JP5787704B2 - モータ駆動制御装置 - Google Patents

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本発明はモータ駆動制御装置に関し、特に、スイッチング素子によって駆動制御されるモータのモータ駆動制御装置に関する。
従来、車両に搭載されるモータ駆動制御用ECU(Electronic Control Unit)においては、スイッチング素子のスイッチングによって発生するスイッチング周波数よりも高い高周波ノイズ(ラジオノイズ)を抑制してラジオ受信機等への影響を防止するために、スイッチング素子のスイッチングスピードを調整することが行われてきた(特許文献1)。
特開平09−42096号公報
このような従来の装置においては、スイッチング素子におけるスイッチング中の電圧や電流の急激な変化を抑制することで、上記する高周波ノイズをある程度まで低減することができるものの、スイッチング素子の逆特性回復時に発生するスイッチング後の極めて短い時間に流れる貫通電流に起因する高周波ノイズを抑制するまでには至っていない。
すなわち、従来の装置においては、スイッチング素子に寄生するダイオード(寄生ダイオード)の逆特性回復時に瞬間的に発生する電流を低減することができず、ラジオ受信機等へ影響を及ぼし得る高周波ノイズを十分に抑制することが困難であった。
本発明は、前記問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スイッチング素子におけるノイズ性能と発熱性能を両立することのできるモータ駆動制御装置を提供することにある。
上記する課題を解決するために、本発明に係るモータ駆動制御装置は、スイッチング素子に流れる電流をモータに供給することによって前記モータを回転駆動させるモータ駆動制御装置であって、該モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子のオン時の抵抗値(オン抵抗値)を可変設定する可変手段を備えていることを特徴とする。
本発明のモータ駆動制御装置によれば、モータを回転駆動させるためのスイッチング素子のオン抵抗値を可変に調整することができ、スイッチング素子がオン状態となった直後にはスイッチング素子のオン抵抗値を大きくすることで、前記スイッチング素子の上流に配置されたダイオードの逆特性が回復する極めて短い時間にダイオードとスイッチング素子に流れる貫通電流を低減することができる。一方で、スイッチング素子のオン抵抗値が大きいと発熱によってスイッチング素子が損傷する可能性があるため、上記する貫通電流が流れ終わった後にはスイッチング素子のオン抵抗値を低下させることで、スイッチング素子による発熱量の増加を抑制することができる。すなわち、スイッチング素子のオン抵抗値を可変に調整することによって、スイッチング素子における高周波ノイズと発熱の双方を効果的に抑制することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1が適用されるシートベルトリトラクタ装置を備えた車両の基本構成を示す全体構成図。 本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1が適用されるシートベルトリトラクタ装置によるシートベルトの巻き取りシステムを概略的に示す概略構成図。 図2に示すモータ駆動制御装置の内部構成を概略的に示す回路図。 図3に示すモータ駆動制御用システムLSIの内部構成を示すブロック図。 図4に示すHブリッジ駆動用プリドライバ回路の内部構成を示すブロック図。 図5に示すローサイドトランジスタ駆動用プリドライバの内部構成を概略的に示す回路図。 図3に示すモータ駆動制御装置の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示す図。 本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2が適用されるシートベルトリトラクタ装置のHブリッジ駆動用プリドライバ回路の内部構成を示すブロック図。 本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示す図。 本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例3の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示す図。 本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例4の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示す図。
以下、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
