JP5801027B2 - 光学表示装置製造方法 - Google Patents

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本発明は、偏光板を光学表示ユニットに貼り合せることにより光学表示装置を製造するための光学表示装置製造方法及び光学表示装置製造用ロール原反に関する。
一般的な偏光板の一例として、フィルム状の偏光子からなる偏光フィルムの両面に、接着剤層を介して偏光子保護フィルムが貼り合せられた両面保護タイプの偏光板が知られている。上記偏光フィルムは、例えばポリビニルアルコール(PVA)フィルムを乾燥することにより形成され、上記偏光子保護フィルムとしてはTAC(トリアセチルセルロース)フィルムなどが用いられる。
近年、偏光板が用いられる装置の一例である液晶表示装置などにおいては、薄肉化及び軽量化が要求されており、それに伴って、偏光板もより薄肉化及び軽量化された構成が望まれている。そこで、偏光フィルムの両面に貼り合せられる偏光子保護フィルムの一方を省略して、片面保護タイプの偏光板とすることにより、偏光板の薄肉化及び軽量化を図ることが考えられる。
図4は、片面保護タイプの偏光板52の構成例を示した断面図である。この偏光板52には、その一方の面に粘着剤層54を介して表面保護フィルム51が貼り合せられるとともに、他方の面に粘着剤層55を介して離型フィルム53が貼り合せられている。この図4に示すように、片面保護タイプの偏光板52では、少なくとも偏光子を有する偏光フィルム58における離型フィルム53とは反対側の面に偏光子保護フィルム57が貼り合せられている。このように、片面保護タイプの偏光板52は、離型フィルム53とは反対側の面にのみ偏光子保護フィルム57を有しているため、表裏の構成が非対称となっている。そのため、偏光板52が離型フィルム53側に向かって反ってしまい、光学表示ユニットなどの貼合対象への貼り合せの際に、貼合位置の精度が悪くなるといった問題がある。そこで、下記特許文献1では、偏光板に特定の性質を有する合成樹脂フィルムを所定の張力が付加されるように制御して貼り合せることにより、貼り合せ時までの偏光板の反りを解消するような技術が提案されている。
特許第3368524号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されているような技術では、特定の性質を有する合成樹脂フィルムを用いなければならない上に、当該合成樹脂フィルムを貼り合せる際に複雑な制御を行わなければならない。そのため、偏光板の製造コストが高くなるといった問題がある。
また、上記特許文献1に開示されているような技術によって反りが矯正された偏光板を使用した場合には、合成樹脂フィルムの高い張力によって偏光フィルムに引張応力が発生し、光学表示ユニットとの貼合面に剥離の要因となる応力が作用することとなる。特に、偏光板が偏光子保護フィルム側(図4とは反対側)に反った状態で光学表示ユニットに貼り合せられた場合には、その端部から剥離が生じやすい。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであって、光学表示ユニットに対する偏光板の剥離を簡単な構成で効果的に防止することができる光学表示装置製造方法及び光学表示装置製造用ロール原反を提供することを目的とする。
第1の本発明による光学表示装置製造方法は、偏光板を光学表示ユニットに貼り合せることにより光学表示装置を製造するための光学表示装置製造方法であって、片面に偏光子保護フィルムを有する偏光板が、当該偏光板に対して前記偏光子保護フィルムとは反対側の面に粘着剤層を介して貼り合せられた離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、前記偏光板及び前記離型フィルムを繰り出す搬送ステップと、前記ロール原反から繰り出される前記偏光板を前記離型フィルムとともに、又は、前記離型フィルムを残して所定サイズに切断する切断ステップと、前記偏光板を前記光学表示ユニットに貼り合せる貼合ステップとを備えたことを特徴とする。
このような構成によれば、離型フィルム側に向かって反る性質を有する片面保護タイプの偏光板が、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより、巻き戻したときに離型フィルム側に反った状態で良好に保持することができる。これにより、ロール原反から繰り出される偏光板を所定サイズに切断して光学表示ユニットに貼り合せた状態で、偏光板が光学表示ユニットの貼合面から剥離するのを防止することができる。したがって、離型フィルム側を内側にして偏光板を巻回するといった簡単な構成で、光学表示ユニットに対する偏光板の剥離を効果的に防止することができる。
