JP5782976B2 - 光源装置 - Google Patents
光源装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5782976B2 JP5782976B2 JP2011220744A JP2011220744A JP5782976B2 JP 5782976 B2 JP5782976 B2 JP 5782976B2 JP 2011220744 A JP2011220744 A JP 2011220744A JP 2011220744 A JP2011220744 A JP 2011220744A JP 5782976 B2 JP5782976 B2 JP 5782976B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- led
- arm
- light source
- optical axis
- source device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Led Device Packages (AREA)
Description
図1は本実施形態に係る光源装置1の構成を示す斜視図であり、図2は光源装置1の分解斜視図である。また図3は光源装置1の構成を示す図であり、図3(A)は平面図、図3(B)は側面図である。図4は光源装置1の断面図であり、図4(A)は図3(A)のI−I断面図、図4(B)は図3(A)のII−II断面図である。
光源装置1は、これらの図に示すように、正面開口2を有する概略円筒形状を成し、この正面開口2から平行光を照射するものである。具体的には、図4に示すように、光源装置1は、LED6と、反射鏡8と、この反射鏡8を収めたホルダケース10と、LED6を担持したフレーム12とを備えている。
フレーム12は、図3、及び図5に示すように、円筒状(本実施形態では直径が80mm)のフレーム部材16と、当該フレーム部材16の中心O(図3参照)に配置されるLED取付支柱20と、フレーム部材16から中心Oに向かって延びてLED取付支柱20を支持する3本のアーム18とを備え、これら全てが例えばアルミニウム等の高熱伝導性材料で形成されている。
LED取付支柱20は、円柱状部材であり、図4に示すように、反射鏡8の光軸Kと同軸にアーム18で支持され、反射鏡8と対向する側の端面20Aは、光軸Kに対して垂直な平面状に形成されており、この端面20AにLED6が取り付けられ、当該端面20Aから光軸K方向にLED6の光が放射される。
なお、LED取付支柱20は、アーム18に挿脱自在に設けられているが、かかる構成については後に詳述する。
フレーム12にあっては、3本のアーム18のうちの2本の裏側の面上には、図5に示すように、アーム18の両端に亘って延びる導電部30が設けられている。導電部30は、アーム18の裏側の面上に絶縁層と導電層とを積層して形成したものである。導電部30は、フレーム部材16側の端部30Aがリード線32を介して電源(図示せず)に接続され、中心O側の端部30Bが例えばリード線32を介して上記LED6のリード部材28に電気的に接続されており、当該導電部30を通じて電源からLED6に電力が供給されることで当該LED6が点灯する。
なお、アーム18に導電部30を設ける構成に代えて、電源に電気的に接続されるリード線をアーム18の裏側を這わせてLED6のリード部材28に接続しても良い。
ホルダケース10、及びフレーム12の結合構造について説明すると、フレーム12には、アーム18の各々のフレーム部材16側の端部に光軸Kと平行に延びて貫通するネジ孔34が形成されている。またホルダケース10には、フレーム12のネジ孔34に対応する位置を内側に膨出させてネジ孔36が形成されており、各ネジ孔34、36にネジ38を通してネジ止めすることでホルダケース10の正面にフレーム12が同軸に連結される。
このように反射面8Aの光軸Kがホルダケース10と同軸に配置されているため、ホルダケース10の正面にフレーム12を同軸に連結することで、反射面8Aの正面側にフレーム12が位置し、当該フレーム12の中心Oが光軸Kに位置することとなる。これにより、当該中心OのLED取付支柱20に設けられたLED6が反射面8Aの光軸Kに自動的に配置される。
またLED6は、後に詳述するが、反射面8Aの光軸Kの焦点位置に配置されており、LED6の放射光が反射面8Aの反射で略平光化されることで、正面開口2から平行光が照射される。
そこで例えば、フレーム12とホルダケース10の連結部分にスペーサを挟み込み、当該スペーサの厚みで反射面8AとLED6の相対位置(光軸Kに沿った離間距離)を調整する従来の構成とすれば、かかる問題は解決する。
しかしながら、スペーサを用いることで当該スペーサが熱抵抗となってフレーム12からホルダケース10への熱伝導が阻害され放熱性能が低下し、さらに光源装置1の全長L(図4参照)もスペーサによって変わってしまうことから、光源装置1の全長Lにバラツキが生じる、という問題が生じる。
