JP5769609B2 - ごみ減容化システム - Google Patents

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Description

本発明は、ごみ減容化システムに関する。詳しくは、袋に収容されたごみを減容化するごみ減容化システムに関する。
従来より、建物の改修工事や解体工事では、石綿(アスベスト)を除去する工事が行われる。この除去した石綿(廃石綿)は、人体に有害であるため、袋に収容して口を止めた状態で現場から搬出され、産業廃棄物として処理される。
ここで、この廃石綿の処理費用は、体積当りの単価で設定される。そこで、処理費用を削減するため、ごみ減容化装置を用いて、ごみを減容化することが提案されている(特許文献1参照)。
このごみ減容化装置は、箱状に形成された機体と、この機体内に一方の側から他方の側まで往復移動する押圧板と、を備える。
そして、四角形の袋体を用意し、この袋体の一方の辺を開口部とし、他方の辺を脱気部とする。この袋体の中にごみを入れて、開口部を閉塞して、袋とする。この袋を機体内に入れて、押圧板と機体の内壁面とで挟み込むことで、袋内の空気を脱気部から排出して、ごみを減容化する。
特開平11−180420号公報
しかしながら、以上のごみ減容化装置を用いて廃石綿を収容した袋を圧縮すると、袋内の廃石綿の塵埃が外部に飛散してしまう、という問題があった。
本発明は、袋に収容されたごみが外部に飛散するのを防止できるごみ減容化システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載のごみ減容化システムは、複数の袋に収容されたごみを減容化するごみ減容化システムであって、複数の袋と、スリットが形成されかつ内部に押圧面を有する箱状の圧縮容器と、当該圧縮容器の内部に設けられた押圧板と、当該押圧板を前記圧縮容器の押圧面に向かって進退させる進退装置と、前記圧縮容器の外側に設けられて前記スリットを覆うチャンバと、当該チャンバ内の空気を浄化して排出する空気浄化装置と、を備え、前記スリットは、前記圧縮容器の内部と前記チャンバの内部とを連通し、かつ、前記押圧板の進退方向に沿って延びており、前記複数の袋は、開口部が前記スリットに通されて前記チャンバ内に露出した状態で、前記圧縮容器の内部の押圧面と押圧板との間に並んで配置されることを特徴とする。
この発明によれば、複数の袋にごみを収容し、これら複数の袋の開口部をスリットに通してチャンバ内に露出させつつ、これら複数の袋を圧縮容器の押圧面と押圧板との間に並んで配置する。この状態で進退装置および空気浄化装置を駆動すると、袋は、押圧板により押圧面に押し付けられて圧縮される。この袋の圧縮に伴って、袋の開口部は、スリットに沿って押圧面側に移動するとともに、袋内の空気は、開口部からチャンバ内に流れ込む。このチャンバ内の空気は、空気浄化装置により清浄化して排出される。
このように、袋内の塵埃を含む空気は全てチャンバ内に排出された後、清浄化して排出されるので、袋に収容されたごみが外部に飛散するのを防止できる。
また、複数の袋の開口部を全てスリットに通したので、袋を圧縮した際に、袋の姿勢が変化して破裂するのを防止できるから、袋内のごみが飛散するのを確実に防止できる。
また、複数の袋をスリットに沿って並べて、一度にまとめて圧縮できるので、効率が高い。
請求項2に記載のごみ減容化システムは、前記袋の開口部には、前記袋の内部と外部とを連通する逆止弁付きの排気管が取り付けられることを特徴とする。
この発明によれば、袋の開口部に逆止弁付きの排気管を設けたので、袋を圧縮して減容した後、この袋がリバウンドするのを防止できる。
本発明によれば、袋内の塵埃を含む空気は全てチャンバ内に排出された後、清浄化して排出されるので、袋に収容されたごみが外部に飛散するのを防止できる。また、複数の袋の開口部を全てスリットに通したので、袋を圧縮した際に、袋の姿勢が変化して破裂するのを防止できるから、袋内のごみが飛散するのを確実に防止できる。また、複数の袋をスリットに沿って並べて、一度にまとめて圧縮できるので、効率が高い。
本発明の一実施形態に係るごみ減容化システムの横断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 前記実施形態に係るごみ減容化システムの使用方法を説明するための横断面図である。 前記実施形態に係るごみ減容化システムの動作を説明するための縦断面図である。 前記実施形態に係るごみ減容化システムの動作を説明するための横面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るごみ減容化システム1の横断面図であり、図2は、図1のA−A断面図であり、図3は、図1のB−B断面図である。
ごみ減容化システム1は、袋10に収容されたごみを減容するものであり、圧縮容器20、押圧板30、進退装置40、チャンバ50、および空気浄化装置60を備える。
袋10は、開口部11を有しており、この開口部11には、逆止弁付きの排気管12が取り付けられている。この開口部11は図示しないゴム製のバンドで仮締めされており、袋10の内部と外部とは、排気管12を介して連通している。
圧縮容器20は、上方が開放された箱状であり、この圧縮容器20の底面は押圧面21となっている。また、この圧縮容器20の正面は、開閉可能な扉22となっており(図4参照)、この扉22には、上下方向に延びるスリット23が2列形成されている。
スリット23は、圧縮容器20とチャンバ50とを連通し、かつ、押圧板30の進退方向(つまり図1中上下方向)に沿って延びている。
このスリット23の幅方向両端には、ゴム製の弾性変形可能な一対の平板状のひれ部材24が対向して設けられており、スリット23を塞いでいる。上述の袋10の排気管12の部分は、スリット23および一対のひれ部材24同士の隙間を通して、チャンバ50の内部に露出している。
押圧板30は、平版矩形状であり、圧縮容器20の内部に押圧面21に対向して設けられている。
進退装置40は、圧縮容器20の上部に設けられており、押圧板30を圧縮容器20の押圧面21に向かって上下方向に進退させるものである。
チャンバ50は、一側面が開放された箱状であり、圧縮容器20の外側に設けられてスリット23を覆っている。このチャンバ50は、正面側に開閉可能となっている(図4参照)。
空気浄化装置60は、チャンバ50内の空気を浄化して排出するものであり、ファン611およびフィルタ612を有するファンフィルタユニット61と、このファンフィルタユニットからチャンバ50の下面まで延びる吸込みダクト62と、を備える。
ファン611を駆動することにより、チャンバ50内の空気は、吸込みダクト62を通して吸引され、フィルタ612を通って清浄化されて、外部に排出される。
以上のごみ減容化システム1は、以下の手順で使用される。
まず、袋10を複数用意し、これら袋10に廃石綿などのごみを収容する。その後、袋10の開口部11に排気管12を取り付けて、この開口部11をバンドで仮締めしておく。
次に、図4に示すように、チャンバ50および扉22を開いて、圧縮容器20の内部の押圧面21と押圧板30との間に、複数ここでは8つの袋10を2列に積層して配置する。
その後、扉22閉めて、袋10の排気管12の部分をスリット23および一対のひれ部材24の間に通して、扉22の正面側に露出させる。
次に、チャンバ50を閉じて、このチャンバ50の内部に袋10の排気管12の部分を露出させる。
この状態で、進退装置40および空気浄化装置60を駆動する。すなわち、進退装置40を駆動して、図5に示すように、押圧板30を下降させる。すると、複数の袋10は、押圧板30により押圧面21に押し付けられて圧縮される。この袋10の圧縮に伴って、袋10の開口部11は、スリット23に沿って下方に移動するとともに、図6中破線矢印で示すように、袋10内の空気は、排気管12を通してチャンバ50内に流れ込む。このチャンバ50内の空気は、空気浄化装置60により清浄化されて排出される。
その後、進退装置40を駆動して、押圧板30を上昇させる。このようにしても、袋10には逆止弁付きの排気管12が取り付けられているので、袋10は、ほとんどリバウンドしない。
次に、チャンバ50および扉22を開いて、圧縮容器20の内部から袋10を取り出し、袋10から排気管12を取り外して、この開口部11をバンドで本締めする。これら本締めした袋をさらに大きな袋に入れて、ごみを二重に袋詰めし、この状態で搬出する。なお、取り外した排気管12は、次回の作業にて再度使用する。
本実施形態によれば、以下のような効果がある。
(1)袋10内の塵埃を含む空気は全てチャンバ50内に排出された後、清浄化して排出されるので、袋10に収容されたごみが外部に飛散するのを防止できる。
また、袋10の開口部11を全てスリット23に通したので、袋10を圧縮した際に、袋10の姿勢が変化して破裂するのを防止できるから、袋10内のごみが飛散するのを確実に防止できる。
また、複数の袋10をスリット23に沿って並べて、一度にまとめて圧縮できるので、効率が高い。
(2)袋10の開口部11に逆止弁付きの排気管12を設けたので、袋10を圧縮して減容した後、この袋10がリバウンドするのを防止できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
本実施形態では、袋10の開口部11をバンドで本締めすることで、開口部11を閉じたが、これに限らず、熱を加えて溶着することで開口部11を閉じてもよい。
また、本実施形態では、押圧板30を上昇させた後に、袋10の開口部11をバンドで本締めしたが、これに限らず、押圧板30を下降させた状態つまり袋10を圧縮した状態で、袋10の開口部11をバンドで本締めしてもよい。
1…減容化システム
10…袋
11…開口部
12…排気管
20…圧縮容器
21…押圧面
22…扉
23…スリット
24…ひれ部材
30…押圧板
40…進退装置
50…チャンバ
60…空気浄化装置
61…ファンフィルタユニット
62…ダクト
611…ファン
612…フィルタ

Claims (2)

  1. 複数の袋に収容されたごみを減容化するごみ減容化システムであって、
    複数の袋と、
    スリットが形成されかつ内部に押圧面を有する箱状の圧縮容器と、
    当該圧縮容器の内部に設けられた押圧板と、
    当該押圧板を前記圧縮容器の押圧面に向かって進退させる進退装置と、
    前記圧縮容器の外側に設けられて前記スリットを覆うチャンバと、
    当該チャンバ内の空気を浄化して排出する空気浄化装置と、を備え、
    前記スリットは、前記圧縮容器の内部と前記チャンバの内部とを連通し、かつ、前記押圧板の進退方向に沿って延びており、
    前記複数の袋は、開口部が前記スリットに通されて前記チャンバ内に露出した状態で、前記圧縮容器の内部の押圧面と押圧板との間に並んで配置されることを特徴とするごみ減容化システム。
  2. 前記袋の開口部には、前記袋の内部と外部とを連通する逆止弁付きの排気管が取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のごみ減容化システム。
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