示される。このウィジェット一覧画面390上で、複数のウィジェット391のいずれか一つをダブルタップなどの操作によって選択することができる。ウィジェット391が選択されると、その選択されたウィジェット391が、右側の表示画面200(3)のウィジェット専用画面380に示すように、登録済みのウィジェット381,382の後ろに、新規登録のウィジェット383として追加される。
図28は、ウィジェットモードでウィジェットを移動・削除するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。前述の図27の中央の表示画面200(2)に表示されたウィジェットモードのウィジェット専用画面において、例えばウィジェット381に対して長押し等の操作を行うと、図28の左側の表示画面200(1)に示すように、そのウィジェット381の画像が編集状態に遷移し、ウィジェット381の画像の左隅に削除用マーク「×」381aが表示される。ここで、削除用マーク「×」381aがタップされると、確認表示の後、当該ウィジェット381が削除される。また、表示画面200(1)上でウィジェット381を押下した状態で下方にドラッグすることにより、中央の表示画面200(2)に示すようにウィジェット381を下方に移動することができる。ウィジェット381を希望の位置(図示の例ではウィジェット382の下方)まで移動させて指を画面から離してドロップすると、右側の表示画面200(3)に示すようにウィジェット382の下方の所定位置に移動対象のウィジェット381を配置され、当該ウィジェット381の編集状態が解除される。
次に、本実施形態に係る携帯端末装置におけるホーム画面上のアイコン及びアイコン背景画像の表示制御について説明する。
〔表示画面のテーマ変更に伴うアイコン背景画像の表示態様の変更〕
図29は、オプションメニューのテーマ設定でアイコン背景画像の表示態様を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。前述の図24の中央の表示画面200(2)に表示されているオプションメニュー350で、「テーマ設定」がタップ等の操作によって選択されると、図29の左側の表示画面200(1)に示すように、テーマ設定画面395が表示される。このテーマ設定画面395の「基本設定」の欄では、ホーム画面についてプリセットされるテーマ(図示の例では、「メタル」、「カーボン」、「ガラス」、「ウッド」)を選択することでき、「アイコン背景」の欄では、アイコン背景画像の透明度及び形状を設定することができる。ここで、「基本設定」の欄でテーマが選択されると、その選択されたテーマに応じて、ホーム画面における壁紙、カートリッジタブ、アイコン背景画像、インジケータ、壁紙のバックグラウンドシートなどのデザインが変更される。このようにその選択されたテーマが反映されたデザイン変更後のホーム画面は、テーマ設定画面395の下部に表示されるプレビュー画面395aで確認することができる。また、テーマ設定画面395の「アイコン背景」の欄にある「透明度」がタップ等の操作によって選択されると、中央の表示画面200(2)に示すように、アイコン背景画像の透明度(画像濃度)を調整するためのシークバー396aを含む透明度設定画面396が表示される。このシークバー396aをスライドするように操作することにより、アイコン背景画像の透明度を調整することができる。調整後の透明度が反映されたアイコン背景画像はプレビュー画面395aで確認することができる。また、テーマ設定画面395の「アイコン背景」の欄にある「形状」がタップ等の操作によって選択されると、右側の表示画面200(3)に示すように、アイコン背景画像の形状を選択することができる形状設定画面397が表示される。図示の例では、アイコン背景画像のデフォルト形状として「角丸」が設定されている。選択された形状が反映されたアイコン背景画像はプレビュー画面395aで確認することができる。なお、図29の表示画面200(1)〜(3)において、プレビュー画面395aに表示されているプレビュー画像に対してタップ等の操作が行われると、そのプレビュー画像が拡大されて表示画面200に全画面表示され、その全画面表示されたプレビュー画面に対してもう一度タップ等の操作が行われると前画面に戻るようにしてもよい。
〔アイコン及びアイコン背景画像の自動整列〕
