JP5754058B2 - 撮影機器 - Google Patents

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本発明は、別体の録音機を接続可能とするデジタルカメラ等の撮影機器に関する。
フィルムカメラの時代から音声を記録する方法が各種模索されている。画像も音声もデジタル化して記録するようになってからは、画像と音声とを関連付けて記録することが容易になってきている。又、各デジタル機器間でデジタル情報を授受し、これらデジタル機器間の互換性を追求した規格化の動きも盛んである。例えば、特許文献1は、カメラとボイスレコーダとを接続し、画像データと音声データとを関連付けて記憶可能なシステムであって、カメラが主体であり、当該カメラの撮影動作に連動してボイスレコーダに録音の開始と停止とを指示することを開示する。特許文献2は、マルチコネクタを介して2つのビデオカメラを接続可能なシステムであって、一方のビデオカメラが単にVTRデッキとして機能することを開示する。特許文献3は、データの関連付けについて開示する。
特許第3581144号公報 特開平6−343137号公報 特開2000−347322号公報
しかしながら、特許文献1ではカメラとボイスレコーダとを接続してもカメラが主体であり、特許文献2では一方のビデオカメラが単にVTRデッキとして機能するものであり、換言すれば、一方の機器がマスターとなり、他方がスレーブとなるようなシステムとなる。かかるシステムは、操作が分かり易いという利点があるが、撮影シチュエーションによっては、操作しにくく融通が利かないということになることもある。状況によっては、適宜、マスターとスレーブを入れ替えた方が使いやすい場合もある。特許文献3は、データの関連付けについての内容であり、各機能の使い分けや効果的な連携操作については触れられていない。
本発明は、別体の録音機を接続すると、録音機の操作インフォメーションを表示して録音機の操作性を向上できる撮影機器を提供することにある。
本発明の主要な局面に係る撮影機器は、別体の録音機器を接続可能な撮影機器において、録音機器の操作信号を送受信して該録音機器との間で通信を行う通信部と、通信部による送受信の結果に基づいて録音機器が接続されたか否かを判定する判定部と、判定部の判定結果により録音機器が接続されたと判定された場合に、通信部の送受信の結果に基づいて録音機器の動作状態を判断する録音動作判断手段と、判定部の判定結果、および録音動作判断手段による判断結果に応じて録音機器を作動させるための操作インフォメーションを表示し、かつ操作インフォメーションとして、該撮影機器に接続されている録音機器の録音状態に応じた操作入力画像を表示する表示制御部と、表示制御部による表示に従った操作を受けて、録音機器への操作指示を該撮影機器側の操作により行うための操作部又はタッチパネルとを具備し、表示制御部は、操作部又はタッチパネルによる操作インフォメーションの指示に対応する操作入力に応じて録音機器に対する操作制御の指示を通信部を介して録音機器に送信して該録音機器の録音動作を変更させる。
本発明によれば、別体の録音機を接続すると、録音機の操作インフォメーションを表示して録音機の操作性を向上できる撮影機器を提供できる。
本発明に係る撮影機器の一実施の形態を示すブロック構成図。 同機器のユーザによる使用状態及び外観を示す図。 同機器における振動判定部の構成作用を説明するための図。 同機器に接続されるICレコーダに記録される音声ファイルのフォーマットと同機器に記録される画像ファイルのフォーマットを示す模式図。 同機器における操作インフォメーションの例を示す図。 同機器における動作制御フローチャート。 同機器における他の操作インフォメーションの表示操作のフローチャート。 同機器に別体のICレコーダを接続したときの使用状況の一例を説明するための図。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は撮影機器(カメラ)100のブロック構成図を示し、図2はカメラ100のユーザQによる使用状態及び外観図を示す。このカメラ100は、当該カメラ100と別体の音声記録装置(ICレコーダ)20が接続可能である。ICレコーダ20は、USB端子を有し、このUSB端子を介してカメラ100との間でデータ授受が可能である。
