JP5768289B2 - ネットワークノード及びパケット管理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワークノードに関し、特に、転送されるパケットの送出タイミングを制御する技術に関する。
昨今、通信ネットワークの広域化、高速化、低価格化などに伴い、ネットワーク技術が適用される分野は拡大している。これに伴い、より高信頼な通信を実現する要求が高まっている。
通信の信頼性には多くの要素があるが、現在のイーサネット(登録商標、以下同じ)などのベストエフォート型の通信において達成が困難な信頼性の一つに、パケット到着間隔のジッタの保証がある。ネットワークノードでは、複数の回線から受信するパケットを格納するキューをバッファに設け、転送すべきパケットを順に処理している。このため、トラフィックの有無、すなわちキューに格納されているパケットの数の違いによって、ネットワークノードにおける処理に要する時間が変化する。このように、パケットがネットワークノードのキューに格納されている時間に起因する遅延時間が、キューイング遅延である。
通信の信頼性の向上の一つに、伝送路におけるキューイング遅延のばらつきによるジッタの発生を抑制することがある。例えば、遅延によるジッタを抑制することによって、音声通話及び映像ストリーミングなどのリアルタイム通信の品質を向上させたり、端末におけるバッファ容量を削減する等の効果がある。
このような効果を目的とした技術が特許文献1に開示されている。すなわち、特許文献1に開示された技術では、伝送元の装置が、再生タイミングに関する時刻情報をリアルタイムパケットに付加し、受信側の装置が、当該時刻情報を参照して、バッファリングをしたパケットのタイミングを調整して、端末側に転送する。これによって、端末側ゲートウェイがリアルタイムパケットの伝送経路において生じるキューイング遅延の影響を取り除くことができる。
また、ネットワークを介した時刻同期方式における精度の向上のためには、ジッタの軽減が重要である。ネットワークを介した時刻同期方式として、従来よりNTP(Network Time Protocol)などが使用されてきた。一方、近年、スマートグリッドや携帯電話の基地局網などにおいては、より正確で広域において時刻同期が可能な方式として、IEEE 1588v2(PTP:Precision Time Protocol)を採用する動きがある。
IEEE 1588v2では、時刻同期精度を高めるために、ネットワークの伝送経路上での遅延時間の違いに起因する同期時刻の誤差を軽減している。一方、IEEE 1588v2を使用するネットワーク網を構成するために、Boundary Clock又はTransparent Clockの機能を有するネットワークノードが必要である。
Boundary Clockは、ネットワークノードの内部に同期用のクロックを有し、上位装置から受信した同期パケットを用いて、上位装置との間で時刻を同期する。さらに、上位装置と同期しているBoundary Clockは、同期パケットを下位装置に送信して、下位装置のクロックを同期する。
Transparent Clockは、ネットワークノードが、自身を通過するために要した時間を計測し、その時間分の補正を同期パケットに加える。これによって、同期している両端の装置からは、Transparent Clockを通過するパケット毎の遅延時間の差を無視できるようになる。
このような方法によって、IEEE 1588v2による同期は、高い時刻同期精度を確保する。一方で、ネットワークを構築するためにBoundary Clock又はTransparent Clockに対応したネットワークノードが必要となるため、イーサネット等によって構築された従来のネットワーク資源を有効に利用することができない。また、Boundary Clock及びTransparent Clockは、その機能の複雑さから、コストが高く、サイズも大きくなる。
そこで、従来技術として、同期パケットを受信する装置における演算処理によって同期精度を向上するための技術が特許文献2に開示されている。特許文献2に開示された方法によると、ネットワークを構成するノードがBoundary Clock及びTransparent Clockの機能を有していない場合でも、同期される末端のノードにおける演算によって同期精度を確保する。末端のノードでは、時刻同期パケットが一定間隔で送信されることを利用して、時刻同期パケットの到着間隔を監視して、キューに起因して生じるジッタを計測し、同期時刻を補正したり、ネットワークの混雑度を評価する。
特開2002−271388公報 特開2007−134873公報
前述した特許文献1では、末端側ゲートウェイが、転送されるリアルタイムパケットをバッファリングすることによって、従来のベストエフォート型通信を用いた広域網などを介した場合でも、端末側にパケットが到着するタイミングの制御を可能とした。しかし、この方法では、送信元サーバとバッファリングをする端末側ゲートウェイとの間で時刻が同期している必要がある。よって、端末側ゲートウェイにリアルタイムパケットを格納する大容量のバッファ及び特定時刻にパケットを転送する機能が必要となり、装置の構成が複雑でコストが高くなるという第1の課題が存在する。
また、特許文献2に記載された技術は、狭い領域のネットワークにおいては低コストで実現可能である。しかし、多くのルータスイッチによって構成される広域のネットワークであり、ネットワーク上を他の多くの同期を意識しないパケットと共用する場合、ジッタの影響が大きくなる。そのため、ネットワークの規模の拡大に伴い、ジッタ成分が支配的となり、同期が劣化するという第2の課題が存在する。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、パケットを転送するネットワークノードであって、転送されるパケットが入出力されるポート、前記入力されたパケットが一時的に格納されるバッファメモリ、前記入力されたパケットが出力されるポートを決定する検索エンジン、及び、特定の種類のパケットの受信から送信までに要する時間の差を調整するタイミング調整部を備え、前記バッファメモリは、前記入力されたパケットが一時的に格納される少なくとも一つのキューを有し、前記タイミング調整部は、前記入力されたパケットが前記特定の種類のパケットであるかを識別し、前記識別された特定の種類のパケットを前記キューの所定の位置に格納し、前記特定の種類のパケットが格納されるべき所定の位置より前方にパケットが格納されていない空白領域が存在する場合でも、前記特定の種類のパケットを前記所定の位置に格納し、前記バッファメモリは、前記空白領域より後方にパケットが格納されている領域が存在する場合、1パケットの処理に要する時間毎に、前記バッファメモリに格納されたパケットを1パケット分ずつ前進させ、前記タイミング調整部は、前記キューの最後尾のパケットが前記特定の種類のパケットであり、かつ、前記キューに前記空白領域が存在する場合、前記特定の種類のパケット以外のパケットを最先の前記空白領域に格納する。