図30は、アイコン及びアイコン背景画像の自動整列を行うときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図30の左側の表示画面200(1)に表示されているオプションメニュー350で、「自動整列」がタップ等の操作によって選択されると、中央の表示画面200(2)に示すように、ホーム画面を背景として、アイコンの並び順を自動整列(並び替え)することができる自動整列のポップアップ画像400が表示される。この自動整列のポップアップ画像400では、アイコンの並び替えのキーとして、「利用頻度順」、「使用履歴順」、「名前順」、「インストール順」、「アイコン背景色順」、「元に戻す」のいずれかを選択することができる。「元に戻す」が選択されると、自動整列実行前のアイコン(アイコン背景画像)の並び順に戻る。なお、自動整列が実行されていない間は、「元に戻す」は選択できないようにグレーアウトされる。
上記自動整列のポップアップ画像400で、「アイコン背景色順」がタップ等の操作によって選択されると、右側の表示画面200(3)に示すように、選択された「アイコン背景色順」の「昇順」及び「降順」を選択することができるとともにアイコン及びアイコン背景画像が自動整列されたホーム画面を確認することができる自動整列確認のポップアップ画像401が表示される。この自動整列確認のポップアップ画像401内には、「アイコン背景色順」の「昇順」及び「降順」それぞれについて自動整列された場合にどのように色が並ぶかを確認できるイメージ図401a、401bが表示される。このイメージ図401a、401bは、前述のテーマ設定で選択されたテーマに従って変化する。自動整列確認のポップアップ画像401では、「昇順」及び「降順」のいずれかが選択された後、「OK」ボタン402に対してタップなどの操作が行われると、選択された条件でアイコン及びアイコン背景画像の自動整列が実行される。一方、「キャンセル」ボタン403に対してタップなどの操作が行われると、自動整列は実行されない。
なお、図30の例では、アイコン背景画像を基準にしたアイコンの自動整列(並び替え)として、アイコン背景画像の「色」順に自動整列(並び替え)ができる例を示したが、アイコン背景画像の他の表示形態(例えば、アイコン背景画像の形状、透明度、濃度など)を基準として自動整列(並び替え)できるようにしてもよい。
〔アイコン背景画像の表示態様の変更〕
図31は、ホーム画面の編集モードでアイコン背景色を変更するときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図31の左側の表示画面200(1)に表示されているホーム画面で任意のアイコンを長押しすると、中央の表示画面200(2)に示すようにアイコン背景色(アイコン背景画像の色)を変更可能な編集モードに遷移する。この編集モードの画面では、画面上部にシート一覧ボタン410及びページタイトル411が表示され、各アイコン背景画像320の左上隅にアンインストール用マーク310aが表示される。ここで、シート一覧ボタン410の部分をタップすると、ホームシート215のページ一覧を表示することができる。また、ページタイトル411の部分をタップすると、当該ページのタイトルを編集するための日本語入力可能な編集画面が表示され、当該ページのタイトルを変更することができる。また、編集モードの表示画面200(2)で、例えばアイコン「CCCCC」310をタップすると、そのアイコンがひっくり返るトランジションのアニメーションが表示された後、右側の表示画面200(3)に示すように当該アイコン310のアイコン背景画像の色が変わる。なお、編集モードの画面で「OK」ボタン、図示しない「HOME」キー及び「BACK」キーのいずれかを押下すると編集モードを抜けることができる。
なお、図31の例では、アイコン背景画像の色を変更する例を示したが、アイコン背景画像の他の表示形態(例えば、アイコン背景画像の形状、透明度、濃度など)変更するようにしてもよい。
〔アイコン及びアイコン背景画像のエフェクトアニメーション〕
本実施形態の携帯端末装置10において、ロック解除後及びアプリケーション起動終了後に、アイコン及びアイコン背景画像のエフェクトアニメーションの表示を行うようにしてもよい。このエフェクトアニメーションは、例えば、複数のアイコンがランダムに回転したり点灯したりするように行うことができる。このアイコンの回転や点灯は、そのアイコンに背景にあるアイコン背景画像と一緒に行われる。
〔ホームアプリケーションのアンインストール〕
