JP5777405B2 - プラントデータ帳表展開装置とその方法およびプログラム - Google Patents

プラントデータ帳表展開装置とその方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、プラントデータを蓄積したサーバから所望のデータを取り出してプラントデータの帳表を作成、表示するプラントデータ帳表展開装置とその方法およびプログラムに関する。
発電所等の各種プラントでは安定した運用を実現すべく、プラントの監視制御が重要である。そのため、プラントには、監視制御用計算機やプラントデータ収集装置が設けられている。これらの装置では、プラント各部の機器や設備に取り付けられたセンサや計測器、あるいは機器や設備自身から、各部の運転状態を示すプラントデータを、定期的またはイベント的に収集している。
収集されたプラントデータは、制御用データとしてプラントの運転制御用計算機に送信されて即座に利用されると共に、履歴データとして蓄積され、長期にわたって保存されている。これは、蓄積された履歴データを定期的に集計して、プラントの解析や診断等に利用するためである。
このようにプラントデータの利用は多岐にわたるので、多数のユーザがプラントデータにアクセス可能な環境が求められており、プラントデータの管理システムが構築されている。一般に、プラントデータの管理システムでは、プラントから収集したプラントデータを蓄積、保存する記憶手段をサーバに組込み、このサーバに通信ネットワーク(インターネットやイントラネット等)を介して複数のユーザ端末を接続している(例えば特許文献1など)。
このようなプラントデータの管理システムによれば、ユーザ端末からの検索要求に応じて、サーバに蓄積したプラントデータの検索が可能である。さらには、グラフや帳表等、ユーザが指定した形式でプラントデータを取り出し、検索結果を表示することができる。
プラントデータの検索結果を表示する形式の中でも、帳表はプラントデータの把握に有効である。そのため、プラントデータの管理には帳表の作成および表示は不可欠となっている。したがって、帳表の作成および表示を実施するための手段として、プラントデータ帳表展開装置が通信ネットワーク環境に組み込まれている(例えば特許文献2など)。
通常、プラントデータ帳表展開装置では、ユーザが任意に帳表フォーマットを定義し、汎用の表計算ソフトを用いて、定義した項目情報に従ったデータについて、履歴データを蓄積したサーバから検索し、帳表を作成、表示することができる。
このようなプラントデータ帳表展開装置には、装置を機能させる動作プログラムとして、帳表定義手段およびデータ展開手段が設けられている。このうち、帳表定義手段では、帳表フォーマットや、帳表フォーマットに表示するポイントや期間を定義している。そして、データ展開手段が、帳表定義手段の定義に従って、サーバに蓄積された履歴データを検索し、プラントデータの検索結果を帳表フォーマット上に表示するようになっている。
ところで、上記のような動作プログラムを各ユーザ端末が保存するとなると、動作プログラムを変更する場合に、ユーザ端末毎に個別修正を行わなくてはならない。動作プログラムの改造や更新は比較的頻繁に行われるので、ユーザ端末毎の個別修正作業はユーザに与える負担が大きい。
また、プラントデータ帳表展開装置では市販されている汎用の表計算ソフトを用いることが一般的である。このような表計算ソフトにはプログラムを動作させるための環境があるので、作成する帳表内にプログラムを組込んで実現することが考えられる。ところが、帳表内にプログラムを組込んだ場合、帳表定義手段とデータ展開手段の変更やプログラムのバージョンアップを行うためには、全ての帳表に対してプログラムの変更作業を行う必要があった。
そこで、複数のユーザ端末がサーバに接続されたネットワーク環境では、サーバ側に動作プログラムを保持しておき、このプログラムに修正を加えて変更する技術が知られている。このような技術によれば、各ユーザ端末が変更後のプログラムをダウンロードすることにより、新たなプログラムを利用可能となる。この場合には、ユーザ端末毎にプログラムを修正する必要がなく、また表計算ソフトにて作成する帳表内にもプログラムを組込んでいない。したがって、プログラム変更作業の軽減化が図れる。
なお、複数のユーザ端末がサーバに接続されたネットワーク環境を前提として、プラントデータ帳表展開装置の動作プログラムを変更する技術としては、ユーザ端末に予めインストールされたプログラムについて自動で更新する仕組みを備えたものや、実行の都度プログラムをサーバからダウンロードするものが存在する。
特開2002−82715号公報 特開2007−219862号公報
しかしながら、上記従来技術には次のような課題が指摘されている。すなわち、プラントデータ帳表展開装置のプログラムをサーバ側で保持した場合、プログラム変更作業は容易となるが、その反面、表示される帳表フォーマットは固定であるか、あるいは、いくつかの表示フォーマットから選択する方式しか取れなかった。
このように帳表フォーマットの選択自由度が低いと、ユーザの希望するフォーマットで、帳表を作成、表示することが困難となった。そこで従来より、プログラムをサーバ側で保持することでプログラム変更時の作業容易性を確保しつつ、ユーザが意図した任意の帳表フォーマットで、帳表を作成、表示可能なプラントデータ帳表展開装置が待たれていた。
本発明の実施形態は、以上の課題を解決するために提案されたものであり、その目的は、プログラム変更の作業容易性と帳表フォーマットの選択自由度を両立することができる、作業性に優れたプラントデータ帳表展開装置およびその方法ならびにプログラムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の実施形態は、通信ネットワークを介して接続可能なサーバおよびユーザ端末に組み込まれたプラントデータ帳表展開装置に関する。このプラントデータ帳表展開装置は、プラントの運転状態を示すプラントデータに基づき、ユーザの要求に従って帳表を作成し、これを表示する。そして、このプラントデータ帳表展開装置は、以下の点を特徴とする。
すなわち、サーバは、第1の保存手段と、第2の保存手段と、組込み帳表変更手段と、ダウンロード実行手段と、検索手段とを備える。第1の保存手段は、プラントデータを表示する帳表フォーマットを有する目的帳表を保存する。第2の保存手段は、目的帳表とは別個の帳表作成プログラムを保存する。組込み帳表変更手段は、帳表作成プログラムを変更可能となっている。ダウンロード実行手段は、第1及び第2の保存手段に保存されている目的帳表及び帳表作成プログラムを前記ユーザ端末に送信する。検索手段は、ユーザ端末からの要求に応じてプラントデータを検索し、該当のプラントデータをユーザ端末へ送信する。
また、帳表作成プログラムは、帳表定義プログラムとデータ展開プログラムとを含む。帳表定義プログラムは、プラントデータの検索条件を目的帳表に設定する。データ展開プログラムは、目的帳表内の検索条件に合致するプラントデータの検索をサーバに要求し、目的帳表にプラントデータを出力する。
また、ユーザ端末は、目的帳表編集手段と帳表作成手段とを備える。目的帳表編集手段は、ダウンロード実行手段によって送信された目的帳表を編集可能となっている。帳表作成手段は、帳表作成プログラムの実行により、編集後の目的帳表にプラントデータを出力する。
本発明に係る第1の実施形態のブロック図。 本発明に係る第2の実施形態のブロック図。 第2の実施形態における帳表定義手段の説明図。 第2の実施形態におけるポイント番号指定手段の説明図。 図3の帳表定義手段で設定されたポイント情報シートの説明図。 図5のポイント情報シートの情報から作成される表示用シートの説明図。 本発明に係る第3の実施形態のブロック図。 第3の実施形態における行列挿入の処理フローを説明するフローチャート。 第3の実施形態における行列削除の処理フローを説明するフローチャート。 第3の実施形態における表示用シートの行追加によるポイント情報シートの情報変更内容の説明図。 第3の実施形態における表示用シートの列追加によるポイント情報シートの情報変更内容の説明図。 本発明に係る第4の実施形態のブロック図。 第4の実施形態における設定コピー/貼付け手段の処理フローを説明するフローチャート。 第4の実施形態における表示用シートの情報コピーによるポイント情報シートの情報変更内容の説明図。 本発明に係る第5の実施形態のブロック図。 第5の実施形態においてフォーマットオプション指定手段を追加した帳表定義手段の説明図。 図16の帳表定義手段で設定されたポイント情報シートの説明図。 図17のポイント情報シートの情報から作成される表示用シートの説明図。 本発明に係る第6の実施形態において日時形式指定手段を追加した帳表定義手段の説明図。 図19の帳表定義手段で設定されたポイント情報シートの説明図。 図20のポイント情報シートの情報から作成される表示用シートの説明図。 本発明に係る第7の実施形態のブロック図。 第7の実施形態における検索方向変更手段の処理フローを説明するフローチャート。 第7の実施形態における検索情報変更手段を追加した帳表定義手段の説明図。 本発明に係る第8の実施形態においてプレビュー表示手段を追加した帳表定義手段の説明図。 図25でプレビュー表示手段を実行したときに表示されるプレビュー画面の説明図。 本発明に係る第9の実施形態のブロック図。 第9の実施形態における検索方向変更手段の処理フローを説明するフローチャート。 本発明に係る第10の実施形態において月末処理手段を追加した帳表定義手段の説明図。 図29の帳表定義手段で設定されたポイント情報シートの説明図。 図30のポイント情報シートの情報から作成される表示用シートの説明図。
以下、本発明の実施形態の一例について、図1〜図30を参照して具体的に説明する。下記の実施形態はいずれも、発電プラント003のプラントデータの帳表を作成、表示する装置に適用している。
(1)第1の実施形態
(構成)
図1は第1の実施形態の構成図を示すブロック図である。まず、サーバ001とユーザ端末002の構成について順次説明する。サーバ001とユーザ端末002は、インターネット、イントラネットなどの通信ネットワークを介して接続可能な構成となっている。
(サーバ001)
サーバ001には、データの処理部として、記憶手段004、履歴データ収録部005、ポイント識別情報格納部006、検索手段007、ダウンロード実行部010、アップロード実行部011、帳表管理部012およびWEBサーバ部013が設けられている。また、サーバ001には、組込み帳表008および目的帳表009が保存されている。組込み帳表008と目的帳表009は、別々のファイルで保存されている。
(目的帳表009)
目的帳表009は、プラントデータの表示態様、すなわちレイアウトを定義したシートである。一例として、目的帳表009は、行列で区別されるセルで構成されており、罫線の範囲や太さを示す情報、表題等の固定文字列とその表示範囲を示す情報が含まれている。
(組込み帳表008)
組込み帳表008は、帳作成プログラムを含むファイルであり、表計算ソフト上で動作し、目的帳表009にプラントデータを表示させる。具体的には、帳作成プログラムは、帳表定義プログラムとデータ展開プログラムとから構成され、ユーザ端末002内で実行される。そして、帳表定義プログラムの実行により、目的帳表009には、プラントデータの検索条件等が設定される。検索条件等の設定は、例えば目的帳表009への検索条件等のデータを埋め込む処理である。尚、帳表定義プログラムは、予め、データの埋め込み位置と埋め込むデータとを保持している。更に、データ展開プログラムの実行により、目的帳表009に設定された検索条件によるプラントデータの検索をサーバ001に要求し、得られた該当のプラントデータを目的帳表009に表示させる。
(記憶手段004)
記憶手段004は、発電プラント003に設置されたプラントデータ収集装置等から送信されるプラントデータをリアルタイムに取り込み、取り込んだプラントデータを履歴データ収録部005に時系列で記憶させる。また、記憶手段004は、発電プラント003に設けられた複数のセンサなどのデータを直接取り込むだけではなく、データを取り込んでいる他の1つの計算機、ないしは複数の計算機から通信手段によってプラントデータを取り込む機能や、各種の記憶媒体からデータを入力する機能も有している。
(履歴データ収録部005)
履歴データ収録部005は、記憶手段004の取り込んだ発電プラント003のプラントデータを履歴データとして収録する。ここに収録されるプラントデータとは、定周期または不定期に発電プラント003から送信される値、値の品質、さらにはデータの時刻である。なお、発電プラント003から不定期に送信されるプラントデータとしては、警報発生・復帰のイベントを記録したデータや、自動化運転処理の動作イベントを記録したデータ、オペレータの操作イベントを記録したデータ等がある。
(ポイント識別情報格納部006)
ポイント識別情報格納部006には、ポイント識別情報が格納されている。ポイント識別情報とは、少なくとも、プラントデータを識別するためのポイントID、ポイント名称や単位等が含まれた情報である。これらポイント情報識別情報は、市販されている汎用の表計算ソフト014(後述)にて編集は可能であっても保存することができないものである。つまり、サーバ001側のポイント識別情報は、ユーザ端末002側の表計算ソフト014では作成することのできないということになる。
(検索手段007)
検索手段007は、ユーザの要求に基づく検索条件に従って履歴データ格納部005に収録されたプラントデータを検索し、要求元である端末データ002に通知する手段である。検索手段007のデータ検索方法には、次のような複数の方法がある。すなわち、検索するポイントと期間および周期を指定する方法、収録している最新の値を検索する方法、不定期なデータの場合には指定個数で検索する方法、プラント状態が設定した条件の期間だけを取り出す方法などである。
また、検索手段007は、上記のデータ検索機能に加えて、検索結果をさらに絞り込むための条件を指定する機能を有している。さらに、検索手段007は、ユーザ端末002からポイントと日時と値を指定することにより、履歴データ収録部005内に収録された履歴データの値を書き換える機能も有している。
(ダウンロード実行部010)
ダウンロード実行部010は、ユーザ端末002から任意の目的帳表009のダウンロードを要求された場合に、サーバ001に保存している目的帳表009と組込み帳表008をコピーしてユーザ端末002側にダウンロードする部分である。
さらに、ダウンロード実行部010は、目的帳表009と組込み帳表008をユーザ端末002側にダウンロードした際、ダウンロードしたこれらのファイル(ユーザ端末002側の015、016)を、表計算ソフト014にて開くために、表計算ソフト014の起動命令をユーザ端末002に送信するようになっている。
(アップロード実行部011)
アップロード実行部011は、ユーザ端末002で作成された目的帳表015を、ユーザ端末002からの保存要求により、サーバ001にアップロードし、サーバ001側の目的帳表009として保存する部分である。ユーザ端末002にダウンロードされた目的帳表015については、ユーザ端末002上で自由に編集可能となっている。アップロード実行部011は、この編集された目的帳表015をサーバ001側の目的帳表009として別途又は元のファイルに置き換えて保存する。
(帳表管理部012)
帳表管理部012は、サーバ001に保存された目的帳表009と組込み帳表008を管理する。この帳表管理部012は、一覧生成手段012aとプログラム変更手段012bとを備える。
一覧生成手段012aは、ユーザ端末002から指定された条件の目的帳表009の一覧問合せがあった場合に、条件に合う一覧や詳細情報を返す。なお、帳表管理部012で管理する一覧データには、目的帳表の帳表名称、ファイル名称、ファイルの保存場所、作成者名称、帳表作成日時、帳表変更日時、最終実行日、ファイルのサイズ等のデータが含まれる。
プログラム変更手段012bは、組込み帳表008内の帳作成プログラムを変更する。この変更処理には、変更されたプログラムの置き換え保存も含まれる。変更処理は、ユーザの入力操作、又は他のサーバの定期監視を契機として行われる。具体的には、ユーザがキーボードやマウスを用いてプログラムの書き換え入力を行い、更に保存を指示する入力を行うと変更処理を実施する。また、最新の帳作成プログラムを記憶した他のサーバを定期的に監視し、サーバ001が保持するプログラムよりも最新のバージョンが存在すれば、その最新プログラムをダウンロードして、組込み帳表008内の帳作成プログラムを新たなプログラムに置き換える。
(WEBサーバ部013)
WEBサーバ部013は、ユーザ端末002からの要求をHTTPまたはHTTPSのプロトコルにより受信し、帳表管理部012などの各サーバ001側の各処理部に通知する部分である。さらに、各サーバ001側の各処理部で処理された実行結果について、WEBサーバ部013が受信すると、ユーザ端末002に返信するようになっている。なお、WEBサーバ部013の機能を実現するための技術としては、CGIやJavaサーブレット等のWEBサーバ技術や、WEBDAVに基づいたWEBによるファイル共有技術などがある。
(ユーザ端末002)
続いて、ユーザ端末002の構成について説明する。ユーザ端末002には処理部として、表計算ソフト014、帳表定義手段017、データ展開手段018、帳表情報表示手段019が設けられている。
(帳表情報表示手段019)
帳表情報表示手段019は、目的帳表009のリスト表示と、リストから選択された目的帳表009の送信要求とを行う。
すなわち、帳表情報表示手段019は、一覧問い合わせ手段として、一覧に含める目的帳表009の検索条件を指定し、指定した検索条件に合致する目的帳表009の一覧を問い合わせし、表示手段として、受信した一覧を表示画面に表示させる。一覧には、各目的帳表009の詳細情報が含まれており、当該詳細情報も表示画面に表示させる。
また、帳表情報表示手段019は、ダウンロード要求手段として、キーボードやマウスのボタン押下イベントを受け取ると、一覧中のボタン押下位置に表示された目的帳表009を特定する情報をサーバ001に送信し、その情報が示す目的帳表009のダウンロードを要求する。尚、このダウンロードの要求には、サーバ001側のダウンロード実行部010を示すポート番号が含まれ、ダウンロード実行部010により処理される。
