JP5802508B2 - トイレットペーパーホルダー - Google Patents

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Description

本発明は、トイレットペーパーホルダーに関するものである。
一般に使用されているトイレットペーパーホルダーは、ロールペーパーを覆うようにして起伏回動自在に設けられたカバーの先端部でロールペーパーを切断する構造となっている。
具体的には、ロールペーパーの先端部を手で掴んで適当な長さ引き出し、一方の手でカバーを押えつつ、もう一方の手で引き出し先端を上方に引き上げることで切断できるように構成されているが、この作業は、片手が不自由な障害者や高齢者には煩わしい作業であった。
一方、ペーパー使用後に、次の使用者に対しての体裁を整えたり、次の使用者がペーパーを引き出し易くなるようにと、ペーパーの先端部をファイヤーホールド形(三角形状)に折り畳むということが行われているが、この折り畳み操作も非常に煩わしかった。
そこで、これらの問題点を解決するために、カバーに重りを付けることで、ペーパー切断時にカバーが上方へ持ち上がらずに片手でもペーパー切断作業を行えるようにし、尚且つ切断したペーパーが三角形状になるように、カバーの先端を三角形状に形成したトイレットペーパーホルダーが提案されている(特許文献1参照。)。
特開2005−52207号公報
しかしながら、この特許文献1においては、カバーに重りを付けたことによって重さの増したカバーがロールペーパーの上面部分に常に当接する格好になり、そのためロールペーパーの引き出し時には、重さのあるカバーがロールペーパーの回転に摩擦抵抗を付与してペーパーを引き出しにくいという問題があった。
本発明は、このような従来のトイレットペーパーホルダーの問題点を解消すると共に、様々な改良を施すことによって実用性を追求したもので、片手で簡単にロールペーパーを引き出して三角形状に切断できるだけでなく、ロールペーパーの引き出し先端を掴み易く、且つ引き出し先端を掴む際や切断する際にペーパー以外に触れることなく衛生的に使用でき、ホルダ本体の天板部を小物置きとしても使用可能となる簡易構造の実用的なトイレットペーパーホルダーを提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
壁面などの取付面1に取付可能なホルダ本体Aを、一枚の板材2を折曲することで前記取付面1から水平方向に突設する平坦形状の天板部3の左右に側板部4が垂設状態に連設する形状に形成し、この左右の側板部4に、ロールペーパー5を回転可能に支持し且つロールペーパー5の上面部分を前記天板部3の下面から離間するようにして支持するロール支持手段6を設け、このロール支持手段6で支持したロールペーパー5の引き出し先端5Aを切断するペーパー切断部7を、前記天板部3の先端部に設けると共に、このペーパー切断部7は、平面視で三角形状に先細る形状に形成し、前記左右の側板部4に、前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部を支承してこの引き出し先端5Aをロールペーパー5の外周面から離間させるペーパー支承部8を、各側板部4の対向内側に向けて突設すると共に、この左右のペーパー支承部8は、このペーパー支承部8に支承したロールペーパー5の引き出し先端5Aを前記ペーパー切断部7に接触させずに引き出せるようにペーパー切断部7から離れた下方位置に配設したことを特徴とするトイレットペーパーホルダーに係るものである。
また、前記板材2は、前記左右の側板部4を構成する部位に突板片9を具備する構成とし、この突板片9を左右の側板部4の対向内側に向けて折曲形成して、この左右の側板部4の対向内側に突設する各折曲突板片9を、その板面が前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部の下面を支承可能な前記ペーパー支承部8としたこと特徴とする請求項1記載のトイレットペーパーホルダーに係るものである。
また、前記ペーパー支承部8は、前記ロールペーパー5の引き出し方向前側に存する部位を下降傾斜する形状に形成して、この下降傾斜する前側板面8Aで前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右端部の下面を支承する構成としたことを特徴とする請求項2記載のトイレットペーパーホルダーに係るものである。
また、前記ペーパー切断部7に凹凸刃縁10を形成すると共に、この凹凸刃縁10は、先鋭部を有しない凸刃縁と凹刃縁とが連続する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダーに係るものである。