[実施例1]
図1は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1が適用されるシートベルトリトラクタ装置を備えた車両10の基本構成を示したものである。
車両10は、その前方部に車両前方の障害物との距離に応じた信号を出力する障害物センサ12を備えている。また、車両10は、障害物センサ12と電気的に接続された衝突判断コントローラ16を備えており、障害物センサ12の出力信号は、接続線を介して衝突判断コントローラ16に送信されるようになっている。また、車両10は、車両速度に応じた信号を出力する車輪速度センサ14を備えており、この車輪速度センサ14の出力信号は、当該車輪速度センサ14と電気的に接続された衝突判断コントローラ16に送信されるようになっている。
前記衝突判断コントローラ16は、送信された障害物センサ12と車輪速度センサ14の出力信号に基づいて、車両10が障害物と衝突するか否かを判断する。例えば、障害物センサ12の出力信号から得られた障害物との距離が所定値よりも短く、且つ、車輪速度センサ14の出力信号から得られた車両速度が所定値よりも速い場合には、衝突判断コントローラ16は車両10が障害物と衝突すると判断する。そして、衝突判断コントローラ16は、車両10が障害物と衝突すると判断すると、当該車両10が障害物と衝突する前に、衝突判断コントローラ16と電気的に接続されたブレーキアシスト装置18と機電一体型シートベルトリトラクタ11に指令信号を出力する。
指令信号を受信したブレーキアシスト装置18は、衝突判断コントローラ16の指令信号に基づいて、例えば車両10にブレーキを掛ける。また、機電一体型シートベルトリトラクタ11は、衝突判断コントローラ16の指令信号に基づいて、例えばシートベルト20の巻き取りを行う。
図2は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例1が適用されるシートベルトリトラクタ装置23によるシートベルト20の巻き取りシステムを概略的に示したものである。
本システムは、シートベルト20と、該シートベルト20の巻き取りや引き出しを行うシートベルトリトラクタ装置23と、該シートベルトリトラクタ装置23に設けられたモータ21と、該モータ21の回転駆動を制御するモータ駆動制御装置22と、バックル24と、を備えている。モータ駆動制御装置22は、シートベルトリトラクタ装置23に設けられたモータ21を駆動させることによって、シートベルト20の巻き取りを行う。ここで、シートベルト20の巻き取り動作には、乗員Pの安全を確保するために緊急時における拘束力の増加を目的とした巻き取り(「エマージェンシーモード」という。)と、乗員Pの快適性を向上させるためにバックル24へのシートベルト装着時の自動フィッティングやバックル24からのシートベルト脱着時のシートベルトリトラクタ装置23への自動格納を目的とした巻き取り(「コンフォートモード」という。)と、がある。
図3は、図2に示すモータ駆動制御装置22の内部構成を概略的に示したものである。
図示するモータ駆動制御装置22は、バックルスイッチ341やブレーキストロークセンサ342などの各種アクチュエータまたはCANBUS通信351から送信されるデータ等に基づいて、必要に応じてシートベルトリトラクタ装置23に設けられたモータ21を駆動させてシートベルト20の巻き取りを行うものである。
前記モータ駆動制御装置22は、主としてモータ駆動制御用システムLSI349とモータ駆動回路344とから構成されている。モータ駆動回路344は、ハイサイドトランジスタ305,306およびローサイドトランジスタ307,308の4つのトランジスタ(スイッチング素子)から構成されるHブリッジ回路であって、マイクロコンピュータ(以下、「マイコン」という。)、周辺ロジックおよびHブリッジ駆動用プリドライバを一体化したモータ駆動制御用システムLSI349によって制御されている。具体的には、モータ駆動回路344に電源が供給された後、モータ駆動制御用システムLSI349は、Hブリッジ駆動信号353,354,355,356をモータ駆動回路344に送信することによって、モータ駆動回路344に接続されたモータ21の回転駆動を制御する。
図4は、図3に示すモータ駆動制御用システムLSI349の内部構成を示したものである。
図示するモータ駆動制御用システムLSI349は、マイコン401、Wakeup(ウェイクアップ)検出用回路402、内部回路用電源レギュレータ403、外部回路用電源レギュレータ404、CANBUS通信インターフェース回路405、LINBUS通信インターフェース回路406、汎用デジタル入力回路407、汎用アナログ入力回路408、およびHブリッジ駆動用プリドライバ回路409を備えている。前記Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409は、マイコン401から出力される指令信号415に基づいて、モータ駆動回路344のHブリッジ回路を構成する4つのトランジスタ305,306,307,308を駆動するためのHブリッジ駆動信号353,354,355,356を送信するようになっている。なお、図4に示すHブリッジ駆動用プリドライバ回路409は、後述するプリドライバ出力用電源507(図6参照)を省略して示している。
