JP5804866B2 - エレベータのエンコーダ監視装置およびエレベータのエンコーダ監視方法 - Google Patents
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Description
この従来技術では、エンコーダパルスカウンタを二重系で構成し、両方のカウンタ値を比較する構成となっている。従って、このような従来の方法では、複雑な比較処理やそれらの判断用マイコン、RAM等のメモリが必要となり、回路や処理が複雑化するだけでなく、コストもかかるという課題があった。
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータのエンコーダ監視装置の基本構成図である。図1に示した本実施の形態1におけるエレベータのエンコーダ監視装置10は、第1のDラッチ回路部11、第2のDラッチ回路部12、排他的論理和ロジック部13、ラッチ回路部14、制御CPU15、NOT回路部16、および出力部17を備えて構成されている。
エンコーダ監視装置10は、エンコーダから出力され、位相の異なるA相パルス出力信号1およびB相パルス出力信号2の状態変化に基づいてパルス抜けを検出する。このために、第1のDラッチ回路部11は、B相パルス出力信号2の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、A相パルス出力信号1の状態をラッチする。同様に、第2のDラッチ回路部12は、A相パルス出力信号1の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、B相パルス出力信号2の状態をラッチする。
図4は、本発明の実施の形態2におけるエレベータのエンコーダ監視装置の基本構成図である。図4に示した本実施の形態2におけるエレベータのエンコーダ監視装置10は、第1のDラッチ回路部11、第2のDラッチ回路部12、排他的論理和ロジック部13、カウンタ付ラッチ回路部14a、制御CPU15、NOT回路部16、および出力部17を備えて構成されている。
Claims (5)
- エンコーダから出力され、位相の異なる第1および第2の2つのパルス出力信号の状態変化に基づいてパルス抜けを検出するエレベータのエンコーダ監視装置であって、
第2のパルス出力信号の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、第1のパルス出力信号の状態をラッチする第1のDラッチ回路部と、
前記第1のパルス出力信号の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、前記第2のパルス出力信号の状態をラッチする第2のDラッチ回路部と、
前記第1のDラッチ回路部および前記第2のDラッチ回路部のそれぞれのラッチ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和ロジック部と、
前記排他的論理和ロジック部からの出力信号がHigh状態からLo状態に切り替わったことで、前記パルス抜けを検出し、異常信号として外部に出力する出力処理部と
を備えたことを特徴とするエレベータのエンコーダ監視装置。 - 請求項1に記載のエレベータのエンコーダ監視装置において、
前記出力処理部は、前記排他的論理和ロジック部からの出力信号がHigh状態からLo状態に切り替わった回数を異常カウントとしてカウントし、前記異常カウントが所定回数を超過したことで前記パルス抜けを検出し、前記異常信号として外部に出力する
ことを特徴とするエレベータのエンコーダ監視装置。 - 請求項1または2に記載のエレベータのエンコーダ監視装置において、
前記出力処理部は、
前記排他的論理和ロジック部からの出力信号がHigh状態からLo状態に切り替わったことに基づいて前記パルス抜けを検出し、エンコーダ異常検出信号としてラッチ出力するラッチ回路部と、
前記ラッチ回路部から前記エンコーダ異常検出信号を読み込んだ場合には、外部に対する出力信号を遮断することで前記異常信号を出力する出力部と
を備えることを特徴とするエレベータのエンコーダ監視装置。 - 請求項1または2に記載のエレベータのエンコーダ監視装置において、
前記出力処理部は、
前記排他的論理和ロジック部からの出力信号がHigh状態からLo状態に切り替わったことに基づいて前記パルス抜けを検出し、エンコーダ異常検出信号としてラッチ出力するラッチ回路部と、
前記ラッチ回路部からの出力信号を読み込み、前記エンコーダ異常検出信号を読み込んだ場合には、外部への信号出力を遮断するための出力遮断指令を出力する制御部と、
前記制御部から前記出力遮断指令を読み込んだ場合には、外部に対する出力信号を遮断することで前記異常信号を出力する出力部と
を備えることを特徴とするエレベータのエンコーダ監視装置。 - エンコーダから出力され、位相の異なる第1および第2の2つのパルス出力信号の状態変化に基づいてパルス抜けを検出するエレベータのエンコーダ監視方法であって、
第2のパルス出力信号の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、第1のパルス出力信号の状態をラッチする第1のパルス出力信号ラッチステップと、
前記第1のパルス出力信号の立上りエッジをDラッチ用のトリガ信号として使用し、前記第2のパルス出力信号の状態をラッチする第2のパルス出力信号ラッチステップと、
前記第1のパルス出力信号ラッチステップおよび前記第2のパルス出力信号ラッチステップのそれぞれのラッチ信号の排他的論理和を出力する排他的論理和ステップと、
前記排他的論理和ステップによる出力信号がHigh状態からLo状態に切り替わったことで、前記パルス抜けを検出し、異常信号として外部に出力する出力処理ステップと
を備えたことを特徴とするエレベータのエンコーダ監視方法。
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