このような帳表情報表示手段019の実現方法としては、サーバ001側に帳表情報表示手段019のプログラムを保存しておき、ユーザ端末002側からのWEBページの表示要求により前記プログラムを自動的にダウンロードして、ユーザ端末002側でプログラムを実行する方法がある。より具体的には、WEB技術のJavaAppletやJavaScript、Ajax、Flashなどのリッチクライアント技術がある。
また、帳表情報表示手段019の他の実現方法としては、ユーザ端末002に表示する画面の作成処理をサーバ001上で実行し、処理結果だけをブラウザに送信するASP(Active Server Pages)やJSPなどのWEBサーバ技術とリッチクライアントとの組合せにより実現する方法もある。さらには、帳表情報表示手段019のプログラムを予めユーザ端末002にインストールしておくクライアント&サーバ型のプログラムで、帳表情報表示手段019を実現する方法もある。
(表計算ソフト014)
表計算ソフト014は、市販されている汎用の表計算ソフトであって、サーバ001側の目的帳表009および組込み帳表008を別々にダウンロードして、目的帳表015および組込み帳表016として、画面上に別々に表示するようになっている。この表計算ソフト014は、ダウンロード実行部010の送信した起動命令を受信することで当該起動命令に基づき起動される。
この表計算ソフト014は、目的帳表015を表示画面上で編集可能な目的帳表編集手段014aを有する。目的帳表編集手段014aは、目的帳表015内の罫線の追加又は削除、行や列の追加や削除、コピーアンドペースト、表題や日時等の固定文字列の追加、削除、又は変更、フォントの種類や大きさの変更等の編集をユーザが操作するキーボードやマウスの入力結果に応じて行う。
また、組込帳表016に含まれる帳表作成プログラムは、この表計算ソフト014上で実行され、ユーザ端末002を帳表作成手段として機能させる。このうち、帳表定義プログラムの実行により、帳表定義手段017が機能し、データ展開プログラムの実行により、データ展開手段018が機能する。
(帳表定義手段017)
帳表定義手段017は、目的帳表015に表示するプラントデータの特定情報、及び特定情報の追加位置を定義するプログラムである。すなわち、この帳表定義手段017は、目的帳表015に表示するプラントデータの特定情報と追加位置情報とを記憶している。
特定情報は、換言すると検索条件である。プラントデータの特定情報は、プラントデータが発生ポイントや期間を示す情報で構成される。具体的には、特定情報には、プラントデータの発生ポイントを示すポイントID、検索日時、検索周期などが含まれる。検索日時は、具体的には、「X月X日のデータ」、検索周期は、具体的には、「X時間ごとのデータ」を示す。追加位置情報は、プラントデータの特定情報を追加する位置を示す。追加位置情報は、例えば、目的帳表015内の開始セルと終了セルを特定する情報である。
帳表定義手段017は、位置情報で特定された目的帳表015内の位置に、その位置情報と対になっている特定情報を追加する。追加処理は、目的帳表015内への特定情報の埋め込みであり、目的帳表015に特定情報を記述する。
また、帳表定義手段017は、サーバ001側に保存されたポイント識別情報格納部006から所望のポイント識別情報を検索して、その検索結果を目的帳表015に書き込むようになっている。ここでポイント識別情報格納部006に保存されたポイント識別情報は、表計算ソフト014の編集機能では保存することができないようになっている。
(データ展開手段018)
データ展開手段018は、目的帳表015にプラントデータを展開する。具体的には、目的帳表015内へプラントデータの埋め込み、換言すると目的帳表015にプラントデータを記述する。データ展開手段018は、サーバ001に対するクエリー・リトリーブによって、追加するプラントデータを取得する。具体的には、データ展開手段018は、帳表定義手段017が目的帳表015に追加したプラントデータの特定情報を検索条件としてサーバ001の検索手段007に送出する。そして、データ展開手段018は、検索手段007から受け取ったプラントデータを追加位置情報に従って目的帳表015に追加する。
また、データ展開手段018は、目的帳表015に表示されたプロセス値がユーザにより変更され、さらに変更後のデータの保存要求された場合にはプラントデータを書き換える。なお、帳表定義プログラムとデータ展開プログラムは、同一の組込帳表016に定義されていても良いし、それぞれのプログラムが異なる帳表に定義されていても良い。
(作用効果)
続いて、第1の実施形態の作用効果について説明する。ユーザ端末002では、帳表フォーマットである目的帳表015を作成するためのプログラム、つまり組込帳表016内の帳表定義プログラムやデータ展開プログラムに関して、様々なケースでプログラムの変更やバーションアップが求められる。
例えば、目的帳表015にて選択可能なオプションを指定するプログラムがあるとして、何らかのオプションを追加するといった要求が出た場合、このプログラム自体に修正を加えなくてはならない。第1の実施形態では、帳表定義プログラムやデータ展開プログラムの変更を次のように行うことで、プログラム変更作業の容易性といった作用効果を実現している。
まず、サーバ001側に保存している組込帳表008を変更する。そして、この組込み帳表008をサーバ001側のダウンロード実行部010が各ユーザ端末002にダウンロードすることで、そこに定義された修正後の帳表定義プログラム及びデータ展開プログラムを、ユーザ端末002側の表計算ソフト014にて利用することができる。
つまり、サーバ001側に保存する組込み帳表008を変更するだけで、各ユーザ端末002は新しいプログラムで、帳表を作成することが可能となる。したがって、ユーザ端末002で個別に、帳表作成プログラムを変更する必要はなくなり、極めて容易にプログラム変更作業を実現することができる。
しかも、本実施形態では、上記のようなプログラム変更時の作業容易性に加えて、目的帳表015についてはユーザ端末002側でユーザが意図するレイアウトに自由に編集することができる。そのため、本実施形態に係るプラントデータ帳表展開装置では、プログラム変更作業の容易性を実現しつつ、帳表フォーマットの選択自由度が損なわれることがなくなる。
さらに、本実施形態のプラントデータ帳表展開装置は、レイアウト変更した目的帳表015をサーバ001に保存可能となっている。そのため、ユーザは、所望するレイアウトの目的帳表015を一度作成すれば、そのレイアウトの目的帳表015を必要なときに使用することができる。従って、ユーザは、目的帳表015を所望の表示態様に変更しなくてはならないという煩わしさから解放され、帳表フォーマットの自由度向上の実効性を確保できる。
さらに、サーバ001側の帳表管理部012と、ユーザ端末002側の帳表情報表示手段019を組み合わせたことで、編集した目的帳表015のアップロードは、その実効性が更に高められている。すなわち、帳表情報表示手段019は、サーバ001にて保存した目的帳表009に関する情報を帳表管理部012から受信し、目的帳表009の一覧や、目的帳表009の詳細情報を表示画面上に表示する。そして、表示された情報に基づき、ユーザは自身の意図する任意の目的帳表009を指定することができる。
また、本実施形態においては、表計算ソフト014上の実行環境で帳表定義手段017およびデータ展開手段018が動作するため、表計算ソフト014のバージョンが同じでさえあれば、表計算ソフト以外の動作環境すなわちOSのバージョンなどに依存することなく、動作可能である。したがって、プログラムの動作環境に関する使用条件が厳しくなく、使い勝手が良好である。
さらには、ユーザ端末002とサーバ001の通信を、WEBで提供することが可能なWEBサーバ部013によって実現している。このため、専用の通信ポートを新たに設ける必要がない。したがって、追加したポートに対しハッキングなどの攻撃を受ける心配がなく、高い公共性を持つ発電プラント003において、優れたセキュリティを発揮することができる。
(2)第2の実施形態
(構成)
続いて、第2の実施形態について、図2のブロック図を用いて説明する。図2に示すように、第2の実施形態の特徴は、表計算ソフト014上の目的帳表015は、1つもしくは複数の表示用シート020と、ポイント情報シート021とから構成される点にある。他の構成に関しては、上記第1の実施形態と同様である。
表示用シート020は、ユーザが画面上に表示し印刷を行うためのシートであって、プラントデータの検索条件が埋め込まれるようになっている。一方、ポイント情報シート021は、表示用シート020に埋め込まれるプラントデータの検索条件を保存するためのシートである。より詳しくは、ポイント情報シート021のセルには、帳表定義手段017によって、ポイント番号や検索始点日時、検索期間、周期を選択された検索条件が書き込まれるようになっている。
このとき、データ展開手段018は、ポイント情報シート021に書き込まれている検索条件をもとに、検索手段007により履歴データ005を検索し、その結果を表示用シート020の各セルに埋め込み、表示するように構成されている。
(検索条件指定画面の表示例)
図3は帳表定義手段017による検索条件指定画面の表示例を示している。なお、画面上に表示された各エリアやボタンなどの選択および実行は、マウス等のポインティングデバイスによって操作される。
帳表定義手段017による検索条件指定画面は、表計算ソフト014上で動作する画面であって、検索始点日時指定エリア022、検索期間指定エリア023、検索周期指定エリア024、ポイント番号指定エリア025、ポイント番号指定手段026、保存ボタン027、キャンセルボタン028が表示されている。
検索始点日時指定エリア022と検索期間指定エリア023ではそれぞれ、年、月、日、時、分をプルダウンして、検索始点日時と検索期間で指定する。ここで選択された検索期間は、検索始点日時で選択した日時からどれくらいの期間かを選択するものである。また、検索周期指定エリア024はプルダウンで選択可能な周期を指定する。選択可能な周期としては例えば、30秒、1分、5分、10分、30分、1時間、6時間、1日、1ヶ月、1年などがある。
ポイント番号指定エリア025では、ポイント番号指定手段026を選択し、その後に表示される図4のポイント番号指定画面で選択を行うようになっている。指定した検索条件を保存し終了する場合には、保存ボタン027を選択することで、ポイント情報シート021に検索条件を保存した後、検索条件指定画面が閉じる。またキャンセルボタン028を選択した場合には、検索条件を保存することなく、検索指定画面を終了する。
図4は、ポイント番号指定手段026におけるポイント番号指定画面の説明図である。図4に示すように、ポイント番号指定手段026はポイント番号検索条件指定エリア029、検索結果表示エリア031、ポイント番号選択エリア032、選択ボタン033、ポイント番号削除手段034、保存ボタン035、キャンセルボタン036から構成される。
まずポイント番号検索条件指定エリア029にて、設定するポイント番号を検索する条件を選択するが、条件の設定方法は、ユニット、種別、分類、単位などをリストボックスから選択する方法と、ポイント番号またはポイント名称をテキストボックスに手入力する方法との2種類がある。
いずれかの方法で検索条件を設定後、検索実行ボタン030を選択すると、検索結果表示エリア031に検索結果が表示される。検索結果の中から、設定するポイント番号をマウス等で選択し、選択ボタン033を押すと、ポイント番号選択エリア032に選択したポイント番号が表示される。
この作業を繰り返し、選択が終了した後、保存ボタン035を選択すると、ポイント番号選択エリア032に選択されているポイント番号を保存し、ポイント番号指定手段026を終了し、帳表定義手段017にもどる。また、ポイント番号選択エリア032に設定したポイント番号を削除するときは、削除するポイント番号を選択した後、削除ボタン034を押すと、選択したポイント番号を削除することができる。さらにキャンセルボタン036を選択すると、検索条件を保存せず、検索指定画面を終了する。
(ポイント情報シート021の表示例)
次に、図5にポイント情報シート021の一例を示す。ポイント情報シート021に埋め込まれる情報には、シート番号、ブロック番号、サブブロック番号、開始セル、終了セル、ポイント番号(図5ではPID番号)、検索始点日時、検索期間、検索周期である。
上記の番号のうち、シート番号は、その列の検索情報がどのシートに設定されているかを示す番号である。また、ブロック番号は、帳表定義手段017によって指定された情報を識別するために使用するものである。さらに、サブブロック番号は、1回の帳表定義手段017で、指定したポイント番号を識別するために割り当てられる値である。
ポイント情報シート021では、表計算ソフト014上の一番左のシートを1とし、右のシートに行くにつれて、シート番号が1つずつ増えていく。表示用シート020上で、帳表定義手段017によって検索条件を指定した検索条件すべてに同じブロック番号が割り当てられる。また、同じ表示用シート020上で、複数回に分け、帳表定義手段017で帳表フォーマットを設定した場合には、帳表定義手段017で設定した順番にブロック番号が1から割り当てられる。さらに、サブブロック番号は1から順に割り当てられる。
開始セルは、帳表定義手段017を呼び出したときに、表示用シート020で選択されていたセル位置が埋め込まれ、指定した検索条件を表示用シート020に埋め込むときに使用する。終了セルは、帳表定義手段017で設定した検索条件を表示用シート020に埋め込んだときに、最後の値が埋め込まれるセルの位置であり、指定したポイント番号の個数、検索始点日時、検索期間、検索周期、開始セルの情報から計算される。
上記図5のポイント情報シート021は、表示用シート020に対する検索条件であり、2回の帳表定義手段017によって、指定した検索条件が保存されている。1回目の帳表定義手段017によって指定した検索条件はブロック番号が1の行であり、また2回目の帳表定義手段で指定した検索条件はブロック番号が2の行である。
1回目の帳表定義手段017を呼び出したときの表示用シート020で選択されていたセル位置はA1であり、帳表フォーマットを展開するときの開始地点はA1である。ポイント番号(図5ではPID番号)として、SK_3A000、SK_3A001、SK_3A002、SK_3A003、SK_3A004の5つが検索ポイントとして指定されている。
5つのポイント番号の履歴データを検索するときは、2009年8月1日0時の履歴データから1時間周期で1日(24時間)分、検索することが条件となっている。帳表フォーマットを展開したときの終了セル位置はE24であり、ここではポイント番号SK_3A004の2009年8月1日23時の履歴データがE24に埋め込まれる。2回目の帳表定義手段017で指定した検索条件は、G3を開始地点とし展開され、終了セル位置はK26である。
(表示用シート020の表示例)
図6は、図5のポイント情報シート021の保存されている情報をもとに、表示用シート020に展開された帳表フォーマットの表示例である。図6に記した表示用シート020では、シート番号1におけるブロック1、2およびサブブロック1〜5が表示されている。
(作用効果)
以上のような第2の実施形態には、上記第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、履歴データの表示処理速度の向上といった作用効果がある。この点について説明する。すなわち、目的帳表015内で作成された帳表フォーマットに、履歴データを検索するためには、ポイント情報や検索期間などの検索条件を記憶手段に保存しておく必要がある。そして、検索時にこの保存した検索条件を記憶手段から呼び出して、これをもとに履歴データを検索している。
検索条件の保存先として帳表外の外部ファイルを選択した場合、表計算ソフト014を使用して目的帳表015を開いただけでは、どのポイント番号の、どの日時の履歴データを検索するかは、わからない。このため、設定内容の確認試験を行う必要があり、検索効率が悪くなってしまう。
そこで、第2の実施形態では、目的帳表015内に表示用シート020とポイント情報用シート021を別々に設けて、ポイント情報用シート021側に検索条件を埋め込む方法を採用している。このため、ポイント情報シート021に保存されている履歴データの検索条件をもとにして、履歴データの検索を着実に行うことができる。したがって、その検索結果をポイント番号単位で、表示用シート020に埋め込むことが可能であり、履歴データを表示するときの表示処理速度が向上する。
(3)第3の実施形態
(構成)
図7では本発明に係る第3の実施形態のブロック図を示している。図7に示すように、第3の実施形態においては、帳作成プログラムに行列挿入・削除プログラムが含まれており、ユーザ端末002上で行列挿入・削除手段037として機能する点に特徴がある。
行列挿入・削除手段037は、目的帳表015のポイント情報シート021に対し、複数のポイントの間または期間を構成する複数の日時の間に、行または列の挿入と削除を行うように構成された整合性調節手段である。なお、他の構成に関しては、上記第2の実施形態と同様である。
(処理フロー)
図8のフローチャートでは、行列挿入の処理フローを示している。図8に示すように、行列挿入・削除手段037が目的帳表015の表示シート020の指定した場所に行または列を挿入すると、行挿入により右に移動する列を算出する(S310)。続いて、算出結果に該当するポイント情報シート021の開始セルと終了セルに移動分を反映した結果を所定のメモリに仮保存する(S311)。
すなわち、目的帳表015のポイント情報シート021に新規の行を追加して新規のブロック番号、サブブロック番号を採番して、挿入したシートのシート番号や開始セルと終了セルと共に、所定の列に書き込みを行う。そして、S312では、移動した先に他の設定が無いかどうかを確認し、他の設定が無ければ(S312のYes)、メモリの内容をポイント情報シートの開始セルと終了セルに反映する(S313)。
一方、移動先に他の設定が有れば(S312のNo)、設定重複のエラー表示を行い、メモリの内容を破棄して表示シート020を元に戻す(S314)。なお、表示シート020上で列行挿入により移動した既存の情報に関しても、ポイント情報シート021の開始セルと終了セルを移動先に再設定を行うことができる。
また図9のフローチャートに示す通り、行列挿入・削除手段037が目的帳表015の表示シート020の指定した場所の行また列を削除すると、行削除により左に移動する列を算出する(S320)。続いて、算出結果に該当するポイント情報シート021の開始セルと終了セルに移動分を反映した結果を所定のメモリに仮保存する(S321)。
続いて、移動した結果、他の設定に矛盾が出ないかどうかを確認し(S322)、矛盾が出なければ(S322のYes)、メモリの内容をポイント情報シートの開始セルと終了セルに反映する(S323)。一方、矛盾が出れば(S322のNo)、他の設定の矛盾のエラーを表示し、メモリの内容を破棄して表示シート020を元に戻す(S324)。なお、第3の実施形態では、表示シート020上で列行削除により移動した既存の情報に関しても、ポイント情報シート021の開始セルと終了セルを移動先に再設定を行うことができる。
(作用効果)
以上のような第3の実施形態には、上記第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、作成後の帳表を容易に修正できるといった独自の作用効果がある。すなわち、目的帳表015の編集結果との整合性を保つために、整合性調節手段により、プラントデータの追加位置が自動的に修正される。そのため、ユーザが目的帳表015の編集に合わせてポイント情報シート021又は帳表定義プログラムを修正する必要はなくなり、目的帳表015の編集が更に容易となる。この点について説明する。目的帳表015において、ポイント情報シート021と表示用シート020を別々に設けた場合、表計算ソフト014で用意している行・列の挿入や削除を使用して、表示用シート020の編集を行ったとしても、ポイント情報シート021側に予め設定している開始セルと終了セルの情報は更新されることがない。
すなわち、表示用シート020の表示位置が変更されているものの、ポイント情報シート021に設定されている表示位置にデータを表示してしまう問題がある。例えば、1時から24時まで表示する帳表で6時間毎に空行を入れる帳表を作成する場合には、1時から6時、7時から12時、13時から18時、19時から24時と分けて検索条件を設定する必要があり、帳表作成を作成する時間が非常にかかってしまう。
そこで、第3の実施形態では、組込み帳表016に行列挿入・削除手段037を定義し、行列挿入・削除手段037が表計算ソフト014上で動作することで、行列の挿入および削除を容易に実行している。これにより、目的帳表015において複数の1時間の集計値または平均などを集めた1日あたりの集計帳表の作成に際して、修正を簡単に実施することができる。
より具体的には、例えば図10に示すように、日報を作成した後で、仮に各項目の6時間毎の集計値を表示するための表示欄の追加が発生した場合でも、行列挿入・削除手段037の働きにより、日報上の所定のエリアに行を容易に挿入することができる。
また、図11に示すように、日報の作成後で、例えば送電端効率を表示するための表示欄の追加が発生した場合でも、行列挿入・削除手段037の働きにより、日報上の所定のエリアに列を簡単に挿入することが可能である。なお、行列挿入・削除は、日報に限らず、月報の作成に際しても有効である。すなわち、月報作成後の行挿入により、上旬・中旬・下旬の集計値や半月集計値を表示するための行を後から容易に追加することも可能である。
(4)第4の実施形態
(構成)
次に、図12のブロック図を用いて、本発明に係る第4の実施形態を説明する。第4の実施形態の構成上の特徴は、帳作成プログラムに設定コピー貼付けプログラムが含まれており、ユーザ端末002上で設定コピー貼付け手段038として機能する点に特徴がある。
設定コピー貼付け手段038とは、目的帳表015のポイント情報シート021に対し、複数のポイントと期間の設定情報を一括してコピーまたは切取りし、コピーまたは切取った設定情報を、任意の異なるエリアに貼付けるように構成された整合性調節手段である。なお、他の構成に関しては、上記第2の実施形態と同様である。
(処理フロー)
図13のフローチャートに示すように、設定コピー貼付け手段038がコピー元のポイント情報シート021の情報を所定のメモリにコピーして(S410)、メモリにコピーした情報をコピー先の開始セルと終了セルへ変更する(S411)。
そして、設定情報が移動した結果、他の設定との重複が無いかどうかを確認し(S412)、他の設定との重複が無ければ(S412のYes)、ポイント情報シート021の新規の行を追加し、シート番号、ブロック番号、サブブロック番号を新規に採番し、その他の情報はメモリの情報を書き込む(S413)。一方、他の設定との重複が有れば(S412のNo)、他の設定の重複のエラーを表示し、メモリの内容を破棄して表示シート020を元に戻す(S414)。
このような第4の実施形態では、目的帳表015の表示シート020の指定範囲の情報を一度、メモリに仮保存し、設定コピー貼付け手段038によって貼付け先が決定した場合に、目的帳表015のポイント情報シート021に、行を追加して新規のブロック番号とサブブロック番号を採番する。そして、シート番号、開始セルおよび終了セルを保存し、その他の情報はメモリに仮保存した情報から入力し、表示シート020上の情報も併せてコピーすることができる。
(作用効果)
一般的に、表計算ソフト014で用意しているコピー機能または切取り機能で表示用シート020を編集しても、表示用シート020とは異なるポイント情報シート021に予め設定している情報に関してはコピーまたは切取ることができない。そのため、見かけ上の情報がコピーされたとしても、ポイント情報シート021の情報を元にして表示用シート020の元の表示位置にデータを表示するだけに止まり、コピー先にはデータを表示しないといったことが起きる。
そこで、第4の実施形態では、組込み帳表016に設定コピー貼付け手段038を定義し、設定コピー貼付け手段038が表計算ソフト014上で動作することにより、ポイント情報シート021に対し設定情報のコピーまたは切取り、さらには貼付けを実施することができる。この点が第4の実施形態における独自の作用効果である。具体的には図14に示す如く、作成済みの帳表の一部を、別のシートに作成する新規帳表に流用する場合でも、流用元の帳表において必要な行列ブロックを指定し、ブロックのコピーと別シートへの貼付けを行うことが可能である。
以上のように、帳表フォーマットだけでなく設定情報もコピーすることが可能な第4の実施形態によれば、表示用シート020の元の表示位置だけにデータを表示するだけでコピー先にはデータを表示しないといった不具合が無く、新規の帳表を効率良く作成、表示することができる。すなわち、目的帳表015の編集結果との整合性を保つために、整合性調節手段によって、プラントデータの追加位置が自動的に修正される。そのため、ユーザが目的帳表015の編集に合わせてポイント情報シート021や帳表定義プログラムを修正する必要はなくなり、目的帳表015の編集が更に容易となる。
(5)第5の実施形態
(構成)
図15は本発明に係る第5の実施形態のブロック図を示している。図15に示すように、第5の実施形態は、表計算ソフト014上で動作するプログラムとして、組込み帳表016にフォーマットオプション指定手段039が定義されている。
フォーマットオプション指定手段039とは、目的帳表015のポイント情報シート021に対し、少なくともポイントID、名称、単位、日時、最大、最小、平均を含むオプション情報を、帳表フォーマットに対し自動付加するか否かを指定するように構成されたプログラムである。なお、他の構成に関しては、上記第2の実施形態と同様である。
(検索条件指定画面の表示例)
図16に、フォーマットオプション指定手段039を追加した帳表定義手段017の一例を示す。図16は、上記第2の実施形態で説明した図3の検索条件選択画面において、フォーマットオプション指定手段039によるフォーマットオプション指定エリア040を追加した画面である。なお、画面上に表示されたチェックボックスの指定は、マウス等のポインティングデバイスによって操作される。
図16に示すように、フォーマットオプション指定エリア040において、表示用シート020の帳表フォーマットに、追記したいオプション情報として、(ポイント番号、ポイント名称、単位、履歴データの日時、最大値、最小値、平均値など)をチェックボックスで指定し、その条件を所定のメモリに保存する。
日時を指定した場合は、日時の書式をプルダウンから選択することができる。図16中にはないが、追記する情報は他に、ポイント番号の表示小数点桁数、指定期間の履歴データの総和などがあげられる。また、メモリに保存された情報は、ポイント情報シート021内に埋め込まれる。ポイント情報シート021に埋め込まれた値は、表示用シート020に帳表フォーマットを展開するときにプログラム中で使用され、プログラム内で指定した順番で、フォーマットオプションが展開される。
ポイント番号、ポイント名称、単位がオプションとして選択された場合、データ展開手段018は、ポイント識別情報から指定されたポイント番号の識別情報を表示用シート020に埋め込む。また、履歴データの日時がオプションとして選択された場合、検索始点日時、検索期間、検索周期の情報をもとに、履歴データの日時を表示用シート020に展開する。さらには、最大値、最小値、平均値のオプションが選択された場合、表示用シート020に展開する履歴データから値を計算し、表示用シート020に展開する。
(ポイント情報シート021の表示例)
図17は、図16に示した帳表定義手段017によって検索条件が指定されたポイント情報シート021の一例を示している。図17は、前記図5のポイント情報シート021に、フォーマットオプション用の列を追加したものである。保存する値は、そのオプションが選択されたかどうかが判断できればよく、図17ではオプションが選択されたとき、「1」を保存している。
(表示用シート020の表示例)
図18は図17に示したポイント情報シート021に保存されている情報をもとに、表示用シート020に展開された帳表フォーマットである。このとき、帳表フォーマットは、ポイント名称、ポイント番号、単位、指定した期間の履歴データ、最大値、最小値、平均値の順に展開するようにプログラムされている。もし最小値のオプションを選択しなかったときは、平均値は30行目ではなく、29行目に展開される。
(作用効果)
以上のような第5の実施形態では、上記第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、次のような独自の作用効果がある。すなわち、帳表フォーマットに追加する項目の選択状況をポイント情報シート021に保存することができ、保存した値によって、選択したオプション情報を帳表フォーマットに展開することが可能である。
したがって、帳表の作成にかかる時間を大幅に改善することができる。また、オプションの選択情報をポイント情報シート021によって管理することができるため、保存されているデータを変更するだけで、帳表フォーマットを何度でも容易に変更することができる。
さらには、設計段階で帳表フォーマットに設定するポイント番号の情報をあらかじめ手入力で設定した後、非表示状態にしておき、試験段階でフォーマットオプションを選択するといった作業も実施できる。このような作業を通じて、展開される帳表フォーマットの内容と、非表示状態にしていた内容を比較し、比較結果を検討することで、確認試験や問題点の特定が容易になる。
(6)第6の実施形態
(構成)
次に、図19の説明図を用いて、本発明に係る第6の実施形態を説明する。第6の実施形態の構成上の特徴は、表計算ソフト014上で動作するプログラムとして、組込み帳表016に日時形式指定手段が定義されている点にある。
日時形式指定手段とは、検索したデータに付加されている日時の帳表上の表示を0時から23時型で表示するのか、あるいは1時から24時型で表示するのかを指定するように構成されたプログラムである。なお、他の構成に関しては、上記第2の実施形態と同様である。
(検索条件指定画面の表示例)
19は、図16に示した検索条件選択画面のフォーマットオプション指定エリア040内に、日時形式指定エリア042を追加した図面の表示例である。日時形式指定エリア042では、0時から23時型か、1時から24時型かをマウス等のポインティングデバイスによって選択できるようになっている。
選択した情報は、メモリに保存され、ポイント情報シート内に埋め込まれる。例えば、1時から24時型を選択した場合、1日分の運転日誌データとして、計算機内の1:00〜翌日0:00のデータを検索する。また、上記フォーマットオプションで履歴データの日時を表示するオプションを選択している場合、帳表フォーマットの日時は1:00〜24:00として表示される。
(ポイント情報シート021の表示例)
20は、図19に示した帳表定義手段017によって検索条件が指定されたポイント情報シート021の一例を示している。図20は、前記図17のポイント情報シート021に、日時形式用の列を追加したものである。保存する値は、0時から23時型か1時から24時型のどちらが選択されたかが判断できればよい。図20では、1時から24時型が選択されたときに「1」を保存している。
(表示用シート020の表示例)
21は、図20のポイント情報シート021に保存されている情報をもとに、表示用シート020に展開された帳表フォーマットを示したものである。
(作用効果)
履歴データの中には、1時間毎に収集を行う運転日誌定時データがあり、この運転日誌定時データは、例えば1分周期のプロセス値を0:00〜0:59の間集計して1:00のデータとして収録する場合がある。ここで、23:00〜23:59を集計した運転日誌定時データは、24:00のデータとして扱う。
但し、計算機の時刻処理上24:00というタイムスタンプは扱えないため、内部的には翌日の0:00というタイムスタンプで保存することになる。このような運転日誌定時データを1日分検索し表示する場合には、計算機内の1:00〜翌日0:00のデータを検索し、帳表の表示上は1:00〜24:00として表示することが求められる場合がある。
そこで、第6の実施形態によれば、日時形式指定手段により日時形式を指定することで、0時から23時型か、あるいは1時から24時型のどちらにも柔軟に対応可能である。また、発電プラント全体の日報を作成する場合に、監視制御用計算機毎に集計方法が異なっていても、日時形式指定手段にて日時形式を指定するだけで、容易に監視制御用計算機の集計方法にも対応することができる。
(7)第7の実施形態
(構成)
図22は本発明に係る第7の実施形態のブロック図を示している。第7の実施形態は、表計算ソフト014上で動作するプログラムとして、組込み帳表016に検索方向変更手段043が定義されている点に特徴がある。
検索方向変更手段043とは、検索開始起点から順方向(未来方向)に期間の日時スパン指定または期間の件数指定か、検索開始起点から逆方向(過去方向)に期間の日時スパン指定または期間の件数指定かのいずれかを選択するように構成されたプログラムである。さらに、サーバ001側には予め過去への遡り情報を作成して格納する遡り情報格納部044が設けられている。なお、他の構成に関しては、第2の実施形態と同様である。
(検索条件指定画面の表示例)
24は帳表定義手段017による検索条件指定画面の表示例を示している。なお、画面上に表示された各エリアやボタンなどの選択および実行は、マウス等のポインティングデバイスによって操作される。図24に示した検索条件指定画面では、図19に示した画面の加えて、検索パターン045、表示件数046が表示されるようになっている。
(処理フロー)
23に示したフローチャートでは、検索方向変更時の処理フローの一例を示している。すなわち、要求開始日が含まれるデータテーブルを索引情報から確定すると(S710)、索引情報から要求開始日が含まれるテーブルを指し示す情報を持つ索引を探し、1つ前の過去データを持つテーブルを確定する操作を繰り返して、過去への遡り情報を作成する(S711)。
続いて、遡り情報からデータ検索を行い、要求開始日から過去の情報を全て取得し、最新の数回分の情報を検索結果として目的帳表に展開する(S712)。さらに、最新データとその他過去分のデータ比較を行い、異常値や突出したデータが存在する場合に警報を表示する(S713)。
(作用効果)
上記第7の実施形態において、検索方向変更手段043が検索開始起点から逆方向(過去方向)を選択し、検索パターン045が過去に向かって指定されている場合には、次のように作用する。
すなわち、基点時刻からデータに付加されている時刻を過去方向にたどり、指定された表示件数046分(図24では5件)だけ、基準時刻から過去方向へデータを検索し表示することができる。また、最過去のデータから基準時刻方向にデータを並び替えて表示することが可能である。このように検索開始起点から過去方向に検索することにより、異常などの事象の原因調査を効率よく実施することができる。
また、第7の実施形態では、表示件数046を指定するだけで、検索開始起点から所望数のデータを効率よく採取することができる。そのため、過去の同一事象発生時または類似事象発生時もしくは過去の同一条件または類似条件で同一のデータ群を比較することが可能であり、しかも、突出した値や異常な値を見つけ出すこと及び経年による変化についても比較することができる。したがって、事象の原因調査に好適である。
さらに、検索方向変更手段043が検索開始起点から順方向(未来方向)を選択し、検索パターン045が未来に向かって指定されている場合には、次のように作用する。すなわち、時間を予め付加した過去から未来方向へのデータ取得するための情報を順番にたどり、未来から過去方向へのデータの遡りしてデータ取得する逆引き情報を作成して、その情報をもとに検索手段007がデータ検索を行うことができる。
したがって、未来から過去へのデータ検索を高速に行うことができる。これにより、発電プラントに発生した異常などの事象の影響が、ある過去の時点からどのように未来へ波及したかといった調査を高い精度で実施することが可能である。
(8)第8の実施形態
(構成および検索条件指定画面の表示例)
次に、本発明に係る第8の実施形態を説明する。図25は帳表定義手段017による検索条件指定画面の表示例を示している。
第8の実施形態では、表計算ソフト014上で動作するプログラムとして、組込み帳表016にプレビュー表示手段047が定義されており、検索条件指定画面に表示されている。プレビュー表示手段047は、設定した内容を前記目的帳表に反映する前にプレビューにより表示イメージを確認するように構成されている。
(プレビュー画面の表示例)
マウス等でプレビュー表示手段047を選択して、プレビューを表示するプログラムを起動すると、選択された検索条件から表示される帳表フォーマットのイメージをメモリに保存することで、設定されている既存の検索条件を変更することなく、帳表フォーマットを確認することができる。
図26にプレビュー画面の一例を示す。図26は図25で選択されている検索条件をもとに表示したプレビュー画面である。プレビュー表示では、履歴データ部分に埋め込まれる値に、実際のデータではなく、サンプルの数値を使用する。
図26ではサンプルの数値として3.3を使用しているが、これは3や8など文字幅が大きい数値、また小数点を使用することで、帳表フォーマットに履歴データが埋め込まれたときに、実際の数値が欠けてしまうことを防ぐためである。プレビューを閉じる場合は、ポップアップウィンドウに表示されている閉じるボタンをマウス等で選択する。
(作用効果)
以上のような第8の実施形態によれば、帳表定義手段017で選択されている条件から表示される帳表フォーマットのイメージを確認できるといった作用効果を発揮することができる。このとき、メモリなど既存の設定条件が保存されている場所とは、別の場所にプレビュー画面を仮保存することで、既存の設定条件を変更する必要がない。しかも、帳表を定義している作業中であっても帳表フォーマットのイメージを確認できる。このためため、作業効率が向上するといったメリットがある。
(9)第9の実施形態
(構成)
図27は、本発明に係る第9の実施形態のブロック図である。第9の実施形態において、列幅自動設定手段048は表計算ソフト014上の組込み帳表016で動作するプログラムである。
列幅自動設定手段048は、次のように構成されている。すなわち、列幅自動設定手段048は、フォーマット自動生成の際にセンサ毎に異なる最大有効桁数に合わせて列幅またはフォントサイズを自動調整する。また、列幅自動設定手段048は、実際にセンサ値を取得した後で各列のデータの最大有効桁数に合わせて列幅またはフォントサイズを自動調整することも可能である。
(処理フロー)
図28は列幅自動設定の処理フローを示している。まず、データ展開手段018が目的帳表015にデータを書き込むと(S910)、書き込み結果から検索情報のブロック毎の最大値が分かるので、その表示桁を決定する(S911)。
続いて、S912にて、表示桁として十分な桁数は確保できないかどうかを確認し、確保できる場合には(S912のNo)そのまま終了するが、確保できなければ(S912のYes)、列幅自動設定手段048が各ブロックの桁をMax桁に合わせて変更する。また、各ブロックの桁を変更できない場合には、Max桁が表示可能なサイズとなるように列幅自動設定手段048が表示フォントのポイントサイズを変更する(S913)。
(作用効果)
第9の実施形態においては、目的帳表015のポイント情報シート021にポイント番号やポイント名称、単位などポイント識別情報を設定する際に、列幅自動設定手段048によって、表示用シート020にポイント識別情報の有効桁数に合わせた列幅またはフォントを自動設定することができる。
また、列幅自動設定手段048の働きにより、実際にデータ検索により検索データの表示に際して、各データの最大有効桁数に合わせて列幅またはフォントを自動再設定することが可能である。したがって、表示用シート020にデータを表示した場合の桁あふれや、余分な余白を未然に防ぐことが可能である。これにより、視認性の高い表示用シート020を実現することができる。
(10)第10の実施形態
(構成および検索条件指定画面の表示例)
本発明に係る第10の実施形態を説明する。図29は帳表定義手段017による検索条件指定画面の表示例を示している。図29は図25に示した第8の実施形態における検索条件指定画面に月末処理手段049を追加した画面であって、マウス等の操作により月末処理を有効にするか否かを選択できるようになっている。
月末処理手段049は、表計算ソフト014上で動作するプログラムとして、組込み帳表016に定義されている。月末処理手段049は、月毎に異なる1ヶ月の日数に合わせて、目的帳表015の表示内容を自動調整するように構成されている。
より詳しくは、月末処理手段049で選択された情報は、メモリに保存されると、ポイント情報シート021内の月末処理用の列に埋め込まれ、その値は帳表フォーマットを展開するときに使用される。すなわち、月報などの月単位で作成する帳表に対し、月末処理を有効にした場合、1ヶ月が30日である月は31日にあたる行のセルは空白となり、2月は29〜31日にあたる行のセルは空白となる。なお、閏年の場合、2月は30〜31日にあたる行のセルが空白となる。
(ポイント情報シート021の表示例)
図30は、図29に示した帳表定義手段017によって検索条件が指定されたポイント情報シート021の一例を示している。図30は検索始点日時を2009年2月1日0時0分とする2月の月報を帳表フォーマットに展開する検索条件である。ポイント情報シート021には月末処理を有効にするかが判断できればよい。図30では月末処理を有効にした場合、月末処理用の列に「1」を保存している。
(表示用シート020の表示例)
図31は、図30のポイント情報シート021に保存されている情報をもとにして、表示用シート020に展開された帳表フォーマットである。2月における月末処理が有効となっているため、29〜31日にあたる行のセルは空白となる。
(作用効果)
以上のような第10の実施形態においては、上記第1の実施形態の持つ作用効果に加えて、次のような作用効果がある。すなわち、月報など月単位の帳表を作成する際、月末処理手段049を選択して月末処理を有効にすることにより、全ての月に対し、1パターンで運用可能となる。したがって、28、29、30、31日の4パターンの運用は不要であり、帳表を効率良く作成、表示することができる。
(11)他の実施形態
なお、本発明の実施形態は、以上の実施形態に限定されるものではなく、各部の構成等は適宜変更可能であり、各実施形態の組合せも可能である。また、本発明の実施形態は、周辺装置を備えたコンピュータをプログラムで制御することで実現するが、各処理をコンピュータに実行させるように構成した記憶媒体であってもよい。さらに、上記の実施形態としては、発電プラントのプラントデータを作成・表示対象としているが、プラントは発電プラントに限らず、他のタイプのプラントにも適用可能である。
001…サーバ、002…ユーザ端末、003…発電プラント、004…記憶手段、005…履歴データ収録部、006…ポイント識別情報格納部、007…検索手段、008、016…組込み帳表、009、015…目的帳表、010…ダウンロード実行部、011…アップロード実行部、012…帳表管理部、012a…一覧生成手段、012b…プログラム変更手段、013…WEBサーバ部、014…表計算ソフト、014a…目的帳表編集手段 、017…帳表定義手段、018…データ展開手段、019…帳表情報表示手段、020…表示用シート、021…ポイント情報シート、022…検索始点日時指定エリア、023…検索期間指定エリア、024…検索周期指定エリア、025…ポイント番号指定エリア、026…ポイント番号指定手段、027、035、036…保存ボタン、028…キャンセルボタン、029…ポイント番号検索条件指定エリア、030…検索実行ボタン、031…検索結果表示エリア、032…ポイント番号選択エリア、033…選択ボタン、034…ポイント番号削除手段、037…行列挿入・削除手段、038…設定コピー/貼付け手段、039…フォーマットオプション指定手段、040…フォーマットオプション指定エリア、042…日時形式指定エリア、043…検索方向変更手段、044…遡り情報格納部、045…検索パターン、046…表示件数、047…プレビュー表示手段、048…列幅自動設定手段、049…月末処理手段

Claims (15)

  1. 通信ネットワークを介して接続可能なサーバおよびユーザ端末に組み込まれ、プラントの運転状態を示すプラントデータに基づき、ユーザの要求に従って帳表を作成し、これを表示するプラントデータ帳表展開装置であって、
    前記サーバは、
    前記プラントデータを表示する帳表フォーマットを有する目的帳表を保存する第1の保存手段と、
    前記目的帳表とは別個の帳表作成プログラムを保存する第2の保存手段と、
    前記帳表作成プログラムを変更可能な組込み帳表変更手段と、
    前記第1及び第2の保存手段に保存されている前記目的帳表及び前記帳表作成プログラムを前記ユーザ端末に送信するダウンロード実行手段と、
    前記ユーザ端末からの要求に応じて前記プラントデータを検索し、該当の前記プラントデータを前記ユーザ端末へ送信する検索手段と、
    を備え、
    前記帳表作成プログラムは、
    前記プラントデータの検索条件を前記目的帳表に設定する帳表定義プログラムと、
    前記目的帳表内の前記検索条件に合致する前記プラントデータの検索を前記サーバに要求し、前記目的帳表に前記プラントデータを出力するデータ展開プログラムと、
    を含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記ダウンロード実行手段によって送信された前記目的帳表を編集可能な目的帳表編集手段と、
    前記帳表作成プログラムの実行により、前記編集後の前記目的帳表に前記プラントデータを出力する帳表作成手段と、
    を備えること、
    を特徴とするプラントデータ帳表展開装置。
  2. 前記サーバは、
    前記目的帳表編集手段によって編集された前記目的帳表を前記サーバにアップロードし、前記第1の保存手段に保存させるアップロード実行手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1記載のプラントデータ帳表展開装置。
  3. 前記ユーザ端末は、
    前記サーバに対して条件を指定して一覧の生成を要求する一覧問い合わせ手段と、
    前記サーバから送信された前記一覧を表示する表示手段と、
    前記一覧から選択された前記目的帳表のダウンロードを前記ダウンロード実行手段に要求するダウンロード要求手段と、
    を更に備え、
    前記サーバは、
    前記第1の保存手段に保存されている前記目的帳表の一覧を生成し、前記ユーザ端末に送信する目的帳表管理手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項2に記載のプラントデータ帳表展開装置。
  4. 前記目的帳表は、
    プラントデータの検索条件が埋め込まれると共に、画面上に表示される表示用シートと、
    前記表示用シート内に埋め込む前記プラントデータの検索条件を保存したポイント情報シートと、
    を含むこと、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  5. 前記ポイント情報シートには、前記プラントデータが埋め込まれる前記目的帳表内の位置を示す情報が含まれ、 前記帳表作成プログラムは、整合性調節プログラムを更に含み、 前記帳表作成手段は、 前記整合性調節プログラムの実行により、前記目的帳編集手段による前記目的帳表の編集結果に応じて、前記ポイント情報シート内の前記位置を示す情報を変更する整合性調節手段を含むこと、 を特徴とする請求項4に記載のプラントデータ帳表展開装置。
  6. 前記整合性調節手段は、行列挿入・削除手段を含み、
    前記行列挿入・削除手段は、
    上記目的帳表の前記ポイント情報シートに、複数のポイントの間または期間を構成する複数の日時の間に、行または列の挿入と削除を反映させること、
    を特徴とする請求項5に記載のプラントデータ帳表展開装置。
  7. 前記整合性調節手段は、設定コピー貼付け手段を含み、
    前記設定コピー貼付け手段は、
    上記目的帳表の前記ポイント情報シートに、複数のポイントと期間を含む設定情報のコピーまたは切取りと、コピーまたは切取った設定情報の任意の異なるエリアへの貼付けを反映させること、
    を特徴とする請求項5に記載のプラントデータ帳表展開装置。
  8. 前記帳表作成プログラムは、フォーマットオプション指定プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記フォーマットオプション指定プログラムの実行により、上記目的帳表の前記ポイント情報シートに対し、少なくともポイントID、名称、単位、日時、最大、最小、平均を含むオプション情報を、帳表フォーマットに対し自動付加するか否かを指定する画面を表示するフォーマットオプション指定手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項4乃至7の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  9. 前記帳表作成プログラムは、日時形式指定プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記日時形式指定プログラムの実行により、検索したデータに付加されている日時の帳表上の表示を0時から23時型で表示するのか、あるいは1時から24時型で表示するのかを指定する画面を表示する日時形式指定手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  10. 前記帳表作成プログラムは、検索方向変更プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記検索方向変更プログラムの実行により、検索開始起点から順方向(未来方向)に期間の日時スパン指定または期間の件数指定を行うか、あるいは検索開始起点から逆方向(過去方向)に期間の日時スパン指定または期間の件数指定を行うかを選択する画面を表示する検索方向変更手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  11. 前記帳表作成プログラムは、プレビュー表示プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記プレビュー表示プログラムの実行により、プレビューにより前記目的帳表の表示イメージをプレビュー表示するプレビュー表示手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  12. 前記帳表作成プログラムは、列幅自動設定プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記列幅自動設定プログラムの実行により、フォーマット自動生成の際にセンサ毎に異なる最大有効桁数に合わせて列幅またはフォントサイズを自動調整するか、あるいは実際にセンサ値を取得した後で各列のデータの最大有効桁数に合わせて列幅またはフォントサイズを自動調整する列幅自動設定手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  13. 前記帳表作成プログラムは、月末処理プログラムを更に含み、
    前記ユーザ端末は、
    前記月末処理プログラムの実行により、月毎に異なる1ヶ月の日数に合わせて、前記目的帳表の表示内容を自動調整する月末処理手段を更に備えること、
    を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のプラントデータ帳表展開装置。
  14. 通信ネットワークを介して接続可能なサーバおよびユーザ端末によって、プラントの運転状態を示すプラントデータに基づき、ユーザの要求に従って帳表を作成し、これを表示するプラントデータ帳表展開方法であって、
    前記サーバは、
    前記プラントデータを表示する帳表フォーマットを有する目的帳表を保存する第1の保存手段と、
    前記目的帳表とは別個の帳表作成プログラムを保存する第2の保存手段と、
    を備え、
    前記帳表作成プログラムは、
    前記プラントデータの検索条件を前記目的帳表に設定する帳表定義プログラムと、
    前記目的帳表内の前記検索条件に合致する前記プラントデータの検索を前記サーバに要求し、前記目的帳表に前記プラントデータを出力するデータ展開プログラムと、
    を含み、
    前記サーバは、
    前記帳表作成プログラムを変更可能なプログラム変更ステップと、
    前記第1及び第2の保存手段に保存されている前記目的帳表及び前記帳表作成プログラムを前記ユーザ端末に送信するダウンロード実行ステップと、
    前記ユーザ端末からの要求に応じて前記プラントデータを検索し、前記ユーザ端末へ送信する検索ステップと、
    を行い、
    前記ユーザ端末は、
    ダウンロードされた前記目的帳表を編集可能な目的帳表編集ステップと、
    前記帳表作成プログラムの実行により、前記編集後の前記目的帳表に前記プラントデータを出力する目的帳表作成ステップと、
    を行うこと、
    を特徴とするプラントデータ帳表展開方法。
  15. 通信ネットワークを介して接続可能なサーバおよびユーザ端末に格納され、プラントの運転状態を示すプラントデータに基づき、ユーザの要求に従って帳表を作成し、これを表示するプラントデータ帳表展開プログラムであって、
    前記サーバを、
    前記プラントデータを表示する帳表フォーマットを有する目的帳表を保存する第1の保存手段と、
    前記目的帳表とは別個の帳表作成プログラムを保存する第2の保存手段と、
    前記帳表作成プログラムを変更可能な組込み帳表変更手段と、
    前記第1及び第2の保存手段に保存されている前記目的帳表及び前記帳表作成プログラムを前記ユーザ端末に送信するダウンロード実行手段と、
    前記ユーザ端末からの要求に応じて前記プラントデータを検索し、該当の前記プラントデータを前記ユーザ端末へ送信する検索手段、
    として機能させ、
    前記帳表作成プログラムは、
    前記プラントデータの検索条件を前記目的帳表に設定する帳表定義プログラムと、
    前記目的帳表内の前記検索条件に合致する前記プラントデータの検索を前記サーバに要求し、前記目的帳表に前記プラントデータを出力するデータ展開プログラムと、
    を含み、
    前記ユーザ端末を、
    前記ユーザ端末に設けられ、前記ダウンロード実行手段によって送信された前記目的帳表編集する目的帳表編集手段と、
    前記帳表作成プログラムの実行により、前記編集後の目的帳表に前記プラントデータを表示する目的帳表作成手段、
    として機能させること、
    を特徴とするプラントデータ帳表展開プログラム。
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