JP5762951B2 - 分泌性免疫グロブリンの豊富な乳画分の製造方法 - Google Patents
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Description
・55℃未満の温度で乳から脂肪を分離することにより、5.5を超えるpHを有する一定容積の生乳の脂肪含量を0.5wt%未満の値まで低下させることと;
・0.1〜0.45μmの範囲内の平均細孔サイズを有する多孔質膜を用いて、5.5を超えるpHを有する低脂肪乳を精密ろ過し、S−IgAを含有する透過液およびカゼインの豊富な保持液を得ることと;
・精密ろ過透過液を濃縮し、S−IgAの豊富な乳画分を得ることと
を含む。
クロストリジウム・ディフィシル(Clostridium difficile)およびその毒素(トキシンAおよびトキシンB)に対して標的化された特異的な免疫グロブリンを含有する生乳を、3頭のホルスタイン(Holstein-Friesian)牛から採取した。乳は搾乳後に冷却せず、直接40℃に加熱した。125 L/hの出力を有するClair Milky 遠心分離機において40℃の生乳を処理し、クリーム状の乳を分離した。得られたスキムミルク(40L)を精密ろ過パイロットプラントのシステムタンクに入れた。2.52 m2 の全ろ過面積を有する7勾配気孔率のEP3730 Membralox 0.1μmフィルターを具備した TetraPak MSF-7パイロットプラントを、カゼインと乳酸タンパク質を分離するために使用した。この工程における乳の温度は、25〜30℃に維持した。
以下に、本願出願当初の請求項の記載を実施態様として付記する。
(1)
分泌性IgA(S−IgA)の豊富な乳画分の製造方法であって;
55℃未満の温度で乳から脂肪を分離することにより、5.5を超えるpHを有する一定容積の生乳の脂肪含量を0.5wt%未満の値まで低下させることと;
0.1〜0.45μmの範囲内の平均細孔サイズを有する多孔質膜を用いて、5.5を超えるpHを有する低脂肪乳を精密ろ過し、S−IgAを含有する透過液およびカゼインの豊富な保持液を得ることと;
精密ろ過透過液を濃縮し、S−IgAの豊富な乳画分を得ることと
を含む方法。
(2)
(1)に記載の方法であって、前記精密ろ過の間の乳のpHは6〜7.5の範囲内である方法。
(3)
(1)または(2)に記載の方法であって、前記精密ろ過の透過液は、1〜100kDa、好ましくは50〜100kDaの範囲内のフィルターカットオフ値を有する多孔質膜を用いた限外ろ過を行うことにより濃縮され、保持液としてのS−IgAの豊富な乳画分およびS−IgAに乏しい透過液を得る方法。
(4)
(3)に記載の方法であって、前記方法は、1以上のダイアフィルトレーションサイクルを含み、前記精密ろ過保持液はダイアフィルトレーション液と混合され、前記精密ろ過保持液とダイアフィルトレーション液の混合物は、続いて精密ろ過工程および濃縮工程に供される方法。
(5)
(4)に記載の方法であって、1以上のダイアフィルトレーションサイクルを含み、限外ろ過透過液がダイアフィルトレーション液として使用される方法。
(6)
(4)または(5)に記載の方法であって、少なくとも6のダイアフィルトレーションサイクルを含む方法。
(7)
(6)に記載の方法であって、少なくとも15のダイアフィルトレーションサイクルを含む方法。
(8)
(1)〜(7)のいずれか1項に記載の方法であって、前記精密ろ過はセラミック膜を用いて行われ、前記限外ろ過は高分子膜を用いて行われる方法。
(9)
(1)〜(8)のいずれか1項に記載の方法であって、前記方法は、2分間より長い間の60℃を超える温度での工程または操作を含まない方法。
(10)
(1)〜(9)のいずれか1項に記載の方法であって、最後のダイアフィルトレーション操作の後に得られる限外ろ過保持液は、回収され、噴霧乾燥されるか、凍結乾燥されるか、またはS−IgA精製のためのクロマトグラフィー工程における供給液として使用される方法。
(11)
(1)〜(10)のいずれか1項に記載の方法であって、前記乳は、初乳段階の後で家畜、好ましくはウシおよびヤギからなる群より選択される家畜から搾乳した成熟乳である方法。
(12)
(11)に記載の方法であって、前記哺乳動物は、1以上の抗原に対して特異的なS−IgAの乳中への分泌を引き起こすように前記抗原で免疫化された方法。
(13)