また、偏光板が粘着剤層側を内側にして巻回されているため、粘着剤の打痕(表面の欠け傷)を防止することができる。これにより、粘着剤の打痕に起因して貼り合せの際に気泡が混入するのを防止することができるとともに、気泡をなくすためのオートクレープ等の工程を省略することができる。さらに、偏光板の片面に偏光子保護フィルムを設けることにより、両面に偏光子保護フィルムが設けられた偏光板と比較して、ロール原反の製造コストを低減することができる。
第2の本発明による光学表示装置製造方法は、前記貼合ステップでは、前記偏光板に所定の張力を付与しながら前記光学表示ユニットに貼り合せることを特徴とする。
このような構成によれば、偏光板に所定の張力を付与することにより、離型フィルム側に向かって反っている偏光板を、真っ直ぐに延ばした状態で光学表示ユニットに貼り合せることができる。これにより、光学表示ユニットに対する偏光板の貼合位置の精度を向上することができる。
第3の本発明による光学表示装置製造用ロール原反は、偏光板が巻回されることにより形成され、光学表示ユニットに対して前記偏光板を所定サイズに切断して貼り合せるための光学表示装置製造用ロール原反であって、片面に偏光子保護フィルムを有する偏光板が、当該偏光板に対して前記偏光子保護フィルムとは反対側の面に粘着剤層を介して貼り合せられた離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたことを特徴とする。
このような構成によれば、第1の本発明に係る光学表示装置製造方法と同様の効果を奏する光学表示装置製造用ロール原反を提供することができる。
本発明によれば、離型フィルム側を内側にして偏光板を巻回するといった簡単な構成で、離型フィルム側に向かって反る性質を有する片面保護タイプの偏光板を、巻き戻したときに離型フィルム側に反った状態で良好に保持することができるので、光学表示ユニットに対する偏光板の剥離を効果的に防止することができる。また、偏光板が離型フィルム側を内側にして巻回されることにより、巻き戻したときに離型フィルム側に反った状態で良好に保持することができるため、偏光板が搬送ローラを通過する際などであっても、搬送中に偏光板が離型フィルムから剥離するのを防止することができる。
本発明の一実施形態に係る光学表示装置製造方法の一例を示したフローチャートである。 光学表示装置の製造システムの一例を示した概略図である。 第1シート製品及び第2シート製品の構成例を示した断面図である。 片面保護タイプの偏光板の構成例を示した断面図である。
本発明の一実施形態について以下に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る光学表示装置製造方法の一例を示したフローチャートである。図2は、光学表示装置の製造システムの一例を示した概略図である。
(光学表示ユニット)
まず、本発明により製造される光学表示装置に用いられる光学表示ユニットWとしては、例えば、液晶セルのガラス基板ユニット、有機EL発光体ユニット等が挙げられる。光学表示ユニットWは、例えば長方形状に形成される。
(偏光板)
本発明により製造される光学表示装置の光学表示ユニットWに貼り合せられる偏光板としては、偏光フィルム、位相差フィルム、輝度向上フィルム、それらフィルムの2以上の組み合わせ積層フィルムなどを例示することができるが、少なくとも上記偏光フィルムが含まれている。偏光板の一方の面には、光学表示ユニットWに貼り付けられるように、粘着剤層が形成され、この粘着剤層を保護するための離型フィルムが設けられる。また、偏光板の他方の面には、粘着剤層を介して表面保護フィルムが設けられる。これらフィルムの具体的構成は後述する。以下において、表面保護フィルムおよび離型フィルムが積層された偏光板をシート製品と称することがある。
(製造フローチャート)
(1)第1ロール原反準備工程(図1、S1)。帯状の第1シート製品がロール状に巻回されることにより形成された第1ロール原反を準備する。第1ロール原反の幅は、光学表示ユニットWの貼り合せサイズに依存している。
(2)搬送工程(図1、S2:第1搬送ステップ)。準備され設置された第1ロール原反から第1シート製品30を繰り出し、下流側に搬送する。
(3)第1検査工程(図1、S3)。第1シート製品30の欠点を第1欠点検査装置14を用いて検査する。ここでの欠点検査方法としては、第1シート製品30の両面に対し、透過光、反射光による画像撮影・画像処理する方法、検査用偏光フィルムをCCDカメラと検査対象物との間に、検査対象である偏光板の偏光軸(光学軸)とクロスニコルとなるように配置(0度クロスと称することがある)して画像撮影・画像処理する方法、検査用偏光フィルムをCCDカメラと検査対象物との間に、検査対象である偏光板の偏光軸と所定角度(例えば、0度より大きく10度以内の範囲)になるように配置(x度クロスと称することがある)して画像撮影・画像処理する方法が挙げられる。なお、画像処理のアルゴリズムは公知の方法を適用でき、例えば二値化処理による濃淡判定によって欠点を検出することができる。
透過光による画像撮影・画像処理方法では、第1シート製品30内部の異物が検出できる。反射光による画像撮影・画像処理方法では、第1シート製品30表面の付着異物が検出できる。0度クロスによる画像撮影・画像処理方法では、主に、表面異物、汚れ、内部の異物等が輝点として検出できる。x度クロスによる画像撮影・画像処理方法では、主に、クニックを検出することができる。
第1欠点検査装置14で得られた欠点の情報は、その位置情報(例えば、位置座標)とともに紐付けされて、制御装置に送信され、第1切断装置16による切断方法に寄与させることができる。
(4)第1切断工程(図1、S4:第1切断ステップ)。第1切断装置16は、第1離型フィルムを切断せずに、当該第1離型フィルムが貼り合せられている第1偏光板と、第1偏光板に貼り合せられている表面保護フィルムとを所定サイズに切断する。このとき、第1離型フィルムと第1偏光板の間に形成されている粘着剤層は、切断されてもよいし、切断されなくてもよい。切断手段としては、例えば、レーザ装置、カッター、その他の公知の切断手段が挙げられる。第1欠点検査装置14で得られた欠点の情報に基づいて、欠点を避けるように切断するように構成されることが好ましい。これにより、第1シート製品30の歩留まりが大幅に向上する。欠点を含む第1シート製品30は、第1排除装置(図示せず)によって排除され、光学表示ユニットWには貼り付けされないように構成される。
これらの第1ロール原反準備工程、第1検査工程、第1切断工程のそれぞれの工程は連続した製造ラインとされることが好ましい。以上の一連の製造工程において、光学表示ユニットWの一方面に貼り合せるための切断された第1偏光板が形成される。以下では、光学表示ユニットWの他面に貼り合せるための切断された第2偏光板を形成する工程について説明する。なお、これらの切断された第1偏光板及び第2偏光板をそれぞれ形成する工程は、並行して行われるようになっている。
(5)第2ロール原反準備工程(図1、S11)。帯状の第2シート製品がロール状に巻回されることにより形成された第2ロール原反を準備する。第2ロール原反の幅は、光学表示ユニットWの貼り合せサイズに依存しており、例えば第1ロール原反とは異なる幅で形成されている。
(6)搬送工程(図1、S12:第2搬送ステップ)。準備され設置された第2ロール原反から第2シート製品40を繰り出し、下流側に搬送する。
(7)第2検査工程(図1、S13)。第2シート製品40の欠点を第2欠点検査装置24を用いて検査する。ここでの欠点検査方法は、上述した第1欠点検査装置14による方法と同様である。ただし、第1検査工程(S3)及び第2検査工程(S13)を省略することも可能である。この場合、第1ロール原反及び第2ロール原反を製造する段階で、第1シート製品30及び第2シート製品40の欠点検査が行われ、予め欠点検査が行われた第1ロール原反及び第2ロール原反を用いて光学表示装置が製造されるような構成であってもよい。
(8)第2切断工程(図1、S14:第2切断ステップ)。第1切断装置26は、第2離型フィルムを切断せずに、当該第2離型フィルムが貼り合せられている第2偏光板と、第2偏光板に貼り合せられている表面保護フィルムとを所定サイズに切断する。このとき、第2離型フィルムと第2偏光板の間に形成されている粘着剤層は、切断されてもよいし、切断されなくてもよい。切断手段としては、例えば、レーザ装置、カッター、その他の公知の切断手段が挙げられる。第2欠点検査装置24で得られた欠点の情報に基づいて、欠点を避けるように切断するように構成されることが好ましい。これにより、第2シート製品40の歩留まりが大幅に向上する。欠点を含む第2シート製品40は、第2排除装置(図示せず)によって排除され、光学表示ユニットWには貼り付けされないように構成される。
上記のような切断された第1偏光板及び第2偏光板をそれぞれ形成する工程と並行して、光学表示ユニットWを搬送する工程が行われる。光学表示ユニットWには、その搬送中に下記のような処理が行われる。
(9)洗浄工程(図1、S6)。光学表示ユニットWは、研磨洗浄、水洗浄等によって、その表面が洗浄される。
