JP5794692B2 - 光学式記号読取装置 - Google Patents

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本発明は、容器等の物品に付されるバーコード等の記号を読取る技術に関する。
従来、バーコード等の記号に対してレーザー光を光学的手段によって走査し、その反射光を受光することによってバーコードを読取るバーコードリーダーが知られており、順次搬送される物品に付されたバーコードを自動的に読取る技術について開示する文献も存在する(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、ベルトコンベヤによる高さの異なる物品の横並び搬送においても、高さの高い物品と高さの低い物品上の文字やバーコード等を同時に読取ることを可能とする技術について開示している。
そして、特許文献1にも開示されるように、従来の物品の搬送では、バーコード等の記号は物品の特定の面に配置され、光学式記号読取器の発光部、受光部に対向するように搬送される。特許文献1では、バーコードは物品の上面に貼付されて必ず上面側に現れるようになっており、物品が通過する経路の上方に光学式記号読取器を配置することで、バーコードの読取が可能となっている。
特開2010−9182号公報
しかし、例えば、飲料等の筒状の容器等の搬送ラインにおいて、容器の回転などによってバーコード等の記号の位置が一定とならないものがある。
このような物品について記号の読取りを実施するためには、記号を光学式記号読取器に対向させるように容器の向きを変える必要があり、容器の向きを変えるための専用の装置や搬送機構の設置が必要となってしまう。
他方、バーコード等の記号を付したラベルを物品に貼付するタイミングにおいて、ラベルに付された記号を読取るようにし、物品に貼付された後には記号の読取を行わないという方策も考えられる。ラベル単体の状態で記号が付されたラベルの表面を光学式記号読取器に対向させる機構は、容易に実現できるものと考えられるためである。
しかしながら、バーコード等の記号が予め付与された容器を用いる場合には、ラベルと容器が一体となってしまっているため、ラベル単体の状態での記号の読取りはできないことになる。
そこで、本発明は、以上の問題点に鑑み、搬送ラインにおいて物品の向きを変えずに物品の周面に付された記号を読取ることを可能とする新規な技術を提案するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1に記載のごとく、
記号が付される物品に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光を照射するための六個の記号リーダーを備え、前記物品に対する前記各記号リーダーの各読取可能範囲を組合わせることによって、前記物品の可能範囲とし、前記記号を読取る構成とするものであり、
三個の記号リーダーは、各記号リーダーからの各レーザー光の向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光の間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダーによって、第一の検査仕組みが構成され、
他の三個の記号リーダーは、各記号リーダーからの各レーザー光の向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光の間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダーによって第二の検査仕組みが構成され、
前記第一の検査仕組みと、前記第二の検査仕組は、前記物品の搬送方向においてずれた位置に配置され、前記第一の検査仕組みのうちの一つの記号リーダーが搬送方向と直行するように一側からレーザー光を照射する位置に配置され、前記第二の検査仕組のうちの一つの記号リーダーが搬送方向と直行するように他側からレーザー光を照射する位置に配置される構成とするものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
即ち、請求項1に記載の発明においては、
第一の検査仕組みにおいては、レーザー光が平面視においてそれぞれ所定の角度ずれた関係で照射されるため、仮に、レーザー光が容器を透過したり、容器で反射した場合でも、レーザー光同士の干渉が生じることがなく、確実に記号の読取りが可能となる。第二の検査仕組みでも同様である。
搬送ラインに検査ステーションを設ける実施形態について示す図。 実施例1の記号リーダーの配置について示す図。 バーコードとレーザー光のイメージについて示す図。 実施例1においてレーザー光の向きを一点に合わせる配置について示す図。 実施例2の記号リーダーの配置について示す図。 実施例2においてレーザー光の向きを一点に合わせる配置について示す図。 実施例3の記号リーダーの配置について示す図。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
図1は本発明の一実施形態の概要を示すものであり、検査ステーション1において搬送ライン5上に搬送される容器10,10を随時検査することとしている。
検査ステーション1においては、後述する各実施例により、容器10に付された記号であるバーコード11が読取られるとともに、コントローラによって、バーコードの照合を行って合否判定が行われるようになっている。