本発明の代表的な実施形態によると、リアルタイムパケットの送出タイミングを制御することができる。
本発明の第1の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のバッファ部の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態のパケット格納位置判定処理のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のパケット判別用テーブルの例の説明図である。 本発明の第2の実施形態のパケット格納位置判定処理のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のパケット判別用テーブルの例の説明図である。 本発明の第3の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態の前段バッファ部の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態のパケット格納位置判定処理のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態のパケット判別用テーブルの例の説明図である。 本発明の第4の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態の検索部の構成を示すブロック図である。 本発明の第4の実施形態のパケット格納位置判定処理のフローチャートである。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態のネットワークノード10の構成を示すブロック図である。
本実施形態のネットワークノード10は、複数のポート101、複数のバッファ部102及び検索エンジン103を有する。ネットワークノード10は、ポート101を介して、ネットワークと接続する。ポート101は、受信したネットワークパケットをバッファ部102に転送する。
バッファ部102はパケットを一時的に格納した後、パケットを検索エンジン103に転送する。検索エンジン103は、パケットの出力先となるポート101を判定し、バッファ部102を経由して、該当するポート101にパケットを転送する。検索エンジン103によって判定されたポート101は、パケットをネットワークに出力する。
図2は、バッファ部102の構成を示すブロック図である。
バッファ部102は、キュー1021a、1021b及び判別回路1022a、1022bを有し、判別回路1022a、1022bからキュー1021a、1021bにパケットを伝送するための通常パス1023a、1023b、及び、判別回路1022a、1022bからキュー1021a、1021bに、ジッタを抑制するパケットを伝送するための位置指定パス1024a、1024bが設けられる。位置指定パス1024a、1024bを経由したパケットは、キュー1021a、1021bの指定された位置に格納される。
バッファ部102がポート101よりパケットを受信すると、判別回路1022aは受信パケットがジッタを抑制するジッタ軽減対象パケットであるかを判別する。受信パケットがジッタ軽減対象パケットでない場合、判別回路1022aは受信パケットを通常パス1023aを介してキュー1021aに伝送する。一方、受信パケットがジッタ軽減対象パケットである場合、判別回路1022aは受信パケットを位置指定パス1024aを介してキュー1021aに伝送する。このとき、判別回路1022aは、ジッタ軽減対象パケットであることを示すフラグを当該パケットに付加し、検索結果によって得られたキュー1021aの格納位置に当該パケットを格納する特定位置キューイングを行う。
キュー1021aはパケットを格納すると、一定時間毎又は検索エンジン103からの要求に応じて、先頭から順にパケットを検索エンジン103に伝送する。このとき、キューに空きが存在し、当該空き領域より後ろにパケットが格納されている場合でも、キューは一つずつしか前に進まない様に制御される。
例えば、一つのパケットの処理に必要な時間のウェイトを入れるとよい。また、所定のマシンサイクルでキュー1021aからのパケットの読み出しを管理してもよい。また、空き領域にダミーパケットを格納してもよい。
バッファ部102は、検索エンジン103よりパケットが伝送された場合、ポートから受信した場合と同様の処理で、パケットは判別回路1022bにてジッタ軽減対象パケットであるかを判別し、判別結果に応じて通常パス1023bと位置指定パス1024bとのいずれかを用いて、パケットをキュー1021bに伝送する。キュー1021bは、パケットを先頭から順にポート101に伝送する。
図3は、バッファ部102がキュー1021aへのパケットの格納位置を判別する処理のフローチャートである。なお、キュー1021a及び判別回路1022aにおける受信パケットの処理について説明するが、キュー1021b及び判別回路1022bにおいて、送信パケットについても同様の処理が行われる。
ネットワークノード10がパケットを受信すると(301)、まず、判別回路1022aは、MACアドレス404、IPアドレス405、TCP inboundポート番号406及びTCP outboundポート番号407の一つ以上を検索条件としてパケット判別用テーブル(図4)を検索し、受信パケットがジッタ軽減対象パケットであるかを判別する。そして、受信パケットがジッタ軽減対象パケットである場合、パケットの挿入位置402をパケット判別用テーブルから取得する(302)。
判別の結果、受信パケットがジッタ軽減対象パケットでない場合、判別回路1022aは通常パス1023aを介してパケットをキュー1021aに伝送する。
キュー1021aは、パケットに付加されたフラグによって、キューの最後尾のパケットがジッタ軽減対象パケットであるかを判別する(303)。キューの最後尾のパケットがジッタ軽減対象パケットでない場合、キューの最後尾に受信パケットを格納する(305)。一方、キューの最後尾のパケットがジッタ軽減対象パケットである場合(304)、キューの先頭から空き領域を探し、空き領域がない場合、キューの最後尾に受信パケットを格納する(305)。一方、空き領域がある場合、最先の空き領域に受信パケットを格納する(306)。
ステップ302における判別の結果、受信パケットがジッタ軽減対象パケットである場合、判別回路1022aは、パケットがジッタ軽減対象パケットであることを示すフラグを付加し、位置指定パス1024aを介してパケットをキュー1021aに伝送する。このとき、パケット判別用テーブル(図4)から取得したパケット挿入位置の情報をパケットに付加する。このとき、キューに格納されているパケットの数が少なく、キューにおける挿入位置より前方に空き領域がある場合でも、前詰め処理を行わず受信パケットを予定された挿入位置に格納する。また、読み出し処理においても、前詰め処理は行わず、一つのパケットを処理する時間と同じ時間をかけて、キューの空き領域を前進する。
キュー1021aは、判別回路1022aが判別したジッタ軽減対象パケットの挿入位置(n番目)にパケットが格納されているかを判別する(307)。その結果、キューのn番目の領域にパケットが蓄積されている場合、n番目以後の領域に格納されているパケットを一つずつ後ろに繰り下げ(308)、判別された挿入位置に受信パケットを格納する(309)。
ただし、キュー1021aのn+1番目以降の領域に格納されたパケットがジッタ軽減対象パケットである場合、当該パケットの格納位置を変更せず、他のパケットを繰り下げる。つまり、n<mの場合、m番目の領域にジッタ軽減対象パケットが格納され、m−1番目の領域に通常のパケット(ジッタ軽減対象パケット以外のパケット)が格納されている場合、m−1番目の領域に格納されている通常のパケットを、m+1番目の領域に格納することによって、ジッタ軽減対象パケットの位置を変更しない。
また、n番目の領域にジッタ軽減対象パケットが格納されている場合、先にn番目に格納されていたジッタ軽減対象パケットをn+1番目の領域に格納し、後続のパケットは同様のポリシーでジッタ軽減対象パケット以外のパケットの順序を繰り下げる。その後、ジッタ軽減対象パケットは挿入位置(キューのn番目)に格納される。
本実施形態では、原則として、優先順位が高いジッタ軽減対象パケットの挿入位置が前方に設定されている。このため、新たなジッタ軽減対象パケットを格納する際、当該格納位置に既にジッタ軽減対象パケットが格納されている場合、新たに格納されるジッタ軽減対象パケットの挿入位置が前方である(優先される)ため、既に格納されているパケットを後方に移動している。これの移動をパラメータによって制御する例は第4の実施形態にて後述する。
図4は、バッファ部102の判別回路1022がジッタ軽減対象パケットを判別するためのパケット判別用テーブルの例の説明図である。
パケット判別用テーブルは、パケット種別401、挿入位置402、VLAN ID403、MACアドレス404、IPアドレス405、TCP inboundポート406及びTCP outboundポート407の情報を含む。なお、他の実施形態のパケット判別用テーブルの様にIPマスクなどを含んでもよい。
判別回路1022aは、受信したパケットのヘッダの情報と、テーブルに記載されているMACアドレス404、IPアドレス405、TCP inboundポート406、TCP outboundポート407などとを比較し、一致するアドレス又はポートが登録されていれば、当該パケットがジッタ軽減対象パケットであると判別し、ジッタ軽減対象パケットの挿入位置402の情報を取得する。なお、パケット識別のためのヘッダ情報として、パケットのヘッダの5−tuple内の情報を使用しても、当該情報のハッシュ値を使用してもよく、その場合にはこれらの情報がパケット判別用テーブルに格納される。
検索エンジン103に向かうパケットを判別する判別回路1022aが使用するパケット判別用テーブルと、ポート101に向かうパケットを判別する判別回路1022bが使用するパケット判別用テーブルと、が異なってもよい。この場合、両テーブルに含まれるパケットの挿入位置402情報が異なる。
ネットワークノードは、検索エンジン内でパイプライン的に処理されるため、パケットの検索処理に要する時間がパケット(例えば、パケットのサイズなど)に依存しない。このため、キューへの格納位置が、ネットワークノードを通過するために必要な時間をほぼ決定する。
本実施形態によると、ネットワークノード内のクロックを参照して、一定の周期で、キューから検索エンジンにパケットを伝送することによって、高い精度で通過時間を制御することができる。パケットの種別や検索条件による検索エンジンの処理時間の変化に応じて、処理のための最長の時間に伝送周期を設定する必要がある。この場合、多少、性能が劣化する場合がある。
一方、検索エンジンが、キューから検索エンジンへのパケットの伝送を容認する信号を送信し、この信号に基づいて、キューから検索エンジンへパケットを伝送する場合、検索エンジンの処理時間の差に応じたジッタが発生するが、性能の劣化は小さくなる。
しかし、前述の通り、一般的な検索エンジンでは処理がパイプライン的であり、パケットを受け付けるための待ち時間のほとんどがメモリをアクセスするための時間である。このため、パケットの種別や処理内容の違いによる待ち時間の差は小さく、前述のいずれの方法でも、性能の劣化及びジッタの増加は限定的だと考えられる。また、キューから検索エンジンに対する伝送周期の制御を、検索エンジンからの伝送要求と、伝送可能な状態でも所定の最低時間だけ待つという二つの方法を併用することによって、性能の劣化とジッタの増加とのバランスを取ることもできる。
従来のQoS制御では、優先的に制御すべきパケットを早く処理している。しかし、本実施形態では、ジッタ軽減対象パケットの挿入位置を選択可能としている。これは、遅延量が少ないことが望まれるQoS制御と異なる処理を、ジッタが少ないことが望まれるジッタ軽減対象パケットに行うことによって、両者の要求を両立するためである。つまり、従来方式のQoS制御において、ジッタ軽減対象パケットを最優先で転送することによって、ジッタを軽減する効果は得られる。
しかし、優先的に伝送したいパケットが多数存在する場合、優先パケット同士が競合するため、ジッタの軽減効果が小さくなる。また、ジッタ軽減対象パケット間での優先度の制御や、要求される精度の違いに応じた処理内容の選択などが困難である。
このため、本実施形態では、キューの特定の位置にパケットを格納する特定位置キューイングによって、優先制御パケットは優先的に処理し、ジッタ軽減対象パケットは一定の時間をかけて処理することによって、QoS制御とジッタ軽減とを両立することができる。なお、特定位置キューイングと従来のQoS制御を併用する例は、第3の実施形態にて後述する。
本実施形態のネットワークノードは、パケットの送信元のネットワークノードなどと時刻を同期することなく、経路全体のジッタの軽減に貢献することができる。特に、本実施形態のネットワークノードは、他のノードと連携することなく単体にて効果があるので、経路上の他のノードが時刻同期に対応していない場合でも、ジッタを軽減することができる。
また、各ネットワークノードがジッタを軽減することによって、ネットワークの規模の拡大によるジッタ成分の累積的な増加を抑制することができ、大規模ネットワークにおいても、時刻を有効に同期することができる。
