JP5800790B2 - ドキュメント作成方法およびドキュメント作成システム - Google Patents

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Description

本発明は、アルバム、パンフレットやカタログ等の冊子(電子的なものも含む。)を作成するためのドキュメント作成方法およびドキュメント作成システムに係り、特にアルバム等の閲覧領域をテンプレートを積層することによって見栄えよく、かつ、容易に作成するためのドキュメント作成方法およびドキュメント作成システムに関するものである。
近年、デジタルカメラの普及により、個人が画像等の電子データを基に電子アルバムを作成したり、作成した電子アルバムを紙に印刷してアルバム(フォトブック)を作成したりすることがある。一般に電子アルバムの作成は、パーソナルコンピュータにインストールした専用のアプリケーションソフトウェアを用いたり、サーバ・クライアント方式で通信ネットワークを通じて提供されるアルバム作成支援サイトを利用したりして行われる。そしてアルバム作成支援サイトでは、利用者からの依頼により利用者が作成した電子アルバムを紙に印刷してアルバムを製本するサービスなども提供しているところが多い。
このような専用のアプリケーションソフトウェアやアルバム作成支援サイトでは、単に写真を並べるだけではなく、利用者の好みの背景色や背景画の上に、好みの配置、好みの大きさで選択した写真を並べることができたり、例えば写真の周囲にコメントを記入できたりするものもある。
このように専用のアプリケーションソフトウェアやアルバム作成支援サイトを利用して電子アルバムを作成する際には、多くの場合テンプレートと呼ばれる雛形が用いられる。利用者は、背景色や背景画、1ページに表示させたい写真の枚数や配置などが好みと一致するテンプレートを選択し、そのテンプレートの写真スペースに指定した写真のデータを流し込むことによってアルバムのページ(表表紙や裏表紙、見開きページなども含む。)を作成する。
ここで専用のアプリケーションソフトウェアやアルバム作成支援サイトでは、利用者の多種多様な趣味趣向に対応するため、数多くのパターンのテンプレートを用意することが求められる。
しかしながら例えば、ページの背景色パターンに10種、背景画パターンに10種、表示させる写真の枚数および写真の配置パターンに10種に対応できるようにするためには、10種×10種×10種で1000種のテンプレートを個別に作成して用意する必要があり、また、作成したテンプレートが間違いなく望みの形式となっているかの確認作業にも多くの時間を要していた。
すなわち例えば、各ページの指定枠(指定スペース)に選択した写真やテキストのデータを流し込むためには各指定枠にIDを付与る必要があるが、そのIDの設定を間違えていると当然正しくデータの流し込みが行われないため、ID設定に間違いが生じていないかを確認しなければならず、その作業に多くの時間を要していた。またテンプレートの数が増えるとそれだけID設定に間違いが生じやすくなるといった問題もあった。
さらにテンプレートの数が多くなるとデータ量が膨大となり、その保存や管理の負担が大きくなるといった問題もあった。加えてある種の形式、例えば写真の配置形式に修正の必要が生じた場合、その形式を含むすべてのテンプレートについて修正を行う必要があり、修正とその確認の作業に非常に多くの手間と時間を要していた。
なお下記特許文献1のように、従来から、写真や音声、映像等をデジタル化した素材を任意の位置にはめ込み可能なデジタル化されたアルバム台紙に電子的にはめ込むようにした「電子ドキュメント作成方法およびドキュメント作成システム」なども発案されている。
特開2001−167115号公報
本発明は上述した問題点を解決するために創案されたものである。すなわち本発明の目的は、個別に数多くのテンプレートを用意することなく、ベースとなるテンプレートの自由な組み合わせによって多くのテンプレートを自在に作成可能とすることで、利用者の多種多様な趣味趣向に対応することを可能とし、これにより、テンプレートの作成・確認作業やテンプレートの修正作業の手間と時間を大幅に削減することを可能としたドキュメント作成方法およびドキュメント作成システムを提供することにある。
上述した課題を解決するために本発明は、利用者が電子アルバム等のドキュメントをテンプレートを使用することで簡易に作成するためのドキュメント作成方法であって、利用者がドキュメントを作成するための写真やイラストなどの個人素材のデータを記録して蓄積する個人素材データ管理段階と、ドキュメントの閲覧領域を構成するための各種テンプレートを基本レイヤーとしてグループ化し、基本レイヤーテンプレートとして管理する基本レイヤーテンプレート管理段階と、グループ化した基本レイヤーテンプレートの各グループから基本レイヤーテンプレートの組み合わせを指定し、指定した複数の基本レイヤーテンプレートを所定の順番で重ねた積層テンプレートのパターンを保存する積層テンプレート生成段階と、生成した積層テンプレートに、前記個人素材データ管理段階で蓄積した個人素材の中から利用者が指定した個人素材のデータを流し込むデータ流し込み段階と、を備え、前記基本レイヤーテンプレートのグループには、ドキュメントの閲覧領域の初期位置として所定の位置に所定の大きさ・角度で個人素材を配置するための配置設定テンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域に背景の着色処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景色テンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域に背景の描写処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景画テンプレートのグループ、指定した背景色および背景画のテンプレートに、種々の形状の窓を形成するように加工し窓から下層の個人素材が見えるようにして、背景色および背景画上に型抜きしたように個人素材を表示するためのテンプレートを蓄積した型抜きテンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域の所望の位置に文字入力を行うためのテキスト配置のテンプレートを蓄積したテキスト配置テンプレートのグループが含まれ、前記積層テンプレート生成段階では、少なくとも2以上の基本レイヤーテンプレートを組み合わせて積層テンプレートを生成する、ことを特徴とするドキュメント作成方法を提供する。