具体的には、読取られたバーコード11が検査ステーション1において登録されたものと一致する場合には、合格として検査がパスされる。一方、読取られたバーコード11が検査ステーション1において登録されたものと一致しない場合には、不合格として検査ステーション1の下流に備えた排除機構7にて搬送ライン5から排除されるようになっている。
検査ステーション1には、モニター2が設けられ、検査ステーション1を通過する容器10の数や、検査の合否の結果などが表示可能となっている。また、モニター2では、検査の通過が可能なバーコード11の番号などの各種情報が設定可能となっている。
容器10は、図1の実施形態では、アルコール飲料が充填されるペットボトルが現されている。容器に充填される液体は、アルコール飲料のほかにも、清涼飲料、調味料、食用油類などの各種食品系の液体のほか、化粧品、医薬品、工業用薬品、工業用油など、各種の液体が充填されることが想定される。また、容器10は、ペットボトルのほかにも、缶、瓶、樹脂容器など、各種の素材からなるものが想定される。また、容器10には液体のほか、固体などが収容される場合も想定され、特に、内容物を限定するものではない。
各容器10,10の所定の位置にはバーコード11が付されているが、容器10の向き(角度)に応じてバーコード11の位置が異なるようになっている。つまり、例えば、ある容器10については、搬送ライン5に向かって手前側にバーコード11が位置し、ある容器10については、搬送ライン5に向かって裏側にバーコード11が位置するという状況が生じ、バーコード11の位置は一定でなくなる(ランダムになる。)。
このようにバーコード11の位置が一定でなく搬送されてくる容器10について、検査ステーション1では、容器10の向きを変えずにバーコード11を読取ることができる構成としている。
即ち、例えば、図2の実施例を参照すれば、バーコード11が付される容器10に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光21a〜21dを照射するための複数の記号リーダー20a〜20dを備え、容器10に対する各記号リーダー20a〜20dの各読取可能範囲22a〜22dを組合わせることによって、容器10の側面全周を読取可能範囲とし、バーコード11を読取る構成とするものである。以下では、検査ステーション1の実施例について説明する。
図2に示すごとく、実施例1では、バーコード11が容器10の円弧状をなす表面10aに付される容器10に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光21a〜21dを照射するための複数の記号リーダー20a〜20dを備え、容器10に対する各記号リーダー20a〜20dの各読取可能範囲22a〜22dを組合わせることによって、容器10の側面全周を読取可能範囲とし、バーコード11を読取る構成とするものである。
なお、「円弧状をなす表面10a」について、本実施例1では、搬送ライン5が水平な搬送面を構成し、その搬送面に筒状の容器を直立して搬送させるため、平面視において表面10aが円弧状(カーブがかかっている表面)をなすこととなっている。また、表面10aのうちバーコード11が付される部位のみが、平面視において円弧状をなす場合も含まれる。また、本実施例の容器10においてバーコード11が付される表面10aは平面視において真円をなすこととしているが、楕円などである場合も想定される。
図2の例では、1つの容器10が搬送される様子が示されており、互いに90度ずれた方向からレーザー光21a〜21dを照射する記号リーダー20a〜20dを、搬送方向Aに並べて配置しており、例えば、記号リーダー20aについては、容器10の搬送方向Aにおける最前部から最左部までの4分の1周の範囲が読取可能範囲22aとなっている。他の記号リーダー20b〜20dについても同様である。
また、図2のような平面視において、記号リーダー20aは搬送方向Aに対して約45度の角度で照射されており、記号リーダー20aにおいては、読取可能範囲22aにバーコード11が配置される場合に、バーコード11を読取ることができるようになっている。
なお、記号リーダー20aの形態は特に限定されるものではないが、レーザー光の発光部と受光部を有するバーコードリーダーと称される周知の装置にて実現することができる。
図3は、図2の記号リーダー20aにおいて、バーコード11が位置P1、P2にあるときを想定したバーコード11の読取り(スキャニング)のイメージをそれぞれ示したものである。バーコード11は、容器10の表面に複数の横線を上下方向に配列して表示されており、レーザー光21aはバーコード11の平行に配列される線を横切るように現れる。
なお、本発明の技術において読取る対象となる記号は、レーザー光21aの照射によって読取られることを対象とした記号(情報:数値、アルファベット、図形、線、模様など)であり、バーコード11に限られるものではない。また、バーコード11は容器10(物品)の素材表面に直接表示(印字)されるほか、容器10(物品)に貼付されるラベルに表示されるもののいずれであってもよい。
バーコード11が位置P1にあるとき、つまりは、バーコード11が搬送方向Aにおいて最前部に近い位置P1(図2参照)にある場合には、レーザー光21aは搬送方向Aに対して略45度の角度で照射されるため、容器10が搬送される過程において、レーザー光21aはバーコード11の一部の範囲Y1を走査することになる。
同様に、バーコード11が位置P2(図2)にある場合には、レーザー光21aは搬送方向Aに対して略45度の角度で照射されるため、容器10が搬送される過程において、レーザー光21aはバーコード11の全範囲Y2を走査することになる。
