JP5757899B2 - 動弁機構用シム及び動弁機構 - Google Patents

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Description

本発明は、ロッカアームとバルブとの間にシムを介装してバルブクリアランスを調整するタイプの内燃機関の動弁機構及びそのシムに関する。
図4(a)に示すように、ロッカアーム50によりバルブ52を開閉する動弁機構においては、ロッカアーム50のパット面51とバルブ52のステム端面53との間に、板状部の厚さが例えば数十μm毎に異なる複数ランクのシムから選ばれた所定厚さのシム55を介装することにより、バルブクリアランスを調整するタイプのものがある(特許文献1)。シム55は板状部56とその周縁部から下方へ延びた筒状部57とからなり、筒状部57の内側にバルブ52が下方から嵌入して、板状部56の下面にステム端面53が当接し、板状部56の上面であるシム頂面58にパット面51が当接する。
シム頂面58は種々の方法で作られているが、切削にて作る場合には、シム55を旋盤にセットしてシム頂面58の中心Xの回りに回転させ、シム頂面58に刃を当てて切削する。シム頂面58の中心Xは回転時にも周速が0になり切削できないため、中心Xには切削前にセンター穴59を凹設しておく。切削後にもセンター穴59は消失することなく残り、センター穴59の内周面60とシム頂面58との交線aが、センター穴59の開口縁の角部となる。
また、図4(b)に示すように、ロッカアーム50とのミスアライメントによる角当たり、すなわちロッカアーム50が傾いたときにパット面51の角がシム頂面58に当接する現象を防止する目的で、シム頂面58には中心が上に凸となる高低差1〜20μm程度のクラウニングを付けている。このクラウニングには、切削しやすくする目的もある。
同じく、下向きのパット面51にも、幅方向にその中央が下に凸となる高低差1〜30μm程度のクラウニングを付けており、長さ方向にその中央が下に凸となる曲率半径10〜20mm程度のクラウニングを付けている。
なお、図4(b)(c)に示すシム頂面58及びパット面51については、分かり易いように、湾曲を実際よりも誇張して示している。
特開平8−193507号公報
ロッカアーム50は、揺動時、そのパット面51がシム頂面58に当接点を移動しながら当接して、バルブ8を上下動させる。その際、図4(b)に示すように、パット面51はセンター穴59の内周面60とシム頂面58との交線a(センター穴59の開口縁の角部)にも当たるため、その時にその交線aで面圧が上昇し、図4(c)に示すように、その交線a(角部)が欠けるようにして異常摩耗が発生してしまうという問題があった。
そこで、本発明の目的は、シム頂面が切削にて作られ、該シム頂面の中心にセンター穴が凹設されたシムにおいて、ロッカアームが揺動してそのパット面がシム頂面に当接点を移動しながら当接するときの、センター穴の内周面とシム頂面との交線(センター穴の開口縁の角部)での面圧上昇を防ぎ、異常摩耗の発生を防ぐことにある。
上記目的を達成するため、本発明の動弁機構用シムは、ロッカアームのパット面とバルブのステム端面との間に介装されるシムであって、パット面が当接するシム頂面は該シム頂面の中心の回りに回転させて切削され、該シム頂面の中心には該中心が切削できないことからセンター穴が凹設された動弁機構用シムにおいて、シム頂面の形状を、ロッカアームの揺動時にパット面がセンター穴の内周面とシム頂面との交線に当接しない形状に設定したことを特徴とする。
シム頂面の形状は、ロッカアームの揺動時にパット面が当接するシム頂面の最大当接直径よりも小さいシム頂面の所定の中間直径に沿った中間直径部位が最も高く、中間直径部位から交線までの中心寄り部位が中間直径部位から交線に向かうほど低くなる形状を例示できる。
この例では、所定の中間直径が、最大当接直径の20%以上である例が好ましく、30〜50%である例がさらに好ましい。これが20%未満だと、中心寄り部位が狭くなって高低変化が急になるため面圧が上昇するおそれが生じるからである。
さらにこの例では、交線が、中間直径部位に対して1〜30μm低い例が好ましく、1.5〜20μm低い例がさらに好ましい。これが1μm未満だと、クラウニングの付いたパット面が交線に当接するおそれが生じるからであり、30μmを超えると、無用に低すぎて板状部の強度を低下させるだけだからである。
さらにこの例では、シム頂面の中心寄り部位は、断面形状が中間直径の2〜200倍の曲率半径をなす曲面とされることが好ましく、3〜150倍の曲率半径をなす曲面とされることがさらに好ましい。前記の中間直径の好ましい範囲及び交線の好ましい低さを適切に実現できるからであり、また、中心寄り部位の高低変化が緩やかで面圧が上昇するおそれがないからである。なお、シム頂面の中心寄り部位は、断面形状が楕円曲線、指数曲線、正弦曲線等の各種曲面とされてもよい。
また、シム頂面の形状は、中間直径部位からシム頂面周縁までの周縁寄り部位が中間直径部位からシム頂面周縁に向かうほど低くなる形状を、好ましく例示できる。ロッカアームとのミスアライメントによる角当たりを防止することができるからである。
この例では、シム頂面周縁が、中間直径部位に対して1〜40μm低い例が好ましく、5〜30μm低い例がさらに好ましい。40μmを超えると、無用に低くすぎて板状部の強度を低下させるだけだからである。
さらにこの例では、シム頂面の周縁寄り部位は、断面形状が最大当接直径の25〜300倍の曲率半径をなす曲面とされることが好ましく、30〜100倍の曲率半径をなす曲面とされることがさらに好ましい。前記のシム頂面周縁の好ましい低さを適切に実現できるからであり、また、周縁寄り部位の高低変化が緩やかで面圧が上昇するおそれもないからである。なお、シム頂面の周縁寄り部位は、断面形状が楕円曲線、指数曲線、正弦曲線等の各種曲面とされてもよい。
また、センター穴は、開口縁(前記の交線)の直径が0.2〜2.0mmであることが好ましく、0.5〜1.5mmであることがより好ましい。0.2mm以下だと、加工が困難になるおそれがあるからであり、2.0mm以上だと、該センター穴によってシム頂面のパット面との当接が不安定になるおそれがあるからである。
同目的を達成するため、本発明の動弁機構は、ロッカアームのパット面とバルブのステム端面との間にシムが介装され、パット面が当接するシム頂面は該シム頂面の中心の回りに回転させて切削され、該シム頂面の中心には該中心が切削できないことからセンター穴が凹設された動弁機構において、パット面にはクラウニングが付けられ、シム頂面の形状を、ロッカアームの揺動時にパット面がセンター穴の内周面とシム頂面との交線に当接しない形状に設定したことを特徴とする。
この動弁機構のシムについても、上記のシム頂面の形状についての説明を援用する。
本発明によれば、シム頂面が切削にて作られ、該シム頂面の中心にセンター穴が凹設されたシムにおいて、ロッカアームが揺動してそのパット面がシム頂面に当接点を移動しながら当接するときの、センター穴の内周面とシム頂面との交線(センター穴の開口縁の角部)での面圧上昇を防ぎ、異常摩耗の発生を防ぐことができる。
本実施例の動弁機構を示す側面断面図である。 (a)は同動弁機構のロッカアームのパット面、シム及びバルブのステム端面を示す正面断面図、(b)はロッカアームのパット面及びシムのシム頂面を示す正面断面図である。 (a)は同動弁機構のシムを示す斜視図、(b)はその一部分を断面で表した斜視図である。 (a)は従来例の動弁機構のロッカアームのパット面、シム及びバルブのステム端面を示す正面断面図、(b)はロッカアームのパット面及びシムのシム頂面を示す正面断面図、(c)はシム頂面のセンター穴の開口縁の角部が欠けたときを示す正面断面図である。