(12)に記載の方法であって、前記動物の免疫化は、前記1以上の抗原を含む第1の組成物を粘膜または気道を介して前記動物に投与して該動物を過免疫化し、続いて前記1以上の抗原を含む第2の組成物を前記動物の乳腺または乳腺上のリンパ節に投与することを含む方法。
(14)
(1)〜(13)のいずれか1項に記載の方法により得られる生成物。
(15)
(14)に記載の生成物を含む組成物であって、前記組成物は、医薬、食品および化粧品からなる群より選択される組成物。
Claims (18)
- 分泌性IgA(S−IgA)の豊富な乳画分の製造方法であって;
55℃未満の温度で生乳から脂肪を分離することにより、5.5を超えるpHを有する一定容積の生乳の脂肪含量を0.5wt%未満の値まで低下させることにより低脂肪乳を得ることと;
0.1〜0.45μmの範囲内の平均細孔サイズを有する多孔質膜を用いて、5.5を超えるpHを有する前記低脂肪乳を精密ろ過し、S−IgAを含有する透過液およびカゼインの豊富な保持液を得ることと;
精密ろ過透過液を濃縮し、S−IgAの豊富な乳画分を得ることとを含む方法。 - 請求項1に記載の方法であって、前記精密ろ過の間の乳のpHは6〜7.5の範囲内である方法。
- 請求項1または2に記載の方法であって、前記精密ろ過の透過液は、1〜100kDaの範囲内のフィルターカットオフ値を有する多孔質膜を用いた限外ろ過を行うことにより濃縮され、保持液としてのS−IgAの豊富な乳画分およびS−IgAに乏しい透過液を得る方法。
- 請求項1または2に記載の方法であって、前記精密ろ過の透過液は、50〜100kDaの範囲内のフィルターカットオフ値を有する多孔質膜を用いた限外ろ過を行うことにより濃縮され、保持液としてのS−IgAの豊富な乳画分およびS−IgAに乏しい透過液を得る方法。
- 請求項3または4に記載の方法であって、前記方法は、1以上のダイアフィルトレーションサイクルを含み、前記精密ろ過保持液はダイアフィルトレーション液と混合され、前記精密ろ過保持液とダイアフィルトレーション液の混合物は、続いて精密ろ過工程および濃縮工程に供される方法。
- 請求項5に記載の方法であって、1以上のダイアフィルトレーションサイクルを含み、限外ろ過透過液がダイアフィルトレーション液として使用される方法。
- 請求項5または6に記載の方法であって、少なくとも6のダイアフィルトレーションサイクルを含む方法。
- 請求項7に記載の方法であって、少なくとも15のダイアフィルトレーションサイクルを含む方法。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法であって、前記精密ろ過はセラミック膜を用いて行われる方法。
- 請求項3〜8のいずれか1項に記載の方法であって、前記限外ろ過は高分子膜を用いて行われる方法。
- 請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法であって、前記方法は、2分間より長い間の60℃を超える温度での工程または操作を含まない方法。
- 請求項5〜8のいずれか1項に記載の方法であって、最後のダイアフィルトレーション操作の後に得られる限外ろ過保持液は、回収され、噴霧乾燥されるか、凍結乾燥されるか、またはS−IgA精製のためのクロマトグラフィー工程における供給液として使用される方法。
- 請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法であって、前記乳は、初乳段階の後で家畜から搾乳した成熟乳である方法。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法であって、前記乳は、初乳段階の後でウシおよびヤギからなる群より選択される家畜から搾乳した成熟乳である方法。
- 請求項13または14に記載の方法であって、前記家畜は、1以上の抗原に対して特異的なS−IgAの乳中への分泌を引き起こすように前記抗原で免疫化された方法。
- 請求項15に記載の方法であって、前記家畜の免疫化は、前記1以上の抗原を含む第1の組成物を粘膜または気道を介して前記家畜に投与して該家畜を過免疫化し、続いて前記1以上の抗原を含む第2の組成物を前記家畜の乳腺または乳腺上のリンパ節に投与することを含む方法。
- 請求項1〜16のいずれか1項に記載の方法により得られる生成物。
- 請求項17に記載の生成物を含む組成物であって、前記組成物は、医薬、食品および化粧品からなる群より選択される組成物。
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