JP5782697B2 - 船外機のドレン構造 - Google Patents
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Description
また、前記船外機が直立状態において、前記分岐部は、前記ベーパセパレータよりも下方、かつ前記燃料配管と前記高圧燃料ポンプとの接続部である前記高圧燃料ポンプの入口よりも前方で高さが同じかそれよりも下方の位置に配置されていることを特徴とする。
また、前記船外機が直立状態において、前記保持部が、前記ベーパセパレータに貯留する液体燃料の油面よりも上方の前記ベーパセパレータの上部に形成された空気室に連通し、前記ドレン配管の他端を着脱可能に接続した開口部であることを特徴とする。
また、前記船外機が直立状態において、前記ドレン配管は、前記分岐部から下方に向かって延出された後に上向きに湾曲し、前記分岐部よりも低い低部を設けたことを特徴とする。
また、前記ドレン配管は、透明な材質を用いて形成されていることを特徴とする。
図1は、船外機全体の外観を示す左側面図である。図1に示すように、船外機10は船体1のトランサムボード2にクランプブラケット11を介して、直立状態に取り付けられる。船外機10は、カバー12によって覆われることで、形状が整えられて構成されている。このカバー12の内部には、エンジン13が収容されている。
クランプブラケット11は、チルト軸22を回動中心にして船外機10を回動可能に支持している。したがって、クランプブラケット11をトランサムボード2に固定した状態では、チルト軸22を回動中心にして、船外機10を矢印A方向に回転させて水中から引き揚げる、いわゆるチルトアップ操作を行うことができる。
また、本実施形態の船外機10では、燃料タンク23は船体1内に搭載されており、船外機10とは別体で構成されている。
マグネト装置48の上方には、エンジン始動装置としてのリコイルスタータ49が設けられている。本実施形態のエンジン13は、バッテリを搭載しない小型船外機である。したがって、エンジン13を始動する場合、操船者はリコイルスタータ49の引き手50を用いて、図示しないロープを引っ張る必要がある。ロープを引っ張ることにより、リコイルスタータ49がクランクシャフト35を回転させると共にマグネト装置48を発電させ、スパークプラグ40を点火させたり、低圧燃料ポンプおよび高圧燃料ポンプを駆動させる。
シリンダブロック32の左側面には、フィルタ60が配置されている。フィルタ60と図1に示す燃料タンク23との間は、燃料ホース61によって接続されている。フィルタ60は燃料タンク23から燃料ホース61を通って移送された燃料に含まれる不純物を取り除く。
シリンダヘッドカバー34の頂面(後面)には、図3および図5に示すように低圧燃料ポンプ62が配置されている。低圧燃料ポンプ62とフィルタ60との間には、低圧燃料配管63が接続されている。低圧燃料ポンプ62は燃料ホース61および低圧燃料配管63を通して燃料タンク23から燃料を吸い上げる。
図7は、ベーパセパレータ64と高圧燃料ポンプ66との間に接続された低圧燃料配管67の途中に配設された分岐部68周辺の構成を示す一部断面図である。
図7に示すように、本実施形態では、低圧燃料配管67の途中に分岐部68が配設されている。分岐部68にはドレンホース69が接続され、分岐部68の下端にはドレンボルト70が螺合されている。
次に、第2の実施形態に係るドレン構造について図8および図9を参照して説明する。図8は第2の実施形態に係るエンジンの左側面図である。図9はベーパセパレータおよびドレンホースの一部断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
次に、第3の実施形態に係るドレン構造について図10および図11を参照して説明する。図10は第3の実施形態に係るエンジンの左側面図である。図11はベーパセパレータおよびドレンホースの一部断面図である。なお、第1の実施形態と同一の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
また、本実施形態でも、第2の実施形態と同様、ドレンホース77には、透明な材質を用いることができる。
次に、第4の実施形態に係るドレン構造について図12を参照して説明する。図12は第4の実施形態に係るエンジンの左側面図であり、ドレンホースを一部断面図で示している。なお、第1の実施形態と同一の構成は、同一符号を付してその説明を省略する。
例えば、本実施形態では、2気筒エンジンを用いる場合について説明したが、この場合に限られず、単気筒エンジンまたは2気筒以上のエンジンにも用いることができる。なお、単気筒エンジンを用いる場合、インジェクタは1つのみでよいので、インジェクタ43間を接続するデリバリパイプ72が不要になる。したがって、高圧燃料ポンプ66に接続されている高圧燃料配管71は直接、インジェクタ43の入口に接続される。
また、上述した実施形態において、ドレンホースは少なくとも一部が透明な材質であってもよい。
Claims (5)
- 燃料タンクから供給された燃料を液体燃料とベーパとに分離するベーパセパレータと、
前記ベーパセパレータによって分離された液体燃料を昇圧させる高圧燃料ポンプと、を備える船外機のドレン構造であって、
前記ベーパセパレータと前記高圧燃料ポンプとを接続する燃料配管の途中に設けられた分岐部に、液体燃料を外部に排出するためのドレン配管の一端が接続され、前記ドレン配管の他端の開口を前記ベーパセパレータに貯留する燃料の油面よりも高い位置になるように、前記ドレン配管を着脱可能に保持する保持部を設けたことを特徴とする船外機のドレン構造。 - 前記船外機が直立状態において、
前記分岐部は、前記ベーパセパレータよりも下方、かつ前記燃料配管と前記高圧燃料ポンプとの接続部である前記高圧燃料ポンプの入口よりも前方で高さが同じかそれよりも下方の位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の船外機のドレン構造。 - 前記船外機が直立状態において、
前記保持部が、前記ベーパセパレータに貯留する液体燃料の油面よりも上方の前記ベーパセパレータの上部に形成された空気室に連通し、前記ドレン配管の他端を着脱可能に接続した開口部であることを特徴とする請求項1または2に記載の船外機のドレン構造。 - 前記船外機が直立状態において、
前記ドレン配管は、前記分岐部から下方に向かって延出された後に上向きに湾曲し、前記分岐部よりも低い低部を設けたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の船外機のドレン構造。 - 前記ドレン配管は、透明な材質を用いて形成されていることを特徴とする請求項4に記載の船外機のドレン構造。
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