JP5760482B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
この理由は、比較的簡単な構成であり、また低速から高速まで幅広い範囲で安定した良好な定着性が得られるためである。例えば、ヒートロール方式の定着装置は、熱源を内包した加熱(定着)ローラと、加熱ローラに押圧接触する加圧ローラとから構成される。加熱ローラは、例えばアルミニウムや鉄等の金属を用いた円筒からなり、その周面には例えばシリコンゴムからなる弾性層と、最外周面に例えばPFA等からなる離型層が形成される。金属製の円筒の内部には、例えばハロゲンランプなどの輻射熱源が設けられる。
このような問題に対し、消費電力を低減して加熱効率を向上させるため、輻射予備加熱方式の定着装置が提案されている(例えば、特許文献1)。すなわち図7(特許文献1の図6相当)に示すように、輻射予備加熱方式の定着装置210は、内部に熱源213aを有する外部加熱手段213により外部から表面が加熱される定着ローラ212と、定着ローラ212と平行に配置され、定着ローラ212の外周面を押圧して定着ニップを形成する加圧ローラ211とからなる。この定着装置210では、外部加熱手段213を定着前の記録材Pを搬送する搬送部の近傍に設けることにより、記録材Pを定着ニップに通紙させる前に外部加熱手段213の輻射熱を利用して記録材PおよびトナーTを予備加熱することができる。
同請求項7に係る画像形成装置は、定着部材と、前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、を備え、前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、前記加熱ベルト部材に前記筒状スリーブ部材が密着し、前記加熱ベルト部材が前記定着部材に押圧され、前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置は、該円弧形状に倣った凹形状であり、該円弧形状に倣った凹形状を前記加熱ベルト部材により形成していることを特徴とする。
同請求項8に係る画像形成装置は、請求項1から7のいずれかに記載の定着装置を有することを特徴とする。
図1は、本発明の一実施例に係るプリンタの概略構成図である。このプリンタは、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの4つの画像形成手段を横に並べて配置してタンデム画像形成部を構成する。タンデム画像形成部においては、個々のトナー像形成手段である画像形成手段101Y、101C、101M、101Kが、図中有左から順に配置されている。ここで、各符号の添字Y、C、M、Kは、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材であることを示す。また、タンデム画像形成部においては、個々画像形成手段101Y、C、M、Kは、潜像担持体としてのドラム状の感光体21Y、C、M、Kのまわりに、帯電装置、現像装置10Y、C、M、K、感光体クリーニング装置等を備えている。プリンタの上部には、イエロー、シアン、マゼンタ、黒の各色トナーが充填されたトナーボトル2Y、C、M、Kが配置されている。そして、このトナーボトル2Y、C、M、Kから図示しない搬送経路によって、所定の補給量だけ各色現像装置10Y、C、M、K、に各色トナーが補給される。
個々の画像形成手段でその感光体21Y、C、M、Kを回転し、感光体21Y、C、M、Kの回転とともに、まず帯電装置17Y、C、M、Kで感光体21Y、C、M、Kの表面を一様に帯電する。次いで画像データを光書込ユニット9からのレーザによる書き込み光を照射して感光体21Y、C、M、B上に静電潜像を形成する。その後、現像装置10Y、C、M、Kによりトナーが付着され静電潜像を可視像化することで各感光体21Y、C、M、K上にそれぞれ、イエロー・シアン・マゼンタ・ブラックの単色画像を形成する。また、不図示の駆動モータで駆動ローラ1aを回転駆動して他の従動ローラ1b、2次転写ローラ4を従動回転し、中間転写ベルト1を回転搬送して、その可視像を一次転写装置11Y、C、M、Kで中間転写ベルト1上に順次転写する。これによって中間転写ベルト1上に合成カラー画像を形成する。画像転写後の感光体21Y、C、M、Kの表面は感光体クリーニング装置で残留トナーを除去して清掃して再度の画像形成に備える。
前述のように定着部材51は図示しない外部の駆動手段によって反時計回りに回転する。このとき定着部材51に押圧され表面が接触している加熱ベルト132は定着部材51表面からの摩擦力により時計回りに回転駆動される。加熱ベルト132の内面に接触している筒状スリーブ部材133は固定されているため(回動可能に構成されていない)、加熱ベルト132と筒状スリーブ部材133はお互いの内周面と外周面を摺動させながら加熱ベルト132は回転される。前述のように加熱ベルト132と筒状スリーブ部材133はお互いの内周面と外周面は摺動性を考慮してPFA等の摩擦抵抗の小さい表層を有すること、あるいはグリス等の潤滑剤を設けることで滑らかに回動することが可能となる。また加熱ベルト132の内周長と筒状スリーブ部材133外周長は略同一となるような調整された値に設定することで、お互いの密着性を増すことにより全周にわたって加熱源131の熱を筒状スリーブ部材133を介して加熱ベルト132に効率よく伝えることが可能となる。
51:定着部材
52:加圧部材
130:外部加熱装置
131:熱源
132:加熱ベルト
133、133b、133c:筒状スリーブ部材
134:温度検知手段
135:弾性部材
P用紙
Claims (8)
- 定着部材と、
前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、
前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、
を備え、
前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、
該筒状スリーブの外周と該加熱ベルトの内周は密着し、
前記外部加熱装置は前記定着部材に押圧されている
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1に記載の定着装置において、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置は、該円弧形状に倣った凹形状である
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1または2に記載の定着装置において、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置の該円弧形状に倣った凹形状を前記筒状スリーブ部材で形成している
ことを特徴とする定着装置。 - 定着部材と、
前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、
前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、
を備え、
前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、
前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、
前記加熱ベルト部材に前記筒状スリーブ部材が密着し、前記加熱ベルト部材が前記定着部材に押圧され、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置の該円弧形状に倣った凹形状を前記筒状スリーブ部材で形成するとともに、
前記接触する部分に弾性部材を設けてある
ことを特徴とする定着装置。 - 定着部材と、
前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、
前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、
を備え、
前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、
前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、
前記加熱ベルト部材に前記筒状スリーブ部材が密着し、前記加熱ベルト部材が前記定着部材に押圧され、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置は、該円弧形状に倣った凹形状であり、
該円弧形状に倣った凹形状を前記筒状スリーブ部材で形成するとともに、
前記接触する部分に弾性部材を設けてある
ことを特徴とする定着装置。 - 定着部材と、
前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、
前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、
を備え、
前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、
前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、
前記加熱ベルト部材に前記筒状スリーブ部材が密着し、前記加熱ベルト部材が前記定着部材に押圧され、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置の該円弧形状に倣った凹形状を前記加熱ベルト部材により形成している
ことを特徴とする定着装置。 - 定着部材と、
前記定着部材と平行に配置され、前記定着部材と押圧接触する領域に搬送される記録媒体の未定着トナー像を定着させる加圧部材と、
前記定着部材の周面を加熱する外部加熱装置と、
を備え、
前記外部加熱装置は、内部に熱源を有する筒状スリーブ部材と、前記筒状スリーブ部材を内包する加熱ベルト部材にて構成され、
前記筒状スリーブ部材の外周長と、該加熱ベルトの内周長は略同一であり、
前記加熱ベルト部材に前記筒状スリーブ部材が密着し、前記加熱ベルト部材が前記定着部材に押圧され、
前記定着部材と前記外部加熱装置との接触する部分は、前記定着部材は円弧形状で前記外部加熱装置は、該円弧形状に倣った凹形状であり、
該円弧形状に倣った凹形状を前記加熱ベルト部材により形成している
ことを特徴とする定着装置。 - 請求項1から7のいずれかに記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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JP2011031126A JP5760482B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | 画像形成装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011031126A JP5760482B2 (ja) | 2011-02-16 | 2011-02-16 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012168464A JP2012168464A (ja) | 2012-09-06 |
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JP2009258517A (ja) * | 2008-04-18 | 2009-11-05 | Sharp Corp | 定着装置およびそれを備える画像形成装置 |
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