JP5746180B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5746180B2
JP5746180B2 JP2012529160A JP2012529160A JP5746180B2 JP 5746180 B2 JP5746180 B2 JP 5746180B2 JP 2012529160 A JP2012529160 A JP 2012529160A JP 2012529160 A JP2012529160 A JP 2012529160A JP 5746180 B2 JP5746180 B2 JP 5746180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
tank
heating device
basic housing
reducing agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012529160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013505387A (ja
Inventor
ユルゲン・ハー
ゴットフリート・クライン
トーマス・ハルトマン
Original Assignee
ゾイファー・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゾイファー・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー filed Critical ゾイファー・ゲーエムベーハー・ウント・コ・カーゲー
Publication of JP2013505387A publication Critical patent/JP2013505387A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5746180B2 publication Critical patent/JP5746180B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N3/00Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust
    • F01N3/08Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous
    • F01N3/10Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust
    • F01N3/18Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control
    • F01N3/20Exhaust or silencing apparatus having means for purifying, rendering innocuous, or otherwise treating exhaust for rendering innocuous by thermal or catalytic conversion of noxious components of exhaust characterised by methods of operation; Control specially adapted for catalytic conversion ; Methods of operation or control of catalytic converters
    • F01N3/2066Selective catalytic reduction [SCR]
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2610/00Adding substances to exhaust gases
    • F01N2610/02Adding substances to exhaust gases the substance being ammonia or urea
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2610/00Adding substances to exhaust gases
    • F01N2610/10Adding substances to exhaust gases the substance being heated, e.g. by heating tank or supply line of the added substance
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N2610/00Adding substances to exhaust gases
    • F01N2610/14Arrangements for the supply of substances, e.g. conduits
    • F01N2610/1406Storage means for substances, e.g. tanks or reservoirs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

本発明は、タンク、特に、内燃機関からの排気内の有害成分を減少させるための流体状還元剤を貯蔵するためのタンクに関する。
