JP6578140B2 - Led照明装置 - Google Patents

Led照明装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6578140B2
JP6578140B2 JP2015122746A JP2015122746A JP6578140B2 JP 6578140 B2 JP6578140 B2 JP 6578140B2 JP 2015122746 A JP2015122746 A JP 2015122746A JP 2015122746 A JP2015122746 A JP 2015122746A JP 6578140 B2 JP6578140 B2 JP 6578140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
flat plate
source unit
plate portion
led
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015122746A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017010676A5 (ja
JP2017010676A (ja
Inventor
潤 笹嶋
潤 笹嶋
陽子 一丸
陽子 一丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iris Ohyama Inc
Original Assignee
Iris Ohyama Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iris Ohyama Inc filed Critical Iris Ohyama Inc
Priority to JP2015122746A priority Critical patent/JP6578140B2/ja
Publication of JP2017010676A publication Critical patent/JP2017010676A/ja
Publication of JP2017010676A5 publication Critical patent/JP2017010676A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6578140B2 publication Critical patent/JP6578140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本開示は、主に屋外に使用されるLED照明装置に関する。
近年、環境意識の高まりから、省電力化に優れたLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)素子を光源に使用したLED照明装置が普及している。LED照明装置の一種として、道路に設置された支柱等の高所に取り付けられるLED防犯灯が知られている(例えば特許文献1参照)。
屋外照明を行う防犯灯は、防犯と歩行の安全を確保するために、最低限必要な路面照度および鉛直方向の照度、消費電力に応じて最低限必要な設置間隔が、日本防犯設備協会のRBSS規格に定められている。
特開2004−200102号公報
LED防犯灯は、設置用ポールの高所(例えば4.5m)に取り付けられ、下面を中心とする広範囲を照らす必要がある。しかしながら、規格を満たす照度を得るためには、LED素子を増やす若しくはLED素子のパワーを上げればよいが、規格には消費電力があるため、ただやみくもにLED素子を配置しただけでは、規格を満たすことが難しい。
本開示は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、規格で定められた消費電力の中で、規格を満たす照度を広範囲に確保するLED照明装置を提供することである。
本開示は、上記目的を達成するために、次のような手段を講じている。
すなわち、本開示のLED照明装置は、
第1光源ユニットと、;
第2光源ユニットと、;
前記第1光源ユニット及び前記第2光源ユニットを収容する器具本体および透光性カバーと、;
前記第1光源ユニットが取り付けられる第1平板部と、前記第2光源ユニットが取り付けられる第2平板部と、を有し、前記器具本体に取り付けられる光源取付台と、;
を具備しており、
前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、複数のLED素子と、前記LED素子から発光された光の入射側開口及び光の出射側開口を有する筒状反射体と、を含んで構成されており、
前記第1平板部は、下方の道路面を向いており、
前記第2平板部は、前記第1平板部に隣り合い、前記第1平板部に対して所定の角度で傾斜して前記第1平板部よりも側方を向いており、
前記第2光源ユニットを構成する前記筒状反射体の筒部長さは、前記第1光源ユニットを構成する前記筒状反射体の筒部長さよりも長い。
この構成によれば、第1平板部30が下方の道路面を向いているので第1光源ユニットが下方を照らし、第2光源ユニットが第1光源ユニットよりも側方を照らし、第2光源ユニットを構成する筒状反射体は、第1光源ユニットを構成する筒状反射体よりも筒部長さが長く形成されているので、下方を照らす第1光源ユニットの照射光が広範囲に広がり、直下の被照射面に光が集中しない。第2光源ユニットを構成する筒状反射体の筒部長さが第1光源ユニットを構成する筒状反射体よりも長いので、側方を照らす第2光源ユニットの照射光が広がらずにより遠方に届くことになる。よって、規格で定められた消費電力の中で、被照射面が近い下方の照度を第1光源ユニットにより確保しつつ、被照射面が遠い側方の照度を第2光源ユニットにより十分に確保可能となる。
第1実施形態のLED照明装置を示す斜視図。 LED照明装置を示す側面図。 LED照明装置を示す斜視図。 LED照明装置を示す底面図。 LED照明装置を構成する各部材を示す分解斜視図。 光源取付台及び反射部材を示す側面図及び説明図。 LED素子、光源取付台及び反射部材を示す底面図。 図7のA1−A1部位を示す断面図。 図7のA2−A2部位を示す断面図。 図7のA3−A3部位を示す断面図。 LED照明装置を示す斜視図。 図9のA4−A4部位を示す断面図。 図9のA5−A5部位を示す断面図。 反射部材及び電源回路部を示す斜視図。 第2実施形態のLED照明装置を示す斜視図。 LED照明装置を構成する各部材を示す分解斜視図。 光源取付台及び反射部材を示す側面図及び説明図。 LED素子、光源取付台及び反射部材を示す斜視図。 図15のA6−A6部位を示す断面図。 図15のA7−A7部位を示す断面図。
<第1実施形態>
以下、本開示の第1実施形態のLED照明装置について、図1〜11を用いて説明する。第1実施形態のLED照明装置は、設置間隔が20mで皮相電力が10VAとなるLED防犯灯である。
図5に示すように、LED照明装置は、LED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)素子1と、LED素子1が実装されるLED基板2と、LED基板2が取り付けられる光源取付台3と、LED素子1から発光された光を所定の方向に配光する反射部材4と、LED基板2を収容する器具本体5及び透光性カバー6と、LED素子1に電力を供給する電源回路部7と、を有する。
本実施形態のLED照明装置は、図1〜4に示すように、屋外の設置用ポールPLの高所(標準で約4.5m)に下向きで取り付けられ、下方及びその周辺を照らす防犯灯として用いられる。器具本体5は、設置用ポールPLなどの取付対象に取り付けられる。器具本体5は、透光性カバー6と共に収容空間を形成するカバー本体50と、設置用ポールPLに取り付ける固定金具51と、を有する。本実施形態では、カバー本体50が樹脂製であり、インサート成型によって金属製の固定金具51とカバー本体50とを一体に形成している。図2に示すように、カバー本体50の天面が鉛直方向VDに対して傾斜した姿勢(本実施形態では約60°)になるように、器具本体5が取り付けられる。このため、照明装置は斜め下を向く姿勢となる。なお、照明装置は、下方を向くのであれば、真下を向いていても斜め下を向いていてもよい。
光源取付台3は、図5に示すように、ネジなどの締着具vを介して器具本体5に着脱可能に取り付けられる。光源取付台3は、平板状のLED基板2が取り付けられる長尺状の平板部30、31を複数有する。本実施形態では、複数の平板部30、31は、図5及び図6に示すように、短手方向に所定の角度を有して連結され、電源回路部7を収容する電源収容空間SP1を背部側に形成している。電源収容空間SP1は、平板部30、31の長手方向LDに開放されている。勿論、複数の平板部を長手方向に所定の角度を有して連結させてもよい。また、電源収容空間SP1は、平板部30、31の長手方向LDの少なくとも一方に開放されていればよい。
光源取付台3は、図4及び図5に示すように、長手方向LDの両端部に器具本体5に固定される対をなすアーム33を有する。対をなすアーム33の少なくとも一部は、長手方向LDに沿って見た場合に電源収容空間SP1と重なっている。アーム33には、電源収容空間SP1に挿通する通気孔33hが形成されている。
光源取付台3は、複数の平板部のうち最も真下を向く第1平板部30と、第1平板部30に隣り合う第2平板部31と、を有する。第1平板部30は、下方の道路面を向いている。第2平板部31は、第1平板部30に対して所定の角度で傾斜し且つ第1平板部30よりも側方を向いている。側方を向く度合は、鉛直方向VDに対する平板部の面の角度αで表現でき、当該角度αが小さいほど側方を向いていることになる。
図6に示すように、第2平板部31は、第1平板部30を挟むように対をなしている。対をなす第2平板部31の背部同士が互いに対向している。対をなす第2平板部31の第1平板部30に対する傾斜角度θは、第1平板部30を挟んで対称となる角度に設定されている。具体的には、第2平板部31は、第1平板部30の面方向に対して57.5°傾斜し、鉛直方向VDに対して32.5°傾斜している。α=32.5°、θ=57.5°である。これにより、第1平板部30に配置されるLED素子1は、下方を主に照らし、第2平板部31に配置されるLED素子1は、側方を照らすことになる。
反射部材4は、図3及び図4に示すように、LED素子1から発光された光の入射側開口40a及び光の出射側開口40bを有する複数の筒状反射体40と、複数の筒状反射体40を連結する第1連結反射体41と、を有する。筒状反射体40の筒内壁は回転放物面40cに形成されている。回転放物面40cには、図8A〜Cに示すように、回転軸ax及び焦点fpが設定される。反射部材4は、光源取付台3の平板部30、31にネジ等の締着具vを介して取り付けられる。本実施形態では、筒状反射体40は、入射側開口40aが1つのLED素子1を囲むように配置されており、筒状反射体40とLED素子1とが一対一の関係で対応しているが、この関係に限定されない。例えば、入射側開口40aが複数のLED素子1を囲むように筒状反射体40が配置され、筒状反射体40とLED素子1とが一対多の関係で対応してもよい。
第1連結反射体41は、図3及び図4に示すように、筒状反射体40の出射側開口端同士を連結する。第1連結反射体41は、透光性カバー6で反射して戻ってきた光を透光性カバー6へ向けて反射させる。本実施形態では、第1連結反射体41は板状に形成されているが、これに限定されず、その形状は種々変更可能である。図6に示すように、第1連結反射体41は、光源取付台3との間に空間SP2を形成し、当該空間SP2は、平板部30、31の長手方向LDに開放され、器具本体5及び透光性カバー6に覆われた内部空間と連通している。
なお、本実施形態では、筒状反射体40の筒内壁は、回転放射面であるが、これに限定されない。例えば、断面がテーパ状平坦面であってもよい。勿論、光を遠方に配光するためには、回転放物面であることが好ましい。
電源回路部7は、図6及び図11に示すように、複数の平板部30、31の背部側にある電源収容空間SP1に配置されている。電源回路部7は、光源取付台3に直接又は間接的に支持されている。本実施形態では、電源回路部7は、第1平板部30に取り付けられた反射部材4に支持されている。具体的には、反射部材4から複数の支持アーム43が、第1平板部30に形成された挿通孔を通って電源収容空間SP1にまで延びており、支持アーム43の先端にある爪によって電源回路部7が保持されている。反射部材4は、ネジなどの締着具vを介して第1平板部30に固定されている。その結果、電源回路部7は、光源取付台3(第1平板部30)に間接的に支持されている。なお、図5に示すように、電源回路部7は、絶縁シート材8によって光源取付台3と絶縁されている。図11に示すように、電源回路部7には、照度センサ70が設けられている。照度センサ70は、カバー本体50に形成された透光窓50hを介して外部の光を受け、環境の照度を検出する。電源回路部7は、照度センサ70の検出結果に基づいて、照度に応じて照明のオンオフを制御する。
LED基板2、反射部材4及び電源回路部7は、図6に示すように、器具本体5に対して関連づけられておらず、固定されておらず、接触もしていない。そのため、LED基板2、反射部材4及び電源回路部7は、光源取付台3と一体に器具本体5に対して着脱可能となる。
ここで説明を容易にするために、図3及び図5に示すように、第1平板部30に配置される複数のLED素子1及び筒状反射体40を第1光源ユニットU1と呼び、第2平板部31に配置される複数のLED素子1及び筒状反射体40を第2光源ユニットU2と呼ぶ。本実施形態では、1つの平板部には1枚のLED基板が配置されているが、複数枚のLED基板が配置されていてもよい。また、1枚のLED基板に複数のLED素子が実装されているが、1枚のLED基板に単一のLED素子が実装されていてもよい。
第1平板部30に配置される第1光源ユニットU1は最も真下を向く。第1平板部30を挟むように対をなす第2平板部31に配置される第2光源ユニットU2は、第1光源ユニットU1を挟んで2個(1対)ある。第2光源ユニットU2による下方への照射光より、第2光源ユニットU2による側方への照射光が強い。
第1光源ユニットU1を構成するLED素子1は、いわゆるミドルパワーLEDであり、1つあたりの消費電力が0.1W以上且つ0.4W以下である。例えば0.2Wにすることが好ましい。図3〜5に示すように、第1平板部30に取り付けられた1枚のLED基板に、2行5列のマトリックス状に10個のLED素子1が配置されている。
第2光源ユニットU2を構成するLED素子1は、いわゆるハイパワーLEDであり、1つあたりの消費電力が0.8W以上且つ2W以下である。例えば1Wにすることが好ましい。図3及び図5に示すように、第2平板部31に取り付けられた1枚のLED基板2に、2個のLED素子1が配置されている。
第1光源ユニットU1を構成するLED素子1の1つあたりの消費電力をPと表し、第2光源ユニットU2を構成するLED素子1の1つあたりの消費電力をPと表す。第2光源ユニットU2を構成するLED素子1の消費電力の合計値(P×2)は、第1光源ユニットU1を構成するLED素子1の消費電力の合計値(P×10)よりも大きくなるように設定されている。本実施形態では、LED素子1の配置は、第1平板部30及び第2平板部31が配列される方向(道路が延びる方向RD)に直交する軸Lを中心として左右対称となるように配置されている。このように、道路が延びる方向RDに沿って装置を2つに分割した場合に、片側のみで上記消費電力の関係が成立するのが好ましい。具体的には、第2光源ユニットU2の消費電力の合計値(P×2)>第1光源ユニットU1の消費電力の合計値(P×5) という関係が成立する。
本実施形態では、第1平板部30の両隣に対をなす第2平板部31が設けられており、この対をなす第2平板部31に配置される2つの第2光源ユニットU2の消費電力の合計(P×2×2)は、第1平板部30に配置される第1光源ユニットU1の消費電力(P×10)よりも大きく設定されている。
図6に示すように、第2光源ユニットU2を構成する筒状反射体40の筒部長さD2は、第1光源ユニットU1を構成する筒状反射体40の筒部長さD1よりも長く形成されている。筒状反射体40の筒部が短くなれば、光が照射される範囲が広がり、筒部が長くなれば、光が照射される範囲が狭まって光が遠方に届きやすくなる。下方を照らす第1光源ユニットU1の照射光は、第2光源ユニットU2の照射光に比べて広範囲に広がり、直下の被照射面に光が集中しすぎない。側方を照らす第2光源ユニットU2の照射光は、第1光源ユニットU1の照射光に比べて広がらずに遠方に届きやすくなる。
図6に示すように、第1光源ユニットU1を構成する第1連結反射体41と、第2光源ユニットU2を構成する第1連結反射体41とは離間している。双方の第1連結反射体41の間の隙間を低減する第2連結反射体42が設けられている。第2連結反射体42は板状に形成されている。本実施形態では、第2連結反射体42は、第2光源ユニットU2を構成する第1連結反射体41に一体に形成されており、相手側となる第1光源ユニットU1を構成する第1連結反射体41に向けて延びているが、これに限定されない。例えば、第2連結反射体42を、第1光源ユニットU1を構成する第1連結反射体41に一体に形成してもよく、第1光源ユニットU1及び第2光源ユニットU2の両方に設けてもよい。
図7に示すように、第1平板部30(第1光源ユニットU1)には、第1光源モジュールM1と、第2光源モジュールM2と、第3光源モジュールM3と、が設けられている。第1光源モジュールM1は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。第2光源モジュールM2は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。第3光源モジュールM3は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。図7に示すように、第1〜3光源モジュールM1、M2、M3を構成するLED素子1は、直線Li上に配列されている。第1〜3光源モジュールM1、M2、M3を構成する筒状反射体40は、図8A〜Cに示すように、回転軸axの向きが互いに異なっており、非平行である。
第1光源モジュールM1を構成する筒状反射体40の回転放物面40cの回転軸ax(図8A参照)は、第2光源モジュールM2を構成する筒状反射体40の回転軸ax(図8B参照)と非平行に設定されている。具体的には、第1光源モジュールM1を構成する筒状反射体40の回転軸axは、第1平板部30の平面の垂線VLに一致している。第2光源モジュールM2を構成する筒状反射体40の回転軸axは、第1平板部30の平面の垂線VLに対して傾斜している。その傾斜角度βは、10°である。図8Cに示すように、第3光源モジュールM3を構成する筒状反射体40の回転軸axは、第1平板部30の平面の垂線VLに対して傾斜している。その傾斜角度βは、20°である。
第1光源モジュールM1において、LED素子1の発光面中心Lpは、筒状反射体40の焦点fpに一致している。第2光源モジュールM2において、LED素子1の発光面中心Lpは、垂線VLに対して回転軸axの出口側が偏心する方向の逆方向へ、入射側開口40aの中心cから偏心している。第3光源モジュールM3において、LED素子1の発光面中心Lpは、第2光源モジュールM2の発光面中心Lpの偏心方向と同方向に、入射側開口40aの中心cから偏心している。偏心量は、第2光源モジュールM2よりも第3光源モジュールM3の方が大きい。
図9に示すように、第2平板部31(第2光源ユニットU2)には、第1光源モジュールM1と、第2光源モジュールM2が設けられている。第1光源モジュールM1は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。第2光源モジュールM2は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。図10A〜Bに示すように、第1〜2光源モジュールM1、M2を構成する筒状反射体40は、その回転軸axの向きが互いに異なっており、非平行である。図10Aに示すように、第1光源モジュールM1を構成する筒状反射体40の回転軸axは、第2平板部31の平面の垂線VLに対して傾斜している。その傾斜角度βは、7°である。図10Bに示すように、第2光源モジュールM2を構成する筒状反射体40の回転軸axは、第2平板部31の平面の垂線VLに対して傾斜している。その傾斜角度βは、15°である。第1〜2光源モジュールM1、M2において、LED素子1の発光面中心Lpは、垂線VLに対して回転軸axの出口側が偏心する方向の逆方向へ、入射側開口40aの中心cから偏心している。このように、LED素子1の発光面中心Lpが入射側開口40aの中心cから偏心していれば、発光面中心Lpが入射側開口40aの中心cにある場合に比べて、筒状反射体40が傾斜する方向へ向かう照射光を更に強くでき、広角配光を実現するのに適切である。
<第2実施形態>
第2実施形態のLED照明装置について、図12〜16を用いて説明する。第2実施形態のLED照明装置は、設置間隔が50mで皮相電力が40VAとなるLED防犯灯である。
第2実施形態のLED照明装置は、図12に示すように、第1実施形態の第1光源ユニットU1及び第2光源ユニットU2に加えて、更に、複数のLED素子を有する第3光源ユニットU3を有する。第2実施形態のLED照明装置は、第1〜第3光源ユニットU1、U2、U3を一組とした場合に、長手方向LDに二組並べた構造である。図13及び図14に示すように、光源取付台3は、第3光源ユニットU3が取り付けられる第3平板部32を有する。第3平板部32は、第2平板部31に対して所定の角度で傾斜し且つ第2平板部31よりも側方を向いている。第3平板部32は、第1平板部30及び第2平板部31を挟むように対をなしている。対をなす第3平板部32の背部同士が互いに対向している。対をなす第3平板部32の第1平板部30に対する傾斜角度θは、第1平板部30を挟んで対称となる角度に設定されている。具体的には、第1平板部30の面方向に対して80°傾斜している。鉛直方向VDに対して10°傾斜している。θ=80°、α=10°である。第3平板部は第2平板部の面方向に対して22.5°傾斜している。これにより、第1平板部30に配置される第1光源ユニットU1は、下方を主に照らし、第2平板部31に配置される第2光源ユニットU2は、側方を照らすことになり、第3平板部32に配置される第3光源ユニットU3は更に遠方を照らすことになる。
第3光源ユニットU3を構成するLED素子1は、第2光源ユニットU2と同様に、いわゆるハイパワーLEDであり、1つあたりの消費電力が0.8W以上且つ2W以下である。本実施形態では、第2光源ユニットU2のLED素子1と同じ素子を用いている。図15に示すように、第3平板部32に取り付けられた1枚のLED基板に、3個のLED素子1が配置されている。これにより、第3光源ユニットの消費電力(P×3)は、第2光源ユニットの消費電力(P×2)よりも大きく設定されている。
本実施形態では、第1平板部30、第2平板部31及び第3平板部32は、短手方向に所定の角度を有して連結され、電源回路部7を収容する電源収容空間SP1を背部側に形成している。電源収容空間SP1は、平板部30、31、32の長手方向LDに開放されている。
電源回路部7は、電源収容空間SP1に配置されている。電源回路部7は、光源取付台3に取り付けられている。具体的には、電源回路部7は、複数の棒状の絶縁部材80を介して光源取付台3に支持されている。
図15に示すように、第3平板部32(第3光源ユニットU3)には、第1光源モジュールM1と、第2光源モジュールM2と、第3光源モジュールM3と、を有する。第1光源モジュールM1は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。第2光源モジュールM2は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。第3光源モジュールM3は、LED素子1と、筒状反射体40と、を有する。図15に示すように、第1〜3光源モジュールM1、M2、M3を構成するLED素子1は、直線Li上に配列されている。第1〜2光源モジュールM1、M2を構成する筒状反射体40は、その回転軸の向きが互いに異なっており、非平行である。第3光源モジュールM3と第1光源モジュールM1は、筒状反射体40の回転軸axが平行である。
第1光源モジュールM1及び第3光源モジュールM3において、LED素子1の発光面中心Lpは、筒状反射体40の焦点fpに一致している。第2光源モジュールM2において、LED素子の発光面中心Lpは、垂線VLに対して回転軸axの出口側が偏心する方向の逆方向へ、入射側開口40aの中心cから偏心している。その傾斜角度βは、5°である。
以上のように、第1及び第2実施形態のLED照明装置は、
第1光源ユニットU1と、;
第2光源ユニットU2と、;
第1光源ユニットU1及び第2光源ユニットU2を収容する器具本体5および透光性カバー6と、;
第1光源ユニットU1が取り付けられる第1平板部30と、第2光源ユニットU2が取り付けられる第2平板部31と、を有し、器具本体5に取り付けられる光源取付台3と、;
を具備しており、
第1光源ユニットU1および第2光源ユニットU2は、複数のLED素子1と、LED素子1から発光された光の入射側開口40a及び光の出射側開口40bを有する筒状反射体40と、を含んで構成されており、
第1平板部30は、下方の道路面を向いており、
第2平板部31は、第1平板部30に隣り合い、第1平板部30に対して所定の角度で傾斜して第1平板部30よりも側方を向いており、
第2光源ユニットU2を構成する筒状反射体40の筒部長さD2は、第1光源ユニットU1を構成する筒状反射体40の筒部長さD1よりも長い。
この構成によれば、第1平板部30が下方の道路面を向いているので第1光源ユニットが下方を照らし、第2光源ユニットU2が第1光源ユニットU1よりも側方を照らし、第2光源ユニットU2を構成する筒状反射体40は、第1光源ユニットU1を構成する筒状反射体よりも筒部長さが長く形成されているので、下方を照らす第1光源ユニットU1の照射光が広範囲に広がり、直下の被照射面に光が集中しない。第2光源ユニットU2を構成する筒状反射体40の筒部長さが第1光源ユニットU1を構成する筒状反射体40よりも長いので、側方を照らす第2光源ユニットU2の照射光が広がらずにより遠方に届くことになる。よって、規格で定められた消費電力の中で、被照射面が近い下方の照度を第1光源ユニットU1により確保しつつ、被照射面が遠い側方の照度を第2光源ユニットU2により十分に確保可能となる。
第1及び第2実施形態において、第1光源ユニットU1および第2光源ユニットU2は、筒状反射体40の出射側開口40b端同士を連結する第1連結反射体41を含み、第1光源ユニットU1を構成する第1連結反射体41と第2光源ユニットU2を構成する第1連結反射体41とは離間しており、双方の第1連結反射体41の間の隙間を低減する第2連結反射体42が設けられている。
この構成によれば、透光性カバー6で反射した光が、第1連結反射体41又は第2連結反射体42にて反射されて透光性カバー6へ戻るので、照度を向上させることが可能となる。
第1及び第2実施形態において、第2連結反射体42は、第1光源ユニットU1を構成する第1連結反射体41又は第2光源ユニットU2を構成する第1連結反射体41の少なくともいずれか一方に一体に形成されており、相手側となる第1連結反射体41へ向けて延びている。
この構成によれば、第2連結反射体42が第1連結反射体41と一体に形成されているので、各々が別部材である場合に比べて組み立てが容易となる。
第1及び第2実施形態において、第1光源ユニットU1および第2光源ユニットU2は、筒状反射体40の出射側開口40b端同士を連結する第1連結反射体41を含み、第1連結反射体41は、光源取付台3との間に空間SP2を形成し、空間SP2は器具本体5および透光性カバー6で囲われた内部空間と連通している。
第1連結反射体41と光源取付台3との間に形成された空間SP2が、器具本体5及び透光性カバー6で覆われた内部空間と連通しているので、通気に優れ、空冷による放熱効果を向上させることが可能となる。
第1及び第2実施形態において、筒状反射体40の筒内壁は、回転放物面40cである。
この構成によれば、回転放物面40cを有する筒状反射体40を通過した光は平行光又はそれに近い光となるので、回転放物面40cによって光がより遠方に届きやすくなる。
本開示は上述した実施形態に何ら限定されるものではない。上記の各実施形態で採用している構造を他の任意の実施形態に採用することは可能である。各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
例えば、電源回路部7を構成する電気回路部品が熱伝導性樹脂で覆われてしてもよい。この構成によれば、放熱効果を向上させることが可能となる。また、電源回路部7全体が防水樹脂で覆われていてもよい。
LED素子1及び筒状反射体40で構成される光源モジュールM1〜M3の配置位置、その組み合わせは上記第1実施形態及び第2実施形態に限定されず、適宜組み合わせ可能である。上記実施形態では、LED素子1の発光面中心Lpは、筒状反射体40の焦点fpに一致しているが、一致していなくてもよい。
U1…第1光源ユニット
U2…第2光源ユニット
1…LED素子
3…光源取付台
30…第1平板部
31…第2平板部
40…筒状反射体
40a…入射側開口
40b…出射側開口
40c…回転放物面
41…第1連結反射体
42…第2連結反射体
5…器具本体
6…透光性カバー
D1、D2…筒部長さ

Claims (3)

  1. 第1光源ユニットと、;
    第2光源ユニットと、;
    前記第1光源ユニット及び前記第2光源ユニットを収容する器具本体および透光性カバーと、;
    前記第1光源ユニットが取り付けられる第1平板部と、前記第2光源ユニットが取り付けられる第2平板部と、を具備しており、
    前記第1光源ユニットおよび前記第2光源ユニットは、複数のLED素子と、前記LED素子から発光された光の入射側開口及び光の出射側開口を有する筒状反射体と、を含んで構成されており、
    前記第1平板部は、下方を向いており、
    前記第2平板部は、前記第1平板部に隣り合い、前記第1平板部に対して所定の角度で傾斜して前記第1平板部よりも側方を向いており、
    前記第2光源ユニットを構成する前記筒状反射体の筒部長さは、前記第1光源ユニットを構成する前記筒状反射体の筒部長さよりも長
    前記第1平板部の長手方向と、前記第2平板部の長手方向とが平行していることを特徴としたLED照明装置。
  2. 請求項1に記載の照明装置において、
    前記複数のLED素子は、少なくとも、前記第1平板部の長手方向に沿って配置されることを特徴とした照明装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の照明装置において、
    前記複数のLED素子に電力を供給するための電源回路部を有し、
    前記電源回路部は、前記第1平板部と前記第2平板部との背部側に設けられたことを特徴とした照明装置。
JP2015122746A 2015-06-18 2015-06-18 Led照明装置 Active JP6578140B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122746A JP6578140B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 Led照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015122746A JP6578140B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 Led照明装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017010676A JP2017010676A (ja) 2017-01-12
JP2017010676A5 JP2017010676A5 (ja) 2018-06-14
JP6578140B2 true JP6578140B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57764024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015122746A Active JP6578140B2 (ja) 2015-06-18 2015-06-18 Led照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6578140B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7255783B2 (ja) * 2018-12-26 2023-04-11 株式会社スリーエス 光学ユニット及びその光学ユニットを使った街路灯用のled照明器具
JP7277785B2 (ja) * 2020-04-10 2023-05-19 日亜化学工業株式会社 発光装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW330233B (en) * 1997-01-23 1998-04-21 Philips Eloctronics N V Luminary
JPH11195317A (ja) * 1997-12-26 1999-07-21 Kyocera Corp Ledユニット供給電流が異なる反射形led照明装置
JP2011023310A (ja) * 2009-07-21 2011-02-03 St Energy Kk Led照明灯
JP5895187B2 (ja) * 2011-10-19 2016-03-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 Led照明器具
JP2014220260A (ja) * 2014-08-28 2014-11-20 アイリスオーヤマ株式会社 照明ユニット及びled照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017010676A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9353927B2 (en) Lighting apparatus
CN103328884B (zh) 照明装置
JP4999881B2 (ja) トンネル用照明装置
ES2675008T3 (es) Reflector para iluminación por led de haz dirigido
JP2009099492A (ja) 道路照明装置
US7300185B1 (en) Quadrilateral symmetrical light source
US20120300480A1 (en) Lighting apparatus
KR20100009257A (ko) 엘이디 조명장치
US10976021B2 (en) Light projecting device having high light utilization efficiency
JP2007258114A (ja) 照明装置
CN102057215A (zh) 产生具有可调宽度的光束的发光系统
JP5580707B2 (ja) 照明装置
JP6171298B2 (ja) 照明器具
EP2713098B1 (en) Lighting device
JP2010140878A (ja) 車両用灯具
JP6578140B2 (ja) Led照明装置
JP6111633B2 (ja) 照明器具
JP6186714B2 (ja) 照明器具
JP2017010675A (ja) Led照明装置
JP2017010677A (ja) Led照明装置
JP2017010674A (ja) Led照明装置
JP6711328B2 (ja) 照明装置
JP5842092B2 (ja) 屋外用照明器具
EP3225904B1 (en) Lighting module and lighting fixture
JP2014072108A (ja) 光学素子、及び照明器具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170425

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180426

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190403

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6578140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150