また、このように、バーコード11の位置によってレーザー光21aが走査する範囲Y1、Y2が異なることからも判るように、記号リーダー20aによる読取可能範囲22aは制限されるものであり、記号リーダー20aについては、図2の読取可能範囲22aに示される容器10の側面全周の約4分の1の範囲にバーコード11が位置する場合に、読取りが可能となっている。
なお、例えば、バーコード11が搬送方向Aにおいて最前部に近い位置P1(図2)にある場合では、複数(図2の例では2つ)の記号リーダー20a,20dによって、それぞれ、バーコード11が重複して読取られる場合も生じ得る。
そして、他の記号リーダー20b〜20dにおいても同様にレーザー光21b〜21dを照射することにより、全ての記号リーダー20a〜20dによる読取可能範囲22a〜22dによって、容器10の側面全周を読取可能範囲とすることができ、バーコード11が容器10の周方向のいずれの位置にあっても読取ることが可能となる。
なお、本実施形態で使用する記号リーダー20aについては、バーコード11に対する入射角α(図2)が45度よりも小さくなる場合に、読取が困難となる仕様の記号リーダー20aであるため、四個の記号リーダー20a〜20dを同一面内において互いに90度ずらすように配置し、四個の記号リーダー20a〜20dによって、容器10の側面全周の読取が実現されることとしている。
このように記号リーダーの仕様によって記号リーダーの個数が決められるものであるから、容器10の側面全周の読取が実現されるのであれば、記号リーダーの個数は、四個よりも少ない、或いは、多くする構成が考えられる。また、記号リーダーは図示せぬステーに対し固定される固定式とすることで、記号リーダーを移動させて読取りを実現する構成と比較して安価に装置を構成することができる。
また、容器10の搬送の妨げとならないように、搬送ライン5を挟んで二個ずつ配置し、各記号リーダー20a〜20dからは同一面内において容器10に対して45度の方向にレーザー光21b〜21dが照射されるようになっている。
さらに、図4に示すごとく、容器10が缶容器などの光を透過しない部材で構成される場合や、容器10が光を透過しないフィルムで覆われるような場合であって、レーザー光21a〜21dが容器10を透過しないような場合には、レーザー光21a〜21dが容器10を通過して互いに干渉することがないため、例えば、記号リーダー20a〜20dのレーザー光21a〜21dが一点に合わせられるような配置が可能となる。
これによれば、図2の場合と比較して、搬送方向Aにおける記号リーダー20a〜20dの設置スペースを縮小することができ、また、検査に要する時間を短縮することができる。なお、レーザー光21a〜21dが一点に合わせられるような形態のほか、容器10の形状などに応じ、適宜、搬送方向Aにおける記号リーダー20a〜20dの配置を設定することとしてもよい。
以上の実施例1によれば、容器10の向きによってバーコード11の記号リーダー20aに対する位置が一定とされずに搬送される場合であっても、容器10の向きを変えずにバーコード11を読取ることができる。また、これにより、容器10の向きを変えるための機構を設ける必要がなくなる。
図5に示すごとく、実施例2では、バーコード11が容器50の平坦な表面50aに付される容器50に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光21a〜21fを照射するための複数の記号リーダー20a〜20fを備え、容器50に対する各記号リーダー20a〜20fの各読取可能範囲22a〜22fを組合わせることによって、容器50の側面全周を読取可能範囲とし、バーコード11を読取る構成とするものであって、複数の記号リーダー20a〜20fのうち、一つの記号リーダー20eは、容器50の搬送方向Aと直交するように一側からレーザー光21eを容器50に向けて照射し、複数の記号リーダー20a〜20fのうち、他の一つの記号リーダー20fは、容器50の搬送方向Aと直交するように他側からレーザー光21fを容器50に向けて照射する構成とする。
本実施例2は、例えば、容器50が多面体で構成され、バーコード11が平らな表面50a(平面視において直線状をなす表面、カーブをなさない表面)に付される場合を想定したものである。
記号リーダー20aは、レーザー光21aが照射される平らな表面50aに対して90度で入射されると(表面50aに対して垂直にレーザー光21aが当たる)、強い反射光(正反射光)が生じることになり、読取りができないという問題が生じる。
このため、容器50の向きによっては、図5に示すように、記号リーダー20aでは、平らな表面50aに付されたバーコード11を読取できず、エラー(未読取り)が生じてしまうことになる。
そこで、本実施例2では、搬送方向Aと直交するように一側からレーザー光21eを容器50に向けて照射させる記号リーダー20eを設けることにより、図5の状態が生じた場合においても、表面50aのバーコード11を読取ることを可能としている。記号リーダー20afは、同様に、表面50aが記号リーダー20dに対向した場合を想定したものである。なお、図5では、1つの容器50が搬送される様子が示されている。
このように、本実施例2によれば、平坦な表面50aにバーコード11が付される容器50について、強い反射光(正反射光)が生じる状況が生じた場合でも、確実にバーコード11の読取りが可能となる。
なお、図6に示すごとく、容器50が缶容器などの光を透過しない部材で構成される場合や、容器50が光を透過しないフィルムで覆われるような場合であって、レーザー光21a〜21fが容器50を透過しないような場合には、レーザー光21a〜21fが容器50を通過して互いに干渉することがないため、例えば、記号リーダー20a〜20fのレーザー光21a〜21fが一点に合わせられるような配置が可能となる。
