JP5755623B2 - シート電極 - Google Patents

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Description

本願は、マスクを介して施術を行うシート電極に関する。
従来では、皮膚に微弱な電流を流すことで、例えば水溶性の有効成分を皮膚内に効果的に導入するイオン導入法等の施術が知られている。また、顔面を覆うマスクに通電可能な物質を塗布しイオン導入器の電極導子と接続可能とすることで、顔面マスクを用いてイオン導入を行う手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−169617号公報
しかしながら、上述したような従来手法では、顔面を覆うマスクに予め通電可能な物質が塗布されているため、例えばユーザが施術を行いたい箇所に電極を自由に移動させることができなかった。また、通電可能な物質が塗布されている専用のマスクを使用する必要があり、例えば市販のマスクを用いて繰り返し施術を行うことができなかった。
開示の技術は、上記の点に鑑みてなされたものであり、利便性良くマスクを介して施術を行うシート電極を提供することを目的とする。
開示の技術の一観点によれば、上記目的を達成するために、顔面の所定の領域を被覆するマスクを介して施術を行うためのシート電極であって、前記マスクに対して、当該シート電極を着脱可能とする接着部材と、前記顔面の所定の領域のうち施術を行う領域に対し、施術を行う信号を供給する電極とを有し、前記電極は、前記顔面の所定の領域のうち施術を行う領域の凹凸形状の高低差、及び前記領域の曲面に対応させた形状で構成され、前記接着部材は、前記形状で構成された前記電極の縁部の一部又は端部に設けられ、前記電極の形状は、複数の円状と、前記複数の円状を接続する接続部とを有し、前記複数の円状は、前記施術を行う領域の端部となる位置に設けられ、前記接続部は、前記端部となる位置に設けられる前記複数の円状をそれぞれ接続する形状を有する
開示の技術によれば、利便性良くマスクを介して施術を行うシート電極を提供することが可能となる。
本実施形態に係るシート電極を用いた施術例の一例を示す図である。 本実施形態に係るシート電極が設けられる顔面マスクの一例を示す図である。 本実施形態に係るシート電極を説明するための図である。 本実施形態に係るシート電極の接着部材について説明するための図である。 シート電極の形状及び接着部材の取付位置を説明するための図である。 施術領域に対応したシート電極の形状の一例を示す図である。 可塑性を有するシート電極を説明するための図である。
以下、実施の形態について詳細に説明する。
<シート電極を用いた施術例>
図1は、本実施形態に係るシート電極を用いた施術の一例を示す図である。図1の例では、シート電極10は、ユーザ(例えば被施術者等)の顔面の所定の領域を被覆する顔面マスク20上に設けられ、施術を行う信号(例えば、施術用信号)を出力する出力装置30に接続される。
シート電極10に出力装置30から施術を行う信号が供給されると、例えばイオン導入の場合には、シート電極10に流れる微弱電流(例えば10μA〜1mA程度)により顔面マスク20に含まれる有効成分がユーザの皮膚に浸透していくこととなる。
このように、シート電極10を用いることにより、例えば顔面マスク20を介してユーザに施術を行うことが可能となる。
シート電極10は、例えば顔面マスク20に対して着脱可能となるための接着部材や出力装置30から施術を行う信号が供給される電極等が一体化されている。
顔面マスク20は、例えば保水性や耐水性を有する不織布等により成形された顔面用マスクであり、例えば市販で使用される美顔用マスク等であっても良い。
顔面マスク20は、例えば薬剤、医薬品、及び化粧品(例えば化粧水、乳液、クリーム、ゲル等)のうち少なくとも1つに含まれる1又は複数の有効成分、例えば、皮膚を活性化させるビタミンC及びその誘導体、トラネキサム酸、4メトキシサリチル酸及びその塩、リドカイン、ジフェンヒドラミン等の水溶性の有効成分等が含浸している。
出力装置30は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレット端末、PDA(Personal Data Assistant)、例えばiPod(登録商標)等のPD(Portable Device)、PC(Personal Computer)、ゲーム機等の一般に普及しているコンテンツ再生装置であっても良く、イオン導入等の施術を行う信号を出力する装置であれば良い。