(10)第1偏光板貼合工程(図1、S5:第1貼合ステップ)。切断された第1偏光板は、第1離型フィルムが除去された後、第1貼合装置18により粘着剤層を介して光学表示ユニットWの一方の面に貼り合せられる。貼り合せの際には、第1偏光板と光学表示ユニットWをロール対で挟んで圧着する。なお、この第1偏光板貼合工程及び後述する第2偏光板貼合工程では、第1偏光板及び第2偏光板がそれぞれ予め定められた位置を搬送されるように位置合わせされた上で、光学表示ユニットWに貼り合せられる。ただし、偏光板の位置合わせは、第1切断工程及び第2切断工程の後に行われるような構成に限らず、第1切断工程及び第2切断工程よりも前に、又は、並行して行われるような構成であってもよい。
(11)第2偏光板貼合工程(図1、S15:第2貼合ステップ)。切断された第2偏光板は、第2離型フィルムが除去された後、第2貼合装置28により粘着剤層を介して光学表示ユニットWの他方の面に貼り合せられる。貼り合せの際には、第2偏光板と光学表示ユニットWをロール対で挟んで圧着する。なお、第2偏光板を光学表示ユニットWに貼り合せる前には、第1偏光板と第2偏光板がクロスニコルの関係になるように、第1偏光板を貼り合せた後の光学表示ユニットWが旋回機構20により90度回転されるようになっている。ただし、光学表示ユニットWを90度回転させるような構成に限らず、第1シート製品30と第2シート製品40とが互いに直交する方向に搬送されるような構成であっても、第1偏光板と第2偏光板をクロスニコルの関係にすることができる。
(12)光学表示ユニットの検査工程(図1、S16)。検査装置は、偏光板が両面に貼着された光学表示ユニットWを検査する。検査方法としては、光学表示ユニットWの両面に対し、透過光及び反射光による画像撮影・画像処理する方法が例示される。また他の方法として、検査用偏光フィルムをCCDカメラと検査対象物との間に設置する方法も例示される。なお、画像処理のアルゴリズムは公知の方法を適用でき、例えば二値化処理による濃淡判定によって欠点を検出することができる。
(13)検査装置で得られた欠点の情報に基づいて、光学表示ユニットWの良品判定がなされる。良品判定された光学表示ユニットWは、次の実装工程に搬送される。不良品判定された場合、リワーク処理が施され、新たに偏光板が貼られ、次いで検査され、良品判定の場合、実装工程に移行し、不良品判定の場合、再度リワーク処理に移行するかあるいは廃棄処分される。
以上の一連の製造工程において、第1偏光板の貼合工程と第2偏光板の貼合工程とを連続した製造ラインとすることによって、光学表示装置を好適に製造することができる。
上記第1及び第2切断工程では、離型フィルムを切断せずに、シート製品のその他の部材を切断する方式(ハーフカット方式)について説明した。このような構成によれば、偏光板に粘着剤層を介して貼り合せられた離型フィルムを切断せずに、当該偏光板および粘着剤層を切断し、光学表示ユニットWに対する貼り合せ処理の前に、偏光板から離型フィルムを剥離することができる。すなわち、偏光板の貼り合せ面である粘着剤層が、貼り合せ直前まで露出しない構成とすることができるため、偏光板の貼り合せ面に異物が混入するのを防止できる。
特に、離型フィルムを切断せずに、偏光板および粘着剤層を切断することにより、離型フィルムをキャリアとして、切断された偏光板および粘着剤層を搬送することができる。したがって、偏光板の搬送装置をより簡易な構成とすることができるので、光学表示装置の製造コストをさらに低減することができる。ただし、ロール原反から繰り出されるシート製品を離型フィルムを残して切断するようなハーフカットの態様に限らず、離型フィルムとともに切断するようなフルカットの態様においても本発明を適用することができる。
(シート製品の構成)
図3は、第1シート製品30及び第2シート製品40の構成例を示した断面図である。本実施形態では、第1シート製品30及び第2シート製品40は同様の態様でフィルムが積層されることにより形成されており、それぞれ表面保護フィルム31、偏光板32及び離型フィルム33が積層されることにより形成されている。表面保護フィルム31は、偏光板32の一方の面に粘着剤層34を介して貼り合せられており、離型フィルム33は、偏光板32の他方の面に粘着剤層35を介して貼り合せられている。ただし、表面保護フィルム31及び粘着剤層34を省略することも可能である。また、第1シート製品30及び第2シート製品40は、同様の態様でフィルムが積層されたものに限らず、異なる態様でフィルムが積層されたものであってもよい。例えば、第1シート製品30及び第2シート製品40のいずれか一方のみに位相差層が形成された組み合わせなどであってもよい。
図3の例では、偏光板32が偏光フィルム36、偏光子保護フィルム37及びコート層38を有し、偏光フィルム36の一方の面に接着剤層39を介して偏光子保護フィルム37が接着されるとともに、偏光フィルム36の他方の面にコート層38が形成されている。なお、前記コート層38は省略される場合もある。偏光子保護フィルム37における接着剤層39とは反対側の面には、粘着剤層34を介して表面保護フィルム31が貼り合せられている。また、コート層38における偏光フィルム36とは反対側の面には、粘着剤層35を介して離型フィルム33が貼り合せられている。光学表示ユニットWに対する貼り合せの際には、離型フィルム33が剥離されることにより、離型フィルム33に形成されている粘着剤層35が偏光板32側に転写され、この粘着剤層35を介して偏光板32が光学表示ユニットWに貼り合せられる。
偏光フィルム36は、フィルム状の偏光子(ポリビニルアルコール系フィルム)からなり、例えば、染色・架橋及び延伸処理を施したポリビニルアルコール(PVA)フィルムを乾燥することで得られる。偏光フィルム36の厚さは、20〜300μmであることが好ましく、30〜150μmであればより好ましい。
コート層38は、粘着剤層35との密着及び偏光子保護の観点から、偏光フィルム36における偏光子保護フィルム37とは反対側の面に塗布形成される。コート層38は、特に限定されるものではないが、密着の観点からは、例えば、ポリビニルアルコール、イソシアネート、シアンアクリレート、アジリジン等を主成分とする接着剤であることが好ましい。そのときのコート層38の厚さは、0.01〜10μmであることが好ましく、0.1〜7μmであればより好ましい。また、偏光子保護の観点からは、例えば、エポキシ樹脂、オキセタン樹脂、ウレタン樹脂を主成分とする材料であることが好ましい。そのときのコート層38の厚さは、1〜30μmであることが好ましく、10〜20μmであればより好ましい。
偏光子保護フィルム37は、例えばTAC(トリアセチルセルロース)フィルム、PET(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等からなる。偏光子保護フィルム37の厚さは、適宜に決定しうるが、一般には強度や取扱性等の作業性、薄層性などの観点から10〜250μmであることが好ましく、20〜100μmであればより好ましい。
表面保護フィルム31は、偏光板32の傷防止、汚染防止等を目的とするものである。表面保護フィルム31としては、例えばプラスチックフィルム、ゴムシート、紙、布、不織布、ネット、発泡シートや金属箔、それらのラミネート体等の適宜な薄葉体を、必要に応じシリコーン系や長鎖アルキル系、フッ素系や硫化モリブデン等の適宜な剥離剤でコート処理したものなどの、従来に準じた適宜なものを用いうる。
離型フィルム33は、表面保護フィルム31と同様に、例えばプラスチックフィルム、ゴムシート、紙、布、不織布、ネット、発泡シートや金属箔、それらのラミネート体等の適宜な薄葉体を、必要に応じシリコーン系や長鎖アルキル系、フッ素系や硫化モリブデン等の適宜な剥離剤でコート処理したものなどの、従来に準じた適宜なものを用いうる。離型フィルム33には、表面保護フィルム31に形成されている粘着剤層34よりも粘着力の強い強粘着剤からなる粘着剤層35が形成されている。
偏光板32の構成は、偏光フィルム36、偏光子保護フィルム37及びコート層38に限らず、位相差フィルムや輝度向上フィルムなどの光学機能を付与できる他の層(フィルム)が積層されたような構成であってもよい。
図3に示した例では、偏光板32が片面にのみ偏光子保護フィルム37を有し、偏光子保護フィルム37とは反対側の面に粘着剤層35を介して離型フィルム33が貼り合せられた片面保護タイプであり、表裏の構成が非対称であるため、図3に示すように離型フィルム33側に向かって反る性質を有している。
本実施形態では、上記のようなシート製品30,40が離型フィルム33側を内側にして巻回されることにより、第1ロール原反及び第2ロール原反が形成されている(ロール原反製造ステップ)。より具体的には、所定の径からなる巻芯を中心にシート製品30,40を所定の張力で巻回することにより、第1ロール原反及び第2ロール原反が製造される。
上記巻芯の外径は70mm以上であり、より好ましくは150mm以上である。当該巻芯の外径が小さすぎると、曲率が大きくなるため、離型フィルム33が浮くなどの外観上の問題や、離型フィルム33側に向かって反り過ぎて、貼合が困難になるという作業上の問題が生じるおそれがある。一方、巻回後のロール原反の外径には上限があることから、巻芯の外径が大きすぎると、巻芯に巻回できるシート製品30,40の長さが短くなってしまう。したがって、巻芯の外径は上記のような値が好ましい。
