JP5756242B1 - 露光装置の設計方法 - Google Patents

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【課題】複数のランプが最適に配置された露光装置を提供する。【解決手段】複数のランプ12で構成されたランプ群11と、複数のランプ12からの光を受けて、当該光の均一性を高めるインテグレータ14とを備える露光装置10において、以下の条件式1および2を満足させることにより、上記課題を解決できる。条件式1 a ≰ tanθ1?L?2条件式2 θ1−θ2= θ3但し、a :ランプ群の縦方向寸法および横方向寸法L :ランプ群の出光位置からインテグレータの入射位置までの距離θ1:各ランプの光軸とインテグレータの中心軸とが成す角度の内、最大の値θ2:個々のランプからの光の開き角θ3:インテグレータ入射角【選択図】図6

Description

本発明は、例えば半導体製造の際に使用される露光装置および当該露光装置の設計方法に関する。
半導体等を製造する際に使用される露光装置の照明には例えば紫外線が用いられる。このため、露光装置の照明には、高圧放電ランプに代表されるランプが複数個組み合わせて使用されている。また、複数のランプからの光を受けて、当該光の均一性を高めるレンズ体であるインテグレータが使用されている。
このようなランプは、露光装置において求められる光量に応じた能力のものが採用されるが、当該能力を1つのランプで満たすようにした場合(つまり、「1灯式の場合」)、万一、トラブル等によって当該ランプから出光できなくなると露光作業自体を中断しなければならない。このため、比較的容量が小さい複数のランプを用いて露光装置に求められる光量を供給できるようにすることが一般に行われている(例えば、特許文献1)。
特開2010−72571号公報
従来、複数のランプで構成されたランプ群を露光装置に用いる場合、当該ランプ群の上下端あるいは左右端に近いランプほど、インテグレータの中心軸に対するランプの光軸の角度が大きくなるように当該ランプの配設角度を考慮すれば、露光に必要な光量に応じてランプの数をいくらでも増加させることができる、すなわち、ランプ群の縦方向寸法および横方向寸法はいくらでも大きくできる、と考えられていた。
しかしながら、発明者らは、インテグレータの中心軸に対するランプの光軸の角度が大きくなると、ある角度よりも外側に位置するランプからの光は、露光に寄与する有効な光にはならないという知見を得た。つまり、複数のランプを用いた露光装置は一般的であるが、これら複数のランプをどのようにして配置するべきかについては、未だ改善の余地があった。
したがって、本発明の目的は、複数のランプが最適に配置された露光装置、および、複数のランプを最適に配置する露光装置の設計方法を提供することにある。
本発明の一局面によれば、
複数のランプで構成されたランプ群と、
前記複数のランプからの光を受けて、前記光の均一性を高めるインテグレータとを備えており、かつ、
以下の条件式1および2を満足することを特徴とする露光装置の設計方法が提供される。
条件式1 a ≦ tanθ1×L×2
条件式2 θ1−θ2 = θ3
但し、
a :ランプ群の縦方向寸法および横方向寸法
L :ランプ群の出光位置からインテグレータの入射位置までの距離
θ1 :各ランプの光軸とインテグレータの中心軸とが成す角度の内、最大の値
θ2 :個々のランプからの光の開き角
θ3 :インテグレータ入射角
である。
本発明によれば、複数のランプが最適に配置された露光装置、および、複数のランプを最適に配置する露光装置の設計方法を提供できた。
一の実施例にかかる露光装置10を示す図である。 ランプ12の一例を示す図である。 ランプ本体20の一例を示す図である。 ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hを示す、(a)縦断面図、(b)正面図である。 「インテグレータ入射角θ3」について説明する図である。 ランプ群11とインテグレータ14との位置関係を示す図である。 インテグレータ14の中心軸CLおよびランプ12の光軸LCLが成す角度θと、露光対象物Xの露光に寄与する光の量との関係を示すグラフである。 他の実施例にかかるランプ群11とインテグレータ14との位置関係を示す図である。 図8に示す実施例における、インテグレータ14周辺の拡大図である。 さらに別の実施例にかかるランプ群11とインテグレータ14との位置関係を示す図である。
図1は本発明が適用された一の実施例にかかる露光装置10を示す。露光装置10は、大略、ランプ群11と、インテグレータ14と、凹面鏡16と、照射面18とを有している。
ランプ群11は、複数のランプ12で構成されている。ランプ12は、露光対象物Xの露光に適した波長を含む光を放射するものである。ランプ12の種類は特に限定されるものではないが、本明細書では、ランプ12として高圧放電ランプを使用する場合を例にして説明を行う。
個々のランプ12は、図2に示すように、大略、ランプ本体20と、リフレクター22とを備えている。
ランプ本体20には、上述したように、一例として高圧放電ランプが使用されている。ランプ本体20は、図3に示すように、石英ガラスで一体的に形成された、発光管部102と当該発光管部102から延出する一対の封止部104とを有しており、発光管部102内には封止部104によって密閉された内部空間106が形成されている。また、各封止部104内にはモリブデン製の箔108が埋設されている。
さらに、一端が箔108の一方端部に接続されているとともに他端が内部空間106内に配置されたタングステン製の一対の電極110と、一端が箔108の他方端部に接続されているとともに他端が封止部104から外部へ延出する一対のリード棒112とがそれぞれ設けられている。また、内部空間106には、所定量の水銀114およびハロゲン(例えば臭素)が封入されている。
ランプ本体20に設けられた一対のリード棒112に所定の高電圧を印加すると、発光管部102の内部空間106に設けられた一対の電極110間で開始したグロー放電がアーク放電に移行し、このアークによって蒸発/励起された水銀114によって光(本実施例の場合、主に紫外線)が放射される。
図2に戻って、リフレクター22は、椀状の反射面24をその内側表面に有しており、当該反射面24の内側に発光管部102が位置するように配設されたランプ本体20からの光の一部を反射させる。本実施例では、この反射面24は回転放物面で規定されており、ランプ本体20における発光点(概略、内部空間106における一対の電極110の中間位置)は当該回転放物面の焦点に一致している。これにより、ランプ本体20の発光点から放射され、当該反射面24で反射した後、リフレクター22の出光面25から出た光は、ほぼ平行光となる。もちろん、反射面24の形状はこれに限定されるものではなく、回転放物面やその他の回転面、あるいは回転面以外の形状であってもよい。
ランプ本体20にリフレクター22を組み合わせることにより、ランプ本体20から放射された光は、光軸LCLを中心として所定の角度(以下、「開き角θ2」という)をもった範囲内でリフレクター22の前方に進むようになる。
ランプ群11は、図4に示すように、縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hを有している。ランプ群11の縦方向寸法Vとは、鉛直方向最上段のランプ12におけるリフレクター22(より正確には、当該リフレクター22の反射面24)の中心から、鉛直方向最下段のランプ12におけるリフレクター22(より正確には、当該リフレクター22の反射面24)の中心まで距離をいう。また、ランプ群11の横方向寸法Hとは、水平方向最右端のランプ12におけるリフレクター22(より正確には、当該リフレクター22の反射面24)の中心から、鉛直方向最左段のランプ12におけるリフレクター22(より正確には、当該リフレクター22の反射面24)の中心まで距離をいう。
図1に戻って、インテグレータ14は、複数のランプ12からの光を受け入れる入射面26、および、受け入れた光の均一性を高めたうえで当該光を出射する出射面28を有している。入射面26および出射面28には、それぞれ、複数のフライアイレンズ30が形成されている。
図5に示すように、インテグレータ14には、フライアイレンズ30の形状等の要素に基づいて決定されるインテグレータ入射角θ3が存在する。インテグレータ14を構成するフライアイレンズ30の中央を通過する中心軸FCL上にある当該フライアイレンズ30の焦点Fと、当該フライアイレンズ30の最外端とを結ぶ直線を直線Gとする。このとき、インテグレータ入射角θ3は、当該直線Gと中心軸FCLとが成す角度として定義される。なお、インテグレータ14の中心軸CLと、フライアイレンズ30の中心軸FCLとは、一般的に、互いに平行になっている。
インテグレータ14の入射面26に向かうランプ12からの光と、インテグレータ14の中心軸CLとが成す角度がこのインテグレータ入射角θ3内に入っている場合、当該光は、インテグレータ14の出射面28から所望の角度で出射され、露光対象物Xを露光する。換言すれば、インテグレータ入射角θ3よりも大きな角度でインテグレータ14の入射面26を照らす光は出射面28から有効に出射されず、露光対象物Xの露光に寄与しない光となる。
図1に戻って、凹面鏡16は、その内側に反射凹面32が形成されており、インテグレータ14から出射された光を当該反射凹面32で反射させて平行光にする。
照射面18は、凹面鏡16からの平行光を受ける面であり、当該平行光に対して略直交する向きに配置されている。この照射面18には、露光対象物Xが載置される。露光対象物Xの表面には、例えば感光剤が塗布されており、凹面鏡16からの平行光が露光対象物Xの所望する領域を照射することにより、露光対象物Xの表面に所望の回路パターン等を形成できるようになっている。
本実施例において、複数のランプ12で構成されたランプ群11とインテグレータ14との位置関係は、以下の条件式1および2を満足するようになっている(図6参照)。
条件式1 a ≦ tanθ1×L×2
条件式2 θ1−θ2 = θ3
ここで、
a :ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法H
L :ランプ12の出光位置Sからインテグレータ14の入射位置Rまでの距離
θ1 :各ランプ12の光軸LCLとインテグレータ14の中心軸CLとが成す角度θの内、最大の値
θ2 :個々のランプ12からの光の開き角
θ3 :インテグレータ入射角
である。
従来、露光装置10に複数のランプ12で構成されたランプ群11を用いる場合、当該ランプ群11の上下端あるいは左右端に近いランプ12ほど、当該ランプ12の光軸LCLに対するインテグレータ14の中心軸CLの角度θが大きくなるようにランプ12の配設角度を考慮すれば、露光に必要な光量に応じてランプ12の数をいくらでも増加させることができる、すなわち、ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hはいくらでも大きくできる、と考えられていた。
しかしながら、ランプ12の配置角度に起因して、当該ランプ12の光軸LCLとインテグレータ14の中心軸CLとが成す角度θが大きくなり、ランプ12からの光とインテグレータ14の中心軸CLとが成す角度がインテグレータ入射角θ3よりも大きくなると、当該光は露光に寄与する有効な光ではなくなってしまうことがわかった。
これについて説明すると、図7は、インテグレータ14の中心軸CLとランプ12の光軸LCLとが成す角度θを横軸にとり、その一方で、各角度θにおいて、インテグレータ14の出射面28から有効に出射されて露光対象物Xの露光に寄与する光の量を縦軸にとったグラフである。なお、本グラフにおいて、インテグレータ入射角θ3は6°であり、ランプ12の開き角θ2は2°である。
すると、角度θが「ゼロ」から「インテグレータ入射角θ3−開き角θ2」までの間(すなわち、0°から4°までの間)は、ランプ12からの光がほぼすべて露光に寄与しているが、角度θが「インテグレータ入射角θ3−開き角θ2」よりも大きくなると(すなわち、4°よりも大きくなると)、露光に寄与する光の量は減少していく。さらに、角度θが「インテグレータ入射角θ3+開き角θ2」よりも大きくなると(すなわち、8°よりも大きくなると)、ランプ12からのほぼ全ての光が露光に寄与できなくなる。つまり、「θ3+開き角θ2 ≧ 角度θ」であれば、当該ランプ12から放射される光の少なくとも一部は露光対象物Xの露光に寄与することになる。
以上の知見に基づく「θ3 = θ−θ2」が成立する前提のうえで、図6に戻って、ランプ群11の出光位置Sからインテグレータ14の入射位置Rまでの距離Lとするとともに、各ランプ12の光軸LCLとインテグレータ14の中心軸CLとが成す角度θの内、最大の値をθ1(通常、角度θの値が最大となるのは、ランプ群11の中心から最も遠い位置に配置されたランプ12[以下、「最遠位置ランプD」という]である。)とする。すなわち、「θ3 = θ1−θ2」(条件式2)である。
そして、ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hを「tanθ1×L×2」にて算出される寸法a以内に設定する。つまり、「a≦tanθ1×L×2」(条件式1)とする。これにより、各ランプ12の光軸LCLとインテグレータ14の中心軸CLとが成す角度θの内、最大の値θ1を有する最遠位置ランプD(一般的な場合)から放射された光の内、少なくとも一部は、インテグレータ入射角θ3以内でインテグレータ14に入射することになり、露光に寄与する光となる。換言すれば、上記寸法aよりも外側に配置されたランプ12からの光は、露光に寄与しない無駄な光になるということである。
なお、ランプ群11の出光位置Sとは、当該ランプ群11を構成する一対の最外側のランプ12におけるリフレクター22の中心同士を結ぶ直線Jと、インテグレータ14の中心軸CLとが交わる位置をいう。また、インテグレータ14の入射位置Rとは、インテグレータ14を構成する各フライアイレンズ30の頂点に接する平面とインテグレータ14の中心軸CLとが交わる位置をいう。なお、インテグレータ14の高さAは、寸法aや距離Lと比較して十分に小さい(つまり、a>>A、および、L>>A)。
したがって、本実施例の露光装置10によれば、放射したすべての光が露光に寄与しない無駄な光となってしまうようなランプ12が生じるのを回避して、すべてのランプ12を露光に寄与させることができる。
(変形例)
(1)
一対の電極110の離間距離(すなわち、ランプ12の「電極間隔」)は、0.8mm以上1.5mm以下に設定するのが好適である。なお、電極間隔は、ランプ12の開き角θ2と関連性を有している。電極間隔が狭くなると、ランプ12の開き角θ2は小さくなる。逆に、電極間隔が広くなると、ランプ12の開き角θ2は大きくなる。したがって、ランプ群11におけるランプ12の配置状態に鑑み、必要に応じて各ランプ12の電極間隔を変化させて、上記条件式(1)および(2)を満たすようにするのが好ましい。
(2)
上述した実施例にかかる露光装置10に対して、図8および図9に示すように、更に凸レンズ50を追加してもよい。この凸レンズ50は、インテグレータ14におけるランプ群11に向かう面、すなわち、入射面26側に配設される。凸レンズ50は、図示するように、そのレンズ中心52が各フライアイレンズ30の頂点に接する平面に含まれるような位置に配設される(さらに言えば、レンズ中心52の位置とインテグレータ14の入射位置Rとを互いに一致させる。)のが好適であるが、当該平面からやや離れた位置に配設されてもよい。
このような凸レンズ50を設けることにより、各ランプ12からの光は、凸レンズ50によってインテグレータ14の中心軸CLと成す角度が小さくなるように屈折される。換言すると、露光対象物Xの露光に寄与する光、すなわち、中心軸CLと成す角度がθ1でインテグレータ14の入射面26に入射する光は、θ1+α(「α」は凸レンズ50によって決まる角度である。)で凸レンズ50に入射すればよいということになる。この結果、ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hの値aを更に大きくすることが可能となり(=a+β)、より多くのランプ12をランプ群11に含めて、露光対象物Xの露光に寄与する光を増加させることができる。したがって、ランプ群11におけるランプ12の配置状態に鑑み、必要に応じて凸レンズ50の曲率を変化させて、上記条件式(1)および(2)を満たすようにするのが好ましい。
(3)
上記変形例(2)とは別に、図10に示すように、露光装置10に対して更にランプ前面レンズ60を追加してもよい。このランプ前面レンズ60は、ランプ12におけるインテグレータ14に向かう面側、すなわち、出光面25側に配設される。ランプ前面レンズ60は、ランプ12からの光の広がりを小さくする役割を有しており、図示するように、各ランプ12に対してそれぞれランプ前面レンズ60を設けてもよいし、1つのランプ群11に対して1つのランプ前面レンズ60を設けてもよい。また、ランプ前面レンズ60は、上述のようにランプ12からの光の広がりを小さくできるものであれば、凸レンズ、フレネルレンズ、あるいはその他の種類のレンズを使用することができる。
このようなランプ前面レンズ60を設けることにより、各ランプ12からの光は、ランプ前面レンズ60により、インテグレータ14の中心軸CLと成す角度が小さくなるように屈折される。換言すると、ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hの値「a」が同じである場合は、開き角θ2がより大きなランプ12を使用することが可能となる。逆に、開き角θ2が同じランプ12を使用する場合は、図示するように、ランプ群11の縦方向寸法Vおよび横方向寸法Hの値aを更に大きくすることが可能となり(=a+β)、より多くのランプ12をランプ群11に含めて、露光対象物Xの露光に寄与する光を増加させることができる。したがって、ランプ群11におけるランプ12の配置状態に鑑み、必要に応じてランプ前面レンズ60の曲率を変化させて、上記条件式(1)および(2)を満たすようにするのが好ましい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…露光装置、11…ランプ群、12…ランプ、14…インテグレータ、16…凹面鏡、18…照射面、20…ランプ本体、22…リフレクター、24…反射面、25…出光面、26…入射面、28…出射面、30…フライアイレンズ、50…凸レンズ、52…(凸レンズの)レンズ中心、60…ランプ前面レンズ、102…発光管部、104…封止部、106…内部空間、108…箔、110…電極、112…リード棒、114…水銀、X…露光対象物、θ1…(インテグレータの)有効入射角、CL…(インテグレータの)中心軸、LCL…(ランプの)光軸、V…(ランプ群の)縦方向寸法V…(ランプ群の)横方向寸法、θ…インテグレータの中心軸とランプの光軸とが成す角度、L…ランプ12の出光面25からインテグレータ14の入射面26までの距離、F…インテグレータの焦点、G…直線、S…(ランプ群の)出光位置、R…(インテグレータの)入射位置、D…ランプ群11の中心から最も遠い位置に配置されたランプ12、A…インテグレータ14の高さ

Claims (1)

  1. 複数のランプで構成されたランプ群と、
    前記複数のランプからの光を受けて、前記光の均一性を高めるインテグレータとを用いており、かつ、
    以下の条件式1および2を満足することを特徴とする露光装置の設計方法。
    条件式1 a ≦ tanθ1×L×2
    条件式2 θ1−θ2 = θ3
    但し、
    a :ランプ群の縦方向寸法および横方向寸法
    L :ランプ群の出光位置からインテグレータの入射位置までの距離
    θ1 :各ランプの光軸とインテグレータの中心軸とが成す角度の内、最大の値
    θ2 :個々のランプからの光の開き角
    θ3 :インテグレータ入射角
    である。
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