図5は、図4に示すHブリッジ駆動用プリドライバ回路409の内部構成を示したものである。
図示するHブリッジ駆動用プリドライバ回路409は、モータ駆動回路344のHブリッジ回路を構成する4つのトランジスタ305,306,307,308(図3参照)を駆動するためのHブリッジ駆動信号353,354,355,356を生成するプリドライバ410,411,412,413を備えている。また、Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409は、PWM信号生成回路からなるデッドタイムコントロール部(Adjustable Dead Time Control shutdown)414を備えている。このデッドタイムコントロール部414は、上記するハイサイドトランジスタ305とローサイドトランジスタ307、またはハイサイドトランジスタ306とローサイドトランジスタ308が同時にオン状態となるのを防止するデッドタイム用の遅延を自動生成するものであり、前記プリドライバ410,411,412,413は、マイコン401(図4参照)からの指令信号415とデッドタイムコントロール部414の指令信号416に基づいて、Hブリッジ駆動信号353,354,355,356を生成する。
図6は、図5に示すローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ413の内部構成を概略的に示したものである。なお、図5に示すローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ412は、図6に示す構成と同様な構成を有している。
図示するプリドライバ413は、プリドライバ用トランジスタ505,506とプリドライバ出力用電源(電圧調整手段)507を備えている。
前記プリドライバ413は、マイコン401で設定されるデッドタイムコントロール部414からの指令信号416によって、プリドライバ用トランジスタ505,506のスイッチングを行う。プリドライバ用トランジスタ505,506同士は同時にオン状態となることはなく、相補的にオン状態となるようになっており、プリドライバ用ハイサイドトランジスタ505がオフ、プリドライバ用ローサイドトランジスタ506がオン状態の場合には、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ(スイッチング素子)307(図3参照)を制御するHブリッジ駆動信号356はGND電圧となり、トランジスタ307はオフ状態となる。一方、プリドライバ用ハイサイドトランジスタ505がオン、プリドライバ用ローサイドトランジスタ506がオフ状態の場合には、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ(スイッチング素子)307を制御するHブリッジ駆動信号356はプリドライバ出力用電源507によって供給される電圧となり、トランジスタ307はオン状態となる。
ここで、プリドライバ出力用電源507は、マイコン401などからの指令信号によって出力電圧が調整されるようになっており、トランジスタ(スイッチング素子)307は、そのオン時の抵抗値(オン抵抗値)がゲート電圧によって変化する特性を有している。したがって、例えば、トランジスタ307について、ゲート電圧が4Vのときオン抵抗値が1Ω、ゲート電圧が12Vのときオン抵抗値が0.01Ωであったとすると、プリドライバ出力用電源507が、マイコン401などからの指令信号によって4Vと12Vとでその出力電圧を切り替えた場合、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ307は、マイコン401からの指令信号415によってオン状態における抵抗値(オン抵抗値)を1Ωと0.01Ωとで切り替えることができる。
なお、プリドライバ出力用電源507は、2以上の電圧を切り替えることができる回路であれば如何なる構成でもよいものの、プリドライバ出力用電源507として使用することを考慮すると、比較的大きな電流を出力可能な回路であることが好ましい。その一例としては、周波数を切り替えるだけで出力電圧を変化させることができるチャージポンプ回路で構成された電源回路などが挙げられる。
図7は、図3に示すモータ駆動制御装置22の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示したものである。具体的には、Hブリッジを構成するトランジスタ307のスイッチングに伴って、モータ21から流れる電流の電流経路A601,A602,A603が切り替わる様子を示したものである。なお、本図においては、Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409を構成するプリドライバ410,411,412,413のうち、特にトランジスタ307を駆動するためのローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ413を示している。
まず、トランジスタ307がオン状態の場合、モータ21から流れる電流の電流経路はA601となっている。その際、Hブリッジ回路としては、トランジスタ305がオフ、トランジスタ306がオン、トランジスタ308がオフ状態となっている。この状態からモータ21に流れる電流量を減少させるためには、プリドライバ413の制御によりトランジスタ307をオフ状態とする。すなわち、プリドライバ用トランジスタ505をオフ、プリドライバ用トランジスタ506をオン状態とし、トランジスタ307の駆動信号356をGND電圧とすることで、トランジスタ307をオフ状態とし、モータ21に電流が流れなくなる。
ここで、モータ21はインダクタンス成分が高いため、電流が急激に0になることがない。したがって、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ305に寄生するダイオード(寄生ダイオード)604が電流経路となり、モータ21から流れる電流の電流経路はA602となる。
プリドライバ413は、Hブリッジ回路がデッドショートを起こさないように、トランジスタ307がオフ状態となった後、十分に時間を置いてトランジスタ305をオン状態とする。これにより、電流の電流経路A602は、寄生ダイオード604よりも主としてトランジスタ305の本体側となる。なお、このようにトランジスタ305をオン状態とするのは、トランジスタ305の寄生ダイオード604に流れる電流によってスイッチング素子が発熱するのを防止するためであり、この発熱が問題とならない場合には、トランジスタ305のオン状態を省略することができる。
この状態からモータ21に流れる電流量を再び増加させるためには、プリドライバ413の制御により再びトランジスタ307をオン状態とする。すなわち、プリドライバ用トランジスタ505をオン、プリドライバ用トランジスタ506をオフ状態とし、トランジスタ307の駆動信号356をプリドライバ出力用電源507の出力電圧とすることで、トランジスタ307を再びオン状態とする。
なお、トランジスタ307が再びオン状態となる前には、プリドライバ413は、Hブリッジ回路がデッドショートを起こさないようにトランジスタ308をオフ状態としている。したがって、上記するように、トランジスタ307がオン状態となる前には、電流経路A602は寄生ダイオード604を経由したものとなっている。
このような状態でトランジスタ307がオン状態となると、電流経路A602は遮断され、再び電流経路A601にしたがって電流が流れることとなる。その際、寄生ダイオード604は、順電圧がかかった状態から逆電圧がかかった状態へと変化する。このとき、ダイオードの特性として瞬間的にショート状態が発生するため、電流経路A603による貫通電流が発生することとなる。この電流経路A603による貫通電流は、モータ21を介さず、電源GND間へ向かって流れるため、短時間ではあるものの非常に大きな電流となり、高周波ノイズを発生させる。
そこで、本実施例1では、トランジスタ307をオン状態にする際の駆動信号356による電圧を低く設定することによって、トランジスタ307のオン抵抗値を増加させる。
例えば、上記するように、トランジスタ307について、ゲート電圧が4Vのときオン抵抗値が1Ω、ゲート電圧が12Vのときオン抵抗値が0.01Ωであったとすると、プリドライバ出力用電源507の出力電圧を4Vに設定してトランジスタ307をオン状態とすると、トランジスタ307のオン抵抗値が1Ωとなる。したがって、電流経路A603の貫通電流は、電源電圧が12Vの場合に12V÷1Ω=12Aに抑制される。
ここで、トランジスタ307のオン抵抗値が高い場合、モータ21から流れ続ける電流経路A601の電流による発熱が問題となる。すなわち、モータ21から流れ続ける電流が仮に5Aとし、トランジスタ307のオン抵抗値が1Ωのままであったとすると、トランジスタ307における発熱量は5A×5A×1Ω=25Wに達する。
そこで、本実施例1では、プリドライバ413においてマイコン401からの指令信号415によりプリドライバ出力用電源507の出力電圧を12Vに設定し、トランジスタ307のオン抵抗値を0.01Ωに切り替える。これにより、この状態での発熱量は5A×5A×0.01Ω=0.25Wとなる。