本実施形態のネットワークノードが対象とするジッタ軽減対象パケットとして、例えば、音声通話のパケット、映像配信サービスのパケット等がある。これにより、リアルタイム伝送が必要なサービスの品質の向上や、各装置が有するバッファの容量を低減することができる。
また、ジッタ軽減対象パケットの別の例として、時刻同期用信号、機械装置などの制御用信号がある。これらの信号は、ジッタが少なく(すなわち、期待するタイミングで正確に)到達することが望ましい。従来は、専用の回線を用いたり、回線を時分割で分けて通信のタイミングを確保したり、QoS制御で転送を最優先にして遅延自体を小さくしていた。
しかし、専用の回線では、特定の用途毎に回線が必要となるため、回線コストが高くなっていた。また、回線を時分割で制御する場合は、回線帯域が有効に利用されず、時分割制御を管理するための専用装置が必要となり、高コストになっていった。QoS制御で最優先制御をすると、コスト自体は高くならないが、トラフィック量の影響を受け、優先的に転送したいパケット同士が競合を起こし、全体的に品質が劣化することがあった。
一方、本実施形態によると、ジッタ軽減対象パケットを優先的に転送するのではなく、必ず一定の時間をかけて転送する。その一定の時間の誤差を少なくすることによって、ネットワーク全体を通過するために要する時間を安定化する。
また、本実施形態は、ネットワークノードのバッファ管理用ソフトウェア等の微少な改良のみで、実装可能であるため、微少な改良で効果を発揮し、低コストで従来ネットワークノードへの適用が容易である。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態は、時刻同期パケットの特徴を生かした方法である。第2の実施形態のネットワークノードの基本的な構成は前述した第1の実施形態と同じであるため、その説明は省略する。なお、時刻同期パケットは、ジッタ軽減対象パケットの一種である。
図5は、第2の実施形態のバッファ部102がキュー1021aへのパケットの格納位置を判別する処理のフローチャートである。なお、キュー1021a及び判別回路1022aにおける受信パケットの処理について説明するが、キュー1021b及び判別回路1022bにおいて、送信パケットについても同様の処理が行われる。
ネットワークノード10がパケットを受信すると(501)、まず、判別回路1022aは、IPアドレス606、TCP inboundポート番号607及びTCP outboundポート番号608の一つ以上を検索条件としてパケット判別用テーブル(図6)検索し、受信パケットが同期パケットであるかを判別する。そして、受信パケットが同期パケットである場合、パケットの挿入位置602をパケット判別用テーブルから取得する(502)。
判別の結果、受信パケットが同期パケットではない場合、判別回路1022aは通常パス1023aを介してパケットをキュー1021aに伝送する。
キュー1021aは、パケットに付加されたフラグによって、キューの最後尾のパケットが同期パケットであるかを判別する(503)。キューの最後尾のパケットが同期パケットでない場合、キューの最後尾に受信パケットを格納する(505)。一方、キューの最後尾のパケットが同期パケットである場合、キューの先頭からk−1番目(kは最後尾の位置)の間の空き領域を探し(504)、空き領域がない場合、キューの最後尾に受信パケットを格納する(505)。一方、空き領域がある場合、最先の空き領域に受信パケットを格納する(506)。
ステップ502における判別の結果、受信パケットが同期パケットである場合、判別回路1022aは、パケット判別用テーブル(図6)の格納数604及び容認数605を参照し、キュー1021aに複数の同種の同期パケットが格納されているかを判別する(507)。キュー1021aに同種の同期パケットが既に格納されている場合、当該種類の同期パケットの容認数(m)と格納数とを比較し(508)、格納数が上限に達している場合、受信した同期パケットを破棄する(512)。
一方、格納数604が容認数605に満たない場合、キュー1021aは、キューに格納されているパケットが挿入位置であるn番目の値より多いかを判別する(509)キューに格納されているパケットがnより多い場合、n番目以降のパケットを一つ後ろに格納し直す(510)。このとき、キューに格納されている他の同期パケットの位置を維持し、同期パケット以外のパケットの位置を後ろに繰り下げる。また、n番目のパケットが同期パケットである場合、移動可否603の情報を参照する。そして、当該パケットが移動不可である場合、新たに挿入されるパケットの挿入位置を一つ後ろに繰り下げ、当該パケットが移動可能である場合、当該パケットの位置を後ろに繰り下げる。
その後、判別回路1022aは、パケットがジッタ軽減対象パケットであることを示すフラグを付加し、挿入位置602及び移動可否603の情報及びパケットを、位置指定パス1024aを介してキュー1021aに伝送し、キューのn番目に格納し、当該種類のパケットの格納数604の値を1増やす(511)。
キュー1021aは、パケットが格納されると、一定時間毎又は検索エンジン103及びポート101からの要求に従って、先頭に蓄積されたパケットから順番に一つずつ検索エンジン103へ伝送する。キュー1021aは、時刻同期パケットが伝送されたことを判別回路1022aに通知し、パケット判別用テーブル(図6)の該当パケットの格納数604の値を一つ減らす。これによって、キューに格納されている時刻同期パケットの数の把握が可能となる。
また、図6は、バッファ部102の判別回路1022がジッタ軽減対象パケットを判別するためのパケット判別用テーブルの例の説明図である。
パケット判別用テーブルは、パケット種別601、挿入位置602、移動可否603、格納数604、容認数605、IPアドレス606、TCP inboundポート607及びTCP outboundポート608の情報を含む。なお、他の実施形態のパケット判別用テーブルの様に、VLAN ID及びMACアドレス、IPマスクなどを含んでもよい。
IPアドレス606、TCP inboundポート番号607及びTCP outboundポート番号608は、受信パケットがジッタ軽減対象パケットであるかを、判別回路1022が判別するために用いられる。
以上に説明したように、第2の実施形態では、ジッタ軽減対象パケットのうち時刻同期パケットに着眼した。すなわち、第2の実施形態では、複数の時刻同期パケットがネットワーク上を存在する場合、各時刻同期パケットの宛先情報などから、パケットの挿入位置とパケットの移動可否を決定する。
通常、時刻同期パケットの転送周期は一定間隔であるが、通信状態の不良や遅延の増大のために、多数の要求や再送が発生した場合、多くの時刻同期パケットが短時間に発生することがある。同一種類の時刻同期パケットが多くある場合、これらの時刻同期パケットは、短時間内に必要ではなく、時刻同期の観点からも重要度が低い。また、同一種類の多くの時刻同期パケットが一定時間内に格納されている場合、他のネットワークトラフィックのスループットを低下させる可能性がある。このため、時刻同期パケットのキューへの格納が容認される上限数を定め、格納数を監視することによって、時刻同期パケットを間引いている。
第2の実施形態によれば、時刻同期パケットが他のネットワークトラフィックのスループットに与える影響を減らすことができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、特定位置キューイングと従来のQoS制御を併用することによって、QoS制御とジッタ軽減を両立するものである。
図7は、第3の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。
第3の実施形態のネットワークノード70は、受信ポート701a〜701d、前段バッファ部702a〜702d、検索エンジン703、後段バッファ部704a〜704d、及び送信ポート705a〜705dを有する。
受信ポート701a〜701dは、ネットワークからパケットを受信する。前段バッファ部702a〜702dは、受信ポート701a〜701dが受信したパケットを格納する、後段バッファ部704a〜704dは、検索エンジン703から出力されるパケットを格納する。送信ポート705a〜705dは、後段バッファ部704a〜704dに格納されたパケットをネットワークに送信する。
受信ポート701a〜701d及び送信ポート705a〜705dは、ネットワークインタフェースカード等によって構成することができ、受信ポートと送信ポートとが物理的に一つのインターフェースに設けられるものでもよい。また、受信ポートと送信ポートとが、物理的に一つのポートでもよい。
図8は、前段バッファ部702aの構成を示すブロック図である。なお、図8には、前段バッファ部702aの構成を示すが、他の前段バッファ部702b〜702dも同じ構成である。
前段バッファ部702aは、判別回路7021、QoS判定回路7022、キュー7023a〜7023d及び引き出し回路7024を有し、判別回路7021とキュー7023aとの間に位置指定パス7025が設けられている。
判別回路7021は、入力されたパケットの種別を判別する。QoS判定回路7022は、入力されたパケットのQoSを判定する。キュー7023a〜7023dは、入力されたパケットを一時的に格納する。
引き出し回路7024は、パケットをキュー7023a〜7023dから引き出す。
図8に例示するキューは、上から最優先キュー7023a、2番目の優先キュー7023b、以下、3番目の優先キュー7023c、及び4番目の優先キュー7023dと、キューに格納されるパケットの優先度によって4段階に分かれている。QoS処理が行われたパケットは、QoS処理の結果に応じて、いずれかのキューにパケットを格納され、また、キューの中の配置位置が選択される。
図9は、前段バッファ部がキューへのパケットの格納位置を判別する処理のフローチャートである。
ネットワークノード70がパケットを受信すると(901)、まず、前段バッファ部702aの判別回路7021は、IPアドレス1004、IPマスク1005、TCP inboundポート番号1006及びTCP outboundポート番号1007の一つ以上を検索条件としてパケット判別用テーブル(図10)を検索し、受信パケットがジッタ軽減対象パケット(例えば、時刻同期パケット)であるかを判別する。そして、受信パケットが同期パケットである場合、パケットの挿入位置1002及び優先度1003をパケット判別用テーブルから取得する(902)。
判別の結果、受信パケットがジッタ軽減対象パケットでない場合、判別回路7021は受信パケットをQoS判定回路7022に伝送する(903)。
一方、受信パケットがジッタ軽減対象パケットである場合、判別回路7021は、パケットがジッタ軽減対象パケットであることを示すフラグを付加し、挿入位置及び優先度の情報と共に、ジッタ軽減対象パケットを、位置指定パス7025を介して、最優先キュー7023aに伝送する。
キュー7023aは、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置に他のパケットが格納されているかを判別する(904)。その結果、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットが格納されていなければ、パケットがジッタ軽減対象パケットであることを示す情報(例えば、フラグ)を付加し、パケットの優先度の情報及びパケットを挿入位置に格納する(905)。
一方、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットが格納されている場合、受信パケットの優先度と当該挿入位置に格納されているパケットの優先度とを比較し(906)、受信パケットの優先度が低い場合には、受信パケットと当該挿入位置に格納されているパケットとを入れ替える(907)。
そして、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置を一つ後方に繰り下げ(908)、ステップ905に戻り、さらにパケットの挿入位置の判別を繰り返す。
このように、パケットの優先度を比較して、パケットの格納位置及び挿入位置を繰り下げるので、優先パケットの格納位置が変更されにくくなり、優先度が確保できる。
また、このとき、キューに格納されているパケットの数が少なく、キューにおける挿入位置より前方に空き領域がある場合でも、前詰め処理を行わず受信パケットを予定された挿入位置に格納する。また、読み出し処理においても、前詰め処理は行わず、一つのパケットを処理する時間と同じ時間をかけて、キューの空き領域を前進する。
引き出し回路7024は、キュー7023a〜7023dに格納されたパケットを、所定のタイミング(例えば、一定時間周期など)で読み出し、検索エンジン703へ伝送する。
引き出し回路7024は、最優先キュー7023aにパケットが格納されている場合、他のキューより優先して最優先キュー7023aからパケットを引き出す。なお、優先キュー7023aにジッタ軽減対象パケットが格納されている場合、引き出し回路7024は、他のキューより優先して最優先キュー7023aからパケットを引き出してもよい。また、引き出し回路7024は、各キュー7023a〜7023dから所定の比率(例えば、優先キューの方が高い比率で)でパケットを引き出してもよい。
図10は、前段バッファ部702aの判別回路7021がジッタ軽減対象パケットを判別するためのパケット判別用テーブルの例の説明図である。
パケット判別用テーブルは、パケット種別1001、挿入位置1002、優先度1003、IPアドレス1004、IPマスク1005、TCP inboundポート1006及びTCP outboundポート1007の情報を含む。なお、他の実施形態のパケット判別用テーブルの様に、VLAN ID及びMACアドレスなどを含んでもよい。
IPアドレス1004、IPマスク1005、TCP inboundポート番号1006及びTCP outboundポート番号1007は、受信パケットがジッタ軽減対象パケットであるかを、判別回路7021が判別するために用いられる。
後段バッファ部704a〜704dは、前段バッファ部702aと同じ構成でよいが、検索エンジン703が判別回路7021及びQoS判定回路7022の機能を持つことによって、後段バッファ704a〜704dがキュー7023及び引き出し回路7024の機能のみを持つ構成でもよい。
また、送信ポート側では、キューの待ち時間がパケット長に影響される場合があるため、パケット長を意識した転送処理を行ってもよい。すなわち、パケットをキューに格納する際に、パケット長又はパケット長に基づいて計算されるパケット送出時間を記憶し、記憶されたパケット長又はパケット送出時間を先頭から加算することによって、最適な送出位置を判別する。このような方法によって、送信ポート側において、より高精度なジッタ軽減対象パケット(例えば、時刻同期パケット)の送出タイミングを管理することができる。なお、この方法はやや複雑さが増すので、使い分けることが望ましい。
第3の実施形態では、優先度の異なる複数のキュー7023のうち、最優先で転送される経路中のキューにジッタ軽減対象パケットを位置指定パスを用いて格納する。引き出し回路7024は、最優先キュー7023aにパケットが格納されている場合、必ず最優先キューからパケットを引き出すポリシーによって動作する。
また、QoS判定回路7022の判定結果によって、最優先キュー7023aにジッタ軽減対象パケットのみを格納するか、最優先キュー7023aをジッタ軽減対象パケット及び通常パケットで共用するかを、運用方針によって選択することができる。
また、キューに格納されるパケットの優先度の情報は、パケットの挿入位置を決定するための判別条件であるため、ジッタ軽減対象パケット専用のパラメータでもよいが、通常の優先パケットに付与される優先度と共用してもよい。
以上に説明したように、本発明の第3の実施形態によると、QoS優先制御を実行するための複数キューを有するルータにおいてもジッタ軽減対象パケットの挿入位置を調整して、QoS制御とジッタの軽減を両立することができる。特に、応答時間を短縮する必要がないジッタ軽減対象パケットの挿入位置を後方に設定し、優先度を高めることによって、他の優先トラフィックに対する影響を軽減しながら、ジッタを低減することができる。
<第4の実施形態>
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、ジッタ軽減対象パケットの挿入に伴う、他のパケットの移動を制御し、ジッタを低減する。
図11は、第4の実施形態のネットワークノードの構成を示すブロック図である。
第4の実施形態の分散型ネットワークノード110は、複数のネットワークインタフェースカード(NIC)1101a〜1101d、複数の検索部1102a〜1102d及びクロスバスイッチ1103を有する。クロスバスイッチ1103は、検索部1102a〜1102dを相互に接続する。
図11に示すネットワークノードでは、一つのNICが一つの検索部に割り当てられているが、複数のNICが一つの検索部に割り当てられてもよく、一つのNICが複数のポートを有してもよい。
NIC1101aは、受信したパケットを検索部1102aに伝送する。検索部1102aは、ルーティングテーブル(図示省略)を検索し、受信パケットの出力ポートを決定する。
例えば、検索部1102aで検索したパケットの転送先が、NIC1101bに接続されていれば、受信パケットはクロスバスイッチ1103を介して検索部1102bに伝送される。検索部1102bは、伝送されたパケットの宛先について、ルーティングテーブルを再度検索し、転送先を決定後、決定されたNIC1101bにパケットを伝送する。検索部1102aによる、パケット入力時の検索がInbound検索であり、クロスバスイッチ1103を介した後の、検索部1102bによるパケット出力前の検索がOutbound検索である。
図12は、検索部1102aの構成を示すブロック図である。なお、他の検索部1102b〜1102dも同じ構成を有する。
検索部1102aは、パケットヘッダ分離部110201a、110201b、分析回路110202a、110202b、Inboundキュー110203a、Outboundキュー110203b、検索エンジン110204、宛先検索メモリ110205、パケット格納バッファ110207及び出力側調整キュー110212を有し、位置指定パス110206a、110206b、NIC11031aからパケットを受信するためのパス110208、クロスバスイッチ1103からパケットを受信するためのパス110209、NIC1101aにパケットを送信するためのパス110210及びクロスバスイッチ1103にパケットを送信するためのパス110211が設けられている。
パケットヘッダ分離部110201aは、NIC1101aからパス110208を介してパケットを受信すると、パケットの本体をパケット格納バッファ110207に格納し、パケットのヘッダ部分及びパケットが格納されたバッファ110207のアドレス分析回路110202aに伝送する。
分析回路110202aは、後述する処理によってジッタ軽減対象パケットであるかを分析し、その結果に応じて、通常パス又は位置指定パス110206aを介してInboundキュー110203aにパケットを伝送する。Inboundキュー110203aはパケットを格納し、格納したパケットを検索エンジン110204に順に伝送する。
検索エンジン110204は、ヘッダ情報と宛先検索メモリ110205の情報とを照合し、当該パケットの宛先から出力ポートを決定する。検索エンジン110204は、出力ポートの決定結果をパケット格納バッファ110207に伝送する。
パケット格納バッファ110207は、伝送された宛先情報に応じてクロスバスイッチ1103へのパス110211又はNIC1101aへのパス110210へパケットを送出する。
クロスバスイッチ1103を介して(すなわち、Outbound側で)伝送されるパケットは、Inbound側で伝送されるパケットと同様に処理される。すなわち、Outbound側のパケットは、パス110209を介してパケットヘッダ分離部110201bに伝送された後、パケット本体はパケット格納バッファ110207に格納され、パケットのヘッダ部分及びパケットが格納されたバッファ110207のアドレスは分析回路110202bに伝送される。その後、パケットは、Outboundキュー110203bを介して、検索エンジン110204に伝送される。検索エンジン110204は、パケットの宛先から出力先ポートを検索し、パケット格納バッファ110207に出力ポートの決定結果を伝送する。Outbound検索の結果は、通常必ずNIC1101aを介してネットワークに送出されるため、パケット格納バッファ110207からは、パス110210を介してNIC1101aに伝送される。
図13は、第4の実施形態においてパケットの格納位置を判別する処理のフローチャートである。図13に示す判別処理は、分析回路110202及びInboundキュー110203a又はOutboundキュー110203bによって実行される。
まず、ネットワークノード110がパケットを受信すると(1301)、パケットのヘッダ情報は分析回路110202に伝送される。分析回路110202は、伝送されたヘッダ情報に含まれるIPアドレス、IPマスク、VLAN ID、MACアドレス、TCP inboundポート番号及びTCP outboundポート番号の一つ以上を検索条件としてパケット判別用テーブルを検索し、受信パケットがジッタ軽減対象パケット(例えば、時刻同期パケット)であるかを判別する(1302)。なお、第4の実施形態におけるパケット判別用テーブルは、前述した第3の実施形態のパケット判別用テーブル(図10)と同等でよい。
判別の結果、受信パケットがジッタ軽減対象パケットでない場合、キューの中で一番前の空き領域に受信パケットのヘッダを格納する(1303)。
一方、受信パケットがジッタ軽減対象パケットである場合、Inbound側の処理かOutbound側の処理かで分岐する(1304)。
Inbound側の処理では、分析回路110202aは、キューへの挿入位置及び優先度の情報を、パケット判別用テーブルから取得する(1305)。そして、分析回路110202aは、取得した挿入位置及び優先度の情報と共に、ジッタ軽減対象パケットを、位置指定パス110206aを介して、Inboundキュー110203aに伝送する。
Inboundキュー110203aは、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置に他のパケットのヘッダが格納されているかを判別する(1306)。その結果、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットのヘッダが格納されていなければ、パケットのヘッダ、ジッタ軽減対象パケットであることを示す情報(例えば、フラグ)及びパケットの優先度の情報を挿入位置に格納する(1307)。
一方、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットのヘッダが格納されている場合、受信パケットの優先度と当該挿入位置に格納されているヘッダのパケットの優先度とを比較する。受信パケットの優先度が低い場合には、受信パケットと当該挿入位置に格納されているパケットとを入れ替え、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置を一つ後方に繰り下げることを繰り返し、パケットの挿入位置を決定する。そして、決定された挿入位置に受信パケットのヘッダを格納する(1308)。
そして、当初予定されていた挿入位置からの前後のズレ量の情報を、挿入されるジッタ軽減対象パケットのヘッダに付与する。また、ジッタ軽減対象パケットの挿入によって移動したパケットがジッタ軽減対象パケットである場合、当初の格納位置からの前後への移動量の情報を移動したパケットのヘッダに付与する(1309)。
Outbound側の処理では、分析回路110202bは、キューへの挿入位置及び優先度の情報を、パケット判別用テーブルから取得する(1310)。その後、Inbound側で付与された移動量(ズレ量)に基づいて、キューへの格納位置を調整する。すなわち、パケットに付与された移動量(ズレ量)の分だけ、キューへの挿入位置を前後に調整する。例えば、Inbound側でn番目に格納すべきパケットのヘッダがn+1番目に格納された場合、移動量が後方に+1であるという情報が付与されたパケットがOutbound側に伝送される。Outbound側で、m番目に格納するという検索結果を得た場合、当該パケットをm−1番目に格納するように、挿入位置を補正して、パケットをキュー110203bに伝送する(1311)。
Outboundキュー110203bは、Inboundキュー110203aと同様に、当該ジッタ軽減対象パケットのヘッダの挿入位置に他のパケットのヘッダが格納されているかを判別する(1312)。その結果、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットのヘッダが格納されていなければ、パケットのヘッダ、ジッタ軽減対象パケットであることを示す情報(例えば、フラグ)及びパケットの優先度の情報を挿入位置に格納する(1313)。
一方、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置にパケットのヘッダが格納されている場合、受信パケットの優先度と当該挿入位置に格納されているヘッダのパケットの優先度とを比較し、受信パケットの優先度が低い場合には、受信パケットと当該挿入位置に格納されているパケットとを入れ替え、当該ジッタ軽減対象パケットの挿入位置を一つ後方に繰り下げることを繰り返し、パケットの挿入位置を決定する。そして、決定された挿入位置に受信パケットのヘッダを格納する(1314)。
第4の実施形態のネットワークノードは、分散型アーキテクチャを採用しているが、内部の処理に関しては様々な方法を採用することができる。第4の実施形態の基本構成では、必ずInbound側で出力ポートを検索し、クロスバスイッチ1103を介した後にOutbound側で出力ポートを検索する。
しかし、例えば、検索を行った検索エンジン110204(検索部1102a等)に直接接続されているNICの一つが転送先である場合、Inbound側の検索結果で検索が終了してもよい。又は、Outbound側でも検索するが、クロスバスイッチ1103を介してパケットを伝送しなくてもよい。なお、この場合、パケット格納バッファ110207からパケットヘッダ分離部110201bへパケットを伝送するパスが必要となる。
このように、装置内部において、検索結果に応じてパスが短縮される場合、キューへの蓄積回数が変化したり、通過する経路の違いによる遅延時間の差が発生する。装置内の経路が同一である場合、一般的に、ジッタには影響を及ぼさない。しかしながら、装置を通過する絶対時間を入力ポート及び装置構成によらず一定にすることが必要な場合、この通過時間の差を補正するために出力側調整キュー110212が必要となる。
この場合、検索エンジン110204にて検索した結果に基づいて、検索回数の違いや、装置内の経路差などを補正するために必要なウェイト時間を得られるように、出力側調整キュー110212にてパケットヘッダを保持し、パケットの出力タイミングを調整するとよい。
以上に説明したように、第4の実施形態では、パケットをキューに格納する場合に前後にずらした量の情報をパケットに付与してネットワークノード内を転送することによって、後段のキューにおけるパケット格納位置を補正することができる。
第4の実施形態は、分散型ネットワークノードの例であり、ポート数や収容容量が大きいネットワークノードに適用すると好適である。このようなネットワークノードでは、ブロック間のパケット伝送毎に、キューへの蓄積が発生する場合がある。このため、ネットワークノードが本実施形態では記載していないキューを有する場合がある。ネットワークノードが多数のキューを有する場合、意図した通りの位置に格納できないことによって発生するジッタが増える可能性が高い。このため、第4の実施形態では、装置の規模の拡大に伴う、ジッタの増加を軽減することができる。
10 ネットワークノード
101 ポート
102 バッファ部
1021a、1021b キュー
1022a、1022b 判別回路
1023a、1023b 通常パス
1024a、1024b 位置指定パス
103 検索エンジン
701a〜701d 受信ポート
702a〜702d 前段バッファ部
7021 判別回路
7022 QoS判定回路
7023a〜7023d キュー
7024 引き出し回路
7025 位置指定パス
703 検索エンジン
704a〜704d 後段バッファ部
705a〜705d 送信ポート
110 分散型ネットワークノード
1101a〜1101d ネットワークインタフェースカード(NIC)
1102a〜1102d 検索部
1103 クロスバスイッチ

Claims (7)

  1. パケットを転送するネットワークノードであって、
    転送されるパケットが入出力されるポート、
    前記入力されたパケットが一時的に格納されるバッファメモリ、
    前記入力されたパケットが出力されるポートを決定する検索エンジン、及び、
    特定の種類のパケットの受信から送信までに要する時間の差を調整するタイミング調整部を備え、
    前記バッファメモリは、前記入力されたパケットが一時的に格納される少なくとも一つのキューを有し、
    前記タイミング調整部は、
    前記入力されたパケットが前記特定の種類のパケットであるかを識別し、前記識別された特定の種類のパケットを前記キューの所定の位置に格納し、
    前記特定の種類のパケットが格納されるべき所定の位置より前方にパケットが格納されていない空白領域が存在する場合でも、前記特定の種類のパケットを前記所定の位置に格納し、
    前記バッファメモリは、前記空白領域より後方にパケットが格納されている領域が存在する場合、1パケットの処理に要する時間毎に、前記バッファメモリに格納されたパケットを1パケット分ずつ前進させ、
    前記タイミング調整部は、前記キューの最後尾のパケットが前記特定の種類のパケットであり、かつ、前記キューに前記空白領域が存在する場合、前記特定の種類のパケット以外のパケットを最先の前記空白領域に格納することを特徴とするネットワークノード。
  2. 前記キュー内のパケットの格納位置が後方に移動することを許可するかを示す判定用情報を有し、
    前記タイミング調整部は、
    前記判定用情報が前記特定の種類のパケットの移動の不許可を示す場合、前記キュー内において、前記特定の種類のパケットの前方にパケットを格納する場合、当該不許可を示すパケットの格納位置が変化しないように、前記キューにパケットを格納することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  3. 前記キューに格納されている前記特定の種類のパケットの数が所定数より多い場合、前記特定の種類のパケットの一つを前記キューから破棄し、又は、前記キューへの格納が要求されたパケットを、前記キューに格納しないことを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  4. 前記キューは、優先順位が設定された複数のキューを含み、
    前記タイミング調整部は、前記特定の種類のパケットを、優先順位が最も高いキューの所定の位置に格納することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  5. 前記タイミング調整部は、前記特定の種類のパケットのみを、前記優先順位が最も高いキューに格納することを特徴とする請求項4に記載のネットワークノード。
  6. 前記キューは、入力段のキューと出力段のキューとを含み、
    前記タイミング調整部は、
    前記特定の種類のパケットの前記入力段のキュー内の格納位置が後方に移動した場合、当該特定の種類のパケットの移動量を記憶し、
    当該特定の種類のパケットを、前記出力段のキュー内の前記所定の位置から前記移動量分だけ前方の位置に格納することを特徴とする請求項1に記載のネットワークノード。
  7. ネットワークノードで転送されるパケットを管理する方法であって、
    前記ネットワークノードは、転送されるパケットが入出力されるポート、前記ポートに入力されたパケットが一時的に格納されるバッファメモリ、前記入力されたパケットが出力されるポートを決定する検索エンジン、及び、パケットの出力タイミングを調整するタイミング調整部を有し、
    前記バッファメモリは、前記入力されたパケットが一時的に格納される少なくとも一つのキューを有し、
    前記方法は、
    入力されたパケットが、特定の種類のパケットであるかを判定するステップと、
    前記判定された特定の種類のパケットを前記キューの所定の位置に格納することによって、当該パケットの出力タイミングを制御するステップと、
    前記特定の種類のパケットが格納されるべき所定の位置より前方にパケットが格納されていない空白領域が存在する場合でも、前記特定の種類のパケットを前記所定の位置に格納するステップと、
    前記空白領域より後方にパケットが格納されている領域が存在する場合、1パケットの処理に要する時間毎に、前記バッファメモリに格納されたパケットを1パケット分ずつ前進させるステップと、
    前記キューの最後尾のパケットが前記特定の種類のパケットであり、かつ、前記キューに前記空白領域が存在する場合、前記特定の種類のパケット以外のパケットを最先の前記空白領域に格納するステップと、を含むことを特徴とするパケット管理方法。
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