JP5768021B2 - 歩容測定装置、方法及びプログラム - Google Patents
歩容測定装置、方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5768021B2 JP5768021B2 JP2012175345A JP2012175345A JP5768021B2 JP 5768021 B2 JP5768021 B2 JP 5768021B2 JP 2012175345 A JP2012175345 A JP 2012175345A JP 2012175345 A JP2012175345 A JP 2012175345A JP 5768021 B2 JP5768021 B2 JP 5768021B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- user
- gait
- joint angle
- joint
- data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Description
第1の態様は、以下のような手段をさらに備えるようにしたものである。すなわち、上記ユーザの脚部のかかとを接地点としたときの、当該かかとと上記装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度と、当該かかとを基準とする上記装着位置の座標との関係を表す第1の数式モデルと、上記ユーザの脚部のつま先を接地点としたときの、当該つま先と上記装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度と、当該つま先を基準とする上記装着位置の座標との関係を表す第2の数式モデルに、ユーザのかかと又はつま先と上記装着位置との間の身体部位の寸法を固定値として代入し、上記身体部位に含まれる関節の角度を一定間隔で変化させて順次代入することにより、当該関節の角度ごとの上記装着位置の位置座標をそれぞれ算出し、この算出された各位置座標を当該位置座標を算出したときの関節の角度に対応付けて上記関節角表データを作成し、この作成された関節角表データを上記関節角表記憶部に記憶させるようにする。
このようにすると、予め記憶された、ユーザの脚部のかかとを接地点としたときの第1の数式モデルと、ユーザの脚部のつま先を接地点としたときの第2の数式モデルを用いて、ユーザごとにその都度関節角表データを自動的に作成し記録手段に記憶させることが可能となる。
したがって、ユーザの歩行動作をその特徴に応じて複数の期間に分け、それぞれの期間ごとに歩容を推測することが可能となる。
このようにすると、関節の角度の時系列変化を表す情報が出力されることになり、これによりユーザの歩容を簡単かつ的確に把握することが可能となる。その際、関節の角度の時系列変化を複数の静止画像又は動画像により表すことで、ユーザの歩容をより一層的確に把握できるようになる。
このようにすると、例えば参照値として、推奨される歩容に対応する関節角度や該当ユーザが健康なときの関節角度を予め設定しておくことで、この参照値に対する現在の歩行動作による関節角度の差異が評価されて提示される。このため、ユーザ又はそのリハビリテーション担当者は当該ユーザの歩容の良否を一目で確認することが可能となる。
[第1の実施形態]
(構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る歩容測定装置を含む歩容測定システムの全体構成を示す図であり、1は歩容測定装置、2は加速度センサを示している。
加速度センサ2は、測定対象となるユーザ3にベルト等により装着される。加速度センサ2は、センサ本体と無線インタフェースとを有し、歩行中のユーザ3の下半身の動きをセンサ本体により加速度として計測し、この計測された加速度データを無線インタフェースにより無線送信する。無線インタフェースとしては、例えば無線LAN(Local Area Network)やBluetooth(登録商標)等の小電力無線データ通信規格に対応したインタフェースが用いられる。なお、無線インタフェースとしては、他に例えば3G(Third-Generation Cellular Phone)、GSM(Global System for Mobile Communications;登録商標)、LTE(Long Term Evolution)、PHS(Personal Handyphone System)等の携帯電話やガスメータ検針等に使用されている無線データ通信規格に対応したインタフェースを使用してもよい。
すなわち、歩容測定装置1は、制御ユニット10と、インタフェースユニット20と、記憶ユニット30とを備えている。
入力インタフェース21には、入力デバイスとしてのキーボード41及びマウス等のポインティングデバイス42が接続される。これらの入力デバイスは、ユーザ3の身体サイズ等の歩容測定に必要なパラメータ等を入力するために用いられる。
通信インタフェース23はアンテナ61を備え、加速度センサ2から送信された加速度データを受信する。無線インタフェースとしては、先に述べたように例えば無線LANやBluetooth(登録商標)が用いられる。
ユーザ情報記憶部31は、測定対象となるユーザ3の身体のサイズ等に関する情報を保存するために使用される。関節角表記憶部32は、後述する関節角表作成部12により作成された関節角表データを記憶するために使用される。推定結果記憶部33は、後述する関節角推定部16による関節角の推定結果を保存するために使用される。
なお、これらの処理部11〜18は何れも記憶ユニット30内の図示しないプログラム記憶領域に格納されたアプリケーション・プログラムを上記CPUに実行させることにより実現される。
平滑化処理部14は、上記加速度情報受信処理部13により取り込まれた加速度データに対し平滑化処理を行う。
ピーク検出部15は、上記平滑化処理部14により平滑化処理された加速度データ(以降平滑化データと呼ぶ)から、後述する手法により最大値と最小値、及びそれらを与える時刻を抽出する処理を行う。
積分処理部16は、上記平滑化データに対して時間の2階積分を行うことで、ユーザ3に装着された加速度センサ2の移動距離を算出する処理を行う。
次に、以上のように構成された歩容測定装置1の動作を説明する。
(1)関節角表データの作成・保存
(1−1)身体情報の入力
例えば、理学療法士又はシステムオペレータが入力デバイス41,42を操作して測定対象ユーザ3の身体情報を入力すると、この入力された身体情報はユーザ情報受付処理部31の下で入力インタフェース21を介して取り込まれ、ユーザ3の識別IDと関連付けられてユーザ情報記憶部31に保存される。この身体情報の入力は、ユーザ情報受付処理部31により生成されるユーザ情報入力画面に従い、ユーザ3の加速度センサ2装着位置より下方の下半身各部位の長さを入力することにより行われる。例えば、図3に示したようにユーザの足部L1 、下腿部L2 、上腿部L3 及び下腹部(もしくは腰部)L4 の長さを入力する場合には、L1 =0.3m、L2=0.4m、L3 =0.5m、L4 =0.1mのように長さの値を入力する。なお、身体情報の入力は、理学療法士又はシステムオペレータに限らず、医師や看護師等のその他の医療従事者や、ユーザ本人又はその家族や知人、職場や学校の保健師等の健康管理者が行ってもよい。
上記身体情報の入力が終了すると、続いて関節角表作成部12の制御の下で以下のように関節角表データが作成される。すなわち、関節角表データの作成には「かかと軸モデル」及び「つま先軸モデル」を表す数式が用いられる。
y=L2 sinθ1 +L3 sin(−θ1+θ2)+L4 cos(θ1−θ2+θ3 ) …(1)
x=L2 cosθ1 −L3 cos(−θ1+θ2)+L4 sin(θ1−θ2+θ3 ) …(2)
y=−L1 cosθ0 +L2 cos(θ1−θ0)
−L3 cos(θ2−θ1+θ0 )+L4 cos(θ3 +θ2 −θ1 +θ0 ) …(3)
x=L1 sinθ0 +L2 sin(θ1−θ0)
+L3 sin(θ2−θ1+θ0 )+L4 sin(θ3 +θ2 −θ1 +θ0 ) …(4)
(3−1)加速度の計測
一般的なユーザの歩容には、例えば図6に示すように、かかとが胴体よりも前方に位置した状態で地面に接着する“かかと接地”と、かかとが胴体よりも後方で地面から離れる“かかと離れ”と、つま先が胴体よりも後方で地面から離れる“つま先離れ”の過程がある。歩行中にこれらの過程が左右の脚で繰り返し行われる。
上記加速度センサ2から送信された加速度データは、予め設定された周期で通信インタフェース23を介して加速度情報受信処理部13により受信され、制御ユニット10内の作業メモリに一旦保存される。例えば、いま加速度計測期間においてn回のサンプリングを行うとすると、k回目のサンプリング時刻をtk と表すことにする(1≦k≦n)。以後、計測開始時刻t1 から計測終了時刻tn までに得られる加速度データの時系列データをat1:tnとする。
vxtk =(xtk:tn−xtk:tn-1)/t …(10)
vytk =(ytk:tn−ytk:tn-1)/t …(11)
式(6)(7)(8)(9)で得られた結果を、位置データ{xt1:tk、xtk:tn、yt1:tk、ytk:tn}と呼ぶ。
上記積分処理部16において位置データ{xt1:tk、xtk:tn、yt1:tk、ytk:tn}が算出されると、次に関節角錐底部17において関節角の推定処理が以下のように行われる。
すなわち、関節角推定部17では、積分処理部16から位置データ{xt1:tk、xtk:tn、yt1:tk、ytk:tn}を受け取ると、関節角表記憶部32に記憶された関節角表データのX(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )及びY(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )から、上記受け取った位置データ{xt1:tk、xtk:tn、yt1:tk、ytk:tn}に対し最も近い値のものを数個程度、例えば最も近い値と隣接する大小1点ずつのXが3点、Yが3点を候補として抽出する。そして、この抽出されたX(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )及びY(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )の候補のうち、関節角(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )が等しい組み合わせを選択する。この選択された関節角(θ0 、θ1 、θ2 、θ3 )が、推定された脚の可動状態を表す情報として推定結果記憶部33に格納される。
(4−1)データ形式の変換
推定結果出力処理部18では、上記推定結果記憶部33に保存された関節角の推定結果を表す情報を、汎用のコンピュータ等で簡便に読み込み可能なデータ形式に変換する処理が行われる。
例えば、図8に示すようにcsv形式として、第1列にサンプリング時刻を配置し、このサンプリング時刻に関連付けて、第2列に推定された足裏角、第3列に推定された足関節、第4列に推定された膝関節、第5列に推定された股関節をそれぞれ配置したデータに変換される。なお、csv形式以外にも、テキストデータを記録できる形式、例えばtxt形式、xls形式、dat形式等を用いてもよい。
このように推定結果を表す情報を汎用のコンピュータ等で読み込み可能なファイルに変換することで、汎用のコンピュータにおいて利用可能な様々な数値解析アプリケーション・プログラムにより解析処理や統計処理を行うことが可能となる。
また推定結果出力処理部18では、上記推定結果記憶部33に保存された関節角の推定結果を表す情報をもとに、関節角の経時変化を表す表示データが生成される。
例えば、膝関節角の経時変化のグラフが生成される。図9にその一例を示す。同図では横軸に測定時刻を、縦軸に関節角をとっている。縦軸の関節角は屈曲方向が正であり、背屈方向が負である。このようにグラフを生成し、この生成されたグラフを出力インタフェース22からディスプレイ51に出力して表示させることで、ユーザはこのディスプレイ51に表示されたグラフを見ることで、関節角の可動状態を定量的に把握することが可能となる。表示する関節角は、膝関節角以外に、足関節、股関節、足裏角でもよい。
推定結果出力処理部18では、上記推定結果記憶部33に保存された関節角の推定結果を表す情報をもとに、関節角の経時変化をアニメーションで表した表示データが生成される。
例えば、図10に示すようにユーザ3の下半身が例えば棒状の模擬体で表され、この模擬体の脚の各関節角がユーザ3の推定された角関節角の経時変化に従って動作するようなアニメーション画像が生成される。これにより、ユーザ3又はその家族もしくは医療担当者は、カメラに頼らずともユーザ3の歩行の際の関節角の経時変化を視認することが可能となる。
推定結果出力処理部18では、上記推定結果記憶部33に保存された関節角の推定結果を表す情報が、記憶ユニット30内の参照値記憶部(図示せず)に記憶された関節角の参照用の関節角情報と比較され、その比較結果を表す表示データが生成される。参照用の関節角情報としては、例えば同じユーザの過去に測定された歩行動作の関節角情報や、一般に綺麗とされる歩容の関節角情報が用いられる。
以上詳述したようにこの実施形態では、歩容測定装置1において、ユーザ3の個人情報をもとに当該ユーザ3の歩行に使用する各関節の角度と加速度センサの装着位置との関係を表す関節角表データを作成して関節角表記憶部32に格納する。この状態で、ユーザ3の腰部又は腹部に装着した加速度センサ2から送信される加速度データを受信し、この受信した加速度データを平滑化してその最大値及び最小値を検出することにより加速度データを時間分割する。そして、この時間分割された加速度データの各々について二階の時間積分を行うことにより上記加速度センサ2の接地点に対する位置座標を算出し、上記関節角表記憶部33からこの位置座標に近いものを複数個推定候補として読み出して、これらの候補をもとにユーザ3の各関節の角度を推定するようにしている。
このようにすると、かかと軸モデルとつま先軸モデルの数式を用いて、ユーザ3に対応する関節角表データが自動的に作成されて関節角表記憶部32に記憶される。したがって、ユーザ3ごとにシステム管理者がその都度手計算により関節角表データを作成する必要がなくなる。
前記第1の実施形態では、ユーザ3には加速度センサ2のみを装着し、この加速度センサ2から無線送信される加速度データを歩容測定装置1で受信し、この受信された加速度データをもとにユーザ3の接地点に対する上記加速度センサ2の位置座標を算出して関節角を推定するようにした。しかし、それに限らず、歩容測定装置を例えばスマートホン等の携帯型情報端末により構成してこの携帯型情報端末内に加速度センサを収容し、この携帯型情報端末をユーザに装着するようにしてもよい。なお、本実施形態における歩容測定装置の構成及び動作は、加速度センサ2が歩容測定装置1内に設けられる点を除き、先に述べた第1の実施形態と同じであるので、ここでの再度の説明は省略する。
前記各実施形態では加速度センサ又は歩容測定装置をユーザの腹部又は腰部に装着する場合を例にとって説明したが、角度の測定対象となる関節数の増加に伴う関節角表データの巨大化が特に問題にならなければ、ユーザの身体のどの位置に装着するようにしてもよい。
Claims (8)
- ユーザに装着された加速度センサにより計測された加速度データをもとに前記ユーザの歩容を測定する歩容測定装置であって、
前記ユーザの脚部の接地点に対する加速度センサ装着位置と、当該脚部の接地点と加速度センサ装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度との対応関係を表す関節角表データを関節角表記憶部に記憶させる手段と、
前記ユーザの歩行動作中に前記加速度センサにより時系列的に計測された加速度データを取り込み、この取り込んだ加速度データをもとに、予め設定された時間間隔で前記ユーザの脚部の接地点を基準とする前記加速度センサ装着位置の位置座標を算出する位置算出手段と、
前記算出された位置座標をもとに、当該位置座標に対応する関節の角度を前記関節角表記憶部に記憶された関節角表データから読み出し、この読み出された関節の角度を含む情報を前記ユーザの歩容推定情報として出力する歩容推定手段と
を具備することを特徴とする歩容測定装置。 - ユーザに装着され、かつ前記ユーザの歩行動作中に当該歩行動作の加速度を時系列的に計測してその計測結果を表す加速度データを出力する加速度センサを収容し、当該加速度センサから出力される加速度データをもとに前記ユーザの歩容を測定する、携帯型の歩容測定装置であって、
前記ユーザの脚部の接地点に対する前記歩容測定装置の装着位置と、当該脚部の接地点と前記歩容測定装置の装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度との対応関係を表す関節角表データを関節角表記憶部に記憶させる手段と、
前記加速度センサから出力された加速度データをもとに、予め設定した測定時間間隔で前記ユーザの脚部の接地点を基準とする前記歩容測定装置の装着位置の位置座標を算出する位置算出手段と、
前記算出された位置座標をもとに、当該位置座標に対応する関節の角度を前記関節角表記憶部に記憶された関節角表データから読み出し、この読み出された関節の角度を含む情報を前記ユーザの歩容推定情報として出力する歩容推定手段と
を具備することを特徴とする歩容測定装置。 - 前記ユーザの脚部のかかとを接地点としたときの、当該かかとと前記装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度と、当該かかとを基準とする前記装着位置の座標との関係を表す第1の数式モデルと、前記ユーザの脚部のつま先を接地点としたときの、当該つま先と前記装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度と、当該つま先を基準とする前記装着位置の座標との関係を表す第2の数式モデルに、ユーザのかかと又はつま先と前記装着位置との間の身体部位の寸法を固定値として代入し、前記身体部位に含まれる関節の角度を一定間隔で変化させて順次代入することにより、当該関節の角度ごとの前記装着位置の位置座標をそれぞれ算出する手段と、
前記第1及び第2の数式モデルのそれぞれにより算出された各位置座標を、当該位置座標を算出したときの関節の角度に対応付けて前記関節角表データを作成し、この作成された関節角表データを前記関節角表記憶部に記憶させる手段と
を、さらに具備することを特徴とする請求項1又は2記載の歩容測定装置。 - 前記位置算出手段は、
前記加速度センサから出力された加速度データに対して平滑化処理を行う手段と、
前記平滑化処理後の加速度データからその極大値及び極小値を検出し、この極大値及び極小値が生じた時刻を境界点として前記平滑処理後の加速度データを時間分割する手段と、
前記時間分割された加速度データに対してそれぞれ積分を行うことで、前記分割された期間ごとに前記装着位置の位置座標を算出する手段と
備えることを特徴とする請求項1又は2記載の歩容測定装置。 - 前記歩容推定手段は、前記読み出された関節の角度を対応する時刻と関連付けた情報を出力する手段と、前記読み出された関節の角度の経時変化を表す複数の静止画像データ又は動画像データを生成して出力する手段の少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の歩容測定装置。
- 前記歩容推定手段は、
前記関節角度の参照値を時刻と対応付けて記憶する手段と、
前記読み出された関節の角度を前記記憶された参照値と時刻が対応するもの同士で比較し、その差に基づいてユーザの歩容の評価データを生成する手段と
を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の歩容測定装置。 - ユーザに装着された加速度センサにより計測された加速度データをもとに、コンピュータにより前記ユーザの歩容を測定する歩容測定方法であって、
前記コンピュータが、前記ユーザの脚部の接地点に対する加速度センサ装着位置と、当該脚部の接地点と加速度センサ装着位置との間の身体部位に含まれる関節の角度との対応関係を表す関節角表データを関節角表記憶部に記憶させる過程と、
前記コンピュータが、前記ユーザの歩行動作中に前記加速度センサにより時系列的に計測された加速度データを取り込み、この取り込んだ加速度データをもとに、予め設定された時間間隔で前記ユーザの脚部の接地点を基準とする前記加速度センサ装着位置の位置座標を算出する過程と、
前記コンピュータが、前記算出された位置座標をもとに、当該位置座標に対応する関節の角度を前記関節角表記憶部に記憶された関節角表データから読み出し、この読み出された関節の角度を含む情報を前記ユーザの歩容を表す情報として出力する過程と
を具備することを特徴とする歩容測定方法。 - 請求項1乃至6のいずれかに記載の歩容測定装置が具備する前記各手段を、当該歩容測定装置が備えるコンピュータに実行させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175345A JP5768021B2 (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 歩容測定装置、方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012175345A JP5768021B2 (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 歩容測定装置、方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014033739A JP2014033739A (ja) | 2014-02-24 |
JP5768021B2 true JP5768021B2 (ja) | 2015-08-26 |
Family
ID=50283119
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012175345A Expired - Fee Related JP5768021B2 (ja) | 2012-08-07 | 2012-08-07 | 歩容測定装置、方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5768021B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6390303B2 (ja) * | 2014-09-22 | 2018-09-19 | カシオ計算機株式会社 | 測定装置、測定方法及び測定プログラム |
JP2017023689A (ja) * | 2015-07-24 | 2017-02-02 | 株式会社東芝 | モニタリングシステム、モニタ方法およびプログラム |
JP6521093B2 (ja) | 2015-11-19 | 2019-05-29 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 歩行動作表示システム及びプログラム |
CN106653058B (zh) * | 2016-10-28 | 2020-03-17 | 中国科学院计算技术研究所 | 基于双声道的脚步检测方法 |
CN109582713B (zh) * | 2018-11-30 | 2023-05-19 | 歌尔科技有限公司 | 一种运动状态的识别方法、装置及终端 |
JP7316534B2 (ja) * | 2019-05-29 | 2023-07-28 | 日本電気株式会社 | 情報処理装置、個人識別装置、個人識別システム、情報処理方法及び記憶媒体 |
WO2023163104A1 (ja) * | 2022-02-28 | 2023-08-31 | 国立大学法人愛媛大学 | 関節角度学習推測システム、関節角度学習システム、関節角度推測装置、関節角度学習方法、およびコンピュータプログラム |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2961707B2 (ja) * | 1997-05-06 | 1999-10-12 | アニマ株式会社 | 動作分析装置 |
DE60238781D1 (de) * | 2001-10-16 | 2011-02-10 | Honda Motor Co Ltd | Vorrichtung und verfahren zur bestimmung eines gehzustands |
JP4016112B2 (ja) * | 2004-06-15 | 2007-12-05 | 国立大学法人 東京大学 | 運動情報−神経情報変換装置及び方法、運動情報−神経情報変換プログラム及び該プログラムを記録した記録媒体 |
JP4971808B2 (ja) * | 2007-01-17 | 2012-07-11 | パナソニック株式会社 | 歩行動作分析装置 |
JP5177070B2 (ja) * | 2009-04-30 | 2013-04-03 | トヨタ自動車株式会社 | 装着型計測装置及び歩行補助装置 |
JP5289290B2 (ja) * | 2009-11-27 | 2013-09-11 | セコム株式会社 | 姿勢推定装置 |
-
2012
- 2012-08-07 JP JP2012175345A patent/JP5768021B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014033739A (ja) | 2014-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5768021B2 (ja) | 歩容測定装置、方法及びプログラム | |
JP6183906B2 (ja) | 歩容推定装置とそのプログラム、転倒危険度算出装置とそのプログラム | |
Slade et al. | An open-source and wearable system for measuring 3D human motion in real-time | |
CN105688396B (zh) | 运动信息显示系统和运动信息显示方法 | |
CN102824177B (zh) | 一种三维人体步态定量分析系统和方法 | |
Vezočnik et al. | Average step length estimation models’ evaluation using inertial sensors: A review | |
JP2017520336A (ja) | 人体および物体運動への生体力学フィードバックを送達するための方法およびシステム | |
JP2012513227A (ja) | 歩行モニタ | |
JP6127873B2 (ja) | 歩行特徴の解析方法 | |
JP2011152360A (ja) | 歩行情報抽出装置、歩行情報抽出方法、及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 | |
JP2020151267A (ja) | 人等の身体動作推定システム | |
WO2017081497A1 (ru) | Устройство дигитализации и оценки движения | |
Mattfeld et al. | A new dataset for evaluating pedometer performance | |
Ladha et al. | Toward a low-cost gait analysis system for clinical and free-living assessment | |
CN104138658A (zh) | 一种基于智能鞋的运动测量及动画反馈系统 | |
JP2020120807A (ja) | 転倒リスク評価装置、転倒リスク評価方法及び転倒リスク評価プログラム | |
JPWO2019008689A1 (ja) | 情報処理装置、情報処理システム、および情報処理方法 | |
JP2008161228A (ja) | 歩行解析システム | |
WO2016194907A1 (ja) | 指標導出装置、ウェアラブル機器及び携帯機器 | |
JP4719768B2 (ja) | 酸素摂取量測定方法およびこの方法を用いる装置 | |
Zebin et al. | Inertial sensing for gait analysis and the scope for sensor fusion | |
JP2017059089A (ja) | 歩数計測装置、歩数計測方法、およびプログラム | |
Ye et al. | Shoe-Mouse: An integrated intelligent shoe | |
JP6564711B2 (ja) | 歩容推定装置、方法およびプログラム | |
KR101647316B1 (ko) | 신체활동 분석 시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140626 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150227 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150331 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150527 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150616 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150622 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5768021 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |