JP5752578B2 - 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤 - Google Patents

鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤 Download PDF

Info

Publication number
JP5752578B2
JP5752578B2 JP2011269985A JP2011269985A JP5752578B2 JP 5752578 B2 JP5752578 B2 JP 5752578B2 JP 2011269985 A JP2011269985 A JP 2011269985A JP 2011269985 A JP2011269985 A JP 2011269985A JP 5752578 B2 JP5752578 B2 JP 5752578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decongestant
antihistamine
dosage unit
hours
antihistamines
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011269985A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012082212A (ja
Inventor
ワインシュタイン,ロバート,イー.
ワインシュタイン,アラン,エム.
Original Assignee
ジェイ−メド ファーマシューティカルズ,インコーポレーティッド
ジェイ−メド ファーマシューティカルズ,インコーポレーティッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジェイ−メド ファーマシューティカルズ,インコーポレーティッド, ジェイ−メド ファーマシューティカルズ,インコーポレーティッド filed Critical ジェイ−メド ファーマシューティカルズ,インコーポレーティッド
Priority to JP2011269985A priority Critical patent/JP5752578B2/ja
Publication of JP2012082212A publication Critical patent/JP2012082212A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5752578B2 publication Critical patent/JP5752578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

本発明は、鼻炎の治療に関する。より詳しくは、本発明は刺激が望ましくない
場合に該刺激を回避する鬱血除去薬と鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬の混合
物に関する。
鼻炎は鼻孔の炎症性障害と呼ばれる。鼻炎の症状は典型的にはくしゃみ、鼻漏
、鼻の鬱血、及び鼻水の増加から成る。鼻炎の治療に失敗すると、鼻腔、耳、及
び下位呼吸管の感染を含む他の障害をもたらす。鼻炎の症状を治療するために二
つの型の経口投薬法が通常用いられる、鬱血除去薬及び抗ヒスタミン薬である。
鬱血除去薬と抗ヒスタミン薬はその作用機構、治療効果、及び副作用などが異な
る。鼻炎の症状のより完全な除去を行なうため、いずれか単独でよりもこれらの
薬物投与の両方を組み合わせるのが通常の使用法である。
鼻炎を治療するために通常用いられる鬱血除去薬には、アドレナリン様薬物で
あるプソイドエフェドリン及びフェニルプロパノールアミンが含まれる。これら
の薬物は鼻粘膜中の血管を収縮するように作用することにより組織の腫脹及び鼻
の鬱血を減少させる。鬱血除去薬は鬱血した鼻気道の開通性を回復させるのに抗
ヒスタミン薬よりも優れていることが見出されている。アドレナリンと同様に、
鼻の鬱血除去薬は刺激性があり、使用者が目覚めている間は我慢できる副作用を
生じ、鼻炎の他の症状を伴うことが知られている疲労を相殺するのでむしろ望ま
しいと考えられうる。しかしながら、鬱血除去薬は睡眠が欲しいときに服用する
と、神経過敏、不安、及び不眠症を生じうる。これは、睡眠できない原因を鬱血
除去薬の投与にではなく、誤って、他の鼻炎症状と同時に起こる不定愁訴のせい
にする個人の混乱の原因となる。
ヒスタミンは鼻粘膜の壁を裏打ちする細胞(マスト細胞)から放出される仲介
因子である。放出されると、ヒスタミンは局在するヒスタミン受容体と結合して
くしゃみ、鼻のむずがゆさ、鼻膜の腫脹を惹き起こし、そして鼻の分泌物を増加
させる。抗ヒスタミン薬は、鬱血除去薬とは異なる機構によるものであるが、こ
れらの効果を軽減する。抗ヒスタミン薬はヒスタミン受容体に先制して結合する
ことによりヒスタミンの該ヒスタミン受容体への結合を阻止する。従って、ヒス
タミン放出の前に投与される場合にのみ有効である。何故なら、一旦ヒスタミン
が放出され、該受容体に結合すると、もう遅過ぎるからである。通常、個人は症
状が出た後に抗ヒスタミンを服用するが、ヒスタミンの放出を予想して有効な治
療を行なうように抗ヒスタミン薬を投与することがより望ましい。抗ヒスタミン
薬は一般的に鎮静作用を持っている。しかしながら、この20年間の間に鎮静作
用を持たないかほとんど持たない新たな抗ヒスタミン薬が開発されてきた。
鬱血除去薬と抗ヒスタミン薬を混ぜることは、両者の作用機構のアプローチを
利用することであり、いずれかの成分を単独で用いる治療よりも鼻炎の症状のよ
り完全な除去をもたらすことが示された。従って、投与単位が両者を含むような
多くの生産物が製剤化されてきた。鬱血除去薬と鎮静作用を有する抗ヒスタミン
薬を単一の投与単位に含めることはこれらの成分における刺激する副作用と鎮静
する副作用の間の均衡をとることを意図する。
しかしながら、個人はこれらの副作用の感受性において異なることが知られて
いる。従って、一部の個人はこれらの組合せを夜服用すると刺激及び不眠症を経
験する。より最近、日中の鎮静を避ける目的で、鬱血除去薬と鎮静作用を持たな
い抗ヒスタミン薬を単一投与単位中に含めた製剤が市販された。このような組合
せは、鬱血除去薬の刺激するという副作用は抗ヒスタミンによる同時鎮静化によ
って低減されないので、夜間の興奮及び不眠症の発症を増大することが予想され
るかも知れない。実際、不眠症の発症率の25%は鎮静作用を持たない抗ヒスタ
ミン薬であるテルフェナジンと鬱血除去薬であるプソイドエフェドリンを組み合
わせた市販品の使用者の中に見つかっている。このような製剤の実例としては以
下のものが挙げられる。即ち
SELDANE−D(登録商標)徐放性錠剤。これは60mgのテルフェナジ
ン(鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬)と120mgのプソイドエフェドリン
塩酸塩(刺激作用を持つ鬱血除去薬)を含み、12時間毎に服用するよう勧めら
れている(成人及び12才を越える子供)。
ALLEGRA−D(登録商標)。これは60mgのフェキソフェナディン(
鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬)と120mgのプソイドエフェドリン塩酸
塩(刺激作用を有する鬱血除去薬)を含み、12時間毎に服用するよう勧められ
ている(成人及び12才を越える子供)。
CLARITIN−D(登録商標)24時間徐放性錠剤。これは10mgのロ
ラティディン(鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬)と240mgのプソイドエ
フェドリン塩酸塩(刺激作用を有する鬱血除去薬)を含み、24時間毎に服用す
るよう勧められている(成人及び12才を越える子供)。
鬱血除去薬と鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬で製剤化された現在市販され
ているこれらのそして全ての単一体の混合物は、夜間の興奮や不眠症の問題、鎮
静作用を持つ抗ヒスタミン薬とではなく、鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬と
組み合わせることにより増大している問題を解決するのに失敗している。抗ヒス
タミン薬と鬱血除去薬の副作用を減少させることを狙っている先行技術に注目す
べきである。ナドセンに付与された米国特許第4,295,567号は鎮静作用
を持つ抗ヒスタミンによる日中の鎮静を回避する目的で昼の投与単位と夜の投与
単位を別々に用いる計画を教示する。この特許は鎮静作用を持たない抗ヒスタミ
ン薬の出現を予想しておらず、鬱血除去薬による夜間の刺激の副作用を見過ごし
ている。SYN−RX(商標)として市販されている治療法も昼と夜とで別々の
投与単位を用いる。SYN−RX(商標)は、鎮静作用を持たないグアイフェネ
シン600mgと刺激作用を有するプソイドエフェドリン60mgから成る昼用
の製剤、とグアイフェネシン600mgのみの夜用の製剤とを含む。SYN−R
X(商標)は抗ヒスタミンを含まない。夜間における鼻炎の症状に有効であろう
薬物をそれが何であろうと含めることに失敗しているという点では、SYN−R
X(商標)は鼻炎の治療法を構成するものではない。このような先行技術の複数
投与単位の治療法の利用は使用者にとって1回投与、1日1回製剤よりも便利さ
に欠け、服用がより複雑になり、使用者が投与単位を混乱するおそれも加わる。
鼻炎を患う個人は1年に何百万回も抗ヒスタミン薬と鬱血除去薬とを一緒に利
用している。これらの薬物投与を一緒に行なうことについて、消費者だけでなく
専門家の混乱も広く見られ、そして不必要にネガティブな結果が自己選択及び自
己処方の両方から起こっている。とりわけ、夜間鬱血除去薬で治療された個人は
不眠症の危険を負うだけでなく昼間の興奮、疲労及び休息の欠如からくる不定愁
訴の危険をも負う。これらの副作用はしばしば誤って、該副作用を惹起した薬物
投与にではなく鼻炎のせいにされていることが知られている。この混乱を克服し
夜間の刺激を回避する製剤に対する必要性が存在する。
抗ヒスタミン薬と鼻の鬱血除去薬による薬物治療の利用の便利さを高め、これ
らの薬物治療を行なう際の誤りを減らし、そしてこれらの薬物治療の副作用を低
減させる目的で、使用者のために抗ヒスタミン薬及び鬱血除去薬での薬物治療の
組合せ使用を単純化することが本発明の一つの目的である。別の一目的は、夜間
における刺激を起こさないように鼻炎の治療用の抗ヒスタミン薬と鬱血除去薬と
を一緒に製剤化することである。さらに別の一目的は、夜間に刺激を惹き起こさ
ないようにそして1日当たり1回摂取でよいように、鼻炎の治療用の単一投与単
位として抗ヒスタミン薬と鬱血除去薬とを一緒に組み込んだ使用者用製剤を提供
することである。さらなる目的は、日中は鬱血除去薬と抗ヒスタミン薬との機能
的組合せそして夜間は鬱血除去薬なしの抗ヒスタミン薬を提供する単一投与単位
を使用者に提供することである。
鼻炎の症状を治療するための本発明の単一投与単位は、鼻の鬱血除去薬、抗ヒ
スタミン薬、及び任意選択的に鎮痛剤等の他の薬物を含む薬物の組合せを用いて
巧妙に製剤化される。この投与単位は経口摂取用である。この投与単位はロラテ
ィディン、セティリジン、又はフェキソフェナディンなどの鎮静作用を持たない
抗ヒスタミン薬を含むことが好ましい。鬱血除去薬の例としては、プソイドエフ
ェドリン及びフェニルプロパノールアミンが挙げられる。
本発明の他の目的は、以下の本発明の詳細な説明に照らして明らかになる。
鼻炎の症状を治療するための本発明の単一投与単位は鼻の鬱血除去薬と抗ヒス
タミン薬を含む薬物の組合せを含む。この投与単位は錠剤、丸剤、カプセル、C
aplets(商標)、又はその他の認められた薬物の経口形の剤形である。こ
の投与単位は鎮静作用を有する、又は好ましくは鎮静作用を持たない抗ヒスタミ
ン薬を含むように製剤化されうる。その成分は所望の薬物動力学的及び治療上の