シート製品30,40を巻回した後のロール原反の外径(巻径)は、1500mm以下であり、より好ましくは1000mm以下である。巻径が大きすぎると、シート製品30,40における最外周の部分の曲率が小さくなり、巻き戻したときに離型フィルム33側に反った状態で良好に保持することができないため、巻径は上記のような値が好ましい。
巻芯に巻回する際にシート製品30,40に付与する張力(巻付け張力)は、50N/m以上であり、より好ましくは100N/m以上である。張力が小さすぎると、巻芯に対して良好に巻回することができない上に、シート製品30,40を巻き戻したときに離型フィルム33側に反った状態で良好に保持することができないため、張力は上記のような値が好ましい。
本実施形態では、離型フィルム33側に向かって反る性質を有する片面保護タイプの偏光板32が、離型フィルム33側を内側にして巻回されることにより、巻き戻したときに離型フィルム33側に反った状態で良好に保持することができる。これにより、ロール原反から繰り出される偏光板32を所定サイズに切断して光学表示ユニットWに貼り合せた状態で、偏光板32が光学表示ユニットWの貼合面から剥離するのを防止することができる。したがって、離型フィルム33側を内側にして偏光板32を巻回するといった簡単な構成で、光学表示ユニットWに対する偏光板32の剥離を効果的に防止することができる。
また、偏光板32が粘着剤層35側を内側にして巻回されているため、粘着剤の打痕(表面の欠け傷)を防止することができる。これにより、粘着剤の打痕に起因して貼り合せの際に気泡が混入するのを防止することができるとともに、気泡をなくすためのオートクレープ等の工程を省略することができる。
上記のようなロール原反から偏光板32を繰り出して光学表示ユニットWに貼り合せる際には、偏光板32に所定の張力を付与しながら貼り合せることが好ましいが、そのような構成に限定されるものではなく、本発明は張力を付与せずに貼り合せるような構成にも適用することができる。偏光板32に所定の張力を付与した場合には、離型フィルム33側に向かって反っている偏光板32を、真っ直ぐに延ばした状態で光学表示ユニットWに貼り合せることができる。これにより、光学表示ユニットWに対する偏光板32の貼合位置の精度を向上することができる。
なお、本実施形態では、偏光板32に粘着剤層35を介して貼り合せられた離型フィルム33を切断せずに、当該偏光板32および粘着剤層35を切断し、光学表示ユニットWに対する貼り合せ処理の前に、偏光板32から離型フィルム33を剥離するハーフカット方式を採用しているが、上記のように偏光板32が離型フィルム33側を内側にして巻回されることにより、搬送中に偏光板32が離型フィルム33から剥離するのを防止することができる。すなわち、偏光板32が巻き戻したときに離型フィルム33側に反った状態で良好に保持されるため、偏光板32が搬送ローラを通過する際などであっても、ハーフカットされた偏光板32の端部が離型フィルム33から剥離するのを防止することができる。
以下では、複数種類の偏光板をそれぞれガラス板に貼り合せ、そのときの貼合位置のばらつき及び端面剥離の有無を確認することにより行った試験結果について説明する。当該試験では、A4サイズの偏光板のサンプルをそれよりも大きなガラス板に貼り付けた後、貼合位置のばらつき及び端面剥離の有無を確認した。貼合位置のばらつきについては、N=10における3σ(σは測定値の標準偏差)を計算することにより測定した。一方、端面剥離の有無については、高温標準湿度雰囲気(60℃)及び高温高湿度雰囲気(60℃/95%RH)の各環境下に1000時間おいた後、取り出して端面の剥れを観察し、0.5mmを超える剥れがある場合にのみ剥離ありと判断することにより行った。試験結果は、下記表1及び表2の通りである。
Figure 0005801027
Figure 0005801027
(実施例1)
実施例1では、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に50N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、80mmであった。この実施例1では、貼合位置のばらつきは非常に小さく、±1mm程度であった。また、端面剥離については、いずれの環境下においても剥離は確認されなかった。
(実施例2)
