JP5787428B1 - 自走式子機付電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】作業範囲に応じて子機の数を変えることができる自走式の電気掃除機を提供する。【解決手段】筐体状の内部に前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口、充電型の蓄電池、集塵室、吸引モーターおよび一対の走行車輪を駆動する駆動モーターが収納され、両側面には第1の子機を収納する収納スペースおよび隅部には第2の子機を収納する収納スペース具える電気掃除機本体と、駆動モーターで駆動する一対の走行車輪を具えるとともに下部に開口する子機吸引口を具える筐体状の第1の子機と、下部に従動走行するボールキャスターを具え下部に開口する子機吸引口を具える第2の子機と、からなり、前記第1の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の吸引管を介して本体内吸引管に接続されるとともに前記第2の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の吸引管を介して本体内吸引管に接続される構成とした。【選択図】図1

Description

本願発明は、自走式の電気掃除機に関し、特に、子機を装備した電気掃除機に関する。
子機付きの電気掃除機、あるいは親子型の電気掃除機については、例えば、特開平03−355207号公報や特開2003−180587号公報に開示されている。
特開平03−355207号公報に開示の「親子電気掃除機」は、「親子電気掃除機に関し、特に親機に使用されるパワーブラシを子機にも兼用できるようにした親子電気掃除機を提供する」ことを目的としていて、この目的を達成するために「大集塵室、大集塵室への吸込口および大電動送風機を有し、吸込口に電動回転ブラシに給電するための接片を設けた親機と、小集塵室、小集塵室への吸込口および小電動送風機を有する子機とからなる親子電気掃除機において、子機の吸込口を親機の吸込口と同形状同寸法に形成するとともに、子機の吸込口に電動回転ブラシに給電するための接片を設ける一方、この接片を商用電源に接続するコードが子機から導出される」構成としている。そして、特開2003−180587号公報に開示の「親子型電気掃除機」は「複数の異なる能力をもつ自走式の掃除機が連絡し協調して自動的に清掃する親子型の自走式掃除機」を提供することを課題としていて、解決手段として「少なくとも清掃装置と移動装置とを備えた第一の掃除機と、一つ以上の第二の掃除機とからなる自走式掃除機であって、前記第一の掃除機は、少なくとも一つの前記第二の掃除機の少なくともその一部を内部に収容する収容装置を備えた」構成としている。
特開平03−355207号公報 特開2003−180587号公報
しかしながら、特開平03−355207号公報や特開2003−180587号公報に開示の電気掃除機では子機の数が概ね1台であり、作業範囲が広がっても子機の数で対応することはできない。そこで、本願発明は、作業範囲に応じて子機の数を変えることができる自走式の電気掃除機を提供することを課題とする。
上記課題を達成するために、本願請求項1に係る自走式子機付電気掃除機は、前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口および第1の駆動モーターで駆動する第1の走行車輪および回動自在の前輪を具え、該本体吸引口に本体内吸引管を介して順に連通する集塵室および吸引モーターが内蔵されるとともに充電型の蓄電池が内蔵され、両側面には外部に開口する第1の子機収納スペースおよび1つ以上の隅部には該第1の走行車輪と該前輪のいずれかの上部に位置するとともに外部に開口する第2の子機収納スペースを具える筐体状の電気掃除機本体と、前記第1の子機収納スペースに出入自在に収納されて第2の駆動モーターで駆動する第2の走行車輪を具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第1の子機吸引口を具える筐体状の第1の子機と、前記第2の子機収納スペースに出入自在に収納されて下部に従動走行するボールキャスターを具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第2の子機吸引口を具える第2の子機と、からなり、前記第1の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第1の