JP5765472B2 - 回胴式遊技機 - Google Patents
回胴式遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5765472B2 JP5765472B2 JP2014173662A JP2014173662A JP5765472B2 JP 5765472 B2 JP5765472 B2 JP 5765472B2 JP 2014173662 A JP2014173662 A JP 2014173662A JP 2014173662 A JP2014173662 A JP 2014173662A JP 5765472 B2 JP5765472 B2 JP 5765472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- state
- combination
- effect
- determined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Game Rules And Presentations Of Slot Machines (AREA)
Description
ン)に関する。
回胴を停止させる遊技を行う回胴式遊技機が広く知られている。回胴式遊技機では、遊技
メダルや遊技球等の遊技媒体をベットしてスタートレバーを操作すると、遊技役の内部抽
選を行って当選役を決定するとともに、全回胴の回転を開始する。次いで、遊技者が各回
胴に対応する停止ボタンを操作して回胴の回転を停止させ、内部当選した遊技役(当選役
)に対応する図柄の組合せが揃った場合には、遊技役の入賞が成立して、入賞が成立した
遊技役に応じた特典が遊技者に付与される。
高確率状態中(リプレイタイム状態)に、「遊技媒体の獲得等に係る遊技者に有利な図柄
組合せを停止表示させるための報知」や、「再遊技高確率状態の終了等に係る遊技者に不
利な図柄組合せを停止表示させない(停止表示を回避する)ための報知」を行うことが知
られており、近年では、所定の上乗条件が成立すると、これらの報知を行う報知回数を増
加させる(上乗する)回胴式遊技機や、この上乗条件の成立頻度を高めた状態で遊技を進
行させる回胴式遊技機も知られている(特許文献1参照)。
所定数の遊技媒体の投入により、外周面に複数の図柄が設けられた回胴を通常態様で動作させ、停止操作に基づき停止させる遊技が実行可能となる回胴式遊技機において、
当選役を決定する役抽選を行う役抽選手段と、
前記遊技媒体が投入されることなく遊技を実行可能とする再遊技の実行確率が異なる複数の遊技状態のいずれかで遊技の進行を制御する遊技進行制御手段と、
前記再遊技の実行確率が所定の遊技状態よりも高い確率とされる特定状態での遊技中に、遊技者に有利な図柄を表示させるための報知を行う報知手段と、
前記特定状態での遊技にて所定の増加条件が成立することに基づいて、前記報知手段による報知が実行可能な遊技回数を、前記増加条件が成立する前よりも増加させる報知遊技回数増加手段と、を備え、
前記増加条件は、所定の図柄が表示されることにより成立可能であって、
前記遊技進行制御手段は、前記特定状態において、回胴を通常態様とは異なる特殊態様で動作させるとともに前記停止操作に基づき前記所定の図柄を表示可能な回胴演出を実行可能であって、
前記特定状態にて、前記回胴演出を伴わない遊技と、前記回胴演出を伴う遊技との何れを実行するかを決定可能であり、前記回胴演出を伴わない遊技の実行を決定した場合は、前記回胴演出を実行せずに前記当選役の図柄が表示され得る遊技を実行し、前記回胴演出を伴う遊技の実行を決定した場合は、前記回胴演出を実行した後に前記当選役の図柄が表示され得る遊技を実行し、
前記特定状態にて、所定条件が成立することに基づいて、前記回胴演出を伴う遊技の実行確率が前記所定条件の成立前よりも高まる回胴演出高発生期間を、複数回の遊技に亘って発生させる
ことを特徴としている。
以下、本発明を回胴式遊技機に適用した実施例について説明する。
細書中において、「右」および「左」は、遊技機1の正面からみた位置関係を示している
。
うにして設けられた前面扉2と、遊技メダルを貸し出すためのメダル貸出装置4とが設け
られている。前面扉2は、遊技の進行に応じた演出が行われる上段の領域2uと、遊技メ
ダルが払い出される下段の領域2dと、遊技が行われる中段の領域の大きく3つの領域か
ら構成され、更に中段の領域は、遊技状態を表示するための遊技状態表示部2maと、遊
技を行うための操作部2mbとから構成されている。
はスピーカ14が設けられ、演出表示装置10およびスピーカ14の上方には、各種のラ
ンプ類12が設けられている。演出表示装置10は、いわゆる液晶表示装置によって構成
されており、遊技の進行状況に合わせて種々の図柄を表示して演出を行うことが可能とな
っている。
けられており、内部に設けられた3つの回胴20a、20b、20cが回転する様子を視
認可能となっている。表示窓5の左方には、遊技メダルの投入枚数に応じて表示される投
入枚数表示ランプ22が設けられ、表示窓5の右方には、演出内容を表示する中間ランプ
23が設けられている。表示窓5の下方には、貯留されている遊技メダルの枚数を表示す
る貯留枚数表示器24と、遊技状態を表示する遊技状態表示器25と、遊技メダルの払出
し枚数を表示する払出枚数表示器26が設けられている。
されており、上面には、遊技メダルを投入するための遊技メダル投入口30と、クレジッ
トとして貯留されている遊技メダルを1枚だけ投入するための一枚投入ボタン32と、貯
留されている遊技メダルを3枚投入するための三枚投入ボタン34などが設けられている
。遊技メダルの貯留とは、遊技メダルを実際に払い出す代わりにメダルの枚数を記憶して
おくこと(いわゆるクレジットのこと)をいう。
開始するためのスタートレバー36と、3つの回胴20a、20b、20cの回転をそれ
ぞれ停止させるための回胴停止ボタン38a、38b、38cなどが設けられている。
設けられている。ここで、精算ボタン40とは、遊技機1の内部に貯留されている遊技メ
ダルを外部に払い出す際に操作するボタンである。また、返却ボタン42とは、投入した
遊技メダルが遊技機1の内部で詰まった場合に、メダルの詰まりを解消するために操作さ
れるボタンである。
払い出された遊技メダルを受け止める受け皿52などが設けられている。
面側上部には、サブ制御基板ユニット102が設けられており、その左右にはスピーカ1
4が取り付けられている。サブ制御基板ユニット102の内部には、後述するサブ制御基
板220が格納されている。サブ制御基板220は、図1に示した演出表示装置10や、
各種ランプ類12、スピーカ14などを用いて行われる各種演出の制御を司っている。
240が格納された扉基板ユニット104が設けられ、扉基板ユニット104の下方に、
投入された遊技メダルの通路となるメダルセレクタ106や、遊技メダル払出口50に導
くためのコインシュータ108などが取り付けられている。メダルセレクタ106は、遊
技メダル投入口30から投入された遊技メダルを主に寸法に基づいて選別し、規格寸法に
適合した遊技メダルだけを受け入れる機能を有している。遊技者がスタートレバー36を
操作する前に遊技メダルを投入すると、遊技メダルはメダルセレクタ106によって選別
され、規格を満足しているものだけがホッパー116内に投入され、規格を満たしていな
いメダルは、コインシュータ108を通って、遊技メダル払出口50に返却されるように
なっている。これに対して、スタートレバー36が操作された後に遊技メダルが投入され
た場合は、メダルセレクタ106内の通路が切り換わり、投入された遊技メダルはコイン
シュータ108を通って、遊技メダル払出口50に返却される。また、メダルセレクタ1
06の内部には、図示しないメダルセンサが設けられており、寸法規格を満たして受け入
れられた遊技メダルはメダルセンサによって検出され、検出信号が後述する主制御基板2
00に供給されるようになっている。
20a〜20cの外表面には、後述のように複数種類の図柄が表示されている。これら回
胴20a〜20cの上方には、遊技全体の制御を司る主制御基板200(図4参照)が格
納された主制御基板ユニット110と、各回胴を駆動するための回胴基板260(図4参
照)が格納された回胴基板ユニット111が設けられている。
方には、投入された遊技メダルが集められるホッパー116や、遊技メダルを払い出すメ
ダル払出装置118、遊技機1全体に電源を供給するための電源基板280(図4参照)
が格納された電源ユニット120などが搭載されている。メダル払出装置118から払い
出された遊技メダルは、メダルはコインシュータ108を通って、遊技メダル払出口50
から払い出されるようになっている。
sが設けられ、電源ユニット120の上面には、設定キースイッチ120kが設けられて
いる。電源スイッチ120sをオフにした状態で、設定キースイッチ120kを「ON」
位置にして電源スイッチ120sをオンにした場合には、遊技メダルの投入枚数に対する
払出し枚数の割合である出玉率の設定変更が可能となる。出玉率は、予め複数段階の中か
ら選択して設定される。遊技状態表示器25には現在の出玉率の設定内容が表示される。
出玉率の設定変更は、筐体3内部に設けられた図示しない設定変更スイッチを押すことで
行うことができ、設定変更スイッチを押す度に遊技状態表示器25に表示される出玉率の
設定値が切り替わる。所望の設定値が遊技状態表示器25に表示されている際にスタート
レバー36を操作することで、出玉率の設定値が遊技状態表示器25に表示されている出
玉率に決定される。
明図である。図3に示すように、各回胴20a〜20cには、いずれも21個の図柄が外
表面に表示されている。いずれの回胴20a〜20cについても表示されている図柄の種
類は同じであるが、図柄の配列順序は回胴20a〜20c毎に異なるように設定されてい
る。
、遊技機1には、主制御基板200を中心として、サブ制御基板220、扉基板240、
回胴基板260、電源基板280等がデータを通信可能に接続されて構成されている
主制御基板200は、遊技機1で行われる遊技全体の進行や演出を司る基板である。こ
の主制御基板200には、CPU200a、RAM200b、ROM200cなどがバス
によって互いにデータを通信可能に接続されて搭載されており、前面扉2に搭載された扉
基板240から、スタートレバー36が操作されたことを示す信号を受け取って、後述す
る遊技制御処理を実行しながら、サブ制御基板220や、扉基板240、回胴基板260
などに向かって制御コマンド(あるいは制御信号)を出力することにより、これら各種基
板の動作を制御している。
M220b、ROM220cなどがバスによって互いにデータを通信可能に接続されて構
成されている。また、サブ制御基板220には、各種のランプ類12や、各種のスピーカ
14、114、演出表示装置10、回胴バックライト20Lなどが接続されている。ここ
で回胴バックライト20Lとは、各回胴20a〜20cの内部に設けられて、回胴の表面
に描かれた図柄を裏側から照らすライトである。サブ制御基板220は、主制御基板20
0から受け取った制御コマンドを解析して、各種ランプ類12、各種スピーカ14、11
4、演出表示装置10、回胴バックライト20Lにそれぞれ駆動信号を出力することによ
り、これらを用いた各種演出を行っている。
入するための各種投入ボタン32、34、回胴の回転を開始するためのスタートレバー3
6、回転している回胴を停止させるための回胴停止ボタン38a、38b、38c、貯留
されている遊技メダルや投入された遊技メダルを払い出して遊技を終了するための精算ボ
タン40、遊技の状態を表示する各種の表示パネル22などが接続されている。また、扉
基板240は、前述した主制御基板200と、データを通信可能に接続されている。この
ため、前面扉2に設けられたスタートレバー36や、回胴停止ボタン38a〜38c、各
種の投入ボタン32、34、精算ボタン40などを操作すると、扉基板240を介して、
その信号を主制御基板200に供給することが可能となっている。また、メダルセレクタ
106に設けられたメダルセンサの出力も、扉基板240を介して主制御基板200に供
給されている。
タ24a、24b、24cと、それぞれの回胴の回転位置を検出するための回胴センサ2
6a、26b、26cが設けられている。回胴基板260は、回胴センサ26a〜26c
によって、各回胴20a〜20cの回転位置を検出しながら、回胴モータ24a〜24c
を駆動することにより、それぞれの回胴20a〜20cを、所望の回転位置で停止させる
ことが可能となっている。本実施例の遊技機1では、回胴モータ24a〜24cには、い
わゆるステッピングモータが使用されている。
続されており、主制御基板200からの制御信号に基づいて、所定枚数の遊技メダルを払
い出す動作を行う。
されている。電源基板280には100ボルトの交流電圧が供給されており、この電力を
規定電圧の直流電圧に変換した後、それぞれの制御基板および基板に供給している。図4
では、電源基板280から電力が供給される様子を破線の矢印で表している。
御の内容について説明するが、その準備として、回胴式遊技機で行われる遊技の概要を説
明しておく。
トを行う。ベットする遊技メダル数は、通常、1枚または3枚に固定されている。遊技メ
ダルがクレジットとして予め内部に貯留されている場合は、一枚投入ボタン32、あるい
は三枚投入ボタン34を押すことにより、それぞれ1枚または3枚の遊技メダルをベット
することも可能である。
cが一斉に通常回転を開始する。それぞれの回胴20a〜20cの外周面には複数の図柄
が描かれているため、回胴20a〜20cが回転すると、これら図柄が変動表示されるこ