図1〜図3は、動弁機構の実施例を示している。但し、図2(b)に示すパット面6及びシム頂面13については、分かり易いように、湾曲を実際よりも誇張して示している。カムシャフト1に回転カム2が形成されている。回転カム2の下方にロッカアーム3が設けられ、ロッカアーム3の基端部はピボット4により揺動可能に支持され、ロッカアーム3の長さ方向中間部に回転カム2に当接するローラ5が回転可能に軸着されている。ロッカアーム3の先端部には、下面に下向きのパット面6が形成され、両側部にパット面6を挟むように下方へ延びる側壁7が形成されている。下向きのパット面6には、幅方向にその中央が下に凸となるクラウニングが付けられており、中央と幅方向両端との高低差は25μmである。また、パット面6には、長さ方向にその中央が下に凸となる曲率半径15mmのクラウニングが付けられている。
パット面6の下方にはバルブ8が上下動可能に設けられ、パット面6とバルブ8のステム端面9との間にはシム10が介装されている。シム10は円板状の板状部11とその周縁部から下方へ延びた円筒状の筒状部12とからなる。筒状部12の内側にバルブ8が嵌入して、板状部11の下面にステム端面9が当接し、板状部11の上面であるシム頂面13にパット面6が当接する。よって、板状部11の厚さが例えば数十μm毎に異なる複数ランクのシム10を用意しておき、これらから選ばれた所定厚さのシム10を前記のとおり介装することにより、バルブクリアランスを調整することができる。
シム10の寸法を例示すると、板状部11の厚さは2mm前後(前記の複数ランクがある。)、板状部11及び筒状部12の外直径は8.5mm、筒状部12の内直径は5.5mm、筒状部12の下端からシム頂面13までの高さは約5mmである。よって、シム頂面13はその周縁(以下「シム頂面周縁d」という。)の直径Dd が8.5mmであるが、その全体にパット面6が当接するわけではなく、ロッカアーム3の揺動時にパット面6が当接点を移動しながら当接する最大範囲cであるシム頂面13の最大当接直径Dcは、本実施例では6.2mmとなっている。
シム10は、鍛造により板状部11及び筒状部12を一体成形してから、熱処理した後、シム頂面13を切削にて作ったものである。具体的には、前記の従来例と同じく鍛造後のシム10を旋盤にセットしてシム頂面13の中心Xの回りに回転させ、シム頂面13に刃を当てて切削する。シム頂面13の中心Xは回転時にも周速が0になり切削できないため、中心Xには切削前に(例えば前記の鍛造により同時に)センター穴14を凹設しておく。切削前のセンター穴14の寸法形状を例示すると、開口縁の直径が約1mm、深さが約0.5mmの逆円錐形状であり、切削量が僅かであることから、切削後のこの寸法変化は0.2mm以下である。従って、切削後にもセンター穴14は消失することなく残り、センター穴14の内周面15とシム頂面13との交線aが円形に生じ、その交線aは、センター穴14の開口縁の角部となる。
さて、本実施例では、シム頂面13の形状が、ロッカアーム3の揺動時にそのパット面6が前記の交線aに当接しない形状に設定され、該形状のシム頂面13が前記の切削により作られている。
具体的には、シム頂面13の形状は、前記の最大当接直径Dcよりも小さいシム頂面13の所定の中間直径Dbに沿った中間直径部位bが最も高く、中間直径部位bから交線aまでの中心寄り部位16が中間直径部位bから交線aに向かうほど低くなる形状とされている。所定の中間直径Dbを例示すると、最大当接直径Dcの40〜48%である2.5〜3mmである。これにより中心寄り部位16が適度な広さとなるため、面圧が上昇するおそれはなく、また、シム頂面13のパット面6との当接面積が減少しすぎることもない。
交線aは、中間直径部位bに対して約15μm低い。これにより、ロッカアーム3が揺動してそのパット面6がシム頂面13に当接点を移動しながら当接するときに、クラウニングの付いたパット面6が交線aに当接するおそれはなくなるため、交線a(センター穴14の開口縁の角部)での面圧上昇を防ぎ、異常摩耗の発生を防ぐことができる。
中心寄り部位16は、断面形状が中間直径Db の3.3〜4倍である10mmの曲率半径をなす曲面とされている。これにより、前記の中間直径Dbの好ましい範囲及び交線aの好ましい低さを適切に実現でき、また、中心寄り部位16の高低変化が緩やかで面圧が上昇するおそれもない。
また、シム頂面13の形状は、中間直径部位bからシム頂面周縁dまでの周縁寄り部位17が中間直径部位b からシム頂面周縁dに向かうほど低くなる形状とされている。これにより、ロッカアーム3とのミスアライメントによる角当たりを防止することができる。
シム頂面周縁dは、中間直径部位bに対して20μm低い。これにより板状部の強度を低下させることはない。
周縁寄り部位17は、断面形状が最大当接直径Dc の38倍である240mmの曲率半径をなす曲面とされている。これにより、前記のシム頂面周縁dの好ましい低さを適切に実現でき、また、周縁寄り部位17の高低変化が緩やかで面圧が上昇するおそれもない。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
3 ロッカアーム
6 パット面
8 バルブ
9 ステム端面
10 シム
13 シム頂面
14 センター穴
15 内周面
16 中心寄り部位
17 周縁寄り部位
X センター穴の中心
a 交線
b 中間直径部位
c 当接する最大範囲
d シム頂面周縁
Da センター穴の開口縁の直径
Db 中間直径
Dc 最大当接直径
Dd シム頂面の直径

Claims (9)

  1. ロッカアーム(3)のパット面(6)とバルブ(8)のステム端面(9)との間に介装されるシム(10)であって、パット面(6)が当接するシム頂面(13)は該シム頂面の中心(X)の回りに回転させて切削され、該シム頂面の中心(X)には該中心(X)が切削できないことからセンター穴(14)が凹設された動弁機構用シム(10)において、
    シム頂面(13)の形状を、ロッカアーム(3)の揺動時にパット面(6)がセンター穴(14)の内周面(15)とシム頂面(13)との交線(a)に当接しない形状に設定したことを特徴とする動弁機構用シム。
  2. シム頂面(13)の形状は、ロッカアーム(3)の揺動時にパット面(6)が当接するシム頂面(13)の最大当接直径(Dc)よりも小さいシム頂面(13)の所定の中間直径(Db)に沿った中間直径部位(b)が最も高く、中間直径部位(b)から交線(a)までの中心寄り部位(16)が中間直径部位(b)から交線(a)に向かうほど低くなる形状である請求項1記載の動弁機構用シム。
  3. 所定の中間直径(Db)が、最大当接直径(Dc)の20%以上である請求項2記載の動弁機構用シム。
  4. 交線(a)が、中間直径部位(b)に対して1〜30μm低い請求項3記載の動弁機構用シム。
  5. シム頂面(13)の中心寄り部位(16)は、断面形状が中間直径(Db)の2〜200倍の曲率半径をなす曲面とされた請求項4記載の動弁機構用シム。
  6. シム頂面(13)の形状は、中間直径部位(b)からシム頂面周縁(d)までの周縁寄り部位(17)が中間直径部位(b)からシム頂面周縁(d)に向かうほど低くなる形状である請求項2〜5のいずれか一項に記載の動弁機構用シム。
  7. シム頂面周縁(d)が、中間直径部位(b)に対して1〜40μm低い請求項6記載の動弁機構用シム。
  8. シム頂面(13)の周縁寄り部位(17)は、断面形状が最大当接直径(Dc)の25〜300倍の曲率半径をなす曲面とされた請求項7記載の動弁機構用シム。
  9. ロッカアーム(3)のパット面(6)とバルブ(8)のステム端面(9)との間にシム(10)が介装され、パット面(6)が当接するシム頂面(13)は該シム頂面の中心(X)の回りに回転させて切削され、該シム頂面の中心(X)には該中心(X)が切削できないことからセンター穴(14)が凹設された動弁機構において、
    パット面(6)にはクラウニングが付けられ、
    シム頂面(13)の形状を、ロッカアーム(3)の揺動時にパット面(6)がセンター穴(14)の内周面(15)とシム頂面(13)との交線(a)に当接しない形状に設定したことを特徴とする動弁機構。
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