なお、基本レイヤーテンプレートの組み合わせの指定は利用者が行うものとしてもよいし、システムの運営者であるサービス提供者が予め指定した組み合わせに基づきシステムが自動的に行うものとしてもよい。
ここで、前記積層テンプレート生成段階において、利用者が各基本レイヤ―テンプレートのグループからテンプレートを指定する際には、グループの雛形一覧と、指定したテンプレートを組み合わせたドキュメントのイメージとを同一画面上に表示する、ことが好ましい。
なお、前記データ流し込み段階で積層テンプレートデータに流し込んだ個人素材の移動・拡大・縮小・回転・加工などの編集を行うデータ編集段階をさらに含む、ことも好ましい。
また本発明は、利用者が電子アルバム等のドキュメントをテンプレートを使用することで簡易に作成するためのドキュメント作成システムであって、ドキュメントを作成するための写真やイラストなどの個人素材を蓄積する個人素材データ管理手段と、ドキュメントの閲覧領域を構成するための各種テンプレートを基本レイヤーとしてグループ化し、基本レイヤーテンプレートとして管理する基本レイヤーテンプレート管理手段と、グループ化した基本レイヤーテンプレートの各グループから基本レイヤーテンプレートの組み合わせを指定し、指定した複数の基本レイヤーテンプレートを所定の順番で重ねた積層テンプレートのパターンを保存する積層テンプレート生成手段と、生成した積層テンプレートに、前記個人素材データ管理手段に蓄積した個人素材の中から利用者が指定した個人素材のデータを流し込むデータ流し込み手段と、を備え、前記基本レイヤーテンプレートのグループには、ドキュメントの閲覧領域の初期位置として所定の位置に所定の大きさ・角度で個人素材を配置するための配置設定テンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域の背景の着色処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景色テンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域の背景の描写処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景画テンプレートのグループ、指定した背景色および背景画のテンプレートに、種々の形状の窓を形成するように加工し窓から下層の個人素材が見えるようにして、背景色および背景画上に型抜きしたように個人素材を表示するためのテンプレートを蓄積した型抜きテンプレートのグループ、ドキュメントの閲覧領域の所望の位置に文字入力を行うためのテキスト配置のテンプレートを蓄積したテキスト配置テンプレートのグループ、が含まれる、ことを特徴とするドキュメント作成システムを提供する。
なお、基本レイヤーテンプレートの組み合わせの指定は利用者が行うものとしてもよいし、予め指定した組み合わせに基づいてシステムが自動的に行うものとしてもよい。システムが自動的に行う場合には、利用者に対して積層テンプレートの種々のパターンが提示され、利用者はそれらのパターンの中から好みの積層テンプレートのパターンの選択を行う。
ここで、前記積層テンプレート生成手段で、利用者が各基本レイヤ―テンプレートのグループからテンプレートを指定する際に、グループの雛形一覧と、指定したテンプレートを組み合わせたドキュメントのイメージとを同一画面上に表示する表示手段をさらに含む、ことが好ましい。
また、前記データ流し込み手段で積層テンプレートデータに流し込んだ個人素材の移動・拡大・縮小・回転・加工などの編集を行うデータ編集手段をさらに含む、ことが好ましい。
さらに、一の利用者が生成した積層テンプレートのパターンを複数の利用者間で共有可能とするための通信ネットワークに接続されたテンプレートデータ共有手段をさらに含む、ことが好ましい。
また、前記ドキュメントは電子情報端末を用いて表示される電子ドキュメントであり、前記個人素材データ管理手段に蓄積される個人素材には音声や動画が含まれる、ことが好ましい。
本発明のドキュメント作成方法およびドキュメント作成システムでは、利用者が撮影した写真等などの個人素材をデータベースに蓄積し、ドキュメントの閲覧領域(表紙、裏表紙、左右各ページ、見開きページなど)の下地を、グループ化した各基本レイヤーテンプレートから選択した複数のテンプレートを所定の順番に積層させることによって生成し、これに指定した写真等の個人素材のデータの流し込みを行うことで電子アルバムなどのドキュメントを作成する。そのためグループ化した基本レイヤーをそれぞれ数種類用意すれば、グループごとの基本レイヤーの組み合わせ(積層)によって非常に多くの種類の閲覧領域(積層テンプレート)を容易に生成することができる。すなわち個別に数多くのテンプレートを用意しなくても、利用者の多種多様な趣味趣向に対応することが可能となる。またテンプレートの確認作業やテンプレートの修正作業が必要な場合にも、基本レイヤーテンプレートのみについて修正を行えばよく、基本テンプレートにした修正をテンプレートパターンに基づいて再生成する積層テンプレートに直ちに反映することができるため、手間と時間を大幅に削減することができる。
ここで、基本レイヤーテンプレートのグループに、写真等の配置パターンを設定した配置設定テンプレートのグループ、背景色パターンの背景色テンプレートのグループ、背景画パターンの背景画テンプレートのグループ、写真等の型抜きパターンの型抜きテンプレートのグループ、テキストの配置パターンを設定したテキスト配置テンプレートのグループとし、これらの自由度の高い組み合わせによって、利用者の趣味趣向の多くに対応した閲覧領域を生成することができる。
また、閲覧領域に写真等の個人素材のデータを流し込んだ後に、その移動・拡大等を可能とすることで、より利用者の好みに即したドキュメントを作成することができる。なおこの作業は生成した個々の閲覧領域について、ページのイメージを参照しながら行われる。
また、このドキュメント作成システムは利用者のパーソナルコンピュータにインストールした専用のアプリケーションソフトウェアを用いるものであってもよいが、サーバ・クライアント方式で通信ネットワークを通じて提供されるドキュメント作成支援サイトを利用するものであればパーソナルコンピュータに多くの負担をかけることないだけでなく、一の利用者が生成したテンプレートデータを複数の利用者間で共有することができ、利用者ははじめから基本レイヤーテンプレートを選択してテンプレートデータを作成しなくとも、既に作成された積層テンプレートを利用して電子アルバム等のドキュメントを簡易に作成することができる。
また、アルバムがいわゆる電子アルバムである場合には、個人素材のデータに音声や動画を含ませることができ、これにより、より趣味性の高い電子アルバム等のドキュメントを生成することができる。
実施例のドキュメント作成システムの全体構成を示すブロック図である。 実施例のドキュメント作成システムで用いる基本レイヤーテンプレートのグループ構成を示した表である。 実施例のドキュメント作成システムを用いてドキュメントの作成を行う手順を示すフローチャートである。 積層テンプレートのイメージ図である。 実施例のドキュメント作成システムを用いてドキュメントの作成を行う手順を示すフローチャートである。 積層テンプレートのイメージ図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、実施例のドキュメント作成システムの概略構成を示すブロック図、図2は、実施例のドキュメント作成システムで用いる基本レイヤーテンプレートのグループ構成を示した表である。
このドキュメント作成システムは、アルバム、パンフレットやカタログ等の電子冊子やこれを紙に出力したものを簡易に見栄えよく作成するために用いられるものである。なお以下の実施例では、電子アルバムをドキュメントの一例として説明する。
このドキュメント作成システム10は、クライアント/サーバモデルを利用したシステムであり、サーバ11と利用者端末13とがインターネット等の電気通信回線15を介して接続されている。この電気通信回線15は、公衆電話回線、専用電話回線、光ファイバー、CATV等の有線通信回線を利用したものや無線電話回線、ホットスポット等の無線通信回線を利用したものであってもよいし、有線通信回線と無線通信回線とを組み合わせた複合通信回線を利用したものであってもよい。
このサーバ11は、ドキュメント作成サービスの提供業者(ドキュメント作成支援サイトなどの運営者)が独自に設置するものであってもよいし、サーバレンタル業者が設置するものであってもよいが、データベースサーバとしても機能するサーバコンピュータおよびその周辺機器により構成される。なお、このサーバ11は、電気通信回線15を介して印刷所に設置された製本用端末17とも接続されており、印刷所では依頼に基づき電子アルバムを印刷手段を用いて紙に出力して製本する。
サーバ11はドキュメント作成システム10の中核をなし、後述する基本レイヤーテンプレート管理手段22、積層テンプレート生成手段24、データ流し込み手段26、データ編集手段28、テンプレートデータ共有手段32としての機能を備えた情報処理装置である。
このドキュメント作成システム10を構成する利用者端末13は、電子アルバムを作成しようとする利用者が所有するパーソナルコンピュータであり、個人素材を蓄積する大容量ハードディスクドライブを備えている。この利用者端末13は次に説明する個人素材データ管理手段として機能すると同時に、サーバ11とデータ通信による情報の授受を行う情報処理装置でもある。
個人素材データ管理手段20は、利用者端末13の大容量ハードディスクドライブに記録された写真やイラスト、動画などの個人素材のデータを管理するアプリケーションプログラムである個人素材データ管理プログラム(PG)を実行することで、利用者が蓄積した個人素材である画像の一覧を表示し、そこから利用者にアルバムに掲載しようとする画像を選択させる。
基本レイヤーテンプレート管理手段22は、電子アルバムの閲覧領域を構成するための各種テンプレートを基本レイヤーとしてグループ化し、基本レイヤーテンプレートとしてデータベースサーバ11に管理するアプリケーションプログラムである基本レイヤーテンプレート管理プログラムを備えている。ここで基本レイヤーとは、電子アルバムの閲覧領域である各ページ(表裏表紙、見開きページ等も含む。)の画像等の配置、背景色、背景画、画像の型抜き、テキスト配置等について予め用意された雛形レイヤーであり、これらを積層するように所定の順番で重ね合わせることで、写真等を配置するための閲覧領域を見栄えよく、かつ、簡易に生成することができる。
基本レイヤーのグループには図2に示しように、アルバムの閲覧領域の所望の位置に個人素材を配置処理するための配置設定テンプレートのグループ、アルバムの閲覧領域に背景色の着色処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景色テンプレートのグループ、アルバムの閲覧領域に背景画の描写処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景画テンプレートのグループ、背景色および背景画上に個人素材を表示するための種々の形状の領域の型抜き(窓あけ又はトリミング)処理を行うためのテンプレートを蓄積した型抜きテンプレートのグループ、アルバムの閲覧領域の所定の位置に文字入力を行うためのテキスト配置処理を行うためのテンプレートを蓄積したテキスト配置テンプレートのグループが用意され、データベースサーバに保存されている。
配置設定テンプレートのグループは、例えば1ページのどの位置に何枚の写真をどのように配置するのかを決定するためのテンプレート群であり、配置設定テンプレートは写真等を配置するための情報が配置IDとともに記録されたレイヤーである。すなわち配置設定テンプレートによれば、何枚の写真をそのページのどの位置に、どのような大きさ・傾きで配置するのかが決定され、画像枠として表示される。そして配置ID毎に写真を指定することで、指定した写真を初期位置としてそのページの所定位置に所定の大きさ・角度で表示させることができる。なお配置設定テンプレートには、1ページ用、見開きページ用など必要なページ形式の各種テンプレート(例えば1ページ用に10パターン、見開きページ用に10パターン)が予め用意されている。またこのグループには、写真を一枚も配置しないパターンのテンプレートも含まれるものとする。
背景色テンプレートのグループは、ページの基本色となる背景色を決定するためのテンプレート群であり、原色系の色や中間色など多種の色相、彩度、明度の色のテンプレートの他に蛍光色や金属色など特殊な色のテンプレートが50種程度予め用意されている。なおこのグループには無色も含まれるものとする。
背景画テンプレートのグループは、ページの背景画を決定するためのテンプレート群であり、例えば幾何模様、線画や小さなイラストの繰り返し模様など、好ましくは写真が配置された際にも違和感のない背景画のテンプレートが20種程度予め用意されている。なおこのグループには、背景画のないパターンのテンプレートも含まれるものとする。
なお、背景色または背景画のみを選択することもでき、背景色のみを選択する場合には背景画はなしとなり、背景画のみを選択する場合には背景色は無色となる。
また背景色および背景画の両方を選択するのではなく、例えばカラーがグラデーションになった背景色や背景色が既に付された模様など、色と模様が一体となった背景のテンプレート群である背景テンプレートを用意しておき、この背景テンプレートの中から好みの背景を選択するようにしてもよい。
型抜きテンプレートのグループは、背景色および背景画上に写真等を、円形、楕円形、三角形、星形など種々の形状や大きさで型抜きしたように表示するためのテンプレート群であり、実際には背景色および背景画に形成した種々の形状の窓から下層の写真が見えるようにするものである。より具体的には、指定した背景色および背景画のテンプレートに、種々の形状・大きさの窓を形成するように加工してPNGファイル形式にファイル変換する処理を行わせるためのテンプレートが20種類程度予め用意されている。
ここでPNGファイルとは、透過画像や半透過画像の重ね合わせなどが出来る画像ファイルであり、アルファチャンネルと呼ばれる各ピクセルの透明度の量を表す値を設定することでその背景を任意の透過度合いで表出させることができるファイル形式である。
なお背景色および背景画のテンプレートを窓あけ加工する代わりに、選択した写真等の周辺部を透過させるように加工してPNGファイル形式にファイル変換することでトリミングを行い、これを背景色および背景画の上層に配することも勿論可能であるが、この場合、写真のデータの流し込みを行った後に画像の配置や大きさ等を変更する編集が困難であるため本実施例では採用していない。
ここで型抜きテンプレートには、上述の配置設定テンプレートにおける写真等の画像を配置するための情報が配置IDとともに記録されているものとし、型抜きテンプレートを選択することで実質的に配置設定テンプレートの選択も自動的に行われるものとする。このようにすることで、型抜きテンプレートに流し込んだ画像は抜き型に対応した初期位置に配置されるため利用者の作業負担が軽減され、また写真等の画像の配置や大きさ等を変更する編集を行う場合にも、初期位置を基準として比較的容易にこれを行うことができる。
テキスト配置テンプレートのグループは、アルバムの閲覧領域の所望の位置に文字入力を行うためのテキスト配置のテンプレートを蓄積したテンプレート群であり、電子アルバム完成時には不可視となるテキストボックスの始点および角度をページの所定位置に配置したテンプレートが40種程度予め用意されている。このテンプレートは1ページにつき複数のものを選択することもでき、また、テキストボックスに記載する文字の大きさや字体などのフォントも自由に選択することができるようになっている。
なおこのテキスト配置テンプレートを用いずに、背景色テンプレート等を用いて構成した個々のページについてページ上の任意の位置に、好みの角度、好みのフォントでテキスト入力を直接行うようにしてもよい。
積層テンプレート生成手段24は、グループ化した基本レイヤーテンプレートの各グループから、利用者に基本レイヤーテンプレートの組み合わせを指定させ、その指定に基づきその組み合わせによって各テンプレートを所定の順番に積層し、生成した積層テンプレートのパターンデータを保存するアプリケーションプログラムである積層テンプレート生成プログラムを備えている。
この積層テンプレート生成プログラムでは、例えば上述した配置設定テンプレートのグループ、背景色テンプレートのグループ、背景画テンプレートのグループ、型抜きテンプレートのグループ、テキスト配置テンプレートのグループ中から、利用者に少なくとも配置設定テンプレートまたは型抜きテンプレートを選択させ、また背景色テンプレート、背景画テンプレート、テキスト配置テンプレートについて利用者の好みによるページ装飾を選択させる。そして、電子アルバムのページごとに選択されたテンプレートを、所定の順番に積層させるように組み合わせて積層テンプレートのパターンデータを生成する。
データ流し込み手段26は、積層テンプレート生成手段24で生成した積層テンプレートのパターンに、個人素材データ管理手段20に蓄積した個人素材の中から利用者が指定した個人素材のデータを流し込むためのアプリケーションプログラムであるデータ流し込みプログラムを備えている。
このデータ流し込みプログラムは、積層テンプレートの配置設定テンプレートの配置ID等に基づき、利用者が配置IDごとに指定した写真等のデータを設定した配置・大きさで流し込みを行う。
またデータ編集手段28は、データ流し込み手段26で積層テンプレートに流し込んだ個人素材の移動・拡大・縮小・回転・加工などの編集を行うためのアプリケーションプログラムであるデータ編集プログラムを備えている。
このデータ編集プログラムは、積層テンプレートに写真のデータを流し込んで生成したアルバム等のドキュメントを、さらに利用者の趣向にあわせて編集するもので、生成したドキュメントの最終的な調整を行うことを可能とするものである。
さらに、このシステムを構成するサーバ11はテンプレートデータ共有手段32としての機能も有している。このテンプレートデータ共有手段32は、一の利用者が生成した積層テンプレートのパターンのデータを複数の利用者間で共有可能とするためのテンプレートデータ共有プログラムを備えている。
テンプレートデータ共有プログラムでは、表示する写真の枚数などの検索条件を指定することで、検索条件に合致する積層テンプレートのサムネイル一覧を表示し、そこから利用者が好みの積層テンプレートを選択することができるようになっている。
次に、上記ドキュメント作成システム10を使用して電子アルバム(ドキュメント)を作成する手順について説明する。以下まず型抜きテンプレートを使用しない場合の手順について図3のフロー図を用いて説明し、次に型抜きテンプレートを使用する場合の手順について図5のフロー図を用いて説明する。
―型抜きテンプレートを使用しない場合―
[ログイン段階(S1)]
ドキュメント作成支援サイトを利用しようとする利用者は、予めこのサイト内からユーザIDおよびパスワードを設定してユーザ登録を行っておく。ユーザ登録を完了した後には、利用者は利用者端末13を用いてサーバ11にアクセスし、ドキュメント作成支援サイトのログイン画面から、ユーザIDおよびパスワードを入力してログインすることで、以下の段階のうち利用者が操作を行う各段階へ進むことができる。
[個人素材データ管理段階(S2)]
利用者は予め、デジタルカメラで撮影した画像データを利用者端末13の大容量ハードディスクドライブに記録し、これを個人素材データとして蓄積しておく。そしてドキュメント作成支援サイトに電気通信回線15を通じてアクセスすることで、自動的に個人素材データ管理プログラムが実行され、利用者は所定のフォルダに格納して蓄積した画像データのサムネイル一覧を参照することができる。
[基本レイヤーテンプレート管理段階(S3)]
ドキュメント作成支援サイトなどの運営者は、サービスの提供にあたり予め種々の基本レイヤーテンプレートを作成し、基本レイヤーテンプレート管理プログラムを使用してサーバ11のデータベースにグループ化して蓄積しておく。この基本レイヤーテンプレートのグループには、前述の配置設定テンプレートのグループ(テンプレート番号:A01〜A20)、背景色テンプレートのグループ(テンプレート番号:B01〜B50)、背景画テンプレートのグループ(テンプレート番号:C01〜C20)、テキスト配置テンプレートのグループ(テンプレート番号:D01〜D40)があり、各テンプレートにはそれぞれ例えば括弧内のテンプレート番号のような識別番号が付与されて管理されている。
なお以下の各段階では処理が終了した時点で、それまでに生成したドキュメントファイルがサーバ11に保存される。
[積層テンプレート生成段階(S4)]
またサーバ11は積層テンプレート生成プログラムを実行して、アクセスしてきた利用者の端末に、まず、背景色テンプレートのグループの雛形一覧を表示し、利用者にその中から好みのテンプレートの選択を求める。その際、利用者端末13のモニター画面の上段には背景色の雛形一覧が、下段にはアルバムのページのイメージが表示されるようになっている。そのため、利用者は見開きページなどにおいても、実際に完成したアルバム(ドキュメント)のページのイメージを確認しながらテンプレートの選択を行うことができる。
背景色テンプレートの選択が終わると、サーバ11は背景画テンプレートのグループの雛形一覧を利用者端末13の画面の上段に表示する。利用者が雛形一覧の中から好みの色のテンプレートを選択すると、背景色の上に模様などの背景画を重ねたページのイメージが利用者端末13の画面の下段に表示される。なお実際には、背景画テンプレートの余白部分に背景色となる色が流し込まれることで、ページのイメージが生成される。
次に、サーバ11は配置設定テンプレートのグループの雛形一覧を利用者端末13の画面の上段に表示する。利用者が雛形一覧の中から好みの配置のテンプレートを選択すると、背景色に背景画を重ねた上に、写真の初期位置を示した矩形線である画像枠が配置されたページのイメージが利用者端末13の画面の下段に表示される。
また、必要に応じてテキスト配置テンプレートのグループの雛形一覧も画面の上段に表示し、利用者が雛形一覧の中から好みの配置のテンプレートを選択すると、画像が配置されたページにさらにテキスト枠を配したイメージが利用者端末13の画面の下段に表示される。そしてこのテキスト枠に文字入力することで、コメントを書き込むことができる。なおこのテキスト配置テンプレートの選択は、以下のデータ流し込み段階を終えた後に行うこととしてもよく、その場合には表示される画像を見ながらコメントの入力ができ便宜である。
このようにして生成された積層テンプレートのパターンは、選択した各テンプレートの識別番号(テンプレート番号)を用いて管理され、サーバ11では利用者からの要求により所定の順番で各テンプレートを積層させ、要求のたびに直ちに積層テンプレートを生成して利用者にこれを利用させることができるようになっている。
なおここでの所定の順番とは、図4にイメージ図で示したように、最下層レイヤーに背景色テンプレート、その次の層のレイヤーに背景画テンプレート、そしてその上の層のレイヤーに配置設定テンプレート、最上層レイヤーにテキスト配置テンプレートが積層される順番であり、上層のレイヤーに存在する写真や文字ほど優先的にページ上に表出するようになっている。
[データ流し込み段階(S5)]
次にサーバ11はデータ流し込みプログラムを実行して、上記段階を終了した利用者の端末に、個人素材データ管理段階で管理している写真等の画像のサムネイル一覧を利用者端末13の画面の上段に表示する。そして画面の下段に表示されたページのイメージに配置された画像枠にサムネイル一覧の中から選択した画像をドラッグ&ドロップすることで、画像枠内に画像データを流し込んだページのイメージが利用者端末13の画面の下段に表示される。この作業を繰り返すことで、すべての画像枠について画像データの流し込みを行う。すなわち積層テンプレート生成段階で生成した積層テンプレートのパターンに基づき、配置設定テンプレートの配置IDに従い画像データを流し込むことで、画像データを流し込んだページデータが生成される。
[データ編集段階(S6)]
最後にサーバ11は利用者からの要求があった場合に、データ編集プログラムを実行して、画像データの流し込みが行われたページである配置設定テンプレートの編集を可能とする。利用者は画面に表示されたページの画像を元の画像枠を基準として、画像枠に表示される画像を、その画像枠を超えて移動・拡大・縮小・回転・加工することができる。このように生成したページの最終的な調整を行ったうえで、これを電子アルバムの1ページとしてファイル保存する。なお最終的に出力される印刷データにおいては、画像枠は不可視となり表出することはない。
以上の段階を繰り返すことでドキュメントの全ページを生成し電子アルバムを完成する。
[ドキュメントファイル再生成段階(S7)]
その他として、積層テンプレートに写真のデータを流し込んで生成した電子アルバム等のドキュメントファイルについて、そのドキュメントを構成するレイヤー(基本テンプレート)に修正が必要となった場合等のために、積層テンプレートのパターンに基づいて、修正されたレイヤーを用いてドキュメントファイルを再生成する段階であるドキュメントファイル再生成段階を設けることもできる。すなわち、積層テンプレートは、これを構成する各テンプレートの識別番号(テンプレート番号)を用いて管理されているため、基本テンプレートに修正が加えられた場合にも、サーバ11はこのテンプレート番号の組み合わせに基づいて修正された基本テンプレートを用いて新たなドキュメントファイルを直ちに再生成することができる。
[テンプレートデータ共有段階]
またサーバ11は、一の利用者が生成した積層テンプレートデータを複数の利用者間で共有可能とするためのテンプレートデータ共有手段32となる積層テンプレートデータベースを有しており、他の利用者は通信ネットワークを介してサーバのこのデータベースにアクセスすることでテンプレートデータ共有プログラムが実行され、他の利用者は画面に表示される指示に従い、ページに配置する写真の枚数などの検索条件を指定することで表示される検索条件に合致する積層テンプレートのサムネイル一覧から、好みの積層テンプレートを選択することで、最初から基本レイヤーテンプレートのグループの選択を行いページを構成する手間を省くことができる。また積層テンプレートデータベースには、サービス提供者が体裁よく作成した積層テンプレートデータが予め用意されており、利用者はこの中からも同様の手順によって好みの積層テンプレートを選択することができる。
[その他の段階]
またサーバ11は、利用者からの要求により完成したドキュメントファイルである電子アルバムのデータを電気通信回線15を介して印刷所に設置された製本用コンピュータ端末17に送信し、印刷所では電子アルバムを印刷手段を用いて紙に出力して製本し、これを郵送等の手段により利用者に送付する。
このように、基本レイヤーテンプレートのレイヤーを所定の順番で重ねて積層テンプレートを生成し、これに画像データの流し込みを行うようにすることで、予め用意するテンプレートの種類を抑えつつ利用者の多種多様な趣味趣向に対応可能とし、また、テンプレートが適切なものであるかの確認作業の負担も大幅に軽減することができる。さらに、基本レイヤーテンプレートに修正する場合にも、その修正をテンプレートパターンに基づいて再生成する積層テンプレートに容易に反映することができる。
―型抜きテンプレートを使用する場合―
以下、上記の場合と異なる点についてのみ説明し、上記と同様の点についてはその説明を省略する。ログイン段階(S1)、個人素材データ管理段階(S2)、ドキュメントファイル再生成段階(S7)、テンプレートデータ共有段階、その他の段階については上記と同様に行われる。
[基本レイヤーテンプレート管理段階(S3')]
この段階で上記と異なる点は、上記で用意していた配置設定テンプレートのグループの代わりに、型抜きテンプレートをサーバ11のデータベースにグループ化して蓄積しておくことにある。この型抜きテンプレートグループ(テンプレート番号:A'01〜A'20)は、例えば括弧内のテンプレート番号のような識別番号が付与されて管理されている。なお前述のように型抜きテンプレートは写真を型抜きしたかのように表出させるべく、背景画テンプレート等に窓あけ加工してPNG形式にファイル変換するだけでなく、データの流し込みを行う写真の配置や向きを示すための情報、すなわち配置設定テンプレートと同様の情報も含んでいるため、配置設定テンプレートの選択が実質的に同時に行われていることになる。
またこの型抜きテンプレートに換え、背景画テンプレートと型抜きテンプレートが一体となった、すなわち背景画に型抜きが予めなされている背景画型抜きテンプレートを用いることもできる。この場合、このテンプレートには背景画がすでに付され窓あけもされているため、背景画テンプレートの選択や窓あけ加工が不要となる。
[積層テンプレート生成段階(S4')]
型抜きテンプレートを用いる場合には、サーバ11は利用者に各ページについて、まず背景色テンプレート、背景画テンプレートを選択させ、続いて型抜きテンプレートの選択も行わせる。また、必要に応じてテキスト配置テンプレートの選択も行わせる。サーバ11は選択された背景色および背景画のテンプレートに、型抜きテンプレートで選択された形状・大きさの窓を形成するように加工してPNGファイル形式にファイル変換する処理を行う。(背景画型抜きテンプレートを用いる場合には、背景色テンプレートおよび背景画型抜きテンプレート、必要に応じてテキスト配置テンプレートの選択を行わせる。)
そしてサーバ11は選択された各テンプレートの識別番号(テンプレート番号)を用いてこれを管理し、利用者からの要求により所定の順番で各テンプレートのレイヤーを積層させ、要求のたびに直ちに積層テンプレートを生成する。
なおここでの所定の順番とは、図6にイメージ図で示したように、最下層レイヤーに型抜きテンプレート(実質的には配置設定テンプレート)、その次の層には型抜きテンプレートに基づき窓あけ加工をした背景色テンプレートおよび背景画テンプレート、最上層レイヤーにテキスト配置テンプレートが積層される順番である。
[データ流し込み段階(S5')]
そして最下層レイヤーの型抜きテンプレート(配置設定テンプレート)の画像枠内に、上記と同様に利用者によるドラッグ&ドロップ動作により画像データの流し込みを行う写真を選択させる。そうすることであたかも背景色および背景画等が描かれたページ上で窓あけ加工(型抜き)された窓枠内に写真をはめ込んだような、ページのイメージが利用者端末13に表示される。このとき画像データのサーバへのアップロードも自動的に行われる。
[データ編集段階(S6')]
この段階では写真のデータの流し込みを行ったページについて、利用者からの要求があった場合に、サーバ11がデータ編集プログラムを実行して、画像データの流し込みが行われたページである(背景画)型抜きテンプレート(実質的には配置設定テンプレート)の編集を可能とする。なおこの配置設定テンプレートの上層には窓あけがされた背景色テンプレートおよび背景画テンプレートがあるため、移動・拡大・縮小・回転等の編集が行われた画像データである写真は、形成された窓から見える範囲内のものである。
このように生成したページの最終的な調整を行ったうえで、これを電子アルバムの1ページとしてファイル保存する。なお最終的に出力される印刷データにおいては、画像枠は不可視となり表出することはない(S10b)。
以上の段階を繰り返すことでドキュメントの全ページを生成し電子アルバムを完成する。このように(背景画)型抜きテンプレートを用いれば、上記に加え、より多様なアルバムのページの装飾が可能となり、利用者の多種多様な趣味趣向に十二分に対応した見栄えのよいアルバムを作成することができる。
以上の実施例ではドキュメントの例としてアルバム(フォトブック)を用いて説明したが、それ以外にもパンフレットやカタログ等についても本発明を適用することで、容易かつ見栄えよくこれを作成することが可能であることは勿論である。
また実施例ではドキュメントである電子アルバムに用いる個人素材は写真等を例としたが、ドキュメントの閲覧を電子情報端末を用いて行う場合であれば、個人素材に音声や動画を含ませることも可能である。
10 ドキュメント作成システム
11 サーバ
13 利用者端末
15 電気通信回線
17 製本用コンピュータ端末
22 基本レイヤーテンプレート管理手段
24 積層テンプレート生成手段
26 データ流し込み手段
28 画像データ編集手段
32 テンプレートデータ共有手段

Claims (8)

  1. 利用者が電子アルバム等のドキュメントをテンプレートを使用することで簡易に作成するためのドキュメント作成方法であって、
    利用者がドキュメントを作成するための写真やイラストなどの個人素材のデータを記録して蓄積する個人素材データ管理段階と、
    ドキュメントの閲覧領域を構成するための各種テンプレートを基本レイヤーとしてグループ化し、基本レイヤーテンプレートとして管理する基本レイヤーテンプレート管理段階と、
    グループ化した基本レイヤーテンプレートの各グループから基本レイヤーテンプレートの組み合わせを指定し、指定した複数の基本レイヤーテンプレートを所定の順番で重ねた積層テンプレートのパターンを保存する積層テンプレート生成段階と、
    生成した積層テンプレートに、前記個人素材データ管理段階で蓄積した個人素材の中から利用者が指定した個人素材のデータを流し込むデータ流し込み段階と、を備え、
    前記基本レイヤーテンプレートのグループには、
    ドキュメントの閲覧領域の初期位置として所定の位置に所定の大きさ・角度で個人素材を配置するための配置設定テンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域に背景の着色処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景色テンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域に背景の描写処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景画テンプレートのグループ、
    指定した背景色および背景画のテンプレートに、種々の形状の窓を形成するように加工し窓から下層の個人素材が見えるようにして、背景色および背景画上に型抜きしたように個人素材を表示するためのテンプレートを蓄積した型抜きテンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域の所望の位置に文字入力を行うためのテキスト配置のテンプレートを蓄積したテキスト配置テンプレートのグループが含まれ、
    前記積層テンプレート生成段階では、少なくとも2以上の基本レイヤーテンプレートを組み合わせて積層テンプレートを生成する、
    ことを特徴とするドキュメント作成方法。
  2. 前記積層テンプレート生成段階において、利用者が各基本レイヤ―テンプレートのグループからテンプレートを指定する際には、グループの雛形一覧と、指定したテンプレートを組み合わせたドキュメントのイメージとを同一画面上に表示する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のドキュメント作成方法。
  3. 前記データ流し込み段階で積層テンプレートデータに流し込んだ個人素材の移動・拡大・縮小・回転・加工などの編集を行うデータ編集段階をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のドキュメント作成方法。
  4. 利用者が電子アルバム等のドキュメントをテンプレートを使用することで簡易に作成するためのドキュメント作成システムであって、
    ドキュメントを作成するための写真やイラストなどの個人素材を蓄積する個人素材データ管理手段と、
    ドキュメントの閲覧領域を構成するための各種テンプレートを基本レイヤーとしてグループ化し、基本レイヤーテンプレートとして管理する基本レイヤーテンプレート管理手段と、
    グループ化した基本レイヤーテンプレートの各グループから基本レイヤーテンプレートの組み合わせを指定し、指定した複数の基本レイヤーテンプレートを所定の順番で重ねた積層テンプレートのパターンを保存する積層テンプレート生成手段と、
    生成した積層テンプレートに、前記個人素材データ管理手段に蓄積した個人素材の中から利用者が指定した個人素材のデータを流し込むデータ流し込み手段と、を備え、
    前記基本レイヤーテンプレートのグループには、
    ドキュメントの閲覧領域の初期位置として所定の位置に所定の大きさ・角度で個人素材を配置するための配置設定テンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域の背景の着色処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景色テンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域の背景の描写処理を行うためのテンプレートを蓄積した背景画テンプレートのグループ、
    指定した背景色および背景画のテンプレートに、種々の形状の窓を形成するように加工し窓から下層の個人素材が見えるようにして、背景色および背景画上に型抜きしたように個人素材を表示するためのテンプレートを蓄積した型抜きテンプレートのグループ、
    ドキュメントの閲覧領域の所望の位置に文字入力を行うためのテキスト配置のテンプレートを蓄積したテキスト配置テンプレートのグループ、が含まれる、
    ことを特徴とするドキュメント作成システム。
  5. 前記積層テンプレート生成手段で、利用者が各基本レイヤ―テンプレートのグループからテンプレートを指定する際に、グループの雛形一覧と、指定したテンプレートを組み合わせたドキュメントのイメージとを同一画面上に表示する表示手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4に記載のドキュメント作成システム。
  6. 前記データ流し込み手段で積層テンプレートデータに流し込んだ個人素材の移動・拡大・縮小・回転・加工などの編集を行うデータ編集手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載のドキュメント作成システム。
  7. 一の利用者が生成した積層テンプレートのパターンを複数の利用者間で共有可能とするための通信ネットワークに接続されたテンプレートデータ共有手段をさらに含む、
    ことを特徴とする請求項4乃至6のいずれか一項に記載のドキュメント作成システム。
  8. 前記ドキュメントは電子情報端末を用いて表示される電子ドキュメントであり、前記個人素材データ管理手段に蓄積される個人素材には音声や動画が含まれる、
    ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか一項に記載のドキュメント作成システム。
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