とになる。また、前面扉2の前面側には、それぞれの回胴に対応して3つの回胴停止ボタ
ン38a〜38cが設けられている(図1参照)。回胴20a〜20cの通常回転中に回
胴停止ボタン38a〜38cを押すと、押したボタンに対応する回胴が回転を停止し、こ
れに伴って、変動表示されていた図柄がいずれかの図柄で停止表示される。このようにし
て、3つの回胴20a〜20cの回転を停止させると、それぞれの回胴でいずれかの図柄
が停止表示される。回胴20a〜20cの回転は、主制御基板200のCPU200aが
後述の回胴回転開始処理S108で行い、回胴20a〜20cの停止は、主制御基板20
0のCPU200aが後述の回胴回転停止処理S109で行うように構成されている。
つの図柄が表示される大きさに設定されている。このため、3つの回胴20a〜20cが
停止表示されると、表示窓20には、縦横3列ずつ、合計9つの図柄が表示されるように
なっている。これら9つの図柄が表示される位置には、複数本の入賞ラインが予め設定さ
れている。
示すように、本実施例では、上段の入賞ラインL2と、中段の入賞ラインL3と、下段の
入賞ラインL4と、右斜め上向きの入賞ラインL1と、右斜め下向きの入賞ラインL5か
らなる合計5本の入賞ラインが設定されている。遊技メダルを1枚だけベットした場合に
は中段の入賞ラインL3だけが有効になり、遊技メダルを3枚ベットした場合には5本全
部の入賞ラインL1〜L5が有効になる。そして、3つの回胴20a〜20cが停止する
と、有効な入賞ライン上には、何らかの図柄組合せが得られることとなる。なお、図5に
示す例では、5種類の直線状の入賞ラインL1〜L5を設定したが、これに限らず、例え
ば、左回胴20aの上段位置と、中回胴20bの中段位置と、右回胴20cの上段位置と
を結ぶ入賞ラインや、左回胴20aの下段位置と、中回胴20bの中段位置と、右回胴2
0cの下段位置とを結ぶ入賞ラインなどの非直線状の入賞ラインなどを加えて、より多種
類の入賞ラインを設定しておくこともできる。
組合せだった場合には、成立した遊技役に応じた特典が遊技者に付与される。図6は、本
実施例の遊技機1に設定されている図柄組合せを示している。図6は、遊技役の種類に図
柄組合せと付与される特典を対応付けて示した説明図である。図6では、左端の欄に遊技
役の種類が表示され、中央の欄に遊技役を成立させる図柄組合せが表示され、右端の欄に
遊技役が成立した場合に遊技者に付与される特典が表示されている。これらの図柄組合せ
は、主制御基板200に搭載されたROM200cに予め記憶されている。
(レギュラーボーナス役)役とBB役(ビッグボーナス役)が設定され、小役には、ベル
の小役、スイカの小役、チェリーの小役、再遊技役(リプレイ役)が設定されている。
ている。RB役の図柄組合せが有効ライン上に停止表示した場合には、レギュラーボーナ
ス状態(RB状態)の開始という特典が遊技者に付与される。RB状態では、各小役の入
賞が成立する確率が高くなる状態での遊技が、所定回数(例えば12回)行われるか、ま
たは小役の入賞が予め定められた上限回数だけ入賞(例えば8回入賞)が成立するまで実
行される。
せが対応付けられており、この図柄組合せが有効ライン上に停止表示した場合に、ビッグ
ボーナス状態(BB状態)の発生という特典が遊技者に付与される。BB状態では、所定
枚数(例えば465枚)の遊技メダルが払い出されるまで上述のRB状態が複数回発生す
る。このように、BB状態は、RB状態よりも遊技者にとって更に有利な遊技状態であり
、本実施例では最も大量のメダルを獲得可能な遊技状態であることから、遊技者にとって
最も有利な特典といえる。
かであり、中回胴20bと右回胴20cの図柄が「ベル」の図柄組合せの3種類が設定さ
れている。左図柄20aが「赤セブン」の場合は「ベルAの小役」と呼び、左図柄20a
が「青セブン」の場合は「ベルBの小役」と呼び、左図柄20aが「バー」の場合は「ベ
ルCの小役」と呼ぶ。これらのベルの小役に対して遊技者に付与される特典として、15
枚の遊技メダルが払い出される。
組合せが設定されている。スイカの小役に対する特典として、6枚の遊技メダルが払い出
される。また、チェリーの小役は、左回胴20aの図柄が「チェリー」の図柄であり、中
図柄20bおよび右図柄20cはどのような図柄の組合せであっても構わない図柄組合せ
が設定されている。チェリーの図柄組合せに対しては、2枚の遊技メダルが払い出される
。
図柄組合せが設定されている。具体的には、本実施例の遊技機1では、3つの回胴20a
〜20cのすべてが「再遊技」の図柄で揃った図柄組合せからなる再遊技役Aと、中図柄
20bと右図柄20cが「ベル」の図柄で、左図柄20aが「再遊技」の図柄である図柄
組合せからなる再遊技役Bと、右図柄20cが「ベル」の図柄で、左図柄20aと中図柄
20bが「再遊技」の図柄である図柄組合せからなる再遊技役Cと、3つの回胴20a〜
20cのすべてが「青セブン(青色の7)」の図柄で揃った図柄組合せからなる再遊技役
Dの4種類の再遊技役が設定されている。
ることができる。再遊技役に付与される特典としては、新たな遊技メダルをベットするこ
となく、再度遊技を行う権利が付与される。つまり、再遊技役の入賞を成立させたときに
ベットしていた遊技メダルと同じ遊技メダルがベットされたものとしてもう一度遊技を行
うことが可能となる。
プレイタイム状態開始図柄)であり、通常状態中に再遊技役Bの図柄組合せが揃うことに
よりRT状態に移行する。つまり、通常状態中に再遊技役Bの図柄組合せが揃うことが通
常状態からRT状態への移行条件となっている。また、再遊技役Cの図柄組合せは、RT
状態の終了図柄(リプレイタイム状態終了図柄)であり、RT状態中に再遊技役Cの図柄
組合せが揃うことにより、RT状態が終了して通常状態に移行する。また、本実施例では
、RT状態に移行した場合に、後述するナビ演出を行うように構成されており、再遊技役
Dの図柄組合せは、ナビ演出実行回数(後述するナビあり遊技の実行可能回数)の上乗せ
図柄である。つまり、RT状態中に再遊技役Dの図柄組合せが揃うことで、ナビ演出実行
回数が上乗せ(加算)される。
った場合は、再び1枚または3枚の遊技メダルをベットした後、スタートレバー36を操
作して回胴20a〜20cを回転させることで、次のゲーム(遊技)を行う。本実施例の
遊技機1では、こうした操作を繰り返すことによって遊技が進行するようになっている。
処理では、主制御基板200のCPU200aがスタートレバー36が操作されたタイミ
ングで取得した内部抽選用乱数に応じて遊技役を内部的に抽選する。内部抽選用乱数とは
、主制御基板200がスタートレバー操作信号を受け取ったときに取得する乱数である。
本実施例の内部抽選用乱数は2バイトデータとなっており、0〜65535の範囲の乱数
値を取得することが可能となっている。内部抽選用乱数は、主制御基板200に搭載され
た専用の乱数発生回路を用いてハードウェア的に生成することもでき、あるいは乱数発生
用プログラムを用いてソフトウェア的に生成することもできる。
るわけではなく、回胴停止ボタン38a〜38cを操作することにより、対応する図柄組
合せを入賞ライン上に揃えなければ当選した遊技役を成立させることはできない。逆にど
のようなタイミングで回胴停止ボタン38a〜38cを操作しても、内部抽選で当選した
遊技役でなければ入賞ライン上に対応する図柄組合せを揃えることはできない。このよう
に内部抽選は、図柄組合せを揃えて遊技役を成立させるための前提条件として内部的に行
われる抽選となっている。内部抽選に当選した状態は、内部当選状態(または単に内部当
選)であり、換言すれば遊技役の入賞(図柄組合せの成立)が許容された状態である。内
部抽選でいずれの遊技役に内部当選したかは内部当選フラグに設定される。内部当選フラ
グとは、内部抽選の結果を保存しておくために用いられるフラグであり、主制御基板20
0のRAM200bの所定アドレスに設定されている。
図7に示すように、本実施例の遊技機1では、図7(a)に示す小役についての内部当選
フラグ(小役内部当選フラグ)と、図7(b)に示す再遊技役についての内部当選フラグ
(再遊技役内部当選フラグ)図7(c)に示すボーナス役についての内部当選フラグ(ボ
ーナス役内部当選フラグ)とに分けて記憶されており、それぞれ1バイトずつのデータが
割り当てられている。
位の5ビットが内部当選フラグとして用いられている。これら5ビットの内訳は、上位か
ら順に、ベルAの小役、ベルBの小役、ベルCの小役、スイカの小役、チェリーの小役に
対応するビットになっている。いずれかの小役に内部当選した場合には、対応するビット
に「1」が設定される。また、図7(b)に示すように、再遊技役内部当選フラグに割り
当てられた1バイトデータは、下位の4ビットが内部当選フラグとして用いられている。
これら4ビットの内訳は、上位から順に再遊技役A、再遊技役B、再遊技役C、再遊技役
Dに対応するビットになっている。いずれかの再遊技役に内部当選した場合には、対応す
るビットに「1」が設定される。また、図7(c)に示すように、ボーナス役内部当選フ
ラグに割り当てられた1バイトデータは、下位側の2ビットが内部当選フラグとして用い
られている。これら2ビットの内訳は、上位から順に、BB役(赤7)、RB役(バー)
に対応するビットになっている。いずれかのボーナス役に内部当選した場合には、対応す
るビットに「1」が設定される。
われる。抽選テーブルの内容は、遊技状態によって異なる。本実施例の遊技機1には、通
常状態、RT状態(リプレイタイム状態)、RB状態(レギュラーボーナス状態)、BB
状態(ビッグボーナス状態)の4種類の遊技状態が設けられており、これらの遊技状態が
切り替わりながら遊技が行われる。現在の遊技状態は、遊技状態フラグに設定されている
。主制御基板200に搭載されたRAM200bの所定アドレスには、遊技状態フラグを
設定するための1バイト分の領域が確保されている。
いる。本実施例の遊技機1では、RAM上の所定アドレスの1バイトデータのうち、下位
側の4ビットが遊技状態フラグとして用いられている。これら4ビットのうち最下位のビ
ットが再遊技が成立したために遊技メダルを投入することなく遊技を再開可能な状態であ
ることを示す再遊技フラグに設定されている。また、RT状態フラグは、最下位から2番
目のビットに設定されており、このビットに「1」を設定すると、RT状態フラグがON
に設定された状態となる。また、RB状態フラグは、最下位から3番目のビットに設定さ
れ、このビットに「1」を設定すると、RB状態フラグがONに設定された状態となる。
また、BB状態フラグは、最下位から4番目のビットに設定されており、このビットに「
1」を設定すると、BB状態フラグがONに設定された状態となる。
ている。リール演出では、通常回転に先立って、回胴20a〜20cを通常回転とは異な
る制御処理で回胴20a〜20cを特殊回転させる特殊回転動作が行われる。リール演出
については後述する。本実施例の遊技機1では、RAM上の所定アドレスの1バイトデー
タのうち、下位側の2ビットがリール演出フラグとして用いられている。これら2ビット
のうち最下位から2番目のビットがリール演出の実行が予定されていることを示すリール
演出予定フラグに設定されている。また、最下位のビットはリール演出が実行されること
を示すリール演出実行フラグに設定されている。
切り替わる状態を示している。図9に示すように、通常状態からRT状態またはボーナス
状態に切り替わることができ、RT状態から通常状態またはボーナス状態に切り替わるこ
とができ、ボーナス状態からRT状態に切り替わる。これらの複数の遊技状態の切り替え
(各遊技状態の開始及び終了)は、主制御基板200がROM200cに記憶されている
抽選テーブルを選択することによって行われる。
遊技状態を初期状態にしたとき)は、図8(a)の遊技状態フラグはすべてのビットに「
0」が設定される。したがって、遊技状態が最も一般的な遊技状態である通常状態に設定
されている。通常状態では、通常状態用抽選テーブルを用いて内部抽選が行われる。図1
0は通常状態用抽選テーブルを示している。図10に示す通常状態用の抽選テーブルでは
、「ベルA+B+Cの小役」に対して0〜1999の乱数値が設定されている。これは、
取得した乱数値がこの範囲内にあった場合には、ベルA、ベルB及びベルCの小役に重複
して内部当選することを表わしている。このように同じ範囲の乱数値に対して複数の遊技
役が設定されている場合、これらの遊技役は重複役と呼ばれる。
5999、「ベルCの小役」には6000〜7999、「スイカの小役」には8000〜
10299、「チェリーの小役」には10300〜10599、「再遊技役A」には10
600〜19599、「再遊技役B」には19600〜19799、「BB役」には19
800〜19999、「RB役」には20000〜20199のそれぞれの乱数値が設定
されている。20200〜65535の乱数値には、いずれの遊技役も設定されておらず
、取得した乱数値がこの範囲にあった場合には、「外れ」となる。
切り換わることができる(図9参照)。すなわち、通常状態中にボーナス役(RB役又は
BB役)の図柄組合せが成立すると、遊技状態がボーナス状態に切り換わる。また、通常
状態中にRT状態の開始図柄である再遊技役Bの図柄組合せが成立すると、遊技状態がR
T状態に切り換わる。
部抽選が行われる。図11は、RT状態用抽選テーブルを示している。RT状態用抽選テ
ーブルは、図10で示した通常状態用抽選テーブルと比較すると、「再遊技役A」に内部
当選する乱数範囲が拡大され、「再遊技役A+D(再遊技役Aと再遊技役Dの重複役)」
、「再遊技役A+C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)」、「再遊技役B+C(再遊技