しかしながら、この状態で再びトランジスタ307のスイッチングを行うと、電流経路A603における貫通電流は12V÷0.01Ω=1200Aとなり、相対的に大きな電流が流れてしまう。そのため、貫通電流が発生するタイミングでは、プリドライバ出力用電源507の出力電圧を再び4Vに設定する。
なお、上記するようにトランジスタ307のスイッチングタイミングに合わせてトランジスタ307のオン抵抗値を切り替えてもよいが、スイッチング素子の発熱とノイズを考慮し、ノイズが許容できるような緊急性の高い状態におけるモータの回転駆動ではオン抵抗値を低く設定し、ノイズは許容できないが、モータ駆動制御装置の発熱は許容できるような状態におけるモータの回転駆動ではオン抵抗値を高く設定する、などといった緊急性や発熱性に応じたモータ駆動モードによって、トランジスタ307のオン抵抗値を切り替えてもよい。
また、トランジスタ307のスイッチング速度(オン状態からオフ状態に切り替わる速度、あるいは、オフ状態からオン状態に切り替わる速度)が速くなると、スイッチング損失は低減されるものの、高周波ノイズが増加し、そのスイッチング速度が遅くなると、寄生ダイオードのエネルギはスイッチング損失に変わるため高周波ノイズが抑制される。したがって、ノイズを許容しながらスイッチング損失を抑制するモータ駆動モードではオン抵抗値を低く設定し、スイッチング損失を許容しながらノイズを抑制するモータ駆動モードではオン抵抗値を高く設定する、などといったトランジスタ307のスイッチング損失やノイズ発生量に応じて、トランジスタ307のオン抵抗値を切り替えてもよい。
なお、後述する実施例3,4と同様に、抵抗をトランジスタ307,308のゲート部Gに直列に挿入し、ゲート容量への急激な電流変化を抑制して、トランジスタ307,308のゲート電圧を調整することができる。
このように、Hブリッジ回路を構成するローサイドトランジスタ(スイッチング素子)307がオンした直後、その上流側のハイサイドトランジスタ(スイッチング素子)305の寄生ダイオードは逆方向接続となり、逆方向回復特性によって瞬間的にショート状態となる。このショート状態によって貫通電流が瞬間的に流れるものの、本実施例1のモータ駆動制御装置22によれば、ローサイドトランジスタ307のオン抵抗値を高く設定することで、この貫通電流の電流値を低く抑えることができる。また、寄生ダイオードのショート状態が解消され、逆方向特性によって貫通電流が流れなくなった後、ローサイドトランジスタ307のオン抵抗値を低く設定することで、モータ21から流れる電流によってローサイドトランジスタ307が発熱してしまうことを抑制することができる。すなわち、スイッチング素子のオン抵抗値を動的に調整することによって、スイッチング素子の急激な貫通電流を抑制すると共に、スイッチング素子の発熱を効果的に抑制することができる。
[実施例2]
本実施例2は、上記する実施例1に対して、トランジスタ307のオン抵抗値を切り替えるタイミングを生成する専用のロジック回路420を設けた点が相違しており、その他の構成は実施例1と同様である。したがって、実施例1と同様の構成には同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図8は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2が適用されるシートベルトリトラクタ装置のHブリッジ駆動用プリドライバ回路409Aの内部構成を示したものである。また、図9は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例2の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示したものである。
図8に示すように、この実施例2においては、Hブリッジを構成するトランジスタ307,308のオン抵抗値を切り替えるためのタイミングを指示する指令信号421は、Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409Aに設けられた専用のロジック回路(Hbridge Driver OnR adjust Logic)(指示手段)420によって生成される。すなわち、ロジック回路420によって生成されたオン抵抗値を切り替えるためのタイミングを指示する指令信号421は、ローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ412,413に送信される。そして、図9に示すように、この指令信号421に基づいて、プリドライバ413のプリドライバ出力用電源507の出力電圧が切り替えられることで、トランジスタ307のオン抵抗値が切り替えられる。
このような構成とすることで、実施例2のモータ駆動制御装置22Aは、例えば実施例1のようにマイコン401のシステムリソースを消費する場合と比較して、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ307,308をマイコン401の動作周波数に対して高速でスイッチングすることが可能となる。なお、トランジスタ307,308のオン抵抗値切り替え機能そのもののオンとオフなどの調整は、マイコン401からの指令信号415により行うことができる。
[実施例3]
本実施例3は、上記する実施例1に対して、スイッチング素子のオン抵抗値を可変設定する手段(可変設定手段)が相違しており、その他の構成は実施例1と同様である。したがって、実施例1と同様の構成には同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図10は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例3の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示したものである。なお、本図においては、Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409Bを構成するプリドライバ410,411,412,413のうち、特にトランジスタ307,308を駆動するためのローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ413,412を示している。
本実施例3においては、トランジスタ(スイッチング素子)307,308のオン抵抗値を可変設定する手段は、トランジスタ307,308のゲート部Gに配置されたツェナーダイオード701,702とこのダイオード701,702を制御するためにその下流に配置されたスイッチング素子703,704から構成されている。ここで、スイッチング素子703,704としては、例えばトランジスタやアナログスイッチ等が挙げられる。そして、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ307,308のオン抵抗値を切り替えるための指令信号415は、ツェナーダイオード701、702の下流のスイッチング素子703,704に送信されるようになっている。
上記する指令信号415に基づいてスイッチング素子703,704がオン状態となっている場合、トランジスタ307,308のゲート電圧は、ツェナーダイオード701,702のクランプ電圧で規定される。また、指令信号415に基づいてスイッチング素子703,706がオフ状態となっている場合、トランジスタ307,308のゲート電圧は、プリドライバ413,412の出力電圧で規定される。ここで、トランジスタ307,308のオン時の抵抗値(オン抵抗値)はゲート電圧によって変化するため、スイッチング素子703,704のオンとオフを切り替えることで、トランジスタ307,308のオン抵抗値を可変的に切り替えることができる。
したがって、本実施例3のモータ駆動制御装置22Bによれば、実施例1,2と同様に、Hブリッジ回路を構成するローサイドトランジスタ(スイッチング素子)307,308の急激な貫通電流を抑制すると共に、トランジスタ307,308の発熱を効果的に抑制することができる。
なお、本実施例3のモータ駆動制御装置22Bにおいては、抵抗705,706をトランジスタ307,308のゲート部Gに直列に挿入することにより、ゲート容量への急激な電流変化を抑制することができる。すなわち、抵抗705,706によって、トランジスタ307,308のゲート電圧を調整することができる。
[実施例4]
本実施例4は、上記する実施例3に対して、スイッチング素子のオン抵抗値を可変設定する手段(可変設定手段)の構成が相違しており、その他の構成は実施例3と同様である。したがって、実施例3と同様の構成には同様の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図11は、本発明に係るモータ駆動制御装置の実施例4の内部構成を概略的に示す回路図であって、モータを駆動した際にHブリッジ回路に流れる電流を示したものである。なお、本図においては、図10と同様、Hブリッジ駆動用プリドライバ回路409Cを構成するプリドライバ410,411,412,413のうち、特にトランジスタ307,308を駆動するためのローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ413,412を示している。
本実施例4においては、トランジスタ(スイッチング素子)307,308のオン抵抗値を可変設定する手段は、トランジスタ307,308のゲート部Gに配置された抵抗70,70とこの抵抗70,70を制御するためにその下流に配置されたスイッチング素子70,710から構成されている。そして、Hブリッジ回路を構成するトランジスタ307,308のオン抵抗値を切り替えるための指令信号415は、トランジスタ307,308のゲート部Gに配置された抵抗707,708の下流のスイッチング素子709,710に送信されるようになっている。
上記する指令信号415に基づいてスイッチング素子709,710がオン状態となっている場合、トランジスタ307,308のゲート電圧は、抵抗707,708によって規定される。また、指令信号415に基づいてスイッチング素子709,710がオフ状態となっている場合、トランジスタ307,308のゲート電圧は、抵抗705,706によって規定される。すなわち、スイッチング素子709,710のオンとオフを切り替えることで、プリドライバ413,412とトランジスタ307,308との間に配置された抵抗705,706と抵抗707,708との分圧により、トランジスタ307,308のゲート電圧を可変的に切り替えることができ、そのオン抵抗値を可変設定することができる。
したがって、本実施例4のモータ駆動制御装置22Cによれば、実施例1〜3と同様に、Hブリッジ回路を構成するローサイドトランジスタ(スイッチング素子)307,308の急激な貫通電流を抑制すると共に、トランジスタ307,308の発熱を効果的に抑制することができる。
なお、本発明は上記した実施例1〜4に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例1〜4は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例1〜4の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
10 車両
11 機電一体型シートベルトリトラクタ
12 障害物センサ
14 車輪速度センサ
16 衝突判断コントローラ
18 ブレーキアシスト装置
20 シートベルト
21 モータ
22,22A,22B,22C モータ駆動制御装置
23 シートベルトリトラクタ装置
24 バックル
305,306 ハイサイドトランジスタ
307,308 ローサイドトランジスタ
341 バックルスイッチ
342 ブレーキストロークセンサ
344 モータ駆動回路
349,349A,349B,349C モータ駆動制御用システムLSI
351 CANバス
353,354 ハイサイドトランジスタ制御用Hブリッジ駆動信号
355,356 ローサイドトランジスタ制御用Hブリッジ駆動信号
401 システムLSI内蔵マイコン
402 システムLSI内蔵ウェークアップ検出用回路
403 システムLSI内蔵内部回路用電源レギュレータ
404 システムLSI内蔵外部回路用電源レギュレータ
405 システムLSI内蔵CANBUS通信インターフェース回路
406 システムLSI内蔵LINBUS通信インターフェース回路
407 システムLSI内蔵汎用デジタル入力回路
408 システムLSI内蔵汎用アナログ入力回路
409,409A,409B,409C システムLSI内蔵Hブリッジ駆動用プリドライバ回路
410,411 Hブリッジ回路ハイサイドトランジスタ駆動用プリドライバ
412,413 Hブリッジ回路ローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ
414 Hブリッジ駆動用プリドライバ回路内蔵デッドタイムコントロール部
415 Hブリッジ回路トランジスタオン抵抗値設定用指令信号
416 Hブリッジ駆動用プリドライバトランジスタ制御用指令信号
420 ロジック回路(指示手段)
421 Hブリッジ回路トランジスタオン抵抗値設定用指令信号
505 ローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ内蔵プリドライバ用ハイサイドトランジスタ
506 ローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ内蔵プリドライバ用ローサイドトランジスタ
507 ローサイドトランジスタ駆動用プリドライバ内蔵プリドライバ出力用電源(電圧調整手段)
604 ハイサイドトランジスタ寄生ダイオード
701,702 ローサイドトランジスタゲート部電圧調整用ツェナーダイオード
703,704,709,710 ローサイドトランジスタゲート部電圧調整用スイッチング素子
705,706 ローサイドトランジスタゲート部直列挿入抵抗
707,708 ローサイドトランジスタゲート部電圧調整用抵抗
A601 Hブリッジ回路トランジスタ下流側オン時モータ電流経路
A602 Hブリッジ回路トランジスタ下流側オフ時モータ電流経路
A603 寄生ダイオード逆特性回復時貫通電流経路
G ゲート部
P 乗員

Claims (14)

  1. スイッチング素子に流れる電流をモータに供給することによって前記モータを回転駆動させるモータ駆動制御装置であって、
    該モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子のゲート部に配置されたダイオードおよび該ダイオードを制御する別途のスイッチング素子からなり、前記別途のスイッチング素子のオンとオフとを切り替えて前記スイッチング素子のゲート電圧を可変設定することによって前記スイッチング素子のオン抵抗値を可変設定する可変設定手段を備えていることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  2. スイッチング素子に流れる電流をモータに供給することによって前記モータを回転駆動させるモータ駆動制御装置であって、
    該モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子のゲート部とGNDとの間に配置された抵抗および該抵抗を制御する別途のスイッチング素子からなり、前記別途のスイッチング素子のオンとオフとを切り替えて前記スイッチング素子のゲート電圧を可変設定することによって前記スイッチング素子のオン抵抗値を可変設定する可変設定手段を備えていることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  3. 前記可変設定手段は、前記スイッチング素子のスイッチング損失及び/又はノイズ発生量に応じて前記オン抵抗値を可変設定することを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動制御装置。
  4. 前記モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子の前記オン抵抗値を可変設定するタイミングを指示する指令信号を前記可変設定手段に送信する指示手段を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  5. 前記モータ駆動制御装置は、4つのスイッチング素子を有するHブリッジモータ駆動回路を備えており、
    前記可変設定手段は、前記Hブリッジモータ駆動回路のローサイドスイッチング素子に設けられていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  6. 前記モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子のゲート電圧を規定するために該スイッチング素子のゲート部に直列に且つ該スイッチング素子のゲート部とGNDとの間に配置された別途の抵抗を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  7. スイッチング素子に流れる電流をモータに供給することによって前記モータを回転駆動させるモータ駆動制御装置であって、
    該モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子のオン抵抗値を可変設定する可変設定手段と、前記スイッチング素子のゲート電圧を規定するために該スイッチング素子のゲート部に直列に且つ該スイッチング素子のゲート部とGNDとの間に配置された別途の抵抗とを備えていることを特徴とするモータ駆動制御装置。
  8. 前記可変設定手段は、前記スイッチング素子のスイッチング損失及び/又はノイズ発生量に応じて前記オン抵抗値を可変設定することを特徴とする請求項7に記載のモータ駆動制御装置。
  9. 前記可変設定手段は、前記スイッチング素子を駆動するための電圧を調整する電圧調整手段からなることを特徴とする請求項7または8に記載のモータ駆動制御装置。
  10. 前記モータ駆動制御装置は、前記スイッチング素子の前記オン抵抗値を可変設定するタイミングを指示する指令信号を前記可変設定手段に送信する指示手段を備えていることを特徴とする請求項7ないし9のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  11. 前記モータ駆動制御装置は、4つのスイッチング素子を有するHブリッジモータ駆動回路を備えており、
    前記可変設定手段は、前記Hブリッジモータ駆動回路のローサイドスイッチング素子に設けられていることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  12. 前記モータ駆動制御装置は、シートベルトの巻き取りや引き出しを行うためのシートベルトリトラクタ装置に設けられたモータの回転駆動を制御することを特徴とする請求項1ないし11のいずれか一項に記載のモータ駆動制御装置。
  13. 前記可変設定手段は、前記モータの回転駆動の緊急性に応じて前記オン抵抗値を可変設定することを特徴とする請求項12に記載のモータ駆動制御装置。
  14. 前記可変設定手段は、前記モータ駆動制御装置の発熱性に応じて前記オン抵抗値を可変設定することを特徴とする請求項12に記載のモータ駆動制御装置。
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