カメラ100は、レンズ交換式で、カメラ本体10と交換レンズ30とを有する。交換レンズ30は、カメラ本体10に対して分離可能である。カメラ100は、必ずしもレンズ交換式でなくとも良い。カメラ本体10には、液晶ディスプレイ等の表示画面8aが設けられている。ICレコーダ20には、例えばステレオにより録音を可能とする2つのマイクロホンM1、M2と、液晶ディスプレイ等の表示画面25aとを備える。各マイクロホンM1、M2は、それぞれICレコーダ20の本体に対して首振り自在に設けられ、指向性(ステレオ集音範囲)を可変可能である。表示画面25aには、例えばICレコーダ20の録音中等の動作状態を確認するための情報等が表示される。
交換レンズ30は、撮像レンズ32と、撮影制御部31と、レンズ制御部37と、通信部33とを有している。撮像レンズ32は、被写体からの光束(画像情報)をカメラ本体10内部の撮像部2に入射させる。撮影制御部31は、絞り等を制御する。レンズ制御部37は、通信部33を介してカメラ本体10と通信可能である。このレンズ制御部37は、カメラ本体10からのレンズ制御信号に応じて例えばフォーカシング制御やズーミング制御といった撮像レンズ32のレンズ制御を行う。通信部33は、レンズ制御部37がカメラ本体10と通信するためのインターフェースである。
カメラ本体10は、信号処理制御部1と、撮像部2と、通信部3と、記録部4と、振動判定部5と、操作部6と、タッチパネル判定部7と、表示再生部8と、時計部9と、通信部12と、タッチパネル13とを有する。撮像部2は、撮像レンズ32を介して入射した光束を光電変換して画像データを取得する。表示再生部8は、液晶ディスプレイ等の表示部とスピーカ等の音声再生部とを有する。この表示再生部8にある表示部は、撮像部2において得られた画像データに基づくスルー画像、静止画像等の各種画像を表示する。表示再生部8にある音声再生部は、ICレコーダ20から送信された音声を再生する。記録部4には、撮像部2により撮像され、信号処理制御部1により処理されて得られた画像ファイル等の各種データを記録するもので、例えばフラッシュメモリである。
振動判定部5は、カメラ本体10に対するユーザQによる例えばタップ又はシェイク等の各種モーションを検知する。この振動判定部5は、例えば加速度センサを用いる。この振動判定部5は、例えば図3(a)に示すような振動検出用のチップ素子51を複数配置して成る。これらチップ素子51は、例えば架橋された金属部と当該チップ素子51のチップ表面の金属部との位置が加速度によって変化するもので、マイクロ・エレクトロ・メカニカル・システムズ(MEMS)のプロセスによって作成される。これにより、各チップ素子51は、例えばタップ又はシェイク等の各種モーションを受けると、その加速度によって電極間の距離が変化してそのコンデンサ成分が変化し、加速度を検出する。具体的には、図3(b)に示すように3つのチップ素子51a、51b、51cをカメラ本体10に設け、xyz方向の3方向(前後、左右、上下の3方向)の各種モーションを検出する。操作部6は、ユーザQがカメラ本体10に対して各種の操作指示を与えるための各種の操作部材である。時計部9は、撮影時刻(日時)等の各種の時刻を計時する。タッチパネル13は、表示再生部8における液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に配置される。タッチパネル13は、ユーザQによるタッチ位置に対応するタッチ位置信号を出力する。タッチパネル判定部7は、タッチパネル13からのタッチ位置信号を受けてタッチパネル13へのタッチを判定すると共に、タッチ位置情報を信号処理制御部1の表示制御部1aに送る。信号処理制御部1は、カメラ本体10の各ブロックの動作制御を行う。この信号処理制御部1は、撮像部2において得られた画像データに対して圧縮処理等の各種の画像処理を施す。信号処理制御部1は、操作部6の操作を受けた場合、当該操作部6の操作内容に応じた各種の処理を実行する。通信部3は、信号処理制御部1が交換レンズ30と通信するためのインターフェースである。この通信部12は、信号処理制御部1がICレコーダ200と通信するためのインターフェースである。
ICレコーダ20は、信号処理制御部21と、通信部22と、記録部24と、表示再生部25と、操作部26と、音声収録部27と、時計部29とを有している。記録部24には、音声収録部27において得られ、信号処理制御部21の処理により得られた音声ファイル等の各種のデータが記録される。この記録部24は、例えばフラッシュメモリである。表示再生部25は、スピーカや表示部を有し、記録部24に記録された音声ファイル等を音声に変換して再生したり、各種の画像を液晶ディスプレイ等の表示画面25aに表示する。操作部26は、ユーザQがICレコーダ20に対して各種の操作指示を与えるための各種の操作部材である。音声収録部27は、マイクロホンM1、M2等を有し、外部から入力された音声を電気信号に変換することにより音声データを取得する。時計部29は、録音時刻(日時)等の各種の時刻を計時する。信号処理制御部21は、ICレコーダ20の各ブロックの動作制御を行う。この信号処理制御部21は、音声収録部27において得られた音声データに対して圧縮処理等の処理を施す。又、信号処理制御部21は、操作部26を介した操作指示を受けた場合や通信部22を介した操作信号を受けた場合、当該操作指示に応じた各種の処理を実行する。通信部22は、信号処理制御部21がカメラ本体10と通信するためのインターフェースである。この通信部22とカメラ本体10の通信部12とを介してICレコーダ20とカメラ本体10とを通信可能とした状態で音声の記録を行うこともできる。
図4(a)はICレコーダ20の記録部24に記録される音声ファイルVのフォーマットの模式図を示し、同図(b)はカメラ100に記録される画像ファイルPのフォーマットの模式図を示す。音声ファイルVは、微小区分の複数の音声データ(分割音声データ)を含むもので、分割録音モードのフォーマットと称する。通常録音モードにおける音声ファイルVは、音声データ部と音声データ部に付随するヘッダ部とを備えている。ヘッダ部には、録音時刻等に加えて、画像データとの関連を示す静止画像データとしてサムネイル画像が含まれる。このサムネイル画像は、例えば録音中の撮影により取得された複数の画像データ中から主被写体の大きさが最も大きく撮影された画像データがサムネイル画像として選択される。音声データ部は、音声データが時系列の記録された複数のトラックに分割されており、各々のトラックは分割音声データを格納する。各トラックは、ある一定の時間(秒)毎にトラック「1」「2」別に記録される。例えば、トラック「1」は、マイクロホンM1により集音された音声データであり、トラック「2」は、マイクロホンM2により集音された音声データである。分割録音モードにおける分割条件はヘッダ部に記録される。
画像ファイルPは、ヘッダ部と画像データ部とを備えている。ヘッダ部には、画像データの取得開始時刻(撮影開始時刻)及び取得終了時刻(撮影終了時刻)に加えて、画像データ部に記録されている画像データが対応する1つ以上の分割音声データに関する対応音声情報が記録される。この対応音声情報としては、例えば画像データが対応している分割音声データの先頭トラック、終了トラックを示す情報である。
信号処理制御部1は、表示制御部1aを有する。この表示制御部1aは、ICレコーダ20が接続されたか否かを判定する判定部と、この判定結果、ICレコーダ20が接続されていると判定すると、ICレコーダ20を作動させるための操作インフォメーションを表示再生部8の液晶ディスプレイ等の表示画面8aに表示する。表示制御部1aは、表示再生部8の液晶ディスプレイ等の表示画面8a上において、撮影により取得されたスルー画像上に操作インフォメーションを合成表示する。操作インフォメーションは、撮像対象の音声に関するもので、ICレコーダ20をカメラ100に取り付け、かつカメラ100の撮影範囲とICレコーダ20の録音範囲(ステレオ集音範囲)とが合っている場合、ICレコーダ20の表示画面25aにおける表示では操作しにくい操作内容である。この操作インフォメーションは、例えば図2に示すようにICレコーダ20による録音を促すためのタップ・録音(Tap Rec)E1、図5に示すように録音を終了するためのタップ・録音終了(Tap Stop)E2等である。QaはユーザQの手によるタッチを示す。操作インフォメーションは、各マイクロホンM1、M2の各ステレオ集音範囲D1、D2の範囲や、各マイクロホンM1、M2の各録音ゲインR1、R2、録音の時間Tでも良い。さらに操作インフォメーションは、音声データに対するイコライザやトーンコントロールであっても良い。表示制御部1aは、タッチパネル判定部7からのタッチ位置情報を受けてタップ・録音E1、タップ・録音終了E2、バー形状の各録音ゲインR1、R2等の操作インフォメーションに対する動作の指示をICレコーダ20に送る。
次に、上記の如く構成されたカメラ100の動作制御について図6に示す動作制御フローチャートに従って説明する。
ユーザによる操作部6の操作によりカメラ100の動作モードが設定される。信号処理制御部1は、動作モードが撮影モードか否かを判定する(S101)。撮影モードであれば、信号処理制御部1は、スルー画像を表示再生部8の表示画面8a上に表示する(S101a)。信号処理制御部1は、ICレコーダ20が接続されているか否かを判定する。ICレコーダ20が接続されていなければ、信号処理制御部1は、ユーザの操作部6に対する操作により撮影開始指示がなされたか否かを判定する(S103)。撮影開始指示がなされると、信号処理制御部1は、動画撮影を行うか静止画撮影を行うか否かを判定する(S104)。動画撮影であれば、信号処理制御部1は、ICレコーダ20が接続され、かつICレコーダ20が録音中であるか否かを判定する(S104b)。ICレコーダ20が接続されて録音中であれば、信号処理制御部1は、ICレコーダ20に通信部12を介して録音の指示を与え、かつ撮像部2を連続動作させて動画像データを取得する動画撮影を実行する(S104c)。ICレコーダ20が接続されていなければ、信号処理制御部1は、撮像部2を連続動作させることで動画像データを取得する動画撮影を実行する(S105)。動画撮影中において、信号処理制御部1は、ユーザによる操作部6の操作により撮影終了指示がなされたか否かを判定する(S106)。撮影終了指示がなければ、信号処理制御部1は、S105に戻って動画撮影を継続する。静止画撮影の場合、信号処理制御部1は、S104からS109に移り、撮像部2を動作させることで静止画像データを取得する静止画撮影を実行する。
静止画撮影又は動画撮影の終了後、信号処理制御部1は、図4(b)に示すフォーマットに従って画像ファイルを作成し、作成した画像ファイルを記録部4に記録する(S107)。ICレコーダ200が接続されていない場合、画像ファイルのヘッダ部には、例えば撮影開始時刻、撮影終了時刻の情報が記録される。画像ファイルの作成後、信号処理制御部1は、ユーザによる操作部6の操作により電源オフの指示がなされたか否かを判定する(S108)。電源オフの指示があれば信号処理制御部1は、カメラ制御を終了する。電源オフの指示が無ければ、信号処理制御部1は、S101に戻る。
一方、ICレコーダ20が接続されていると、信号処理制御部1は、ICレコーダ20が録音中であるか否かを判定する(S121)。録音中でなれば、表示制御部1aは、図2に示すように操作インフォメーションとしてICレコーダ20による録音を促すためのタップ・録音E1をスルー画像上に合成して液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に表示する(S122)。このタップ・録音E1は、撮影により取得されたスルー画像上に合成表示される。ユーザQは、ICレコーダ20による録音を開始する場合、液晶ディスプレイ等の表示画面8a上の操作インフォメーションであるタップ・録音E1をタッチする。タッチパネル13は、ユーザQによるタッチ位置に対応するタッチ位置信号を出力する。タッチパネル判定部7は、タッチパネル13からのタッチ位置信号を受けてタッチパネル13へのタッチを判定する(S123)と共に、タッチ位置情報を表示制御部1aに送る。この表示制御部1aは、タッチパネル判定部7からのタッチ位置情報を受けてタップ・録音E1の操作インフォメーションに対する動作の指示をICレコーダ20に送る。ICレコーダ20は、表示制御部1aからの録音の指示を受けて録音を開始(S124)する。このICレコーダ20の信号処理制御部21は、音声収録部27を動作させて各マイクロホンM1、M2からの各音声データを取得して録音を実行する。表示制御部1aは、液晶ディスプレイ等の表示画面8a上の操作インフォメーションである録音中をスルー画像上に合成して表示する(S125)。
ICレコーダ20が録音中であれば、表示制御部1aは、S121からS131に移り、図5に示すように操作インフォメーションとしてタップ・録音終了E2をスルー画像上に合成して液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に表示する(S131)。ユーザQは、ICレコーダ20による録音を終了する場合、操作インフォメーションであるタップ・録音終了E2をタッチする。表示制御部1aは、録音終了であるか否かを判定し(S132)、録音終了であれば、録音終了の指示をICレコーダ20に送る。ICレコーダ20は、表示制御部1aからの録音終了の指示を受けて録音を終了(S133)する。
ICレコーダ20の信号処理制御部21は、図4(a)に示すようなフォーマットで音声ファイルVを記録部24に記録する。音声ファイルVの音声データ部は、音声データが時系列の記録された複数のトラックに分割され、かつある一定の時間(秒)毎にマイクロホンM1により集音された音声データのトラック「1」と、マイクロホンM2により集音された音声データのトラック「2」と別けられて記録される(S134)。信号処理制御部21は、録音中に、撮影が有ったか否かを判定し(S135)、撮影が有れば、これら画像データ中における各主被写体の大きさを比較する(S136)。信号処理制御部21は、画像データ中における各主被写体のうち最も大きく撮影された画像データをサムネイル画像として選択する(S137)。このサムネイル画像は、図4(a)に示すように音声ファイルVのヘッダ部に添付される。
一方、上記録音終了であるか否かの判定の結果、録音終了でなければ、表示制御部1aは、S132からS141に移り、図7に示す他の操作インフォメーションの表示操作のフローチャートを実行する。表示制御部1aは、図5に示すように操作インフォメーションとして録音の時間Tを液晶ディスプレイ等の表示画面8a上にスルー画像上に合成して表示し(S201)、各マイクロホンM1、M2の各録音ゲインR1、R2を同表示画面8a上にスルー画像上に合成して表示する(S202)。表示制御部1aは、同表示画面8a上の各録音ゲインR1、R2の部分がタッチされて録音ゲインの調整が行われたか否かを判定する(S203)。ユーザQが同表示画面8a上の各録音ゲインR1、R2のうち例えば録音ゲインR1の部分をタッチすると、このタッチの毎に表示制御部1aは、例えばバー形状の録音ゲインR1のバーの長さを長くすると共に、録音ゲインを大きくする指令をICレコーダ20に送る(S204)。表示制御部1aは、複数回のタッチを受けて録音ゲインが最大に到達すると、タッチを受ける毎にバー形状の録音ゲインR1のバーの長さを短くし、かつ録音ゲインを下げる指示をICレコーダ20に送る。又、表示制御部1aは、各マイクロホンM1、M2のステレオ集音範囲D1、D2の範囲を同表示画面8a上にスルー画像上に合成して表示する(S205)。各マイクロホンM1、M2がそれぞれ首振りされてステレオ集音範囲D1、D2の位置が変更され、かつユーザQが同表示画面8a上の各ステレオ集音範囲D1、D2の部分がタッチされドラックにより移動されると(S206)、表示制御部1aは、ドラックにより移動された位置に各ステレオ集音範囲D1、D2を変更する(S207)。
カメラ100に別体のICレコーダ20を接続したときの動作について図8を参照して説明する。
例えば、バードウォッチングでは、鳥の鳴き声を録音し、鳥の写真も撮りたいという要望がある。カメラ100とICレコーダ20との両方を持って歩くのは大変であり、カメラ100を構えているときには手が塞がってICレコーダ20の操作ができないことが多い。例えば図2に示すような状況では、カメラ100とICレコーダ20とを接続して一体にし、カメラ100の液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に表示されているタップ・録音E1等の操作インフォメーションを操作して鳥の鳴き声が聞こえたらICレコーダ20を録音状態とし、鳥の姿を見つけたらカメラ100で撮影するといった使用を行うことができる。
図8に示すように時間経過に従って録音と撮影とのタイミングを説明すると、鳥の鳴き声を聴いて録音を開始する場合がある。この場合、カメラ100の液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に表示されているタップ・録音E1を操作し、ICレコーダ20により録音を続けながら鳥を探すような状況となる。鳥の姿が見つかると、カメラ100により撮影を行って画像データK1を取得する。撮影する鳥の姿の構図の良いものが得られるまで、カメラ100による撮影が行われ、画像データK2が取得される。鳥の鳴き声が聞こえなくなると、表示画面8a上に表示されているタップ・録音終了E2を操作してICレコーダ20による録音が中断されるが、カメラ100による撮影が継続され、画像データK3が取得される。満足する鳥の姿の構図の撮影が出来た後、再度、カメラ100の液晶ディスプレイ等の表示画面8a上に表示されているタップ・録音E1を操作し、鳴き始めた鳥の鳴き声をICレコーダ20により録音する。
このように上記一実施の形態によれば、ICレコーダ20が接続されたか否かを判定し、ICレコーダ20が接続されていれば、ICレコーダ20を動作させるための操作インフォメーションをカメラ100における液晶ディスプレイ等の表示再生部8に表示するので、カメラ100にICレコーダ20を取り付けた状態でも、被写体の音声の録音の操作をカメラ100の表示再生部8に表示されるICレコーダ20の操作インフォメーションを操作しながら行うことができ、かつカメラ100による撮影と、ICレコーダ20により録音とを別々に行うこともでき、ICレコーダ20の操作性を向上できる。図2に示すようなカメラ100に別体のICレコーダ20を接続した状態での使用では、ICレコーダ20の表示画面25aのサイズが小さい上に、同表示画面25aの向きがユーザQの視線の方向と異なる方向に向いてしまうので、同表示画面25a上に表示されるICレコーダ20の録音中等の動作状態の情報を確認しにくいものがある。カメラ100であれば、表示再生部8に表示される操作インフォメーションによりICレコーダ20の操作内容や動作状態を容易に確認できる。従って、様々なシーンで最適な撮影や音声記録がそれぞれ自由に使い分けでき、かつ様々な状況において効果的な音声、画像の記録ができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、操作インフォメーションに対する操作は、カメラ100の背面の液晶ディスプレイ上におけるタッチパネル13へのタッチによって行っているが、これに限らず、カメラ100の操作ボタンへの操作によって行ってもよい。
100:撮影機器(カメラ)、20:音声記録装置(ICレコーダ)、10:カメラ本体、30:交換レンズ、8a:液晶ディスプレイ等の表示画面、M1,M2:マイクロホン、32:撮像レンズ、31:撮影制御部、37:レンズ制御部、33:通信部、1:信号処理制御部、2:撮像部、3:通信部、4:記録部、5:振動判定部、6:操作部、7:タッチパネル判定部、8:表示再生部、9:時計部、12:通信部、13:タッチパネル、51:チップ素子、51a,51b,51c:チップ素子、1a:表示制御部、21:信号処理制御部、22:通信部、24:記録部、25:表示再生部、26:操作部、27:音声収録部、29:時計部。

Claims (4)

  1. 別体の録音機器を接続可能な撮影機器において、
    上記録音機器の操作信号を送受信して該録音機器との間で通信を行う通信部と、
    上記通信部による送受信の結果に基づいて上記録音機器が接続されたか否かを判定する判定部と、
    上記判定部の判定結果により上記録音機器が接続されたと判定された場合に、上記通信部の送受信の結果に基づいて上記録音機器の動作状態を判断する録音動作判断手段と、
    上記判定部の判定結果、および上記録音動作判断手段による判断結果に応じて上記録音機器を作動させるための操作インフォメーションを表示し、かつ上記操作インフォメーションとして、該撮影機器に接続されている上記録音機器の録音状態に応じた操作入力画像を表示する表示制御部と、
    上記表示制御部による上記表示に従った操作を受けて、上記録音機器への操作指示を該撮影機器側の操作により行うための操作部又はタッチパネルと、
    を具備し、
    上記表示制御部は、上記操作部又は上記タッチパネルによる上記操作インフォメーションの指示に対応する操作入力に応じて上記録音機器に対する操作制御の指示を上記通信部を介して上記録音機器に送信して該録音機器の録音動作を変更させる、
    ことを特徴とする撮影機器。
  2. 上記表示制御部は、上記録音機器に対する上記操作インフォメーションとして、該撮影機器に接続されている上記録音機器の録音開始、または停止を示す表示を合成表示し、
    上記操作部又は上記タッチパネルに対する上記操作入力を受け、上記録音機器に対する上記操作インフォメーションの指示に対応する上記操作入力に応じて上記録音機器の録音動作の停止または開始動作を変更させる、
    ことを特徴とする請求項1記載の撮影機器。
  3. 上記表示制御部は、該撮影機器の撮影により取得されるスルー画像上に、上記録音機器に対する上記操作インフォメーションを合成表示することを特徴とする請求項1又は2記載の撮影機器。
  4. 上記表示制御部は、撮像対象の音声に関する上記操作インフォメーションに対して、更に該撮影機器に接続されている上記録音機器の録音ゲイン設定を示す表示を合成表示し、
    上記操作部又は上記タッチパネルによる上記操作入力を受け、上記録音機器に対する上記操作インフォメーションの指示に対応する上記操作入力に応じて上記録音機器の上記録音ゲインを変更させる、
    ことを特徴とする請求項3記載の撮影機器。
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