JP5778241B2 - 視聴情報集計装置、視聴情報集計システム、視聴情報集計方法、プログラム、および記録媒体 - Google Patents
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図1は、本実施形態に係る視聴情報集計システム10の装置構成を示す。
テレビ100は、放送局から放送された番組コンテンツ(地上デジタル放送、BS/CSデジタル放送、ケーブルTV、インターネット配信等)を視聴可能な装置である。テレビ100は、番組コンテンツをHDD110へ録画することが可能であり、HDD110に録画された番組コンテンツを視聴することも可能である。
視聴情報蓄積サーバ120は、番組情報の視聴に関する情報である視聴情報をテレビ100から受信し、当該視聴情報を視聴情報データベース122へ逐次登録することにより、当該視聴情報を視聴情報データベース122に蓄積してゆく。
視聴ランキングサーバ130は、視聴情報データベース122に蓄積されている録画番組視聴情報およびリアルタイム視聴情報に基づいて、番組情報データベース132に登録されている複数の番組コンテンツのランクを決定する。そして、視聴ランキングサーバ130は、決定されたランクを示すランク情報を、上記複数の視聴機器へ配信する。ランク情報の配信先は、視聴機器に限らず、例えば、パーソナルコンピュータ、広告用ディスプレイ、携帯電話機、スマートフォン、タブレット端末等、少なくともランク情報を表示可能な機器全般が含まれる。
図2は、本実施形態に係る視聴情報集計システム10を構成する各装置の主要なハードウェア構成を示す。
図2に示すように、テレビ100は、チューナ202、CPU204、ROM(Read Only Memory)206、RAM(Random Access Memory)208、操作入力デバイス210、ディスプレイ212、スピーカ214、レコーダ216、外部機器インタフェース218、および通信インタフェース220を備える。
チューナ202は、放送局によって放送された映像コンテンツ(すなわち、番組コンテンツ)を受信する。チューナ202によって受信された映像コンテンツは、直ちにテレビ100において再生され、その映像がディスプレイ212に表示されるとともに、その音声データがスピーカ214から出力される。または、チューナ202によって受信された映像コンテンツは、レコーダ216の制御により、外部機器インタフェース218と接続されたHDD110へ録画される。
ROM206およびRAM208は、各種プログラムおよび各種データを、一時的または恒久的に格納するメモリである。CPU204は、ROM206またはRAM208に記憶されているプログラムを実行することにより、テレビ100の各部を制御したり、テレビ100の各機能を実行したりする。
操作入力デバイス210は、当該操作入力デバイス210の操作(例えば、選局操作、録画操作、再生操作、音量調整操作、電源切り替え操作、入力切り替え操作、各種メニュー操作等)に応じた操作信号を、テレビ100に対して入力する。テレビ100は、入力された操作信号に応じた処理を実行する。例えば、操作入力デバイス210は、リモコン、ボタン等が採用され得る。
ディスプレイ212は、各種映像(例えば、番組コンテンツの映像、各種設定画面、番組表等)を表示する。例えば、ディスプレイ212として、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、ブラウン管ディスプレイ等が採用され得る。
スピーカ214は、各種音声(例えば、映像コンテンツの音声、各種案内音声、読み上げ音声等)を出力する。
レコーダ216は、チューナ202によって受信された番組コンテンツを、HDD110へ録画する。例えば、レコーダ216は、予め設定された予約時刻が到来すると、予約された番組コンテンツを録画する。また、レコーダ216は、ユーザがある番組コンテンツを視聴中に、ユーザによって録画指示がなされると、それ以降、その番組コンテンツを録画することができる。
外部機器インタフェース218は、外部機器(HDD110)が接続され、当該外部機器との通信を制御する。例えば、外部機器インタフェース150には、USB、Bluetooth(登録商標)、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)等が採用され得る。
通信インタフェース220は、通信ネットワーク(インターネット20)に接続され、当該通信ネットワークを介した通信を制御する。例えば、通信インタフェース140には、LANインタフェース、Wi−Fi(Wireless Fidelity)等が採用され得る。
一方、視聴情報蓄積サーバ120は、CPU222、ROM224、RAM226、通信インタフェース228、および外部機器インタフェース229を備える。CPU222は、ROM224またはRAM226に記憶されているプログラムを実行することにより、視聴情報蓄積サーバ120の各部を制御したり、視聴情報蓄積サーバ120の各機能を実行したりする。通信インタフェース228は、通信ネットワーク(インターネット20)に接続され、当該通信ネットワークを介した通信を制御する。外部機器インタフェース229は、外部機器(視聴情報データベース122)が接続され、当該外部機器との通信を制御する。なお、視聴情報蓄積サーバ120と視聴情報データベース122との接続は、通信インタフェース228を介したものであってもよく、さらには、インターネット20を介したものであってもよい。
同様に、視聴ランキングサーバ130は、CPU232、ROM234、RAM236、通信インタフェース238、および外部機器インタフェース239を備える。CPU232は、ROM234またはRAM236に記憶されているプログラムを実行することにより、視聴ランキングサーバ130の各部を制御したり、視聴ランキングサーバ130の各機能を実行したりする。通信インタフェース238は、通信ネットワーク(インターネット20)に接続され、当該通信ネットワークを介した通信を制御する。外部機器インタフェース239は、外部機器(番組情報データベース132)が接続され、当該外部機器との通信を制御する。視聴ランキングサーバ130と番組情報データベース132との接続は、通信インタフェース238を介したものであってもよく、さらには、インターネット20を介したものであってもよい。
図3は、本実施形態に係る視聴情報集計システム10の機能構成を示す。
図3に示すように、テレビ100は、リアルタイム再生部302、リアルタイム視聴情報生成部304、録画番組再生部306、録画番組視聴情報生成部308、視聴情報送信部310、ランク情報受信部312、およびランク情報表示部314を備える。
リアルタイム再生部302は、チューナ202によって受信された番組コンテンツを、リアルタイム再生する。例えば、リアルタイム再生部302は、チューナ202が受信可能な複数の番組コンテンツの中から、ユーザによって選択(選局)された番組コンテンツを、リアルタイム再生する。
リアルタイム視聴情報生成部304は、リアルタイム再生部302が行ったリアルタイム再生に関する視聴情報(すなわち、リアルタイム視聴情報)を生成する。
録画番組再生部306は、HDD110に録画されている番組コンテンツを再生する。例えば、録画番組再生部306は、HDD110に録画されている複数の番組コンテンツの中から、ユーザによって選択された番組コンテンツを、再生する。
録画番組視聴情報生成部308は、録画番組再生部306が行った録画番組再生に関する視聴情報(すなわち、録画番組視聴情報)を生成する。
視聴情報送信部310は、リアルタイム視聴情報生成部304によって生成されたリアルタイム視聴情報、および、録画番組視聴情報生成部308によって生成された録画番組視聴情報を、視聴情報蓄積サーバ120へ送信する。
ランク情報受信部312は、視聴ランキングサーバ130から配信されたランク情報を受信する。ランク情報表示部314は、ランク情報表示部314によって受信されたランク情報を表示する。
視聴情報蓄積サーバ120は、視聴情報受信部322および視聴情報登録部324を備える。視聴情報受信部322は、テレビ100から送信された視聴情報を受信する。視聴情報登録部324は、視聴情報受信部322によって受信された視聴情報を、視聴情報データベース122へ登録する。視聴情報登録部324は、視聴区間毎の視聴情報がテレビ100から送られてきた場合、視聴区間毎に、当該視聴区間の視聴の詳細が示された視聴情報を視聴情報データベース122に登録する。例えば、視聴情報登録部324は、ある視聴区間の録画視聴情報がテレビ100から送られてきた場合、当該視聴区間の録画視聴の詳細が示された録画視聴情報を視聴情報データベース122に登録する。同様に、視聴情報登録部324は、ある視聴区間のリアルタイム視聴情報がテレビ100から送られてきた場合、当該視聴区間のリアルタイム視聴の詳細が示された録画視聴情報を視聴情報データベース122に登録する。
視聴ランキングサーバ130は、ランク決定部332およびランク情報配信部334を備える。ランク決定部332は、視聴情報データベース122に登録されている複数の視聴情報に基づいて、複数の番組コンテンツのランクを決定する。ランク情報配信部334は、ランク決定部332によって決定されたランクが示されたランク情報を配信する。
図4は、本実施形態に係る視聴情報集計システム10による処理の手順を示すシーケンス図である。
まず、テレビ100において、録画番組再生部306が、HDD110に録画されている番組コンテンツを再生した場合には(ステップS402)、録画番組視聴情報生成部308が、当該録画番組再生が行われている視聴区間に関する録画番組視聴情報を生成する(ステップS404)。そして、視聴情報送信部310が、当該録画番組視聴情報を、視聴情報蓄積サーバ120へ送信する(ステップS406)。
一方、テレビ100において、リアルタイム再生部302が、チューナ202によって受信された番組コンテンツをリアルタイム再生した場合には(ステップS412)、リアルタイム視聴情報生成部304が、当該リアルタイム再生が行われている視聴区間に関するリアルタイム視聴情報を生成する(ステップS414)。そして、視聴情報送信部310が、当該リアルタイム視聴情報を、視聴情報蓄積サーバ120へ送信する(ステップS416)。
視聴ランキングサーバ130においては、予め定められたタイミングで、ランク決定部332が、視聴情報データベース122に登録されている複数の視聴情報(録画番組視聴情報およびリアルタイム視聴情報)に基づいて、複数の番組コンテンツのランクを決定し(ステップS422)、ランク情報配信部334が、当該ランクが示されたランク情報をテレビ100等へ配信する(ステップS424)。
以下、図5〜図14を参照して、視聴情報集計システム10において実行される各処理の具体的な手順を説明する。
図5は、本実施形態に係るテレビ100による、リアルタイム視聴情報生成処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態に係るテレビ100による、録画処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
図7は、本実施形態に係るテレビ100において扱われる録画データの構成を示す。図7に示す例では、録画データは、データ項目として、「放送局情報」、「録画開始時刻」、「映像ストリーム」、および「音声ストリーム」を含んでいる。「放送局情報」および「録画開始時刻」は、インデックス情報である。レコーダ216が番組コンテンツの録画を行うと、HDD110には、図7に示す構成を有する録画データが記録される。
図8は、本実施形態に係るテレビ100による、録画番組視聴情報生成処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
ステップS812において、“録画番組再生が停止されていない”と判断された場合(ステップS812:NO)、テレビ100は、ステップS806へ処理を戻す。
図9は、本実施形態に係る視聴情報集計システム10において扱われる録画番組視聴情報の構成を示す。図9に示す例では、録画番組視聴情報は、データ項目(詳細情報)として、「再生時の実時間」、「放送局情報」、「録画開始時刻」、「再生時間」、「再生状態」、および「送信済みフラグ」を含んでいる。テレビ100が番組コンテンツの録画番組再生を行うと、テレビ100は、図9に示す構成を有する録画番組視聴情報を生成し、当該録画番組視聴情報を視聴情報蓄積サーバ120へ送信する。特に、本実施形態のテレビ100は、番組コンテンツの視聴区間毎に、図9に示す構成を有する録画番組視聴情報を生成し、当該録画番組視聴情報を視聴情報蓄積サーバ120へ送信する。
図10は、本実施形態に係る視聴情報蓄積サーバ120による、視聴情報登録処理の具体的な手順を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130による、ランク情報生成処理の実施例1を説明する。
図11は、本実施例1に係る視聴ランキングサーバ130によるランク情報生成処理(以下、「第1のランク情報生成処理」と称する。)の具体的な手順を示すフローチャートである。第1のランク情報生成処理とは、現在放送されている複数の番組の視聴情報(リアルタイム視聴情報)に基づいて、上記複数の番組の現在のランクを決定し、当該ランクが示されたランク情報を生成する処理である。
以下、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130による、ランク情報生成処理の実施例2を説明する。
図12は、本実施例2に係る視聴ランキングサーバ130によるランク情報生成処理(以下、「第2のランク情報生成処理」と称する。)の具体的な手順を示すフローチャートである。第2のランク情報生成処理とは、ある過去の時点に放送されていた複数の番組の視聴情報(リアルタイム視聴情報および録画番組視聴情報)に基づいて、上記過去の時点における上記複数の番組のランクを決定し、当該ランクが示されたランク情報を生成する処理である。
以下、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130による、ランク情報生成処理の実施例3を説明する。
図13は、本実施例3に係る視聴ランキングサーバ130によるランク情報生成処理(以下、「第3のランク情報生成処理」と称する。)の具体的な手順を示すフローチャートである。第3のランク情報生成処理とは、ある対象期間(例えば1日)に放送されていた複数の番組の、上記対象期間内の視聴情報(リアルタイム視聴情報)に基づいて、上記対象期間における上記複数の番組のランクを決定し、当該ランクが示されたランク情報を生成する処理である。
まず、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、リアルタイム視聴の総視聴時間である第1の総視聴時間を算出する(ステップS1302)。
次に、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、最大視聴機器数を特定する(ステップS1304)。「最大視聴機器数」とは、上記対象期間内において、当該番組が最も多くの視聴機器によって視聴されていた時の、視聴機器数のことである。例えば、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、上記対象期間内における上記単位時間毎の視聴機器数を算出またはメモリから読み出し、その内の最大のものを、当該番組の「最大視聴機器数」として特定する。
次に、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、放送時間を特定する(ステップS1306)。例えば、ランク決定部332は、番組情報データベース132を参照することにより、当該放送時間を特定することができる。
ランク決定部332は、ステップS1302で算出された第1の総視聴時間、ステップS1304で算出された最大視聴機器数、および、ステップS1306で算出された放送時間を、上記対象期間の集計データとして、メモリに保存する(ステップS1308)。
そして、ランク決定部332は、上記集計データに基づいて、上記対象期間内に放送されていた複数の番組のランクを決定し(ステップS1310)、視聴ランキングサーバ130は、図12に示す一連の処理を終了する。もっとも単純なランクの決定方法としては、第1の総視聴時間がより多い番組ほど、より高順位とすることであるが、これに限らない。
以下、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130による、ランク情報生成処理の実施例4を説明する。
図14は、本実施例4に係る視聴ランキングサーバ130によるランク情報生成処理(以下、「第4のランク情報生成処理」と称する。)の具体的な手順を示すフローチャートである。第4のランク情報生成処理とは、ある対象期間(例えば1日)に放送されていた複数の番組の視聴情報(リアルタイム視聴情報と録画番組視聴情報との双方)に基づいて、上記対象期間における上記複数の番組のランクを決定し、当該ランクが示されたランク情報を生成する処理である。すなわち、第4のランク情報生成処理は、対象とする視聴情報が、リアルタイム視聴情報と録画番組視聴情報との双方となっている点で、第3のランク情報生成処理(図13参照)と異なる。
まず、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、リアルタイム視聴の総視聴時間である第1の総視聴時間を算出する(ステップS1402)。第1の総視聴時間を算出方法は、第3のランク情報生成処理と同様である。
次に、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、録画再生視聴の総視聴時間である第2の総視聴時間を算出する(ステップS1404)。
次に、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、最大視聴機器数を特定する(ステップS1406)。
次に、ランク決定部332は、対象期間内に放送されていた番組毎に、放送時間を特定する(ステップS1408)。
ランク決定部332は、ステップS1402で算出された第1の総視聴時間、ステップS1404で算出された第2の総視聴時間、ステップS1406で算出された最大視聴機器数、および、ステップS1408で算出された放送時間を、上記対象期間の集計データとして、メモリに保存する(ステップS1410)。
そして、ランク決定部332は、上記集計データに基づいて、上記対象期間内に放送されていた複数の番組のランクを決定し(ステップS1412)、視聴ランキングサーバ130は、図14に示す一連の処理を終了する。もっとも単純なランクの決定方法としては、第1の総視聴時間と第2の総視聴時間との合計時間がより多い番組ほど、より高順位とすることであるが、これに限らない。例えば、第1の総視聴時間のみに基づいてランクを決定してもよく、第2の総視聴時間のみに基づいてランクを決定してもよい。
図15は、本実施形態に係るテレビ10において生成された録画再生視聴情報の具体例を示す。図15に例示する録画再生視聴情報群は、テレビ10による同一の番組コンテンツの録画番組視聴に関する、視聴区間毎(再生状態毎)の、複数の録画番組視聴情報を含んでいる。
図16は、本実施形態に係る視聴情報データベース122に蓄積された視聴情報の具体例を示す。図16に示すように、視聴情報データベース122には、複数の視聴機器から送信された、視聴区間毎の視聴情報が登録される。また、視聴情報データベース122には、録画番組視聴情報と、リアルタイム視聴情報との双方が登録される。
図17は、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130によって生成されたランク情報の具体例(第1例)を示す。
図18は、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130によって生成された、集計データの具体例を示す。図18に示す集計データは、ある放送日(1日)を集計対象期間とする集計データであり、上記放送日に放送された複数の番組の各々の集計データを含んでいる。各集計データは、データ項目として、「チャンネル」、「番組名」、「最大視聴台数」、「延べ視聴時間(リアルタイム視聴)」、「放送時間」、「延べ視聴時間(録画番組視聴)」、および「視聴済テレビ」を含んでいる。
図19は、本実施形態に係る視聴ランキングサーバ130によって生成されたランク情報の具体例(第2例)を示す。図19に示すランク情報は、図18に例示した集計データに基づいて生成されたランク情報の表示例である。
視聴情報集計システム10が備える各装置の制御ブロックは、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、また、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