役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選する乱数範囲が設定されている。このため、R
T状態用抽選テーブルは、通常状態用抽選テーブルよりも、再遊技役A〜Dのいずれかに
内部当選する乱数範囲が拡大され、その分だけ、外れの乱数範囲が縮小されている。
T状態は高い確率で再遊技役の入賞を成立させやすい再遊技高確率状態となっている。再
遊技役に入賞すると、遊技メダルを投入することなく次回の遊技を行うことができため、
この再遊技役に頻繁に当選することで、遊技者が保持している遊技メダルを比較的減らさ
ずに遊技が可能になる。よって、RT状態が長ければ長いほど遊技者にとって有利な状態
となり、BB役等のボーナス役に当選するチャンスをメダルを減らさずに享受させること
ができる。
ができる(図9参照)。すなわち、RT状態中にボーナス役の図柄組合せが成立すると、
遊技状態がボーナス状態に切り換わる。また、RT状態中にRT状態の終了図柄である再
遊技役Cの図柄組合せが成立すると、RT状態が終了して遊技状態が通常状態に切り換わ
る。
C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)」または「再遊技役B+C(再遊技役Bと再遊技
役Cの重複役)」に内部当選した場合には、回胴停止ボタン38a〜38cの操作順序に
よって停止表示される図柄組合せ(入賞する再遊技役)が決定される。具体的には、「再
遊技役A+C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合には、左回胴停
止ボタン38aを最初に操作し、左回胴20aを最初に停止させる順押しを行った場合に
再遊技役Cの図柄組合せが停止表示し、中回胴停止ボタン38bまたは右回胴停止ボタン
38cを最初に操作し、中回胴20bまたは右回胴20cを最初に停止させる中押しまた
は逆押しを行った場合に再遊技役Aの図柄組合せが停止表示する。一方、「再遊技役B+
C(再遊技役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合には、順押しを行った場合
に再遊技役Bの図柄組合せが停止表示し、中押しまたは逆押しを行った場合に再遊技役C
の図柄組合せが停止表示する。
が実行されない「ナビなし遊技」とが設けられている。ナビ演出では、RT状態中に特定
の小役に内部当選した場合に、遊技者に回胴停止ボタン38a〜38cの操作に関する指
示が演出が行われる。通常状態またはボーナス状態からRT状態に移行した場合は、最初
にナビあり遊技に移行し、ナビあり遊技が所定回数実行されることでナビなし遊技に移行
する。本実施例では、RT状態が開始されるときに、ナビあり遊技の実行可能回数である
「ナビ演出実行回数」の初期値として、「30回」が設定される。
演出が行われ、「再遊技役A+C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)」または「再遊技
役B+C(再遊技役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合に再遊技役内部当選
報知演出が行われる。なお、ナビ演出は、サブ制御基板220のCPU220aの制御処
理によって実現される。
ルA、ベルB、ベルCのいずれか)を特定した特定ベル小役の内部当選の報知が行われる
。つまり、特典遊技中に、ベルA、ベルB、ベルCの小役のいずれかに内部当選した場合
には、主制御基板200から内部当選を示す制御コマンドがサブ制御基板220に送信さ
れ、サブ制御基板220はコマンドを受け取ると各種ランプ類12や演出表示装置10等
を用いて、特定ベル小役の報知を行うように構成されている。この特定ベル小役の報知で
は、内部当選したベル小役の種類が特定されるので、遊技者は、報知されたベル小役を狙
って比較的容易にベル小役の入賞を成立させることが可能である。このベル小役内部当選
報知演出により、特典遊技中は、遊技者はあまり遊技メダルを減らすことなく、むしろ効
率よくベル小役の入賞を成立させて少しずつ遊技メダルを増やしながら、ボーナス役(R
B役またはBB役)の入賞を狙って遊技を続けることが可能である。
遊技役B+C」)に内部当選した場合に、RT状態の終了図柄である再遊技役Cの図柄組
合せが揃わないように、回胴停止ボタン38a〜38cの操作順序の報知が行われる。具
体的には、「再遊技役A+C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合
には、「中押し」または「逆押し」で再遊技役Aの図柄組合せが成立するので、演出表示
装置10の表示領域にて「中押し又は逆押しせよ」と表示する。また、「再遊技役B+C
(再遊技役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合には、「順押し」で再遊技役
Bの図柄組合せが成立するので、演出表示装置10の表示領域にて「順押しせよ」と表示
する。この再遊技役内部当選報知演出により、RT状態中に再遊技役Cの図柄組合せが成
立して通常状態に移行することを防止しつつ、ボーナス役(RB役またはBB役)の入賞
を狙って遊技を続けることが可能となる。
特殊回転動作を伴うリール演出が行われる。リール演出を実行する実行条件は、再遊技役
Dの図柄組合せが停止表示した後の次遊技で行われる内部抽選で、再度再遊技役Dに内部
当選した場合(本実施例では「再遊技役A+D」に内部当選した場合)に成立する。また
、再遊技役Dの図柄組合せが停止表示した遊技の次遊技で行われる内部抽選で再遊技役D
に内部当選しなかった場合には、「リール演出実行可否抽選」が行われ、このリール演出
実行可否抽選で当選した場合にも、実行条件が成立してリール演出が行われる。リール演
出実行可否抽選は「10/100」で当選とする乱数抽選によって構成される。なお、リ
ール演出は主制御基板200のCPU200aが行う制御処理によって実現される。
れ、遊技者による遊技の進行が不能な状態(遊技進行不能状態)となる。また、リール演
出中の特殊回転動作では、通常回転時とは異なる回転制御および停止制御が行われ、回胴
停止ボタン38a〜38cの操作やスタートレバー36の操作とは関係なく、回胴20a
〜20cを回転および停止させる制御が行われる。また、特殊回転動作では、回胴20a
〜20cの特殊回転を経て「再遊技役Dの図柄組合せと同じ特定図柄組合せ(青セブン揃
い)」が少なくとも1回以上表示される。本実施例では、1回の特殊回転動作にて回胴2
0a〜20cが特定図柄組合せで停止表示される回数(特定図柄表示回数)が異なる複数
種類のリール演出パターンが用意されており、乱数抽選によって一のリール演出パターン
が決定される。
ル演出パターン決定処理に用いられるリール演出パターン決定テーブルを示している。図
12に示すように、本実施例では、特定図柄表示回数が「1回」のリール演出パターン1
と、特定図柄表示回数が「2回」のリール演出パターン2と、特定図柄表示回数が「3回
」のリール演出パターン3とからなる3種類のリール演出パターンが設けられている。リ
ール演出パターン決定処理はリール演出を実行する際に行われ、リール演出パターン決定
テーブルを用いた乱数抽選によってリール演出パターン1〜3の何れかが決定される。図
12に示すリール演出パターン決定テーブルは、主制御基板200のROM200cに格
納されており、リール演出パターン決定処理は主制御基板200のCPU200aの制御
によって実現される。
8a〜38cの操作が有効となる。「再遊技役A+D」に内部当選している場合には、回
胴停止ボタン38a〜38cが「再遊技役Dの図柄組合せを入賞ラインL3上に停止表示
可能な操作タイミング」で操作されると、回胴20a〜20cの回転停止に伴い、入賞ラ
インL3上に再遊技役Dの図柄組合せが停止表示し、回胴停止ボタン38a〜38cが「
再遊技役Dの図柄組合せを入賞ラインL3上に停止表示不能な操作タイミング」で操作さ
れると、回胴20a〜20cの回転停止に伴い、入賞ラインL1〜L5の何れにも再遊技
役Dの図柄組合せを停止表示させることなく、入賞ラインL1〜L5のいずれかに再遊技
役Aの図柄組合せが停止表示する。つまり、「再遊技役A+D」に内部当選してリール演
出が実行された場合には、当該リール演出に続いて実行される通常回転中に回胴停止ボタ
ン38a〜38cが操作されると、再遊技役Aまたは再遊技役Dの何れかの図柄組合せが
停止表示し、再遊技役Dの図柄組合せは、入賞ラインL3上にのみ停止表示可能に構成さ
れている。また、「再遊技役A+D」に内部当選せずリール演出実行可否抽選で当選して
リール演出が実行された場合には、当該リール演出に続いて実行される通常回転中に回胴
停止ボタン38a〜38cが操作されると、回胴20a〜20cが再遊技役D以外の図柄
組合せで停止表示する。
ール演出中に停止表示される特定図柄組合せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組合せ
)」は、ナビ演出実行回数の上乗せ図柄であり、RT状態中にこれら再遊技役Dの図柄組
合せが停止表示されることで、ナビ演出実行回数の上乗せ(加算)という特典が付与され
る。本実施例では、通常回転中に回胴停止ボタン38a〜38cの操作に伴い再遊技役D
の図柄組合せが停止表示する場合と、リール演出中の特殊回転動作によって特定図柄組合
せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組合せ)が停止表示する場合と、ナビ演出実行回
数が上乗せ(加算)される。また、「再遊技役A+D(再遊技役Aと再遊技役Dの重複役
)」に内部当選した場合には、通常回転中の回胴停止ボタン38a〜38cの操作によっ
て、回胴20a〜20cが再遊技役Aまたは再遊技役Dの何れかの図柄組合せで停止表示
し得るが、再遊技役Aで停止表示した場合(再遊技役Dを取りこぼした場合)には、ナビ
演出実行回数の上乗せは実行されない。なお、本実施例と異なり、「再遊技役A+D(再
遊技役Aと再遊技役Dの重複役)」に内部当選して再遊技役Aで停止表示した場合(再遊
技役Dを取りこぼした場合)にも、ナビ演出実行回数の上乗せを実行するように構成して
もよい。
、本実施例では、「通常回転中に停止表示される再遊技役Dの図柄組合せ」と「リール演
出中に停止表示される特定図柄組合せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組合せ)」と
が、「複数回の遊技」あるいは「1回の遊技」内で連続的に停止表示される毎に、ナビ上
乗せ数を増加させるように構成されている。例えば、第1の遊技における通常回転にて「
再遊技役Dの図柄組合せ」が停止表示された場合(1回目の青セブン揃い)にはナビ上乗
せ数を「10回」とし、第1の遊技に続く第2の遊技でのリール演出にて「特定図柄組合
せ」が停止表示された場合(2回目の青セブン揃い)にはナビ上乗せ数を「15回」とし
、該第2の遊技における通常回転にて「再遊技役Dの図柄組合せ」が停止表示された場合
(3回目の青セブン揃い)にはナビ上乗せ数を「20回」とするように、「再遊技役Dの
図柄組合せ」あるいは「特定図柄組合せ」が連続的に停止表示される度にナビ上乗せ数を
「5回」ずつ増加させるように構成される。
柄組合せ」が停止表示する場合があり、このときの「再遊技役Dの図柄組合せ」に応じて
設定されるナビ上乗せ数は、先のリール演出中の「特定図柄組合せ」に応じて設定される
ナビ上乗せ数よりも大きな値となる。このため、本実施例では、リール演出にて特定図柄
が停止表示された回数が多いほど、それに続く通常回転中に「再遊技役Dの図柄組合せ」
が停止表示した場合に設定されるナビ上乗せ数が大きな値となる。
と、「リール演出中に特定図柄組合せが停止表示される場合」に、当該停止表示に対応す
るナビ上乗せ数を報知する上乗せ報知演出が行われる。上乗せ報知演出は、演出表示装置
10の表示領域での表示と音声を用いて行うことができる。なお、「ナビ演出実行回数の
初期設定」、「ナビ上乗せ数の設定」および「上乗せ報知演出の実行」は、サブ制御基板
200のCPU220aが行う制御処理によって実現される。
リール演出の進行を説明するため説明図である。図13(a)は、RT状態での遊技にて
再遊技役Dの図柄組合せが停止表示し、次遊技で行われる内部抽選で再度再遊技役Dに内
部当選してリール演出が実行される場合を示している。また、図13(b)は、RT状態
での遊技にて再遊技役Dの図柄組合せが停止表示し、次遊技で行われる内部抽選で再遊技
役Dに内部当選せず、リール演出実行可否抽選で当選してリール演出が実行される場合を
示している。
役Dの図柄組合せで停止表示していない状態でスタートレバー36が操作され、今回の遊
技での内部抽選で再遊技役Dに内部当選した場合には、リール演出を行うことなく回胴2
0a〜20cを通常回転で回転させる。そして、回胴停止ボタン38a〜38cの操作に
よって回胴20a〜20cが再遊技役Dの図柄組合せで停止表示した場合に、ナビ演出実
行回数を「10回」上乗せすることを示す上乗せ報知演出を実行するとともに、ナビ演出
実行回数を「10回」増加させる。
でスタートレバー36が操作され、今回の遊技での内部抽選にて再遊技役Dに内部当選し
た場合(図13(a))、あるいは、今回の遊技での内部抽選にて再遊技役Dに内部当選
せずリール演出実行可否抽選で当選した場合(図13(b))に、リール演出が実行され
る。図13(a)、図13(b)に示す例では、特定図柄表示回数が2回とされる「リー
ル演出パターン2」に従ってリール演出が実行される様子が記載されており、回胴20a
〜20cの特殊回転動作により、特定図柄組合せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組
合せ)がリール演出中に2回停止表示される。そして、リール演出中の1回目の特定図柄
組合せの停止表示時に、ナビ演出実行回数を「15回」上乗せする上乗せ報知演出を実行
するとともに、ナビ演出実行回数を「15回」増加させ、リール演出中の2回目の特定図
柄組合せの停止表示時に、ナビ演出実行回数を「20回」上乗せする上乗せ報知演出を実
行するとともに、ナビ演出実行回数を「20回」増加させる。リール演出終了後は、回胴
20a〜20cを通常回転させる。
操作され、再遊技役Dの図柄組合せが再度停止表示される場合には(図13(a))、ナ
ビ演出実行回数を「25回」上乗せする上乗せ報知演出を実行するとともに、ナビ演出実
行回数を「25回」増加させる。そして、再遊技役Dの図柄組合せが再度停止表示した場
合には、次遊技においても、リール演出が継続して実行される可能性がある。
8cが操作され、再遊技役D以外の図柄組合せで停止表示される場合には(図13(b)
)、ナビ演出実行回数が上乗せされず、当該遊技でリール演出が終了する。
でスタートレバー36が操作され、今回の遊技での内部抽選で再遊技役Dに内部当選した
場合(図13(a)の右側上段)、あるいは今回の遊技での内部抽選で再遊技役Dに内部
当選せずリール演出実行可否抽選で当選した場合(図13(a)の右側下段)には、前回
遊技における「ナビ演出実行回数の上乗せ量の加算状況」を継続した状態でリール演出が
実行される。図13(a)の右側に示す例では、特定図柄表示回数が1回とされる「リー
ル演出パターン1」に従ってリール演出が実行される様子が記載されており、回胴20a
〜20cの特殊回転動作により、特定図柄組合せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組
合せ)がリール演出中に1回停止表示される。そして、リール演出中の1回目の特定図柄
組合せの停止表示時に、ナビ演出実行回数を「30回」上乗せする上乗せ報知演出を実行
するとともに、ナビ演出実行回数を「30回」増加させる。
操作され、再遊技役Dの図柄組合せが再度停止表示される場合には(図13(a)の右側
上段)、ナビ演出実行回数を「35回」上乗せする上乗せ報知演出を実行するとともに、
ナビ演出実行回数を「35回」増加させる。そして、再遊技役Dの図柄組合せが再度停止
表示した場合には、次遊技においても、リール演出が継続して実行される可能性がある。
以後は、前述と同等の処理を繰り返すこととなる
一方、リール演出に続く回胴20a〜20cの通常回転中に回胴停止ボタン38a〜3
8cが操作され、再遊技役D以外の図柄組合せで停止表示される場合には(図13(a)
の右側下段)、ナビ演出実行回数が上乗せされず、当該遊技でリール演出が終了する。
技で再遊技役D(本実施例では「再遊技役A+D」)に内部当選した場合には、通常回転
にて再遊技役Dの図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示する。そして、RT状態での遊
技にて再遊技役Dの図柄組合せが停止表示し、次遊技で再度再遊技役D(本実施例では「
再遊技役A+D」)に内部当選した場合には、リール演出で再遊技役Dの図柄組合せと同
じ特定図柄組合せ(青セブン揃い)が1回以上停止表示し、これに続く通常回転にて再遊
技役Dの図柄組合せが停止表示する。
技役Dに内部当選した場合は、「通常回転後の再遊技役Dの図柄組合せの停止表示」によ
る1回のナビ演出実行回数の上乗せが実行され、RT状態での遊技で再遊技役Dの図柄組
合せが停止表示し、次遊技で再遊技役Dに内部当選した場合は、「リール演出での特定図
柄組合せの1回以上の表示」および「通常回転後の再遊技役Dの図柄組合せの停止表示」
により複数回のナビ演出実行回数の上乗せが実行されることとなる。
態用抽選テーブル(図示せず)を用いて内部抽選が行われ、RB状態では、RB状態用抽
選テーブル(図示せず)を用いて内部抽選が行われる。BB状態用抽選テーブルとRB状
態用抽選テーブルは、他の抽選テーブルと比較して、重ねてBB役又はRB役に内部当選
することを避けるために、BB役とRB役に対する乱数範囲が設定されていない点が異な
っている。また、各小役の当選確率が他の通常状態抽選テーブルと比較して非常に高く設
定されており、それに伴い「ハズレ」の確率が低くなっている。したがって、BB状態お
よびRB状態では、ほとんど毎遊技で何らかの小役が入賞することができ、遊技者は短期
間で多くのメダルを獲得することができる。
いて遊技が開始された場合に用いられる「内部当選状態用抽選テーブル」が設けられてい
る(図示省略)。この内部当選状態用抽選テーブルでは、BB役又はRB役に重ねて内部
当選することを避けるために、BB役およびRB役に対する乱数範囲が設定されていない
。また、他の遊技役(小役等)に対する乱数値は通常状態と同じに設定されている。この
ように本実施例の遊技機1には、遊技状態毎に専用の抽選テーブルが予め用意されている
。
例えば465枚)の遊技メダルが払い出されるまで継続され、払出し枚数が所定枚数に達
したら、RT状態に切り替わる。上述のように、ボーナス状態からRT状態に移行した場
合は、最初にナビあり遊技に移行し、RT状態中にナビ演出が実行される。
遊技の進行を制御するために行っている処理内容について説明する。
ムにしたがって遊技の進行を制御するために行う遊技制御処理を示すフローチャートであ
る。この遊技制御処理は、遊技機1に電源が投入され、更に主制御基板200や、サブ制
御基板220に搭載されたROMのセキュリティチェックや、RAMのクリアなどの初期
化処理が行われた後に実行される処理である。尚、後述するように複数の遊技状態を切り
換えながら遊技を実行する処理は、本実施例の主制御基板200に搭載されたCPU20
0aが、以下に説明する遊技制御処理を実行することによって実現されている。
1では、上述したビッグボーナス状態を含む複数種類の遊技状態が設定されており、遊技
状態の種類によって、回胴20a〜20cの回転停止時の遊技役の成立しやすさや成立す
る遊技役の種類を切り替えることが行われている。このため、遊技状態設定処理では、こ
うした遊技状態を設定する処理を行う。ここで、遊技状態設定処理(S100)を図15
のフローチャートに基づいて説明する。
れているか否かを判定する(S100a)。この結果、BB状態フラグがONに設定され
ていると判定された場合には(S100a:YES)、BB状態の終了条件が成立したか
否かを判定する(S100b)。上述のように、BB状態中に所定枚数(例えば465枚
)の遊技メダルが払い出されると、BB状態が終了するように設定されているので、10
0cではBB状態中に払い出された遊技メダルの枚数が所定枚数に達したか否かを判定す
る。この結果、BB状態の終了条件が成立していないと判定された場合には(S100b
:NO)、BB状態用抽選テーブル(図示せず)を選択し(S100c)、BB状態用の
演出コマンドをサブ制御基板220に送信する(S100d)。サブ制御基板220は、
主制御基板200からBB状態用の演出コマンドを受信すると、各種ランプ類12や各種
スピーカ14、114、演出表示装置10、回胴バックライト20Lなどを用いて、現在
の遊技状態がBB状態中であることを印象づけるような演出を行う。
00b:YES)、BB状態フラグをOFFに設定し(S100e)、RT状態フラグを
ONに設定する(S100f)。これにより、BB状態の終了後にRT状態が発生する。
には(S100a:NO)、RB状態フラグがONに設定されているか否かを判定する(
S100g)。この結果、RB状態フラグがONに設定されていると判定された場合には
(S100g:YES)、RB状態の終了条件が成立したか否かを判定する(S100h
)。前述のように、RB状態の終了条件は、12回の遊技が行われるか、または小役の入
賞が8回成立した場合に成立するので、S100hの判定処理では、12回の遊技が終了
したか、または小役の入賞が8回成立したかを判定すればよい。この結果、RB状態の終
了条件が成立していないと判定された場合には(S100h:NO)、RB状態用抽選テ
ーブル(図示せず)を選択し(S100i)、RB状態用の演出コマンドをサブ制御基板
220に送信する(S100j)。サブ制御基板220は、主制御基板200からRB状
態用の演出コマンドを受信すると、各種ランプ類12や各種スピーカ14、114、演出
表示装置10、回胴バックライト20Lなどを用いて、現在の遊技状態がRB状態中であ
ることを印象づけるような演出を行う。
00h:YES)、RB状態フラグをOFFにし(S100k)、RT状態フラグをON
に設定する(S100l)。これにより、RB状態の終了後にRT状態が発生する。
には(S100g:NO)、RT状態フラグがONに設定されているか否かを判定する(
S100m)。この結果、RT状態フラグがONに設定されていると判定された場合には
(S100m:YES)、RT状態の終了条件が成立したか否かを判定する(S100n
)。上述のように、RT状態の終了条件は、BB役またはRB役に入賞した場合、あるい
は再遊技役Cの入賞が成立した場合(再遊技Cの図柄組合せが停止表示された場合)に設
定されており、BB役またはRB役に入賞した場合には後述するS113、S115(図
14)でRT状態フラグをOFFに設定するため、S100nでは再遊技役Cの入賞が成
立したか否かが判定される。
(S100n:NO)、RT状態用抽選テーブル(図11参照)を選択して(S100o
)、RT状態用の演出コマンドをサブ制御基板220に送信し(S100p)、遊技状態
設定処理を終了する。サブ制御基板220は、RT状態用の演出コマンドを受け取ると、
コマンドの内容に応じて各種ランプ類12や、各種スピーカ14、114、演出表示装置
10、回胴バックライト20Lなどを制御することにより、現在の遊技状態がRT状態中
であることを印象付けるような演出を行う。
成立したと判定された場合には(S100n:YES)、RT状態から通常状態に切り替
わるため、RT状態フラグをOFFにする(S100q)。これにより、遊技状態が通常
状態になる。そして、S100rの処理に移行する。
00m:OFF)、BB状態フラグ、RB状態フラグ、RT状態フラグのすべてがOFF
に設定されているので、遊技状態は通常状態である。このため、通常状態用抽選テーブル
(図10参照)を選択し(S100r)、通常状態用の演出コマンドをサブ制御基板22
0に向かって送信し(S100s)、遊技状態設定処理を終了する。サブ制御基板220
は、通常状態用の演出コマンドを受け取ると、コマンドの内容に応じて各種ランプ類12
や、各種スピーカ14、114、演出表示装置10、回胴バックライト20Lなどを制御
することにより、現在の遊技状態が通常状態中であることを印象付けるような演出を行う
。
は、遊技メダル投入口30から遊技メダルが投入されたか否か、あるいは一枚投入ボタン
32または三枚投入ボタン34が操作されたか否かを判定する。前述したように、遊技メ
ダル投入口30から投入された遊技メダルは、メダルセレクタ106を通過する際にメダ
ルセレクタ106内に設けられた図示しないメダルセンサによって検出され、その検出信
号が主制御基板200に供給される。また、各種投入ボタン32、34を操作した場合に
は、その操作信号が主制御基板200に供給される。主制御基板200は、これらの信号
に基づいて遊技メダルが投入されたか否かを判定する。そして、遊技メダルが投入された
ら、遊技を開始可能な状態にする。各種投入ボタン32、34が操作された場合には、遊
技メダルの貯留枚数から投入枚数を減算する処理も同時に行われる。遊技メダルの投入が
確認できた場合には、スタートレバー36を操作することにより、いつでも遊技を開始す
ることが可能となる。
ダルをベットした後であっても、スタートレバー36を操作して回胴20a〜20cを回
転させる前であれば、ベットした遊技メダルも含めて精算可能となっている。S102の
判定処理の結果、精算ボタンが操作されたと判定された場合には(S102:YES)、
クレジットとして貯留されている遊技メダルおよび投入した遊技メダルを払い出す精算処
理を行い(S103)、遊技状態設定処理S100に戻る。遊技メダルの払い出しは、主
制御基板200からメダル払出装置118に対して、払い出すべき遊技メダルの枚数を指
示する制御信号を出力することによって行われる。
は(S102:NO)、スタートレバー36が操作されたか否かを判定する(S104)
。スタートレバー36には、後述する検出センサが組み込まれており、スタートレバー3
6を操作すると、その動きを検出することが可能となっている。主制御基板200は、こ
の検出センサの出力に基づいて、スタートレバー36が操作されたか否かを判定すること
ができる。そして、スタートレバー36が操作されていないと判定された場合は(S10
4:NO)、S102に戻り、スタートレバー36が操作されるまで待機状態となる。
内部抽選処理を行う(S105)。内部抽選処理では、スタートレバー36が操作された
タイミングで内部抽選用の乱数を1つ取得し、取得した乱数に応じて、図6で示した遊技
役を内部的に抽選する処理を行う。内部抽選処理では、スタートレバー36が操作された
ことを検出して内部抽選用乱数を取得し、遊技状態に応じた抽選テーブル(図10、図1
1参照)を用いて、いずれかの遊技役に内部当選したか、若しくはいずれの遊技役にも内
部当選しなかったかを判定する。そして、いずれかの遊技役に内部当選した場合には、当
選した遊技役の内部当選フラグ(図7参照)に対応するビットに「1」を設定する。そし