図32は、ホーム画面のホームアプリケーションをアンインストールするときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図32の左側の表示画面200(1)に表示されている編集モードのホーム画面で、例えばアイコン「EEEEE」310のアンインストール用マーク310aをタップすると、中央の表示画面200(2)に示すようにアンインストール確認画面420が表示される。ここで、「OK」ボタン421をタップすると、当該アイコンに対応するホームアプリケーションのアンインストールが実行される。アンインストールが終了すると、右側の表示画面200(3)に示すように削除されたホームアプリケーションのアイコン310及びアイコン背景画像320が削除され、残りのアイコンがアイコン背景画像と一緒に上詰される。
〔アイコン及びアイコン背景画像のリンク移動〕
図33は、ホーム画面のアイコンをアイコン背景画像と一緒に移動させるときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図33の左側の表示画面200(1)に表示されている編集モードのホーム画面で、例えばアイコン「EEEEE」310を長押しすると、中央の表示画面200(2)に示すように、選択されたアイコン310のサイズが大きくなって移動可能な状態であることが表現される。この大サイズに変化したアイコン310を押下してドラッグしページ内の任意の位置でドロップすることにより、右側の表示画面200(3)に示すようにアイコン310をアイコン背景画像と一緒にページ内の任意の位置に移動することができる。
なお、アイコンのページを跨いで移動する場合は、移動対象のアイコンを長押しして移動可能な状態の大サイズのアイコンにした後、当該アイコンからいったん指を離し、ホームシート側をスクロールする操作を行う。これにより、スクロール先のページ上の任意の位置に移動対象のアイコンをアイコン背景画像と一緒に移動することができる。また、ホームシート側のスクロールを行わずに、移動対象のアイコンを長押しして移動可能な状態の大サイズのアイコンを画面の端縁までドラッグすることにより、ページを跨いでアイコンを移動することもできる。
〔アイコンのページ単位の一括移動〕
図34は、ホーム画面のアイコンをページ単位で一括移動させるときの表示画面の変化の様子を示す説明図である。図34の左側の表示画面200(1)に表示されている編集モードのホーム画面で、画面上部にシート一覧ボタン410をタップすると、中央の表示画面200(2)に示すようにホームシート415の複数のページを一覧可能なシート一覧画面430が表示される。このシート一覧画面430は、右側の表示画面200(3)に示すように上下フリックによりスクロールすることができる。また、ページ(シート)上で長押しすることにより移動可能な状態になり、そのページをドラッグ・ドロップすることにより複数のアイコンを含むシート丸ごと移動することができる。
以上、本実施形態によれば、カートリッジレイヤ220におけるカートリッジ330、331の収納状態と展開状態とを切り換えることにより、表示画面200のサイズに制約がある場合でも、ホームレイヤ210及びカートリッジレイヤ220それぞれに表示される並列実行中の複数のアプリケーションの実行時画像を任意のタイミングで切り替えて閲覧することができる。従って、表示画面200のサイズに制約がある場合でも、表示画面のサイズに制約がある場合でも、並列実行中の複数のアプリケーションの実行時画像を閲覧するときの閲覧性及び操作性に優れた携帯端末装置10を提供できる。
特に、本実施形態によれば、Twitter(登録商標)やFacebook(登録商標)等のソーシャルストリームのアプリケーションをカートリッジ330、331に登録しておくことにより、これらのソーシャルストリームをリアルタイムに且つ簡単に閲覧することができる。
また、本実施形態によれば、アプリケーションの起動を切り替えることなくホームアプリケーション及びカートリッジアプリケーションを並列実行することができるので、高速マルチタスクを実現することができる。
また、本実施形態によれば、フリックやタップなどの操作によって収納と展開とを自在に切り替えることができるカートリッジ330、331を採用することにより、従来のスマートフォンや携帯電話機などの携帯端末装置の使いづらさを解消したシンプルで使い心地のいいホーム画面を実現することができる。
以上、本実施形態によれば、アプリケーションのファイルがダウンロードされると、利用者の操作を介さずに、そのアプリケーションの設定情報に基づいて、当該アプリケーションに対応する画面構成要素(アイコン310、カートリッジ330、331)が表示画面200のホームレイヤ210又はカートリッジレイヤ220に追加配置して表示することができる。従って、アプリケーションに対応する画面構成要素(アイコン、カートリッジ)を表示画面200に追加表示するときの操作性に優れた携帯端末装置10を提供することができる。
また、本実施形態によれば、表示画面200のアイコンホームレイヤ212に複数のアイコン310が表示され、背景ホームレイヤ211に、各アイコン310に対応するアイコン背景画像320が表示される。この複数のアイコン310それぞれの背景に表示されるアイコン背景画像320は、アイコン310の表示形態を維持しつつ、各アイコン310の種類や用途などの分類に応じて独立に表示形態を設定することができるので、アイコン背景画像320の表示形態により、そのアイコン背景画像320の前景にあるアイコン310の種類や用途などの分類を視覚的に識別することができる。また、そのアイコン背景画像320の表示形態の設定を変更することにより、その前景のアイコン310や当該アイコン310に対応するアプリケーションの種類や用途などの分類を変更することができる。しかも、複数のアイコン310それぞれに対応するアイコン背景画像320は、アイコン310が表示される表示画面のアイコンホームレイヤ212とは別の背景ホームレイヤ211に表示される。これにより、複数のアイコン310の種類や用途などの分類の変更に応じて、アイコン310の表示形態を維持しつつ複数のアイコン背景画像320の表示形態のみを一括変更する場合は、背景ホームレイヤ211に対する変更処理を行い、アイコンホームレイヤ212に対する変更処理は行う必要がない。従って、表示画面200に表示される複数のアイコン310自体の識別性を維持しつつ各アイコン310の種類や用途などの分類を容易に識別したり変更したりすることができる。
10 携帯端末装置
11 表示部
12 表示制御部
13 アプリケーション実行管理部
14 操作部
15 記憶部
16 無線通信部
21 主制御部
22 撮像部
23 姿勢検知部
100 フレームワーク
110 ホームアプリケーション
120 カートリッジアプリケーション
200 表示画面
201 システム表示領域
202 アプリケーション表示領域
203 ホームアプリケーション表示領域
203a メインホーム表示領域
203b サブホーム表示領域
204 カートリッジタブ表示領域
205 ホームタッチ操作可能領域
206 カートリッジタッチ操作可能領域
210 ホームレイヤ
211 背景ホームレイヤ
212 アイコンホームレイヤ
215 ホームシート
215a、215b ページ(分割シート領域)
220 カートリッジレイヤ
225 カートリッジシート
225a〜225i カートリッジ本体領域(分割シート領域)
225s 展開用シート領域
225t タブ用シート領域
310 アイコン
320 アイコン背景画像
330 カートリッジ(収納状態)
330a カートリッジのタブ
331 カートリッジ(展開状態)
331a カートリッジのタブ
331b カートリッジの削除用マーク
340 インジケータ
345 編集設定バー
350 オプションメニュー
360 カートリッジ追加画面
370 カートリッジ設定画面
395 テーマ設定画面
396 透明度設定画面
400 自動整列のポップアップ画像
401 自動整列確認のポップアップ画像
特開2010−055275号公報 特表2011−523243号公報 特開2002−351680号公報

Claims (6)

  1. 通信ネットワークを介して通信を行う通信手段と、複数のアプリケーションを記憶するアプリケーション記憶手段と、前記複数のアプリケーションから選択された一又は二以上のアプリケーションを実行可能なアプリケーション実行手段と、アプリケーション管理情報に基づいて前記複数のアプリケーションを管理するアプリケーション管理手段と、表示画面の表示について利用者が操作するための操作手段と、を備えた情報端末装置であって、
    表示手段と、
    前記表示手段の表示画面への画像表示を、第1表示レイヤと該第1表示レイヤの前景に位置する第2表示レイヤとを含む複数の表示レイヤ毎に制御する表示制御手段と、
    前記通信ネットワークを介してアプリケーションをダウンロードするダウンロード手段と、を備え、
    前記複数のアプリケーションは、第1のアプリケーションと、その第1のアプリケーションよりも機能が少なく単独起動と前記第1のアプリケーションにリンクさせて起動するリンク起動とが可能な第2のアプリケーションと、を含み、
    前記表示手段の表示画面は、表示画面の端縁に沿って延在する副画面領域と該副画面領域以外の主画面領域とを有し、
    前記ダウンロード手段は、前記第1のアプリケーション及び前記第2のアプリケーションそれぞれの実行ファイル及び設定情報ファイルを含むパッケージファイルをダウンロードし、
    前記アプリケーション管理手段は、前記パッケージファイルがダウンロードされたとき、前記アプリケーション管理情報を更新し、
    前記表示制御手段は、
    前記更新されたアプリケーション管理情報に基づいて、前記パッケージファイルに含まれるアプリケーションの種類を判断し、
    前記第1のアプリケーションに対応する画像構成要素を前記第1表示レイヤに追加配置し、前記表示画面の主画面領域に表示し、
    前記第2のアプリケーションに対応する画像構成要素を前記第2表示レイヤに追加配置し、前記表示画面の副画面領域に収納された収納状態と前記副画面領域から前記主画面領域側に展開した展開状態との間で変化させるように表示制御し、
    前記アプリケーション実行手段は、前記第1表示レイヤに配置された前記第1のアプリケーションの画像構成要素に対する操作が検知されたとき、前記第1のアプリケーションを起動し、前記第1のアプリケーションにリンクして起動するリンク起動対象の第2のアプリケーションがあるか否かを判断し、リンク起動対象の第2のアプリケーションがある場合はリンク起動対象の第2のアプリケーションを起動することを特徴とする情報端末装置。
  2. 請求項1の情報端末装置において、
    前記表示制御手段は、前記追加配置対象のアプリケーションに対応する画面構成要素が利用者によって前記第1表示レイヤ又は前記第2表示レイヤから削除された履歴がある場合は、前記削除された履歴がある表示レイヤへの該アプリケーションの画面構成要素の追加配置を行わないことを特徴とする情報端末装置。
  3. 請求項1又は2の情報端末装置において、
    前記表示制御手段は、前記第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能な複数の第2のアプリケーションがリストアップされたアプリケーション追加用画面を表示し、該アプリケーション追加用画面にリストアップされている複数の第2のアプリケーションの少なくとも一つが選択されたとき、その選択された第2のアプリケーションの画面構成要素を前記第2表示レイヤに追加配置して表示するように制御することを特徴とする情報端末装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかの情報端末装置において、
    前記表示制御手段は、前記第2表示レイヤに画面構成要素を表示可能な前記第2のアプリケーションの設定を編集する編集モードを選択する操作が行われたとき、前記第2のアプリケーションの設定を編集するためのアプリケーション設定画面を表示するように制御し、
    前記アプリケーション設定画面で設定が編集された設定情報を前記第2のアプリケーションに関連付けて保存する設定情報保存手段を備えたことを特徴とする情報端末装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの情報端末装置において、
    前記第1のアプリケーションを起動するとき、その第1のアプリケーションにリンクして起動する第2のアプリケーションのリンク起動がある場合、リンク起動対象の第2のアプリケーションがインストールされているか否かを更に判断し、リンク起動対象の第2のアプリケーションがインストールされていない場合は、リンク起動対象の第2のアプリケーションを新規にダウンロードして起動する手段を備えることを特徴とする情報端末装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの情報端末装置において、
    前記第1のアプリケーションのバージョンアップ処理を実行したとき、その第1のアプリケーションにリンクして起動するリンク起動対象の第2のアプリケーションがあるか否かを判断し、起動対象の第2のアプリケーションがある場合はリンク起動対象の第2のアプリケーションがインストール済みか否かを更に判断し、リンク起動対象の第2のアプリケーションがインストールされていない場合は、リンク起動対象の第2のアプリケーションを新規にダウンロードする手段を備えることを特徴とする情報端末装置。
JP2012107006A 2012-05-08 2012-05-08 情報端末装置 Active JP5806973B2 (ja)

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