LED取付支柱20は、図6に示すように、円柱状を成しており、端部20Cから中心軸Mを含んで当該中心軸Mに沿って延びてアーム18が挿入される挿入スリット40が形成されている。またLED取付支柱20の外周面には中心軸Mに向けて位置固定用ネジ50が挿通され、当該位置固定用ネジ50を締めることで、LED取付支柱20が挿入スリット40に挿入されたアーム18に固定される。
3本のアーム18は、前掲図3に示すように、フレーム部材16の中心Oで合流するように一体に形成されており、LED取付支柱20の挿入スリット40は、これら3本のアーム18の合流点(すなわし、フレーム部材16の中心O)がLED取付支柱20の中心軸Mに位置するように形成されている。
この挿入スリット40にアーム18を挿入することで、LED取付支柱20の中心軸Mがフレーム部材16と同軸に設けられる。したがって、かかるフレーム部材16を上記ホルダケース10に連結することで、LED取付支柱20の中心軸Mが反射面8Aの光軸Kと同軸に配置され、当該LED取付支柱20の端面20AのLED6が光軸Kに配置されることとなる。またアーム18が板状を成し、その面が光軸Kに平行に配置されているため、LED取付支柱20の挿入スリット40にアーム18を挿入した際には、当該LED取付支柱20、すなわちLED6が光軸Kに沿って移動することとなる。
特に、アーム18を支持するフレーム部材16も高熱伝導材から形成することで、フレーム12の全体から放熱させることができる。
上述した実施形態では、光源装置1が一対のLED6及び反射面8Aを有する場合を例示した。これに対して、本実施形態では複数対のLED6及び反射面8Aを有した光源装置100について例示する。
図7は、本実施形態に係る光源装置100の構成を示す斜視図である。なお、同図において、第1実施形態で説明した部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、光源装置100は、複数の反射面8Aが表面に設けられた反射鏡88と、各反射面8Aに設けられたLED6と、反射鏡88を担持する担持板110と、各LED6を支持するフレーム112とを備え、ている。
反射鏡88は、上述の通り、金属板の表面に複数の反射面108Aを形成したものである。本実施形態の反射鏡88は、略正方形のアルミニウム板の中央に円形の後方光透過用開口109が設けられ、この後方光透過用開口109を中心にする円周Nに沿って反射面8Aが配列されている。本実施形態では、図8に示すように、各反射面8Aの光軸K(反射面8Aの回転放物面の中心)が円周Nに配置されている。
担持板110は、面内に反射鏡88を載置固定する板材であって、金属等の高熱伝導性を有する材料から形成されている。担持板110は、下端部側が略L字状に形成されて取付片110Aが設けられており、この取付片110Aをネジ止めして組込側の装置等に設置固定される。
なお、他の光源には、光源装置100を用いることができる。例えば図9に示すように、台座フレーム180の上に、複数の光源装置100を直線上に配置し、後方に位置する光源装置100の出射光を前方に位置する各光源装置100の後方光透過用開口109を通して先端の光源装置100から出射する構成とすることで、高出力な光源を簡単に構成できる。更に、各光源装置100が出射する光の波長域を異ならせることで、例えば白色光などの波長域が広い光や所望の波長域の光を照射する光源を構成できる。なお、このように複数の光源装置100を直線上に連結する構成においては、後方の光源装置100の出射光が前方の光源装置100の後方光透過用開口109を通過するように光軸Kが調整される。
アーム118は、図8に示すように、反射面8Aが並ぶ上記円周Nに沿った環形状、すなわち各反射面8Aの光軸Kを通過する環形状に形成されている。本実施形態では、アーム118は、反射面8Aの光軸Kを含むように反射面8Aを横断し、かつ光軸Kに平面が平行になるように配置された板状のアーム片118Aを連接して多角筒形状のアーム118として構成されている。アーム118に板状のアーム片118Aを用いることで、第1実施形態のアーム18と同様に、アーム118の表面積が増大して放熱性能が高められる。
このとき、LED取付支柱120ごとにLED6と反射面8Aの距離を個別に調整できるから、複数の反射面8Aの各々の焦点位置Fが異なる場合であっても、LED取付支柱20ごとの個別の調整により、LED6を各焦点位置Fに配置できる。
特に、本実施形態によれば、LED6と反射面8Aとを複数対備えることで、高出力の光源を構成できる。このとき、各LED6のLED取付支柱20を個別に調整することで、反射面8Aに対するLED6の位置を、個別に可変することができる。これにより、焦点位置Fが異なる反射面8Aを含む場合であっても、この反射面8Aに対応するLED6だけを調整して焦点位置Fに位置合わせできる。