て、S105で実行された内部抽選の結果を指定する抽選結果指定コマンドをサブ制御基
板220に送信する(S106)。
ラグ設定処理(S107)を図16のフローチャートに基づいて説明する。
かを判定する(S107a)。「リール演出予定フラグ」は、リール演出の実行が予定さ
れていることを示すフラグであり、RT状態中における「リール演出が実行されてない遊
技」での通常回転中に再遊技役Dの図柄組合せが停止表示することでONに設定される。
また、「リール演出実行フラグ」は、リール演出が実行されることを示すフラグであり、
リール演出予定フラグがONに設定された状態で、再遊技役Dに内部当選した場合、ある
いは再遊技役Dに内部当選せずリール演出実行可否抽選に当選した場合にONに設定され
る。
Nに設定されていないと判定された場合には(S107a:NO)、リール演出関連フラ
グ設定処理を終了する。一方、リール演出予定フラグまたはリール演出実行フラグがON
に設定されていると判定された場合には(S107a:YES)、再遊技役Dに内部当選
しているか否かを判定する(S107b)。
)、S107eの処理に移行する。一方、再遊技役Dに内部当選していないと判定された
場合には(S107b:NO)、リール演出実行可否抽選を実行し(S107c)、リー
ル演出実行可否抽選で当選したか否かを判定する(S107d)。
ES)、リール演出予定フラグがONに設定されているか否かを判定する(S107e)
。この結果、リール演出予定フラグがONに設定されていないと判定された場合には(S
107e:NO)、リール演出実行フラグが既にONに設定されていることが特定でき、
「リール演出が行われた遊技」に続く遊技で再度リール演出を実行することを実現するた
めに、リール演出実行フラグをONに設定した状態のまま、リール演出関連フラグ設定処
理を終了する。
には(S107e:YES)、「リール演出が行われていない遊技」に続く遊技で初回の
リール演出を実行することを実現するために、リール演出予定フラグをOFFに設定し(
S107f)、リール演出実行フラグをONに設定する(S107g)。
た場合には(S107d:NO)、リール演出予定フラグがONに設定されているか否か
を判定する(S107h)。この結果、リール演出予定フラグがONに設定されていると
判定された場合には(S107h:YES)、リール演出予定フラグをOFFに設定する
(S107i)。一方、リール演出予定フラグがONに設定されていないと判定された場
合には(S107h:NO)、リール演出実行フラグをOFFに設定する(S107j)
。
動処理(S108)を図17のフローチャートに基づいて説明する。
。この結果、リール演出実行フラグがONに設定されていないと判定された場合には(S
108a:NO)、回胴20a〜20cを通常回転で回転させる処理を行う(S108b
)。本実施例では、スタートレバー36が操作され、かつ、前回に回胴20a〜20cの
通常回転が開始されてから所定時間(例えば、4.1秒)経過した場合に回胴の通常回転
を開始することとして、各回胴20a〜20cにそれぞれ設けられた回胴モータ24a〜
24cに対して駆動信号を出力することにより、3つの回胴20a〜20cを正方向(上
から下に向かう方向)に規定速度(本実施例では79回転/分)で通常回転させる。そし
て、回胴20a〜20cの通常回転が開始したことを示す通常回転開始コマンドをサブ制
御基板220に送信する(S108c)。
された場合には(S108a:YES)、リール演出の特定図柄表示回数(回胴20a〜
20cを特定図柄組合せで停止表示させる回数)を決定するためにリール演出パターンを
決定する(S108d)。S108dのリール演出パターン決定処理は、リール演出パタ
ーン決定テーブル(図12)を用いた乱数抽選によって行う。そして、リール演出開始コ
マンドをサブ制御基板220に送信する(S108e)。リール演出開始コマンドには、
S108dの処理で決定されたリール演出パターンを示す情報(特定図柄表示回数を示す
情報)が含まれている。
)。特殊回転動作処理では、回胴停止ボタン38a〜38cの操作及び入賞判定を無効と
し、再遊技役Dの図柄組合せが停止表示された状態から回胴20a〜20cを正方向に1
回転させて特定図柄組合せ(再遊技役Dの図柄組合せと同じ図柄組合せ)を停止表示させ
る回転動作が行われる。具体的には、特殊回転動作として、回胴20a〜20cを正方向
に所定の演出用回転速度(本実施例では78回転/分)で丁度1周する分だけ回転させ、
その後に回胴20a〜20cを一定時間停止させたままとする駆動スケジュール(回胴駆
動態様)が予め設定されており、この駆動スケジュールに従って回胴20a〜20cを制
御することで特殊回転動作における「回胴20a〜20cの特殊回転および特定図柄組合
せの停止表示」が1セット分実行可能となるように構成されている。そして、特定図柄組
合せの停止表示が行われると、「特定図柄組合せの停止表示の実行回数」を「1」加算し
(S108g)、「特定図柄組合せの停止表示の実行回数」がS108dの処理で決定し
た特定図柄表示回数に到達したか否かを判定する(S108h)。
O)、S108fの処理に戻り、「特定図柄組合せの停止表示の実行回数」が特定図柄表
示回数に到達するまで特殊回転動作処理を繰り返し実行する。一方、特定図柄表示回数に
到達したと判定された場合には(S108h:YES)、リール演出を終了させて回胴2
0a〜20cを通常回転させ(S108b)、通常回転開始コマンドをサブ制御基板22
0に送信する(S108c)。
理(S109)を図18のフローチャートに基づいて説明する。
したか)否かを判定し(S109a)、すべての回胴20a〜20cの回転速度が規定速
度で安定したことが確認された後(S109a:YES)、各回胴20a〜20cに対応
する回胴停止ボタン38a〜38cの操作を有効化する(109b)。
8a〜38cのいずれかが操作されたか否かを判定する(S109c)。この結果、回胴
停止ボタン38a〜38cのいずれかの操作が確認された後(S109c:YES)、回
胴停止ボタン38a〜38cが操作された際の回胴20a〜20cの回転位置を検出する
(S109d)。そして、操作された回胴停止ボタン38a〜38cを無効化する(S1
09e)。
止位置を決定し(S109f)、決定した停止位置で回胴20a〜20cを停止させる(
S109g)。各回胴20a〜20cの停止位置を決定する際には、内部抽選処理S10
5の結果および後述する停止位置決定テーブルが参照され、いずれの遊技役にも内部当選
していない場合には、どのようなタイミングで回胴停止ボタン38a〜38cが操作され
ても、遊技役を成立させる図柄組合せが停止表示されないように、回胴の停止位置が決定
される。一方、ある遊技役に内部当選している場合には、回胴停止ボタン38a〜38c
の操作タイミングがよほど外れていない限り、内部当選した遊技役を成立させる図柄組合
せが停止表示されるように、各回胴についての停止位置を、回胴停止ボタン38a〜38
cが操作された時点での回胴の回転位置から190ms(回胴に描かれた図柄にして4コ
マ分回転する間)の遅延範囲内で決定し、決定した位置で回胴を停止させる制御(引き込
み制御)を行う。なお、遊技役を成立させる図柄組合せは、図5に示すL1〜L5のいず
れかの図柄組合せライン上に停止表示されるが、どの図柄組合せライン上に停止表示され
るかは、回胴停止ボタンの操作タイミング等によりその都度異なる。
技状態および内部抽選処理S105の結果に対応する停止位置決定テーブルを基にして行
われる。停止位置決定テーブルは、回胴停止ボタン38a〜38cが操作されたときに表
示窓内の基準位置(本実施例では中段ラインL3上)に位置する図柄に対応して、回胴2
0a〜20cをどの停止位置で停止させるかが予め定められているものである。どの停止
位置で停止させるかは、回胴停止ボタンの停止操作が行われてから実際に回胴を停止させ
るまでの停止遅延時間(0〜190ms)を用いて設定されている。停止位置決定テーブ
ルは内部抽選結果に対応して複数種類設けられている。
かの回胴20a〜20cが停止していないと判定された場合には(S109h:NO)、
S109cの処理に戻り、すべての回胴20a〜20cが停止したと判定された場合には
(S109h:YES)、回胴20a〜20cの停止態様(図柄組合せ)を示す停止態様
指定コマンドをサブ制御基板220に送信する(S109i)、回胴回転停止処理を終了
する。
に入賞したか否かを判定する(S110)。この結果、再遊技役に入賞したと判定された
場合には(S110:YES)、再遊技役入賞処理を行う(S111)。ここで、再遊技
役入賞処理(S111)を図19のフローチャートに基づいて説明する。
に入賞したと判定された場合には(S111a:YES)、次にリール演出予定フラグお
よびリール演出実行フラグがOFFに設定されている否かを判定する(S111b)。こ
の結果、リール演出予定フラグまたはリール演出実行フラグの何れかがONに設定されて
いると判定された場合には(S111b:NO)、S111mの処理に移行する。一方、
リール演出予定フラグおよびリール演出実行フラグがOFFに設定されていると判定され
た場合には(S111b:YES)、リール演出予定フラグをONに設定する(S111
c)。これにより、次遊技でのリール演出の実行可能性が生じる。
S111a:NO)、リール演出実行フラグがONに設定されているか否かを判定する(
S111d)。この結果、リール演出実行フラグがONに設定されていると判定された場
合には(S111d:YES)、リール演出実行フラグをOFFに設定する(S111e
)。一方、リール演出実行フラグがONに設定されていないと判定された場合には(S1
11d:NO)、リール演出予定フラグがONに設定されているか否かを判定する(S1
11f)。
11f:YES)、リール演出予定フラグをOFFに設定する(S111g)。一方、リ
ール演出予定フラグがONに設定されていないと判定された場合には(S111f:NO
)、S111hの判定処理に移行する。
に入賞したと判定された場合には(S111h:YES)、S111mの処理に移行する
。一方、再遊技役Cに入賞していないと判定された場合には(S111h:NO)、再遊
技役Bに入賞したか否かを判定する(S111i)。
状態フラグがONに設定されているか否かを判定する(S111j)。この結果、RT状
態フラグがONに設定されていると判定された場合には(S111j:YES)、S11
1mの処理に移行する。一方、RT状態フラグがONに設定されていないと判定された場
合には(S111j:NO)、RT状態フラグをONに設定し(S111k)、RT状態
が開始することを示すRT状態開始コマンドをサブ制御基板220に送信し(S111l
)、S111mの処理に移行する。
S111i:NO)、再遊技役Aに入賞したと判断でき、再遊技フラグをONに設定する
(S111m)。ここで、再遊技フラグとは、再遊技役に入賞したことを記憶しておくた
めのフラグである。この再遊技フラグがONに設定されていると、次回の遊技のメダル投
入確認処理S102において、再遊技役に入賞した遊技で投入されていた枚数の遊技メダ
ルが自動的に再投入される。
B役に入賞したと判定された場合には(S112:YES)、BB状態フラグをONに設
定する(S113)。なお、BB状態フラグをONに設定する際にRT状態フラグがON
に設定されている場合には、RT状態フラグをOFFに設定し、RT状態を終了させる。
役がRB役か否かを判定する(S114)。この結果、RB役に入賞したと判定された場
合には(S114:YES)、RB状態フラグをONに設定する(S115)。なお、R
B状態フラグをONに設定する際にRT状態フラグがONに設定されている場合には、R
T状態フラグをOFFに設定し、RT状態を終了させる。
たか否かを判定する(S116)。
の処理に移行する。一方、小役に入賞していると判定された場合には(S114:YES
)、入賞した遊技役に応じた枚数の遊技メダルを払い出す処理を行う(S117)。入賞
した遊技役がベルの小役であれば、15枚の遊技メダルを払い出し、スイカの小役であれ
ば6枚の遊技メダルを、そしてチェリーの小役であれば、2枚の遊技メダルを払い出す処
理を行う。遊技メダルの払出し処理は、主制御基板200の内部で払い出すべき遊技メダ
ルの枚数を決定した後、主制御基板200からメダル払出装置118に対して制御信号を
出力することによって行われる。
バー36を操作すると、回胴20a〜20cの回転が開始され、回胴停止ボタン38a〜
38cを押して回胴が停止したときに遊技役の入賞が成立しているか否かによって遊技メ
ダルが払い出されるという遊技を繰り返し行うことができる。
0は、サブ制御基板220の制御下で行われるナビ演出実行処理を示すフローチャートで
あり、図示しないメインルーチンのサブルーチンとして実行される。図20に示すナビ演
出実行処理は、サブ制御基板220に実装されたCPU220aがROM220cに格納
されたプログラムに基づいて実行するものであり、タイマリセットされる毎に繰り返し実
行される。
「RT用演出実行フラグ」は、RT状態用の各種演出を実行すること(ナビあり遊技また
はナビなし遊技の実行期間であること)を示すフラグであり、RT状態の開始時に後述の
S302の処理でONに設定される。S200の判定処理の結果、RT用演出実行フラグ
がONに設定されていないと判定された場合には(S200:NO)、ナビ演出実行処理
を終了する。一方、RT用演出実行フラグがONに設定されていると判定された場合には
(S200:YES)、S108cの処理(図17)で主制御基板200が送信する通常
回転開始コマンドを受信したか否かを判定する(S201)。
NO)、ナビ演出実行処理を終了する。一方、通常回転開始コマンドを受信していると判
定された場合には(S201:YES)、ナビ演出実行回数がゼロを上回っているか否か
を判定する(S202)。「ナビ演出実行回数」は、RT状態中にナビ演出を実行する遊
技回数(ナビあり遊技を実行する回数)であり、RT状態を開始するときに後述のS30
1の処理で初期値(30回あるいは前回の残存回数)が設定される。
と判定された場合には(S202:NO)、ナビなし遊技中であり、ナビ演出実行処理を
終了する。一方、ナビ演出実行回数がゼロを上回っている(1以上である)と判定された
場合には(S202:YES)、ナビあり遊技中であり、当選役に応じたナビ演出を実行
する(S203)。本実施例では、ナビ演出として、ベル小役に内部当選した場合にベル
小役内部当選報知演出が行われ、「再遊技役A+C(再遊技役Aと再遊技役Cの重複役)
」または「再遊技役B+C(再遊技役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した場合に
再遊技役内部当選報知演出が行われる。そして、1回の遊技の進行に伴いナビ演出実行回
数を「1」減算し(S204)、ナビ演出実行処理を終了する。なお、ナビ演出実行回数
は、内部当選の報知対象となる遊技役(ベル小役や再遊技役Cなど)に内部当選していな
い場合にも「1」減算される。
1は、サブ制御基板220の制御下で行われるナビ演出設定処理を示すフローチャートで
あり、図示しないメインルーチンのサブルーチンとして実行される。図21に示すナビ演
出設定処理は、サブ制御基板220に実装されたCPU220aがROM220cに格納
されたプログラムに基づいて実行するものであり、タイマリセットされる毎に繰り返し実
行される。
ドを受信したか否かを判定する(S300)。この結果、RT状態開始コマンドを受信し
ていないと判定された場合には(S300:NO)、後述のS303の処理に移行する。
一方、RT状態開始コマンドを受信したと判定された場合には(S300:YES)、ナ
ビ演出実行回数の初期値を設定する(S301)。本実施例では、RT状態の開始時にナ
ビ演出実行回数として初期値(30回あるいは前回の残存回数)が設定される。本実施例
では、ナビ演出実行回数の上乗せ処理によってナビ演出実行回数が30回を上回った状態
でRT状態から他の遊技状態(ボーナス状態など)に移行する場合がある。このため、サ
ブ制御基板220のCPU220aは、後述のS309の処理でRT状態終了時点でのナ
ビ演出実行回数の残存回数をRAM220bの所定領域に記憶しておき、S301の処理
でRAM220bの所定領域からナビ演出実行回数を読み出し、記憶されていたナビ演出
実行回数が30回を上回っている場合には、前回のRT状態が終了した時点での残存回数
を初期値として設定する。そして、RT用演出実行フラグをONに設定し(S302)、
RT状態に対応する演出を開始する。
ドを受信したか否かを判定する(S303)。この結果、停止態様指定コマンドを受信し
ていないと判定された場合には(S303:NO)、S305の処理に移行する。一方、
停止態様指定コマンドを受信したと判定された場合には(S303:YES)、回胴20
a〜20cの停止態様が再遊技役Dの図柄組合せを含むものであるか否かを判定する(S
304)。
:YES)、S306の処理に移行する。一方、再遊技役Dの図柄組合せを含むものでな
いと判定された場合には(S304:NO)、S108eの処理(図17)で主制御基板
200が送信するリール演出開始コマンドを受信しているか否かを判定する(S305)
。
:NO)、S308の処理に移行する。一方、リール演出開始コマンドを受信していると
判定された場合には(S305:YES)、S306の処理に移行する。
304の判定処理で「回胴20a〜20cの停止態様が再遊技役Dの図柄組合せを含むも
のであると判定された場合」と、S305の判定処理で「リール演出開始コマンドを受信
していると判定された場合」に、ナビ上乗せ数を決定するために実行される処理である。
上述したように、本実施例では、「通常回転における再遊技役Dの図柄組合せの停止表示
」と「リール演出における特定図柄組合せの停止表示」とが連続的に実行されるに従って
、ナビ上乗せ数を徐々に増加させることとしている。
ーブル(図示省略)」に従って、各契機におけるナビ上乗せ数が決定される。ナビ上乗せ
数決定テーブルには、「通常回転における再遊技役Dの図柄組合せの停止表示」に伴い増
加する「1回目のナビ上乗せ数(ナビ上乗せ数の初期値)」として、「10回」、「20
回」、「30回」が設定され、S304の判定処理を経てS306の処理が行われる場合
に、これらの回数のいずれかが抽選(各回数を1/3で決定)で決定される。そして、「
1回目のナビ上乗せ数(ナビ上乗せ数の初期値)」が決定されると、これを記憶しておき
、後続する「リール演出における特定図柄組合せの停止表示」や「リール演出に続く通常
回転における再遊技役Dの図柄組合せの停止表示」に伴い増加する「2回目以降のナビ上
乗せ数」の増加パターンA〜Cが決定され、決定された増加パターンA〜Cに従って「2
回目以降のナビ上乗せ数」が決定される。
された場合には、「2回目以降のナビ上乗せ数の増加パターン」として「15回→20回
→25回→30回→・・・」と直前のナビ上乗せ数に「5」を加算したナビ上乗せ数が順
次設定される「ナビ上乗せ数の増加パターンA」が決定される。また、「1回目のナビ上
乗せ数(ナビ上乗せ数の初期値)」として「20回」が決定された場合には、「2回目以
降のナビ上乗せ数の増加パターン」として「25回→30回→35回→40回→・・・」
と直前のナビ上乗せ数に「10」を加算したナビ上乗せ数が順次設定される「ナビ上乗せ
数の増加パターンB」が決定される。また、「1回目のナビ上乗せ数(ナビ上乗せ数の初
期値)」として「30回」が決定された場合には、「2回目以降のナビ上乗せ数の増加パ
ターン」として「50回→70回→90回→110回→・・・」と直前のナビ上乗せ数に
「20」を加算したナビ上乗せ数が順次設定される「ナビ上乗せ数の増加パターンC」が
決定される。こうして決定されたナビ上乗せ数(1回目のナビ上乗せ数、2回目以降のナ
ビ上乗せ数)は、後述する「ナビ演出上乗せ処理(図22)」における上乗せ報知演出の
実行に伴い、ナビ演出実行回数に加算される(ナビ演出実行回数が上乗せされる)ことと
なる。
の判定処理では、RT用演出実行フラグがONの状態で、主制御基板200がS100d
の処理で送信するBB状態用演出コマンド、S100jの処理で送信するRB状態用演出
コマンド、S100rの処理で送信する通常状態用演出コマンドを受信した場合に、RT
状態から他の遊技状態に移行したと判定することができる。
7:NO)、ナビ演出設定処理を終了する。一方、RT状態が終了したと判定された場合
には(S307:YES)、その時点でのナビ演出実行回数の残存回数をRAM220b
の所定領域に記憶し(S308)、RT用演出実行フラグをOFFに設定する(S309
)。
22は、サブ制御基板220の制御下で行われるナビ演出上乗せ処理を示すフローチャー
トであり、図示しないメインルーチンのサブルーチンとして実行される。図22に示すナ
ビ演出上乗せ処理は、サブ制御基板220に実装されたCPU220aがROM220c
に格納されたプログラムに基づいて実行するものであり、タイマリセットされる毎に繰り
返し実行される。
ドを受信したか否かを判定する(S400)。この結果、停止態様指定コマンドを受信し
ていないと判定された場合には(S400:NO)、S403の処理に移行する。一方、
停止態様指定コマンドを受信したと判定された場合には(S400:YES)、回胴20
a〜20cの停止態様が再遊技役Dの図柄組合せを含むものであるか否かを判定する(S
401)。
:NO)、S403の処理に移行する。一方、再遊技役Dの図柄組合せを含むものである
と判定された場合には(S401:YES)、図21のS306の処理で決定されたナビ
上乗せ数(1回目のナビ上乗せ数、或いは、リール演出に続く通常回転における再遊技役
Dの図柄組合せの停止表示による2回目以降のナビ上乗せ数)を報知する上乗せ報知演出
を実行し(S402)、ナビ演出実行回数にS306の処理で決定されたナビ上乗せ数を
加算して、ナビ演出実行回数の上乗せを行う(S403)。なお、本実施例では、ナビ演
出実行回数がゼロになっている場合(ナビなし遊技の場合)には、S403の上乗せ処理
でナビ演出実行回数が「1」以上となり、「ナビなし遊技」から「ナビあり遊技」に移行
(復帰)する場合がある。
ンドを受信しているか否かを判定する(S404)。この結果、リール演出開始コマンド
を受信していないと判定された場合には(S404:NO)、ナビ演出上乗せ処理を終了
する。一方、リール演出開始コマンドを受信したと判定された場合には(S404:YE
S)、リール演出開始コマンドで特定されるリール演出パターンに基づいて、リール演出
中に上乗せ報知演出を実行する回数や時期が設定される上乗せスケジュールを設定する(
S405)。
せ報知演出を実行する上乗せタイミングであるか否かを判定する(S406)。本実施例
では、リール演出の特殊回転動作により回胴20a〜20cが特定図柄組合せで停止表示
する時期(上乗せタイミング)に、ナビ演出実行回数の上乗せおよび上乗せ報知演出を実
行することとしている。なお、リール演出中の特殊回転動作により回胴20a〜20cが
特定図柄組合せで停止表示する時期(タイミング)は、リール演出実行パターン毎に予め
定められている。このため、S405の判定処理では、リール演出開始コマンドで特定さ
れるリール演出実行パターンと、リール演出開始コマンドを受信してからの経過時間とに
基づいて、リール演出中の特殊回転動作により回胴20a〜20cが特定図柄組合せで停
止表示する時期(上乗せタイミング)であるか否かを判定することができる。
:NO)、上乗せタイミングが到来するまで待機する。一方、上乗せタイミングであると
判定された場合には(S406:YES)、S306の処理で決定されたナビ上乗せ数を
報知する上乗せ報知演出を実行し(S407)、ナビ演出実行回数にS306の処理で決
定されたナビ上乗せ数を加算して、ナビ演出実行回数の上乗せを行う(S408)。
し(S409)、上乗せスケジュールが完了しているか否かを判定する(S410)。こ
の結果、上乗せスケジュールが完了していないと判定された場合には(S410:NO)
、S406の処理に移行し、ナビ演出上乗せ処理を継続して実行する。一方、上乗せスケ
ジュールが完了していると判定された場合には(S410:YES)、ナビ演出上乗せ処
理を終了する。
遊技役Dの図柄組合せが1回だけ停止表示される遊技(第1遊技)と、1回の遊技が完了
するまでに再遊技役Dの図柄組合せ及び特定図柄組合せが複数回表示される遊技(第2遊
技)とを実行可能であり、第1遊技の実行後の次遊技で再遊技役Dに内部当選した場合は
、第2遊技が100%の確率で実行される。このため、「第1遊技の実行後の次遊技で再
遊技役Dに内部当選した状態」は、「第2遊技の実行確率が高められる状態」として位置
付けられる。
合せ、特定図柄組合せ)が1回の遊技内で複数回表示される第2遊技を実行可能とすると
ともに、所定条件の成立によって、第2遊技の実行率が高まる期間を発生させることで、
ナビ演出実行回数を短期間に集中して増加させることできるという遊技状況を創出するこ
とができる。これにより、RT状態中における遊技興趣を向上させることができる。
新たな遊技が開始されると、該新たな遊技にて、通常回転に先立って、回胴20a〜20
cを特殊回転動作させ、回胴20a〜20cの回転および再遊技役Dの図柄組合せと同じ
「特定図柄組合せ(青セブン揃い)」での1回以上の停止表示を行う「リール演出」を実
行するように構成されている。そして、リール演出に続く通常回転を経て回胴20a〜2
0cを再遊技役Dの図柄組合せ(青セブン揃い)で停止表示させる場合とさせない場合と
を設け、リール演出に続く通常回転を経て再遊技役Dの図柄組合せ(青セブン揃い)を停
止表示させる場合には、それに続く次遊技にてリール演出が再度連続して実行される可能
性があるように構成されている。そして、リール演出における特定図柄組合せの停止表示
と、通常回転における再遊技役Dの図柄組合せの停止表示の各々に基づいて、「ナビ演出
実行回数の上乗せ」という遊技上の特典が付与されるため、リール演出および通常回転で
の「青セブン揃い」での停止表示回数が多いほど、遊技者に大きな利益が付与されること
となる。
ートレバー36の操作後から回胴20a〜20cが通常回転で停止するまでに「青セブン
揃いが何回発生するか」に注目させるとともに「次遊技でもリール演出が実行されるか(
リール演出が連続して実行されるか)」に期待させる新規な遊技性を提供することができ
る。この結果、1回の遊技における興趣を従来よりも向上させることができる。
回数(本実施例では1〜3回)が異なる複数種類のリール演出パターンを設け、複数のリ
ール演出パターンのいずれかに従ってリール演出を実行している。これにより、リール演
出における特定図柄組合せ(青セブン揃い)の停止表示回数が変動し、リール演出のバリ
エーションが多彩となり、上述したリール演出での遊技効果を一層高めることができる。
場合に設定されるナビ上乗せ数よりも、リール演出に続く通常回転中に回胴停止ボタン3
8a〜38cが操作されて再遊技役Dの図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示した場合
に設定されるナビ上乗せ数の方が大きくなるように構成している。これにより、1回の遊
技の終盤に至るにつれて遊技者が得られる利益が大きくなるという遊技性を提供すること
