JP5780964B2 - 絶縁ガラス板 - Google Patents

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Description

本発明は、絶縁ガラス板および複数の絶縁ガラス板の配列に関する。本発明はさらに、複数の絶縁ガラス板を配列することによって、静止画または動画を表示する方法に関する。本発明はさらに、絶縁ガラス板配列を有する建物の壁面に関する。
絶縁ガラス板は一般的に知られている。一般的に、スペーサによって相互に面平行な関係で配列されかつ通常希ガスで充填されかつ気密密閉され、特に拡散密閉された絶縁空間をそれらの間に形成する2枚のガラス板を含む。このような絶縁ガラス板は窓に使用されているが、例えばオフィスビルなどの建築物の大面積ガラス壁面を形成するためにも使用されている。絶縁ガラスは、外部に対してビルを隔離すると同時に、絶縁ガラス上の被覆物に応じて、その絶縁ガラス板を通して視認することおよび絶縁ガラス板を通した日光の入射を可能にする。
特に大規模な壁面は、ディスプレイ表面として容易に利用される。文字、画像、動画などを表示するための非常に大きなディスプレイ装置は、通常壁面上で用いられる。それらは一般的に、不透明なLED(発光ダイオード)壁の形態の壁面に搭載される。カラー表示の場合、例えばRGB−LED(赤緑青LED)または複数の単色LEDの対応するグループが、全体像が多数の個別の画素から表されるように画素を表示する。このようなディスプレイの透明度が低い場合、その使用は、いかなる場合も建物内部からディスプレイの壁を通して外が見えない場合、またはそのような視界が失われる場合の表面のみに制限される。さらに、このようなディスプレイは、40cmの範囲であり得る非常に大きな厚さに起因して、壁面の外観に著しい変化を及ぼす。実際の建物の外郭構造は、表示を消したとしてもほぼ見ることはできない。さらなる欠点は、例えば鳥、昆虫などによる汚染の影響を受けやすいことである。さらに、このように大きなディスプレイは、たいてい透明度がないかまたは非常に低い。従って、オフィス室内などの壁面背部の領域への光の入射が遮られるかまたはかなり制限される。
発光ダイオードが透明な表面に配置されることも一般的に知られているが、その場合、発光ダイオートへの供給ラインの存在にもかかわらず依然として優れた透明度を確保しなければならないという問題が生じる。そのため、可能な限り薄い供給ラインが使用されるが、その場合低レベルの電力しか送電されない。その結果、数個の発光ダイオードしか作動することできないかまたは、それぞれのケースにおいて数個の発光ダイオードしか作動することができない。従って、小さな表面、または発光ダイオード間に大きな間隔を有する大きな表面しか提供することができない。小さな断面の電力供給ラインを使用する一方で、電流、つまりライン上の熱負荷を増加させることなくより多くの電力を送電することを可能にするために、供給電圧を増大し、対応する方法において基本的に各発光ダイオードで発光ダイオードに適当な電圧に下げなければならない。このような手順は複雑で費用がかかり、また電圧を変圧または減少させる際に熱負荷をともなう。
従って、本発明の目的は、上述の欠点のうち少なくとも1つに対する改良または少なくとも変形を提案することであり、特に、壁面用などの改良されたディスプレイまたは代替のディスプレイオプションを提供することである。
本発明によると、請求項1に記載の絶縁ガラス板を提案する。本発明による絶縁ガラス板は、面平行でありかつスペーサによって相互に離間された関係で配列され、その間に気密封止された絶縁空間を形成する2枚のガラス板を備える。絶縁空間に配列されるのは、各々が複数の相互に離間した発光素子を有する複数の相互に離間した光帯である。光帯の各々は、第1および第2板と平行に絶縁空間を貫通するねじれ剛性支持体を含む。従って、絶縁空間を横切って延びる光帯の各々に対して堅固に固定された支持体が配置される。
本発明による絶縁板は、2つ以上の絶縁空間が相互に面平行な関係で配列されるように、相互に面平行な関係で配列された3枚以上の板を備えることもできる。この場合、光帯は1つ以上の空間に配置することができる。
より詳細には、本発明は、安定で目に見える光帯を有するにもかかわらず、透明度の高い絶縁ガラス板の具現化に基づくものである。しかしながら、光帯の可視性には、さらなる境界条件も重要である。鏡面絶縁ガラス板の場合には、光帯の電源をオフにした場合でも、光帯およびその構造は鏡面側からほとんど見えない。それに加えて、このような絶縁ガラス板は大きな壁面での使用が意図されたものであり、いかなる場合でも、外から見る人は通常離れた距離から壁面および絶縁ガラス板を見るため、光帯およびその構造を、ほとんどまたは全く認識しない。光帯の各々は、建物内の部屋から絶縁ガラス板を見ると見える場合があるが、それにもかかわらず、離間した光帯に関して高い透明度が得られ、その結果、本発明による絶縁ガラス板の代わりに不透明なディスプレイが窓の前に置かれた場合よりも著しく優れた外への視界が得られる。
その結果、本発明による絶縁ガラス板は、絶縁ガラスに組み込まれ、かつ壁面のガラス形成部分を使用するディスプレイを提供する。さらに、壁面のガラス領域が少ないかまたは全くない場合にも、その前面に懸架された形態によって、大きなディスプレイの表面としてその表面を使用することも可能であり、その場合、本発明の絶縁ガラス板は基本的に透明度が高いため、使用するそれぞれの板に応じて、電源オフの状態で常に壁面構造を見ることができる。
さらに、光帯、発光素子などの対応する部品、および任意で電子制御システムまたはそのパーツは、絶縁ガラス内に密閉設置される。少なくとも1つのスペーサに一般的に含まれる乾燥剤によって、電子システムは、湿気をほとんど含まない空間内で、外界からの湿気および汚染物に関して遮蔽される。鳥及び昆虫などの外部の影響に起因する汚染は、絶縁ガラス板内の素子には到達しない。一般的に実施される従来の壁面洗浄工程によって洗浄を行うことができる。1枚または複数の絶縁ガラス板から構成されるディスプレイは、基本的に設置当初と同様に輝き得る。
支持体が発光素子に電気エネルギーを供給するための供給電流を流すように構成されていると望ましい。その場合、支持体によって機械的安定性および供給電流の伝導という二重機能が得られる。その点に関して、供給電流は、好ましくはそれぞれの光帯の全ての発光素子を点灯するために必要なエネルギーを伝送する電流を含む。
好ましくは、支持体は、導電素子、特に発光素子に供給電流を伝送し、かつ支持体を機械的に固定するための金属バーまたは金属層などの金属素子を含む。そのような金属バーまたは金属層などの金属素子は、少なくとも薄い銅ワイヤなどと比較して、優れた導電性を有し、かつ機械的に安定である。機械的に安定な金属素子はたいてい導電性を有するため、二重機能が得られる。金属層は、好ましくは回路基板の一部、特に多層回路基板の2つの層部分の間で可能な限り厚い層として使用される。
好ましくは、支持体が実質的に回路基板から構成されるように、回路基板を備えるかまたは回路基板である。その場合、回路基板は、導体トラックおよび/または電気部品を支える機能を有するだけでなく、支持体ひいては光帯の機械的安定性にも実質的に寄与する。特に、多層回路基板によって、高レベルの機械的安定性が得られる。好ましくは、正の供給電流用の金属層および負の供給電流用の金属層が設けられる。データ伝送および/または発光素子の作動のためのラインを追加の面に備えることも可能である。
好ましくは、支持体は、相互に平行に延びる少なくとも第1および第2金属バーを備え、それらの金属バーは機械的に一体に接続され、互いに電気的に絶縁される。支持体ひいては光帯の各々は機械的安定性を有し、その点に関しては、発光素子の電源をオフにした条件におけるいかなる場合でも透明な板を通して基本的に明確に視認できる。
金属バーとの用語は、横方向においても著しい負荷を担うことができる金属の細長い部材を意味する。金属バーは、円形または長方形、特に正方形の断面を有し得る。例えば、1例として、1辺の長さが2mmの正方形断面が挙げられる。しかしながら、これは単に1例であり、例えば3×3もしくは4×4mmの断面などより大きな断面、または同様もしくは同一の断面積を有する長方形断面も想定される。
第1および第2金属バーは、機械的に固定して接続される。その結果、2つの金属バーは、実質的に固定ユニットを形成する。接続は、原則として金属バーの全長に沿って行われ、好ましくは、金属バーは接着される。特に、その目的のために絶縁接着剤が使用される。1実施形態では、金属バーの各々は長方形の断面を有し、4つの縦側面を有する。金属バーは、剛性連結をもたらすために、絶縁接着剤を使用して個別の縦側面での領域的接触において接着される。しかしながら、いくか例を挙げると、ねじ留め、型締め、ラミネートなど、その他の機械的接続も想定され得る。
好ましくは、金属バーの材料としてアルミニウムが使用される。アルミニウムは非常に軽量で、高い熱伝導性を有し、かつ非常に優れた導電性を有する。原則的には、銅または真ちゅうなど、その他の金属または金属合金を使用することもできる。
発光素子として、好ましくはLED、特にSMD−LEDおよび/または多色LED、特にRGB−LEDが使用される。略称LEDが一般的となった発光ダイオードは、使用するLEDに応じて、比較的高レベルの輝度の光および多色の光を発光することができる。LEDは、白熱灯などの従来の照明手段と比較して電流消費が低い。絶縁ガラス板の第1および第2板の間で設置厚さを小さくするために、好ましくは、SMD技術(SMD:表面実装型デバイス)を使用したLEDが使用される。適当な作動によって所望の光色を得ることができる多色LEDを使用することも好ましい。好ましくは、いわゆるRGB−LEDが使用され、該RGB−LEDは、実質的にいかなる色の点も視覚的に生成するように、実質的に所望のように赤、緑および青部品(RGBと略す)を組み合わせることができる。原則的には、異なる色のLEDの群を作動させて同様の効果を得ることも可能であるが、より大きな空間を必要とする。
1実施形態では、少なくとも1つの回路基板を各支持体に固定することが提案される。これらの回路基板の各々は、発光素子の少なくとも1つおよび発光素子を作動するための少なくとも1つの端部制御ユニットを備える。静止画または動画を生成するために、発光素子または発光素子の群および対応する端部制御ユニットは、各画素ひいては各位置に対して結び付けられる。その結果、端部制御ユニットは、個々の発光素子または発光素子の群を作動させる。
多色LED、特にRGB−LEDなどの相応に複雑な素子を含む場合、好ましくは端部制御ユニットが1つの発光素子のみを作動させる。複数の発光素子、特に複数のLEDが画素に使用される場合、群を形成するこれらのLEDを端部制御ユニットによって作動させることができる。
好ましくは、回路基板は、第1および第2板と面平行に配置される。これにより、回路基板を横方向に配置した場合よりも薄い構造が得られる。本発明によると、このような回路基板がガラス板を通して視認できるという事実によってほぼ問題が生じないことが理解される。さらに、好ましくは、このような回路基板は支持体の幅に制限され得る。好ましくは、回路基板は支持体の全長にわたって実質的に延び、その場合、回路基板が複数の端部制御ユニットおよび複数の発光素子または発光素子の群、つまり複数の画素を支持する。それと同時に、このような細長い回路基板は機械的に断続されてよく、電子接続ラインによって隣接する回路基板と機能的に接続されてもよい。
同様に、機械的安定性を向上させるため、またはその他の理由のために、回路基板を例えば板の面に対して横方向に配置することができる。
好ましくは、各回路基板は、部分的導電性接着剤によって、支持体上、特に2つの金属バーに接着される。これにより、回路基板と2つの金属バーとの間の電気接続および固定を容易に実施することが可能となる。このような部分的導電性接着剤は基本的に電気的に非伝導性であるため、接着剤層内、つまり対応する接着剤表面に平行に電流が流れない。しかしながら、適当に薄い接着剤層では、接着剤は横方向に導電性を有する。これは、接着剤中の対応する導電粒子によって説明される。従って、回路基板は、接着剤層によって両方の金属バー上に同時に容易に接着することができ、ここで、金属バー自体を電気的に相互接続することなく、金属バーの各々と接触することが同時に可能である。
好ましくは、金属バーは、発光素子に電気エネルギーを供給するための電気的供給ラインとして使用される。機械的安定性、とくにねじれ剛性を得るために大きな断面積を有する金属バーは、同時に比較的高い電流を流し、発光素子に高い供給電力を伝送することが可能である。この技術により、光帯上の比較的多くの発光素子に供給エネルギーを供給することが可能となる。従って、発光素子間の間隔が小さく、非常に長い光帯を作製することができ、対応する非常に大きな絶縁ガラス板に小さな間隔を有する発光素子を設けることができる。
好ましくは、長さが少なくとも1m、好ましくは少なくとも2m、更に好ましくは少なくとも2.5mの発光帯が提案される。2mの光帯上の40個の発光素子に電流が供給されるように、発光素子は例えば光帯上に5cmの間隔で配列される。
好ましくは、光帯はさらに、発光素子または発光素子の群を作動するための端部制御ユニットにデータを供給するためのデータライン、特に3または4本のデータラインを備える。これらのデータラインは回路基板上に配置してよく、光帯上に複数の回路基板を使用する場合には、2つの隣接する回路基板の間の対応する電気接触接続によって伝送され得る。供給ラインは、データラインよりも大きな断面を有する。
好ましくは、絶縁ガラス板は、約5Vの電圧が供給されるように構成される。特に、端部制御ユニットおよび/または発光素子は、その電圧に適合する。従って、端部制御ユニットに関して光帯上で、高い電圧の降圧変換が全く必要ないかまたは言及するほど必要としない。供給電圧5Vを使用する場合、回路の複雑性および消費を限度内に維持することができ、供給ラインとして金属バーを使用することによって、光帯上の多数の発光素子に供給することが可能となる。
実施形態では、光帯は第1および第2スペーサの間に配置され、固定される。絶縁空間の境界手段を実質的に形成するスペーサは、同時に光帯の固定ホルダとしても作用する。特に、絶縁ガラス板の規定の配置に関連して、光帯は原則的に上部および下部スペーサの間に、特に張力をかけて相互に平行な関係で固定される。そのため、光帯は、その第一側面で2つのスペーサの一方と実質的に非弾性的に固定され、特に下部スペーサと第二側面で弾性的に固定されることができる。従って、光帯は2つのスペーサの間で基本的に垂直に張力を受け、提供される弾性による温度誘発性膨張現象を相殺することができる。
好ましくは、第1金属バーは第1スペーサと導電接続され、第2金属バーは第2スペーサと導電接続される。そのため、上述の機械的固定は、少なくとも部分的に非導電性である。その場合、第1金属バーの第1スペーサは、正の供給電流を提供し、第2金属バーの第2スペーサは負の供給電流を提供するか、またはdc供給電圧を使用する場合、簡単な方法で反対となる。そのためにスペーサに沿って追加の供給ラインを必要としない。好ましくは、第1および第2スペーサは、固体金属バーもしくは金属支柱または固体金属外形の形態である。
発光素子それぞれが第1または第2板方向への照射方向に面し、特に照射方向が第1および第2板に対して横方向に広がる構成が提案される。発光素子は通常、対応する光学手段を備えたレーザーダイオードの場合のように一方向だけでなく、比較的大きな角度の領域に光を放射し得る。それにもかかわらず、照射方向または少なくとも発光角度に関して発光領域の中心である主な発光方向は、ほとんどの発光素子と結合させることができる。特に、そのような照射方向はまた、多くの場合発光素子の固定面から離れる。従って、好ましくは、発光素子は、第1および第2板の平面に対して実質的に横方向に照射するように調整および配置され、絶縁空間のみを照射するためではないように調整される。特に、発光素子は、2つのガラス板の一方を通って絶縁空間から外へと発光する。
さらに、実施形態によると、光帯のいくつかまたは全てが、実質的に等間隔、特に少なくとも5mm、好ましくは少なくとも20mmの間隔で互いに平行に配置され、かつ/または発光素子が絶縁空間にわたって実質的に均一に分布され、特に第1および第2板と面平行な面内に配置される。つまり、絶縁ガラス板の領域にわたって均一な発光素子の分布が提案される。その結果、発光素子の照射動作は領域にわたって作用することができ、特に、非常に多数の画素を有する画像または画像の一部分を提供することができる。特に、光帯は、縁部のみに設けられるのではなく、全領域にわたって実質的に均一に分布される。しかしながら、視覚的理由のため、例えば絶縁ガラス板の縁部領域など、部分的に発光素子の密度を高くすることが有利となり得る。非照射壁面要素に起因する対応する縁部の影響を、その点において考慮することができる。
また、光帯が一定の幅、特に2から7mm、好ましくは4mmの幅を有し、かつ/または最大厚さ2から7mm、好ましくは約3mmであることが望ましい。幅4mmの光帯では、長い光帯の場合であっても、安定な支持体となることが可能であり、同時に薄い構造を維持することができ、一方で同時に優れた透明性を達成することができる。光帯の好ましい最大厚さは、2から7mmの範囲、好ましくは約3mmである。
第1および第2板の互いに対する好ましい間隔は、12から20mm、特に約16mmである。好ましくは、絶縁空間は例えばアルゴン等の絶縁ガスで充填される。従って、そのような絶縁ガラス板は、通常標準の寸法および性質を有する。導入された絶縁帯の間および横に残る自由空間に対して絶縁空間を希ガスで充填すると、光帯および個々の素子は、希ガスと少なくとも直接接触する。従って、本発明による絶縁ガラス板は、壁面などの一般的な場所に提供することができ、構造工学の点においてその配置は、本発明による光帯の提供に起因して変化しないかまたはほとんど変化しない。既存の絶縁ガラス板を本発明によるものと置き換えることができ、または新たな建設の場合、本発明による絶縁ガラス板を周知の絶縁ガラス板の代わりに容易に使用することができる。特に、本発明による絶縁ガラス板は、建物構造工学にいかなる影響も及ぼさないかまたはほとんど影響を及ぼさないことが可能である。静止画または動画を表示するための絶縁ガラス板に追加のホルダを提供することは基本的に必要ない。
さらなる実施例を挙げると、特に任意の寸法および特に大きなサイズの寸法の絶縁ガラス板にも例えば2.7×3.5mまたは3.5m×2.7mの板サイズなどで光帯を備えることができる。好ましい実施形態では、絶縁ガラス板が、それぞれの光帯の発光素子をそれぞれ作動するため、および端部制御データをそれぞれの光帯の端部制御ユニットへと伝送するために、個々の光帯用の画像データ信号から端部制御データを抽出するための、中央制御ユニットからの画像データ信号を受け取る、少なくとも1つの中間制御ユニットを備えることを特徴とする。つまり、それぞれの光帯上に配置された複数の端部制御ユニットには、全体的な画像データ信号を受け取り、そこでデータを受け取りかつ抽出し、端部制御ユニットへと分配する中間制御ユニットが設けられる。その点において、そのような画像データ信号は、基本的に、複数の光帯、特に複数の絶縁ガラス板によって表される全体的な画像の全ての画像データを含む。発光素子の各々または発光素子の群の各々は、画素とも称される画像点を表すように構成される。画像点または画素の各々は、特に二次元座標によって一意的に特定される。中央制御ユニットからの画像データ信号は、全体的な画像または少なくとも画像部分の各画素を作動するための情報の項目を含む。中間制御ユニットは、画像データ信号を受け取り、可能であればさらなる予備制御ユニットを利用して、それぞれの中間制御ユニットがデータラインによって接続された光帯に関する画像情報の項目を抽出する。例として、座標A1〜Z500を有する画素領域を与える26画素列A〜Zおよび500画素行1〜500を有する画像では、例えば中間制御ユニットはそこから画素A1〜M250の情報の項目を抽出し、当該の250行へと送る。光帯の関連する画素情報の対応する項目は、データラインによってそれぞれの光帯へと送られ、各発光素子または各発光素子の画素の群の作動のために対応する端部制御ユニットによって使用される。実施形態では、データラインは4本の個別のラインを含み、各々がクロック信号、ラッチ信号、データ信号およびマイナスラインまたは接地ライン用である。
好ましくは、それぞれの板に中間制御ユニットおよび最大175の光帯が設けられる。中間制御ユニットは、データラインによって複数の光帯に接続される。好ましくは、中間制御ユニットは、場合により予備の制御ユニットを用いて、無線通信、光通信、または例えばデータバスなどの有線方式によって中央制御ユニットからの画像信号を受け取るように構成される。特に、光通信手段を使用すると、データを高速で通信することができるため、多くの画素を有する大きな全体画像を送ることができる。無線通信を使用すると、特に多数のデータラインを省略できる点で有利である。この方法では、多数の絶縁ガラス板を全体領域に提供するために例えば壁面上に容易に設置して、壁面または関連する建物に対応するラインを準備することを必要とせずに作動することが可能である。任意で、中央制御ユニットからの無線伝送の範囲を拡大し、全ての中間制御ユニットへと届けるために、大きな領域に関して複数の増幅器が設けられる。
さらに、本発明による絶縁ガラス板を少なくとも2枚備えた絶縁ガラス板配列が提供される。該絶縁ガラス板配列は、全体として絶縁ガラス板の発光素子による静止画または動画の表示を制御するための画像データ信号を提供するための中央制御ユニットを有する。つまり、複数の絶縁ガラス板は連結され、中央制御ユニットによって一緒に作動される。その結果、複数の編成された絶縁ガラス板によって動画または静止画全体画像を表示させることができる。静止画の他、映画またはビデオなどの動画、並びに動的および/または抽象的シーケンスもしくは効果、さらに動く文章などの文字列を表示することができる。動画、特に映画を表示するために、表示すべきときに中央制御ユニットからデータを連続して伝送することができる。
さらに、請求項14に記載の方法が提案される。該方法によると、中央制御ユニットを備える複数の絶縁ガラス板を使用する。中央制御ユニットは、表示に使用するための、絶縁ガラス板配列の全ての発光素子を作動するための情報の項目、特に、場合によっては表示すべきときに、画像の各画素の情報の項目を生成する画像データ信号を生成する。その画像データ信号は、データバスを用いた有線方式、無線方式および/または光方式で中央制御ユニットから中間制御ユニットへと伝送される。次に、中間制御ユニットは、それぞれの光帯の発光素子をそれぞれ作動させるための画像データ信号から端部制御データを抽出する。抽出された端部制御データは、中間制御ユニットからそれぞれの光帯の端部制御ユニットへと伝送される。この方法では、端部制御ユニットは、画素と関連するそれぞれの発光素子または画素の発光素子のそれぞれの群を作動するための情報の必要な項目を受け取る。次に、これらのデータに基づいて、各端部制御ユニットは、それと関連する発光素子または関連する発光素子の群を作動し、それぞれ所望のときに画像のそれぞれの画素を生成する。
好ましくは、中間制御ユニットから光帯それぞれの端部制御ユニットへと端部制御データを伝送した後、少なくとも1つの発光素子による画像の画素を表示するためにそれぞれ端部制御ユニットによって個々の発光素子の作動を開始するため、特に全ての端部制御ユニットで同時に開始するために、イネーブル信号および/またはスタート信号のみを端部制御ユニットへと送る。そのためにラッチ信号を使用することができる。つまり、最初に全ての画素のデータを個々の端部制御ユニットへと伝送し、全ての画素のスタート信号によって同時に、すなわち同調して表示を開始することができる。この場合に端部制御ユニットへと伝送された制御データは、特に映画シーケンスでは、複数の時点の情報の項目を含み得る。
好ましくは、中央制御ユニットおよび/または中間制御ユニットは、表示される画像または画像シーケンスの画像データを保存するための画像データメモリを備え得る。
さらに、端部制御ユニットには、そこに保存されるまたは任意で適宜生成される補正値をプログラムすることができる。このような補正値を利用して各画素の位置的特性を考慮に入れ、隣接する点灯されていない縁部領域を補うために例えば絶縁ガラスの縁部の画素がより明るくなるようにすることができる。
全体画像または画像部分の表示を評価し、任意で補償を行うことができる。例えば、特定の光および特定の白色領域が補償される。このような補償は、中央制御ユニットまたは部分的に中間制御ユニットまたは端部制御ユニットによって行うことができる。補償は、適宜変更することもでき、固定的にあらかじめ定めることもできる。好ましくは、絶縁ガラス板配列の領域またはその部分的領域における測定値、特に輝度測定値が中央制御および/または中間制御ユニットへとフィードバックされ、それに基づいて個々のまたは全ての発光素子の作動が調整される。
建物壁面に本発明による複数の絶縁ガラス板を有する絶縁ガラス板配列を提供すると有利である。その場合、異なるサイズ及び形状の絶縁ガラス板を組み合わせることができる。それぞれの絶縁ガラス板の選択は、基本的に装着する壁面に依存する。中央制御ユニットおよび中間制御ユニットは、異なる絶縁ガラス板サイズ、ひいては絶縁ガラス板中の異なる光帯の数、および光帯上の異なる発光素子の数、すなわち特に異なる光帯の長さに所望に適合させることができる。原則的に、中間制御ユニットはまた、異なる絶縁ガラス板を伴う光帯に接続され得る。
例えば建物の傾斜したまたは水平な屋根などにおける1つまたは複数の絶縁ガラス板の傾斜配列または水平配列を提供することもできる。絶縁ガラス板はまた、例えば絶縁ガラス板から建物内部に向かう方向に面する発光素子による照明手段として使用することも可能である。これは、特に屋根領域に配列された絶縁ガラス板に関して有利となり得る。例えば絶縁ガラス板は、日光がそこを通過して建物内を照らす間にはそのように適合し、室内が暗くなると電源を入れた絶縁ガラス板によって照射することができる。
言い換えると、本発明は、絶縁ガラスに組み込まれ、1つまたは複数の絶縁ガラス板から視覚的内容を表示するためのディスプレイの実施を可能にするディスプレイ技術に関する。この場合、建物から絶縁ガラス板を通した視界は、ディスプレイがオンの場合であっても、画素間隔2cmの場合例えば少なくとも80%の透明度が与えられる。画像画面としても考えられ得るこのようなディスプレイの電源をオフにした場合、建物内部を見通すことが可能である。この点において、ディスプレイは、任意の量の異なるサイズの絶縁ガラスでさえ備えることができる。これにより、既存の壁面にシステムを組み込むことも可能となる。ユニットのサイズおよび形状、ならびに所望の画素間隔に応じて、ディスプレイの絶縁ガラス板は、発光素子、個々の画素の作動およびそれぞれの次の画素への制御信号の伝送を含むその電子作動システム、および電流供給のためのラインがその上に配置される、回路基板行または回路基板列とも称され得る所定数の光帯を含む。対応して適合された絶縁ガラス板のスペーサフレームは、長方形の絶縁ガラス板の場合には互いに接続された基本的に4つのスペーサを有し、それぞれの行および列を受け、同時に列へと電力供給するための導電体として作用する。特に、スペーサの2つは電流供給のためのラインとして作用する。さらに、いわゆるバックプレーンが絶縁ガラスのスペーサの1側面に沿って配置される。そして、全体画像の中央制御または中央制御ユニットからの画像情報の項目を受け取り、好ましくは中間制御ユニットを用いて対応する列および行それぞれに転送する。
本発明によると、1つまたは複数の絶縁ガラス板は、壁面として、または自立またはつり下げにより備えることができるトランスメディア壁面としても認識され、その場合、発光素子は、特に光帯とともに、近接の位置からでも好ましくは少なくとも80%の透明度を有するように設置される。これに関連して、近接の位置との表現は、前述のトランスメディア壁面が組み込まれた窓から外を見る人を意味する。観察者が相応に遠く離れている場合、電源オフの状態では、設置部材および特に絶縁ガラスの光帯は、外部または内部のいずれからも明確に認識されない。
絶縁ガラス板または複数の絶縁ガラス板によって形成されるディスプレイの作動は、ビットストリームと呼ばれるディスプレイの解像度に従って所望の第1画像の視覚情報を第1絶縁ガラス板へと送る中央制御ユニットによってもたらされる。そこで、ユニットに必要な画像情報の項目が、クロック信号を備えるバックプレーンに組み込まれた制御装置からそれぞれの絶縁ガラス板の対応する列、つまり光帯へと伝送される。光帯の対象となる列において、第1画素の制御チップ、特に端部制御ユニットは、必要でない画像情報の項目をバスまたはデータラインによって第2画素の制御チップまたは端部制御ユニットへと渡す。対応する伝送は、任意で第3およびさらなる画素へと続く。画素のための受け取った情報の項目によって、チップは関連するLED、特にRGB−LEDを作動させる。さらに、画像情報の項目は、中間制御ユニットでもあり得るバックプレーンの制御装置からディスプレイに属する第2ガラス板へと伝送される。この工程が最後の絶縁ガラス板まで非常に高速に繰り返される。時間に関する第1画像の画像情報の項目は、供給されるラッチ信号によって一度に全ての画素へと能動的に切り替えられる
本発明は、例えば従来の透明絶縁ガラスだけでなく、非透過性板が面3または4に配置される非透過性パラペット絶縁ガラスなど、異なるサイズおよび種類の多数の絶縁ガラス板が使用される、特に壁面の絶縁ガラス板を使用する。このようなシステムの最大サイズは、ほぼ制限されない。ポストおよび水平バー構造では一般的なように、個々の絶縁ガラス間に比較的狭い不透明領域が配置されていれば、壁面の画像のために、観察者の目でそれらはほとんど認識されない。個々の窓の間が石造などの大きな“非活性”表面の場合、縁部領域における電子輝度適合によって、このような表面とうまく調和することが可能である。このように、本発明の実施形態では、端部制御ユニット、特に画素作動チップにおいて、各画素に補正値をプログラムすることができる。
ディスプレイの透明度にとって重要なことは、画素間隔および列に使用される回路基板の寸法である。実施形態では、回路基板の幅は約4mmである。これにより、ガラスを通して垂直に見る場合、20mmの画素間隔で80%の透明度が得られる。発光素子が絶縁ガラスの外側に配置される最先端のシステムでは、40mm以上の画素間隔でこのような透明度が達成される。本発明では、そこを通して垂直に見る場合、40mmの画素間隔では90%の透明度を達成することが可能である。従って、絶縁ガラスの外の前述のようなシステムは、同程度の透明度では、同じ表面積でせいぜい4分の1の解像度となり、これは二倍の画素間隔に相当する。
本発明の重要な基本的事項は、システムの廃熱を最小限に抑えることである。そのために、距離が遠いとラインにおいて電圧損失がもたらされ、主電源ユニットによって回路が実際に必要としない非常に高い電圧が生成され得るため、個々の絶縁ガラス板の電源を近くに配置することが提案される。過剰に高い電圧は絶縁ガラス中で再度熱に変換され得る。
好ましくは、絶縁ガラス板は、建物の壁面内に組み込まれるかまたは絶縁ガラスの前面設置または自立壁面として設置される。原則的に、本発明による技術は、例えば2つのプラスチック板の間にシステムおよび特に光帯を取り付けることができるように、絶縁ガラスを使用せずに適用することを可能にする。輸送が容易な標準サイズ、例えば1200mm×800mmでは、大規模用途の輸送可能な非常に頑丈なディスプレイシステムを生成することが可能である。その点では、ガラスに対して重量的に有利なプラスチックを考慮することができる。
一般的に、多様なガラスおよびプラスチックの組み合わせによって、製品に多くの優れた点がもたらされる。例えば以下のようなものがあり得る;
a)外板遮光ガラス−内板耐熱ガラス:外板の外部からの高度の反射に起因して、ディスプレイまたは光帯がオフの場合、装着された部品は日光の下では外部から視認されない
b)外板通常ガラス−内板カラーガラス:カラー背景によってディスプレイのコントラストが強化され、ディスプレイがより高輝度を有する。
本発明では、さらなる可能な用途が可能であり、システムを室内側、および屋根領域において使用することが可能である。これにより、建物内に視覚的内容を提示することができ、さらに有効照明のためにシステムを使用することが可能となる。
本発明による絶縁ガラス板の概略的な平面図を示す。 図1に示した絶縁ガラス板の水平配列における平面図を示す。 6つの絶縁ガラス板および中央制御ユニットの絶縁ガラス板配列を概略的に示す。 本発明による絶縁ガラス板を有する壁面を示す。 本発明による絶縁ガラス板の一部分の側面図を示す。 本発明による絶縁ガラス板を通した透明度および透視性を示す。 本発明による絶縁ガラス板を通した可能な視野の角度分布を示す。 光帯とスペーサとの間の固定を概略的に示す。 回路基板を含む光帯の支持体の接続構造を断面図として概略的に示す。
以下では、例として添付の図面を参照しながらいくつかの実施形態を用いて本発明を詳細に説明する。
同一または異なる実施形態の類似であるが同一ではない特徴または要素にも同一の参照符号が付されることに留意されたい。
図1は、上部及び下部スペーサ3を有し、それらの間に光帯1が固定された絶縁ガラス板100を概略的に示す。スペーサ3は、好ましくは例えばT字状の断面を有する中実の金属バーまたは輪郭部材の形態であり、光帯1を保持し、電流供給手段として作用する。側部スペーサ2は2つのスペーサ3とともに、第1および第2ガラス板を相互に離間して保持し、スペーサ間の絶縁空間を気密封止するために必ず必要である。側部スペーサ2は、中空であってもよく、乾燥剤とともに設けてもよい。
図2は、図1の絶縁ガラス板100を垂直に設置することも可能であることを示す。この場合、光帯1は、スペーサ3の間に水平に延在する。スペーサ3は、図2に示すように垂直方向に配置されるが、光帯1に供給電流を提供するために中実金属バーの形態である。
図3の絶縁ガラス配列30は、6つの絶縁ガラス板100’を含む。各々の絶縁ガラス板100’には、個々の光帯の作動情報の項目を分配するためのいわゆるバックプレーン7およびその上に配置される発光素子が設けられる。バックプレーン7は、それぞれ1つまたは複数の中間制御ユニット(図示せず)を備えることもできる。各々の絶縁ガラス板はまた電流供給手段8を有する。
中央制御ユニット4は、絶縁ガラス板配列30を形成する全ての絶縁ガラス板100’用の画像データを生成する。画像データは、第1メインデータライン5によって、中央制御ユニット4から第1絶縁ガラス板100’のバックプレーン7へと伝送される。バックプレーン7は、絶縁ガラス板100’に関する情報の項目を抽出し、接続データライン6上の画像データ信号を隣の絶縁ガラス板100’のバックプレーン7へと送る。この手順が全ての絶縁ガラス板100’および最後の絶縁ガラス板100に対して実施される。別の実施形態では、図3に示した構造とは異なって、絶縁ガラス板から中央制御ユニット4へのフィードバックも可能である。個々の絶縁ガラス板100’および100または対応するバックプレーン7のフィードバックメッセージデータまたは測定データをそのフィードバックで中央制御ユニット4へと送り返すことが可能である。
図4は、本発明に従わず、基本的に1階の領域12に配置されたさまざまな窓板42およびドア41を有する壁面40を示す。図4の概略図はさらに、2から4階までの領域11の前面を示す。領域11における2から4階の窓は、本発明の構成に従って垂直に配列された絶縁ガラス板9および水平に配列された絶縁ガラス板9aを備える。壁面支持体10のような壁面の一部が絶縁ガラス板9と9aとの間に視認される。その結果、合計56の絶縁ガラス板9および9aは、図示された壁面の全体表示を形成する。その点では、絶縁ガラス板9および9aは、通常のガラスとして、つまり基本的に窓として壁面40に配列される。第1絶縁ガラス板9aが領域12として示した1階より上から開始されるという事実は、壁面の前に立つ人が、最下部の絶縁ガラス板9aに対してある最小距離を置き、いかなるオフ状態の光帯もほとんど視認されないことを意味する。
従って、図4において概略的に図示された建物の壁面は、大規模なディスプレイとして2階から4階の領域11において使用することができる。領域12の1階の領域には影響がない。その点では、図4は単に実施例として示されたものであり、特により大きな壁面ではより多くの階が下の領域で自由となり、大規模なディスプレイをより高い領域に配置することが可能である。
絶縁ガラス板の構造は、断面図として一部分のみを示す図5から明らかとなる。第1および第2ガラス板は、複数のスペーサによって相互に平行に離間して配置されるが、ここではスペーサ15のみが示される。さらに封止目的で封止領域16が設けられ、データライン、特にデータバスがそこを通過することができる。
光帯50は、スペーサ15に固定されている。つまり、スペーサ15は、同時に固定手段としても作用する。光帯50は2つの金属バーを備え、図5では、そのうちの第1金属バー21が表示されており、他方の金属バーが図5において後方に隠れている。回路基板20は、金属バー21上およびともに接着固定された隠れた金属バーの部分的導電性接着剤によって固定されている。回路基板20は、連続的な回路基板であり、第1および第2端部制御ユニット19aおよび19bを備える。端部制御ユニット19aおよび19bは、単に概略的に示されており、各々が発光素子として個別の多色LEDを備える。
金属バー21は、スペーサ15と電気的に接続されている。制御データは、データライン18によって中間制御ユニット17から回路基板20へと伝送され、続いてそこから第1端部制御ユニット19a、さらに第2端部制御ユニット19bへと送られる。
図6は、本発明による絶縁ガラス板の前に立つ人を概略的に示す。簡単な方法で考慮した基本的な開始地点が、断面が長方形の光帯および絶縁ガラス板から観察者までの距離である場合、絶縁ガラス板を通した視界は、画素間隔とも称され得る、2つの隣接する発光素子に関して2つの隣接する光帯の間隔、光帯の幅および深さに依存する。最小視野角αはこれらの値から推定され、この最小視野角を超えると、絶縁ガラス板を通して見ることが可能である。対応する方法において、板を通して見ることができる自由角がある。板から観察者までの距離に依存して、板を通して少なくとも部分的に見ることができる板幅があり、以降、透過幅という。この関係が図7にさらに図示されている。光帯は直角に配置されていると想定される。
画素間隔20mm、幅4mm、および厚さ3mmでは、視野角αは10.7°であり、自由角は158.5°である。垂直な視界では、透明度は80%と特定される。1mの距離では、透過幅は10.5mであり、5mの距離では透過幅は52.7mである。
画素間隔が40mmに増加すると、視野角αは4.8°、自由角は170.5°となる。垂直な視界では、透明度は90%と特定される。1mの距離では、透過幅は23.9m、5mの距離では119.7mである。
図8を参照すると、光帯60は、絶縁ガラス板62において、第1ガラス板63と第2ガラス板64との間に配置される。LED61を備える2つの端部制御ユニット61が象徴的に図示されている、ガラス板63および64は、上部および下部スペーサ65および66によって離間して支持される。上部スペーサ65はT字型の断面を有し、第1H型アダプタ67によって光帯60を支持する。H型アダプタ67を上部スペーサ65および光帯60の両方に固定するために、それぞれ対応するスプリットピン68および69が設けられ、例えばねじを使用することも可能である。
光帯は、第2H型アダプタ70によって下部スペーサ66に固定される。この場合、第2H型アダプタ70と光帯60との固定は、スプリットピン71を使用して達成され、一方で第2H型アダプタ70はねじ72およびピン73によって、下部スペーサに弾性的に固定される。従って、温度によって誘発されるいかなる光帯60の長さの変化も、ねじ72が光帯60全体の重量を負担する必要なく、ねじ72によって相殺される。
図9は、回路基板83が固定された支持体80の構造を表す断面図を示す。明確性の目的から、端部制御ユニットまたは発光素子は図示されていない。支持体80は実質的に、絶縁性接着剤84によって互いに接着され、固定構造、特にねじれ剛性構造を形成する第1および第2金属バー81および82を備える。回路基板33は、部分的に導電性を有する接着剤85によって、第1および第2金属バー81および82と固定的に接続される。回路基板83から第1および第2金属バー81および82までの距離はそれぞれ、導電接続される程度に小さい。しかしながら、導電接続は回路基板83に沿った接着剤85において、また第1および第2金属バー81および82の間では生じない。従って、金属バー81および82は、単一の直流的に分離された供給ラインとして使用することができる。
1、60 光帯
19a、19b 端部制御ユニット
100、100’ 絶縁ガラス板
3 スペーサ
30 絶縁ガラス板配列
4 中央制御ユニット
40 建物壁面
61 発光素子
63 第1ガラス板
64 第2ガラス板
65 第1スペーサ
66 第2スペーサ
7 中間制御ユニット
80 支持体
81 第1金属バー
82 第2金属バー
83 回路基板

Claims (22)

  1. ガラスの第1および第2板(63、64)を備える絶縁ガラス板(100)であって、前記第1および第2板(63、64)がスペーサ(3)によって相互に面平行に離間した関係で配列され、前記第1および第2板(63、64)の間には絶縁空間が形成されかつ気密封止され、複数の相互に離間された発光素子(61)を各々が有する、複数の相互に離間された光帯(1、60)が前記絶縁空間に配置され、前記光帯(1、60)の各々が前記第1および第2板と平行な絶縁空間を貫通するねじれ剛性支持体(80)を含み、
    前記ねじれ剛性支持体(80)が第1及び第2板に離間して延在しており、前記発光素子(61)が前記ねじれ剛性支持体(80)に固定されている絶縁ガラス板(100)。
  2. 前記ねじれ剛性支持体(80)が、前記発光素子(61)に電気エネルギーを供給するための供給電流を流すように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の絶縁ガラス板(100)。
  3. 前記ねじれ剛性支持体(80)が、前記発光素子に供給電流を流すため、かつ前記ねじれ剛性支持体(80)を機械的に固定するために、導電要素(81、82)、特に金属バー(81、82)または金属層のような金属要素を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の絶縁ガラス板(100)。
  4. 前記ねじれ剛性支持体(80)の各々が、互いに平行に延在する第1および第2金属バー(81、82)を備え、前記金属バーが互いに機械的に接続されかつ互いに絶縁されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  5. 前記金属バー(81、82)が、互いに接着され、かつ/またはアルミニウムからなることを特徴とする請求項4に記載の絶縁ガラス板(100)。
  6. LED、特にSMD−LED、および/または多色LED、特にRGB−LEDが前記発光素子(61)として使用されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  7. 少なくとも1つの回路基板(83)が各ねじれ剛性支持体(80)上に固定され、かつ/または前記ねじれ剛性支持体(80)が回路基板(83)を備えるかまたは回路基板(83)であることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  8. 前記回路基板(83)が多層かつ機械的に安定であり、特にねじれ剛性の性質を有し、かつ前記発光素子(61)に電気エネルギーを供給するために供給電流を流すように構成され、並びに/または前記回路基板(83)の各々が少なくとも1つの発光素子(61)と、前記発光素子(61)を作動するための少なくとも1つの端部制御ユニット(19a、19b)を備え、特に、前記回路基板(83)が前記第1および第2板(63、64)に対して面平行な関係で配置され、並びに/または前記回路基板(83)が部分的導電性接着剤によって前記ねじれ剛性支持体(80)またはその一部上、特に前記ねじれ剛性支持体(80)の金属バー(81、82)上に接着されていることを特徴とする請求項7に記載の絶縁ガラス板(100)。
  9. 前記金属バー(81、82)が前記発光素子(61)に電気エネルギーを供給するための電流供給ラインとして使用され、前記光帯(1、60)が端部制御ユニット(19a、19b)または前記端部制御ユニット(19a、19b)にデータを供給するためのデータラインをさらに備え、前記電流供給ラインが前記データラインよりも大きな断面を有するかまたは、前記絶縁ガラス板(100)が約5Vの電圧を供給されるように構成されていることを特徴とする請求項3〜5及び8のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  10. 前記光帯(1、60)の長さが、少なくとも1m、好ましくは少なくとも2m、さらに好ましくは少なくとも2.5mであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  11. 前記光帯(60)が、第1および第2スペーサ(65、66)の間に配置され、かつ特に弾性的にそこに固定され、前記第1および第2スペーサ(65、66)によって電気エネルギーを供給するために、前記第1金属バー(81)が前記第1スペーサ(65)に導電接続され、前記第2金属バー(82)が前記第2スペーサ(66)に導電接続されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の絶縁ガラス板(100)。
  12. 前記発光素子(61)が、それぞれ前記第1または第2板(63、64)に向かう照射方向、特に前記第1および第2板(63、64)に対して横方向に広がる照射方向に面することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  13. 前記光帯(1、60)のいくつかまたは全てが、等間隔、特に少なくとも5mm、好ましくは少なくとも20mmの間隔で互いに平行に配列され、かつ/または前記発光素子が前記絶縁空間にわたって実質的に均一に、特に前記第1および第2板(63、64)と面平行な面内に分布していることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  14. 前記光帯(1、60)が一定の幅、特に2〜7mmの範囲、好ましくは約4mmの幅を有し、かつ/または2〜7mm、好ましくは約3mmの最大厚さを有することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  15. 前記第1および第2板(63、64)が12〜20mm、特に約16mmの間隔を有し、かつ/または前記絶縁空間が希ガスで充填されていることを特徴とする請求項1から14のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  16. それぞれの光帯(1、60)の発光素子(61)をそれぞれ作動するため、および端部制御データをそれぞれの光帯(1、60)の端部制御ユニット(19a、19b)へと伝送するために、個々の光帯(1、60)用の画像データ信号から端部制御データを抽出するための、中央制御ユニット(4)から画像データ信号を受け取る、少なくとも1つの中間制御ユニット(7)を備えることを特徴とする請求項1から15のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)。
  17. 複数の光帯(1、60)のための中間制御ユニット(7)を備え、かつ/または前記中間制御ユニット(7)が前記中央制御ユニット(4)から無線または光伝送によって前記画像データ信号を受け取るように構成されていることを特徴とする請求項16に記載の絶縁ガラス板(100)。
  18. 全体として前記絶縁ガラス板(100)の前記発光素子(61)による全体静止画または動画の表示を制御するための画像データ信号を提供する中央制御ユニットをさらに備える、請求項1から17のいずれか一項に記載の絶縁ガラス板(100)を少なくとも2つ備える絶縁ガラス板配列(30)。
  19. 請求項18に記載の絶縁ガラス板配列(30)を利用して静止画または動画を表示する方法であって、
    前記表示に使用される前記絶縁ガラス板配列(30)の全ての発光素子(61)を作動するための情報の項目を含む画像データ信号を中央制御ユニット(4)において生成する段階と、
    有線、無線または光の形態で、前記画像データ信号を前記中央制御ユニット(4)から中間制御ユニット(7)へと伝送する段階と、
    それぞれの中間制御ユニット(7)によって、前記光帯(1、60)それぞれの前記発光素子(61)をそれぞれ作動させるために、個々の光帯(1、60)の前記画像データ信号から端部制御データを抽出する段階と、
    前記中間制御ユニット(7)から前記光帯(60)それぞれの端部制御ユニット(19a、19b)へと前記端部制御データを伝送する段階と、
    少なくとも1つの発光素子(61)によって、それぞれの画像の画素を表示させるために、それぞれの端部制御ユニット(19a、19b)によって個々の発光素子(61)を作動させる段階と、
    を含む方法。
  20. 前記中間制御ユニット(7)から前記光帯(1、60)それぞれの端部制御ユニット(19a、19b)へと前記端部制御データを伝送した後、少なくとも1つの発光素子(61)によるそれぞれの画像の画素を表示するためにそれぞれの前記端部制御ユニット(19a、19b)によって個々の発光素子(61)の作動を開始するため、特に全ての端部制御ユニット(19a、19b)で同時に開始するために、イネーブル信号および/またはスタート信号のみを前記端部制御ユニット(19a、19b)へと送ることを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記絶縁ガラス板配列(30)もしくはその領域、またはその領域の一部分の測定値、特に輝度測定値を、前記中央制御ユニット(4)および/または中間制御ユニット(7)へと送り返し、発光素子(61)の全てまたは個々の作動がそれに従うように構成されていることを特徴とする請求項19または20に記載の方法。
  22. 請求項18に記載の絶縁ガラス板配列(30)を有する建物壁面(40)。
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