JP5753701B2 - フレーム処理装置及び電池用アルミニウム箔の製造方法 - Google Patents
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Description
このフレーム処理装置は、巻戻しコイルから巻き戻されるアルミニウム箔を送るダンサロールと、このダンサロールを経て送られるアルミニウム箔を、加熱するように設置されたバーナー及び当該バーナーに対向して配置される第1ブライドルロールと、この第1ブライドルロールから送り出されるアルミニウム箔の皺を防止するためのゴムロールと、このゴムロールの直後に配置される第2ブライドルロール及びテンションリールと、を備え、前記第2ブライドルロール及びテンションリールを経たアルミニウム箔を巻取りコイルに巻き取るように構成されている。
従来のフレーム処理装置では、バーナーで炎を放射されて加熱した後のアルミニウム箔は、送路中に急激にバーナーで加熱されて温度が変化するため、素材の熱膨張あるいは熱収縮により状態が変化する。そのため、バーナーの加熱後にゴムロールを介しても、バーナーにより加熱されたアルミニウム箔の状態、さらに、加熱後のアルミニウム箔の温度上昇を抑制することができず、アルミニウム箔の皺を防止することができなかった。
フレーム処理装置は、バーナー及びバーナー用冷却ロールにおける直前に予熱ロールを設置し、直後に冷却ロールを設置しているので、予熱ロールにより加熱される前にアルミニウム箔を予熱してバーナーにより加熱したときの温度差が極端に大きくなることを抑制し、また、冷却ロールにより加熱後のアルミニウム箔の温度上昇を抑制することで、アルミニウム箔のシワの発生を防止することができる。
ダンサロール3は、アルミニウム箔Awの送り速度を一定に保つためのものであり、特にその構成が限定されるものではない。
なお、第1冷却ロール8A〜第3冷却ロール8Cは、配置が異なるのみで、同じ構造であるので、第1冷却ロール8Aについて説明する。
また、予熱ロール5及び冷却ロール8は、液体の温度を同じ温度範囲に設定して動作させる場合は、温度調整機構15は、同じものを使用でき、一つの機構で対応することが可能となる。
カッタ10は、送路中のアルミニウム箔Awを所定幅に切断するものである。このカッタ10は、送りロールの幅方向に亘って設置され、ここでは、電池用アルミニウム箔の幅になるように複数の刃を備えている。なお、カッタ10の素材、構成、刃の設置間隔等は、成形する目的物により適宜設定され、特に限定されるものではない。
図1及び図4に示すように、フレーム処理装置1は、はじめに巻戻しコイルRcを巻戻しコイル設置部2に設置して、巻取りコイル設置部13に設置されている巻取りコイルWcにまで送路に沿って渡してセットする(セット工程S01:図示せず)。
また、フレーム処理装置1は、予熱ロール5、冷却ロール8、バーナー用冷却ロール6のそれぞれのロール内に液体が循環するようにして各ロールの温度調整が先に行われる(準備工程S02:図示せず)。
また、フレーム処理装置1では、バーナー7により炎が放射されたアルミニウム箔Awに冷却ロール8を当接させて送ることで(冷却工程:S4)、アルミニウム箔Awの温度上昇を抑制することができ、ロール温度によるアルミニウム箔Awのシワの発生を防止することができる。
以上のように、フレーム処理装置では、予熱ロール5により予熱され、バーナー7によりアルミニウム箔Awの表面及び裏面に付着した油脂分を除去し、冷却ロール8によりアルミニウム箔Awの温度上昇を抑制することで、アルミニウム箔Awのシワの防止を行うことが可能となる。
温度調整機構15は、同じものを使用できるように説明したが、それぞれ別の機構で対応するようにしてもよい。温度調整機構15を予熱ロール5と、冷却ロール8とで別々にすることで、温度調整を温度範囲内でそれぞれ異なる温度に設定して、目的とするアルミニウム箔の構成により対応することが可能となる。
2 巻戻しコイル設置部
3 ダンサロール
4 テンションリール
5 予熱ロール
5A 第1予熱ロール
5B 第2予熱ロール
5C 第3予熱ロール
5a 貫通穴
6 バーナー用冷却ロール
6A 第1バーナー用冷却ロール
6B 第2バーナー用冷却ロール
6a 流路
6b 流路
6c 導入口
6d 導出口
6e 回転軸
7 バーナー
7a 第1バーナー
7b 第2バーナー
8 冷却ロール
8A 第1冷却ロール
8B 第2冷却ロール
8C 第3冷却ロール
8a 貫通穴
9 調整ロール
10 カッタ
11 テンションリール
12 巻取りロール
13 巻取りコイル設置部
15 温度調整機構
Aw アルミニウム箔
Rc 巻戻しコイル
Wc 巻取りコイル
Claims (4)
- アルミニウム箔の巻戻しコイルから巻取りコイルまでの間に配置されたバーナー用冷却ロールと、前記バーナー用冷却ロールに対向して配置されたバーナーとを備え、前記バーナーによりアルミニウム箔の表面に炎を放射して加熱することで油脂分除去を行うフレーム処理装置において、
前記バーナー用冷却ロールに前記アルミニウム箔を送る送路における直前位置に配置され前記アルミニウム箔に当接して当該アルミニウム箔を予熱する予熱ロールと、
前記バーナー用冷却ロールから前記アルミニウム箔が送り出される送路における直後位置に配置され前記アルミニウム箔に当接して前記アルミニウム箔を冷却する冷却ロールと、を備えることを特徴とするフレーム処理装置。 - 前記予熱ロールは、前記アルミニウム箔の表面および裏面に当接する少なくとも2つがアルミニウム箔の送路に沿って異なる位置に配置されていると共に、前記冷却ロールは、前記アルミニウム箔の表面および裏面に当接する少なくとも2つがアルミニウム箔の送路に沿って異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のフレーム処理装置。
- 前記予熱ロールは、一方のロール端面側に前記アルミニウム箔を予熱するための液体を導入する導入口を設け、前記導入口から連続してロール内部に流路を設け、その流路からの液体を前記一方のロール端面側において排出する排出口を設けた構成とし、
前記冷却ロールは、一方のロール端面側に前記アルミニウム箔を冷却するための液体を導入する導入口を設け、前記導入口から連続してロール内部に流路を設け、その流路からの液体を前記一方のロール端面側において排出する排出口を設けた構成とし、
前記予熱ロールの前記液体を40〜60℃の範囲に設定し、かつ、前記冷却ロールの液体を20〜50℃に設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のフレーム処理装置。 - 炎を放射するバーナーと当該バーナーに対向する位置に配置したバーナー用冷却ロールを備えるフレーム処理装置を用いて、電池用アルミニウム箔を製造する電池用アルミニウム箔の製造方法において、
巻戻しコイルから巻取りコイルまでの送路間にアルミニウム箔を送り、前記バーナー用冷却ロールの直前位置に配置した予熱ロールにより、前記アルミニウム箔を予熱する予熱工程と、
前記バーナー用冷却ロールに送られて来る予熱された前記アルミニウム箔の表面に前記バーナーの炎を放射して加熱する加熱工程と、
前記バーナー用冷却ロールの直後位置に配置した冷却ロールにより、前記バーナーの炎を放射されたアルミニウム箔を冷却する工程と、
前記冷却ロールで冷却されて送られて来る前記アルミニウム箔を、前記送路に沿って設置したカッタにより電池用アルミニウム箔の幅に切断する切断工程と、
切断して電池用アルミニウム箔の幅にしたものを前記巻取りコイルで巻き取る巻取り工程と、を含むことを特徴とする電池用アルミニウム箔の製造方法。
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