特性を生ずるように製剤化される。そのような製剤化の工夫は薬剤学の専門技術
を必要とし、抗ヒスタミン薬、鬱血除去薬、該薬物の生体利用性に影響を与える
成分、及び他の製剤化のための成分の作用、副作用、及び薬物動力学の理解を必
要とする。
本明細書で用いられる「昼」及び「夜」という用語は、それぞれ刺激を許容で
きる場合の目覚めている期間、及び刺激が望ましくない場合の睡眠中の期間と同
義であることを意図する。このような時間は個人のスケジュールに応じて変動す
る。
本明細書の好ましい単一投与単位の例としては以下の実施例に挙げたものが含
まれる。
実施例1
10〜12時間にわたって放出されるように調製された、120mgのプソイ
ドエフェドリン及び刺激作用を有する鬱血除去剤、及び直ぐに放出されるように
製剤化された10mgの鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬であるロラティディ
ンから成る単一投与単位。昼の始まり(12〜16時間目覚めている必要を予定
する時間)に服用すると、この投与単位はロラティディンを直ちに投与する。こ
のロラティディンは、投与後1〜3時間で抗ヒスタミン効果を及ぼし、8〜12
時間で最高値に達し、そして24時間を越えて継続することが知られている。
この投与単位は、プソイドエフェドリンの刺激が最も良く耐えられる昼の時間
帯に効果を及ぼし、夜間には及ぼさないようにプソイドエフェドリンの即時の作
用及び遅延した作用を付与するものであることが好ましい。一旦放出されると、
プソイドエフェドリンは、ロラティディンの半減期よりもかなり短い4〜6時間
の半減期を有する。プソイドエフェドリンの比較的短い鬱血除去効果は、起きて
いる時間を通じて効力を維持するが、刺激が望ましくない時間帯ではそうでない
ように、時間をかけて放出することにより延長させうる。そのような一つの徐放
投与法は、治療用薬物に結合してその生体利用性を遅延させるヒドロキシプロピ
ルメチルセルロースなどのセルロースエーテル系の物質を加えた製剤化工程を含
む。このような徐放投与法は摂取された用量の全部又は一部のみの生体利用性を
遅延させるためにそして投与時間の幅を変えるために利用しうる。
本製剤の抗ヒスタミン薬成分及び鬱血除去薬成分は10mgのロラティディン
(抗ヒスタミン薬)及び240mgのプソイドエフェドリン塩酸塩(鬱血除去薬
)を含み、且つ、成人に対し24時間毎に服用することが勧められているCLA
RITIN−D(登録商標)24時間徐放性錠剤のそれと同様である。しかしな
がら、本発明の製剤はプソイドエフェドリンの含量がより少なく、昼間の時間帯
でのプソイドエフェドリンの作用の持続を制限することにより、夜間におけるプ
ソイドエフェドリンの刺激を回避する点で異なる。
実施例2
10時間の間にわたって放出されるように調製された刺激作用を有する鬱血除
去薬であるフェニルプロパノールアミン75mg、及び直ちに放出されるように
調製された鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬であるセティリジン(cetirizine
) 10mgから成る単一投与単位。昼間の開始で服用すると、この製剤は、投与
後1時間以内に抗ヒスタミン効果を発揮し、そして少なくとも22時間にわたっ
て持続することが知られているセティリジンを直ちに放出する。この製剤は、ま
た、刺激に最も良く耐えうる昼間の時間帯に効果を及ぼし、夜間には効果を及ぼ
さないように、投与後16時間を越えない期間にわたってフェニルプロパノール
アミンの即時の作用及び遅延した作用を発揮することが好ましい。プソイドエフ
ェドリンと同様に、フェニルプロパノールアミンの比較的短い半減期及び鬱血除
去効果は本製剤中で延長される。これは、目覚めている時間の間中有効性を保つ
ように時間を越えてフェニルプロパノールアミンの放出を延長させ、しかし刺激
が望ましくない時間帯にまでフェニルプロパノールアミン活性を与えるほどには
長く延長しないようにすることを該製剤中に組み込むことにより行なわれる。
実施例3
10時間の期間にわたって放出されるように調製された刺激作用を有する鬱血
除去薬であるフェニルプロパノールアミン75mg、及び24時間を越えて活性
であるように調製された鎮静作用を持たない抗ヒスタミン薬であるフェキソフェ
ナディン(fexofenadine) 120mgから成る単一投与単位。フェキソフェナデ
ィンは、単独で投与されると、1時間以内に抗ヒスタミン効果を発揮し、12時
間で最大の効果を及ぼし、そして24時間でもなお明らかな効果を示す。この製
剤は、24時間の時間幅にわたってフェキソフェナディンの即時の活性及び遅延
した活性を与えることが好ましい。この製剤は、刺激が最も良く耐えられる昼間
の時間帯の間効果を及ぼすが夜間のように刺激が望ましくない時間帯で効果を発
揮する程に長くはないように、投与後16時間を越えない期間にわたってフェニ
ルプロパノールアミンの即時の作用及び遅延した作用を発揮させることも好まし
い。
抗ヒスタミン薬及び鬱血除去薬に加えて、必要な場合は、鼻炎の治療のための
さらなる治療用成分が製剤化されうる。例えば、サリチル酸塩やアセトアミノフ
ェンなどの鎮痛薬を、該投与単位に含めることが考えられる。これも本発明の範
囲内にある。
これらの実施例は可能性のある組合せの完全なリストを構成するものではなく
、当業者により変更や修正がなされうるであろう。また、当業者はここに開示さ
れたこれらの実施態様の変更を悟るであろう。このような一つの変更は、例示さ
れた期間以外の期間における鬱血除去薬の徐放であって、夜間に刺激を与えない
ようなものを含むかも知れない。これらの変更及び修飾は本発明の精神及び範囲
に含まれるものとする。
こうして、上記の目的を満足する鼻炎治療のための抗ヒスタミン薬/鬱血除去
薬製剤が示されそして説明された。
本発明の範囲から逸脱することなく本開示を変更しうるのであるから、上の明
細書において説明されたすべての事項は例示であり、限定的な意味を持つもので
はないと解すべきである。

Claims (6)

  1. 16時間未満の作用持続時間を有する鬱血除去薬製剤、
    24時間の作用持続時間を有する抗ヒスタミン薬製剤、及び
    セルロースエーテル系の物質を含み、
    前記鬱血除去薬は、プソイドエフェドリンであり、
    ヒトの目覚めている期間の始まりにヒトに対して前記鬱血除去薬、前記抗ヒスタミン薬、及び前記セルロースエーテル系の物質が投与されるように用いられており、それによって夜の刺激が回避される鼻炎を治療するための1日1回の単一経口投与単位製剤
  2. 記抗ヒスタミン薬がロラティディン(loratidine)、セティリジン
    (cetirizine)、及びフェキソフェナディン(fexofenadine)か
    らなる群より選択される請求項1に記載の単一経口投与単位製剤
  3. 前記鬱血除去薬は、摂取されると直ちに放出される又は徐放性である、請求項1又は請
    求項2に記載の単一経口投与単位製剤
  4. 前記抗ヒスタミン薬は、摂取されると直ちに放出される又は徐放性である、請求項1〜
    請求項3のいずれか一項に記載の単一経口投与単位製剤
  5. 鼻炎を治療するためのキットであって、
    16時間未満の作用持続時間を与える鬱血除去薬の量を含む経口投与単位製剤
    24時間の作用持続時間を与える抗ヒスタミン薬の量を含む経口投与単位製剤、及び
    セルロースエーテル系の物質を含み、
    前記鬱血除去薬は、プソイドエフェドリンであり、
    ヒトの目覚めている期間の始まりにヒトに対して前記鬱血除去薬、前記抗ヒスタミン薬、及び前記セルロースエーテル系の物質が用いられており、それによってヒトの眠っている時間の刺激が回避されるキット。
  6. 記抗ヒスタミン薬がロラティディン(loratidine)、セティリジン
    (cetirizine)、及びフェキソフェナディン(fexofenadine)か
    らなる群より選択される請求項5に記載のキット。
JP2011269985A 2011-12-09 2011-12-09 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤 Expired - Fee Related JP5752578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011269985A JP5752578B2 (ja) 2011-12-09 2011-12-09 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011269985A JP5752578B2 (ja) 2011-12-09 2011-12-09 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001576081A Division JP5592042B2 (ja) 2000-04-14 2000-04-14 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012082212A JP2012082212A (ja) 2012-04-26
JP5752578B2 true JP5752578B2 (ja) 2015-07-22

