JP5776625B2 - 電力分配合成器 - Google Patents

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本発明は、所定の分配比又は合成比で電力の分配又は合成を行う電力分配合成器に関するものである。
携帯電話用基地局アンテナでは、複数のアンテナ素子に対して同時に給電を行うべく電力分配器が用いられている。電力分配器は、電力を分配する機能の他、入出力を逆にすると電力を合成する機能を持つ電力合成器としても用いることができるため、両機能を包括して電力分配合成器と呼ばれる。
電力の分配や合成を効率的に行うためには、送電側回路の出力インピーダンスと受電側回路の入力インピーダンスとを整合(インピーダンス整合)させる必要がある。
そのため、電力分配合成器の伝送線路中にはインピーダンス変換を行うためのインピーダンス変成器(トランス)が挿入される。このインピーダンス変成器は、長さが1/4波長の伝送線路で構成される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−28507号公報
しかしながら、伝送線路を配置するためのスペースが小さい場合や回路設計上の制約から伝送線路のレイアウトが制限される場合などには、インピーダンス変成器を挿入するための十分なスペースを確保することができない場合がある。特に、分配又は合成すべき伝送信号が低周波信号であるとその波長が長いため、インピーダンス変成器自体の線路長を長くする必要があり、スペースの確保がより困難になる。
また、伝送線路中に挿入されるインピーダンス変成器の数が多くなると、電力分配合成器を多段接続する場合には合計の線路長が長くなり、電気回路全体のサイズが大型化してしまうという問題や、インピーダンス変成器の増加に伴って部品点数が多くなり、コストが増加するという問題が生じる。
そこで、本発明の目的は、伝送線路を配置するためのスペースやレイアウトの制限に合わせて一部のインピーダンス変成器を省くことが可能であり、小型化、部品点数の削減、及び低コスト化を実現することができる電力分配合成器を提供することにある。
この目的を達成するために創案された本発明は、分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路と、前記共通伝送線路に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路と、前記共通伝送線路中に挿入された第1のインピーダンス変成器と、前記2つの分岐伝送線路のうち一方の分岐伝送線路中に挿入された第2のインピーダンス変成器と、を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器であって、前記第1のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ1、前記第2のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ2、前記共通伝送線路側の入出力インピーダンスをZA、前記一方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB1、他方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB2、前記一方の分岐伝送線路と前記他方の分岐伝送線路との分配比又は合成比を1:xとしたとき、Z1が下式(1)を満たすと共にZ2が下式(2)を満たす電力分配合成器である。
xが下式(3)を満たすと良い。
また、本発明は、分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路と、前記共通伝送線路に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路と、前記共通伝送線路中に直列に挿入された第1のインピーダンス変成器及び第2のインピーダンス変成器と、を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器であって、前記第1のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ1、前記第2のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ2、前記共通伝送線路側の入出力インピーダンスをZA、前記一方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB1、他方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB2としたとき、Z1が下式(4)を満たすと共にZ2が下式(5)を満たす電力分配合成器である。
本発明によれば、伝送線路を配置するためのスペースやレイアウトの制限に合わせて一部のインピーダンス変成器を省くことが可能であり、小型化、部品点数の削減、及び低コスト化を実現することができる電力分配合成器を提供することができる。
第1の実施の形態に係る電力分配合成器を示す回路図である。 第1の実施の形態に係る電力分配合成器を示す斜視図である。 従来技術に係る電力分配合成器を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係る電力分配合成器において、ZA=ZB1=ZB2=50ΩとしたときのZx1と電圧定在波比(1.1:1)の帯域幅との関係を示す図である。 第2の実施の形態に係る電力分配合成器を示す回路図である。 第2の実施の形態に係る電力分配合成器を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面にしたがって説明する。
図1に示すように、第1の実施の形態に係る電力分配合成器10は、分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路11と、共通伝送線路11に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路12a、12bと、共通伝送線路11中に挿入された第1のインピーダンス変成器13と、分岐伝送線路12a中に挿入された第2のインピーダンス変成器14と、を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器である。
この電力分配合成器10は、第1のインピーダンス変成器13のインピーダンスをZ1、第2のインピーダンス変成器14のインピーダンスをZ2、共通伝送線路11側の入出力インピーダンスをZA、分岐伝送線路12a側の入出力インピーダンスをZB1、分岐伝送線路12b側の入出力インピーダンスをZB2、分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比を1:xとしたとき、Z1が下式(1)を満たすと共にZ2が下式(2)を満たすことを特徴とする。
分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比は、xの値を所望の値に変更することで種々に設計することができるが、xが下式(3)を満たす場合には広帯域条件を満たすことができるため、電力分配合成器10における電圧定在波比の帯域幅が最も広帯域となる。
ここで、式(1)、式(2)、及び式(3)の導出過程について説明する。
第1のインピーダンス変成器13と接続点Cとの間のインピーダンスをZx1、接続点Cと第2のインピーダンス変成器14との間のインピーダンスをZx2、分岐伝送線路12bのインピーダンスをZx3とすると、インピーダンス整合が取れるZ1とZ2は下式(6)と下式(7)でそれぞれ表され、Zx1、Zx2、及びZx3の関係は下式(8)で表される。
更に、分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比は1:xであることから、Zx2は下式(9)で表される。
また、分岐伝送線路12bのインピーダンスは分岐伝送線路12b側の入出力インピーダンスと等しいことから、Zx3は下式(10)で表される。
これら式(9)と式(10)を式(8)に代入して整理すると、Zx1を表す下式(11)が得られる。
そして、式(11)を式(6)に代入すると式(1)が得られ、式(9)を式(7)に代入すると式(2)が得られる。
一方、広帯域条件を満たすZx1は下式(12)で表される。
この式(12)と式(11)とを連立してxについて解くと式(3)が得られる。
例えば、ZA=ZB1=ZB2=50Ωとし、式(3)を用いて広帯域条件を満たすxを求めるとx≒2.4となる。つまり、電力分配合成器10では、分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比が1:2.4のときに電圧定在波比の帯域幅が最も広帯域となる。
そして、このときの第1のインピーダンス変成器13のインピーダンスは式(1)からZ1≒42Ωとなり、第2のインピーダンス変成器14のインピーダンスは式(2)からZ2≒78Ωとなる。
この電力分配合成器10は、例えば、図2に示すように、平行に配置された平板状の外導体15、15と、外導体15、15間に配置された丸線状の中心導体16と、中心導体16を支持すると共に外導体15、15間の間隔を維持する誘電体17と、で構成される。
第1のインピーダンス変成器13と第2のインピーダンス変成器14のインピーダンスを変更するためは、第1のインピーダンス変成器13や第2のインピーダンス変成器14を構成する中心導体16の外径、長さ、又は材質などを変更すれば良い。
例えば、電力分配合成器10の高さ(外導体15、15間の距離)をH=7mmとした場合に、ZA=ZB1=ZB2=50Ω、Z1≒42Ω、Z2≒78Ωとするためには、第1のインピーダンス変成器13を構成する中心導体16の外径を5.2mm、第2のインピーダンス変成器14を構成する中心導体16の外径を2.8mm、それ以外の中心導体16の外径を4.5mmとすると良い。
なお、電力分配合成器10の高さH、インピーダンスZ(ZA、ZB1、ZB2、Z1、Z2等)、及び中心導体16の外径dの関係は円周率πを用いて下式(13)で表される。
ここで、Zは比透磁率μr及び比誘電率εrが1のときの値であり、これ以外の場合には式(13)のZの値に√(μr/εr)を乗ずれば良い。
次に、電力分配合成器10の作用を説明する。
図3に示すように、通常、1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器100では、共通伝送線路111、分岐伝送線路112a、112bのそれぞれにインピーダンス変成器113a、113b、113cが挿入されるが、図2に示したように、電力分配合成器10では、分岐伝送線路12bにおいてインピーダンス変成器を省くことができる。
よって、第1の実施の形態に係る電力分配合成器10によれば、伝送線路を配置するためのスペースやレイアウトの制限に合わせて一部のインピーダンス変成器を省くことが可能であり、小型化、部品点数の削減、及び低コスト化を実現することができる。
ここで、ZA=ZB1=ZB2=50ΩとしたときのZx1と電圧定在波比(VSWR;Voltage Standing Wave Ratio)(1.1:1)の帯域幅との関係を図4に示す。
図4から分かるように、Zx1が広帯域条件、即ち式(12)を満たす(Zx1≒35Ω)とき、電圧定在波比の帯域幅が約1060MHzで最大となっている。
また、分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比を、良く使用される1:2とした場合には、式(11)からZx1≒33Ωとなり、広帯域条件を満たすZx1の値から2Ω程度ずれるが、電圧定在波比の帯域幅が約1000MHzであり、十分に広帯域であることが分かる。
このように、電力分配合成器10では、実用される分配比又は合成比の範囲内において十分な電圧定在波比の帯域幅を確保することが可能である。特に、Zx1が広帯域条件を満たす場合には、電力分配合成器10における電圧定在波比の帯域幅が最も広帯域となる。
次に、第2の実施の形態について説明する。
図5に示すように、第2の実施の形態に係る電力分配合成器20は、分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路11と、共通伝送線路11に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路12a、12bと、共通伝送線路11中に直列に挿入された第1のインピーダンス変成器21及び第2のインピーダンス変成器22と、を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器である。
この電力分配合成器20は、第1のインピーダンス変成器21のインピーダンスをZ1、第2のインピーダンス変成器22のインピーダンスをZ2、共通伝送線路11側の入出力インピーダンスをZA、分岐伝送線路12a側の入出力インピーダンスをZB1、分岐伝送線路12b側の入出力インピーダンスをZB2としたとき、Z1が下式(4)を満たすと共にZ2が下式(5)を満たすことを特徴とする。
電力分配合成器20では、分岐伝送線路12aと分岐伝送線路12bとの分配比又は合成比は1:1で固定されるが、Z1が式(4)を満たすと共にZ2が式(5)を満たす場合には必ず広帯域条件を満たすため、常に電力分配合成器20における電圧定在波比の帯域幅が最も広帯域となる。
ここで、Z1が式(4)を満たすと共にZ2が式(5)を満たす場合には必ず広帯域条件を満たす理由を式(4)と式(5)の導出過程と共に説明する。
第1のインピーダンス変成器21と第2のインピーダンス変成器22との間のインピーダンスをZx1、第2のインピーダンス変成器22と接続点Cとの間のインピーダンスをZx2とすると、インピーダンス整合が取れるZ1とZ2は下式(14)と下式(15)でそれぞれ表される。
更に、広帯域条件を満たすZx1とZx2は下式(16)と下式(17)でそれぞれ表される。
式(17)を式(16)に代入すると、Zx1をZA、ZB1、及びZB2のみで表す下式(18)が得られる。
そして、式(18)を式(14)に代入して整理すると式(4)が得られ、式(18)と式(17)を式(15)に代入して整理すると式(5)が得られる。
よって、Z1を表す式(4)とZ2を表す式(5)は、広帯域条件を満たすZx1を表す式(18)とZx2を表す式(17)とに基づいて導出されたものであり、Z1が式(4)を満たすと共にZ2が式(5)を満たす場合には必ず広帯域条件を満たすのである。
例えば、ZA=ZB1=ZB2=50Ωとし、式(4)と式(5)とを用いて広帯域条件を満たしつつ、インピーダンス整合が取れるZ1とZ2とを求めると、Z1≒42Ωとなり、Z2≒30Ωとなる。
この電力分配合成器20は、例えば、図6に示すように、平行に配置された平板状の外導体15、15と、外導体15、15間に配置された丸線状の中心導体16と、中心導体16を支持すると共に外導体15、15間の間隔を維持する誘電体17と、で構成される。
第1のインピーダンス変成器21と第2のインピーダンス変成器22のインピーダンスを変更するためは、第1のインピーダンス変成器21や第2のインピーダンス変成器22を構成する中心導体16の外径、長さ、又は材質などを変更すれば良い。
例えば、電力分配合成器20の高さをH=7mmとした場合に、ZA=ZB1=ZB2=50Ω、Z1≒42Ω、Z2≒30Ωとするためには、第1のインピーダンス変成器21を構成する中心導体16の外径を5.2mm、第2のインピーダンス変成器22を構成する中心導体16の外径を6.3mm、それ以外の中心導体16の外径を4.5mmとすると良い。
なお、電力分配合成器20の高さH、インピーダンスZ(ZA、ZB1、ZB2、Z1、Z2等)、及び中心導体16の外径dの関係は、電力分配合成器10の場合と同様に式(13)で表される。
ここで、Zは比透磁率μr及び比誘電率εrが1のときの値であり、これ以外の場合には式(13)のZの値に√(μr/εr)を乗ずれば良い。
次に、電力分配合成器20の作用を説明する。
図3に示したように、通常、1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器100では、共通伝送線路111、分岐伝送線路112a、112bのそれぞれにインピーダンス変成器113a、113b、113cが挿入されるが、図6に示したように、電力分配合成器20では、分岐伝送線路12a、12bにおいてインピーダンス変成器を省くことができる。
よって、第2の実施の形態に係る電力分配合成器20によれば、伝送線路を配置するためのスペースやレイアウトの制限に合わせて一部のインピーダンス変成器を省くことが可能であり、小型化、部品点数の削減、及び低コスト化を実現することができる。
また、電力分配合成器20では、電力分配合成器10と異なり、必ず広帯域条件を満たすため、常に電力分配合成器20における電圧定在波比の帯域幅が最も広帯域となる。
10 電力分配合成器
11 共通伝送線路
12a 一方の分岐伝送線路
12b 他方の分岐伝送線路
13 第1のインピーダンス変成器
14 第2のインピーダンス変成器
15 外導体
16 中心導体
17 誘電体
20 電力分配合成器
21 第1のインピーダンス変成器
22 第2のインピーダンス変成器

Claims (2)

  1. 分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路と、
    前記共通伝送線路に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路と、
    前記共通伝送線路中に挿入された第1のインピーダンス変成器と、
    前記2つの分岐伝送線路のうち一方の分岐伝送線路中に挿入された第2のインピーダンス変成器と、
    を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器であって、
    前記第1のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ1、前記第2のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ2、前記共通伝送線路側の入出力インピーダンスをZA、前記一方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB1、他方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB2、前記一方の分岐伝送線路と前記他方の分岐伝送線路との分配比又は合成比を1:xとしたとき、Z1が下式(1)を満たすと共にZ2が下式(2)を満たし、
    xが下式(3)を満たす電力分配合成器。
  2. 分配されるべき電力が入力されるか又は合成された電力を出力する共通伝送線路と、
    前記共通伝送線路に接続され、分配された電力を出力するか又は合成されるべき電力が入力される2つの分岐伝送線路と、
    前記共通伝送線路中に直列に挿入された第1のインピーダンス変成器及び、一端が前記第1のインピーダンス変成器に接続され、他端が前記2つの分岐伝送線路に接続された第2のインピーダンス変成器と、
    を備えた1入力2出力又は2入力1出力の電力分配合成器であって、
    前記第1のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ1、前記第2のインピーダンス変成器のインピーダンスをZ2、前記共通伝送線路側の入出力インピーダンスをZA、前記一方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB1、他方の分岐伝送線路側の入出力インピーダンスをZB2としたとき、Z1が下式(4)を満たすと共にZ2が下式(5)を満たすことを特徴とする電力分配合成器。

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