JP5801961B2 - 小便器の排出口用のインサート - Google Patents

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Description

本発明は、小便器の排出口に装着することのできるインサートに関する。
臭気閉鎖部として構成されたこのようなインサートは、たとえばDE102009008574A1から公知である。臭気閉鎖部には流入面が設けられており、この流入面は、装着されたカバーフードによって覆われた少なくとも1つの排出口を有する。臭気閉鎖部は閉鎖装置を有し、この閉鎖装置は、基本位置では排水部と排出口との間で流れの接続部を閉鎖し、この接続部は所定量の尿が流入する場合、排水部へと開放する。閉鎖装置は、チャンバの容積を制限(区画)する少なくとも2つのチャンバ部分を有する。ここで第1のチャンバ部分はダイヤフラム部であり、チャンバに収集された液体が所定量になると、他方の第2のチャンバ部分から浮き上がり、排出口に向けた流れの接続を解放する。
乾燥小便器用の別の臭気閉鎖部が、たとえばCH694274A5から公知である。この臭気閉鎖部は1つのポットを含み、このポットは上方領域においてリング形状の流入面の中央に開口部を有し、この開口部は閉鎖フラップによって閉鎖されている。閉鎖フラップはシャフトを介して下方から、リング形状の流入面の縁部に対して押圧される。この閉鎖された状態は、シャフトの下方端部にある磁石とポットの底部に装着された別の磁石とによって、同極性の2つ磁石が反発し合うことで維持される。十分な量の尿および/または洗浄水が閉鎖フラップ上に収集されると、この閉鎖フラップは下方に押され、これにより液体は流出することができる。
小便器用の臭気閉鎖部として構成されたインサートの別の形式がEP1076739B1から公知である。この臭気閉鎖部では、閉鎖フラップの代わりにフロート体が使用される。このフロート体は液体状態によってインサート内を浮遊し、リング形状の流入面の開口部に入り込む。
臭気閉鎖部として構成されたこの種のインサートは乾燥小便器で使用され、下水管路網への排水部を閉鎖し、下水管から臭気が漏出するのを回避するために用いられる。さらにこの種の臭気閉鎖部は、これが尿を排出部に完全に放出し、これにより臭気閉鎖部の領域に残滓が残らないことを保証すべきである。伝統的な小便器での如き水洗は行われず、これにより新鮮水が節約される。加えて臭気閉鎖部の流入面に洗浄石を置くことができる。この洗浄石は、尿の作用の下で溶解し、浄化作用と殺菌作用を発揮する。
EP138758A2から、機械的臭気閉鎖部と、洗浄リム無し(spuelrandlosen)の朝顔(Becken)とを備える乾燥小便器が公知である。この乾燥小便器では、ダイヤフラム弁が第1の位置で排水部を液密ないし気密に閉鎖する。ダイヤフラム弁は第2の位置へ移行することができ、この第2の位置では尿がダイヤフラム弁を通って流出することができる。乾燥小便器として稼働される小便器の清掃を簡単にするため、小便器と後続の管路系は外部制御される水洗システムにより所定の時間インターバルで洗浄水によって水洗される。この目的のために朝顔には特別の洗浄水分配器が設けられる。この洗浄水分配器は、洗浄水を洗浄リム無しの朝顔内で所期のように分配する。この小便器には洗浄リムを設けるべきでないことがまったく明確に指示されている。これはとりわけ、洗浄水接続部の給水部と排出部との間の間隔を可変にするためである。
DE102009008574A1 CH694274A5 EP1076739B1 EP1382758A2
本発明の基礎とする課題は、小便器、とりわけ乾燥小便器を洗浄、とりわけ中間洗浄するため、並びに殺菌するための可能性を提供することである。
この課題は、小便器の排出口に装着するためのインサートによって解決される。このインサートは、液体、とりわけ洗浄液および/または殺菌液を小便器の朝顔面(Beckenflaeche)に放出、とりわけ噴射ないしスプレー(ないし散布)するために少なくとも1つの吐出開口部を有し、小便器の排出口にこのインサートが装着されていることを特徴とする。
本発明の第1の視点(形態1)によれば、小便器の排出口に装着することのできるインサートであって、該インサートは、液体、とりわけ洗浄液および/または殺菌液を、排出口に当該インサートが装着された小便器の朝顔面に放出、とりわけ噴射またはスプレーするための少なくとも1つの吐出開口部を有するインサートが提供される。
本発明の第2の視点(形態12)によれば、排出口と、該排出口に装着されたインサートとを備える小便器、とりわけ乾燥小便器として稼働することのできる小便器が提供される。
本発明によれば以下の形態が可能である。
(形態1)小便器の排出口に装着することのできるインサートであって、該インサートは、液体、とりわけ洗浄液および/または殺菌液を、排出口に当該インサートが装着された小便器の朝顔面に放出、とりわけ噴射またはスプレーするための少なくとも1つの吐出開口部を有すること。
(形態2)前記インサートは、尿を排出することのできる流入部として構成されており、および/または尿を排出することのできる流入部を有することが好ましい。
(形態3)a.前記インサートは臭気閉鎖部を有し、または前記インサートは臭気閉鎖部の一部であり、および/またはb.前記インサートは臭気閉鎖部を有し、または前記インサートは臭気閉鎖部の一部であり、前記インサートが嵌め込まれた小便器を乾燥小便器として稼働できるように、前記臭気閉鎖部を通して朝顔にもたらされた尿が完全に排出されることが好ましい。
(形態4)前記吐出開口部はノズルとして構成されており、および/または前記吐出開口部はリングノズルとして構成されていることが好ましい。
(形態5)前記吐出開口部の大きさおよび/または形状は調整可能であり、および/またはインサートが装着された小便器に対する吐出開口部の相対的な角度位置が調整可能であることが好ましい。
(形態6)前記前記吐出開口部は、液体または少なくとも液体の成分のための備蓄容器に直接または間接的に接続されており、および/または接続可能であり、前記液体または液体の成分は前記吐出開口部を通して小便器の朝顔面に放出可能であることが好ましい。
(形態7)種々のスプレー形状、とりわけスプレーの円錐形状またはスプレーの円盤形状、および/または少なくとも1つの非対称のスプレー形状が調整可能であることが好ましい。
(形態8)前記インサートはフードを有し、および/または前記インサートは、洗浄石のための収容空間を少なくとも部分的に取り囲むフードを有することが好ましい。
(形態9)前記吐出開口部は前記フードの先端に配置されていることが好ましい。
(形態10)前記フードのセグメントが移動可能および/または回転可能に配置されていることが好ましい。
(形態11)前記フードのセグメントが、第1の領域に第1の大きさおよび/または第1の数の第1の貫通孔を有し、第1の領域とは異なる第2の領域に第1の大きさとは異なる第2の大きさおよび/または第2の数とは異なる第2の数の第2の貫通孔を有し、前記フードのセグメントは、前記領域の1つが選択的に使用者に向けて配向可能であるように移動可能および/または回転可能に配置されていることが好ましい。
(形態12)排出口と、該排出口に装着されたインサートとを備えること、とりわけ乾燥小便器として稼働することのできること。
(形態13)a.吐出開口部を通して施与可能である洗浄液および/または殺菌液のための備蓄容器が設けられており、および/またはb.前記インサートは、前記吐出開口部を通して施与可能な洗浄液および/または殺菌液のための備蓄容器に直接または間接的に接続されており、および/または接続可能であることが好ましい。
(形態14)前記吐出開口部は、該吐出開口部から流出する液体が小便器の朝顔面全体を十分に濡らすように構成され、配置されていることが好ましい。
(形態15)液体または液体の成分に対する備蓄容器が設けられており、および/または液体または液体の成分に対する少なくとも1つの備蓄容器が交換可能に小便器に装着されていることが好ましい。
(形態16)a.前記備蓄容器は使い捨て容器として構成されており、および/またはb.前記備蓄容器は閉鎖ダイヤフラムを有し、該閉鎖ダイヤフラムは、前記備蓄容器の装填の際に少なくとも吸引管により突き通されるように構成されており、および/またはc.バヨネット固定部またはクリップ固定部が、前記備蓄容器を接続位置に一時的に固定するために設けられており、および/またはd.前記備蓄容器は使い捨て容器として構成されており、接続位置に一時的に固定するために固定エレメントを有し、該固定エレメントは、前記備蓄容器の取り外しの際に自動的に機械的に破壊されるように構成されていることが好ましい。
(形態17)好ましくは円錐形の案内部が、装着すべき備蓄容器を案内するために設けられていることが好ましい。
(形態18)充填状態指示器が設けられており、該充填状態指示器は、備蓄容器内の洗浄液および/または殺菌液の充填状態に関する情報を指示し、および/または充填状態指示器が設けられており、該充填状態指示器は、備蓄容器内の洗浄液および/または殺菌液の充填状態に依存して異なる色を出力することが好ましい。
(形態19)前記充填状態指示器は、少なくとも1つの光導体、とりわけ光ファイバを有することが好ましい。
(形態20)水のための給水接続部、とりわけ新鮮水接続部が設けられていることが好ましい。
(形態21)混合装置が設けられており、該混合装置は、液体を生成するために少なくとも2つの成分を混合し、および/または混合装置が設けられており、該混合装置は、液体を形成するために少なくとも2つの成分を混合し、1つの成分は殺菌成分または洗浄成分であり、別の成分は水であることが好ましい。
(形態22)少なくとも1つのポンプ、とりわけ計量投与ポンプおよび/または好ましくは電気スウィングピストン式ポンプが、液体または液体の成分を搬送および/または計量投与するために設けられていることが好ましい。
(形態23)電子回路が設けられており、該電子回路は、液体の混合比を制御し、および/または液体の成分の混合を制御し、および/または朝顔面に放出すべき液体の放出量を制御することが好ましい。
(形態24)好ましくは自動的な時間またはインターバル制御部が液体の施与のために設けられており、および/または検出装置、とりわけ運動通報器のようなセンサを備える検出装置が設けられており、該検出装置は、小便器の使用回数を検出し、制御部がそれぞれ所定のおよび/または設定可能な使用回数の後、好ましくは自動的に朝顔面への液体の放出をトリガすることが好ましい。
(形態25)小便器は本体を有し、該本体は、少なくとも1つの機能構成部材のため、および/または少なくとも1つの備蓄容器のため、および/または制御電子回路のため、および/または少なくとも1つのポンプのための、中空空間を有し、本体は好ましくは朝顔も有することが好ましい。
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照番号はもっぱら理解を助けるためであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
本発明のインサートは、洗浄液および/または殺菌液を、本発明のインサートが排出口に装着された小便器の朝顔面に施与するための簡単で信頼性のある可能性を創出するという利点を有する。とりわけ本発明のインサートは有利には、すでに存在する小便器、とりわけ乾燥小便器に後装備することができ、洗浄液および/または殺菌液を朝顔面に、とりわけ電子的に制御して施与できるように構成することができる。
さらに本発明のインサートは、小便器が排出口の他に、洗浄液および/または殺菌液を施与することのできる別の開口部を朝顔面に有する必要がないという利点を提供する。とりわけ朝顔面に配置される洗浄ないしスプレーヘッド、並びに洗浄リム(Spuelrand)を省略することができる。このことはとりわけ、朝顔面を閉じておくことができ、したがって汚物が集まることのある開口部またはエッジを無くすることができるという利点を有する。さらにこのような朝顔面は清掃員によってとりわけ簡単に清掃することができる。なぜなら付加的な洗浄ないしスプレーヘッドの周囲を拭き取る必要が無く、朝顔面を容易にぬぐい取ることができるからである。
本発明のインサートは、清掃員により実行すべき清掃の時間的間隔を格段に拡大できるという特別の利点を有する。なぜなら本発明のインサートによって時間制御で、および/またはそれぞれ所定の使用回数後に、好ましくは自動制御で中間清掃を実施することができるからである。
有利な一実施形態では、インサートが流入部として構成されており、この流入部を通して尿を排出することができる。あるいはまたインサートが流入部を有することもでき、この流入部を通して尿を排出することができる。
とりわけ有利な一実施形態では、インサートは臭気閉鎖部を有するか、または臭気閉鎖部の一部である。特に有利なやり方では、インサートは臭気閉鎖部を有し、または臭気閉鎖部の一部として構成されており、インサートが嵌め込まれた小便器を乾燥小便器として稼働できるように、朝顔にもたらされた尿がこの臭気閉鎖部を通して完全に排出される。
インサートが複数の機能を有する前記実施形態は、有利にはとりわけ小型に構成することができる。とりわけこの実施形態では、洗浄液および/または殺菌液を施与する機能を実現するために、必ずしも付加的な構造空間を必要としない。
特に有利な一実施形態では、吐出開口部がノズルとして構成されている。とりわけ有利には、吐出開口部をリングノズルとして構成することができる。
特に良好に小便器の朝顔面のそれぞれの形状および/または寸法に適合することのできる特に有利な一実施形態では、吐出開口部の大きさおよび/または形状が調節可能である。その代わりにまたはそれに加えて有利には、インサートが装着された小便器に対する吐出開口部の相対的な角度位置が調整可能であるようにすることもできる。
小便器の朝顔面のそれぞれの形状および/または大きさへの適合性の観点で、有利には、種々のスプレー形状、とりわけ種々のスプレーの円錐形状または種々のスプレーの円盤形状を調整可能にすることができる。とりわけその代わりにまたはそれに加えて、非対称のスプレー形状を調整することもできる。とりわけ後者の実施形態は、小便器の朝顔面が通常は非対称に構成されているという事実を勘案する。
有利には吐出開口部は、液体または少なくとも液体の成分のための備蓄容器に直接または間接的に接続されているか、および/または接続可能にすることができる。
有利な一実施形態では、インサートはフードを有する。とりわけインサートがフードを有し、このフードが洗浄石のための収容空間を少なくとも部分的に取り囲むようにすることができる。このフードには有利には貫通孔が設けられており、この貫通孔を通って尿が洗浄石に達することができる。
特に有利な一実施形態では、吐出開口部は、この吐出開口部を通して施与された洗浄液および/または殺菌液が洗浄石(石状ないし粒状洗浄剤)を通過させられるように構成および配置されている。これにより有利には、小便器が実際に使用されるときにだけ洗浄石が消耗し、中間洗浄が実施されるときには消耗されないことが達成される。
とりわけ有利な一実施形態では、フードのセグメントが移動可能および/または回転可能に配置されている。とりわけ有利には、フードのセグメントが第1の領域に第1の大きさおよび/または第1の数の第1の貫通孔を有し、第1の領域とは異なる第2の領域に第1の大きさとは異なる第2の大きさおよび/または第1の数とは異なる第2の数の第2の貫通孔を有し、フードのセグメントは、2つの領域の一方が選択的に使用者に向けて配向可能であるように移動可能および/または回転可能に配置されているようにすることができる。このような一実施形態は、フードの下方に配置された洗浄石が消費される速度を調整することができるという利点を有する。このことは、どれだけの尿がフードを通って洗浄石に達するかを、配向および/または回転位置を調整することにより行われる。
もちろん第1の領域および第2の領域の他に、異なる貫通孔を有する1つまたは複数のさらなる領域をセグメントに設けることもできる。
特に有利には小便器はとりわけ乾燥小便器であり、その排出口に本発明のインサートが装着されている。
このような小便器の有利な一実施形態では、吐出開口部を通して施与することのできる洗浄液および/または殺菌液のための備蓄容器が設けられている。とりわけ有利には、インサートは、洗浄液および/または殺菌液のための備蓄容器に直接または間接的に接続されており、および/または接続可能である。
特に有利な一実施形態では、吐出開口部は、小便器自体の中に配置された備蓄容器へ自動的に接続される。ここでは有利には、一方では小便器が他方ではインサートが接続エレメントを有し、これらの接続エレメントがインサートの装着の際に、小便器の排出口に自動的に、とりわけ強制的に案内されて互いに係合する。
有利な一小便器では、吐出開口部は、この吐出開口部から流出する液体が小便器の朝顔面全体を十分に濡らすように構成され、配置されている。このことはすでに述べたように、たとえば排出口の大きさおよび/または形状、および/または排出口の角度方向、および/またはスプレー形状が小便器の幾何形状と大きさに適合されていることによって実現することができる。
特に有利な一実施形態では、液体または液体の成分のために交換可能な備蓄容器が設けられている。とりわけ有利には、備蓄容器は使い捨て容器として構成することができる。このような一実施形態は、備蓄容器を使用者により手間暇を掛けて再充填する必要が無く、前の備蓄容器が空になれば、使用者は新しい備蓄容器に交換するだけで良いという格段の利点を有する。
備蓄容器が特に簡単に装着可能である特別の一実施形態では、備蓄容器が閉鎖ダイヤフラムを有し、この閉鎖ダイヤフラムは、備蓄容器の装填の際に少なくとも吸引管によって突き通されるように構成され、配置されている。この実施形態は、使用者が備蓄容器を直接装着することができ、前もって閉じ蓋を開放する必要が無いという特別の利点を有する。さらにこのような一実施形態は、接続位置に達する直前に閉鎖ダイヤフラムが初めて突き通され、これによりその前に洗浄液および/または殺菌液が溢れないことが保証されるという利点を有する。
特に有利な一実施形態では、バヨネット固定部またはクリップ固定部が、備蓄容器を接続位置に一時的に固定するために設けられている。
有利な一実施形態では、備蓄容器が使い捨て容器として構成されており、接続位置に一時的に固定するための固定エレメントが装備されている。固定エレメントは、備蓄容器を取り外す際に自動的に機械的に破壊されるよう構成されている。この実施形態は、一度除去された容器の再固定が効果的に回避されるという特別の利点を有する。このようにしてとりわけ、不適切なおよび/または許容されない液体が、すでに一度使用されて空になった備蓄容器に注入され、この許容されないおよび/または不適切な液体が、本来使用される液体の代わりに小便器に施与されることが回避される。
この側面は特に重要である。なぜなら、小便器が規則どおりの衛生要求を満たし、小便器を損傷し得る、または健康に有害であり得る液体が使用されないことを常に保証しなければならないからである。
備蓄容器の小便器への装填を容易にするために有利には、好ましくは円錐形の案内部を設けることができる。このような一実施形態は、接続位置を見ることができなくても使用者が備蓄容器を嵌め込むことができるという特別の利点を有する。これにより、たとえば床に寝る必要なしに備蓄容器を下方から小便器に装着することができる。
特に有利な一実施形態では、充填状態指示器が設けられており、この充填状態指示器は、備蓄用器内の洗浄液および/または殺菌液の充填状態に関する情報を指示する。とりわけ有利には、洗浄液および/または殺菌液の充填状態に依存して異なる色の光を出力する充填状態指示器を設けることができる。光を出力するために、1つまたは複数の光源を設けることができる。とりわけ単色または多色の発光ダイオードを使用することが考えられる。
特別の一実施形態では、3色に、すなわちたとえば赤、黄そして緑に発光することのできる発光ダイオードが使用される。備蓄容器が少なくとも半分まで充填されている限り、光源は緑で発光する。備蓄容器が最大充填状態レベルの四分の一から半分の充填状態にあると、光源は黄に発光する。備蓄容器が最大充填状態レベルの四分の一未満の充填状態なると直ちに、光源は赤で発光する。もちろん2色だけを使用することも、3色を超える色を使用することも可能である。これは充填状態レベルについてどれだけ詳細に通知すべきかによる。
特に有利な一実施形態では、充填状態指示器が少なくとも1つの光導体、とりわけ光ファイバを有する。この実施形態は、光源をその電気接続部も含めて、洗浄液および/または殺菌液または尿と接触するおそれのある領域の外に配置することができるという特別の利点を有する。いわんやこの実施形態では、1つまたは複数の光源から放射された光が光導体によって、使用者が光を知覚することのできる領域に伝達される。それどころかこの領域は、尿または洗浄液および/または殺菌液に対する流入口とすることができる。なぜなら光導体による構成は、電気的構成とは異なり、湿気に対して不感だからである。とりわけ短絡が発生することはあり得ない。
特別の一実施形態では、水のための給水接続部、とりわけ新鮮水接続部が設けられている。この実施形態は、備蓄容器内にたとえば濃縮液を使用することができ、この濃縮液から水の添加により施与すべき液体を混合できるという特別の利点を有する。
有利な一小便器では、混合装置が設けられており、この混合装置が液体を生成するために少なくとも2つの成分を混合する。とりわけ液体を生成するために少なくとも2つの成分を混合する混合装置を設けることができ、ここで1つの成分は殺菌成分または洗浄成分であり、別の成分は水である。
有利な一小便器では、液体または液体の成分を輸送および/または計量投与するために少なくとも1つのポンプ、とりわけ計量投与ポンプが設けられている。有利にはこのポンプは、たとえば電気スウィングピストン式ポンプとして構成することができる。このようなピストンポンプは、有利であり非常に長寿命であり、特に正確な計量投与が可能であるという特別の利点を有する。
本発明の小便器の有利な一実施形態では、電子回路が設けられており、この電子回路は、液体の混合比を制御し、および/または液体の成分の混合を制御し、および/または朝顔面に放出すべき液体の放出量を制御する。
本発明の小便器の有利な一実施形態では、好ましくは自動的に動作する時間またはインターバル制御部が、液体の施与のために設けられている。とりわけ検出装置を設けることができ、この検出装置は小便器の使用回数を検出し、これにより朝顔面への液体の放出を、好ましくは自動的に制御して、それぞれ所定のおよび/または設定可能な使用回数の後、たとえば電子制御部によりトリガすることができる。
この実施形態は、施与がもっぱら必要な場合だけ行われるという特別の利点を有する。これによりとりわけ洗浄剤および/または殺菌剤を節約することができる。
朝顔面への液体の放出のトリガは、有利な一実施形態では自動的に行われる。たとえばとりわけ、施与を一日の時間にしたがい、またはカレンダーに従い制御することができる。このような一実施形態は、小便器がより頻繁に使用される時間ではより頻繁な施与を行うことができ、一方、小便器が経験的にあまり使用されない時間では、施与をより稀に行うことができるという利点を有する。
備蓄容器に存在する液体が、分離または凝固する傾向のある部分的成分を含む場合に対しては、有利には液体を撹拌または循環ポンピングするための装置を設けることができる。このような循環ポンピングは、たとえば液体を備蓄容器から取り出し、ポンプに供給し、このポンプが取り出された液体を再び備蓄容器に戻しポンピングするようにして行うことができる。
有利な一実施形態では、小便器が本体を有し、この本体は、少なくとも1つの機能構成部材のため、および/または少なくとも1つの備蓄容器のため、および/または制御電子回路のため、および/または少なくとも1つのポンプのための中空空間を有し、本体は好ましくは朝顔も有する。このような実施形態は、小便器を一方では非常にコンパクトに、他方では非常に頑丈に構成することができるという特別の利点を有する。ここで特に有利には、中空空間は、これに格納されたコンポーネントに、外部の影響に対する特別の保護を提供する。とりわけ中空空間内に配置されたコンポーネントは、改造に対して特に良好に保護される。さらにこのような小便器は容易に清掃することができ、個々のコンポーネントが清掃過程の際に損傷するおそれがない。好ましくは電子コンポーネントは防滴保護して配置される。なぜなら清掃員が清掃のために高圧洗浄機を使用することがあるからである。
本発明のさらなる目的、利点、特徴および適用可能性は、図面に基づく実施例の以下の説明から得られる。ここで説明するおよび/または図面に示した全ての特徴はそれ自体で、または意味のある任意の組み合わせで本発明の対象を形成し、請求項または請求項の引用におけるそれらの概要には依存しない。
本発明の一インサートを有する一小便器の概略図である。 小便器に嵌め込まれた本発明の一インサートの詳細図である。
図1は、排出口2を備える小便器1を示し、この排出口にインサート3が嵌め込まれている。インサート3はノズルとして構成された吐出開口部4を有し、この吐出開口部を通して液体5を小便器1の朝顔面6に施与する、すなわちスプレーすることができる。インサートは、これを通して尿を排出することのできる流入部として構成されている。さらにインサートは付加的に臭気閉鎖部として構成されており、小便器1を乾燥小便器として稼働できるように、朝顔22にもたらされた尿が、臭気閉鎖部を通して完全に排出される。
吐出開口部4は、この吐出開口部から流出する液体5が小便器1の朝顔面全体6を十分に濡らすように構成され、配置されている。
小便器1は、濃縮液13のための備蓄容器7を有する。濃縮液13をとりわけ施与過程の前に混合するために、これらを混合する。ここではポンプ8によって濃縮液13が備蓄容器7から取り出され、2/3ウェイ弁9により制御されて、帰還管路10を介して再び備蓄容器に戻される。このリング状の循環ポンピングによって濃縮液13が混合される。小便器1は新鮮水給水路24を有する。新鮮水の給水は2/2ウェイ弁11を介して制御される。混合装置12は新鮮水も、2/3ウェイ弁9が適切に接続されている場合には、備蓄容器7からの濃縮液13も受け取る。混合装置12によって施与すべき液体5が混合され、引き続き吐出開口部4に供給される。
小便器1は、光源15と可撓性の光導体16とを備える充填状態指示器14を有する。光源15は光を形成し、その色は備蓄容器7の充填状態に依存する。形成された光は可撓性の光導体16によってインサート3に伝達される。使用者はそこで、備蓄容器がまだ十分に充填されているか否かを見ることができる。指示器はインサートに直接配置するのが有利である。なぜなら指示器がとりわけ確実に知覚されるからである。
図2は、流入部および臭気閉鎖部として構成された本発明の一インサート3を示す。気密に閉鎖するためにインサートはホースバルブ23を有する。さらにインサート3と小便器朝顔との間にはパッキンが設けられている。
さらにインサートは漉し器17を有し、その上に洗浄石(ボール)18を配置することができる。洗浄石18の上にはフード19が配置されており、フードは洗浄石を部分的に覆う。フード19内には、貫通孔を備え、インサートの対称軸を中心に回転可能なセグメントが配置されており、これらの貫通孔を通って尿が洗浄石に達することができる。セグメント19は、それぞれ異なる大きさの貫通孔を備える種々の領域を有する。セグメントの回転により、それぞれの領域を使用者に向けて配向することができる。この実施形態は、孔部を通って多くの尿が洗浄石に達することができるように、これらの孔部を使用者に向けて配向することによって、洗浄石の消耗を調整できるという特別の利点を有する。
フード19の先端にはリングノズルとして構成された吐出開口部4が、液体、とりわけ洗浄液および/または殺菌液を、排出口にインサート3が装着された小便器の朝顔面に放出するために配置されている。吐出開口部20は、放出すべき液体をホース21を介して受け取る。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
1 小便器
2 排出口/インサート
3 インサート
4 吐出開口部
5 液体
6 朝顔面
7 備蓄容器
8 ポンプ
9 2/3ウェイ弁
10 帰還管路
11 2/2ウェイ弁
12 混合装置
13 濃縮液
14 充填状態指示器
15 光源
16 光導体
17 漉し器
18 洗浄石
19 フード
20 吐出開口部
21 ホース
22 朝顔
23 ホースバルブ(Schlauchventil)
24 新鮮水給水路

Claims (26)

  1. 小便器(1)の排出口(2)に装着することのできるインサート(3)であって、
    該インサート(3)は、液体(5)を、排出口(2)に当該インサート(3)が装着された小便器(1)の朝顔面(6)に放出するための少なくとも1つの吐出開口部(4)を有するインサートにおいて
    前記液体(5)は、前記吐出開口部(4)から前記小便器(1)の前記朝顔面(6)に噴射またはスプレーされる、ことを特徴とするインサート(3)。
  2. 前記インサート(3)は臭気閉鎖部を有し、または前記インサート(3)は臭気閉鎖部の一部である、ことを特徴とする請求項1に記載のインサート(3)。
  3. 前記吐出開口部(4)はノズルとして構成されており、または前記吐出開口部(4)はリングノズルとして構成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載のインサート(3)。
  4. 前記吐出開口部(4)の大きさまたは形状は調整可能であり、または前記吐出開口部(4)の角度位置が調整可能である、ことを特徴とする請求項1からまでのいずれか一項に記載のインサート(3)。
  5. 記吐出開口部(4)は、液体(5)または少なくとも液体(5)の成分のための備蓄容器(7)に接続エレメントを介して接続可能である、ことを特徴とする請求項1から4までのいずれか一項に記載のインサート(3)。
  6. 前記インサート(3)はフード(19)を有し、前記フード(19)は、洗浄石(18)のための収容空間を少なくとも部分的に取り囲む、請求項1から5のいずれか一項に記載のインサート(3)。
  7. 前記吐出開口部(4)は前記フード(19)の先端に配置されている、請求項に記載のインサート(3)。
  8. 記フード(19)のセグメントは、移動可能および/または回転可能に配置されている、ことを特徴とする請求項6または7に記載のインサート(3)。
  9. 前記吐出開口部(4)は、該吐出開口部(4)から流出する液体(5)が小便器(1)の朝顔面(6)全体を十分に濡らすように構成され、配置されている、ことを特徴とする請求項からまでのいずれか一項に記載のインサート(3)
  10. インサート(3)と組み合わされた排出口(2)を有する小便器(1)であって、前記インサートは前記排出口(2)に装着されている小便器において、
    前記インサート(3)は、液体(5)を、前記小便器(1)の朝顔面(6)に放出するための少なくとも1つの吐出開口部(4)を有し、
    前記インサートは、液体(5)のための備蓄容器(7)に直接または間接的に接続されており、前記液体は、前記吐出開口部(4)を通して噴射またはスプレーすることができる、ことを特徴とする小便器(1)。
  11. 前記吐出開口部(4)は、該吐出開口部(4)から流出する液体(5)が小便器(1)の朝顔面(6)全体を十分に濡らすように構成され、配置されている、ことを特徴とする請求項10に記載の小便器(1)。
  12. 液体(5)または液体(5)の成分に対する少なくとも1つの備蓄容器(7)が交換可能に小便器(1)に装着されている、ことを特徴とする請求項10または11に記載の小便器(1)。
  13. 前記備蓄容器(7)は使い捨て容器として構成されている、請求項10から12のいずれか一項に記載の小便器(1)。
  14. 前記備蓄容器(7)は閉鎖ダイヤフラムを有し、該閉鎖ダイヤフラムは、前記備蓄容器(7)の装填の際に少なくとも吸引管により突き通されるように構成されている、請求項10から13のいずれか一項に記載の小便器(1)
  15. バヨネット固定部またはクリップ固定部が、前記備蓄容器(7)を接続位置に一時的に固定するために設けられている、請求項10から14までのいずれか一項に記載の小便器(1)
  16. 前記備蓄容器(7)は、使い捨て容器として構成されており、かつ接続位置に一時的に固定するために固定エレメントを有し、該固定エレメントは、前記備蓄容器(7)の取り外しの際に自動的に機械的に破壊されるように構成されている、ことを特徴とする請求項10から15までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  17. 充填状態指示器(14)が設けられており、該充填状態指示器は、前記備蓄容器(7)内の洗浄液または殺菌液の充填状態に関する情報を指示する、請求項10から16までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  18. 前記充填状態指示器(14)は、少なくとも1つの光導体(16)を有する、請求項17に記載の小便器(1)。
  19. 水のための給水接続部が設けられている、請求項10から18までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  20. 混合装置(12)が設けられており、該混合装置は、液体(5)を生成するために少なくとも2つの成分を混合し、1つの成分は殺菌成分または洗浄成分であり、別の成分は水である、請求項10から19までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  21. 少なくとも1つのポンプ(8)が、液体(5)または液体(5)の成分を搬送または計量投与するために設けられている、ことを特徴とする請求項10から20までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  22. 電子回路が設けられており、該電子回路は、液体(5)の成分の混合を制御し、または朝顔面(6)に放出すべき液体(5)の放出量を制御する、ことを特徴とする請求項10から21までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  23. 時間またはインターバル制御部が液体(5)の施与のために設けられている、請求項10から22までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  24. センサを備える検出装置が設けられており、該検出装置は、小便器(1)の使用回数を検出し、制御部がそれぞれ所定のまたは設定可能な使用回数の後、朝顔面(6)への液体(5)の放出をトリガする、ことを特徴とする請求項10から23までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  25. 小便器(1)は本体を有し、該本体は、少なくとも1つの備蓄容器(7)のため、または制御電子回路のため、または少なくとも1つのポンプ(8)のための、中空空間を有し、本体は朝顔(6)も有する、ことを特徴とする請求項10から24までのいずれか一項に記載の小便器(1)。
  26. 前記液体は、洗浄液または殺菌液である、請求項1から9のいずれか一項に記載のインサート(3)。
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