Family

ID=46241464

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011269985A Expired - Fee Related JP5752578B2 (ja) 2011-12-09 2011-12-09 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5752578B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017029375A (ja) * 2015-07-31 2017-02-09 ヤーマン株式会社 美容機器

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4990535A (en) * 1989-05-03 1991-02-05 Schering Corporation Pharmaceutical composition comprising loratadine, ibuprofen and pseudoephedrine
US5314697A (en) * 1992-10-23 1994-05-24 Schering Corporation Stable extended release oral dosage composition comprising loratadine and pseudoephedrine
EP0903151A1 (en) * 1997-09-22 1999-03-24 ASTA Medica Aktiengesellschaft Use of combinations comprising non-sedating antihistamines and alpha-adrenergic drugs for the topical treatment of rhinitis/conjunctivitis and cold, cold-like and/or flu symptoms
US6132758A (en) * 1998-06-01 2000-10-17 Schering Corporation Stabilized antihistamine syrup

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012082212A (ja) 2012-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6051585A (en) Single-dose antihistamine/decongestant formulations for treating rhinitis
JP5241228B2 (ja) 非ステロイド性抗炎症薬、鬱血除去薬および鎮静作用の少ない抗ヒスタミン薬を含む多層錠
JP2023041862A5 (ja)
McNeely et al. Intranasal azelastine: a review of its efficacy in the management of allergic rhinitis
ZA200504908B (en) Compositions of non-steroidal anti-inflammatory drugs decongestants and anti-histamines
JP2019517542A5 (ja)
US20080003280A1 (en) Combination cough treatment compounds and method of treating common coughs
JP2006513216A (ja) 上気道うっ血を治療するための組成物および方法
US6521254B2 (en) Single-dose antihistamine/decongestant formulations for treating rhinitis
US11744833B2 (en) Pharmaceutical compositions and methods for treatment of insomnia
KR20030004361A (ko) 위 마비 치료용 약제의 코 투여 방법
JP5752578B2 (ja) 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤
JP5592042B2 (ja) 鼻炎治療のための単一投与抗ヒスタミン薬/鬱血除去薬製剤
WO2002064213A1 (es) Empleo de flumazenilo en la elaboracion de un medicamento para el tratamiento de la dependencia de cocaina
WO2017064652A2 (en) Low dose oral dipyridamole compositions and uses thereof
AU2000242484A1 (en) Single-dose antihistamine/decongestant formulations for treating rhinitis
RU2372915C2 (ru) Применение трипролидина в обеспечении бодрости при пробуждении
IsHak et al. Overview of approved psychiatric medications 2008-2023: A systematic review
JP2024023688A (ja) タシメルテオンを用いる障害の治療
UA77796U (uk) Композиція для лікування алергічних станів

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131030

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131105

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131129

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20141105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20141110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141128

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150421

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5752578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees