JP5804057B2 - 伝送システム、伝送装置、パケットロス率測定方法およびパケットロス率測定プログラム - Google Patents

伝送システム、伝送装置、パケットロス率測定方法およびパケットロス率測定プログラム Download PDF

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Description

本発明は、伝送システム、伝送装置、パケットロス率測定方法およびパケットロス率測定プログラムに関し、特に伝送経路上の任意の装置間で効率的にパケットロス率の測定を可能とする伝送システム等に関する。
イーサネット(Ethernet、登録商標)は、同一の建物構内などのような小規模のコンピュータネットワーク(LAN: Local Area Network)においては広く使われている通信規格である。近年、ネットワーク運用コストの低減などの目的で、イーサネットをより大規模なネットワークであるWAN(Wide Area Network)用に拡張するために、イーサネットにネットワーク遠隔監視に係る機能を付加したものが出現している。これをイーサネットOAM(Operations, Administration, Maintenance)という。
このイーサネットOAMは、ITU−T(国際電気通信連合電気通信標準化部門)がY.1731として西暦2006年に標準化している。非特許文献1は、このY.1731の規格書である。また、IEEE(米国電気電子学会)も、これをIEEE 802.1agとして西暦2007年に標準化している。
この非特許文献1の中で、ネットワークの遠隔監視に使用されるプロトコル(通信手順)の一つであるシングルエンドLM(Loss Measurement)プロトコルが定義されている。シングルエンドLMは、片端の伝送装置からメッセージを送信し、これを受けたもう片端の伝送装置がメッセージを返信するという2ウェイ(2方向)プロトコルである。
このシングルエンドLMプロトコルでは、ネットワーク上のデータパケット伝送経路の一部をMEG(Maintenance Entity Group)という管理区間として定義し、その管理区間の端点をMEP(Maintenance Entity Group End Point)として定義している。そして、定義されたMEPの間でOAMフレームを送受信することによって、障害監視、性能測定、プロテクション切替といったネットワークの遠隔監視機能を実現している。
非特許文献1に記載されたシングルエンドLMプロトコルでは、管理区間(MEG)の両端であるMEPの間でのユーザフレームの送受信数を交換することによって、該MEP間でのデータパケット消失の発生率であるパケットロス率を算出する。以下、そのパケットロス率の算出について説明する。
図6は、非特許文献1に記載されたシングルエンドLMプロトコルによるパケットロス率の算出の対象である伝送ネットワーク901の構成について示す説明図である。伝送ネットワーク901は、伝送経路930上に配置され、伝送経路930を介して通信用のOAMフレームを中継する複数台の伝送装置910a、910b、…(以後、これらを総称して伝送装置910という)と、これらの伝送装置910の運用管理を行う運用管理装置920が接続されて構成される。
ここで、伝送経路930上に4台の伝送装置910a〜dが配置されており、そのうちの伝送装置910aおよび910dを両端点(MEP:Maintenance Entity Group End Point)とし、伝送装置910bおよび910cを中継点として、ポイントツーポイントの伝送ネットワーク(MEG:Maintenance Entity Group)を構成している。また、伝送装置910aから910dへの送信を順方向、伝送装置910dから910aへの送信を逆方向という。
図7は、図6に示した伝送経路930で、伝送装置910aおよび910d間でのパケットロス率を測定する動作について示す説明図である。まず、伝送装置910aから、自装置における最新の送信カウンタ値TxFCf(a1)を含む第1のLMMフレームを伝送装置910dに向けて送信する(ステップS950a)。
第1のLMMフレームを受信した伝送装置910dは、自装置における最新の受信カウンタ値RxFCf(d1)を受信した第1のLMMフレーム内に含め(ステップS950d)、第1のLMMフレームの応答である第1のLMRフレームを作成し、これに自装置における最新の送信カウンタ値TxFCb(d1)を追加して伝送装置910aに向けて送信する(ステップS951d)。
第1のLMRフレームを受信した伝送装置910aは、最新の受信カウンタ値RxFCb(a1)を参照する(ステップS951a)。そして伝送装置910aは、第1のLMMフレーム送信から予め定められた待機時間(たとえば100msec)が経過してから、第2のLMMフレームを送信する(ステップS952a)。この第2のLMMフレームには、送信カウンタ値TxFCf(a2)が含まれている。
第2のLMMフレームを受信した伝送装置910dは、上述のステップS950dおよびS951dと同様に、最新の受信カウンタ値RxFCf(d2)を受信した第2のLMMフレーム内に含め(ステップS952d)、第2のLMMフレームの応答である第2のLMRフレームを作成し、これに自装置における最新の送信カウンタ値TxFCb(d2)を追加して伝送装置910aに向けて送信する(ステップS953d)。
第2のLMRフレームを受信した伝送装置910aは、最新の受信カウンタ値RxFCb(a2)を参照し(ステップS953a)、以下の数1によってフレームロス数を算出する。ただし、||はモジュロ32値(符号無し32bit整数)の間における演算であることを示す。たとえば|0x000000001−0xFFFFFFFF|=2である。
Figure 0005804057
これによって、MEPである伝送装置910aおよび910dの間で構成されたMEGで、両方向のフレームロス数÷フレーム送信数、即ちパケットロス率を算出することができる。
これに関連して、たとえば次の各々の技術文献がある。その中でも特許文献1には、中継装置でOAMフレームを受信した際に、当該装置におけるフレームカウンタ値をOAMフレームに書き込んだ上で中継することによって、各区間におけるフレーム送受信数を識別するというフレームロス測定方法が記載されている。特許文献2には、ネットワーク上でトラフィックを構成するフローを収集し、そのフローを計測開始からカウントし、同一カウントのフロー情報からパケットロス率を算出するというパケットロス計測システムが記載されている。