実施形態(図3)で説明した視聴情報集計システム10の各機能は、システム全体として、何らかの主体によって実現されればよく、すなわち、実施形態に示した主体とは異なる他の主体によって実現されてもよい。この場合、当該他の主体は、実施形態に示したものであってもよく、実施形態に示されていないものであってもよい。
以上のように、本発明の一態様に係る視聴情報集計装置(視聴情報蓄積サーバ120)は、複数の視聴機器の各々から、番組コンテンツの視聴に関する視聴情報を取得する視聴情報取得手段(視聴情報受信部322)と、視聴情報を蓄積するデータベース(視聴情報データベース122)に対し、前記視聴情報取得手段によって取得された前記視聴情報を登録する視聴情報登録手段(視聴情報登録部324)とを備え、前記視聴情報登録手段は、前記番組コンテンツにおいて視聴された視聴区間毎に、当該視聴区間の視聴の詳細が示された前記視聴情報を前記データベースに登録することを特徴とする。
20 インターネット
100 テレビ(視聴機器)
110 HDD
120 視聴情報蓄積サーバ(視聴情報集計装置)
122 視聴情報データベース(データベース)
130 視聴ランキングサーバ(視聴情報集計装置)
132 番組情報データベース
302 リアルタイム再生部
304 リアルタイム視聴情報生成部
306 録画番組再生部
308 録画番組視聴情報生成部
310 視聴情報送信部
312 ランク情報受信部
314 ランク情報表示部
322 視聴情報受信部(視聴情報取得手段)
324 視聴情報登録部(視聴情報登録手段)
332 ランク決定部(ランク決定手段、算出手段)
334 ランク情報配信部(出力手段)
Claims (8)
- データベースに登録されている複数の視聴情報を番組毎に集計することにより、番組毎の視聴度を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された複数の番組の前記視聴度を、表示可能に出力する出力手段と
を備え、
前記算出手段は、
前記番組毎に、任意に指定された対象期間の、録画視聴に関する視聴度およびリアルタイム視聴に関する視聴度として、前記対象期間内における総視聴時間をそれぞれ算出し、
前記出力手段は、
前記算出手段によって算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の少なくとも一方を、表示可能に出力する
ことを特徴とする視聴情報集計装置。 - 前記出力手段は、
前記算出手段によって算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の双方を、互いに区別して表示可能に出力する
ことを特徴とする請求項1に記載の視聴情報集計装置。 - 前記出力手段は、
前記算出手段によって算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の双方を、互いに異なる図形によって区別して表示可能に出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の視聴情報集計装置。 - 前記算出手段によって算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の少なくとも一方に基づいて、前記番組毎に、視聴度に関するランクを決定するランク決定手段
をさらに備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の視聴情報集計装置。 - データベースに登録されている複数の視聴情報を番組毎に集計することにより、番組毎の視聴度を算出する算出手段と、
前記算出手段によって算出された複数の番組の前記視聴度を、表示可能に出力する出力手段と
を備え、
前記算出手段は、
前記番組毎に、任意に指定された対象期間の、録画視聴に関する視聴度およびリアルタイム視聴に関する視聴度として、前記対象期間内における総視聴時間をそれぞれ算出し、
前記出力手段は、
前記算出手段によって算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の少なくとも一方を、表示可能に出力する
ことを特徴とする視聴情報集計システム。 - データベースに登録されている複数の視聴情報を番組毎に集計することにより、番組毎の視聴度を算出する算出工程と、
前記算出工程において算出された複数の番組の前記視聴度を、表示可能に出力する出力工程と
を含み、
前記算出工程では、
前記番組毎に、任意に指定された対象期間の、録画視聴に関する視聴度およびリアルタイム視聴に関する視聴度として、前記対象期間内における総視聴時間をそれぞれ算出し、
前記出力工程では、
前記算出工程において算出された複数の番組の、前記録画視聴に関する視聴度および前記リアルタイム視聴に関する視聴度の少なくとも一方を、表示可能に出力する
ことを特徴とする視聴情報集計方法。 - コンピュータを請求項1から4のいずれか一項に記載の視聴情報集計装置として機能させるためのプログラムであって、前記コンピュータを前記視聴情報集計装置が備える前記各手段として機能させるプログラム。
- 請求項7に記載のプログラムを記録しているコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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