JP5767460B2 - 水性顔料型インクジェット用インク組成物および画像形成方法 - Google Patents
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Description
この様に、吐出安定性、速乾性、高い印字濃度をすべて兼ね備えたインクジェットインクを得ることは困難であり、せっかく高速印字が可能なプリンターが開発されても、その性能を十分に引き出すことができないというのが現状である。
(1)インクの水性媒体が記録媒体中に浸透したとき、すぐに乾燥状態になるような高固形分化を図ること。
(2)インクの固形分濃度が高くても、印字に適した低粘度を維持し、さらに吐出安定性への影響を極力少なくすること。
(3)インクの水性媒体が記録媒体中に浸透したときに、インク皮膜が記録媒体の表面にとどまり、また、にじみを防止するための皮膜凝集力を付与すること。
(4)水性媒体の離脱を促進するために、樹脂については疎水性成分を多くすること。
(5)水不溶性樹脂の材料に高結晶性成分を多用して、乾燥したときに樹脂の白色度(隠ぺい性)を高めること。
また、本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物は、さらに、顔料分散剤として、質量平均分子量5000〜5万のアニオン性水溶性樹脂を塩基性化合物で中和して得られる高分子樹脂分散剤を含有することが好ましい。
また、本発明は、水溶性多価金属塩及び/又はカチオン性有機化合物を含有する処理液を、記録媒体の印字形成領域に塗布する工程、並びに、該処理液が塗布された印字形成領域に上述の水性顔料型インクジェット用インク組成物を印字する工程を含むことを特徴とする画像形成方法に関する。
<ガラス転移温度>
ガラス転移温度は、下記のWoodの式により求めた理論ガラス転移温度である。
Woodの式:1/Tg=W1/Tg1+W2/Tg2+W3/Tg3+・・・・・・・・・+Wx/Tgx
(式中、Tg1〜Tgxは共重合体を構成する重合性単量体1、2、3・・・xのそれぞれの単独重合体のガラス転移温度、W1〜Wxは単量体1、2、3・・・xのそれぞれの質量分率、Tgは理論ガラス転移温度を表す。ただし、Woodの式におけるガラス転移温度は絶対温度である)。
<酸価>
酸価は、共重合組成から計算により求めた理論酸価である。
以下、本発明についてさらに詳細に説明する。
本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物は、少なくとも、顔料、水不溶性樹脂、及び、水性媒体を含有する。
また、上記顔料としては、特に、鮮明な色相の表現を可能とする点から、具体的には、C.I.Pigment Red、5、7,12,57:1、122、146,202,282等の赤色系顔料;C.I.Pigment Blue 1、2、15:3、15:4、16、17、60等の青色系顔料;C.I.Pigment Violet 19、C.I.Pigment Yellow12、13、14、17、74、83、93、128、139、151、154、155、180、185、213等の黄色系顔料、C.I.Black 7(カーボンブラック)等が好ましい。
本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物は、このような特定の方法で得られた水性エマルジョン樹脂を含有することにより、印字濃度が高く、吐出安定性や保存安定性に優れたものとすることができる。
上記高分子乳化剤は、ガラス転移温度が0〜50℃であり、酸価が120〜200mgOH/gであり、かつ、質量平均分子量が3000〜15000である。
上記高分子乳化剤において、ガラス転移温度が0℃未満の場合は、得られる印字物のブロッキング性が低下する。
また、酸価が120mgOH/g未満の場合は、重合体の水中での溶解性が低下し、一方、200mgOH/gを超える場合は、得られる印字物の耐水性が低下する。
また、質量平均分子量が、3000未満の場合は、高分子乳化剤としての作用が低下し、一方、15000より大きい場合は、共重合体の溶解性が低下する。
なお、上記質量平均分子量は、ゲル浸透パーミエーション(GPC)法により測定して得られる値である。
上記芳香環を有するラジカル重合性不飽和単量体Cとしては、例えば、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等のスチレン系単量体、ベンジルメタクリレート、ベンジルアクリレート等のアラルキルメタクリレートまたはアクリレート等を挙げることができる。
上記含有量が50質量%未満であると、得られる印字物の印字濃度の向上がみられない。85質量%を超えると、吐出安定性が低下する。
上記含有量は、70〜80質量%であることがより好ましい。
なお、上記水不溶性樹脂においては、調製時の各単量体の配合比と、得られた水不溶性樹脂の各単量体由来成分の含有比とは、ほぼ一致する。
上記水不溶性樹脂は、酸価が10〜30mgOH/gであることが好ましい。
上記水としては、金属イオン等を除去したイオン交換水ないし蒸留水が好ましく、水性顔料型インクジェット用インク組成物の全質量の50〜97重量%含有されることが好ましい。
上記エーテル類としては、例えば、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、n−ブチルエーテル、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサン等が挙げられる。
上記エステル類としては、例えば、エチルアセテート、プロピレンカルボネート、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸イソプロピル、酢酸ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミル、乳酸エステル、酪酸エステル、ジブチルフタレート、ジオクチルフタレート、及びε−カプロラクトン、ε−カプロラクタム等の環状エステル等が挙げられる。
上記窒素含有化合物としては、尿素、ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、オクチルピロリドン等が挙げられる。
上記樹脂分散剤は、本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物において、上記自己分散顔料、マイクロカプセル型顔料粒子以外の顔料を使用する場合に併用すると特に好ましい。
上記樹脂分散剤としては、質量平均分子量5,000〜30,000のアニオン性水溶性樹脂を塩基性化合物で中和して得られる高分子樹脂分散剤や、酸価100〜300mgKOH/gのアニオン性水溶性樹脂を塩基性化合物で中和して得られる高分子樹脂分散剤等を挙げることができる。
また、上記アニオン性水溶性樹脂の質量平均分子量が5,000未満の場合は、顔料分散安定性が低下し、一方、30,000を超えると、水性媒体中へのアニオン性水溶性樹脂の溶解性が低下する。
本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物を印字する記録媒体としては、普通紙やオフセット紙等の未コート紙、コート紙、アート紙、インクジェット専用紙、インクジェット光沢紙等が挙げられる。
上記記録媒体への印字は、例えば、本発明の上記水性顔料型インクジェット用インク組成物を、インクカートリッジに収容して、該インクカートリッジをシングルパス方式等のインクジェット記録装置に挿入して、インクジェット記録方法を実施することにより行うことができる。
本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物を使用して記録媒体に印字することにより印字濃度が向上する。特に、従来高い印字濃度が得られなかった未コート紙に対して、その効果が大きい。
上記処理液を記録媒体の印字形成領域に塗布する工程の後に、必要に応じて、上記記録媒体に塗布された該処理液を乾燥させる工程を有していてもよい。
このような本発明の水性顔料型インクジェット用インク組成物を用いた画像形成方法もまた、本発明の一つである。
上記処理液は、上記水性媒体に、上記水溶性多価金属塩及び/又はカチオン性有機化合物を添加し、攪拌することにより得ることができる。
表1の組成のモノマー混合物を重合し、得られた共重合体に水酸化ナトリウム水溶液を添加して中和させて、高分子乳化剤1〜15を調製した。次に、表1の配合組成となるように、上記高分子乳化剤1〜15の樹脂分に対して各ラジカル重合性不飽和単量体を添加し、公知の方法により乳化重合し、水性エマルジョン1〜15を得た。
ガラス転移温度40℃、重量平均分子量10,000、酸価150mgKOH/gの、アクリル酸/n−ブチルアクリレート/ベンジルメタクリレート/スチレン共重合体25部を水酸化ナトリウム3.2部と水71.8部との混合溶液に溶解させて固形分25%の高分子樹脂分散剤を得た。
上記高分子樹脂分散剤の32質量部に水48質量部を加え混合し、顔料分散用樹脂ワニスを調製した。このワニスに、更にカーボンブラック(MA−100、三菱化学社製)の20質量部を加え、攪拌混合後、湿式サーキュレーションミルで練肉を行い、水性顔料型インクジェット用インクベースを調製した。
表2又は3の質量割合となるように、上記水性顔料型インクジェット用インクベース、上記水性エマルジョン1〜15、グリセリン、ジエチレングリコール、2−ピロリドン、界面活性剤としてのアセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物(アセチレノールE100、川研ファインケミカル(株)製)を攪拌混合して、実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料型インクジェット用インク組成物を得た。
オフセット未コート紙に、SPECTRA社製ヘッドを搭載した評価用プリンターを用いて実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料型インクジェット用インク組成物を印字した。
(画像濃度)
実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料型インクジェット用インク組成物を印字した各印字物のベタ部の画像濃度(OD値)を、マクベス濃度計(マクベス社製、商品番号:TD−931)を用いて測定した。
評価結果
◎:画像濃度が1.4以上のもの
○:画像濃度が1.2以上、1.4未満のもの
△:画像濃度が1.0以上、1.2未満のもの
×:画像濃度が1.0未満のもの
実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料型インクジェット用インク組成物について、それぞれガラス瓶にとり、25℃の粘度を粘度計(東機産業社製 RE100L型)を用い測定した。その後、密栓し60℃、1ヵ月保存し、保存後の粘度(25℃)を粘度計により測定した。経時安定性は、粘度変化率(60℃、1ヵ月後の粘度−保存前の粘度/保存前の粘度)で評価した。
評価結果
◎:粘度変化率が5%未満のもの
○:粘度変化率が5%以上、10%未満のもの
△:粘度変化率が10%以上、30%未満のもの
×:粘度変化率が30%以上のもの
実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料インクジェット用インク組成物をSPECTRA社製ヘッドを搭載した評価用プリンターのカートリッジに詰めて、オフセット未コート紙に印字を行い、吐出安定性を評価した。
◎:印字の乱れがなく、安定して吐出できるもの
○:印字の乱れがほとんどなく、安定して吐出できるもの
△:多少印字の乱れがあるものの、吐出できるもの
×:印字の乱れがあり、安定して吐出できないもの
実施例1〜14、比較例1〜6の水性顔料インクジェット用インク組成物の温度25℃における表面張力を、レスカ社製自動濡れ性試験機(WET−6000)を用いて測定した。
<処理液の調製>
水89部に、塩化カルシウム5部、ポリエチレングリコール5部、界面活性剤としてアセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物(アセチレノールE100、川研ファインケミカル(株)製)を加えて攪拌し、処理液を得た。
オフセット未コート紙に、上記で得られた処理液をエアブラシを用い、単位面積あたり、7g/m2となるように付着させ、乾燥させた後、SPECTRA社製ヘッドを搭載した評価用プリンターを用いて実施例1、10、11、12の水性顔料型インクジェット用インク組成物で印字した。
(画像濃度)
各印字物のベタ部の画像濃度(OD値)を、マクベス濃度計(マクベス社製、商品番号:TD−931)を用いて測定した。
評価結果
◎:画像濃度が1.4以上のもの
○:画像濃度が1.2以上、1.4未満のもの
△:画像濃度が1.0以上、1.2未満のもの
×:画像濃度が1.0未満のもの
Claims (3)
- 少なくとも、顔料、水不溶性樹脂及び水性媒体を含有する水性顔料型インクジェット用インク組成物であって、
前記水不溶性樹脂は、酸基含有ラジカル重合性不飽和単量体Aと他のラジカル重合性不飽和単量体Bとを共重合して高分子乳化剤を調製し、更に、前記高分子乳化剤の存在下で、他のラジカル重合性不飽和単量体Bと芳香環を有するラジカル重合性不飽和単量体Cとを乳化重合して得られた、ガラス転移温度が40〜80℃である水性エマルジョン樹脂であり、
前記芳香環を有するラジカル重合性不飽和単量体Cの含有量が、前記酸基含有ラジカル重合性不飽和単量体A、前記他のラジカル重合性不飽和単量体B、及び、前記芳香環を有するラジカル重合性不飽和単量体Cの総量の50〜85質量%であり、
前記高分子乳化剤は、ガラス転移温度0〜50℃、酸価100〜200mgKOH/g、及び、質量平均分子量3000〜15000であり、かつ、
前記顔料と前記水不溶性樹脂との含有比(顔料/水不溶性樹脂)が質量比で1/0.5〜1/3である
ことを特徴とする水性顔料型インクジェット用インク組成物。 - さらに、顔料分散剤として、質量平均分子量5000〜5万のアニオン性水溶性樹脂を塩基性化合物で中和して得られる高分子樹脂分散剤を含有する請求項1記載の水性顔料型インクジェット用インク組成物。
- 水溶性多価金属塩及び/又はカチオン性有機化合物を含有する処理液を、記録媒体の印字形成領域に塗布する工程、並びに、前記処理液が塗布された印字形成領域に請求項1又は2記載の水性顔料型インクジェット用インク組成物を印字する工程を含む
ことを特徴とする画像形成方法。
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