上述した第1及び第2実施形態では、反射面8Aごとに1つのLED取付支柱20、120を設けた光源装置1、100を説明した。これに対して、本実施形態では、1つの反射面8Aに複数のLED取付支柱220を設けた光源装置200について説明する。
図10は本実施形態に係る光源装置200の構成を示す図であり、図10(A)は斜視図、図10(B)は断面図である。なお、同図において、第1、及び第2実施形態で説明した部材については同一の符号を付して、その説明を省略する。
同図に示すように、光源装置200は、ライン形の平行光を照射するものであり、断面放物線の円筒反射面208Aが形成された反射鏡208と、円筒反射面208Aの延在方向に等間隔で当該円筒反射面208Aに対向配置された複数のLED6と、各LED6を支持するフレーム212とを備えている。
フレーム212は、反射鏡208の両端面に取り付けられた一対の板状のフレーム部材216と、先端にLED6が取り付けられた円柱状の複数のLED取付支柱220と、これらLED取付支柱220を支持するアーム218と、を備え、これらが例えば金属等の高熱伝導性を有する材料から形成されている。
アーム218は、一対のフレーム部材216の間で、円筒反射面208Aの光軸Kを含むように延びて支持される1枚の板状部材であり、このアーム218に、上記LED取付支柱220の各々が挿脱自在に取り付けられている。具体的には、各LED取付支柱220は、アーム218の延びる方向に等間隔に、円筒反射面208Aの光軸Kと同軸に挿入されている。すなわち、LED取付支柱220の各々には、第1、及び第2実施形態と同様に、LED取付支柱220の中心軸(すなわち光軸K)を含み、かつ当該中心軸に沿って延び、上記アーム218が挿入される挿入スリット40が形成されている。したがって、アーム218が含む光軸Kの位置にLED取付支柱220の中心軸を合わせた位置で、当該アーム218を挿入スリット40で挟むようにLED取付支柱220を挿入することで、光軸K上にLED取付支柱220のLED6が配置される。そして、挿入スリット40へのアーム218の挿入量を可変することで、LED6と円筒反射面208Aの距離を調整し、LED6を円筒反射面208Aの焦点位置Fに配置することができる。
特に本実施形態によれば、1つの反射面8Aに対して複数のLED6を配置したライン形の光源を構成する場合であっても、各LED6を焦点位置Fに位置合わせでき、高品位なライン形の照射野を得ることができる。
そこで、LED取付支柱120の挿入を光軸Kに沿うように案内する例えば溝や凸条等の案内部材をアーム片118Aに設けても良い。
なお、第3実施形態においても、第2実施形態と同様に、上記取付位置明示部材、及び案内部材を設ける構成としても良い。
なお、第2、及び第3実施形態においても、同様に、アーム118、218側に挿入スリット40を設けても良い。
なお、第2、及び第3実施形態においても、第1実施形態と同様に、他の挿脱構造を採用することができる。
6 LED(発光素子)
8、108、208 反射鏡
8A 反射面
12、112、212 フレーム
16、116、216 フレーム部材
18、118、218 アーム
20、120、220 LED取付支柱(LED取付部材)
40 挿入スリット
40A 最深部
118A アーム片
208A 円筒反射面
208A 反射面
F 焦点位置
K 光軸
Claims (3)
- 反射鏡を収めたホルダーケースと、
前記反射鏡の反射面の光軸上の焦点位置に発光素子をアームで支持したフレームと、を備えた光源装置において、
前記フレームは、前記ホルダーケースに連結され、
前記発光素子が取り付けられた1又は複数の発光素子取付部材を備え、
前記発光素子取付部材は、前記アームに前記反射面の方向から挿入されて前記光軸に沿って挿脱自在に設けられ、
前記発光素子取付部の挿入量により前記反射面からの前記発光素子の距離を調整可能にした
ことを特徴とする光源装置。 - 前記発光素子取付部材、及び前記アームを高熱伝導材から形成したことを特徴とする請
求項1に記載の光源装置。 - 前記アームを板状に形成し、前記反射面の正面側に前記光軸を含み、かつ前記光軸に平
行に配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011220744A JP5782976B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 光源装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011220744A JP5782976B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 光源装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013080649A JP2013080649A (ja) | 2013-05-02 |
JP5782976B2 true JP5782976B2 (ja) | 2015-09-24 |
Family
ID=48526870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011220744A Expired - Fee Related JP5782976B2 (ja) | 2011-10-05 | 2011-10-05 | 光源装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5782976B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6484926B2 (ja) * | 2013-10-21 | 2019-03-20 | 岩崎電気株式会社 | 光源ユニット及び光源装置 |
JP6331814B2 (ja) * | 2014-07-22 | 2018-05-30 | 岩崎電気株式会社 | 照明装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4010340B2 (ja) * | 2003-10-31 | 2007-11-21 | 豊田合成株式会社 | 発光装置 |
JP4726872B2 (ja) * | 2006-09-27 | 2011-07-20 | シーシーエス株式会社 | 反射型照明装置 |
-
2011
- 2011-10-05 JP JP2011220744A patent/JP5782976B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013080649A (ja) | 2013-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4376289B2 (ja) | 光照射装置 | |
KR101377965B1 (ko) | 조명 장치 | |
JP6688965B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5981390B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5796198B2 (ja) | 照明装置 | |
JP6220005B2 (ja) | 灯具ユニット | |
JP5782976B2 (ja) | 光源装置 | |
JP5756924B2 (ja) | 照明器具 | |
JP2006156074A (ja) | 無影灯 | |
KR102047686B1 (ko) | 조명장치 | |
JP6712772B2 (ja) | 照明器具 | |
JP6331814B2 (ja) | 照明装置 | |
JP6578140B2 (ja) | Led照明装置 | |
CN210838439U (zh) | 面发射激光芯片的半导体激光器及半导体激光器耦合装置 | |
JP5724789B2 (ja) | 光源ユニット、光源装置及びこの光源装置を用いた照明器具 | |
CN110556706A (zh) | 面发射激光芯片的半导体激光器及半导体激光器耦合装置 | |
KR101414653B1 (ko) | 조명장치 | |
JP2004265730A (ja) | 照明装置 | |
JP2020013707A (ja) | 照明器具 | |
JP2021018945A (ja) | 光源ユニット、及び照明装置 | |
JP2013004386A (ja) | 照明器具 | |
JP5994244B2 (ja) | 光源ユニット | |
JP2011076905A (ja) | Ledランプ | |
KR101272830B1 (ko) | 리플렉터를 구비한 조명장치 및 조립방법 | |
CN112361235A (zh) | 一种vcsel激光照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140410 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150119 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150317 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150623 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150706 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5782976 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |