JPH0970442A - 補助電極パッド及びそれを用いた低周波治療器 - Google Patents

補助電極パッド及びそれを用いた低周波治療器

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JPH0970442A
JPH0970442A JP22777095A JP22777095A JPH0970442A JP H0970442 A JPH0970442 A JP H0970442A JP 22777095 A JP22777095 A JP 22777095A JP 22777095 A JP22777095 A JP 22777095A JP H0970442 A JPH0970442 A JP H0970442A
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Japan
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electrode pad
auxiliary electrode
standard
water
treatment device
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Yoshio Suga
良夫 菅
Akihito Fujita
晃人 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準付属の電極パッドに積層するだけで、電
気刺激を与える身体の範囲を拡大又は特定でき、しかも
必要に応じて薬効成分の混入も可能な使い捨て仕様の補
助電極パッドを提案するものである。 【解決手段】 含水ゲルを基材に含浸又は塗布して作製
した少なくとも片面に粘着性を付与した含水ゲルシート
を主構成としたものであって、低周波治療器付属の標準
電極パッド10より通電可能で且つ着脱自在に重ね貼り
される前記標準電極パッド10よりも広面積となした補
助電極パッド20。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低周波治療器に付属
する既成の標準電極パッドに取りつけることにより、身
体への通電対象領域を拡大又は特定できる補助電極パッ
ドに関する。
【0002】
【従来の技術】低周波治療器は一般家庭にも広く普及し
ている。低周波治療器が微弱電流の高電圧パルスを電極
パッドを通じて使用者の身体のツボに電気刺激を与える
ことにより、使用者は叩く、揉む、マッサージを行うの
とほぼ同等の効果を得ることができる。電極パッドとし
ては、ウレタン樹脂に水分を含有させた含水ゲルシート
で導電端子を被覆したものが公知である。また含水ゲル
シートの代わりに導電性ゴムを用いたものも知られてい
る。前記導電端子からはリード線が導出されており、そ
の終端に取りつけられた接続ジャックを低周波治療器本
体に差し込むことによりパルス電圧を電極パッドに印加
できるように構成されている。そして通常の製品では標
準サイズの電極パッドのみが標準付属品として低周波治
療器本体に付属している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような電
極パッドは様々な問題を抱えている。例えば電極パッド
が小さく且つ定形であるためツボ周囲の極小部位のみに
しか電気刺激を与えることができず、複数のツボに一括
して電気刺激を与えたり、点在するツボの中から特定の
もののみを選択してこれらに一括して電気刺激を与える
ことができないという問題がある。このため従来は対象
となるツボを探し出したうえ、各ツボに電極パッドを順
次貼りつけて個々に電気刺激を与えるしかなく、時間を
要するうえにツボ探しの煩雑さもあった。広面積を有す
る電極パッドをオプション品として販売することも考慮
されるが、リード線や接続ジャックを備えた電極パッド
を低価格で消費者に提供することは難しい。また従来の
標準電極パッドは1組しか付属していないから、1台の
低周波治療器を複数人が使用する場合には、同じ電極パ
ッドを共用するしかなく皮膚病の感染等を懸念する人に
とっては使用に抵抗感もある。更に従来の電極パッドに
は皮膚に密着して電気刺激を与えるだけの機能しかない
ため、例えば痩身美容や美顔療法への応用にも限界があ
った。本発明はかかる現況に鑑みてなされたものであ
り、標準付属の電極パッドに積層するだけで、電気刺激
を与える身体の範囲を拡大又は特定でき、しかも身体へ
の密着性にも優れ且つ低価格であり、加えて必要に応じ
て薬効成分の混入も可能な使い捨て仕様の補助電極パッ
ドを提案するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、含水ゲルを基材に含浸又は塗布して作製
した少なくとも片面に粘着性を付与した含水ゲルシート
を主構成とし、その面積を標準電極パッドのそれよりも
大きくした補助電極パッドを提案するものである。
【0005】含水ゲル中には水分以外に各種薬効成分を
含ませることができる。即ち薬効成分としては種々のも
のが対象となるが、含水ゲルの導電率を高める観点から
は電解質が好ましく、その中でも収斂効果による痩身美
容が期待できる理由から食塩が推奨される。
【0006】また保管性及び取扱い性を考えると含水ゲ
ルシートの片面又は両面に非透水性フィルムを積層する
ことが好ましい。
【0007】パッド面の形状は定形であってもよいが、
身体の通電対象領域の形状に対応させた形状としてもよ
い。
【0008】またこのような補助電極パッドを用いた低
周波治療器は次の内容を有する。低周波発振回路を備え
た低周波治療器本体と、低周波治療器本体にリード線を
介して接続される標準電極パッドと、含水ゲルを基材に
含浸又は塗布して作製した少なくとも片面に粘着性を付
与した含水ゲルシートを主構成としたものであって、前
記標準電極パッドを介して通電可能で且つ着脱自在に重
ね貼りされる補助電極パッドを有している。
【0009】
【作用】このような構成の補助電極パッドは、低周波治
療器付属の標準電極パッドと皮膚との間に介在させて使
用する。例えば、ツボを含む一定範囲をカバーするよう
に本補助電極パッドを貼り付け、この補助電極パッドの
上から低周波治療器付属の標準電極パッドを重ね貼りす
る。補助電極パッドの皮膚への貼着は含水ゲルの粘着性
により行う。補助電極パッドを皮膚に貼る前に標準電極
パッドを補助電極パッドに積層してもよい。含水ゲルシ
ートは多量の水分を含むことから導電性が高く、標準電
極パッドに印加されるパルス電圧は補助電極パッドを通
じて皮膚に通電される。補助電極パッドは、単一のツボ
を中心として一定の範囲を覆うことも、あるいは複数の
ツボを一括被覆することもできる。補助電極パッドは標
準電極パッドよりも広い面積を被覆できるのでツボを拾
うことが容易である。また、使用後は補助電極パッドは
廃棄するので衛生的でもある。
【0010】請求項2記載のように含水ゲル中に薬効成
分を含ませた場合は、通電により活性状態となった皮膚
に薬効成分が効果的に浸透する。
【0011】請求項3記載のように薬効成分に食塩が含
まれている場合、補助電極パッドの導電性を高めること
が可能で、より強い刺激をツボに与えることができる。
また低周波治療器のもつマッサージ作用と食塩のもつ収
斂作用とが複合的に作用し痩身美容効果を発揮できる。
【0012】請求項4記載のように含水ゲルシートの片
面又は両面に非透水性フィルムを積層した場合、使用に
あたってはこの非透水性フィルムを剥離して使用する。
非透水性フィルムは補助電極パッドの保管にあたって含
水ゲルシート中の水分揮発を防止する。
【0013】請求項5記載のように、補助電極パッドの
形状を身体の通電対象領域の形状に対応させた場合、パ
ルス電圧はツボを中心とする選択された部位のみに集中
的に通電されるので印加電力を効果的に利用できる。
【0014】請求項6の低周波治療器は、標準電極パッ
ドと皮膚との間に補助電極パッドを介在させて使用す
る。パルス電圧は標準電極パッドを通じて補助電極パッ
ドに給電される。補助電極パッドは含水ゲルの粘着性に
よって皮膚に貼りつき、刺激を与える身体部位の面積拡
大や特定化を行う。
【0015】
【発明の実施の形態】次に本発明の詳細を図示した実施
例に基づき説明する。図1は本発明の概要を示し、図中
1が低周波治療器本体、10が標準電極パッド、20が
補助電極パッドである。低周波治療器本体1としては低
周波発振回路を備えた公知のものが使用できる。標準電
極パッド10は低周波治療器本体1に標準装備されてい
るものであり、例えば、パッド片11の表面材料として
はウレタン樹脂を主材料とした含水ゲルシートや導電性
ゴムが使用できる。パッド片11には、リード線12が
導出された金属板(図示せず)が内装され、前記リード
線12の終端には接続ジャック13が取りつけられてい
る。補助電極パッド20は前記標準電極パッド10より
も広面積を有している。補助電極パッド20としては図
2に示すように、不織布等の基材21に水溶性高分子を
主成分とする含水ゲル22を含浸させたものや、図3に
示すように基材21の両面に含水ゲル22を塗布したも
の、更に図4に示すように基材21の片面に含水ゲル2
2を塗布したもの等が採用でき、その厚みは通常約0.
1〜2mmの範囲に設定される。いずれの場合も標準電
極パッド10が重ね貼りされる上面20Aと皮膚への接
触面となる下面20Bとの間は通電性がある必要があ
る。このような観点からは図2として示す基材21に含
水ゲル22を含浸させる方法が最も適している。含水ゲ
ル22は多量の水分を揮発させることなく長期間保持で
きることから、上面20Aと下面20Bとの間に充分な
導電性を確保することができる。
【0016】このような補助電極パッド20はこのまま
の状態で供給してもよいが、長期間保管性や取扱性の観
点からは、図5に示すように上下両面に非透水性フィル
ム23,23を積層することが好ましい。
【0017】含水ゲル22としては、水溶性高分子又は
分子内に親水基を多量に持つ高分子材料を主成分とし、
これに食塩を配合したものを用いている。水溶性高分子
としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリルア
ミド、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルピロリドン無水
マレイン酸共重合物、ポリビニルスルホン、ポリエチレ
ンオキサイド、ポリエチレンイミン、メチルセルロー
ス、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナ
トリウム、アルギン酸ナトリウム、ゼラチン、キサンタ
ンガム、ローカストビーンガム等が例示できる。また分
子内に親水基を多量に持つ高分子材料としては、ポリウ
レタンヒドロゲル、ポリアクリル酸ヒドロゲル等が例示
できる。食塩としては例えばパウダー状ソルトを用いる
ことが好ましい。パウダー状ソルトは粒径が60μm〜
80μm程度であって極めて細かく、含水ゲルへの溶解
量を増やすことができる。食塩の溶解量の増加は含水ゲ
ルの導電性の向上と食塩による収斂効果の向上に直接影
響するため重要である。
【0018】塩の配合は、皮膚及び筋肉の収斂効果によ
り痩身美容効果を発揮させるためであるが、他の美容効
果や治療効果を目的とする場合は、目的に応じた薬効成
分を塩と一緒に、あるいは食塩に代えて配合することも
できる。塩と一緒に配合できる他の薬効成分としては、
例えば、人参エキス、アロエエキス、キダチアロエ、糸
瓜エキス、桃の葉エキス、根昆布エキス、海草粉末、ロ
ーヤルゼリー、ハチミツ、卵白プロテイン、ミルク蛋
白、コラーゲン、シルクパウダー、スクワラン、ホホバ
オイル、西洋ハーブエキス、ハマメリス、天然塩、パパ
イン、蛋白質分解酵素、唐辛子、ビタミンC、米糠、黒
砂糖、アズレン、シソエキス、ドクダミエキス等が挙げ
られる。
【0019】アズレン等には消炎効果があり、アロエエ
キス等には保湿等の効果があり、皮膚荒れの改善効果が
ある。また、シソエキスには皮膚の殺菌消毒作用があ
る。
【0020】含水ゲルの組成としては例えば次のような
配合例などがある。 ポリアクリル酸ソーダ 3.5重量% ポリアクリル酸 3.5重量% カルボキシメチルセルロースナトリウム 2.0重量% グリセリン 15.0重量% 合成珪酸アルミニウム 0.2重量% 酒石酸 1.0重量% カオリン 5.0重量% 水 50.0重量% パウダー状ソルト 20.0重量%
【0021】このような構成の補助電極パッド20は図
6及び図7に示すように、皮膚A表面に補助電極パッド
20を貼り、その上に標準電極パッド10を重ね貼りし
て使用する。標準電極パッド10は含水ゲルシートタイ
プと導電性ゴムタイプの両方が対象となる。補助電極パ
ッド20が図2及び図3のように両面に粘着性を付与し
たものである場合、補助電極パッド20の皮膚Aへの貼
り付けと標準電極パッド10の補助電極パッド20への
重ね貼りは共に補助電極パッド20の含水ゲルの粘着性
によって行う。この場合、標準電極パッド10側には粘
着性やその他、貼り付け手段は不要であるから標準電極
パッド10の構成を変更する必要はなく従来品をそのま
ま利用できる。勿論、補助電極パッド20の粘着性に加
えて標準電極パッド10が元来有する粘着性やその他貼
り付け手段を併用してもよい。
【0022】また補助電極パッド20が図4に示すもの
のように片面にしか粘着性を有しない場合は、補助電極
パッド20への標準電極パッド10の重ね貼りは標準電
極パッド10側の粘着性やその他の貼り付け手段によっ
て行う。
【0023】このようにして皮膚A表面に広範囲に貼ら
れた補助電極パッド20に標準電極パッド10を通じて
パルス電圧が印加される。補助電極パッド20の皮膚接
触面は含水ゲルシートであり、充分な導電性を有するた
め補助電極パッド20のパッド面全体が電圧印加面とし
て機能する。したがって広範囲にわたって電圧を印加で
きるので複数のツボを同時に刺激でき、例えば図8に示
すように複数のツボP,P,……に一括してパルス電圧
を印加することが可能となる。このため従来、個々のツ
ボを探し当てたうえ標準電極パッド10を順次貼りつけ
る必要があった作業が、たった一回の貼り付け作業で同
じ効果が発揮できるようになり、しかも個々のツボを探
す手間も不要となる。またパッド面全体が導電面ではあ
るもののツボの電気抵抗値は他の部分よりも低いから、
電流はツボに集中的に流れることとなり、複数ツボの同
時刺激が効果的に実現される。また複数ツボを同時刺激
により、個々のツボを個別に刺激する方法では得られな
い治療効果も得られる。
【0024】含水ゲル中に薬効成分が配合されている場
合は、電気刺激による揉み効果、叩き効果及びマッサー
ジ効果に加えて薬効成分による薬理効果も作用し、しか
もこの薬理作用は電気刺激が与えられ、皮膚が活性化し
ている状態下で行われるため薬効成分の皮膚への吸収は
極めて良い。
【0025】特に薬効成分中に食塩が含まれている場
合、補助電極パッドの導電性は飛躍的に高まり102 Ω
レベルの導電性を容易に実現できるので、パルス電圧を
減衰させることなく伝達でき、より強い刺激をツボに与
えることができる。また低周波治療器のもつマッサージ
作用と食塩のもつ収斂作用とが複合的に作用し痩身美容
効果を一層高めることができる。
【0026】前記実施例は本発明の定形の補助電極パッ
ド20を電圧印加面積の拡大目的に使用した場合である
が、図9に示すように、同時刺激を与えることが効果的
なツボP,P,……群を一括被覆できる形状に補助電極
パッドを作製し、これらツボP,P,……に同時刺激を
与えてもよい。図例のものはリング状の補助電極パッド
20を眼の周りを覆うようにして取りつけた場合であ
る。補助電極パッド20の形状は同時刺激する必要のあ
るツボ配置に応じて適宜選択される。このような補助電
極パッドは予め特定対象部位専用として複数種のパター
ンを切り抜いておいたり、あるいは、使用に際してユー
ザーが鋏等で自由に切り抜くことができるようにしてお
く。また切り抜きのための案内線を予め印刷しておくこ
とも好ましい。
【0027】
【発明の効果】本発明の補助電極パッドを用いれば、電
圧を印加する皮膚面積を容易に拡大でき、複数のツボを
同時に刺激することが可能となる。したがって従来、個
々のツボを探し当てたうえ標準電極パッドを順次貼りつ
けていた作業が、たった一回の貼り付け作業で終えるこ
とができ、しかも個々のツボを探す手間も不要となる。
またパッド面全体が導電面であるもののツボの電気抵抗
値は他の部分よりも低いから、電流はツボに集中的に流
れることとなり、複数ツボの同時刺激が効果的に実現さ
れる。また複数ツボを同時刺激により、個々のツボを個
別に刺激する方法では得られない治療効果も得られる。
また標準電極パッドは皮膚に直接接触せず、補助電極パ
ッドは使用後は廃棄されるから衛生的であり、1台の低
周波治療器本体を複数人が共同使用する場合にも心理的
な抵抗感はない。
【0028】請求項2記載のように含水ゲル中に薬効成
分が配合されている場合は、電気刺激による揉み効果、
叩き効果及びマッサージ効果に加えて薬効成分による薬
理効果も作用し、しかもこの薬理作用は電気刺激が与え
られ、皮膚が活性化している状態下で行われるため薬効
成分の皮膚への吸収は極めて良い。
【0029】請求項3記載のように薬効成分に食塩が含
まれている場合、補助電極パッドの導電性を高めること
が可能で、より強い刺激をツボに与えることができる。
また低周波治療器のもつマッサージ作用と食塩のもつ収
斂作用とが複合的に作用し痩身美容効果を一層高めるこ
とができる。
【0030】請求項4記載のように含水ゲルシートの片
面又は両面に非透水性フィルムを積層した場合、含水ゲ
ルシート中の水分揮発が防止できるので長期保存性が向
上し、また粘性物質である含水ゲルが表面露出していな
いことから取扱いやすくなる。
【0031】請求項5記載のように、補助電極パッドの
形状を身体の通電対象領域の形状に対応させた場合、同
時刺激を与えることが効果的な複数ツボに一括して刺激
を与えることができる。そしてパルス電圧はツボを中心
とする選択された部位のみに集中的に通電されるから、
ツボへの電圧印加効果が高まる。
【0032】請求項6の低周波治療器は標準電極パッド
と皮膚との間に補助電極パッドを介在させて使用するこ
とにより、刺激を与える身体部位の面積拡大や特定化を
行うことができる。また本装置は補助電極パッドの追加
によって機能向上をはかるものであるから低周波治療器
本体には既存のものをそのまま利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概要を示す説明図
【図2】 基材に含水ゲルを含浸させて構成した補助電
極パッドを示す断面説明図
【図3】 基材の上下両面に含水ゲルを塗布して構成し
た補助電極パッドを示す断面説明図
【図4】 基材の片面に含水ゲルを塗布して構成した補
助電極パッドを示す断面説明図
【図5】 上下両面に水分揮発防止用のプラスチックス
フィルムを積層した補助電極パッドを示す断面説明図
【図6】 補助電極パッドに標準電極パッドを重ね貼り
した状態を示す平面図
【図7】 補助電極パッドに標準電極パッドを重ね貼り
した状態を示す断面説明図
【図8】 補助電極パッドの背中への貼り付け例を示す
説明図
【図9】 補助電極パッドを眼の周りに貼り付けた例を
示す説明図
【符号の説明】
A 皮膚 P ツボ 1 低周波治療器本体 10 標準電極パッド 11 パッド片 12 リード線 13 接続ジャック 20 補助電極パッド 20A 上面 20B 下面 21 基材 22 含水ゲル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 含水ゲルを基材に含浸又は塗布して作製
    した少なくとも片面に粘着性を付与した含水ゲルシート
    を主構成としたものであって、低周波治療器付属の標準
    電極パッドより通電可能で且つ着脱自在に重ね貼りされ
    る前記標準電極パッドよりも広面積となした補助電極パ
    ッド。
  2. 【請求項2】 含水ゲル中に薬効成分を含ませてなる請
    求項1記載の補助電極パッド。
  3. 【請求項3】 薬効成分の一部又は全部が食塩である請
    求項1又は2記載の補助電極パッド。
  4. 【請求項4】 含水ゲルシートの片面又は両面にゲル中
    水分の揮発防止用の非透水性フィルムを積層してなる請
    求項1〜3のいずれかに記載の補助電極パッド。
  5. 【請求項5】 補助電極パッドの形状を身体の通電対象
    領域の形状に対応させてなる請求項1〜4のいずれかに
    記載の補助電極パッド。
  6. 【請求項6】 低周波発振回路を備えた低周波治療器本
    体と、低周波治療器本体にリード線を介して接続される
    標準電極パッドと、 含水ゲルを基材に含浸又は塗布して作製した少なくとも
    片面に粘着性を付与した含水ゲルシートを主構成とした
    ものであって、前記標準電極パッドを介して通電可能で
    且つ着脱自在に重ね貼りされる補助電極パッドと、 からなる低周波治療器。
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