JP5797603B2 - 使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置及び方法 - Google Patents

使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置及び方法 Download PDF

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Description

本発明は、ハードディスク記憶装置などの使用済み電気電子機器をリサイクルするための処理装置及び方法に関わる。
情報機器や家電品の構成部材である電子回路基板や各種金属部品のリサイクル性を向上させることを目的とし、構成部材を一括して細かく粉砕することなく分解する技術が種々開発されている。
例えば、特許文献1には、家電品等のリサイクル処理において、製品に繰り返し衝撃力を与えて部品の締結ネジを緩めることにより構成部材を粉砕することなく分解する自動分解装置が開示されている。
特開2011−62578号公報
使用済み電気電子機器を機械的に分解してリサイクル性を向上させるため、上記特許文献1に記載された分解装置を使用すれば構成部材毎に分解することが可能であり、特にハードディスク記憶装置の場合には、ボイスコイルモータの分解までが可能となる。
本発明者等は、特許文献1に記載された分解装置では分解時に発生する小片残渣に貴金属を含む電子回路基板の小片が含まれることを発見した。そこで次の課題として、分解した構成部材からレアメタルを分離して回収することが必要となる。以下の説明の中ではレアメタルとは、貴金属(金、白金、パラジウムなど)、希土類(ネオジム、ジスプロシウムなど)の総称とする。
本発明では、使用済み電気電子機器に自動分解装置を適用し分解された構成部材を得た上で、構成部材から希土類磁石を分離し、さらに、使用済み電気電子機器に分解装置を稼動させて分解する時に発生する小片残渣から、貴金属等の有用なレアメタルが含まれる電子回路基板の小片を分離することを自動的、かつ効率的に行う技術を提供する。
上記した課題を解決するため、本発明の装置構成においては、基本的に以下のプロセスを有する。
第一は、使用済み電気電子機器を特許文献1に示すような公知の分解装置で分解した後、構成部材を排出し、所定の構成部材の選別回収を行う自動分解・選別プロセスである。
第二は、自動分解・選別プロセスで発生して排出され、選別回収されなかった小片残渣を小片残渣選別装置にてレアメタルを含む電子回路基板片を選別回収できる小片残渣選別プロセスである。
第三は、選別・回収した構成部材の中から希土類含有部材を選択的に分別した上で、希土類含有部材を脱磁する脱磁プロセスである。
第四は、脱磁した希土類含有部材から希土類磁石を選別回収する希土類磁石選別プロセスである。
これらの組み合わせの中で、自動分解・選別プロセスと小片選別プロセスを組み合わせることで、レアメタルを含む電子回路基板片を選別回収できる。また、自動分解・選別プロセスと脱磁プロセスと希土類磁石選別プロセスを組み合わせることで希土類磁石を選別回収できる。さらには、自動分解・選別プロセスと小片残渣選別プロセスと脱磁プロセスと希土類磁石選別プロセスとを組み合わせることで、レアメタルを含む電子回路基板片と希土類磁石とを同時に回収できる。
本発明によれば、自動分解・選別プロセス、小片残渣選別プロセス、脱磁プロセス、希土類磁石選別プロセスの組み合わせにより、使用済み電気電子機器からレアメタルを含む電子回路基板片および希土類磁石を、自動的に効率よく選別回収することができる。
本発明の実施例1の電気電子機器のリサイクル処理方法を示す工程フロー図。 従来例の自動分解装置の構造を説明する模式図。 脱磁前のボイスコイルモータを説明するための模式図。 本発明の実施例2の電気電子機器のリサイクル処理方法を示す工程フロー図。 本発明の実施例3の電気電子機器のリサイクル処理方法を示す工程フロー図。
以下に、本発明の実施形態を図と実施例によって説明する。以下に説明する実施例では、電気電子機器として、希土類磁石と電子回路基板が使用されるハードディスク記憶装置を処理する例について説明するが、本発明の対象はハードディスク記憶装置に限定されるものではなく、希土類磁石や電子回路基板以外の部品を使用する電気電子機器への適用を制限するものではない。
図1は、本発明の実施例1の電気電子機器のリサイクル処理装置及びリサイクル処理方法を示す工程フロー図である。
図1に示すリサイクル処理装置及びリサイクル処理方法は、自動分解・手選別プロセス10、小片残渣選別プロセス20、脱磁プロセス30及び希土類磁石選別プロセス40から構成される。以下の説明において、プロセスは、処理工程だけでなく処理装置ユニットのいずれの意味にも用いられる。