特許文献3には、送信側と受信側の両プローブで品質測定用パケットに送信カウンタと受信カウンタを付加して送受信して、これによって往路と復路のパケットロス率を算出するというパケット損失率算出システムが記載されている。特許文献4には、ネットワークの終端点の相互間で送受信されたBROAMセルを比較して、性能劣化区間を特定するというモニタ方式が記載されている。
特開2008−244870号公報 特開2002−152266号公報 特開2008−085906号公報 特開平09−200228号公報
「ITU-TRecommendation Y.1731 - OAM functions and mechansims for Ethernet basednetworks」、平成18年1月31日、International Telecommunication Union (ITU)、[平成23年5月20日検索]、インターネット<URL:http://www.itu.int/itudoc/itu-t/aap/sg13aap/recaap/y1731/>
データパケットの消失は、そのネットワークにおける通信停止、あるいは通信速度や通信品質の大幅な低下を発生させるので、パケットロス率は特定の数値以下に抑制されなければならない。そのためには、伝送経路上でパケットロスの発生原因となる不具合(たとえば光ファイバの断線、伝送装置の故障など)の発生箇所を速やかに特定する必要がある。
しかしながら、図6〜7に示した、非特許文献1に記載のシングルエンドLMプロトコルによる方法では、伝送経路上の特定の2点の伝送装置をMEPとして、それらのMEPを両端とするMEGにおいてしかパケットロス率を測定できない。
図8は、図6〜7に示した非特許文献1に記載のパケットロス率測定方法で、不具合の発生箇所を特定する方法について示す説明図である。たとえば伝送装置910a〜910d間をMEG(エンド・エンド監視区間)として高いパケットロス率が測定された場合、その発生箇所を特定するために、伝送装置910a〜910b間、910b〜910c間…などのように、より細分化された区間(セグメント監視区間)をMEGとして指定する必要がある。
図8の特定方法だと、細分化されたMEGの各々に対して別個に、新たなOAMセッションを起動する必要がある。これは各セッションの設定管理の複雑化を招くこととなる。また各セッションは相互に同期せず各MEGごとにOAMフレームを送受信するので、各MEGでの測定時間は必ずしも一致しない。従って、各セッションの測定結果を突き合わせても、同一の現象が発生していない場合があるので、そのような場合には発生箇所の特定が難しくなる。
特許文献1に記載の技術は、この問題を解決しようとしたものである。しかしながらこの技術では、伝送経路の途中に存在する各々の中継装置で、受信したOAMフレームに対して「OAMフレームの識別→最新の受信カウンタ値の取得→取得した受信カウンタ値のOAMフレームへの書き込み→OAMフレームの送信」という一連の処理を行う必要がある。
図9は、図6〜8に示した非特許文献1に記載のパケットロス率測定方法で、伝送経路上のMEGの途中に存在する中継装置でフレームの伝送順序の逆転が発生した例について示す説明図である。太線の矢印がOAMフレーム、細線の矢印がユーザフレームをそれぞれ示す。
LMプロトコルでは、ユーザフレームとOAMフレームとの間における厳密な順序性が求められている。図9に示すような伝送順序の逆転が発生すると、OAMフレームに含まれるカウンタ値が無効になるので、正確なパケットロス率が算出できなくなる。
従って、特許文献1に記載の技術などのように、伝送経路の途中の中継装置でOAMフレームを加工して新たなデータを付加する動作を伴う技術は、図9に示すような伝送順序の逆転を発生させてしまうリスクがある。即ち、このような新たなデータを付加する動作は、通常のデータフレーム(ユーザフレーム)の転送と同等の速度で行われなければならないので、この処理を行うハードウェアおよびソフトウェアには高い性能が要求されることとなる。
また、伝送経路の途中の中継装置でOAMフレームに新たなデータを付加すると、それによってOAMフレーム自体の帯域が増加する。特に多段の中継装置を経由すると、そのたびごとに新たなデータが付加されることになるので、大幅に帯域が増加することになる。その帯域増加に伴って、新たなフレームロスが発生することとなる。
このため、このような技術を適用する場合には、パケットロス率の測定に伴う帯域の増加を事前に予測し、MEPから測定区間に流入するユーザフレームの帯域をあらかじめ制限しておくなどのような措置を講じる必要がある。
特許文献2〜4に記載の技術は、いずれも特許文献1と同様に、伝送中のデータへの新規データの付加を伴う。即ち、特許文献1〜4に記載の技術は、いずれも上記の問題を解決するものではない。これらの技術を組み合わせても同様である。
本発明の目的は、OAMフレームの帯域を増加させることなく、伝送経路上の任意の装置間でのパケットロス率の測定を可能とする伝送システム、伝送装置、パケットロス率測定方法およびパケットロス率測定プログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る伝送システムは、伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによってデータフレームを伝送経路上に順次伝送する伝送システムであって、各伝送装置が、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信してデータフレームの種類を分析するフレーム解析部と、データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、受信フレーム数を用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、フレーム解析部が、データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、OAM処理部が、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る伝送装置は、伝送経路上に複数台配置され、他から受信したデータフレームを次の装置に転送する伝送装置であって、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信してデータフレームの種類を分析するフレーム解析部と、データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、受信フレーム数を用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、フレーム解析部が、データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、OAM処理部が、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るパケットロス率測定方法は、伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによってデータフレームを伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを、伝送装置のフレーム解析部が受信してデータフレームの種類を分析し、データフレームがOAMフレームである場合に、伝送装置のフレーム解析部が当該OAMフレームを複製し、データフレームに含まれる受信フレーム数を、伝送装置のカウント処理部が予め備えられた記憶手段に記憶させ、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて、伝送装置のOAM処理部が伝送経路におけるパケットロス率を算出し、データフレームを、伝送装置の出力回線終端部が次の装置宛に出力することを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るパケットロス率測定プログラムは、伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによってデータフレームを伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、伝送装置が備えるコンピュータに、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信してデータフレームの種類を分析する手順、データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する手順、データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させる手順、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出する手順、およびデータフレームを次の装置宛に出力する手順を実行させることを特徴とする。
本発明は、上記したように、データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製し、この複製されたOAMフレームを用いてパケットロス率を算出するように構成したので、前述したようなデータの付加処理に伴う処理量や処理時間に係る問題が生じることはない。これによって、OAMフレームの帯域を増加させることなく、伝送経路上の任意の装置間でのパケットロス率の測定が可能であるという、優れた特徴を持つ伝送システム、伝送装置、パケットロス率測定方法およびパケットロス率測定プログラムを提供することができる。
図2で示した伝送装置のより詳しい構成について示す説明図である。 本発明の実施形態に係る伝送ネットワークの構成について示す説明図である。 図1で示した伝送装置内部での処理の流れについて示す説明図である。 図3で示した伝送装置内部での処理の流れを表したフローチャートである。 図2に示した伝送経路でパケットロス率を測定する際の、図1〜2で示した伝送装置の動作について示す説明図である。 非特許文献1に記載されたシングルエンドLMプロトコルによるパケットロス率の算出の対象である伝送ネットワークの構成について示す説明図である。 図6に示した伝送経路で、伝送装置間でのパケットロス率を測定する動作について示す説明図である。 図6〜7に示した非特許文献1に記載のパケットロス率測定方法で、不具合の発生箇所を特定する方法について示す説明図である。 図6〜8に示した非特許文献1に記載のパケットロス率測定方法で、伝送経路上のMEGの途中に存在する中継装置でフレームの伝送順序の逆転が発生した例について示す説明図である。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態の構成について添付図1に基づいて説明する。
最初に、本実施形態の基本的な内容について説明し、その後でより具体的な内容について説明する。
本実施形態に係る伝送システム(伝送ネットワーク1)は、伝送経路30上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置10を有し、これによってデータフレームを伝送経路上に順次伝送する伝送システムである。ここで、各々の伝送装置10は、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信してデータフレームの種類を分析するフレーム解析部12と、データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段18に記憶させるカウント処理部13と、データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部15と、受信フレーム数を用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部16を備えると共に、フレーム解析部が、データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、OAM処理部が、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有する。
また、フレーム解析部12は、OAMフレームの複製終了後、複製元のロス測定用OAMフレームをそのまま出力回線終端部に出力させる。さらに、伝送システム(伝送ネットワーク1)は、各伝送装置において算出された伝送経路におけるパケットロス率を受信および集計して、各伝送装置間のパケットロス率を算出する運用管理装置20を備える。ここでいうOAMフレームは、シングルエンドLM(Loss Measurement)プロトコルを使用している。
以上の構成を備えることにより、本実施形態の伝送システム(伝送ネットワーク1)は、OAMフレームの帯域を増加させることなく、伝送経路上の任意の装置間でのパケットロス率の測定が可能なものとなる。