上述した構成により、顔面マスク20上の施術したい箇所にシート電極10を自由に取り付けることが可能となり、更に同一のシート電極10を用いて繰り返し施術を行うことが可能となる。したがって、シート電極10によれば、利便性良くマスクを介して施術を行うことが可能となる。
<顔面マスク20>
図2は、本実施形態に係るシート電極が設けられる顔面マスクの一例を示す図である。図2(A)は、顔面マスク20がユーザの顔面を覆った状態を示し、図2(B)は、顔面マスク20の平面図を示している。
図2(A)に示すように、シート電極10を用いて施術を行う場合には、例えば顔面マスク20を顔面に被せ、例えば顔面マスク20に含浸した有効成分をユーザの顔面全体に付着した状態とする。
図2(B)に示すように、顔面マスク20は、例えばユーザの顔面の形状に合わせて成形され、例えばユーザの目や口、鼻等に対応する部分に開口部が形成されている。
上述した顔面マスク20は、例えば、顔面全体を覆う形状としているがこれには限定されず、例えば施術を行いたい目元や頬等の領域のみ覆う形状としても良い。
<シート電極10の構成>
図3は、本実施形態に係るシート電極を説明するための図である。図3(A)は、シート電極10の裏面の平面図を示し、図3(B)は、シート電極10の表面の平面図を示す。また、図3(C)は、図3(A)のI−IIに示す線上で切断したときの断面図を示す。
図3(A)に示すように、シート電極10の裏面には、電極11と、接着部材12と、ホック式電極端子13とが設けられている。
電極11は、例えばホック式電極端子13を介して出力装置30から施術を行う信号が供給される。電極11は、例えばカーボン等により構成されるが、アルミニウム、ステンレス、白金、Ag/AgCl等により構成されても良い。また、電極11の形状は、例えばシート状(面状)やメッシュ状により構成されると良い。
接着部材12は、例えば有効成分が含浸した顔面マスク20に対してシート電極10を着脱可能な状態とする。接着部材12は、例えば面ファスナー等により構成されるが、これに限定されるものではない。
接着部材12は、例えば面ファスナーにより構成される場合にはフック側として機能し、顔面マスク20がループ側として機能することで、顔面マスク20に対して電極11を貼り付けたり剥がしたりすることが可能となる。
ホック式電極端子13は、例えばシート電極10の表面側と裏面側とが連通するように設けられる。例えば、ホック式電極端子13が出力コードのコネクタ部と接続されることにより、出力装置30と電極11とを電気的に接続する。
また、図3(B)に示すように、シート電極10の表面には、例えば台紙14が設けられ、出力コードのコネクタ部と接続するためのホック式電極端子13のホック部分が現れている。
台紙14は、例えば電極11と接着部材12とホック式電極端子13とを一体化するために用いられる。
台紙14は、例えばポリプロピレン等を主原料とするフィルム法合成紙(例えばユポ(登録商標)FPG−60(厚さ60μm))等により構成されるが、例えば紙に限定されるものではなく、例えば繰り返し使用可能な耐水性や、顔面に密着する柔軟性を有するものを用いると良い。また、台紙14は、例えば伸縮性を有していても良い。
また、図3(C)に示すように、シート電極10は、顔面マスク20に対して、電極11と接着部材12とがそれぞれ対面するように台紙14に接着されている。また、ホック式電極端子13は、電極11及び台紙14を連通するように設けられている。
すなわち、台紙14側のホック式電極端子13は、出力装置30の出力コード31のコネクタ部と接続可能な状態に設けられると良い。また、電極11側のホック式電極端子13は、例えばシール状の台紙15等により覆うように構成されても良く、例えば電極11に埋め込まれても良く、電極11と連通可能な状態に設けられると良い。
なお、図3(C)の例では、台紙14上の縁部に接着部材12を設け、接着部材12の間(台紙14の中央領域)に電極11を設けているがこれには限定されず、例えば台紙14上の縁部まで(例えば台紙14と同じサイズで全体に重なるように)電極11を設け、電極11上の縁部に接着部材12を設けても良い。このように、電極11と接着部材とは、例えば顔面マスク20に対面するように構成されれば良い。
上述したように、シート電極10は、電極11と接着部材12とホック式電極端子13とが台紙14により一体化されるよう形成されている。
また、シート電極10によれば、顔面マスク20に対して着脱可能であるため、顔面マスク20を介してユーザの施術したい箇所に施術することが可能となる。また、同一のシート電極10は繰り返し使用可能であるため、顔面マスク20を使用した後も新たな顔面マスク20に取り替えることで何度でも施術に用いることが可能となる。このように、シート電極10によれば、利便性良くマスクを介して施術を行うことが可能となる。
<接着部材12>
図4は、本実施形態に係るシート電極の接着部材について説明するための図である。図4(A)は、接着部材12の一例を示し、図4(B)は、電極11の一例を示し、図4(C)は、台紙14の一例を示す。
シート電極10は、例えば、図4(A)に示す接着部材12と、図4(B)に示す電極11とを、図4(C)に示す台紙14上に設けることで構成される。
図4(A)に示すように、接着部材12の形状は、図4(B)に示す電極11の円状の縁部に沿った形状とするがこれには限定されない。例えば、接着部材12は、顔面マスク20に対してシート電極10を貼り付けたときに剥がれず、密着するような形状にすれば良い。
ここで、電極11及び接着部材12はそれぞれ、台紙14に対して例えばアクリル製の糊や熱溶着等を用いて接着させると良い。また、電極11は、上述したカーボン等による導電性物質により構成して、台紙14上に、例えば印刷や塗布等により設けても良い。
<シート電極10の形状と接着部材12の取付位置>
図5は、シート電極の形状及び接着部材の取付位置を説明するための図である。なお、図5(A)、図5(B)は、それぞれシート電極10の形状及び接着部材の取付位置の一例を示している。また、図5(C)、図5(D)は、本実施形態におけるシート電極10の形状について説明するための図である。
上述したように、シート電極10は、例えば顔面マスク20上に貼り付けて用いられるが、ユーザの顔面は凹凸形状(例えば、曲面の顔形状も含まれる)を有し、施術を行いたい箇所である目元や頬等の領域(施術領域)もそれぞれの凹凸形状を有している。また、ユーザごとに、顔面の凹凸形状もそれぞれ異なる。
そこで、本実施形態におけるシート電極10は、例えば顔面マスク20上に貼り付けて用いるときに、例えばユーザの顔面の形状に対して空隙を含まないように、例えば密着した状態となる形状に構成されると良い。
例えば、図5(A)の例では、シート電極10は、その形状の外周に内接するように設けられた最大の円40の直径16が、例えば所定の長さ(例えば、約1cm〜3cm等)となるように構成すると良い。
また、図5(B)の例では、シート電極10は、その形状の外周に内接するように設けられた最大の円41の直径17が、例えば所定の長さとなるように構成すれば良い。
上述のように、シート電極10は、例えば形状の外周に内接するように設けられた最大の円の直径を所定の長さとすることで、例えばユーザの顔の凹凸形状に沿うように形状を構成することが可能となる。なお、シート電極10の形状は、顔の凹凸形状に沿わないために生じる電極11のシワ等による空隙が含まれないように構成すれば良い。
したがって、シート電極10は、例えばその形状の外周に内接するように設けられた最大の円の直径を、例えば0.5cm〜4cm等のように適宜変更しても良く、顔の凹凸形状(例えば、施術領域の形状)に沿うように構成すれば良い。
図5(A)や図5(B)の例では、接着部材12は、電極11の円状の縁部や端部に取り付けられている。
ここで、例えば図5(C)の例では、シート電極10は、その形状の外周に内接するように設けられた円42の直径18が、上述した所定の長さを超えている。このような形状の場合、シート電極10が顔の凹凸形状に追従しなくなり、接着部材12が電極11の周囲に取り付けられているにもかかわらず、顔面マスク20に貼り付けたときに空隙を有してしまう可能性がある。
そこで、本実施形態では、例えば図5(D)に示すように、例えばシート電極10の全体形状の一部に少なくとも1つの穴を設けて、例えば顔面の形状と密着しなくて良い部分を設けると良い。なお、図5(D)の例では、電極11の中央領域に穴を1つ設けているが、これに限定されるものではない。これにより、例えばシート電極10の形状の外周に内接するように設けられた円43の直径を所定の長さとなるように構成することが可能となる。
上述したように、シート電極10は、例えば形状の外周に内接するように設けられた最大の円の直径を所定の長さとなるように構成することで、顔の凹凸形状と沿うよう構成することが可能となる。これにより、顔面マスク20に貼り付けたときのシート電極10の密着状態を向上させ、シート電極10が密着した状態で施術することが可能となる。
<施術領域に対応したシート電極10の形状例>
図6は、施術領域に対応したシート電極の形状の一例を示す図である。なお、図6(A)〜図6(H)の例では、例えば図5で説明した形状の外周に内接するように設けられた最大の円の直径を所定の長さとしながら、施術領域に対応したシート電極10の形状を説明する。
図6(A)は、3つの円状を有したシート電極10の一例を示し、図6(B)は、4つの円状を有したシート電極の一例を示し、図6(C)は、矩形の両端を円状にしたシート電極10の一例を示す。また、図6(D)は、全体が円状のシート電極10の一例を示し、図6(E)は、図6(C)に示す一端を円状として、他端に向けて径を小さくしたシート電極10の一例を示し、図6(F)は、3つの円状を矩形状に接続したシート電極10の一例を示す。また、図6(G)は、「つ」状のシート電極10の一例を示し、図6(H)は、傘状のシート電極10の一例を示す。
図6(A)や図6(B)に示すシート電極10は、例えばユーザの顔面の領域のうち、例えば目元や目元から頬にかかる領域に対して施術を行うときに用いる形状を有している。例えば、目元や目元から頬にかかる領域の凹凸形状は、顔面の凹凸形状のうち凹凸形状の高低差は比較的小さいが、なだらかな曲面を有する範囲が広い。
そこで、図6(A)や図6(B)に示すように、上述した所定の長さの直径を有する円状を複数有する、例えばメッシュ状に構成可能な形状とすることで、顔面の形状に沿うように貼り付けられるため、密着した状態を得ることが可能となる。
また、図6(C)に示すシート電極10は、顔面の領域のうち額や、例えば頬や顎、鼻等に対して施術を行うときに用いる形状を有し、図6(D)に示すシート電極10は、顔面の領域のうち、例えば額や頬、顎等に対して施術を行うときに用いる形状を有している。
図6(C)や図6(D)に示すシート電極10の形状は、上述した図6(A)や図6(B)に示すシート電極10の形状と比較して、上述した所定の長さの直径を有する円状の数が少ない。
したがって、例えば凹凸形状の高低差が小さく、凹凸形状の少ない範囲が広い額や頬だけでなく、凹凸形状の高低差が比較的大きい顎に対しても用いることが可能となる。
一方、例えば凹凸形状の高低差が大きく、凹凸形状を有する範囲が広い鼻に対しては、この凹凸形状に沿った形状を持つ、例えば図6(C)に示すシート電極10を用いることも可能である。
また、図6(E)に示すシート電極10は、顔面の領域のうち、例えば目元や頬に対して施術を行うときに用いる形状を有し、図6(F)示すシート電極10は、顔面の領域のうち、例えば目元や頬、顎等に対して施術を行うときに用いる形状を有する。
図6(E)に示すシート電極10は、例えば目元や頬の領域に沿った形状を有しており、図6(F)に示すシート電極10は、例えば目元や頬の領域だけでなく顎の領域に沿った形状を有している。したがって、それぞれの顔面の凹凸形状に沿うように貼り付けられるため、密着した状態を得ることが可能となる。
また、図6(G)に示すシート電極10は、例えば、顔面の領域のうち目尻に対して施術を行うときに用いる形状を有し、図6(H)に示すシート電極10は、例えば、顔面の領域のうち鼻の領域に施術を行うときに用いる形状を有する。
図6(G)に示すシート電極10は、同様に、例えば目尻の領域に沿った形状を有しており、図6(F)に示すシート電極10は、同様に、例えば鼻の領域に沿った形状を有している。したがって、それぞれの顔面の凹凸形状に沿うように貼り付けられるため、密着した状態を得ることが可能となる。
上述したシート電極10によれば、図5で説明した形状の外周に内接するように設けられた最大の円の直径を所定の長さとしながら、それぞれの施術領域の凹凸形状に沿った形状を有することで、それぞれの形状に対して空隙を含まないように構成され、密着した状態を得ることが可能となる。
なお、図6に示す接着部材12の形状は、上述したように、電極11の円状の縁部や端部に沿った形状とするが、顔面マスク20に対してシート電極10を貼り付けたときに剥がれず、密着するような形状にすれば良い。
<可塑性を有するシート電極10>
図7は、可塑性を有するシート電極を説明するための図である。図7(A)は、例えば鼻の領域に対応した形状を有するシート電極10の一例を示す。また、図7(B)は、例えば顎や鼻等の領域に対応した形状を有するシート電極10の一例を示す。
図7(A)に示すシート電極10は、上述した図6(H)に示すシート電極10の表面の一例を示している。上述したように、鼻の領域の凹凸形状は、例えば顔面の他の領域の凹凸形状と比較して、凹凸形状の高低差が大きく、凹凸形状を有する範囲も広い。
そこで、図7(A)に示すように、例えばシート電極10を鼻の凹凸形状の高低差を有する領域に対して塑性変形させたときに、変形した状態を保持するための保持部材44をシート電極10に設けると良い。
図7(B)に示すシート電極10は、上述した図6(C)に示すシート電極10の表面の一例を示している。例えば顎等の領域も、例えば鼻の領域と同様に、凹凸形状の高低差を有し、凹凸形状の範囲も広い。
そこで、図7(B)に示すように、例えばシート電極10を顎等の凹凸形状の高低差を有する領域に対して塑性変形させたときに、変形した状態を保持するための保持部材45をシート電極10に設けると良い。
上述した保持部材44や保持部材45は、例えば樹脂の針金(例えば、三井化学(株)のテクノロート(登録商標)等)を用いるがこれに限定されず、塑性変形された状態を保持するための材質(材料)を有した部材であれば良い。また、保持部材44や保持部材45は、例えば台紙14に対して例えばアクリル製の糊や熱溶着等を用いて接着しても良く、台紙14にシール状の台紙を用いて貼り付けても良く、台紙14に縫い付けても良い。
なお、保持部材44や保持部材45は、例えばシート電極10を施術領域に密着するよう塑性変形させたときに、最も変形する部位に設けても良く、変形する部位に対して複数設けても良い。
上述したように、保持部材44や保持部材45を有したシート電極10を用いることで、塑性変形された状態を保持することが可能となるため、顔面マスク20を介した顔面の形状に対するシート電極10の密着力を向上させることが可能となる。
なお、本実施形態では、図7(A)に示す保持部材44や、図7(B)に示す保持部材45を用いずに、シート電極10全体が塑性変形した状態を保持する材質(材料)により構成されていても良い。
上述したように、本実施形態によれば、マスクを介して施術を行うシート電極を提供する。なお、上述した実施形態では、例えばシート電極を顔面に使用した例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えばユーザの首や、肩、腕等の人体の所定の領域にも使用することが可能である。また、シート電極は、出力装置から供給する施術を行う信号を変更することで、上述したイオン導入の他、マイクロカレント(微弱電流療法)、EMS(Electrical Muscle Stimulation)、低周波治療等の美容施術又はその他の施術に用いることも可能である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
10 シート電極
11 電極
12 接着部材
13 ホック式電極端子
14,15 台紙
20 顔面マスク
30 出力装置
31 出力コード
40〜43 円状
44,45 保持部材

Claims (7)

  1. 顔面の所定の領域を被覆するマスクを介して施術を行うためのシート電極であって、
    前記マスクに対して、当該シート電極を着脱可能とする接着部材と、
    前記顔面の所定の領域のうち施術を行う領域に対し、施術を行う信号を供給する電極とを有し、
    前記電極は、前記顔面の所定の領域のうち施術を行う領域の凹凸形状の高低差、及び前記領域の曲面に対応させた形状で構成され、
    前記接着部材は、前記形状で構成された前記電極の縁部の一部又は端部に設けられ
    前記電極の形状は、複数の円状と、前記複数の円状を接続する接続部とを有し、
    前記複数の円状は、前記施術を行う領域の端部となる位置に設けられ、
    前記接続部は、前記端部となる位置に設けられる前記複数の円状をそれぞれ接続する形状を有することを特徴とするシート電極。
  2. 前記複数の円状は、三角形、又は矩形の各頂点に対応する位置にそれぞれ設けられることを特徴とする請求項1に記載のシート電極。
  3. 可塑性であることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート電極。
  4. 前記電極を塑性変形した状態を保持する保持部材を有することを特徴とする請求項に記載のシート電極。
  5. 前記電極は、所定の成分が含浸している前記マスクを介して、前記施術を行う信号を供給することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシート電極。
  6. 前記所定の成分は、薬剤、医薬品、及び化粧品のうち少なくとも1つに含まれる1又は複数の成分であることを特徴とする請求項5に記載のシート電極。
  7. 前記電極は、前記施術を行う信号を出力する装置から、前記施術を行う信号が供給されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシート電極。
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