〔自動分解・手選別プロセス10〕
自動分解・手選別プロセス10について以下に説明する。自動分解・手選別プロセス10は、投入コンベア11、自動分解装置12、排出コンベア13、手選別コンベア14からなる。投入コンベア11は被分解物であるハードディスク記憶装置54をコンベア上に置き、これを移送させて自動分解装置12に投入する。
図2は、従来例の自動分解装置の構造を説明する模式図である。自動分解装置12は、円筒状の回転ドラム51を有し、内部には掻き揚げ羽52と、分解したハードディスク記憶装置54の構成部材を排出するための、部材形状に対応した図示しない複数の孔を備えている。回転ドラム51は、連続回転によって、ハードディスク記憶装置54を繰り返し落下させて繰り返し衝撃力を加えることにより締結ネジを緩ませ、構成部材毎に分解する。
次いで、図1において、分解した構成部材を手選別により筐体141、蓋142、ボイスコイルモータ143、電子回路基板144、銅・コイル145、円板146に選別回収する。そのために、排出コンベア13は分解されたこれらの構成部材を自動分解装置12から装置外に排出する。
手選別コンベア14は、排出コンベア13から排出される構成部材を作業者の手作業で選別回収する。すなわち、手選別コンベア14上には筐体141、蓋142、ボイスコイルモータ143、電子回路基板144、銅・コイル145、円板146からなる構成部材が排出されるが、これらを作業者が手作業で選別してピッキングし、各々の回収箱に分別投入する。
このように構成部材をピッキングした後には、手作業で選別・回収できない雑鉄、アルミ片、ガラス片及び貴金属粒、SUS製ビス、電子回路基板片からなる小片残渣15が残る。ここで雑鉄とは鉄を主成分とする構成部材である。
〔小片残渣選別プロセス20〕
次に、レアメタル含有部材を選別・回収するプロセスとして小片残渣選別プロセス20を説明する。従来、小片残渣15は、被分解物の総重量の約10%程度を占めている。しかしながら、レアメタルの濃度が低くその回収が困難なため、電子回路基板小片などの貴重なレアメタル含有部材を有していても価値の低い有価物または廃棄物とみなされていた。そこで、本発明では、レアメタル含有部材を効率よく選別・回収するプロセスを追加した。
図1に示すように、小片残渣選別プロセス20は、磁力選別機21、振動篩機22、バケットエレベータ23、渦電流選別機24、風力選別機25からなる。ここで、小片残渣15は雑鉄、アルミ片、ガラス片と電子回路基板から剥離した貴金属粒等の混合物であるガラス片及び貴金属粒、電子回路基板小片、樹脂・ステンレス類等からなり、その中のガラス片及び貴金属粒と電子回路基板小片にレアメタルが含まれており、これらを選別・回収するプロセスの提供が重要である。
以下、この選別・回収プロセスについて説明する。手選別コンベア14上で手作業で選別回収されなかった小片残渣15は磁力選別機21に移送される。磁力選別機21はコンベアの排出側プーリが磁石を備えており、この磁石付きプーリで雑鉄211を回収し、それ以外の小片残渣は振動篩機22に移送される。
振動篩機22は振動を加えながら小片残渣をその大きさにより2段階の篩い分けを行う。第1篩いでは篩い目幅以下のアルミ片とガラス片及び貴金属粒が篩い下に落ちて、篩い目幅より大きい電子回路基板片と樹脂・ステンレス類(SUS製ビスとアルミ片の混合物)が篩い上に残り、後段に移送される。
アルミ片とガラス片及び貴金属粒は第2篩いで選別され、第2篩い上にアルミ片221が、第2篩い下にはガラス片及び貴金属粒222が得られる。このガラス片及び貴金属粒222には自動分解装置12の衝撃力により電子回路基板から剥離した貴金属粒が含まれる。このようにしてアルミ片221とガラス片及び貴金属粒222に選別される。
第1篩い上の電子回路基板片とSUS製ビスとアルミ片からなる混合物は、バケットエレベータ23に移送される。バケットエレベータ23は混合物を渦電流選別機24に移送するための装置である。
渦電流選別機24は振動フィーダと永久磁石内蔵の回転ドラムを備え、振動フィーダでは振動を加えながら混合物を搬送し、回転ドラムでは回転ドラム表面の磁場を混合物が通過するとアルミ片241のみ進行方向に弾かれることにより選別回収される。このようにしてアルミ片241を得る。それ以外の混合物(樹脂・ステンレス類)は主に電子回路基板片とSUS製ビスからなる。
樹脂・ステンレス類は渦電流選別機24で弾かれずに落下し、風力選別機25に投入される。風力選別機25は投入された樹脂・ステンレス類の形状及び比重差を利用して、風力により比重の大きいものと小さいものを選択的に回収する。比重の大きいものはSUS製ビス252として回収し、比重の小さいものは電子回路基板片251として回収する。この電子回路基板片251にはレアメタルが含まれる。
このように、小片残渣選別プロセス20では自動分解・手選別プロセス10で得られた小片残渣15を雑鉄211、アルミ片221、ガラス片及び貴金属粒222、SUS製ビス252、電子回路基板小片251、アルミ片241に選別し回収することができる。
この中で、ガラス片及び貴金属粒222と電子回路基板片251にはレアメタルが含まれる。これらの純度を上げて回収することで回収物からレアメタルを再生できるようになり、含有しているレアメタルの評価が有利に行われるようになる。
実施例1では、上記のようにアルミ片221、241を分離して除去する装置を備えているのでガラス片及び貴金属粒222と電子回路基板片251を選別回収することができる。すなわち、これに含まれるレアメタルを選別回収することができるという特長を有する。
〔脱磁プロセス30〕
次に、自動分解・手選別プロセス10で手選別回収したボイスコイルモータ143の脱磁プロセス30について説明する。
図1に示したとおり脱磁プロセス30は脱磁装置31のみで構成される。ボイスコイルモータ143は希土類磁石を有するためその強力な磁力により分離が非常に困難であるので、磁石の分離を容易にするため磁力を減ずる必要がある。磁力を減ずる脱磁方法としては加熱方式、共振減衰脱磁方式などがあるが、加熱方式が複数のボイスコイルモータ143を一括して処理できるため、効率的である。よって実施例1では加熱式の脱磁装置31を用いて脱磁を行う。311は脱磁後ボイスコイルモータである。
図3は、脱磁前のボイスコイルモータ143を説明するための模式図である。希土類磁石471と鉄製のヨーク441、461は互いに強力な磁力で結合しているだけでなく接着剤451によっても結合されているため、ボイスコイルモータ143を希土類磁石471のキュリー温度を超え、且つ接着剤61の熱分解温度を超える320℃以上に加熱することにより脱磁するとともに接着剤451を炭化させ接着機能を減ずることができる。
上記の方法で、ボイスコイルモータ143を希土類磁石471とヨーク441、461を分離することは可能であるが、希土類磁石471とヨーク441、461が、炭化した接着剤で機械的強度は弱くとも接合した状態になっている場合があるため、この段階で完全に希土類磁石471とヨーク441、461に分離させることは困難である。
〔希土類磁石選別プロセス40〕
次に、脱磁後ボイスコイルモータ311から希土類磁石471を選択的に選別・回収するための希土類磁石選別プロセス40について説明する。
図1に示したとおり、希土類磁石選別プロセス40は、受入ホッパ41、振動移送装置42、落下衝撃装置43、形状選別機44、バケットエレベータ45、第一磁力選別機46、第二磁力選別機47からなる。脱磁後ボイスコイルモータ311は受入ホッパ41に投入する。受入ホッパ41に投入された脱磁後ボイスコイルモータ311を後段の装置に定量的に供給できるよう、に振動移送装置42で振動を加えながら落下衝撃装置43に移送する。
この時点では前述したように、脱磁後ボイスコイルモータ311は希土類磁石471とヨーク441、461が接着剤451より分離できていないものがあったり、ボイスコイルモータ311同士が絡まった状態のものがある。落下衝撃装置43はこのような状態のボイスコイルモータ311を分離するために、一旦上昇させた後に落下させることで衝突時に衝撃力が加わる構造としている。
このようにして、脱磁後ボイスコイルモータ311は希土類磁石471とヨーク441、461に分離された状態(接着剤451は希土類磁石471またはヨーク441、461の何れかに付くか両者から剥がれた状態となる)で形状選別機44に投入される。形状選別機44は希土類磁石471とヨーク441、461のさらなる分離と選別を促すための振動機構と、希土類磁石471とヨーク441、461の部材形状の違い(平板形状希土類磁石と凹形状ヨーク等)を利用した選別機構を有する。この形状選別機44では、凹状のヨーク441を選択的に回収する。
形状選別機44で回収されずに通過した希土類磁石含有部材(平板形状のヨーク461と希土類磁石471はバケットエレベータ45に移送される。バケットエレベータ45は希土類磁石471と平板形状のヨーク461を移送し、磁力選別機46、47に投入する。希土類磁石471がネオジム磁石である場合は、ネオジム磁石中の鉄成分が70%弱程度で鉄に比べて弱い磁性体であることを利用して、2段階の磁力選別機を用いて希土類磁石と鉄を選別する。第一磁力選別機46ではまず強磁性体であるヨーク461を鉄回収用に設定した磁力で選択的に回収する。この操作の磁力の強さは第二磁力選別機47より弱いことが特長である。
第二磁力選別機47では希土類磁石回収用に設定した強い磁力で、脱磁した希土類磁石471を選択的に回収する。この操作の磁力の強さは第一磁力選別機46より強いことが特長である。すなわち、前述したように希土類磁石471は、鉄の成分が70%弱程度で、鉄に比べて弱い磁性体であるので、これを強い磁力で分離する。このように、異なる磁力の強さを組み合わせた第一磁力選別機46と第二磁力選別機47とを有するので、希土類磁石471を選択的にかつ自動的に選別回収することができる。これらのプロセスで回収されずに最後に残ったものが残渣472となる。
希土類磁石選別プロセス40全体では、受入ホッパ41、振動移送装置42、落下衝撃装置43、形状選別機44、バケットエレベータ45、第一磁力選別機46、第二磁力選別機47により、脱磁後ボイスコイルモータ311から希土類磁石471とヨーク441、461を効率的に選別回収することができる。
以上説明したように、自動分解・手選別プロセス10、小片残渣選別プロセス20、脱磁プロセス30、希土類磁石選別プロセス40を組み合わせることで、ハードディスク記憶装置からレアメタルを含むガラス片及び貴金属粒222、電子回路基板片251及び希土類磁石471を選別して回収することができ、レアメタルのリサイクルを大幅に改善するリサイクル処理装置を実現することができる。
本発明の実施例2について説明する。図1では自動分解・手選別プロセス10は、使用済み電気電子機器に回転ドラム式の自動分解装置12を適用した例を説明したが、自動分解装置12に代えて、使用済み電気電子機器を破砕・粉砕・分離・分解する機能を有する他の装置を適用しても、排出された小片残渣からレアメタルを回収することに適用することができる。
図4は、本発明の実施例2の電気電子機器のリサイクル処理方法を示す工程フロー図である。具体的には、ハンマー衝撃型の縦型破砕機、回転二軸型または三軸型または四軸型の破砕機、回転羽で投入された被分解物を繰り返し打撃することにより投入物を構成部材に分離する分離装置など、従来適用されている破砕・粉砕・分離・分解装置のいずれでも破砕・分離小片が生成する。
図4に四軸型破砕機を用いた場合を例示する。破砕プロセス50では、ハードディスク記憶装置54を投入コンベア501を用いて破砕機502に投入し、回転四軸型の破砕機502で投入物を繰り返し打撃することにより投入物を構成部材に分離し、排出コンベア503に破砕・分離小片504を排出する。実施例2においては、被分解物は完全に破砕されるため、部品選別工程をもたない。
実施例2では、図4に示す破砕プロセス50と小片残渣選別プロセス20を組み合わせることで、被分解物から直ちに破砕・分解小片を生成し、選別して、レアメタルを含む電子回路基板等を回収するリサイクル処理装置及びリサイクル処理方法を提供する。
図5は、本発明の実施例3の電気電子機器のリサイクル処理方法の一部を示す工程フロー図である。実施例3では、図1に示す実施例1の自動分解・手選別プロセス10に代えて、自動分解・自動選別プロセス60を用いる。その他の工程は実施例1と同様である。
図5において、ハードディスク記憶装置54を投入コンベア601によって、自動分解装置602に投入する。構成部品に分解されたハードディスク記憶装置54は、排出コンベア603によって自動選別コンベア604に排出される。
自動選別コンベア604は、コンベア609上に設置された、カメラ605、画像処理装置606、制御装置607、分別装置608を備え、コンベア609上に排出された分解されたハードディスク記憶装置の構成部品を撮像し、各々の部品の形態的特徴を画像処理装置606で抽出して制御装置607により分別装置608を作動させて、筐体141、蓋142、ボイスコイルモータ143、電子回路基板144、銅・コイル145、円板146に分別する。
分別装置は、この他にロボットアーム、エアジェット等の各種アクチュエータを用いることができ、各部品固有の物性を利用して分別する機能を用いて分別精度を向上させることもできる。実施例3の場合は、自動的に分別作業を行うので作業効率が大幅に向上する。
本発明は、上記した本発明の実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において変更可能であることは言うまでもない。
図1の工程では、ハードディスク記憶装置からレアメタル及び希土類磁石を選別して回収する方法を説明したが、他の使用済み電気電子機器の適用を制限するものではない。つまり、図1の実施例を適用することで、他の任意の使用済み電気電子機器から、雑鉄、プラスチック片、アルミ片、ガラス片、SUS製ビス、電子回路基板小片を分別回収することができる。
本発明は、電気電子機器のリサイクルに限らず、各種産業廃棄物の小片、残渣のなかに含まれる様な、従来回収が困難であったレアメタルの回収にも応用することができる。
10 自動分解・手選別プロセス
12、602 自動分解装置
13、603 排出コンベア
14 手選別コンベア
141 筐体
142 蓋
143 ボイスコイルモータ
144 電子回路基板
145 銅・コイル
146 円板
15 小片残渣
20 小片残渣選別プロセス
21 磁力選別機
211 雑鉄
22 振動篩機
221、241 アルミ片
222 ガラス片及び貴金属粒
24 渦電流選別機
25 風力選別機
251 電子回路基板
252 SUS製ビス
30 脱磁プロセス
31 脱磁装置
311 脱磁後ボイスコイルモータ
40 希土類磁石選別プロセス
43 落下衝撃装置
44 形状選別機
441、461 ヨーク
45 バケットエレベータ
46 第一磁力選別機
47 第二磁力選別機
451 接着剤
471 希土類磁石1
50 破砕プロセス
502 破砕機
503 排出コンベア
504 破砕・分離小片
51 ドラム
52 掻き揚げ羽
53 支持部
54 ハードディスク記憶装置
60 自動分解・自動選別プロセス
604 自動選別コンベア

Claims (11)

  1. 複数の構成部材からなる使用済み電気電子機器を、前記構成部材に分解する自動分解装置と、該自動分解装置により分解された前記使用済み電気電子機器を前記構成部材毎に選別回収する選別コンベアと、該選別コンベアで選別後に残った前記構成部材以外の小片残渣から、鉄を主成分として有する鉄系小片残渣と、アルミニウムを主成分として有するアルミニウム系小片残渣と、ガラス片及び電子回路基板から剥離した貴金属粒を主成分として有するガラス片及び貴金属粒残渣と、電子回路基板小片を主成分として有する電子回路基板小片残渣に選別する小片残渣選別装置を有し、
    前記小片残渣選別装置は、選別順に磁力選別機、振動篩機、渦電流選別機、風力選別機から構成され、前記磁力選別機により前記鉄系小片残渣が選択的に分離回収され、前記振動篩機により篩い目幅以下の前記アルミニウム系小片残渣と前記ガラス片及び貴金属粒残渣が選択的に分離回収され、前記渦電流選別機により前記振動篩機の篩い目幅より大きい前記アルミニウム系小片残渣が選択的に分離回収され、前記風力選別機により前記電子回路基板小片残渣が選択的に分離されることを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  2. 請求項1に記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置において、
    前記選別コンベアで選別回収された希土類磁石含有部材を加熱により脱磁する脱磁装置と、前記脱磁装置で得た脱磁後の希土類磁石含有部材を希土類磁石とそれ以外の構成部材に選別する希土類磁石選別装置を有することを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  3. 請求項に記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置において、
    前記希土類磁石選別装置は、前記希土類磁石含有部材を落下させて衝撃を与えることにより構成部材に分離する落下衝撃装置と、分離後の前記構成部材を平板形状の希土類磁石含有部材とそれ以外の形状の構成部材に分離する形状選別装置と、前記形状選別装置で形状選別後の前記希土類磁石含有部材を磁力によって希土類磁石とそれ以外の構成部材に分離する磁力選別装置を備えたことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  4. 請求項に記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置において、
    前記自動分解装置は、被分解物を収容する円筒状のドラムと、該ドラムの内壁面であって前記ドラムの回転軸方向に平行させて複数個設けられた掻き揚げ羽と、前記ドラムの回転軸が水平の状態で該ドラムを回転自在に支持する支持部と、前記ドラムを回転させる回転駆動部とを備えたことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置において、
    前記選別コンベアを手選別コンベアとして構成し、前記自動分解装置により分解された前記使用済み電気電子機器の構成部材を部材種類別に選別回収したことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置において、
    前記選別コンベアを自動選別コンベアとして構成し、前記自動分解装置により分解された前記使用済み電気電子機器の構成部材を部材種類別に選別回収したことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  7. 使用済み電気電子機器を破砕させることにより、該使用済み電気電子機器を構成する小片残渣に破砕する破砕機と、前記小片残渣から、鉄を主成分として有する鉄系小片残渣と、アルミニウムを主成分として有するアルミニウム系小片残渣と、ガラス片及び電子回路基板から剥離した貴金属粒を主成分として有するガラス片及び貴金属粒残渣と、電子回路基板小片を主成分として有する電子回路基板小片残渣に選別する小片残渣選別装置を有し、前記小片残渣選別装置は、選別順に磁力選別機、振動篩機、渦電流選別機、風力選別機から構成され、前記磁力選別機により前記鉄系小片残渣が選択的に分離回収され、前記振動篩機により篩い目幅以下の前記アルミニウム系小片残渣と前記ガラス片及び貴金属粒残渣が選択的に分離回収され、前記渦電流選別機により前記振動篩機の篩い目幅より大きい前記アルミニウム系小片残渣が選択的に分離回収され、前記風力選別機により前記電子回路基板小片残渣が選択的に分離されることを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理装置。
  8. 複数の構成部材からなる使用済み電気電子機器を、前記構成部材に分解する自動分解工程と、該自動分解工程により分解された前記使用済み電気電子機器を、前記構成部材毎に選別回収する選別工程と、該選別工程で選別後に残った前記構成部材以外の小片残渣から、鉄を主成分として有する鉄系小片残渣と、アルミニウムを主成分として有するアルミニウム系小片残渣と、ガラス片及び電子回路基板から剥籬した貴金属粒を主成分として有するガラス片及び貴金属粒残渣と、電子回路基板小片を主成分として有する電子回路基板小片残渣に選別する小片残渣選別工程とを有し、
    前記小片残渣選別工程は、磁力選別工程、振動篩工程、渦電流選別工程、風力選別工程から順次構成され、
    前記磁力選別工程により前記鉄系小片残渣が選択的に分離回収され、
    前記振動篩工程により篩い目幅以下の前記アルミニウム系小片残渣と前記ガラス片及び貴金属粒残渣が選択的に分離され、
    前記渦電流選別工程により前記振動篩工程での篩い目幅より大きい前記アルミニウム系小片残渣が選択的に分離回収され、
    前記風力選別工程により前記電子回路基板小片残渣が選択的に分離される
    ことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法。
  9. 請求項に記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法において、
    前記選別工程で選別回収した希土類磁石含有部材を加熱により脱磁する脱磁工程と、
    前記脱磁装置で得た脱磁後の希土類磁石含有部材を希土類磁石とそれ以外の構成部材に選別する希土類磁石選別工程
    とを備えたことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法。
  10. 請求項に記載の使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法において、
    前記希士類磁石選別工程は、希土類磁石含有部材を落下させて衝撃を与えることにより構成部材に分離する落下衝撃工程と、
    分離後の前記構成部材を平板形状の希土類磁石含有部材とそれ以外の形状の構成部材に分離する形状選別工程と、
    前記形状選別工程で形状選別後の前記希士類磁石含有部材を磁力によって希土類磁石とそれ以外の構成部材に分離する磁力選別工程と
    を有することを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法。
  11. 使用済み電気電子機器を破砕させることにより、該使用済み電気電子機器を構成する小片残渣に破砕する破砕工程と、前記小片残渣から、鉄を主成分として有する鉄系小片残渣と、アルミニウムを主成分として有するアルミニウム系小片残渣と、ガラス片及び電子回路基板から剥籬した貴金属粒を主成分として有するガラス片及び貴金属粒残渣と、電子回路基板小片を主成分として有する電子回路基板小片残渣に選別する小片残渣選別工程とを有し、
    前記小片残渣選別工程は、磁力選別工程、振動篩工程、渦電流選別工程、風力選別工程から順次構成され、
    前記磁力選別工程により前記鉄系小片残渣が選択的に分離回収され、
    前記振動篩工程により篩い目幅以下の前記アルミニウム系小片残渣と前記ガラス片及び貴金属粒残渣が選択的に分離され、
    前記渦電流選別工程により前記振動篩工程での篩い目幅より大きい前記アルミニウム系小片残渣が選択的に分離回収され、
    前記風力選別工程により前記電子回路基板小片残渣が選択的に分離される
    ことを特徴とする使用済み電気電子機器のリサイクル処理方法。
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