また、前記ペーパー切断部7は、前記天板部3に対して下方を向く形状に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダーに係るものである。
本発明は上述のように構成したから、左右のペーパー支承部に支承されたロールペーパーの引き出し先端を手で容易に掴むことができ、ペーパー支承部をペーパー切断部から離れた下方位置に配設したため、この引き出し先端をペーパー切断部に接触させずにスムーズに引き出すことができると共に、ロールペーパーの上面部分が天板部の下面から離間して支持されるように構成したため、この天板部がロールペーパーの回転抵抗(引き出し抵抗)とならずに軽い力でロールペーパーを引き出すことができ、しかも、本発明のホルダ本体は、一部品で簡易に且つコスト安に設計実現でき、左右の側板部と天板部(ペーパー切断部)とが一体成形されているため、ペーパー切断部を動かないように手で押えておく必要がなく、片手操作で簡単にロールペーパーを切断でき、切断したロールペーパーの引き出し先端を体裁の良い三角形状(ファイヤーホールド形)に切断でき、その上、平坦形状の天板部は、装飾小物や携帯小物などの小物置きとしても使用可能であるなど、極めて優れた実用上の効果を発揮する画期的なトイレットペーパーホルダーとなる。
また、請求項2記載の発明においては、ホルダ本体を構成する板材から一体物のペーパー支承部を構成したため、部品点数を少なくしてコスト安にペーパー支承部を設計実現可能となり、しかも、左右のペーパー支承部の板面でロールペーパーの引き出し先端の左右部の下面を安定的に支承でき、これによりペーパー支承部(突板片)の側板部からの突設長を可及的に小さく設計することも可能となるので、ペーパー支承部に一層手を触れにくい構成を簡易に設計実現可能となるなど、一層実用性に優れた構成のトイレットペーパーホルダーとなる。
また、請求項3記載の発明においては、左右のペーパー支承部の下降傾斜する前側板面でロールペーパーの引き出し先端の左右部の下面を一層安定的に支承できる極めて実用性に優れた構成のトイレットペーパーホルダーとなる。
また、請求項4記載の発明においては、ペーパー切断部の凹凸刃縁によってロールペーパーを一層容易に切断でき、しかも、先鋭部を有しない凹凸刃縁としたため、手などが触れても怪我をしにくく安全性に優れると共に、視覚的にも使用者に危険な印象を与えにくいなど、極めて実用性に優れた構成のトイレットペーパーホルダーとなる。
また、請求項5記載の発明においては、下方を向くペーパー切断部にロールペーパーを食い込ませ易いので、このペーパー切断部でロールペーパーを一層切断し易い極めて実用性に優れた構成のトイレットペーパーホルダーとなる。
本実施例の使用状態を示す斜視図である。 本実施例の使用状態を示す別角度からの斜視図である。 本実施例の使用状態を示す側断面図である。 本実施例のペーパー支承部を示す部分拡大斜視図である。 本実施例のペーパー支承部を示す部分拡大側断面図である。
好適と考える本発明の実施形態を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
トイレ壁面などの取付面1に取り付けしたホルダ本体Aの左右の側板部4間に、ロール支持手段6を介してロールペーパー5を回転可能に支持する。
また、予めロールペーパー5の引き出し先端5Aを、左右の側板部4の対向内側に向けて突設したペーパー支承部8に支承して、この引き出し先端5Aをロールペーパー5の外周面から離間させておく。
ロールペーパー5を使用する時は、ペーパー支承部8に支承されてロールペーパー5の外周面から離間しているロールペーパー5の引き出し先端5Aを容易に手で掴むことができる。また、この際、左右の側板部4間に架設せずに各側板部4の対向内側に向けて突設している左右のペーパー支承部8には手を触れにくく、従って、ロールペーパー5の引き出し先端5Aだけを掴んで衛生的に引き出すことが可能である。
また、ロールペーパー5引き出し時には、ロールペーパー5の上面部分が前記天板部3の下面から離間しているので、この天板部3による引き出し抵抗はなく、そのため軽い力で簡単にロールペーパー5を引き出すことができ、この際、左右のペーパー支承部8がペーパー切断部7から離れた下方位置に配設しているため、引き出し先端5Aをペーパー切断部7に接触させずにスムーズに引き出すことが可能である。
また、従来のトイレットペーパーホルダーは、上記特許文献1のように、ペーパー切断用のカバーが起伏動するように設けられているものが多いが、本発明は、ペーパー切断部7が設けられる天板部3が、一枚の板材2を折曲形成することによって左右の側板部4と一体的に連設している。即ち、本発明のホルダ本体Aは、天板部3が左右の側板部4に対して固定状態に設けられているため、引き出したロールペーパー5は、引き出し先端5Aを上方へ持ち上げるようにしてペーパー切断部7に接触させて切断するが、この際にペーパー切断部7(天板部3)が左右の側板部4に対して動いてしまうことはなく、固定状態のペーパー切断部7にロールペーパー5の途中部を接触させて切断することができる。
よって、ペーパー切断部7を動かないように手で押えておく必要はなく、片手でロールペーパー5の引き出し先端5Aを掴んで適当な長さ引き出した後、上方へ持ち上げるようにして切断するという簡単な片手操作でロールペーパー5を切断できる。
また、取付面1から水平方向に突設している平坦形状の天板部3は、装飾小物を置いておくための小物置きや、用を足している時に眼鏡などの携帯小物を一時的に置いておくための小物置きとしても使用できる。
また、一枚の板材2を折曲形成することで、取付面1から水平方向に突設する平坦形状の天板部3の左右に側板部4が垂設状態に連設する形状に形成した本発明のホルダ本体Aは、一部品で簡易に且つコスト安に設計実現可能な構成であり、量産性に優れる。
また、例えば、前記板材2は、前記左右の側板部4を構成する部位に突板片9を具備する構成とし、この突板片9を左右の側板部4の対向内側に向けて折曲形成して、この左右の側板部4の対向内側に突設する各折曲突板片9を、その板面が前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部の下面を支承可能な前記ペーパー支承部8とすれば、新たな部品を用いることなく、ホルダ本体Aを構成する一枚の板材2から一体物のペーパー支承部8を構成できる。
また、ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部を左右のペーパー支承部8に支承すると、引き出し先端5Aの左右部の下面がペーパー支承部8の板面に面接して広い面積で安定的に支承されることになり、左右のペーパー支承部8間から引き出し先端5Aが下方へ落下しにくくなる。
そのため、ペーパー支承部8(突板片9)は、側板部4からの突設長を小さくしても引き出し先端5Aの支承機能を確保可能であり、これによりペーパー支承部8の側板部4からの突設長を可及的に小さく設計することが可能となるので、ペーパー支承部8に一層手を触れにくく衛生的に使用可能となる構成も簡易に設計実現可能となる。
また、例えば、前記ペーパー切断部7に凹凸刃縁10を形成すると共に、この凹凸刃縁10は、先鋭部を有しない凸刃縁と凹刃縁とが連続する形状に形成すれば、この凹凸刃縁10によって簡単にロールペーパー5を切断でき、先鋭部のない凹凸刃縁10には手などが触れても怪我をしにくく安全性に優れると共に、視覚的にも使用者に危険な印象を与えにくい。
また、例えば、前記ペーパー切断部7は、前記天板部3に対して下方を向く形状に形成すれば、ロールペーパー5の引き出し先端5Aを引き出して上方へ持ち上げると、ロールペーパー5の途中部が下方を向くペーパー切断部7に食い込み易く、そのため、一層ロールペーパー5がペーパー切断部7で切断され易くなる。
本発明の具体的な実施例について図面に基づいて説明する。
本実施例は、壁面などの取付面1に取付可能なホルダ本体Aを、一枚の板材2を折曲形成することで前記取付面1から水平前方に突設する平坦形状の天板部3の左右に側板部4が垂設状態に連設する形状に形成している。
具体的には、図1,図2に示すように、一枚の金属製板材2をプレス加工することによって、鉛直方向に面方向を有する方形平坦板状の背板部11の表面側に、この背板部11の上縁部と左右側縁部とから天板部3と側板部4とが一体的に前方へ突設する形状であって、天板部3の左右側縁部と各側板部4の上縁部とが一体的に連設する形状の前記ホルダ本体Aを構成している。
また、天板部3は、水平方向に面方向を有する平坦板状であって、前記背板部11の表裏方向をホルダ本体Aの前後方向と定めた場合の前後方向に長さを有する平面視長方形状に形成している。従って、この天板部3は、その平坦上面を装飾小物や携帯小物などの小物置きとしても使用可能な構成としている。
また、左右の側板部4は、鉛直方向に面方向を有する平坦板状であって前記天板部3と同等の前後長さを有する形状としている。
また、この側板部4は、その中ほどより前側の下部を切欠形成して前端側ほど先細る形状に形成すると共に、前端部の下部は、中ほどより後側の部位と比較して1/2程度が切欠された形状に形成している。
また、ホルダ本体Aの取付面1への取付構造は、背板部11の数ヶ所に取付孔14を貫通形成して、この貫通孔14を利用して取付面1にビス13止めする構造としている(図3参照。)。
本実施例は、ホルダ本体Aの前記左右の側板部4の対向内側部に、ロールペーパー5を回転可能に支持するロール支持手段6を設けている。
このロール支持手段6は、左右の側板部4の後部側の対向内側面の夫々に、ロールペーパー5の芯に挿入してロールペーパー5を回転可能に支持する支持杆12を水平突設している。
また、この各支持杆12は、未使用のロールペーパー5の上面部分を前記天板部3の下面から離間した状態で支持可能となり、且つロールペーパー5の後面部分を前記背板部11の表面(前面)から離間した状態で支持可能となるように、左右の側板部4の対向内側面への突設位置を設定構成している。
従って、このロール支持手段6(支持杆12)で支持したロールペーパー5の外周面は、ホルダ本体Aに対して接触せず、これによりホルダ本体Aがロールペーパー5の回転抵抗とならないために、軽い力でスムーズにロールペーパー5を引き出しできる構成としている。
また、この支持杆12は、水平突設状態から下方に可倒可能な構成とすると共に、水平突設状態が図示省略の弾性体によって付勢保持される構成としている。
即ち、支持杆12を弾性体の付勢力に抗して下方へ倒すことによってホルダ本体Aの下方からロールペーパー5を脱着操作できるロール支持手段6を構成している。
尚、このロール支持手段6は、他の適宜な構成を採用しても良い。
また、本実施例は、ホルダ本体Aの前記天板部3の先端部(前端部)に、ロールペーパー5の引き出し先端5Aを切断するペーパー切断部7を設けている。
具体的には、天板部3の前端部を、平面視で頂角部が鈍角となる二等辺三角形状に先細る形状に形成して、この先細状板部を前記ペーパー切断部7としている。
また、このペーパー切断部7は、二等辺三角形の底辺に相当する部位を折縁として下方へプレス折曲することにより、緩やかに下降傾斜する形状に形成している。
また、このペーパー切断部7の前端縁の全域に凹凸刃縁10を形成すると共に、この凹凸刃縁10は、先鋭部を有しない粗刃形状の刃縁に形成している。
更に詳しくは、凹凸刃縁10は、その凸刃縁の頂部と凹刃縁の底部とが、平面視でこの凹凸刃縁10の出入り方向に対して平らな刃縁となる(凹凸刃縁10の出入り方向と直交する方向に沿った刃縁長を有する)形状に形成すると共に、その側断面形状を丸刃形に形成している。即ち、この凹凸刃縁10は、平面視形状も側面視形状も先鋭部を有しない構成とし、手などが触れても傷付きにくくしている。
従って、前記ロール支持手段6によって支持されたロールペーパー5の引き出し先端5Aを適当な長さ引き出して上方へ持ち上げるようにすると、下降傾斜するペーパー切断部7の先細部がロールペーパー5の途中部に食い込み凹凸刃縁10によって切断されて、切断されたロールペーパー5の引き出し先端5Aの切断端縁が体裁の良いファイヤーホールド形(三角形状)となるように構成している。
また、本実施例では、前記左右の側板部4に、前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部を支承してこの引き出し先端5Aをロールペーパー5の外周面から離間させるペーパー支承部8を、各側板部4の対向内側に向けて突設している。
また、この左右のペーパー支承部8は、このペーパー支承部8に支承したロールペーパー5の引き出し先端5Aを前記ペーパー切断部7に接触させずに引き出せるようにペーパー切断部7から離れた下方位置に配設すると共に、ペーパー切断部7よりもホルダ本体Aの基端側(後側)寄りに配置している。
具体的には、左右の側板部4の先端部(前端部)の下縁部から帯状の突板片9が垂設状態に突設するように、前記板材2の形状を設定構成し、この突板片9を左右の側板部4の対向内側に向けて略直角にプレス折曲して水平突設させることにより、この各折曲突板片9を、その上側板面で前記ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部の下面を支承する前記ペーパー支承部8としている。
また、この左右のペーパー支承部8は、図4,図5に示すように、その下側板面を上方へプレスすることで側断面視「へ」の字形に折曲形成し、これによりペーパー支承部8の、ロールペーパー5の引き出し方向前側(ホルダ本体A(側板部4)の突出先端側)に存する部位の上面が、引き出し方向前側ほど下降する傾斜面となる形状に形成して、この下降傾斜する前側板面8Aの上面部でロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部の下面を面接状態に支承する構成としている。
従って、ロールペーパー5の引き出し先端5Aの左右部のみを支承する構成でありながら、下降傾斜する前側板面8Aの広い面積で支承することによって引き出し先端5Aが左右のペーパー支承部8間から下方へ落ち込みにくくなり、安定的な支承機能を発揮する構成としている。特に、図3(b)のようにロールペーパー5が残り少なくなってくると、ロールペーパー5引き出し位置の変化によって引き出し先端5Aが左右のペーパー支承部8間から下方へ落ち込み易くなるが、本実施例のように前側板面8Aで引き出し先端5Aの左右部を面接支承する構成としたことによってロールペーパー5減少時の下方への落ち込みを防止できることとなった。
また、この左右のペーパー支承部8間に手を挿入可能な挿入用間隙15が形成されるように、この左右のペーパー支承部8を構成する前記突板片9の突設長を設定構成している。即ち、この挿入用間隙15に手を挿入してロールペーパー5の引き出し先端5Aを掴むことにより、ペーパー支承部8にも他のホルダ本体A部位にも触れずに衛生的にロールペーパー5を引き出しできる構成としている。
尚、このペーパー支承部8は、前記挿入用間隙15を広くするほどロールペーパー5を引き出す時に手が触れにくくなるので、突板片9の突設長さを可及的に小さくしたいが、突板片9の突出長を短くするとその分ロールペーパー5の引き出し先端5Aを支持する面積が小さくなって、ペーパー支承部8からロールペーパー5の左右部が脱落し易くなってしまう。
しかし、本実施例のペーパー支承部8は、前記したように前側板面8Aでペーパー支承面積を確保して左右のペーパー支承部8間の挿入用間隙15から引き出し先端5Aが下方へ落下しにくい構成としたために、挿入用間隙15を可及的に広く設計することが可能となり、これによりホルダ本体Aやペーパー支承部8に触れることなく衛生的に使用可能な本実施例を実現できた。
尚、本発明は、本実施例に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
1 取付面
2 板材
3 天板部
4 側板部
5 ロールペーパー
5A 引き出し先端
6 ロール支持手段
7 ペーパー切断部
8 ペーパー支承部
8A 前側板面
9 突板片
10 凹凸刃縁
A ホルダ本体

Claims (5)

  1. 壁面などの取付面に取付可能なホルダ本体を、一枚の板材を折曲することで前記取付面から水平方向に突設する平坦形状の天板部の左右に側板部が垂設状態に連設する形状に形成し、この左右の側板部に、ロールペーパーを回転可能に支持し且つロールペーパーの上面部分を前記天板部の下面から離間するようにして支持するロール支持手段を設け、このロール支持手段で支持したロールペーパーの引き出し先端を切断するペーパー切断部を、前記天板部の先端部に設けると共に、このペーパー切断部は、平面視で三角形状に先細る形状に形成し、前記左右の側板部に、前記ロールペーパーの引き出し先端の左右部を支承してこの引き出し先端をロールペーパーの外周面から離間させるペーパー支承部を、各側板部の対向内側に向けて突設すると共に、この左右のペーパー支承部は、このペーパー支承部に支承したロールペーパーの引き出し先端を前記ペーパー切断部に接触させずに引き出せるようにペーパー切断部から離れた下方位置に配設したことを特徴とするトイレットペーパーホルダー。
  2. 前記板材は、前記左右の側板部を構成する部位に突板片を具備する構成とし、この突板片を左右の側板部の対向内側に向けて折曲形成して、この左右の側板部の対向内側に突設する各折曲突板片を、その板面が前記ロールペーパーの引き出し先端の左右部の下面を支承可能な前記ペーパー支承部としたこと特徴とする請求項1記載のトイレットペーパーホルダー。
  3. 前記ペーパー支承部は、前記ロールペーパーの引き出し方向前側に存する部位を下降傾斜する形状に形成して、この下降傾斜する前側板面で前記ロールペーパーの引き出し先端の左右端部の下面を支承する構成としたことを特徴とする請求項2記載のトイレットペーパーホルダー。
  4. 前記ペーパー切断部に凹凸刃縁を形成すると共に、この凹凸刃縁は、先鋭部を有しない凸刃縁と凹刃縁とが連続する形状に形成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダー。
  5. 前記ペーパー切断部は、前記天板部に対して下方を向く形状に形成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のトイレットペーパーホルダー。
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