これによれば、図5の場合と比較して、搬送方向Aにおける記号リーダー20a〜20fの設置スペースを縮小することができ、また、検査に要する時間を短縮することができる。なお、レーザー光21a〜21fが一点に合わせられるような形態のほか、容器50の形状などに応じ、適宜、搬送方向Aにおける記号リーダー20a〜20fの配置を設定することとしてもよい。
本実施例3は、図7に示すごとく、容器60が例えばペットボトルなどの光を透過する容器で構成されることで、各記号リーダー20a〜20fからのレーザー光21a〜21fが容器60を透過して干渉することや、容器60と透過しなくても、反射するレーザー光によって干渉が生じ、エラー(未読取り)が生じる可能性を想定したものである。
図7に示すごとく、実施例3では、バーコード11が付される容器60に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光21a〜21fを照射するための六個の記号リーダー20a〜20fを備え、容器60に対する各記号リーダー20a〜20fの各読取可能範囲22a〜22fを組合わせることによって、容器60の可能範囲とし、バーコード11を読取る構成とする。
また、三個の記号リーダー20c,20d,20eは、各記号リーダー20c,20d,20eからの各レーザー光21c,21d,20eの向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光21c,21d,20eの間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダー20c,20d,20eによって、第一の検査仕組みD1が構成される。
なお、ここでいう「所定の角度」とは、例えば、二個の記号リーダー20c,20dの間の角度を約90度とし、記号リーダー20eと他の二個の記号リーダー20c,20dとの間の角度をそれぞれ約135度とすることや、三個の記号リーダー20c,20d,20eの間の角度をそれぞれ約120度とすることなどが考えられ、三個の記号リーダー20c,20d,20eによって、容器50の側面全周の読取が実現されるとともに、各レーザー光21c,21d,20eの干渉が生じないこととする。
さらに、他の三個の記号リーダー20a,20b,20fは、各記号リーダー20a,20b,20fからの各レーザー光21a,21b,20fの向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光21a,21b,20fの間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダー20a,20b,20fによって第二の検査仕組みD2が構成される。なお、「所定の角度」については、第一の検査仕組みD1と同様である。
そして、第一の検査仕組みD1と、第二の検査仕組みD2は、容器50の搬送方向Aにおいてずれた位置に配置され、第一の検査仕組みD1のうちの一つの記号リーダー20fが搬送方向Aと直行するように一側からレーザー光21fを照射する位置に配置され、第二の検査仕組みD2のうちの一つの記号リーダー20eが搬送方向Aと直行するように他側からレーザー光21fを照射する位置に配置される。
以上の実施例3によれば、第一の検査仕組みD1においては、レーザー光21c,21d,20eが平面視においてそれぞれ所定の角度ずれた関係で照射されるため、仮に、レーザー光21c,21d,20eが容器60を透過したり、容器60で反射した場合でも、レーザー光21c,21d,20e同士の干渉が生じることがなく、確実にバーコードの読取りが可能となる。第二の検査仕組みD2でも同様である。
本発明は、物品に付されたバーコード等の記号を読取るための技術として、様々な分野に利用することができる。
1 検査ステーション
2 モニター
5 搬送ライン
7 排除機構
10 容器
11 バーコード
20a 記号リーダー
21a レーザー光
22a 読取可能範囲
A 搬送方向
α 入射角


Claims (1)

  1. 記号が付される物品に対し、それぞれ異なる方向からレーザー光を照射するための六個の記号リーダーを備え、前記物品に対する前記各記号リーダーの各読取可能範囲を組合わせることによって、前記物品の可能範囲とし、前記記号を読取る構成とするものであり、
    三個の記号リーダーは、各記号リーダーからの各レーザー光の向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光の間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダーによって、第一の検査仕組みが構成され、
    他の三個の記号リーダーは、各記号リーダーからの各レーザー光の向きを一点に合わせるように配置し、かつ、同一面において各レーザー光の間に所定の角度が形成されるように配置され、三個の記号リーダーによって第二の検査仕組みが構成され、
    前記第一の検査仕組みと、前記第二の検査仕組は、前記物品の搬送方向においてずれた位置に配置され、前記第一の検査仕組みのうちの一つの記号リーダーが搬送方向と直行するように一側からレーザー光を照射する位置に配置され、前記第二の検査仕組のうちの一つの記号リーダーが搬送方向と直行するように他側からレーザー光を照射する位置に配置される構成とする、
    光学式記号読取装置。
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