JP5764802B2 - シールリングを用いた連結構造 - Google Patents
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Description
同図において、300は内側に流路302を形成する雌嵌合部(第1嵌合部)304を備えた第1部材で、306は雌嵌合部304に内嵌する雄嵌合部(第2嵌合部)308を備えた第2部材である。
雄嵌合部308は雌嵌合部304に対して図中矢印で示す流れの方向に軸方向に挿し込まれ、外周面の雄ねじ310において雌嵌合部304の内周面の雌ねじ312に螺合されている。即ち雌嵌合部304と雄嵌合部308とは、ねじ部314で互いにねじ結合され、固定されている。
また第1部材300と第2部材306との脱着も面倒であるといった問題がある。
但しこの特許文献1に開示のものは、固定部とシール部とを軸方向の2個所に必要とするもので本発明と異なっている。
但しこの特許文献2に開示のものにおいても、固定部とシール部とを軸方向の別々の個所に必要とする点で本発明と異なっている。
またシールリングは、第1嵌合部の第1係合部との係合によって第1嵌合部から抜け防止される。
結果として、第2嵌合部はシールリングを介して第1嵌合部から抜け防止される。
従って第2嵌合部は、第1嵌合部に対し挿込方向にもまたその反対の抜け方向(後退方向)にもシールリングを介し移動規制され、雄嵌合部即ち第2部材が、第1嵌合部即ち第1部材に対して軸方向に固定される。
従って本発明によれば第1嵌合部と第2嵌合部、即ち第1部材と第2部材との固定とシールとが軸方向の同じ1個所で行われることとなり、第1部材と第2部材との連結構造を軸方向に短いものとなし得て小型化できる。
従って本発明によれば第1部材と第2部材との脱着を容易に行うことができる。
このようにすれば、第2係合部の係合面をシールリングに対し広い範囲に亘って面状に係合させることができ、係合力を高めることができるとともに、係合面を軸直角方向に垂直に立上がる面となした場合のように第2係合部が角部でシールリングにエッジ当りするのを良好に避け得て、シールリングの傷付きを有効に回避することができる。
この場合においても、第1係合部の係合面をシールリングに対し面状に係合させることができ、係合力を高めることができるとともに、第1係合部がシールリングに対しエッジ当りしてしまうのを有効に回避し得て、シールリングを傷付けてしまうのを有効に回避することができる。
図1は、参考例の連結構造をフラッシュ弁装置に適用した場合の例を示したもので、図中1はフラッシュ弁装置であり、このフラッシュ弁装置1は、上流部の止水栓2と、主要素であるフラッシュ弁3と、それらの間に設けられた定流量弁7とを備えて構成されている。
ここで定流量弁7は、流路の流れを絞ることで定流量化作用する。
一方フラッシュ弁3は、開弁により設定流量(総流量)の水を便器洗浄水として流した後に自動閉弁する自閉式の弁である。
この例では、給水源からの水が流入口5から止水栓2内部に流入し、次いで定流量弁7を通過してそこで流れが定流量化される。
そしてそこで定流量化された流れがフラッシュ弁3側に流入し、流出口6から便器に向けて流出する。
12は流路10を開閉する主弁であり、ピストン式の弁体(主弁体)13を有している。
弁体13は、常時は弁座(主弁座)14に着座した状態にあって、流路10における1次側の流路10bと、2次側の流路10cとを遮断した状態にある。
圧力室16からは、その内部の水を流路10cに抜き出すための水抜路(第2の水抜路)26が、弁体13を貫通して延び出しており、その水抜路26上に傾動式の起動弁(第2の起動弁)28が設けられている。
弁体29が開弁すると、主弁12の弁体13を貫通した水抜路26が開放状態となって、圧力室16内の水が水抜路26を通じて流路10cに抜き出される。
尚、この起動弁28及び操作部30は停電時等における非常用のもので、通常は後述の起動弁20が、図示を省略する押ボタン式の操作部の操作によって動作させられる。
この導入小孔34は、弁体13が開弁した後において、流路10bの水を圧力室16に導入し圧力室16の圧力を増大させるもので、ここでは導入小孔34は第1分岐孔34-1と第2分岐孔34-2とに分岐させられている。
そして第2分岐孔34-2に、導水制御弁38が開閉可能に設けられている。
この導水制御弁38は、主弁12の弁体13の開弁後における閉弁を開弁後早い段階で行うためのもので、節水を目的としたものである。
その後主弁12の弁体13が図中上向きに上昇即ち開弁動作すると、この導水制御弁38の弁体がストッパ52に当接して開弁し、第2分岐孔34-2を開放する。
そのために弁体13の開弁後における閉弁の開始が早い段階で行われ、便器洗浄水のための洗浄水の使用水量を低減せしめる。
そして弁体13の閉弁に際してその上昇端から図中下向きに移動する際、ストッパ52がスプリング73の付勢力によって弁体13の移動とともに下降移動し、弁体13の閉弁運動の途中まで導水制御弁38の弁体を開弁状態に維持する。
但しこの導水制御弁38は本発明とは直接関係しないものであるため、ここでは更に詳しい説明は省略する。
尚、35は導入小孔34にごみ等が入り込み、目詰りを生ぜしめるのを防止するためのメッシュから成るストレーナである。
水抜路18は、この起動弁20にて開閉される。即ち水抜路18における1次側の上流側流路18aと下流側流路18bとが、起動弁20にて連通及び遮断される。
ダイヤフラム弁24は、電磁パイロット弁22にて開閉制御され、電磁パイロット弁22が開弁することで、このダイヤフラム弁24が開弁動作し、また電磁パイロット弁22が閉弁することで、ダイヤフラム弁24が閉弁動作する。
尚、起動弁20は図示を省略する押ボタン式の操作部の操作に基づいて動作する。
ここにおいて流路10が開放状態となって給水が行われ、便器に洗浄水が勢い良く供給されて便器洗浄が行われる。
またダイヤフラム弁24が閉弁状態となった後、流路10bの水が上記の導入小孔34を通じて圧力室16内に流入し、これにより圧力室16の圧力が上昇して、その圧力が一定以上になると弁体13が閉弁動作して流路10を遮断し、便器洗浄のための給水を停止する。
この止水栓2は、駆動軸60の下向きの移動によって弁体56を弁座58に向けて移動させ、その開度を変化させる。
弁体64は、位置固定に設けられた固定部66と、図中左右方向に移動可能な可動部68とに分かれており、そしてそれらの間にコイルばね70が介装され、このコイルばね70によって、可動部68が固定部66から離間する方向、即ち図中左向きに付勢されている。
図2に示しているように定流量弁7のハウジング(第1部材)4Cは、小径の円筒状をなす接続部(第1嵌合部としての雌嵌合部)80を有しており、この接続部80が、フラッシュ弁3におけるハウジング4Aの円筒状をなす接続部82に内嵌され且つねじ部において固定されている。
またOリング81によって、接続部80と82との間が水密にシールされている。
また図中左面側に凹部90を有しており、その凹部90に、コイルばね70の図中右端側の一部を収容している。
この固定部66は、リング部86においてハウジング4Cに、詳しくは小径の接続部80に固定状態に取り付けられている。その固定構造については後述する。
また底部92には凹部99が設けられており、そこにコイルばね70の図中左端側の一部が収容され、可動部68に対しコイルばね70の付勢力が図中左向きに及ぼされている。
詳しくは、図1の流入口5から流路10内に流入する水流量が設定流量よりも多くなると、その流れの圧力で可動部68がコイルばね70の付勢力に抗して、コイルばね70を撓ませながら図中右向きに押されて移動する。
そして流れに対する絞りを大小変化させることで、固定部66を通過する水の流量を設定流量に定流量化する。
尚、図2においてP1は弁体64よりも上流側の流路の圧力及び水室100内の圧力を表し、またP2は弁体64の下流側の流路の圧力を表している。
同図に示しているようにここでは弁体64、具体的にはその固定部66のリング部86が、ハウジング4Cの接続部80に対しOリング(シールリング)108によって固定され、シールされている。
図において110はリング部86の外周面の軸方向にストレート形状を成すシール面を表しており、また112は接続部80の内周面の軸方向にストレート形状を成すシール面を表している。Oリング108は、これらシール面110と112とで径方向に挟まれて圧縮変形状態でそれらに弾性接触し、シール面110と112との間を水密にシールしている。
そしてこの壁118と第2係合部114とシール面110とで形成される溝120の内部に、Oリング108の内周側の一部を収容している。
尚、溝120を形成する第2係合部114は壁118に対して突出高さが低くされており、そしてその第2係合部114の係合面116は、リング部86の挿込方向である図中右方向に向って大径化するテーパ面とされている。
尚、リング部86の図中右側の先端の外周には、係合面116とは逆向きを成すテーパ面がガイド面121として成形されている。
接続部80にはまた、シール面112よりも右側位置でリング部86側に軸直角方向に垂直に突出する壁126が設けられており、これら壁126と、第1係合部122、及びシール面112とで溝128を形成しており、その溝128の内部にOリング108の外周側の一部を収容している。
ここで壁126の、Oリング108側の垂直な面は、Oリング108が流れの圧力で右方向に押されて移動したときにこれを受ける受面130を成している。
この第1係合部122には、テーパ面をなす係合面124の図中左側に、係合面124とは逆方向に傾斜したテーパ面がガイド面132として形成されている。
この当接面136は軸直角方向に垂直の面を成している。
ここでは、図4(B)に示しているように先ずOリング108をリング部86の先端から外周面に嵌め合せてそこに保持させる。
このとき、Oリング108は一旦拡径変形を伴ってリング部86の先端から第2係合部114を乗り越えて溝120に嵌り込む。
而してOリング108が第2係合部114を乗り越えて移動する際、リング部86の先端にはテーパ形状のガイド面121が設けてあるため、同部分が鋭利な角形状をなしている場合に比べて容易に第2係合部114を乗り越えることができ、且つその際にOリング108がエッジによって傷付けられるのを防ぐことができる。
このとき、Oリング108は接続部80側の第1係合部122を乗り越えて外周側の部分が溝128内部に入り込む。その際、第1係合部122にはテーパ形状のガイド面132が設けられているため、Oリング108は円滑に第1係合部122を乗り越えて溝128に嵌り込むことができる。
この状態において、Oリング108はリング部86側のシール面110と、接続部80側のシール面112とで径方向に挟まれて弾性圧縮変形し、シール面110,112に対して弾性接触してそれらの間を水密にシールする。
詳しくは、図5(B)に示しているようにリング部86が図中左方向、つまりその挿込方向と反対の後退方向(つまり流れの下流側の方向)に抜けようとすると、リング部86の第2係合部114がOリング108に係合して、リング部86がOリング108から抜け防止される。
結果として、リング部86が接続部80からOリング108を介し抜け防止される。
但しフラッシュ弁3の主弁12が開いて内部流路10に流れが生ずると、その流れの圧力でリング部86は、図5(A)に示すようにOリング108により摩擦力に抗して右向きに押され、先端が接続部80側の当接部134に強制的に当接させられ、以後その位置に固定状態に保持される。
即ち接続部80に対し、リング部86の軸方向位置が予定した位置に固定され保持される。
尚、図4(A)に示すように接続部80側に、リング部86のフランジ部148に当接する当接部150を設け、そしてその当接部150の垂直な当接面152を、フランジ部148に当接させることによって、リング部86の挿込方向の移動端を規定するようになしても良い。
従って本例によれば、接続部80とリング部86との固定とシールとが軸方向の同じ1個所で行われることとなり、接続部80とリング部86との連結構造を軸方向に短いものとなし得て小型化できる。
従って本例によれば、接続部80とリング部86との脱着を容易に行うことができる。
この例は、接続部80の当接部134に対してリング部86の先端を当接させた状態の下で、係合面116と係合面124との距離Lが、変形前のOリング108の横断面径dよりも小となした例である。
尚、他の構成については上記の例と同様であり、符号のみを示して詳しい説明は省略する。
この例は、内部に流路を形成するストレーナ保持部材としての筒体(第1部材)140へのストレーナ138の組付けに適用した例である。
図において142はストレーナ138におけるメッシュ部であり、144は摘み、146はその先端のリング部(雄嵌合部)である。
尚他の点については図6に示す実施形態の連結構造と同様であり、符号のみを示して詳しい説明は省略する。
この例は本発明を流量弁装置155に適用した例である。
154は流調弁装置155における本体ボデーで、内部流路上に主弁156が設けられている。
主弁156は、硬質樹脂からなる保持部材158と、この保持部材158にて保持されたゴム製のダイヤフラム膜160とからなるダイヤフラム式の主弁体162、及びこれを着座させる主弁座164を有している。
ここで主弁座164は、図中上向きに起立する円筒部166の上端部にて構成されている。
主弁体162には、これを貫通して1次側流路168と圧力室174とを連通させる導入小孔176が設けられている。
この導入小孔176は、1次側流路168の水を圧力室174へと導き入れて圧力室174の圧力を増大させる。
ここでパイロット流路178は、圧力室174内の水を下流側に抜いて圧力室174の圧力を低下させる。
このパイロット弁180は、プランジャ式のパイロット弁体182と、これを着座させるパイロット弁座183,通電により電磁力を発生させてパイロット弁体182を開弁させる電磁コイル184,パイロット弁体182を図中下向きに付勢してこれを閉弁状態に保持するばね186を有している。
すると主弁体162を貫通する導入小孔176を通じて圧力室174に導かれる水により圧力室174の圧力が上昇し、主弁体162に対する閉弁方向の押圧力を高める。ここにおいて主弁体162が主弁座164に着座して閉弁状態となる。
ここにおいて1次側流路168の水が主弁156を通過して下流側へと流れ、吐水部へと供給される。
流量調節軸190は、本体ボデー154に設けられた挿入孔191内に挿入され、そして雄ねじ軸部195において本体ボデー154の雌ねじ部に、図中上下方向即ち軸方向に進退移動可能に螺合されている。
一方流量調節軸190の位置が下方にあると、主弁体162の開度が小となって、主弁156を通過する水の流量が小となる。
従ってこの実施形態では、流量調節軸190の位置を上下に調節することで、主弁156の開弁時における水の流量を変化させることができる。
弁体194は、図中上部に円筒部200を有しており、その円筒部200において本体ボデー154の円形の嵌合孔202内に図中上下方向に摺動可能に嵌合されている。
弁体194は、図中下面がその1次側圧力P1を図中上向きに受ける1次側受圧面207を成している。
弁体194は、円筒部200を含む上面の全体が2次側圧力P2を図中下向きに受ける2次側受圧面212を成している(但し後述のフランジ部にて形成される絞り部220を除く)。
尚、コイルばね214は図中下端が弁体194に当接され、また上端が2次圧室208内において本体ボデー154に図中上向きに当接せしめられている。
このゴム膜218は、2次圧室208と上記の出側流路172側の圧力との差圧によって図中上向きに押し付けられ、円筒部200と嵌合孔202との間の隙間を通じて2次圧室208の圧力が漏れるのを防ぐ働きをなしている。
すると絞り部220とシート面222とによる2次側流路170に対する絞りが大となって、2次側流路170の2次側圧力P2が増大する。そして弁体194はその移動により上昇した2次側圧力P2と1次側圧力P1とが釣合う位置で移動停止する。
そのようにして弁体194は、1次側圧力P1と2次側圧力P2との差圧ΔPを常に一定に保つように動作する。