以下、これをより詳細に説明する。
図2は、本発明の実施形態に係る伝送ネットワーク1の構成について示す説明図である。伝送ネットワーク1は、伝送経路30上に配置され、伝送経路30を介して通信用のOAMフレームを中継する複数台の伝送装置10a、10b、…(以後、これらを総称して伝送装置10という)と、これらの伝送装置10の運用管理を行う運用管理装置20が接続されて構成される。
ここでは、4台の伝送装置10a〜dを例として示しているが、伝送装置10は何台でもよい。これらの伝送装置10a〜dによってポイントツーポイントの伝送ネットワークであるMEG(Maintenance Entity Group)が構成されている。そのうちの伝送装置10aおよび10dが両端点(MEP:Maintenance Entity Group End Point)であり、伝送装置10bおよび10cが中継点である。以後、伝送装置10a→10dの方向を順方向、その逆を逆方向という。
伝送経路30は、光ケーブル、メタルケーブル、無線など、伝送方式の種類は特に問わない。また、伝送装置10と運用管理装置20との間は、伝送経路30とは別系統の管理用ネットワーク31によって接続されている。この管理用ネットワーク31の伝送方式も任意のものでよい。さらに、伝送経路30上に伝送装置10と運用管理装置20とを結ぶ管理用信号を重ねるようにしてもよい。運用管理装置20は、通常のコンピュータ装置である。
図1は、図2で示した伝送装置10のより詳しい構成について示す説明図である。各々の伝送装置10は、伝送経路30の逆方向側からの入出力信号を光信号と電気信号の間で変換する入出力ポート19aと、これと同様に伝送経路30の順方向側からの入出力信号を光信号と電気信号の間で変換する入出力ポート19bとを備える。
伝送装置10はさらに、入出力ポート19aおよび19bで光信号から変換された電気信号に対してOSI参照モデルでいうレイヤ1(物理層)としての処理を行って電気信号を通信信号に変換する入力回線終端部11と、入力回線終端部11で変換出力された通信信号からOAMフレームを抽出してその内容を識別するフレーム解析部12とを備える。
そして、伝送装置10は、受信したOAMフレーム内部に含まれるデータの一つであるフレーム受信数を抽出するカウント処理部13と、OAMフレームを入出力ポート19aおよび19bのいずれに出力するかを決定するスイッチ処理部14と、OAMフレームに対してレイヤ1(物理層)としての処理を行って(前述した入力回線終端部11とは逆の処理で)電気信号に変換してスイッチ処理部14で決定された入出力ポート19aもしくは19bに向けて送信する出力回線終端部15とをさらに備える。入力回線終端部11、フレーム解析部12、カウント処理部13、スイッチ処理部14、および出力回線終端部15の各々は、順方向と逆方向のそれぞれの伝送方向に対して同等の構成が備えられている。
カウント処理部13は、抽出したフレーム受信数を受信カウンタ13aとして記憶する。スイッチ処理部14は、予め与えられたデータである転送先テーブル14aを使用して、OAMフレームの出力ポートを入出力ポート19aおよび19bのいずれにするかを決定する。図1で示した伝送装置10bを例に取れば、受信フレームが入出力ポート19aの側からのものであればこれを入出力ポート19bに対して出力して伝送装置10cに向けて転送し、受信フレームが入出力ポート19bの側からのものであればこれを入出力ポート19aに対して出力して伝送装置10aに向けて転送するものとするよう、転送先テーブル14aに出力先ポートの決定に係るルールを予め設定しておくことができる。
フレーム解析部12は、受信したOAMフレームをFIFO方式で受信キュー12aに出力する。フレーム解析部12は、さらに、後述するように受信したOAMフレームの複製を作成し、受信カウンタ13aに記憶された受信フレーム数をFIFO方式で受信キュー12aに出力する機能も持つ。
OAM処理部16は、受信キュー12aからFIFO方式で取り出したOAMフレームについて、パケットロス率の算出を行う。通信管理部17は、OAM処理部16によるパケットロス率などの計算結果を収集し、これを管理用ネットワーク31を介して運用管理装置20に送信する。
ここで、受信キュー12a、受信カウンタ13a、および転送先テーブル14aは、いずれも記憶手段18上に確保された記憶領域、もしくは当該記憶領域上に記憶されたデータである。入力回線終端部11、フレーム解析部12、カウント処理部13、スイッチ処理部14、出力回線終端部15、OAM処理部16および通信管理部17は、電気回路として実現されてもよいし、マイクロプロセッサ上で動作するコンピュータプログラム、もしくは電気回路とプログラムの組み合わせとして実現されてもよい。
(伝送装置内部の処理)
図3は、図1で示した伝送装置10内部での処理の流れについて示す説明図である。図4は、図3で示した伝送装置10内部での処理の流れを表したフローチャートである。なお、図3には順方向側の伝送方向について処理の流れを示しているが、逆方向側についても同様の流れで同様の処理を行う。入力回線終端部11が伝送経路30の入力側からユーザフレームを受信すると(ステップS101)、フレーム解析部12が、受信したそのユーザフレームのヘッダ情報から、当該受信フレームの種類を識別する(ステップS102)。
ここでいうヘッダ情報とは、非特許文献1で規定されている、当該受信フレームの種類の識別子であるEthertype値、当該受信フレームの機能の識別子であるOpCode値などである。これがロス測定OAMフレームに該当しないものである場合には、フレーム解析部12はカウント処理部13に当該受信フレームを転送する。カウント処理部13は、この受信フレームから受信フレーム数RxFCを抽出し、これを受信カウンタ13aに記憶させる(ステップS103)。
これに引き続いてスイッチ処理部14が、当該受信フレームのヘッダ情報(宛先MACアドレスなど)をもとに転送先テーブル14aを参照し、出力先ポートを決定する(ステップS104)。そして、決定された出力先ポートに向けて、出力回線終端部15が当該フレームを伝送経路30の出力側に出力して(ステップS105)処理を終了する。
スイッチ処理部14による受信フレームの出力先ポートの決定は、たとえば受信フレームが入出力ポート19aの側からのものであればこれを入出力ポート19bに対して出力して伝送装置10cに向けて転送し、受信フレームが入出力ポート19bの側からのものであればこれを入出力ポート19aに対して出力して伝送装置10aに向けて転送するものとするよう、転送先テーブル14aに出力先ポートの決定に係るルールを予め設定しておくことができる。その出力先ポートの決定、および出力回線終端部15によるその出力先ポートへの出力に係る各々の処理は、本発明の範囲ではないので、ここでは詳しく説明しない。
ステップS102で、フレーム解析部12が識別した当該受信フレームの種類がロス測定OAMフレームである場合には、フレーム解析部12は受信フレームの複製を作成して受信キュー12aに記憶する(ステップS106)。
さらに、フレーム解析部12が受信カウンタ13aに記憶されている受信フレーム数RxFCの値を読み出し、これも受信キュー12aに記憶する(ステップS107)。そして、OAM処理部16が受信キュー12aから複製後の受信フレームと受信フレーム数RxFCの値とを取り出し、これを用いて後述するパケットロス率算出の処理を行い、算出されたパケットロス率の測定結果を通信管理部17が運用管理装置20に送信して(ステップS108)処理を終了する。
フレーム解析部12は、ステップS106で受信フレームの複製を作成した後、その複製元の受信フレームをカウント処理部13に渡し、カウント処理部13、スイッチ処理部14、出力回線終端部15によってステップS103〜105と同一の処理を行って、処理を終了する。
(パケットロス率の算出)
図5は、図2に示した伝送経路30でパケットロス率を測定する際の、図1〜2で示した伝送装置10の動作について示す説明図である。図2にも示したように、伝送経路30上に配置された4台の伝送装置10a〜dによってMEGが構成されている。そのうちの伝送装置10aおよび10dが両端点(MEP)であり、伝送装置10bおよび10cが中継点である。伝送装置10aから10dへの送信を順方向、伝送装置10dから10aへの送信を逆方向という。
背景技術の欄で述べたように、非特許文献1に記載されたシングルエンドLMプロトコルによって、LMMおよびLMRフレームを交換することにより、両端点(MEP)である伝送装置10aと10dとの間で順方向・逆方向のフレームロス数を算出することができる。まず、伝送装置10aから、自装置における最新の送信カウンタ値TxFCf(a1)を含む第1のLMMフレームを伝送装置10dに向けて送信する(ステップS200a)。
第1のLMMフレームを受信した伝送装置10dは、自装置における最新の受信カウンタ値RxFCf(d1)を受信した第1のLMMフレーム内に含め(ステップS200d)、第1のLMMフレームの応答である第1のLMRフレームを作成し、これに自装置における最新の送信カウンタ値TxFCb(d1)を追加して伝送装置10aに向けて送信する(ステップS201d)。
第1のLMRフレームを受信した伝送装置10aは、最新の受信カウンタ値RxFCb(a1)を参照する(ステップS201a)。そして伝送装置10aは、第1のLMMフレーム送信から予め定められた待機時間(たとえば100msec)が経過してから、第2のLMMフレームを送信する(ステップS202a)。この第2のLMMフレームには、送信カウンタ値TxFCf(a2)が含まれている。
第2のLMMフレームを受信した伝送装置10dは、上述のステップS200dおよびS201dと同様に、最新の受信カウンタ値RxFCf(d2)を受信した第2のLMMフレーム内に含め(ステップS202d)、第2のLMMフレームの応答である第2のLMRフレームを作成し、これに自装置における最新の送信カウンタ値TxFCb(d2)を追加して伝送装置10aに向けて送信する(ステップS203d)。
第2のLMRフレームを受信した伝送装置10aは、最新の受信カウンタ値RxFCb(a2)を参照し(ステップS203a)、以下の数2によってフレームロス数を算出する。ただし、||はモジュロ32値(符号無し32bit整数)の間における演算であることを示す。たとえば|0x000000001−0xFFFFFFFF|=2である。
Figure 0005804057
ここまでの計算は、背景技術の欄でも説明した計算従来技術と同一である。本実施形態では、これに加えて、中継装置である伝送装置10bおよび10cで、図3〜4のステップS106〜107に示したように、LMMフレームおよびLMRフレームを転送する際に同フレームを複製し、複製後のフレームに自装置における最新の送信カウンタ値RxFCfまたはRxFCbを含める処理が付加される。これについて、図5を用いてさらに説明する。
ステップS200aで送信された第1のLMMフレームは、伝送装置10b内で複製されて、最新の受信カウンタ値RxFCf(b1)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS200b)。また伝送装置10cを経由する際も同様に、複製された第1のLMMフレームが最新の受信カウンタ値RxFCf(c1)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS200c)。複製元の第1のLMMフレームは、そのまま伝送装置10cから10dに向かう。
ステップS201dで送信された第1のLMRフレームは、伝送装置10c内で複製され、最新の受信カウンタ値RxFCb(c1)とともに受信キュー12に記憶される(ステップS201c)。また伝送装置10bを経由する際も同様に、複製された第1のLMRフレームが最新の送信カウンタ値RxFCb(b1)ととともに受信キュー12に記憶される(ステップS201b)。複製元の第1のLMRフレームは、そのまま伝送装置10bから10aに向かう。
ステップS202aで送信された第2のLMMフレームは、第1のLMMフレームの時と同様に、伝送装置10b内で複製され、最新の送信カウンタ値RxFCf(b2)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS202b)。また伝送装置10cを経由する際も同様に、複製された第2のLMMフレームが最新の受信カウンタ値RxFCf(c2)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS202c)。複製元の第2のLMMフレームは、そのまま伝送装置10cから10dに向かう。
ステップS203dで送信された第2のLMRフレームは、第1のLMRフレームの時と同様に、伝送装置10c内で複製され、最新の受信カウンタ値RxFCb(c2)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS203c)。また伝送装置10bを経由する際も同様に、最新の送信カウンタ値RxFCb(b2)とともに受信キュー12aに記憶される(ステップS203b)。複製元の第2のLMRフレームは、そのまま伝送装置10bから10aに向かう。
以上の処理で、受信キュー12aに記憶されたカウンタ値を利用して、伝送装置10bでは以下の数3に示す演算を行う。また、伝送装置10cでは以下の数4に示す演算を行う。これによって、中継装置である伝送装置10b(または10c)の前後の伝送区間におけるパケットロス率を算出することができる。
即ち、伝送装置10bの場合は「区間a→b」「区間b→d」の各々の順方向と逆方向におけるパケットロス率(=フレームロス数÷フレーム送信数)を算出することができる。伝送装置10cの場合は「区間a→c」「区間c→d」の各々の順方向と逆方向におけるパケットロス率を算出することができる。
Figure 0005804057
Figure 0005804057
以上の数3〜4で示した計算処理が、図3〜4のステップS106〜107に示した処理の詳細である。この数3〜4で算出された順方向フレーム送信数および順方向フレームロス数は、図3〜4のステップS108に示した処理で、伝送装置10a〜dの通信管理部17から管理用ネットワーク31を介して運用管理装置20に向けて送信される。
これによって、運用管理装置20は、伝送装置10a〜dのうちの任意のセグメントに対して、区間ごとのフレーム送信数およびフレームロス数を算出することが可能である。以下の数5は、その例として区間b→cのフレームロス数について算出したものである。
Figure 0005804057
他の区間、また逆方向のフレーム送信数およびフレームロス数についても、これと同様に求めることができる。従って、順方向と逆方向を問わず、伝送装置10a〜dのうちの任意の2装置間のセグメントに対してパケットロス率(=フレームロス数÷フレーム送信数)を求めることができる。この動作によれば、伝送経路30上の伝送装置10の台数に関係なく、順方向と逆方向のいずれについても、任意の区間において、これと同様にフレームロスを求めることができる。
(実施形態の全体的な動作)
次に、上記の実施形態の全体的な動作について説明する。
本実施形態に係るパケットロス率測定方法は、伝送経路30上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置10を有し、これによってデータフレームを伝送経路上に順次伝送する伝送システム(伝送ネットワーク1)にあって、伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを、伝送装置のフレーム解析部が受信してデータフレームの種類を分析し(図4・ステップS101〜102)、データフレームがOAMフレームである場合に、伝送装置のフレーム解析部が当該OAMフレームを複製し(図4・ステップS106)、データフレームに含まれる受信フレーム数を、伝送装置のカウント処理部が予め備えられた記憶手段に記憶させ(図4・ステップS103)、複製されたOAMフレームと記憶手段に記憶された受信フレーム数とを用いて、伝送装置のOAM処理部が伝送経路におけるパケットロス率を算出し(図4・ステップS107〜108)、データフレームを、伝送装置の出力回線終端部が次の装置宛に出力する(図4・ステップS105)。
ここで、上記各動作ステップについては、これをコンピュータで実行可能にプログラム化し、これらを前記各ステップを直接実行する伝送装置10に実行させるようにしてもよい。本プログラムは、非一時的な記録媒体、例えば、DVD、CD、フラッシュメモリ等に記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
この動作により、本実施形態は以下のような効果を奏する。
本実施形態によれば、伝送装置10上でロス測定用OAMフレームを複製することによって、細分化されたMEGを設定することなく、またOAMフレームに新たなデータを付加することなく、伝送経路上の任意の装置間でのパケットロス率の測定が可能となる。
このOAMフレームの複製を行うフレーム解析部12に必要とされる処理は、当該OAMフレームの識別と複製だけである。従って、通常のフレーム転送処理と同程度の簡便なハードウェアによって、また通常のフレーム転送処理と同程度の短時間で、この処理を実現することが可能である。従って、フレームの転送性能の低下や、図9で述べたフレームの伝送順序の逆転などを生じさせることもない。
さらに、非参考文献1で国際標準として規定されているLMプロトコルのデータフォーマットを全く変更することなく、本実施形態を適用することが可能である。OAMフレームに新たなデータを付加することがないので、発明が解決しようとする課題の欄で説明したような帯域増加を生じさせることはない。また、MEPである伝送装置10aおよび10dが本実施形態を適用しない装置であっても、相互接続性に関する問題を生じさせることもない。
(実施形態の第1の拡張)
以上で述べた本発明の実施形態には、様々な拡張が考えられる。以下、その中でも代表的な拡張形態について説明する。たとえば、前述の実施形態で、OAMフレームとしてシングルエンドLMプロトコルを使用してパケットロス率を測定していたが、これをデュアルエンドLMプロトコルに置換してもよい。以下、これをより詳しく説明する。
非特許文献1には、前述の実施形態で使用したシングルエンドLMプロトコルの他に、デュアルエンドLMプロトコルも規定されている。デュアルエンドLMは、両端のMEPが非同期に単方向メッセージを送信する1ウェイ(1方向)プロトコルである。
前述の実施形態は、中継装置で受信したロス測定OAMフレームを利用して、OAMフレームの送信方向に対するフレームロス数を測定するというものである。図5にも記載されているように、方向a→dのロス数はLMMフレームの受信結果によって、方向d→a方向のロス数はLMRフレームの受信結果によって求められる。即ち、対象となるOAMフレームが、2ウェイプロトコルと1ウェイプロトコルのいずれであってもよい。
従って、デュアルエンドLMプロトコルに対しても、前述の実施形態と全く同一の方法を適用して、パケットロス率を測定することが可能である。従って、具体的な構成などについては、シングルエンドLMプロトコルをデュアルエンドLMプロトコルに置換する以外は、上記の実施形態と全く同一であるので、説明を省略する。
(実施形態の第2の拡張)
また、前述の実施形態で、カウント処理部が受信フレーム数を記憶手段18に記憶させていたが、この受信フレーム数のかわりにデータフレームに含まれるタイムスタンプ値を記憶させて、OAM処理部がパケットロス率のかわりに遅延時間を算出するようにしてもよい。以下、これをより詳しく説明する。
非特許文献1には、前述のLMプロトコルの他に、ネットワークにおける遅延時間の測定の方法として、1ウェイDM(Delay Measurement)プロトコル、および2ウェイDMプロトコルも規定されている。このDMプロトコルとは、パケットロス率と同様の方法で、カウンタ値のかわりにタイムスタンプ値を利用して、ネットワーク上の伝送に係る遅延時間を測定するものである。
即ち、遅延測定用OAMフレームで、カウンタ値のかわりにタイムスタンプ値を受信キューに転送して遅延時間を算出する際に、本実施形態と全く同一の方法を適用することによって、伝送経路上の任意の区間において遅延時間を算出することができる。装置の構成、および具体的な計算式は、単純に上記の実施形態で説明した「パケットロス率」を「遅延時間」に、「カウンタ値」を「タイムスタンプ値」に置換すればよい。従って、具体的な構成などについて、説明を省略する。
これまで本発明について図面に示した特定の実施形態をもって説明してきたが、本発明は図面に示した実施形態に限定されるものではなく、本発明の効果を奏する限り、これまで知られたいかなる構成であっても採用することができる。
上述した実施形態について、その新規な技術内容の要点をまとめると、以下のようになる。なお、上記実施形態の一部または全部は、新規な技術として以下のようにまとめられるが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではない。
(付記1) 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムであって、
前記各伝送装置が、
前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析するフレーム解析部と、
前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、
前記データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、
前記受信フレーム数を用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、
前記フレーム解析部が、前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、
前記OAM処理部が、前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有する
ことを特徴とする伝送システム。
(付記2) 前記伝送装置の前記フレーム解析部が、前記OAMフレームの複製終了後、複製元のロス測定用OAMフレームをそのまま前記出力回線終端部に出力させる機能を有することを特徴とする、付記1に記載の伝送システム。
(付記3) 前記各伝送装置において算出された前記伝送経路におけるパケットロス率を受信および集計して、前記各伝送装置間のパケットロス率を算出する運用管理装置を備えることを特徴とする、付記1に記載の伝送システム。
(付記4) 前記OAMフレームが、シングルエンドLM(Loss Measurement)プロトコルおよびデュアルエンドLMプロトコルのうちいずれかを使用して前記パケットロス率を算出することを特徴とする、付記1に記載の伝送システム。
(付記5) 前記伝送装置の前記カウント処理部が、前記受信フレーム数に代えて前記データフレームに含まれるタイムスタンプ値を予め備えられた記憶手段に記憶させると共に、
前記伝送装置の前記OAM処理部が、前記パケットロス率に代えて前記伝送経路における遅延時間を算出することを特徴とする、付記1に記載の伝送システム。
(付記6) 伝送経路上に複数台配置され、他から受信したデータフレームを次の装置に転送する伝送装置であって、
前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析するフレーム解析部と、
前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、
前記データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、
前記受信フレーム数を用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、
前記フレーム解析部が、前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、
前記OAM処理部が、前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有する
ことを特徴とする伝送装置。
(付記7) 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、
前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを、前記伝送装置のフレーム解析部が受信して前記データフレームの種類を分析し、
前記データフレームがOAMフレームである場合に、前記伝送装置の前記フレーム解析部が当該OAMフレームを複製し、
前記データフレームに含まれる受信フレーム数を、前記伝送装置のカウント処理部が予め備えられた記憶手段に記憶させ、
前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて、前記伝送装置のOAM処理部が前記伝送経路におけるパケットロス率を算出し、
前記データフレームを、前記伝送装置の出力回線終端部が次の装置宛に出力する
ことを特徴とするパケットロス率測定方法。
(付記8) 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、
前記伝送装置が備えるコンピュータに、
前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析する手順、
前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する手順、
前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させる手順、
前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する手順、
および前記データフレームを次の装置宛に出力する手順
を実行させることを特徴とするパケットロス率測定プログラム。
この出願は2011年7月4日に出願された日本出願特願2011−147856を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、データを伝送する伝送経路、特にイーサネットOAMを利用する伝送経路において幅広く適用できる。その伝送経路における伝送方式は、光ケーブル、メタルケーブル、無線通信など、任意のものでよい。
1 伝送ネットワーク
10,10a,10b,10c,10d 伝送装置
11 入力回線終端部
12 フレーム解析部
12a 受信キュー
13 カウント処理部
13a 受信カウンタ
14 スイッチ処理部
14a 転送先テーブル
15 出力回線終端部
16 OAM処理部
17 通信管理部
18 記憶手段
19a、19b 入出力ポート
20 運用管理装置
30 伝送経路
31 管理用ネットワーク

Claims (8)

  1. 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムであって、
    前記各伝送装置が、
    前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析するフレーム解析部と、
    前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、
    前記データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、
    前記受信フレーム数を用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、
    前記フレーム解析部が、前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、
    前記OAM処理部が、前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有する
    ことを特徴とする伝送システム。
  2. 前記伝送装置の前記フレーム解析部が、前記OAMフレームの複製終了後、複製元のロス測定用OAMフレームをそのまま前記出力回線終端部に出力させる機能を有することを特徴とする、請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記各伝送装置において算出された前記伝送経路におけるパケットロス率を受信および集計して、前記各伝送装置間のパケットロス率を算出する運用管理装置を備えることを特徴とする、請求項1に記載の伝送システム。
  4. 前記OAMフレームが、シングルエンドLM(Loss Measurement)プロトコルおよびデュアルエンドLMプロトコルのうちいずれかを使用して前記パケットロス率を算出することを特徴とする、請求項1に記載の伝送システム。
  5. 前記伝送装置の前記カウント処理部が、前記受信フレーム数に代えて前記データフレームに含まれるタイムスタンプ値を予め備えられた記憶手段に記憶させると共に、
    前記伝送装置の前記OAM処理部が、前記パケットロス率に代えて前記伝送経路における遅延時間を算出することを特徴とする、請求項1に記載の伝送システム。
  6. 伝送経路上に複数台配置され、他から受信したデータフレームを次の装置に転送する伝送装置であって、
    前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析するフレーム解析部と、
    前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させるカウント処理部と、
    前記データフレームを次の装置宛に出力する出力回線終端部と、
    前記受信フレーム数を用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出するOAM処理部を備えると共に、
    前記フレーム解析部が、前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する機能を有し、
    前記OAM処理部が、前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する機能を有する
    ことを特徴とする伝送装置。
  7. 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、
    前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを、前記伝送装置のフレーム解析部が受信して前記データフレームの種類を分析し、
    前記データフレームがOAMフレームである場合に、前記伝送装置の前記フレーム解析部が当該OAMフレームを複製し、
    前記データフレームに含まれる受信フレーム数を、前記伝送装置のカウント処理部が予め備えられた記憶手段に記憶させ、
    前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて、前記伝送装置のOAM処理部が前記伝送経路におけるパケットロス率を算出し、
    前記データフレームを、前記伝送装置の出力回線終端部が次の装置宛に出力する
    ことを特徴とするパケットロス率測定方法。
  8. 伝送経路上に他から受信したデータフレームを次の装置に転送する複数の伝送装置を有し、これによって前記データフレームを前記伝送経路上に順次伝送する伝送システムにあって、
    前記伝送装置が備えるコンピュータに、
    前記伝送経路を介して他装置から送信されたデータフレームを受信して前記データフレームの種類を分析する手順、
    前記データフレームがOAMフレームである場合に当該OAMフレームを複製する手順、
    前記データフレームに含まれる受信フレーム数を予め備えられた記憶手段に記憶させる手順、
    前記複製されたOAMフレームと前記記憶手段に記憶された前記受信フレーム数とを用いて前記伝送経路におけるパケットロス率を算出する手順、
    および前記データフレームを次の装置宛に出力する手順
    を実行させることを特徴とするパケットロス率測定プログラム。
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