JP5766945B2 - 遊技球搬送装置 - Google Patents
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この遊技球搬送装置では、遊技球受容部が予め定められた所定位置に配置されるごとに回転体を逆回転させることによって、球噛を防止している。
具体的には、引用文献1に係る遊技球搬送装置では、回転体は、遊技球受容部が所定位置に配置されるまで正回転されると、逆回転される。
そして、回転体は、遊技球受容部が遊技球を受け入れることが可能となる遊技球受入位置に配置されるまで逆回転されると、再び正回転される。
本発明の課題は、遊技球搬送装置において、遊技球受容部による遊技球の受け入れ状態を変化させて、遊技の興趣を向上することである。
これにより、第一の発明に係る遊技球搬送装置によれば、遊技球受容部による遊技球の受け入れ状態を変化させることができ、遊技の興趣を向上することが可能となる。
ここで、遊技球搬送装置としては、例えば、後述する第一可動部120又は第二可動部140が該当する。遊技球受容部としては、例えば、後述する保持凹部123b,143bが該当する。回転体としては、例えば、後述する回転部材123,143が該当する。制御手段としては、例えば、後述する駆動部160及び主制御装置400が該当する。
第二の発明に係る遊技球搬送装置によれば、複数の遊技球受容部による遊技球の受け入れ状態を変化させることが可能となる。
第三の発明に係る遊技球搬送装置によれば、回転体の回転方向を変える際に、回転体を回転させる駆動手段の負担を軽減することが可能となる。
本実施形態では、本発明に係る遊技機を、パチンコ機1に適用している。
(遊技盤面の構成)
まず、パチンコ機1における遊技盤面10の構成を説明する。
図1は、遊技盤面の正面部、特に説明に必要な部分を模式的に示した図である。
図1に示すように、遊技盤面10には、遊技球(図2、図3に示す「P」)の発射路20を構成する外レール21及び内レール22が設けられている。遊技盤面10では、外レール21及び内レール22によって囲まれた円形状の領域が、遊技球を転動させる遊技領域30となっている。
役物装置100の下方には、第一始動入賞口210が配設されている。第一始動入賞口210は、上向きに開口した入賞口(いわゆるヘソ)であり、常時、遊技球が入賞可能な状態となっている。
第二始動入賞口220は、通常時は、開閉部材221が閉止状態となり、遊技球が入賞することができない状態となっている。そして、第二始動入賞口220は、普通図柄抽選に当選した場合に、開閉部材221が所定パターンで開放状態となり、遊技球が入賞可能な状態となる。
大入賞口240は、通常時は、開閉部材241が閉止状態となり、遊技球が入賞することができない状態となっている。そして、大入賞口240は、特別図柄抽選に当選して特賞状態が生起された場合に、開閉部材241が所定パターンで開放状態となり、遊技球が入賞可能な状態となる。
役物装置100の左方には、パチンコ機1の遊技状態を表示する遊技状態表示装置280が配設されている。遊技状態表示装置280は、LEDランプ、7セグメントLED、ドットマトリクスLED等によって構成される。遊技状態表示装置280は、特別図柄表示部281と、普通図柄表示部282と、を有している。
普通図柄表示部282は、数字や図柄等からなる普通図柄の変動表示及び停止表示を行うことが可能となっている。普通図柄表示部282では、普通図柄抽選が実行された場合に、普通図柄の変動表示が行われ、その後、当該普通図柄抽選の結果に応じた態様による普通図柄の停止表示が行われる。
ここで、時短状態とは、普通図柄抽選の当選確率が、通常時と比較して高確率(例えば、10倍)になるとともに、第二始動入賞口220の開閉部材221が開放状態となる時間が、通常時と比較して延長される状態をいう。時短状態は、所定の特賞状態の終了後に生起される。時短状態は、特別図柄抽選が設定された回数(時短回数)行われるか、新たに特賞状態が生起されるまで継続する。
遊技領域30に打ち出された遊技球は、中央転動路31、左側転動路32及び右側転動路33のうちいずれかの転動路を、下方に向かって転動する。
なお、遊技領域30には、第一始動入賞口210、第二始動入賞口220、始動ゲート230、大入賞口240等に向かって遊技球を導くように、複数の釘nが配設されている。
次に、役物装置100の構成を説明する。
図2は、役物装置が備える遊技球搬送装置及び振分装置の斜視図である。図3は、役物装置が備える遊技球搬送装置の正面図である。図4は、図3に示す遊技球搬送装置の背面図である。
図1に示すように、役物装置100は、外周壁101と、外周壁101の内側に構成された中央転動経路31と、遊技球を中央転動経路31へ流入させる流入口102と、中央転動経路31を通過した遊技球を排出する排出口103と、を有している。
役物装置100では、流入口102以外の部分からは、中央転動経路31へ遊技球が流入することはないように構成されている。また、役物装置100では、排出口103以外の部分からは、遊技球が排出されることはないように構成されている。また、役物装置100の正面側は、透明な板材(図示せず)によって覆われている。
図1及び図2に示すように、遊技球搬送装置110は、第一可動部120と、第一可動部120の下流側に配設された遊技球転動部130と、遊技球転動部130の下流側に配設された第二可動部140と、を有している。また、遊技球搬送装置110は、第一可動部120及び第二可動部140を駆動する駆動部160を有している。
落下通路121は、上下方向(図1に示す上下方向)に沿って延びるように構成されている。流入口102から流入した遊技球は、全て、落下通路121に誘導される。
回転部材123は、円柱状に形成されている。回転部材123は、回転軸123aが前後方向に沿って延びるように配設されている。回転部材123は、回転軸123aによって所定の方向に回転することが可能となっている。
第一可動部120は、周壁122の内側において回転する回転部材123によって、遊技球を搬送することが可能となっている。
さらに、第一可動部120では、遊技球を保持している保持凹部123bが周壁122の排出口122bの位置に配置されることによって、遊技球の保持が解除される。これによって、第一可動部120は、周壁122の内周面と保持凹部123bとの間に保持していた遊技球を、周壁122の排出口122bから下方に向かって排出する。
転動ステージ131は、遊技球を転動させることが可能な転動面133を有している。転動面133は、遊技球を不規則に転動させる(遊技球の滞留時間が不規則となるように転動させる)ことが可能となるように構成される。転動面133は、平面であっても構わないが、位置によって傾斜する向き及び角度のうち少なくとも一方が変化する面であることが好ましい。例えば、転動面133は、互いに傾斜する向き及び角度のうち少なくとも一方が異なる複数の平面を組み合わせて構成することができる。また、転動面133は、曲面によって構成することができる。さらに、転動面133は、平面と曲面を組み合わせて構成することができる。
第一転動面133a及び第二転動面133bは、それぞれ、誘導溝133c側に向かって低くなるように滑らかに傾斜する曲面である。誘導溝133cは、転動面133の左右方向(図1に示す左右方向)の中心部に設けられている。誘導溝133cは、前後方向に沿って延びるように設けられている。誘導溝133cは、後側に向かって低くなるように傾斜している。これによって、転動面133は、正面から見て、誘導溝133cを中心として略V字形に形成されている。
遊技球転動部130は、転動ステージ131によって、遊技球を不規則に転動させることが可能となっている。具体的には、遊技球転動部130は、排出口122bから落下する遊技球を、転動面133で受容する。そして、転動面133は、第一転動面133a及び第二転動面133bによって、受容した遊技球を、不規則に転動させた後、誘導溝133cの後端から誘導通路132に排出する。さらに、誘導通路132は、遊技球を、後側に向かって誘導した後、後端から排出する。
周壁142は、円筒状に形成されている。周壁142は、軸が前後方向に沿って延びるように配設されている。周壁142には、誘導通路132の後端から排出された遊技球を周壁142の内側に受け入れるための受入口142aと、受け入れた遊技球を周壁142の外側に排出するための排出口142bと、が設けられている。
回転部材143の外周面には、遊技球を保持するための保持凹部143bが設けられている。各保持凹部143bは、遊技球を収容することが可能となるようにU字形のポケット形状に形成されている。本実施形態では、回転部材143の外周面には、所定の角度間隔βで複数の保持凹部143bが設けられている。具体的には、回転部材143の外周面には、3つの保持凹部143bが設けられている。3つの保持凹部143bは、回転部材143の外周面において、均等な角度間隔β(120°)で設けられている。また、回転部材143の外周面における保持凹部143bが設けられていない部分は、遊技球が周壁142の内側に流入することを阻止する阻止部143cとなっている。
第二可動部140は、周壁142の内側において回転する回転部材143によって、遊技球を搬送することが可能となっている。
さらに、第二可動部140では、遊技球を保持している保持凹部143bが周壁142の排出口142bの位置に配置されることによって、遊技球の保持が解除される。これによって、第二可動部140は、周壁142の内周面と保持凹部143bとの間に保持していた遊技球を、周壁142の排出口142bから下方に向かって排出する。
第二役物モータ324は、主制御装置400からの制御信号に応じて駆動する。本実施形態では、第二役物モータ324として、ステッピングモータを用いている。
受容部151は、円筒状に形成されている。受容部151は、回転軸154が上下方向に沿って延びるように配設されている。
受容部151の底面153及び誘導部152の底面には、連続する誘導溝155が設けられている。受容部151の底面153は、誘導溝155に向かって低くなるように傾斜している。誘導溝155は、前側(誘導部152の先端側)に向かって低くなるように傾斜している。
次に、パチンコ機1における制御系の構成を説明する。
図5は、パチンコ機の制御系の構成を示すブロック図である。
図5に示すように、パチンコ機1は、始動入賞口スイッチ310と、始動ゲートスイッチ311と、大入賞口スイッチ313と、左一般入賞口スイッチ314と、右一般入賞口スイッチ315と、を備えている。
主制御装置400は、主として、始動入賞口スイッチ310からの検出信号の入力に応じて、各種の乱数カウンタから乱数を取得する(各種の抽選を実行する)。そして、主制御装置400は、取得した各種乱数に基づいて、制御コマンドの送信及び遊技全体の制御を行う。
特に、主制御装置400は、パチンコ機1の稼働中において、常時、第一役物モータ323及び第二役物モータ324を駆動させる。この際、主制御装置400は、振分装置150の誘導部152の先端が一定の周期で左右方向に揺動されるように、第一役物モータ324を駆動させる。
主制御装置400は、CPU410と、ROM420と、RAM430と、入力ポート440と、出力ポート450とを備える。
入力ポート440は、始動入賞口スイッチ310、始動ゲートスイッチ311、大入賞口スイッチ313、左一般入賞口スイッチ314及び右一般入賞口スイッチ315のそれぞれから入力された検出信号をCPU410に出力する。
RAM430は、主制御装置400に対する入出力データ、演算処理のためのデータ、遊技に関連する乱数カウンタを始めとする各種カウンタ、抽選結果や遊技状態を管理するフラグ等を一時的に記憶する。
副制御装置500は、主制御装置400と同様に、CPU、ROM、RAM、入力ポート及び出力ポートを備える。
副制御装置500のROMには、演出を制御するためのプログラム、各種データ等が記憶されている。副制御装置500のRAMには、主制御装置400から入力された制御コマンド、演算処理を行うためのデータ等が一時的に記憶される。副制御装置500のCPUは、主制御装置400から受信した制御コマンドに応じて、ROMに記憶されたプログラムにしたがった処理を実行する。これにより、副制御装置500のCPUは、ランプ530の点灯、点滅の制御、スピーカ540からの効果音の出力の制御等を行う。
次に、主制御装置400による回転制御を説明する。
主制御装置400は、回転制御を実行することによって、第一可動部120の回転部材123及び第二可動部140の回転部材143のそれぞれを所定パターンで回転させる。
本実施形態では、主制御装置400は、回転制御によって、回転部材123及び回転部材143を、互いに同一のパターンで回転させる。ただし、回転部材123の回転方向と回転部材143の回転方向とは、互いに逆方向となる。
図6は、回転制御を示すタイミングチャートである。
主制御装置400による回転制御では、回転部材143を第1角度だけ正回転される第1制御と、回転部材143を第2角度だけ逆回転させる第2制御と、を繰り返し実行する。ここで、正回転とは、回転部材143を一の方向(本実施形態では、時計回り)に回転させることをいう。また、逆回転とは、回転部材143を一の方向とは逆の他の方向(本実施形態では、反時計回り)に回転させることをいう。
また、第1角度及び第2角度は、第1角度から第2角度を減じた値の絶対値が互いに隣り合う保持凹部143bの角度間隔βの値の約数とならないように設定されている。
さらに、第1角度及び第2角度は、第1角度から第2角度を減じた値の絶対値が互いに隣り合う保持凹部143bの角度間隔βの値より小さくなるように設定されている。
本実施形態では、回転制御において、第1制御と第2制御との間(第2制御と第1制御との間)に、回転部材143を所定時間だけ停止させる第3制御を実行する。
図6に示すように、パターン制御では、第1制御S1を行い、その後、第3制御S3を行い、その後、第2制御S2を行い、その後、第3制御S3を行う。
第1制御S1では、回転部材143を、T1(569.6[ms])の間だけ正回転させることによって、第1角度(54.2°)だけ正回転させる。第2制御S2では、回転部材143を、T2(62.7[ms])の間だけ逆回転させることによって、第2角度(5.9°)だけ逆回転させる。第3制御S3では、回転部材143を、T3(12.0[ms])の間だけ停止させる。
したがって、第1角度(54.2°)から第2角度(5.9°)を減じた値の絶対値(48.3)が、360の約数とならないように設定されている。
さらに、第1角度(54.2°)から第2角度(5.9°)を減じた値の絶対値(48.3)が、互いに隣り合う保持凹部143bの角度間隔β(120°)の値(120)より小さくなるように設定されている。
なお、本実施形態では、回転部材143を正回転させる速度及び回転部材143を逆回転させる速度は、互いに同一に設定されている。
次に、第二可動部140の動作を説明する。
図7は、第二可動部の正面図である。図8は、遊技球受入位置に対する保持凹部の角度位置の変化を示す図である。
役物装置100の流入口102に流入した遊技球P(図3参照)は、第一可動役物120の落下通路121に誘導される。
さらに、遊技球転動部130は、排出口122bから排出された遊技球Pを、転動面133において不規則に転動させた後に、誘導通路132の後端から排出する。
そして、第二可動部140は、誘導通路132の後端から排出された遊技球Pを、周壁142の内側において回転する回転部材143によって搬送することが可能となっている。
図3に示すように、第二可動部140では、回転部材143の保持凹部143bが周壁142の受入口142aの位置(遊技球受入位置)に配置されている際には、保持凹部143bに遊技球を受け入れることが可能な状態となる。
そして、第二可動部140では、回転部材143が回転されることによって、保持凹部143bに受け入れた遊技球を、下方に向かって搬送した後、周壁142の排出口142bから下方に向かって排出する。
これによって、回転部材143は、第1角度だけ正回転する動作(第1制御による回転)と、第2角度だけ逆回転される動作(第2制御による回転)と、を繰り返す。
したがって、周壁142の受入口142aにおいて、周壁142と保持凹部143bとの間に遊技球が挟まる球詰まりを防止することが可能となる。
これによって、遊技球搬送装置110によれば、回転部材143の回転方向を変える際に、第二役物モータ324の負荷を軽減することが可能となる。
特に、主制御装置400による回転制御では、第1角度から第2角度を減じた値の絶対値が、360の約数とならないように設定されている。
これによって、主制御装置400による回転制御では、第2制御の完了時における遊技球受入位置に対する保持凹部143bの角度位置αが、第2制御が完了するごとに変化する。これに伴い、第1制御の完了時における遊技球受入位置に対する保持凹部143bの位置が、第1制御が完了するごとに変化する。
具体的には、主制御装置400は、回転制御として、パターン制御を繰り返し実行する。そして、パターン制御では、回転部材143が第1角度(54.2°)だけ正回転され(第1制御S1)、その後、回転部材143がT3(12.0[ms])の間だけ停止され(第3制御S3)、その後、回転部材143が第2角度(5.9°)だけ逆回転され(第2制御S2)、その後、回転部材143がT3(12.0[ms])の間だけ停止される(第3制御S3)。
したがって、一の保持凹部143bが一周するごとに、一の保持凹部143bが遊技球受入位置を通過した後に最初に停止された際の遊技球受入位置に対する一の保持凹部143bの角度位置αが変化する(図8に示す例においては、1周目ではα=0°、2周目ではα=32.3°、3周目ではα=10.4°・・・と変化している)。
よって、遊技球搬送装置110では、保持凹部143bによる遊技球の受け入れ状態を変化させることができ、遊技の興趣を向上することが可能となる。
また、主制御装置400による回転制御では、第1角度(54.2°)から第2角度(5.9°)を減じた値の絶対値(48.3)が、互いに隣り合う保持凹部143bの角度間隔βの値(120)の約数とならないように設定されている。
したがって、遊技球搬送装置110によれば、複数の保持凹部143bによる遊技球の受け入れ状態を変化させることが可能となる。
これによって、遊技球搬送装置110では、回転部材143の動きをより細かくすることができ、遊技の興趣を向上することが可能となる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態では、種々の変更を行うことが可能である。
例えば、上記実施形態では、回転部材123において、3つの保持凹部123bを設けている。また、回転部材143において、3つの保持凹部143bを設けている。しかしながら、回転部材123,143において設けられる保持凹部123b,143bの数は、適宜、増減する(1つのみ設ける又は4つ以上設ける)ことが可能である。また、回転部材123と回転部材143とで、保持凹部123b,143bの数を異ならせても構わない。
また、上記実施形態では、回転部材123,143を正回転させる速度及び回転部材123,143を逆回転させる速度は、互いに同一に設定されている。しかしながら、回転部材123,143を正回転させる速度と回転部材123,143を逆回転させる速度とを、異ならせても構わない。例えば、回転部材123,143を正回転させる速度を逆回転させる速度より速くする、または、回転部材123,143を正回転させる速度を逆回転させる速度より遅くすることができる。
また、上記実施形態では、回転制御において、第1制御と第2制御との間(第2制御と第1制御との間)に、回転部材143(123)を所定時間だけ停止させる第3制御を実行する。しかしながら、第1制御と第2制御との間(第2制御と第1制御との間)において、第3制御を実行しない構成としても構わない。
さらに、上記実施形態においては、パチンコ機1に本発明を適用した場合について説明したが、これに限らず、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他のアミューズメントゲーム機等の遊技機にも適用可能である。
10 遊技盤面
30 遊技領域
100 役物装置
31 中央転動経路
32 左側転動経路
33 右側転動経路
101 外周壁
102 流入口
103 排出口
110 遊技球搬送装置
120 第一可動部
121 落下通路
122 周壁
122a 受入口
122b 排出口
123 回転部材
123a 回転軸
123b 保持凹部
130 遊技球転動部
131 転動ステージ
132 誘導通路
133 転動面
133a 第一転動面
133b 第二転動面
133c 誘導溝
140 第二可動部
142 周壁
142a 受入口
142b 排出口
143 回転部材
143a 回転軸
143b 保持凹部
150 振分装置
151 受容部
152 誘導部
153 底面
154 回転軸
155 誘導溝
160 駆動部
161 モータギア
162 ドライブギア
163 ドライブギア
164 アイドルギア
165 アイドルギア
210 第一始動入賞口
220 第二始動入賞口
310 始動入賞口スイッチ
324 第二役物モータ
323 第一役物モータ
400 主制御装置
500 副制御装置
P 遊技球
Claims (3)
- 遊技球受入位置に配置されることによって遊技球を受け入れることが可能な状態となる遊技球受容部を有する回転体と、
前記回転体の回転を制御する制御手段と、を備える遊技球搬送装置であって、
前記制御手段は、
前記回転体を第1角度だけ一の方向に回転させる第1制御と、前記回転体を第2角度だけ前記一の方向とは逆の他の方向に回転させる第2制御と、を繰り返し実行し、
前記第1角度から前記第2角度を減じた値の絶対値が、360の約数となっていないことを特徴とする遊技球搬送装置。 - 前記回転体は、複数の前記遊技球受容部を有し、
前記第1角度から前記第2角度を減じた値の絶対値は、互いに隣り合う前記遊技球受容部の角度間隔の値の約数となっていないことを特徴とする請求項1に記載の遊技球搬送装置。 - 前記制御手段は、
前記第1制御と前記第2制御との間に、前記回転体を所定時間だけ停止させる第3制御を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技球搬送装置。
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