従って以下の式(1)から導かれるように、主弁156を通過する水の流量は主弁156の開度に応じて一定流量となる。
図に示しているようにこの実施形態では、弁体194の先端側に、弁体194における嵌合孔202に嵌合する外面224からシート面222に沿って、シート面222と平行に径方向外方に張り出すフランジ部が一体に設けられており、そのフランジ部によって絞り部220が形成されている。
具体的には、弁体194とシート面222との間の間隔はフランジ部から成る絞り部220の部分において最も狭く、流路の絞りの大小はこの絞り部220とシート面222との間の間隔によって定まる。
従って弁体194の先端面に対しては2次側圧力P2だけが下向きに作用し、圧力P3の作用は排除される。
尚、リング部226は高さ寸法(軸方向寸法)が、出側流路172の開口を通じて嵌合孔202の図中上側(奥側)の位置まで挿入可能な寸法となしてある。
ここでは図6に示す実施形態の連結構造を、リング部226と本体部228との連結構造として適用している。
従ってリング部226は、Oリング108の弾性変形に基づく弾性反力で先端(図中下端)が本体部228の当接部134に当接せしめられ、流れの圧力によらないでOリング108の弾性反力によりリング部226が本体部228に軸方向に当接状態に保持される。
これにより絞り部220とシート面222との間に設定した隙間を確保することができる。
尚この実施形態では、リング部226の側にOリング108の一部を収容する溝は形成されていない。
他の構成は基本的に同様であり、符号のみを示して詳しい説明は省略する。
例えば上記実施形態では係合面116,124がそれぞれテーパ面とされているが、場合によってこれらを軸直角方向の垂直面となすことも可能である等、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
10 流路
66 固定部(第2部材)
80 接続部(第1嵌合部)
86,146 リング部(第2嵌合部)
108,147 Oリング
110,112 シール面
114 第2係合部
116,124 係合面
121,132 ガイド面
122 第1係合部
134,150 当接部
132,152 当接面
140 筒体(第1部材)
227 雌嵌合部(第2嵌合部)
229 雄嵌合部(第1嵌合部)
Claims (2)
- (a)筒状をなす雌嵌合部又は雄嵌合部から成る第1嵌合部を備えた第1部材と、(b)筒状をなし、該第1嵌合部に対し流路の流れの方向に軸方向に挿し込まれて該第1嵌合部に嵌合する雄嵌合部又は雌嵌合部から成る第2嵌合部を備えた第2部材とを、該第1嵌合部の軸方向に延びるシール面と該第2嵌合部の軸方向に延びるシール面との間に径方向に弾性圧縮状態に介挿したシールリングによるシール状態で連結する、シールリングを用いた連結構造であって、
前記第2嵌合部の前記挿込方向の先端側に、該第2嵌合部の前記シール面から前記第1嵌合部側に突出して、前記シールリングに対し前記挿込方向と反対の後退方向に係合する第2係合部を設ける一方、
前記第1嵌合部には、前記シールリングよりも前記第2嵌合部の前記挿込方向における後側位置で、該第1嵌合部の前記シール面から前記第2嵌合部側に突出し、該シールリングに対して該第2嵌合部の該挿込方向に係合する第1係合部を設け、
更に前記第1嵌合部には、軸方向と交差する方向に延び、前記第2嵌合部を当接させて該第2嵌合部の前記挿込方向の移動端を規定する当接部が設けてあり、
前記第1係合部と第2係合部とで弾性圧縮される前記シールリングの弾性反発力により、該第2嵌合部を該当接部に当接状態に保持できるようになしてあって、該第2嵌合部が該当接部に当接し、位置規定された状態の下で前記第1係合部と第2係合部との間の距離が、変形前の前記シールリングにおける横断面径よりも小さいことを特徴とするシールリングを用いた連結構造。 - 請求項1において、前記シールリングの変形前の横断面形状が丸形状であることを特徴とするシールリングを用いた連結構造。
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