実施例2では、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に350N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、80mmであった。この実施例2では、貼合位置のばらつきは非常に小さく、±1mm程度であった。また、端面剥離については、いずれの環境下においても剥離は確認されなかった。
(実施例3)
実施例3では、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に500N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、80mmであった。この実施例3では、貼合位置のばらつきは非常に小さく、±1mm程度であった。また、端面剥離については、いずれの環境下においても剥離は確認されなかった。
(実施例4)
実施例4では、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に30N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、80mmであった。この実施例4では、貼合位置のばらつきは小さく、±2mm程度であった。また、端面剥離については、いずれの環境下においても剥離は確認されなかった。
(比較例1)
比較例1では、離型フィルム側を外側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に350N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、20mmであった。この比較例1では、端面剥離について、いずれの環境下においても剥離が確認された。
(比較例2)
比較例2では、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの両面に偏光子保護フィルムが貼り合せられた両面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に350N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。切り出されたときの偏光板の離型フィルム側への反り量は、10mmであった。この比較例2では、端面剥離について、いずれの環境下においても剥離が確認された。
なお、参考例として、離型フィルム側を内側にして巻回されることにより形成されたロール原反から、偏光フィルムの片面にのみ偏光子保護フィルムが貼り合せられた片面保護タイプの偏光板を切り出し、当該偏光板に600N/mの張力を付与しながら光学表示ユニットに貼り合せた。この場合には、偏光板が破断してしまうという結果になった。
以上のような試験結果によれば、端面剥離の観点からは、両面保護タイプよりも片面保護タイプの偏光板を用いることが好ましく、片面保護タイプの偏光板を離型フィルム側を内側にして巻回した方が、離型フィルム側を外側にして巻回する場合よりも好ましい。また、光学表示ユニットへの貼り合せの際に偏光板に付与する張力が、30〜500N/mであれば、光学表示ユニットに対する偏光板の貼合位置の精度をより向上することができ、上記張力が50〜500N/mであれば、光学表示ユニットに対する偏光板の貼合位置の精度をさらに向上することができる。
31 表面保護フィルム
32 偏光板
33 離型フィルム
34 粘着剤層
35 粘着剤層
36 偏光フィルム
37 偏光子保護フィルム
38 コート層
39 接着剤層

Claims (2)

  1. 偏光板を光学表示ユニットに貼り合せることにより光学表示装置を製造するための光学表示装置製造方法であって、
    偏光フィルムとその片面に積層された偏光子保護フィルムとを有する偏光板が、当該偏光板に対して前記偏光子保護フィルムとは反対側の面に粘着剤層を介して貼り合せられた離型フィルム側を内側にして、外径が70mm以上の巻芯に、巻付け張力が50N/m以上で、巻径が1500mm以下になるように巻回されることにより形成されたロール原反から、前記偏光板及び前記離型フィルムを繰り出す搬送ステップと、
    前記ロール原反から繰り出される前記偏光板を前記離型フィルムとともに、又は、前記離型フィルムを残して所定サイズに切断する切断ステップと、
    前記偏光板を前記光学表示ユニットに貼り合せる貼合ステップと、を備えたことを特徴とする光学表示装置製造方法。
  2. 前記貼合ステップでは、前記偏光板に所定の張力を付与しながら前記光学表示ユニットに貼り合せることを特徴とする請求項1に記載の光学表示装置製造方法。
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