ができ、1回の遊技の最後まで遊技者の興趣を向上させたまま維持することができる。
せである「青セブン-青セブン-青セブン」が本発明の「特定図柄」に対応し、各種の遊技
進行処理を行う主制御基板200が本発明の「遊技進行制御手段」の一実施形態に対応し
、各種の演出実行処理を行うサブ制御基板220が本発明の「報知手段」、「報知遊技回
数設定手段」、「報知遊技回数増加手段」の一実施形態に対応している。
次に、本発明の第2実施例について説明する。本第2実施例では、「第1RT状態」お
よび「第2RT状態」からなる2種類のRT状態が設けられている点で、上記第1実施例
と異なっている。本第2実施例の「第1RT状態」は、上記第1実施例の「RT状態」に
対応している。以下、本第2実施例では、上記第1実施例と異なる部分についてのみ説明
する。
ており、上記第1実施例の図8に対応している。
目のビットに設定され、第2RT状態フラグが最下位から2番目のビットに設定されてい
る。第1RT状態フラグに「1」が設定されると、第1RT状態フラグがONに設定され
て遊技状態が第1RT状態となり、第2RT状態フラグに「1」が設定されると、第2R
T状態フラグがONに設定されて遊技状態が第2RT状態となる。
た後の次遊技で、再度再遊技役Dに内部当選した場合にリール演出を実行するように構成
したが、本第2実施例では、前回の遊技で再遊技役Dの図柄組合せが停止表示している必
要はなく、再遊技役Dに内部当選した遊技でリール演出が実行可能となっている。このた
め、図23(b)に示すように、本第2実施例では、リール演出予定フラグが設定されて
おらず、リール演出実行フラグのみが設定されている。
実施例の図9に対応している。図24に示すように、本第2実施例では、第1RT状態お
よび第2RT状態からなる2種類のRT状態が設けられている。
は、上記第1実施例の「RT状態用抽選テーブル(図11)」を「第1RT状態用抽選テ
ーブル」として用いて内部抽選が行われる。第1RT状態では、通常状態とボーナス状態
と第2RT状態に移行可能となっている。本第2実施例では、再遊技役Dの図柄組合せが
第2RT状態の開始図柄となっており、第1RT状態中に再遊技役Dの図柄組合せが成立
すると、第2RT状態に移行する。
れる。第2RT状態用抽選テーブルは、第1RT状態用抽選テーブル(図11)と比較す
ると、「再遊技役A+D」の当選確率が「1500/65536」から「16000/6
5536」に向上している。このため、第2RT状態では、第1RT状態よりも再遊技役
D(本実施例では「再遊技役A+D」)に内部当選する確率が高くなっている。
状態ではナビ演出が実行される毎にナビ演出実行回数の減算処理が行われるのに対し、第
2RT状態ではナビ演出が実行されてもナビ演出実行回数の減算処理が行われないように
構成されている。このため、第2RT状態中は、ナビ演出を実行してもナビ演出実行回数
が減ることなく、再遊技役Dの図柄組合せまたは特定図柄組合せが停止表示する毎にナビ
演出実行回数の上乗せを行うことができる。
能となっている。第2RT状態では、RB役またはBB役に入賞した場合にボーナス状態
に移行し、RB役またはBB役に入賞することなく、所定数(本実施例では5回)の遊技
が実行された場合に第1RT状態に移行する。このように、第2RT状態では、再遊技役
Cの入賞が第2RT状態の終了条件とはなっていない。このため、第2RT状態中に実行
されるナビ演出では、再遊技役内部当選報知演出が行われず、ベル小役内部当選報知演出
のみが行われる。
。本第2実施例では、第1RT状態または第2RT状態の遊技にて再遊技役Dに内部当選
した場合に、リール演出実行可否抽選を行い、このリール演出実行可否抽選で当選した場
合に、リール演出を実行するように構成されている。第1RT状態での演出実行可否抽選
の当選確率は「1/5」に設定され、第2RT状態での演出実行可否抽選の当選確率は「
1/2」に設定されている。なお、上記第1実施例では、再遊技役Dに内部当選しなかっ
た場合にリール演出実行可否抽選を行い、リール演出実行可否抽選で当選した場合にリー
ル演出を実行するように構成されていたが、本第2実施例では、再遊技役Dに内部当選し
なかった場合にはリール演出実行可否抽選が行われず、リール演出が実行されない。
が高くなっていることから、第2RT状態では、第1RT状態よりもリール演出実行可否
抽選の実行頻度が高くなっている。さらに、第2RT状態では、第1RT状態よりもリー
ル演出実行可否抽選の当選確率が高くなっていることから、第2RT状態では、第1RT
状態よりもリール演出が実行される確率が高くなっている。
、上記第1実施例の図15に対応している。本第2実施例の遊技状態設定処理(S100
)なお、図26のS100a〜S100sの各処理は、上記第1実施例と共通している。
ないと判定された場合には(S100g:NO)、第2RT状態フラグがONに設定され
ているか否かを判定する(S100t)。
00t:NO)、S100mの判定処理に移行する。一方、第2RT状態フラグがONに
設定されていると判定された場合には(S100t:YES)、第2RT状態の終了条件
が成立したか否かを判定する(S100u)。上述のように、第2RT状態の終了条件は
、所定回数(本実施例では5回)の遊技が実行された場合に設定されており、S100u
では第2RT状態に移行してから5回の遊技が実行されたか否かが判定される。
には(S100u:NO)、第2RT状態用抽選テーブル(図25参照)を選択して(S
100v)、第2RT状態用の演出コマンドをサブ制御基板220に送信し(S100w
)、遊技状態設定処理を終了する。サブ制御基板220は、第2RT状態用の演出コマン
ドを受け取ると、コマンドの内容に応じて各種ランプ類12や、各種スピーカ14、11
4、演出表示装置10、回胴バックライト20Lなどを制御することにより、現在の遊技
状態が第2RT状態中であることを印象付けるような演出を行う。
S100u:YES)、第2RT状態フラグをOFFに設定し(S100x)、第1RT
状態フラグをONに設定する(S100y)。これにより、第2RT状態の終了後に第1
RT状態が発生する。
ャートであり、上記第1実施例の図16に対応している。
7k)。この結果、再遊技役Dに内部当選していると判定された場合には(S107k:
NO)、リール演出実行可否抽選を実行し(S107l)、リール演出実行可否抽選で当
選したか否かを判定する(S107m)。
:YES)、リール演出実行フラグがONに設定されているか否かを判定する(S107
n)。この結果、リール演出実行フラグがONに設定されていると判定された場合には(
S107n:YES)、リール演出関連フラグ設定処理を終了し、リール演出実行フラグ
がONに設定されていないと判定された場合には(S107n:NO)、リール演出実行
フラグがONに設定する(S107o)。
107k:NO)またはS107mの判定処理でリール演出実行可否抽選で当選していな
いと判定された場合(S107m:NO)には、リール演出実行フラグがONに設定され
ているか否かを判定する(S107p)。この結果、リール演出実行フラグがONに設定
されていると判定された場合には(S107p:YES)、リール演出実行フラグをOF
Fに設定して(S107q)、リール演出関連フラグ設定処理を終了する。一方、リール
演出実行フラグがONに設定されていないと判定された場合には(S107p:NO)、
そのままリール演出関連フラグ設定処理を終了する。
、上記第1実施例の図19に対応している。なお、図28のS111h〜S111mの各
処理は、上記第1実施例と共通している。
S111a:NO)、S111hの判定処理に移行する。一方、再遊技役Dに入賞してい
ると判定された場合には(S111a:YES)、第1RT状態フラグがONに設定され
ているか否かを判定する(S111n)。
11n:NO)、第2RT状態フラグがONに設定されていると判断できるので、S11
1mの処理に移行する。一方、第1RT状態フラグがONに設定されていると判定された
場合には(S111n:YES)、第1RT状態フラグをOFFに設定する(S111o
)。そして、第2RT状態フラグをONに設定し(S111p)、第2RT状態が開始す
ることを示す第2RT状態開始コマンドをサブ制御基板220に送信し(S111q)、
S111mの処理に移行する。
施例の図20に対応している。る。なお、図29のS201〜S204の各処理は、上記
第1実施例と共通している。
グがONに設定されているか否かを判定する(S205)。この結果、第1RT用演出実
行フラグおよび第2RT用演出実行フラグの何れもがONに設定されていないと判定され
た場合には(S205:NO)、ナビ演出実行処理を終了する。一方、第1RT用演出実
行フラグまたは第2RT用演出実行フラグがONに設定されていると判定された場合には
(S205:YES)、S201の判定処理に移行し、回胴20a〜20cが通常回転を
開始した場合に、ナビ演出実行回数に応じてナビ演出を実行する(S201〜S203)
。
設定されているか否かを判定する(S206)。この結果、第1RT用演出実行フラグが
ONに設定されていると判定された場合には(S206:YES)、ナビ回数を「1」減
算する(S204)。一方、第1RT用演出実行フラグがONに設定されていないと判定
された場合には(S206:NO)、第2RT用演出実行フラグがONに設定されている
と判断でき、ナビ回数を減算することなく、ナビ演出実行処理を終了する。
施例の図21に対応している。なお、S300〜S309の各処理は、上記第1実施例と
共通している。
1RT状態開始コマンドを受信していないと判定された場合には(S300:NO)、
S111qの処理(図28)で主制御基板200が送信する第2RT状態開始コマンドを
受信したか否かを判定する(S310)。この結果、第2RT状態開始コマンドを受信し
ていないと判定された場合には(S310:NO)、S303の判定処理に移行する。一
方、第2RT状態開始コマンドを受信したと判定された場合には(S310:YES)、
第1RT用演出実行フラグをOFFに設定し(S311)、第2RT用演出実行フラグを
ONに設定する(S312)。そして、S303の判定処理に移行する。
の所定領域に記憶した後に、第1RT用演出実行フラグがONに設定されているか否かを
判定する(S313)。この結果、第1RT用演出実行フラグがONに設定されていると
判定された場合には(S313:YES)、第1RT用演出実行フラグをOFFに設定す
る(S309)。一方、第1RT用演出実行フラグがONに設定されていないと判定され
た場合には(S313:NO)、第2RT用演出実行フラグがONに設定されていると判
断できるので、第2RT用演出実行フラグをOFFに設定する(S314)。
の停止表示回数が1回の遊技を「第1遊技」とし、1回の遊技が完了するまでに再遊技役
Dの図柄組合せおよび特定図柄組合せの合計停止表示回数が複数回の遊技を「第2遊技」
とした場合、第1RT状態は、「第1遊技」の実行可能性が「第2遊技」の実行可能性よ
りも高い「第1再遊技高確率状態」として位置付けられる。また、第2RT状態は、第1
再遊技高確率状態よりも第2遊技の実行可能性が高い「第2再遊技高確率状態」として位
置付けられる。また、第1RT状態にて再遊技役Dの図柄組合せが停止表示することが、
第1RT状態(第1再遊技高確率状態)から第2RT状態(第2再遊技高確率状態)への
移行条件となっている。
技中に複数回停止表示される第2遊技を実行可能とするとともに、所定の移行条件の成立
によって、第2遊技の実行可能性が高まる第2再遊技高確率状態に移行させることで、ナ
ビ演出実行回数を短期間に集中して増加させることできるという遊技状況を創出すること
ができる。これにより、RT状態中における遊技興趣を向上させることができる。
切り換えを行う主制御基板200が本発明の「遊技進行制御手段」の一実施形態に対応し
、各種の演出実行処理を行うサブ制御基板220が本発明の「報知手段」、「報知遊技回
数設定手段」、「報知遊技回数増加手段」の一実施形態に対応している。
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
各請求項に記載した範囲を逸脱しない限り、各請求項の記載文言に限定されず、当業者が
それらから容易に置き換えられる範囲にも及び、かつ、当業者が通常有する知識に基づく
改良を適宜付加することができる。
)が停止表示される場合」や「リール演出中に特定図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表
示する場合」に、遊技上の特典として「ナビ演出実行回数の上乗せ」を付与することとし
たが、これに限らず、他の特典を付与するように構成してもよい。例えば、「遊技者にと
って有利な状態を発生させること」や「所定数の遊技メダルを払い出すこと」を遊技者に
付与する特典とすることができる。
合」と、「リール演出中に特定図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示する場合」とで、
異なる種類の特典を付与するように構成してもよい。例えば、「通常回転を経て再遊技役
Dの図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示される場合」の特典を、「次回の遊技でリー
ル演出を実行すること」とし、「リール演出中に特定図柄組合せ(青セブン揃い)は停止
表示する場合」の付与される特典を「ナビ演出実行回数の上乗せ」とするようにしてもよ
い。このような構成によっても、リール演出と、リール演出に続く通常回転との関連性を
高めることができ、遊技興趣を向上させることができる。
する表示位置」として「入賞ラインL3上」を示したが、これに限らず、「リール演出中
に特定図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示する表示位置」を入賞ラインL1〜L5の
いずれかにランダムで停止表示されるように構成してもよい。また、「リール演出中に特
定図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示する表示位置」に応じて付与する特典の大きさ
を変化させるようにしてもよい。例えば、「リール演出中に特定図柄組合せ(青セブン揃
い)が停止表示する表示位置」と特典の大きさ(ナビ演出実行回数の上乗せ量など)との
関係を「入賞ラインL3>入賞ラインL2>入賞ラインL1>入賞ラインL4>入賞ライ
ンL5」等に予め設定しておき、上記実施例のリール演出実行パターンとして、「特定表
示回数:3回、特定図柄組合せの表示位置:入賞ラインL3→入賞ラインL2→入賞ライ
ンL1」の情報が含まれるリール演出実行パターンXと、「特定表示回数:3回、特定図
柄組合せの表示位置:入賞ラインL5→入賞ラインL3→入賞ラインL3」の情報が含ま
れるリール演出実行パターンY等を予め設定しておくこととする。そして、このような「
特定表示回数及び特定図柄組合せの表示位置」が定められるリール演出実行パターンに従
って特殊回転動作を行うリール演出を実行する。これにより、リール演出を一層多様に実
現でき、上記実施例の遊技効果を一層高めることが可能となる
また、リール演出中の特殊回転動作にて回胴20a〜20cを特定図柄組合せ(青セブ
ン揃い)で停止表示する構成としては、回胴20a〜20cを完全に停止表示させる厚生
に限らず、特定図柄組合せの表示が遊技者に認識できる程度に、回胴20a〜20cを上
下に微動させる停止表示態様とするようにしてもよい。
を経て再遊技役Dの図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示されるとき」と、「リール演
出中に特定図柄組合せ(青セブン揃い)が停止表示するとき」に特典決定抽選を各々実行
して、各々の契機にて個別に特典を決定するように構成してもよい。
例の「青セブン揃い(再遊技Dの図柄組合せ、特定図柄組合せ)」に限らず、「他の遊技
役の入賞図柄組合せ」や、「他の遊技役の取りこぼし図柄組合せ」、「特定の遊技役に当
選したときに無効ライン(ラインL1〜L5のいずれかを入賞を無効とする無効ラインと
して設定する)上に停止表示される図柄組合せ」など、リール演出中とそれに続く通所回
転にて連続して停止表示可能な図柄組合せであれば、どのような図柄組合せを適用するこ
ととしてもよい。
としたが、これに限らず、リール演出中に回胴停止ボタン38a〜38cの操作を有効に
して、リール演出中の回胴停止ボタン38a〜38cの操作を受けることを契機として回
胴20a〜20cを特定図柄組合せ(青セブン揃い)で停止表示させるようにしてもよい
。この場合、回胴停止ボタン38a〜38cの操作によって、内部抽選の結果に応じた図
柄組合せで回胴20a〜20cを停止表示させないようにすればよい。
うことを第2RT状態から第1RT状態への移行条件としたが、この移行条件を異なる内
容としてもよい。例えば、通常状態から第1RT状態への移行条件である再遊技役Bの入
賞を第2RT状態から第1RT状態への移行条件ともすることができる。この場合は、第
2RT状態中に「再遊技役B+C(再遊技役Bと再遊技役Cの重複役)」に内部当選した
場合に、再遊技役Bの図柄組合せの成立を回避させる再遊技役内部当選報知演出を行って
もよい。具体的には、「再遊技役B+C」に内部当選した場合には「中押し」または「逆
押し」で再遊技役Cの図柄組合せが成立するので、再遊技役内部当選報知演出として演出
表示装置10の表示領域にて「中押し又は逆押しせよ」と表示すればよい。この再遊技役
内部当選報知演出により、第2RT状態中に再遊技役Bの図柄組合せが成立して第1RT
状態に移行することを防止しつつ、ナビ回数の上乗せを効率よく行うことが可能となる。
ー(回転開始部材)、38a〜38c…回胴停止ボタン(回転停止部材)、200…主制
御基板(遊技進行制御手段、第2遊技実行率変動手段、リール演出実行手段、決定手段)
、220…サブ制御基板(報知手段、報知遊技回数設定手段、報知遊技回数増加手段)。
Claims (1)
- 所定数の遊技媒体の投入により、外周面に複数の図柄が設けられた回胴を通常態様で動作させ、停止操作に基づき停止させる遊技が実行可能となる回胴式遊技機において、
当選役を決定する役抽選を行う役抽選手段と、
前記遊技媒体が投入されることなく遊技を実行可能とする再遊技の実行確率が異なる複数の遊技状態のいずれかで遊技の進行を制御する遊技進行制御手段と、
前記再遊技の実行確率が所定の遊技状態よりも高い確率とされる特定状態での遊技中に、遊技者に有利な図柄を表示させるための報知を行う報知手段と、
前記特定状態での遊技にて所定の増加条件が成立することに基づいて、前記報知手段による報知が実行可能な遊技回数を、前記増加条件が成立する前よりも増加させる報知遊技回数増加手段と、を備え、
前記増加条件は、所定の図柄が表示されることにより成立可能であって、
前記遊技進行制御手段は、前記特定状態において、回胴を通常態様とは異なる特殊態様で動作させ、前記停止操作に基づき前記所定の図柄を表示可能な回胴演出を実行可能であって、
前記特定状態にて、前記回胴演出を伴わない遊技と、前記回胴演出を伴う遊技との何れを実行するかを決定可能であり、前記回胴演出を伴わない遊技の実行を決定した場合は、前記回胴演出を実行せずに前記当選役の図柄が表示され得る遊技を実行し、前記回胴演出を伴う遊技の実行を決定した場合は、前記回胴演出を実行した後に前記当選役の図柄が表示され得る遊技を実行し、
前記特定状態にて、所定条件が成立することに基づいて、前記回胴演出を伴う遊技の実行確率が前記所定条件の成立前よりも高まる回胴演出高発生期間を、複数回の遊技に亘って発生させる
ことを特徴とする回胴式遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014173662A JP5765472B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 回胴式遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014173662A JP5765472B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 回胴式遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012090544A Division JP5617869B2 (ja) | 2012-04-11 | 2012-04-11 | 回胴式遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015107600A Division JP2015147130A (ja) | 2015-05-27 | 2015-05-27 | 回胴式遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014239961A JP2014239961A (ja) | 2014-12-25 |
JP5765472B2 true JP5765472B2 (ja) | 2015-08-19 |
Family
ID=52139534
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014173662A Expired - Fee Related JP5765472B2 (ja) | 2014-08-28 | 2014-08-28 | 回胴式遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5765472B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010011950A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Sammy Corp | スロットマシン |
JP5558045B2 (ja) * | 2009-08-07 | 2014-07-23 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP5935015B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2016-06-15 | 株式会社オリンピア | 遊技機 |
JP5311232B2 (ja) * | 2010-08-31 | 2013-10-09 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
-
2014
- 2014-08-28 JP JP2014173662A patent/JP5765472B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014239961A (ja) | 2014-12-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5601335B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5353281B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP4992779B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5617869B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2008301986A (ja) | 回動式遊技機 | |
JP5365029B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5601336B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2008200165A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5293110B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP4840715B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5765472B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5071579B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5709191B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5709192B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2017140299A (ja) | 遊技機 | |
JP4903174B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5680171B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2015147130A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5418865B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5418864B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2015126897A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP2015097843A (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5146007B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5979203B2 (ja) | 回胴式遊技機 | |
JP5660190B2 (ja) | 回胴式遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20141114 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141225 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150303 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150306 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150519 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150601 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5765472 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |