JP5768011B2 - 熱式空気流量センサ - Google Patents

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Description

本発明は、熱式空気流量センサに係り、特に自動車エンジンの吸気系に設置してエンジンの吸入空気流量を測定する熱式空気流量センサに関する。
エンジンの吸入空気量を測定する空気流量計として、エンジン内に吸入される空気量を直接検知できる熱式の空気流量計が主流になっている。特に、半導体マイクロマシニング技術により製造された測定素子を備えた熱式の空気流量計は、コストが低減できることや、低電力で駆動できることなどから注目されている。このような熱式の空気流量計に用いられる測定素子としては、例えば特許文献1に提案されているものがある。この公報に提案されている測定素子は、半導体基板上に電気絶縁膜が形成され、この電気絶縁膜上に発熱抵抗体や測温抵抗体が形成されており、さらに発熱抵抗体、測温抵抗体の上には電気絶縁体が形成されている。また、発熱抵抗体や測温抵抗体が形成された領域は、半導体基板の裏面側から異方性エッチングすることにより半導体基板の一部が除去されてダイアフラム構造となっている。
また、特許文献2には、半導体チップを樹脂封止する表面実装構型電子部品およびその製造方法において、封止樹脂の経時劣化が発生せず、信頼性が高く、低コストで量産性を向上することを目的として、シリコーンゴム製の封止樹脂防止部材を光電効果素子部の表面に載置して光電効果素子部の表面を覆った状態で封止樹脂を注入し、光電効果素子部の表面を除いて樹脂封止部を形成することが開示されている。
特開2010−133897号公報 特開2007−27559号公報
ダイアフラムを有する半導体基板や半導体基板を実装する支持体等を樹脂封止により一体に成形する場合、測定の原理上、発熱抵抗体や測温抵抗体が形成されたダイアフラム領域は樹脂で覆わずに部分的に露出させ、吸入空気に接するようにしなければならない。封止樹脂がダイアフラムを覆わないようにする部分露出構造とするためには、樹脂注形金型とは別に設けられた、駆動可能な金型(入れ駒)で半導体基板のダイアフラム周辺を押さえつけ、樹脂がダイアフラムに流れ込まないようにする必要がある。ここで、ダイアフラムに樹脂が流れ込まないようにするために、ある程度の力で入れ駒を半導体基板に押し付ける必要があるので、半導体基板の部分露出部には外部から応力が印加されることとなる。
そのため、入れ駒を押し付けるダイアフラム周辺の配線等のはく離強度が低い場合には、この応力により配線等がはく離してしまう虞がある。ここで、配線部にはく離が発生すると、配線部の抵抗が変化する場合があり、そのような場合には流量検出に誤差が生じてしまう虞がある。特許文献1および特許文献2は、上記課題についてはなんら考慮がされていない。
本発明の目的は、熱式空気流量センサにおいて、測定素子の配線等のはく離を抑制し、信頼性の高い熱式空気流量センサを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の熱式空気流量センサは、発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる側温抵抗体を有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体基板と、 前記半導体基板を封止する樹脂と、を備え、前記樹脂は前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出する露出部を有する熱式流量センサにおいて、前記露出部にある配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる単層膜を設けることを特徴とする。
本発明によれば、測定素子の配線等のはく離を抑制し、信頼性の高い熱式空気流量センサを提供することができる。
本願に係る第一実施例における熱式空気流量センサの概略平面図である。 本願に係る第一実施例における断面図である。 本願に係る第一実施例における作用効果を説明するグラフである。 本願に係る第二実施例における熱式空気流量センサの概略平面図である。 本願に係る第二実施例における断面図である。 本願に係る第二実施例の変形例における断面図である。 本願に係る第二実施例の変形例における熱式空気流量センサの概略平面図である。
以下、本発明の実施例を説明する。
本発明の第一の実施例である熱式空気流量センサを図1と図2を用いて説明する。図1は熱式空気流量センサの実装概略平面図、図2は図1のA−A位置における断面図である。
本実施例の熱式空気流量センサは、図1に示すように、測定素子17とLSI16を支持体9上に搭載し、測定素子17の一部を部分的に露出するように樹脂11により封止されている。部分的に露出している領域近傍の樹脂11はテーパ状に形成されている。ここで、部分的に露出されている領域以外、すなわち樹脂端部13より外側は、本来は樹脂11に覆われているので外部から見ることはできないが、図1においては、樹脂11を透過させて樹脂11に覆われている部分も見えるような記載としている。測定素子17とLSI16はワイヤ10を介して電気的に接続されている。測定素子17は、ダイアフラム18を有していて、ダイアフラム18上に設けられる発熱抵抗体15と、発熱抵抗体の上流側と下流側にそれぞれ設けられる側温抵抗体14により吸入空気量を測定している。なお、支持体9としては、リードフレームやセラミック基板などが採用される。
図2を用いて本実施例の製造方法を説明する。
まずは、測定素子17の製造方法について詳述する。シリコン基板1を熱酸化して下部電気絶縁膜となる熱酸化膜2を形成し、熱酸化膜2の上に、はく離防止材3を20〜50nm、プラチナ(Pt)やモリブデン(Mo)などの金属膜4を150nm厚ほど順次堆積してパターニングを行うことにより、測温抵抗体14や発熱抵抗体15及びこれら抵抗体の配線を形成する。なお、下部電気絶縁膜は熱酸化膜2だけでも良いが、シリコンナイトライド(SiN)膜やシリコン酸化膜(SiO2)を積層しても良い。次に測温抵抗体14と発熱抵抗体15の上に上部電気絶縁膜となる、シリコン酸化膜5を500nm程度プラズマCVD法により堆積し、その後、膜の緻密化を目的に800℃以上で熱処理を行う。ここで、測温抵抗体14や発熱抵抗体15はパターンを有しているので、側温抵抗体14や発熱抵抗体15を形成してからシリコン酸化膜5を形成すると、シリコン酸化膜5に段差が発生する。この段差が何らかの機械的副作用を生じさせる場合には、機械研磨等により段差を解消してもよい。次に、プラズマCVD法によりシリコンナイトライド膜6を200nm程度堆積し、その後、膜の緻密化を目的に800℃以上で熱処理を行う。その後、シリコン酸化膜7を300〜500nmの膜厚でプラズマCVD法により堆積し、その後、800℃以上で熱処理を行う。次にポリイミド系の有機膜をシリコン酸化膜7上に堆積・パターニングを行い、ダイアフラムの一部を露出するようにPIQ膜8を形成する。弾性の高いPIQ膜8でダイアフラム18の端部12を保護する構成となっているので、ダストの衝突によるダイアフラム18の破壊を抑制することができる。また、吸入空気量を測定する発熱抵抗体15および側温抵抗体14を直接吸入空気にさらす必要があるので、ダイアフラム18の一部を露出させるようにPIQ膜8を形成している。次に、裏面よりシリコン酸化膜等をマスク材として、KOHなどのエッチング液を用いてダイアフラム18を形成することで測定素子17が完成する。なお、ダイアフラム18は、ドライエッチング法を用いて形成しても良い。
次に測定素子17を支持体9上にダイボンドテープ等で貼り付け、その後、測定素子17などを搭載した支持体9を樹脂注型金型に配置し、入れ駒を部分露出させたい領域に押し当てて樹脂注型金型に樹脂11を流し込み、樹脂封止することで、ダイアフラム18を含む領域を部分露出させた熱式空気流量センサが完成する。また、支持体9には、ダイアフラム18の裏面側の空間部を密封させないための換気孔19が設けられている。
次に、本実施例の作用効果について説明する。
金属膜4とシリコン酸化膜等の電気絶縁膜との界面のはく離強度は、一般に低いことが知られている。このため、ダイアフラム領域を樹脂により部分露出する際に、入れ駒の先端部を測定素子17に押し当てる際の荷重が大きい場合には、入れ駒を押し当てている領域、すなわち部分的に樹脂11から露出している領域にある金属膜4と電気絶縁膜との界面ではく離が発生する可能性がある。そこで、金属膜4と電気絶縁膜のはく離強度向上を目的に、入れ駒が押し当たる箇所を含む領域の金属膜4となるPt膜と電気絶縁膜となるシリコン酸化膜界面に、Cr,Ti,TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる膜(はく離防止材3)を堆積させる。
スクラッチ試験により、その界面のはく離強度を評価した結果を図3に示す。縦軸はPt膜/シリコン酸化膜界面のはく離強度を基準にした場合のはく離強度比を示す。Cr,Ti,TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる単層膜では、何れの場合でも、Cr,Ti,TiN、ALN、MoN、WN膜を介在させない場合よりもはく離強度が向上した。はく離強度は、WN=MoN=ALN<TiN<Ti<Crの順で高くなることが分かった。金属膜4として、MoなどのPt以外の金属膜でも同様の実験を行ったところ、はく離強度の依存性はほぼ同様(図示せず)であり、はく離強度を向上させるために金属膜4と電気絶縁膜の間にCr,Ti,TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる膜を設けることが有効であると判明した。これは、金属膜4およびシリコン酸化膜等の電気絶縁膜の両方と密着性の高い膜を、金属膜4と電気絶縁膜の間に介在させることで、膜同士の密着性を向上させているからである。
第一実施例では、はく離防止材3としてCr,Ti,TiN、ALN、MoN、WNを単層膜として堆積した場合を示したが、Cr,Ti,TiN、ALN、MoN、WNの少なくとも2種類の膜を積層した構造についても、単層膜同様にはく離強度が向上することは言うまでもない。特にPt膜やモリブデン膜の下にTiを配置させた場合では界面に反応層が形成され、後述する抵抗変化の温度依存性が極端に低下するので、Ti膜と金属膜4の間にTiN、ALN、WN等を堆積することで金属膜4の抵抗変化の温度依存性の低下を抑制することができる。特に、積層膜の最上層をTiN、ALN、WNのいずれかからなる膜で構成すると、金属膜4とTi膜による反応層の形成を確実に防止できる。
はく離防止材3は、はく離が発生する領域に設ける必要があるので、入れ駒が押し当てられる箇所、すなわち部分的に樹脂11から露出されている領域の配線部に設けられている必要がある。特に露出部の樹脂11近傍の領域に設けられていると良い。
本発明の第二実施例を図4および図5を用いて説明する。なお、第一実施例と構成が同じ部分は説明を省略する。
図4に示すように、本発明の第二の実施例では、測温抵抗体14の下のはく離防止材3を設けていないことを特徴とする。MEMS式の流量測定は、発熱抵抗体15の上流側と下流側に測温抵抗体14を配置し、上流と下流の測温抵抗体個所での温度差による抵抗変化を計測し、この抵抗変化から空気流量を算出する。そのため、抵抗変化の温度依存性が大きい方が高感度に流量測定が可能となるので好ましい。しかし、はく離防止材3を測温抵抗体14の下層に配置すると、側温抵抗体14の抵抗変化の温度依存性が低下してしまうので、高感度に流量を測定したい場合には好ましくない。そのため、温度変化によって抵抗が変化し、この出力を何らかの制御に使うような個所へのはく離防止材3適用は、あまり適していないので、ダイアフラム18上に設けられている測温抵抗体14へのはく離防止材3の適用を回避させている。
ダイアフラム18を含む領域を部分的に露出する構造とするときに、入れ駒をシリコン基板表面に押し当てて、ダイアフラム18を含む領域を入れ駒で隠すようにしてから樹脂を注入している。ここで、ダイアフラム18は他の部分よりも薄い構成であるので、入れ駒を直接押し当ててしまうとダイアフラム18に変形が生じてしまい、検出精度に誤差が生じるようになる。そのため、ダイアフラム18に入れ駒が直接押し当てられないように、入れ駒は凹部を有していて、この凹部外周縁に設けられた押し当て部でダイアフラム18周辺の領域を押し当てるようにしている。すなわち、ダイアフラム18には入れ駒が直接押し当てられないので、金属膜と電気絶縁膜とのはく離が発生しない。
第二実施例によると、入れ駒に押し当てられる領域、すなわちダイアフラム18の外側に形成される配線部の下層にはく離防止材3を設けていて、入れ駒に押し当てられない領域、すなわちダイアフラム18に形成される金属膜、特に抵抗変化の温度依存性が重要である側温抵抗体14の下層にははく離防止材を設けない構成としている。上記構成により、流量検出精度を維持しつつ、金属膜4のはく離を防止することができる。第二実施例によると高い流量精度ではく離を防止することができる。
第二実施例の変形例を、図7を用いて説明する。
図7に示すように、はく離防止材3をダイアフラム18上に設けずに、Si基板上に設けられた配線部の下層のみに設けた構成としたものである。上述したとおり、入れ駒の先端部が押しつけられる領域は、ダイアフラム18を除く、シリコン基板1上のみと必ずなる。第二実施例同様に、第三実施例においても高い流量精度ではく離を防止することができる。さらに、同一ダイアフラム18上に設けられている発熱抵抗体15と側温抵抗体14にはく離防止材を設けておらず、似たような構成とするので、測定素子17の製造が簡単になるという利点もある。
さらなる変形例としては、入れ駒の先端部が押しつけられる詳しい領域は、樹脂端部13とダイアフラム端部12の間の領域であるので、図6に示すように、この領域のみにはく離防止材3を配置させている。必要最小限の領域にはく離防止材3を設ける構成としているので、低コストではく離を防止することが可能となる。
1 シリコン基板
2 熱酸化膜
3 はく離防止材
4 金属膜
5 シリコン酸化膜
6 シリコンナイトライド膜
7 シリコン酸化膜
8 PIQ膜
9 支持体
10 ワイヤ
11 樹脂
12 ダイアフラム端部
13 樹脂端部
14 測温抵抗体
15 発熱抵抗体
16 LSI
17 測定素子
18 ダイアフラム
19 換気孔

Claims (7)

  1. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、を備え、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる単層膜が設けられ
    前記単層膜は、前記測温抵抗体の下層には設けられない熱式空気流量センサ。
  2. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる単層膜が設けられ、
    前記単層膜は、前記発熱抵抗体の下層には設けられない熱式空気流量センサ。
  3. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのいずれかからなる単層膜が設けられ、
    前記単層膜は、前記ダイアフラムには設けられない熱式空気流量センサ。
  4. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、を備え、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのうち少なくとも2種類からなる積層膜が設けられ、
    前記積層膜は、前記測温抵抗体の下層には設けられない熱式空気流量センサ。
  5. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、を備え、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのうち少なくとも2種類からなる積層膜が設けられ、
    前記積層膜は、前記発熱抵抗体の下層には設けられない熱式空気流量センサ。
  6. 発熱抵抗体と前記発熱抵抗体の上下流にそれぞれ設けられる測温抵抗体とを有するダイアフラムと、前記発熱抵抗体および前記測温抵抗体の配線が配置される配線部と、を有する半導体素子と、
    前記ダイアフラムを含む領域を部分的に露出するように前記半導体素子を封止する樹脂と、を備え、
    前記樹脂から露出する領域における前記配線部の下層に、Cr、Ti、TiN、ALN、MoN、WNのうち少なくとも2種類からなる積層膜が設けられ、
    前記積層膜は、前記ダイアフラムには設けられない熱式空気流量センサ。
  7. 請求項4乃至6の何れかに記載の熱式空気流量センサにおいて、
    前記積層膜の最上層は、TiN、AlN、WNのいずれかからなることを特徴とする熱式空気流量センサ。
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