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに前進後退走行可能であって、前記第1の駆動モーターに電気供給が停止されたときに前記第2の駆動モーターに電気供給される一方、該第1の子機が該電気掃除機本体に収納されたときには該第2の駆動モーターに電気供給が停止されるとともに該第1の駆動モーターに電気供給され、前記第2の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第2の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに、該電気掃除機本体とは伸縮自在のロッドで連結され、該ロッドの該電気掃除機本体側の端部は往復運動するリンク機構に連設されて該ロッドの往復運動に従動して該第2の子機も床面を往復走行する、ことを特徴としている。
なお、自走式子機付電気掃除機の「前」「後」および「側面」は電気掃除機本体の走行方向に対する概念である。
また、本願請求項2に係る自走式子機付電気掃除機は、前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口および第1の駆動モーターで駆動する第1の走行車輪および回動自在の前輪を具え、該本体吸引口に本体内吸引管を介して順に連通する集塵室および吸引モーターが内蔵されるとともに充電型の蓄電池が内蔵され、両側面には外部に開口する第1の子機収納スペースおよび1つ以上の隅部には該第1の走行車輪と該前輪のいずれかの上部に位置するとともに外部に開口する第2の子機収納スペースを具える筐体状の電気掃除機本体と、前記第1の子機収納スペースに出入自在に収納されて第2の駆動モーターで駆動する第2の走行車輪を具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第1の子機吸引口を具える筐体状の第1の子機と、前記第2の子機収納スペースに出入自在に収納されて下部に従動走行するボールキャスターを具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第2の子機吸引口を具える第2の子機と、からなり、前記第1の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第1の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに前進後退走行可能であって、前記第1の駆動モーターに電気供給が停止されたときに前記第2の駆動モーターに電気供給される一方、該第1の子機が該電気掃除機本体に収納されたときには該第2の駆動モーターに電気供給が停止されるとともに該第1の駆動モーターに電気供給され、前記第2の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第2の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続され、前記第2の吸引管には該第2の吸引管の前記電気掃除機本体側の端部および前記第2の子機側の端部を連結し1箇所以上で曲折する支持棒が添設されて、該支持棒の曲折部分を屈伸させることにより該第2の子機は立ち上げ可能である、ことを特徴としている。
そして、本願請求項3に係る自走式子機付電気掃除機は、請求項1または請求項2に記載の自走式子機付電気掃除機であって、前記第1の駆動モーターは一対の前記第1の走行車輪のそれぞれに独立して添設されるとともに、前記第2の駆動モーターは一対の前記第2の走行車輪のそれぞれに独立して添設され、一対の該第1の駆動モーターまたは一対の該第2の駆動モーターへの電気供給量を異ならしめることにより、前記電気掃除機本体または前記第1の子機の走行方向変更が可能である、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項4に係る自走式子機付電気掃除機は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自走式子機付電気掃除機であって、前記第1の駆動モーター、前記第2の駆動モーターおよび前記吸引モーターは前記蓄電池および商用電源により電気供給される、ことを特徴としている。
また、本願請求項5に係る自走式子機付電気掃除機は、請求項4に記載の自走式子機付電気掃除機であって、前記電気掃除機本体および前記第1の子機の走行方向および走行速度の操作は遠隔操作が可能である、ことを特徴としている。
そして、本願請求項6に係る自走式子機付電気掃除機は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の自走式子機付電気掃除機であって、前記電気掃除機本体はその前部の側面または後部の側面から直交方向に向けて突出する突出長さが可変のアウトリガーを具え、該アウトリガーの先端部には側方または下方に向けて補助輪が回動自在に取着されている、ことを特徴としている。
さらに、本願請求項7に係る自走式子機付電気掃除機は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の自走式電気掃除機であって、前記本体吸引口、前記第1の子機吸引口および前記第2の子機吸引口の先端部は電動回転モップあるいは電動ブラシが添設可能に形成されている、ことを特徴としている。
本願発明は上記の構成により以下の効果を奏する。
(1)筐体状の電気掃除機本体がその前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口を具えている上に、電気掃除機本体にはその両側面に第1の子機が収納され、1つ以上の隅部には第2の子機が収納されていて3つないし6つの子機が収納されていることとなり、それぞれの子機は第1の吸引口や第2の吸引口を具えているため、作業範囲あるいは作業面積に応じて子機の数を変えることができ、作業時間の短縮を図ることができるとともに、吸引力も増大する。
(2)電気掃除機本体および第1の子機は自走するので、使用者に掛かる負担はなく、力の弱い使用者であっても使い勝手が良い。さらに、第2の子機についても電気掃除機本体と伸縮自在、且つ、往復運動するリンク機構に連設されるロッドで連結されている場合は自動で床面を往復走行することから、使用者が手動させる必要はなく、使用者の負担は軽減される。
(3)本体吸引口は電気掃除機本体の前端部の略全幅に亘って下部に開口し、第1の子機吸引口や第2の子機吸引口はいずれも電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口していて、それぞれ電気掃除機本体の走行方向、第1の子機の走行方向および第2の子機の往復走行方向に対して直交する方向に幅広く開口していることになるので、作業範囲や作業面積が大きくなる。
(4)電気掃除機本体や第1の子機の走行方向および走行速度の操作を遠隔操作とすることにより、離れたところからでも電気掃除機を操作することができ、操作者の力の強弱には無関係になるとともに利便性が増大する。
(5)第2の吸引管に2箇所で曲折する添木を添設して添木の曲折部分を屈伸させることにより第2の子機を立ち上げれば、床面から所定の高さにある棚面や家具等を掃除することができる。
(6)電気掃除機本体がその前部の側面または後部の側面から直交方向に向けて突出長さが可変のアウトリガーを具えることにより、電気掃除機本体は走行中であっても安定性を増すとともに、アウトリガーの先端部の側方に向けて補助輪が回動自在に取着されることにより、壁等の障害物に電気掃除機本体が接触することを防止できる。
(7)本体吸引口、第1の子機吸引口および第2の子機吸引口の先端部に電動回転モップや電動ブラシを添設することにより、床面等の拭き掃除や落ちにくい汚れの除去が可能となる。
実施例1に係る自走式子機付電気掃除機の側面図である。 実施例1に係る自走式子機付電気掃除機の子機収納時の側面図である。 実施例2に係る自走式子機付電気掃除機の側面図である。
本発明を実施するための形態に係る実施例1および実施例2について、図1ないし図3を参照して説明する。なお、図1ないし図3において、符号1は実施例1に係る自走式子機付電気掃除機、符号2は実施例2に係る自走式子機付電気掃除機、符号10は電気掃除機本体、符号11は本体吸引口、符号12は第1の駆動モーター、符号131は第1の走行車輪、符号132は前輪、符号14は吸引モーター、符号15は充電式蓄電池、符号16は集塵室、符号17は本体内吸引管、符号18は第1の子機収容スペース、符号19は第2の子機収容スペース、符号20は第1の子機、符号21は第1の子機吸引口、符号22は第2の駆動モーター、符号23は第2の走行車輪、符号24は第1の吸引管、符号30は第2の子機、符号31は第2の子機吸引口、符号32はボールキャスター、符号33は第2の吸引管、符号34はロッド、符号35はリンク機構、符号351はモーター、符号352はウォームホイル、符号353はアーム、符号36は支持棒、である。
まず、実施例1に係る自走式子機付電気掃除機1について、図1および図2を参照して説明する。
自走式子機付電気掃除機1は、主に、電気掃除機本体10と、電気掃除機本体10の第1の子機収容スペース18に収容される2台の第1の子機20と、電気掃除機本体10の第2の子機収容スペース19に収容される2台の第2の子機30と、から構成されている。
筐体状を呈する電気掃除機本体10の内部には、前端部(図1の左側)に本体吸引口11、その中央部(図1の中央)に充電式蓄電池15、吸引モーター14および集塵室16を内蔵し、後部にはリンク機構35の駆動部分を内蔵している。そして、本体吸引口11は本体内吸引管17に連通していて、この本体内吸引管17を介して順に集塵室16、吸引モーター14が連通し、吸引モーター14は電気掃除機本体10の外部に開口する図示外の排気口に接続している。さらに、後述する第1の吸引管24および第2の吸引管33は、本体内吸引管17を介して集塵室16および吸引モーター14に連通している。すなわち、本体吸引口11、第1の子機吸引口21および第2の子機吸引口31で塵とともに吸引された空気は、集塵室16で塵を濾過された後、吸引モーター14を経て排気口から排気されるようになっている。なお、充電式蓄電池16には外部の電源に接続するための図示外の電気コードが格納され、必要に応じて接続できるようになっている。
電気掃除機本体10の両側の前方には左右一対の前輪132が回動自在に軸支され、後方には左右一対の第1の走行車輪131が配置されていて、第1の走行車輪131にはそれぞれに第1の駆動モーター12が添設されている。そして、第1の駆動モーター12のそれぞれが独立して駆動し、第1の走行車輪131の回転速度を異ならしめて電気掃除機本体10の走行方向を変更することができるようになっている。
第1の子機20もまた電気掃除機本体10と同様に筐体状を呈し、電気掃除機本体10の前輪132と第1の走行車輪131の間の両側面に形成された第1の子機収容スペース18に着脱自在に収納できるようになっていて、子機収容スペース18には第1の子機20全体が少し持ち上がった状態で収容される。このため、第1の子機20の収納時においては、後述する第1の子機20の第2の走行車輪23が電気掃除機本体10の走行の障害になることはない。
第1の子機20は第1の子機吸引口21を掴持していて、その側面には一対の第2の走行車輪23が配置されている。そして、第2の走行車輪23にはそれぞれに第2の駆動モーター22が添設されていて、電気掃除機本体10の側面に対して直交する方向に前進走行および後退走行ができるようになっているばかりでなく、第2の駆動モーター22のそれぞれが独立して駆動し、第2の走行車輪23の回転速度を異ならしめて第1の子機20の走行方向を変更することができるようになっている。また、第1の子機20に掴時される第1の子機吸引口21の先端部分は第1の子機20の略全幅に亘って吸引口が下部に向けて開口している。なお、第1の子機20の幅とは、第1の子機20の走行方向に直交する方向をいう。
第1の子機20が電気掃除機本体10から引き出されると、第1の駆動モーター12への電力供給が停止して第2の駆動モーター23の電力が供給されるようになっているとともに、第1の子機20自体は全体が少し下がって第2の走行車輪24は床面に着地するようになっている。
第2の子機30は電気掃除機本体10の後部の両側に形成された第2の子機収容スペース19に載置するように収納され(図2参照)、使用時には、第2の子機収容スペース19から引き出し、ボールキャスター32が着地するようにして床面に載置する(図1参照)。
第2の子機30は第2の子機吸引口31を掴時していて、第2の子機吸引口31に接続する伸縮自在の第2の子機吸引管33は本体内吸引管17に接続している。さらに、伸縮自在のロッド34が第2の子機30と電気掃除機本体10とを接続していて、第2の子機30の使用時には、第2の子機吸引管33およびロッド34が互いに添設された状態となる。また、第2の子機吸引口31の先端部分は電気掃除機本体10の側面に並行する方向、すなわち、後述する第2の子機30の往復走行方向に直交するように幅広く開口している。
ロッド34の一端は第2の子機30に上下方向のみ回動するように接合され、ロッド34の他端は電気掃除機本体10と左右方向にのみ回動するように接合されていて、その近辺には上下方向のみに回動するジョイントが配置されている。そして、ロッド34を目一杯延伸させて第2の子機30が床面に載置したときに、ロッド34の他端は少し折れ曲がって水平な状態で電気掃除機本体10に回動自在に接合するようになっている。一方、電気掃除機本体10内にはモーター351、ウォームホイル352およびアーム353からなるリンク機構35が内蔵されていて、モーター351の回転運動はウォームホイル352の作用によりアーム353の往復運動となるように構成されている。そして、アーム353の先端は第2の子機収容スペース19内に突出して、ロッド34の水平部分と回動自在のピン接合している。すなわち、モーター351の回転運動はウォームホイル352およびアーム353を介してロッド34の他端を中心点とする往復運動となって第2の子機30も従動して往復運動することとなる。
ここで、実施例1に係る自走式子機付電気掃除機1の使用方法について説明する。
前述したように自走式子機付電気掃除機1は充電型の蓄電池を内蔵したコードレス式の電気掃除機であり、不使用時には図示外の電気コードを電気掃除機本体10から引き出して家庭用電源のコンセントに接続して充電することができる。また、自走式子機付電気掃除機1で第1の子機20や第2の子機30を電気掃除機本体10内に収納して電気掃除機本体10のみを使用する場合は、通常の電気掃除機と何ら変わりはないので、ここでは第1の子機20や第2の子機30を使用する場合について説明する。
自走式子機付電気掃除機1の第1の子機20を使用する場合の手順例は以下の通りである。
(1)遠隔操作の発信器の吸引ボタンをONにし、走行ボタンもONにすると、その信号は電気掃除機本体10に内蔵された受信機に伝わり吸引モーター14が稼働し、第1の駆動モーター11が稼働して、自走式子機付電気掃除機1は自走する。
(2)自走式子機付電気掃除機1の方向転換は電気掃除機本体10の第1の走行車輪131の回転速度を異ならしめて行う。すなわち、右に曲げる場合には、遠隔操作の発信器からの命令で右側の第1の走行車輪131に添設された第1の駆動モーター12に多くの電流が流れて回転速度を速め、左に曲げる場合には、遠隔操作の発信器からの命令で左側の第1の走行車輪131に添設された第1の駆動モーター12に多くの電流が流れて左側の回転速度を速めように操作されることとなる。
(3)自走式子機付電気掃除機1を所望の位置で停止させ、遠隔操作の発信器の第1の子機20のボタンをONにすると電気掃除機本体10から第1の子機20が離脱して第1の駆動モーター12への電気供給は停止されて第2の駆動モーター23に電力が供給されるとともに、吸引モーター14が稼働する。そのため、第1の子機吸引管24および本体内吸引管17内には空気の流れが生じて、第1の子機吸引口21→集塵室16→吸引モーター14→排気口(図示外)、の空気流通経路が形成される。これにより、第1の子機吸引口21から空気と共に吸引された塵は集塵室16で篩い分けられて残りの空気は排気口から電気掃除機本体10の機外に排出される。また、遠隔操作の発信器の第1の子機走行の前進・後退ボタンをONにすることにより、第1の子機20は塵や埃を吸引しながら前進走行や後退走行をすることができばかりでなく、第1の子機20の方向転換も可能である。
(4)集塵室17が塵や埃で満たされた場合には、集塵室17に連通する塵取り出し口(図示外)を開けて外に廃棄する。
なお、自走式子機付電気掃除機1については第1の子機20を両側に配置しているが片側のみに配置しても良い。
そして、自走式子機付電気掃除機1の第2の子機30を使用する場合の手順例は以下の通りである。
(1)電気掃除機本体10から第2の子機30を引き出して床面上に設置し、遠隔操作の発信器の吸引ボタンをONにし、走行ボタンもONにすると、その信号は電気掃除機本体10に内蔵された受信機に伝わり吸引モーター14が稼働し、第1の駆動モーター12が稼働して、自走式子機付電気掃除機1は第2の子機30を引き摺るようにして自走する。
(2)このとき、吸引モーター14およびリンク機構35のモーター351のスイッチをONにすると、第2の子機30は自走式子機付電気掃除機1に引き摺られながら、往復走行を繰り返して第2の子機吸引口31から空気と共に塵を吸引する。
(3)吸引された塵は前述したように、集塵室16で篩い分けられて残りの空気は排気口から電気掃除機本体10の機外に排出される。なお、電気掃除機本体10を自走させながら第2の子機吸引口31を作動させても良く、あるいは、電気掃除機本体10を停止させて第2の子機吸引口31を作動させても良いことは勿論である。
つぎに、実施例2に係る自走式子機付電気掃除機2について、図3を参照して説明する。
自走式子機付電気掃除機2が、主に、電気掃除機本体10と、電気掃除機本体10の第1の子機収容スペース18に収容される2台の第1の子機20と、電気掃除機本体10の第2の子機収容スペース19に収容される2台の第2の子機30と、から構成されていることは、実施例1と同様であり、実施例2における電気掃除機本体10と第1の子機20の構成は実施例1と同様であるのでその説明を省略し、ここでは、主に第2の子機30について説明する。
第2の子機30は電気掃除機本体10の後部の両側に形成された第2の子機収容スペース19に載置するように収納され、使用時には、第2の子機収容スペース19から引き出し、ボールキャスター32を着地するようにして床面に載置する。
第2の子機30は第2の子機吸引口31を掴時していて、第2の子機吸引口31に接続する伸縮自在の第2の子機吸引管33は本体内吸引管17に接続している。さらに、伸縮自在の第2の子機吸引管33に略伸縮自在の支持棒36が略密着するように添設されていて、2箇所で屈曲する支持棒36に合わせて第2の子機吸引管33も屈曲するようになっている。
支持棒36の一端は第2の子機30に剛接合され、支持棒36の他端は電気掃除機本体10に剛接合されていて、それぞれの近辺で屈曲し、屈曲するとその状態を保持するように構成されるばかりでなく、伸縮したときもその状態を保持するように構成されている。
ここで、実施例2に係る自走式子機付電気掃除機2の使用方法について説明する。
自走式子機付電気掃除機1の自走方法、第2の子機吸引口31の吸引方法は、実施例1で既に説明したので省略する。
(1)例えば、壁面を掃除するときは、自走式子機付電気掃除機2を所望の位置で停止させ、電気掃除機本体10から第2の子機30を引き出し、第2の子機30が所望の位置となるように支持棒36を屈曲、あるいは伸縮させる。
(2)そして、第2の子機吸引口31を壁面に押し当てながら移動させると、壁面の塵は第2の子機吸引口31に空気とともに吸い込まれる。
棚等を掃除する場合は、さらに第2の子機30側の曲折部分で支持棒36が水平となるように屈曲させれば良い。
実施例1に係る第1の子機20および第2の子機30、実施例2に係る第2の子機30の使用方法について説明したが、本体吸引口、第1の子機吸引口21および第2の子機吸引口31に電動回転モップあるいは電動ブラシを取り付けることで、掃除の能率は一段とあがることになる。なお、電動回転モップや電動ブラシを稼働させる電気は、本体吸引口については直接、充電式蓄電池15に接続させ、第1の子機吸引口21および第2の子機吸引口31については充電式蓄電池15に接続された電気コードを第1の吸引管24や第2の吸引管33に添設するように配置すれば良い。
1 実施例1に係る自走式子機付電気掃除機
2 実施例2に係る自走式子機付電気掃除機
10 電気掃除機本体
11 本体吸引口
12 第1の駆動モーター
131 第1の走行車輪
14 吸引モーター
15 充電式蓄電池
16 集塵室
17 本体内吸引管
18 第1の子機収容スペース
19 第2の子機収容スペース
20 第1の子機
21 第1の子機吸引口
22 第2の駆動モーター
23 第2の走行車輪
24 第1の吸引管
30 第2の子機
31 第2の子機吸引口
32 ボールキャスター
33 第2の吸引管
34 ロッド
35 リンク機構
36 支持棒

Claims (7)

  1. 前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口および第1の駆動モーターで駆動する第1の走行車輪および回動自在の前輪を具え、該本体吸引口に本体内吸引管を介して順に連通する集塵室および吸引モーターが内蔵されるとともに充電型の蓄電池が内蔵され、両側面には外部に開口する第1の子機収納スペースおよび1つ以上の隅部には該第1の走行車輪と該前輪のいずれかの上部に位置するとともに外部に開口する第2の子機収納スペースを具える筐体状の電気掃除機本体と、
    前記第1の子機収納スペースに出入自在に収納されて第2の駆動モーターで駆動する第2の走行車輪を具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第1の子機吸引口を具える筐体状の第1の子機と、
    前記第2の子機収納スペースに出入自在に収納されて下部に従動走行するボールキャスターを具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第2の子機吸引口を具える第2の子機と、からなり、
    前記第1の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第1の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに前進後退走行可能であって、前記第1の駆動モーターに電気供給が停止されたときに前記第2の駆動モーターに電気供給される一方、該第1の子機が該電気掃除機本体に収納されたときには該第2の駆動モーターに電気供給が停止されるとともに該第1の駆動モーターに電気供給され、
    前記第2の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第2の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに、該電気掃除機本体とは伸縮自在のロッドで連結され、該ロッドの該電気掃除機本体側の端部は往復運動するリンク機構に連設されて該ロッドの往復運動に従動して該第2の子機も床面を往復走行する、ことを特徴とする自走式子機付電気掃除機。
  2. 前端部の略全幅に亘って下部に開口する本体吸引口および第1の駆動モーターで駆動する第1の走行車輪および回動自在の前輪を具え、該本体吸引口に本体内吸引管を介して順に連通する集塵室および吸引モーターが内蔵されるとともに充電型の蓄電池が内蔵され、両側面には外部に開口する第1の子機収納スペースおよび1つ以上の隅部には該第1の走行車輪と該前輪のいずれかの上部に位置するとともに外部に開口する第2の子機収納スペースを具える筐体状の電気掃除機本体と、
    前記第1の子機収納スペースに出入自在に収納されて第2の駆動モーターで駆動する第2の走行車輪を具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第1の子機吸引口を具える筐体状の第1の子機と、
    前記第2の子機収納スペースに出入自在に収納されて下部に従動走行するボールキャスターを具えるとともに前記電気掃除機本体の側面に並行する方向で下部に開口する第2の子機吸引口を具える第2の子機と、からなり、
    前記第1の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第1の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続されるとともに前進後退走行可能であって、前記第1の駆動モーターに電気供給が停止されたときに前記第2の駆動モーターに電気供給される一方、該第1の子機が該電気掃除機本体に収納されたときには該第2の駆動モーターに電気供給が停止されるとともに該第1の駆動モーターに電気供給され、
    前記第2の子機は前記電気掃除機本体に伸縮自在の第2の吸引管を介して前記本体内吸引管に接続され、
    前記第2の吸引管には該第2の吸引管の前記電気掃除機本体側の端部および前記第2の子機側の端部を連結し1箇所以上で曲折する支持棒が添設されて、該支持棒の曲折部分を屈伸させることにより該第2の子機は立ち上げ可能である、ことを特徴とする自走式子機付電気掃除機。
  3. 前記第1の駆動モーターは一対の前記第1の走行車輪のそれぞれに独立して添設されるとともに、前記第2の駆動モーターは一対の前記第2の走行車輪のそれぞれに独立して添設され、一対の該第1の駆動モーターまたは一対の該第2の駆動モーターへの電気供給量を異ならしめることにより、前記電気掃除機本体または前記第1の子機の走行方向変更が可能であり、
    る、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自走式子機付電気掃除機。
  4. 前記第1の駆動モーター、前記第2の駆動モーターおよび前記吸引モーターは前記蓄電池および商用電源により電気供給される、ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の自走式子機付電気掃除機。
  5. 前記電気掃除機本体および前記第1の子機の走行方向および走行速度の操作は遠隔操作が可能である、ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の自走式子機付電気掃除機。
  6. 前記電気掃除機本体はその前部の側面または後部の側面から直交方向に向けて突出する突出長さが可変のアウトリガーを具え、該アウトリガーの先端部には側方または下方に向けて補助輪が回動自在に取着されている、ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の自走式電気掃除機。
  7. 前記本体吸引口、前記第1の子機吸引口および前記第2の子機吸引口の先端部は電動回転モップあるいは電動ブラシが添設可能に形成されている、ことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の自走式子機付電気掃除機。
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