内燃機関内で燃料を燃焼させることにより、燃焼排気内には環境にとって有害な物質が存在するため、少なくとも部分的な排気の浄化が必要である。特にディーゼル燃料で運転される車両においては、排気の組成に関する法規制がますます厳しくなっており、特に窒素酸化物(NO)の割合を大幅に減少させる必要がある。
これに関連して、排気内の窒素酸化物の含有量を減らすために気体状アンモニア(NH)を還元剤として排気流内に送り込み、排気の窒素酸化物により選択的に窒素と水に転換させるという方法が知られている。車両用の内燃機関の分野における利用においては、アンモニアを提供するために、車両内に積み込まれた尿素水溶液がメータリングバルブを介して排気管内に、それにより排気流内に送り込まれる。このプロセスにおいて尿素水溶液からアンモニアが生成され、相応の触媒を用いて排気内に含まれる窒素酸化物が転換される。
尿素水溶液は、燃料と同様に別個のタンク内に貯蔵される。
尿素水溶液による排気浄化を行う車両が年間を通じて運転されることに関しては、尿素水溶液がおよそ−11℃で凝結又は凍結することに注意が必要である。そのため尿素水溶液用の特別タンクには、低温においてタンク内にある尿素溶液の少なくとも一部を液状に保つため、又は液状にするためにヒータが必要であり、それにより排気流内への噴射が可能になる。
特許文献1より、尿素水溶液の温度調整システムが知られており、該システムにおいては、尿素水溶液タンクと自動車の排気装置との間の流体パイプにおいて加熱エレメントがこの流体パイプに配置されており、該加熱エレメントの加熱出力は、所与のパラメータにより制御又は調節される。加熱エレメントはここではPTC要素(正特性サーミスタ)(PTC: Positive Temperature Coefficient)とすることができる。加熱出力の調整は特に温度検出に応じて行われる。このとき温度検出とは、尿素水溶液の温度及び/又は外の周囲温度とすることができる。
また、特許文献2には、液状還元剤、特に尿素溶液用の車両タンクが開示されており、該タンクは複数の室を有しており、これらの室の一つには内側容器の形で、一つの組込まれた電気ヒータ及び液状尿素溶液を抜取るための吸引管が設けられている。内側容器は、タンクのおよそ中央に配置されているため、尿素溶液のこの領域がまず加熱される。
特許文献3には、還元剤貯蔵タンクが開示されており、タンクの所定の位置に一つの追加的な内側容器が設けられており、その所定の位置では尿素水溶液の形の還元剤が加熱器により加熱される。尿素溶液の抜取りは、相応の吸引管により、及び付属の回収管により行われる。このとき、低温で凍結した尿素水溶液の解凍の好影響に好影響を与えるように、回収管は加熱器に熱的に連結されている。
しかし、尿素水溶液貯蔵用タンク内で加熱器をこのように配置することは、加熱器及び抜取り管の配置が高コストになり、低い周囲温度において凍結した尿素溶液が必ずしも確実に解凍されるわけではなく、そのため、コールドスタートした内燃機関のスムースな運転が必ずしも保証されるわけではない。
独国特許第102007055032号明細書 独国特許第102006027487号明細書 独国特許第102007050272号明細書
本発明の課題は、先述の、流体還元剤(尿素水溶液など)の貯蔵タンク用加熱装置を、簡単な手法で、流体還元剤をより良く加熱し、それにより、相応の排気浄化を行う内燃機関のより確実な運転がより迅速に保証されるように構成することである。
この課題は本発明においては、請求項1に記載の特徴を持つ流体還元剤貯蔵タンク用加熱装置、及び、請求項12に記載の特徴を持つ、該加熱装置が使用される流体還元剤用貯蔵タンクにより解決される。
本発明の一つの態様によると、内燃機関からの排気内の有害成分を減少させるための流体状還元剤を貯蔵するタンクは、ベーシックハウジングを有しており、該ベーシックハウジングはタンクの下部にセット可能であり、ベーシックハウジングの所定領域内には排出開口部があり、また、還元剤を加熱するための加熱器を有しており、該加熱器はベーシックハウジングの所定領域に配置されている。
還元剤を加熱するための加熱器が、加熱装置のベーシックハウジング内において、ベーシックハウジングの、流出開口部も配置されている領域に配置されるため、非常に低い周囲温度において長時間にわたって車両が静止したことにより尿素水溶液が完全に凍結していても、車両スタート直後にすばやく、排出開口部付近にある加熱器周辺で少なくとも少量の尿素水溶液が形成され、それにより、内燃機関の排気装置内に尿素水溶液をすばやく噴霧し、所望の排気浄化を行った運転が早期に可能になることが保証される。加熱器はこのときベーシックハウジングの所定領域に配置されており、特に排出開口部の直接的な周辺を加熱する。さらに運転が行われると、排出開口部周囲のさらなる周辺及び流体還元剤の全量の相応の加熱及び解凍ができる。
本発明のさらなる態様によると、内燃機関を排気浄化付きで確実に運転するために、加熱装置を流体還元剤貯蔵タンク内に配置して、加熱装置の加熱器を用いて所定の運転時間後にタンク内の全流体還元剤を加熱又は解凍することができる。
本発明のさらなる実施形態は従属請求項に記載されている。
所定領域にある加熱装置の加熱器は、排出開口部を少なくとも部分的に取囲むことができる。このとき加熱器は、該所定領域内に配置されているベーシックハウジングのくぼみ内にセットすることができ、これらくぼみは、加熱器の外形に合わせて構成することができる。
このとき加熱器は一つのメインボディ及びこのメインボディから延びる少なくとも2本の棒要素を有している。メインボディはさらに部分リング構造を有することができ、棒要素は、部分リング構造に対してほぼ半径方向にこの部分リング構造から離れるように延びることができる。
加熱装置の加熱器は少なくとも2つの別個の部分を有することができ、これらの部分はベーシックハウジングの所定領域の別個のくぼみ内に配置することができる。
くぼみは、メインハウジングをタンク内にセットした後に、メインハウジングの所定領域の外側に位置する側に配置することができ、内側に位置する側(タンク内側の方向)には、これに対応して突き出したリブを形成することができる。
このとき、くぼみ及び突き出したリブの側壁の壁厚は、少なくとも2つの値を有することができる。
ベーシックハウジングは、タンク内へのセット後にタンク内側に位置する側に、円筒状の壁を持つ、少なくとも部分的に円筒状のハウジング部分を有しており、この円筒状の壁には、複数の流れ開口部を形成することができる。
特に、加熱装置の加熱器は間隙なしでくぼみ内にセットすることができる。加熱器はベーシックハウジングのくぼみ内に埋め込むこともできる。このときは還元剤への良好な熱伝達が保証される。さらに、加熱器を埋め込むことにより製造が簡単になる。
本発明のさらなる態様によると、内燃機関からの排気内の有害成分を減少させるための流体状還元剤を貯蔵するタンクは、前述の加熱装置を有している。このとき該加熱装置は特にタンクの底面にセットすることができる。
流体還元剤貯蔵タンクの部分断面図の形で表した全体図である。タンク内には、本発明の一つの実施形態の加熱装置がセットされている。 本発明の加熱装置の前記実施形態の断面図である。 図2の加熱装置のベーシックハウジングの下からの斜視図である。 加熱装置のベーシックハウジング内にセットすべき加熱器の斜視図である。 図4の加熱器がセットされた、図3の加熱装置のベーシックハウジングの斜視図である。 図2の加熱装置の上からの斜視図である。 図6のB−B線に沿った断面図である。 図6の加熱装置のリブのうちの一つの横断面図である(図6のC−C領域)。
本発明について、以下に望ましい実施形態を用いて図を参照しながら詳細に説明する。
図1に図示されたタンク1の部分断面図には、タンク1が例えば自動車内に、又は、内燃機関、特にディーゼル内燃機関の運転において流体還元剤2を用いた排気浄化を実施すべきその他の装置内にどのように配置可能であるかが図示されている。本図においては望ましくは還元剤2は尿素水溶液であり、この尿素水溶液はここでは従来技術により内燃機関の排気装置内に噴射され、対応する所定の化学反応により排気の転換、及びそれにより所望の排気浄化が行われる。タンク1はそのため全体が又は少なくとも部分的に流体還元剤2、例えば尿素水溶液により満たされている。加熱装置3がタンク1内に配置されており、特に所定の位置、望ましくはタンク1の下部底要素内にセットされる。
加熱装置3は複数部分で構成された、又は望ましくは一体で構成されたベーシックハウジング5を有しており、ベーシックハウジング5の下部領域にはフランジ6が設けられており、加熱装置3のベーシックハウジング5はこのフランジ6によりタンク1内の対応する開口部内にセットすることができる。ベーシックハウジング5はこの開口部(例えばタンクの底要素内に配置されている)内で固定され、流体還元剤2に関して十分にシールされる。
加熱装置3はさらに抜取り管7に接続可能であり、抜取り管7(ホースの形で設けることが可能)を用いて排気浄化に必要な流体還元剤2の量を抜取ることができ、図示されていないバルブ装置及び噴射装置を介して、図示されていない内燃機関の排気装置内に送り込むことができる。
図1においては、タンク1内にセット可能な加熱装置3は、タンク1の形と寸法に関してほぼ対称的にセットされる。本発明はしかしながらこれに限定されるものではなく、タンク1は直方体の実施形態の他にも任意の実施形態及び形状をとることができ、加熱装置3もその形状に対して非対称的にタンク1内にセット可能であり、ただ、加熱装置3は、任意の形状のタンク1内にセットされた後に、望ましくはタンク1の最も低い位置にあることが保証される必要がある。タンク1及び、タンク1内にセット可能な加熱装置3の全体配置を分かりやすく示すためにほぼ対称的な関係の例が図示されている。
図2には、本発明の加熱装置3のさらなる詳細が図示されている。加熱装置3の断面図を示す図2では特に、タンク1内に加熱装置3がどのようにセット可能かが示されている。
加熱装置3は、図2において上の領域、つまり、タンク1の底要素の上にある領域にあるベーシックハウジング5、また、図1及び2においてフランジ6により形成される平面から所定の寸法だけ上に向かって突き出している円筒状の壁8を有している。円筒状の壁8はそれによりベーシックハウジング5の円筒状ハウジング部分を形成しており、この部分は上が開いていて、流体還元剤2で満たされたタンク1においては連絡管のように還元剤2により満たされている。ベーシックハウジング5の円筒状の壁8の内側における円筒状のハウジング部分の貫流は、流れ開口部9により保証される。
円筒状の壁8の内側(すなわちほぼ円筒状のハウジング部分の内側)における還元剤2の温度を検出するために、円筒状の壁8の内側の一か所において、望ましくは円筒状の壁8に温度センサ10が配置されている。温度センサ10は円筒状の壁8の内側の任意の場所に配置することができ、また、さらなる複数の場所に複数の温度センサを設けることができ、そのそれぞれの検出信号は、図示されていない中央制御装置に送られて温度検出の評価が行われる。追加的に、円筒状の壁8の外の所定の場所、特にタンク1内の場所にさらなる温度センサを設けることができ、この場合もそれぞれの検出信号は(図示されていない)制御装置に送信されて評価される。
加熱装置3のベーシックハウジング5は円筒状の壁8の内側に所定領域11を有しており、これは形成されたベーシックハウジング5の円筒状のハウジング部分の底の機能を持つ。つまりベーシックハウジング5の所定領域11は、フランジ6により形成された平面内に、又は、図2においてこの付近の上又は下の(ほぼ平行な)平面内に配置することができる。
望ましくは所定領域11の中央には排出開口部12が設けられており、この排出開口部12を通じて円筒状の壁8の内側の円筒状のハウジング部分から、つまりタンク1から、還元剤2を抜取ることができる。排出開口部12にはフィルタ装置13が直接的に配置されており、このフィルタ装置13により、抜取りの際に排出開口部12を通じて流れる還元剤2は、想定される不純物に関してろ過され、それにより例えば抜取られた還元剤2を内燃機関の排気装置内に噴射する際に噴射装置の故障が回避される。
同様に排出開口部12と連絡している排出室14も配置されており、この排出室14は、抜取られた還元剤2により貫流され、また、図1に図示された抜取り管7に接続することができる。望ましくは抜取り管7は、制御可能なバルブ装置15を介して加熱装置3、特に排出室14に接続されている。それにより、抜取るべき流体還元剤2はタンク1から円筒状の壁8の内側の円筒状のハウジング部分へ、フィルタ装置13、及びベーシックハウジング5の所定領域11内の排出開口部12を介して排出室14へ、そこから制御可能なバルブ装置15を介して抜取り管7により、さらなる処理のために内燃機関の方向、特に付属の排気装置の方向に流れる。
ベーシックハウジング5の所定領域11(すなわち円筒状の壁8の内側の円筒状のハウジング部分の底領域)には所定の場所に溝状の又はスリット状のくぼみ16が設けられており、このくぼみ16は図2において下から、所定領域11内に形成されているため、所定領域11の上側には、溝状又はスリット状くぼみ16という特別な領域において突き出したリブ17が形成される。
図2において所定領域11の上側で突き出したリブ17となる溝状又はスリット状くぼみ16内には、加熱器18をセットすることができ、加熱器18はくぼみ16内のほぼ全空間を満たし、望ましくは間隙なしに、又は、くぼみ16内に非常にわずかな間隙があるのみで配置することができる。図2には図示されてない電気接続ケーブルを介して加熱器18を接続し、相応の熱を発生させるための電力を供給することができる。加熱器18により提供される熱は、くぼみ16又は突き出したリブ17の壁厚を介して、タンク1内に入れられている還元剤2に伝達されるため、還元剤はこのようにして加熱することができる。特に、リブ17付近にある還元剤2は最初に加熱される。
図2において電気接続ユニットが符号19で示されており、この接続ユニット19を介して電力が加熱器18に供給され、また、円筒状の壁8の温度センサ10又は排出室14内のさらなる温度センサ10などの温度センサの検出信号を外に伝達することが可能である。接続ユニット19内には任意のコネクタ装置又は接続装置を設けることができる。接続ユニット19はまた、制御ユニットとして機能可能なさらなる電気的及び/又は電子的な構成部品及び回路を有することができる。
加熱器18のさらなる構成及び加熱装置3のメインハウジング5内での配置については以下に、図3~6を参照しながら詳しく説明する。
図2においてすでに、溝状又はスリット状のくぼみ16内に加熱器18がセットされることが示されている。図3には加熱装置3が示されており、図2の断面図に比較すると視点は下からベーシックハウジング5に向けられている。加熱装置3のベーシックハウジング5内にはくぼみ16が見え、くぼみ16はまっすぐな又は湾曲した形状及び分岐を持つこともできる。図3では、くぼみ16の配置内の中ほどの領域に排出室(流出室)14が示されており、排出室14は一方では、図3に図示されていない排出開口部12(図2)をカバーしており、抜取り管7に直接的に又はさらなる装置を介して接続することができる。くぼみ16を見やすくするために抜取り管7及び図2に示されたベーシックハウジング5の下側のさらなる装置は図示されていない。
図4は加熱器18の一つの実施形態を示しており、示された加熱器18の実施形態は、リング状又は、図に示されたように部分リング状の構造又は部分リング構造20を有している。この部分リング構造20又はリング状の配置が加熱器18のメインボディを構成している。部分リング構造20には複数の棒状の要素又は棒要素21が形成されている。棒要0素21は別個の部品として製造して部分リング構造20に取り付けることも、又は、加熱器18全体を一つの一体でのユニットとして形成することもできる。
部分リング構造20にはカット部22があり、このカット部22には、図3のベーシックハウジング5の、そこに配置される部分がはめられる。そのため図4に示された加熱器18が、対応して構成された、加熱器18の形に合わせたくぼみ16内にセットされると、図5に図示されたような配置となる。ここで加熱器18はほぼ間隙なしでくぼみ16内にセットされるため、相応の制御が行われた後、加熱器18内で電力により発生した熱はくぼみの壁(図2参照)のみを介して外側に、突き出したリブ17の周囲の還元剤2に伝わることができる。つまり、加熱器18内に生じた熱が通過する必要があるのは、溝状又はスリット状のくぼみ16もしくは突き出したリブ17の壁のみである。
また、カット部22があることにより、ベーシックハウジング5の所定領域11内に大きさと位置が対応する空き部分22aが生じる。空き部分22aは後述する図6にも図示されている。
加熱器18はそれによりくぼみ16内にセットされた後は形状結合的に保持される。ここで加熱器18は所定領域11の下表面と同一平面上にそろえられるか、又は、所定の様態でくぼみ16内の深くに配置することができる。
図2の断面図では加熱器18の個々のコンポーネントがくぼみ16内にあることが示唆されている。図2の断面図は図5のほぼA−A線での断面を示しているため、図2では、対応するくぼみ16(又はリブ17)及び加熱器18のコンポーネント、特に棒要素21はそれぞれ、縦方向に切断されて図示されている。
図6も斜視図であるが、図5とは異なり、ベーシックハウジング5の所定領域11の向かい側が示されている。そのため視線は、斜め上から(図2において、すなわちタンク1の内側から)ベーシックハウジング5に向けられている。
所定領域11の主平面からリブ17が突き出しており、加熱器18はその下にセットされて設けられている(図6では見えない)。しかしながら図6の図から、リブが、図4の加熱器18の外形にほぼ対応しているのがわかる。
加熱器18の部分リング構造20及び棒要素21に関連するリブ17の配置により、リブ17内に配置されている加熱器18が、図6には図示されていない排出開口部12に直接的に隣接して配置されていること、及び、排出開口部12の上にあるフィルタ装置13に直接的に隣接して配置されていることが示されている。部分リング構造20がフィルタ装置13に隣接していることにより、周囲温度が低くて還元剤2がほぼ完全に凍結した場合に、車両の運転開始直後、つまり加熱装置18に出力が供給された直後に、フィルタ装置13又は排出開口部12の周囲の小さな領域の加熱が行われる。それにより、非常に急速に少なくとも少量の還元剤2が、内燃機関の排気装置に送り込むのに適した液状になることが保証される。特に、排出開口部12又はフィルタ装置13付近の部分リング構造20が、フィルタ装置13の直接的な周囲を急速に加熱するのに貢献している。
前述のカット部22があることにより、大きさと位置がこれに対応する空き部分22aがベーシックハウジング5の所定領域11内に生じる。図6に図示された所定領域11内の空き部分22aは、流体還元剤2の流入領域となる。加熱器8による解凍後に流体還元剤2が排出開口部12の領域で液状化されると、還元剤2は簡単に排出開口部12に流入できる。
フィルタ装置13のさらなる周囲、及び、それにより円筒状の壁8の内側のさらなる空間は、加熱器18のさらなるコンポーネント、すなわち複数の棒要素21により対応する。
図4の棒要素21はその延在方向に所定の長さを有しており、その長さは、棒要素21が部分リング構造20から半径方向に延在するが、円筒状の壁8に対して所定の間隔を持つように決められる。図6ではくぼみ及びリブ17もまた、円筒状の壁までは延びておらず、所定領域11内でリブ17の周りにはフロー面が形成されるため、流体の又は加熱器18により液状化された還元剤2は簡単に排出開口部12に流れることができる。加熱器18付近、すなわち熱を発するリブ17付近で液状になった還元剤2はそれにより所定領域11内のすべての位置から排出開口部12に流れることができる。このようにして、すでに液状化された還元剤2の少量がタンク1から抜取られ、排気浄化のために使用可能であることが保証される。
図7は、図6で図示されたB−B線での断面図を示している。所定領域11の部分の上面においてリブ17が図示されており、リブ17は所定領域11の下側のくぼみ16に対応している。くぼみ16内には加熱器18の個々のコンポーネントが配置されている。この図では棒要素20はその縦方向延長に対して斜めの断面で図示されている。所定領域11及び突き出したリブ17の上には還元剤2がある。
図8の断面図では、くぼみ16又はリブ17内における加熱器18又はそのコンポーネントの配置が見やすく図示されている。この断面図は、図6の面C−C又は図7の線C−Cでの水平方向断面図であり、この線C−Cにより図7の像平面に対して垂直の平面が暗示されている。図8に示された、所定領域11に対して平行なこの切断面内に加熱器18又は棒要素21が図示されており、棒要素21はリブ17又はくぼみ16の側壁23内に配置されている。加熱器18内で発生した熱が最適に伝達されるよう、側壁23は加熱器18のコンポーネントをしっかりとかつほぼ間隙なしに取囲んでいる。熱伝達は図8において矢印Pで示されている。ここで、加熱器18内で発生した熱は側壁23を通過し、円筒状の壁8の内側にあってリブ17周囲を流れる還元剤2に伝達される。
リブ17又はくぼみ16の側壁23はこのとき所定の厚み又は壁厚を有している。
図8の図、及び、図6のリブでも示唆されているように、側壁23の厚みは均一(均一の壁厚)という可能性のほかに、特定の部位において異なる壁厚を設けることができる。
通常の壁厚として、より薄い壁厚d1を持つ領域24は通常領域と呼ばれ、より厚い壁厚d2を持つさらなる領域25は厚壁領域と呼ばれる。通常領域24の壁厚d1はほぼ均一であるのに対し、厚壁領域25の壁厚d2はより厚い。くぼみ16の内のり空間は、複数の側壁があって還元剤2にさらされている側壁23の表面に比較して、平坦な面として実施されているため、加熱器18及びそのそれぞれのコンポーネントは所望の様態でほぼ間隙なしでセットすることができ、熱伝達にとって必要な機械的な接触も形成される。
異なる壁厚d1<d2のため、熱伝達は望ましくはより薄い壁厚を通じて、つまり通常領域24において行われる。厚壁領域25において行われる熱伝達はいくらか少ない。しかしながら厚壁領域25により全体的にリブ17又はくぼみ16の機械的安定性は改善され、また、ベーシックハウジング5製造において(ツールの)型の充填に関して長所が得られる。
図6には、通常領域24及び厚壁領域25などのさまざまな壁領域が相応に図示されている。側壁23のさまざまな厚み領域は、加熱器18の棒要素21及び付属のくぼみ16又はリブ17の配置の領域のみでなく、部分リング構造20のくぼみ16及びリブ17にもある。図6にはそのことも図示されている。
ベーシックハウジング5は金属材料で構成することができる。しかしながら望ましくはベーシックハウジング5は非金属材料、特に、還元剤2に対して耐性のあるプラスチック材料で、望ましくはプラスチック射出技術により形成されている。より厚い壁厚d2を持つ側壁23の厚壁領域25は、それによりプラスチック射出技術において型充填がより良く行われることに貢献し、より薄い壁厚d1を持つ通常領域24は、加熱器18により生成された熱が還元剤2に最適に熱伝達されることを保証する。
図4から6に図示されているように、加熱器18は部分リング構造20及び棒要素21を有しており、加熱器18は一体で形成することができる。加熱器18、及び、くぼみ16及びリブ17の対応する形は、ベーシックハウジング5の所定領域11内において少なくとも部分的に排出開口部12又はフィルタ装置13を取囲むように構成されている。これは部分リング構造20によりほぼ達成される。棒要素21は部分リング構造20に星型に配置されており、例えば図6には図示されていない排出開口部12又はフィルタ装置13のおよそ中央にある中心が、部分リング構造20内の中央領域に置かれているとすると、棒要素21は、部分リング構造20から半径方向に延びている。
部分リング構造20により望ましくは排出開口部12又はフィルタ装置13の直接的な周囲が還元剤2に関して加熱される一方で、リブ17内の棒要素21は、円筒状の壁8により定義される、ベーシックハウジング5の円筒状のハウジング部分内における還元剤2のさらなる周辺を加熱する。これにより、凍結した還元剤2において還元剤2の体積の少なくとも小さな領域が非常に急速に液状化されることが可能になることが保証されるため、排気浄化も含めた内燃機関の運転が、運転状態の早期において保証される。
図6にはベーシックハウジング5のさらなる領域26が図示されている。この領域26は円筒状の壁8に関しては空き部分となっており、所定領域11内又は円筒状の壁8の内側には位置していない。このさらなる領域26は、タンク1内の還元剤2の充填レベル又は充填量を検出するためのセンサ装置配置の可能性に関するものである。望ましくはこのセンサ装置は領域26に配置することができ、また、充填高さを検出できる超音波センサの形で構成することができる。タンク1の既知の寸法と組み合わせることで充填量を決定することができる。
図4には、部分リング構造20及び複数の棒要素21を持つ加熱器18が図示されている。
代替的な実施形態においては、部分リング構造20の代わりに、カット部22のないリング構造が形成されるよう、加熱器18は閉じたリングの形で構成することができる。代替的な実施形態としてのリング構造には、図4の図と同様に棒要素21を、所定の数に対応して一体で構成するか、又は、別個のコンポーネントとして取り付けることができる。
この場合、カット部22を持たないリング構造においては、排出開口部12又はフィルタ装置13の領域は周囲が完全に閉じられ、図4の加熱器18と同様に、加熱器18の熱放射により排出開口部12又はフィルタ装置13の付近の領域が好適に及び早期に加熱される。
さらなるバリエーションによると加熱器18は複数部分から構成することもでき、その際個々の部分は電力供給に関して別個に制御できるため、選択的かつ現在の運転状態及び条件に応じて、加熱器18の個々の部分に個別に、又はグループで、又は一緒に電力を供給することができる。例えば、検出された外気温(周囲温度)又は還元剤2の温度に応じて、加熱器18に供給すべき加熱出力を正確かつ必要に応じて制御することができる。
カット部22及び空き部分22a(図6)が形成できるよう、加熱器18は例えば同心円のリングのように配置された複数の部分リング構造を有することができる。それぞれの部分リング構造のカット部22はこのとき、位置をそろえた一つの共通のカット部が形成されるように位置が調整される。それにより、先述のような、流体の還元剤にとって好都合な流れの道ができる。複数の部分リング構造が同心円状に配置されている場合、外側の部分リングが棒要素21を有することができる。
加熱器18が複数の部分、特に2つ又は複数の同心円状の部分リング構造又はリング構造を持つ加熱器18が実施される際、加熱器18全体の個々のコンポーネントは必要に応じて別個に又は一緒に制御することができる。特にフィルタ装置13の直接的な近傍及び排出開口部12の周囲に配置されているリング構造又は部分リング構造は、まず最初に制御されて(必要であれば一時的に高められた)電力を供給することができるため、排出開口部12又はフィルタ装置13周囲の領域が好適に加熱又は解凍される。
本明細書では、例えば図3から5に図示された配置によると、加熱器18は、ベーシックハウジング5の所定領域11内のくぼみ16にセットされる。還元剤2へ良好に熱を伝達するために加熱器18はくぼみ16にほぼ間隙なしで収容される。
代替的な配置では、加熱器18は、図4に示されたのと同じ形で、また、図6にリブ17で示されたのと同じ場所に、ベーシックハウジング5製造中に望ましくはプラスチック流し込み法(射出成型法)を用いてベーシックハウジング5内に埋め込むことができる。この場合は図5とは異なり、(対応する、図示されていない接続ケーブルを除いて)加熱器18は流し込まれたベーシックハウジング5の材料に埋もれるため、加熱器18はベーシックハウジング5の製造後アクセスできなくなる。つまり加熱器は完全にベーシックハウジング5の材料に埋め込まれる。
ベーシックハウジング5製造において加熱器18が埋め込まれることにより、ベーシックハウジング5の所定領域11のくぼみ16内に、所望どおりほぼ間隙なしに加熱器18を配置することが保証されるため、良好な熱伝達が確保される。ベーシックハウジング5製造の際に加熱器18を埋め込む配置(位置)は、くぼみ16に加熱器18をセットする際の位置と同じである。このようにして製造をスピードアップすることができ、加熱器18は外的作用(損傷、汚染)から大幅に保護される。
さらなる代替案においては、図6及び8に図示された、壁厚の薄い通常領域24及び壁厚の厚い厚壁領域25を、規則的な間隔で配置することができる。しかしながら本発明はこれに限定されるわけではなく、厚壁領域25又は通常領域24は、異なる数量及び異なる間隔で、及び棒要素21又は部分リング構造20に沿って異なる縦方向長さで形成することができる。さらに、壁厚d2が、通常領域24の壁厚d1より大きいという条件の下で、特に、それぞれの厚壁領域25の配置の異なる位置における厚壁領域25の壁厚d2が異なるように選択するという可能性もある。
図6の図には、くぼみ16又はリブ17の側壁23のさまざまな壁厚d1及びd2の領域、すなわち通常領域24及び厚壁領域25が図示されている。図6の図においては、リブ17のほぼ水平な面は平面かつ均一の壁厚で構成されている。しかしながら、側壁23と同様に、リブ17の上面も、それぞれ異なる壁厚を持つ、対応する通常領域及び厚壁領域を有することもができる。
例えば図4に図示された加熱器18の外形は、これとは異なる形状をとることができ、棒要素21も異なる形態とすることができる。それぞれの側壁23を介して還元剤2への最適な熱伝達を保証するために、一体又は複数部分で構成される加熱器18が、くぼみ16内にほぼ間隙なしにセットできるよう、いずれにせよ、ベーシックハウジング5の所定領域11内に配置されているくぼみ16(及びリブ17も)の外形が、加熱器18に合わせられていることが必要である。
また、加熱器18が還元剤2に対して隔離(密閉)されるよう、加熱器18に、ベーシックハウジング5の配置とは別個に、相応のケーシングを設けるという可能性もあり、ケーシングが設けられた加熱器はベーシックハウジング5の所定領域11に配置することができ、その際は、排出開口部12又はフィルタ装置13の領域がすべて又は少なくとも部分的に包み込まれるよう、また、加熱器が排出開口部12又はフィルタ装置13の付近にあるよう、本書で記述されている実施形態におけるのと同じ基本構造が必要である。この場合、加熱器18への相応の電気供給線も設ける必要がある。
加熱器18は一般的に、アルミニウムなどの金属材料とすることができ、加熱器18内には抵抗線を持つ相応の熱線コイルを構成することができる。代替的に、加熱器18の金属本体内には熱を発する要素としてPTC要素(サーミスタ)をセットすることもできる。
本書において本発明は、付属の図を参照しながら実施形態を用いて詳述された。
しかしながら当分野の専門家にとっては、前記の図における本発明の構成、及び、図や説明においてそれぞれの構成部品及びコンポーネントに使用された符号、及び、例として挙げた記述を限定的に解釈すべきでないことは自明のことである。
さらに、個々の図に記された形状及びプロポーションはわかりやすくするために図式的にかつ簡略化して図示されている。したがって本発明は、挙げられた図及び特に寸法に限定されるものではない。添付された請求項がカバーするすべての実施形態とバリエーションは、本発明に属するものとする。
1 タンク
2 還元剤
3 加熱装置
5 ベーシックハウジング
6 フランジ
7 抜取り管
8 円筒状の壁
9 流れ開口部
10 温度センサ
11 所定領域
12 排出開口部
13 フィルタ装置
14 排出室
15 バルブ装置
16 くぼみ
17 リブ
18 加熱器
19 電気的接続ユニット
20 メインボディ
21 棒要素
22 カット部
22a 空き部分
23 側壁
24 通常領域
25 厚壁領域
26 領域
d1 壁厚
d2 壁厚
P 矢印

Claims (12)

  1. 内燃機関からの排気内の有害成分を減少させるための流体状還元剤を貯蔵するタンク用の加熱装置であって、
    ベーシックハウジング(5)を有し、該ベーシックハウジング(5)は、前記タンク(1)の内部にかつその下部にセット可能であって前記ベーシックハウジングの所定領域(11)内に排出開口部(12)を有しており、
    また、前記還元剤(2)を加熱するための加熱器(18)を有している加熱装置において、
    前記加熱器(18)が前記ベーシックハウジング(5)の前記所定領域(11)に配置されており、
    前記加熱器(18)が、前記所定領域内に配置されている前記ベーシックハウジング(5)のくぼみ(16)内にセットされており、前記くぼみは、前記加熱器の外形に対応して構成されていることを特徴とする、加熱装置。
  2. 前記所定領域(11)において前記加熱器(18)が少なくとも部分的に前記排出開口部(12)を取囲んでいることを特徴とする、請求項1に記載の加熱装置。
  3. 前記加熱器(18)がメインボディ(20)及び前記メインボディから延びる少なくとも2本の棒要素(21)を有することを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  4. 前記メインボディ(20)が部分リング構造を有しており、前記棒要素(21)は前記部分リング構造に関してほぼ半径方向に延びていることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  5. 前記加熱器(18)が少なくとも2つの別個の部分を有しており、これらの部分が前記ベーシックハウジング(5)の前記所定領域(11)内の別個のくぼみ内に配置されていることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  6. 前記くぼみ(16)が、前記メインハウジング(5)の前記所定領域(11)内の、前記メインハウジングがタンク(1)内にセットされた後に外側に位置する側に配置されており、また、内側に位置する側には、対応するリブ(17)が構成されていることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  7. 前記くぼみ(16)及び前記突き出したリブ(17)の側壁(23)の壁厚が少なくとも2つの値(d1、d2)を有することを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  8. 前記ベーシックハウジング(5)が、セット後に前記タンク(1)の内側に位置する側に、円筒状の壁(8)を有する、少なくとも部分的に円筒状のハウジング部分を有し、前記円筒状の壁内に流れ開口部(9)が構成されていることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  9. 前記加熱器(18)が間隙なしで前記くぼみ(16)内にセットされることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  10. 前記加熱器(18)が、前記ベーシックハウジング(5)のくぼみ(16)内に埋め込まれることを特徴とする、請求項に記載の加熱装置。
  11. 内燃機関からの排気内の有害成分を減少させるための流体状還元剤を貯蔵するタンクであって、請求項1から10のいずれか一項に記載の加熱装置(18)を有する、タンク。
  12. 請求項11に記載のタンクであって、加熱装置(3)が前記タンク(1)の床面内にセットされていることを特徴とするタンク。
JP2012529160A 2009-09-17 2010-09-16 加熱装置 Expired - Fee Related JP5746180B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102009041938A DE102009041938B4 (de) 2009-09-17 2009-09-17 Heizungsanordnung
DE102009041938.1 2009-09-17
PCT/EP2010/005707 WO2011032709A1 (de) 2009-09-17 2010-09-16 Heizungsanordnung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013505387A JP2013505387A (ja) 2013-02-14
JP5746180B2 true JP5746180B2 (ja) 2015-07-08

Family

ID=42830027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012529160A Expired - Fee Related JP5746180B2 (ja) 2009-09-17 2010-09-16 加熱装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20120225396A1 (ja)
JP (1) JP5746180B2 (ja)
DE (1) DE102009041938B4 (ja)
WO (1) WO2011032709A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010047277A1 (de) * 2010-10-01 2012-04-05 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Reduktionsmitteltank mit Temperatursensor
US8822887B2 (en) * 2010-10-27 2014-09-02 Shaw Arrow Development, LLC Multi-mode heater for a diesel emission fluid tank
DE102011006105A1 (de) * 2011-03-25 2012-09-27 Robert Bosch Gmbh Funktionseinheit für einen Reduktionsmittel-Vorratstank sowie Reduktionsmittel-Vorratstank
DE102011088659A1 (de) 2011-12-15 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung zum Befestigen eines Dosierventils
DE102011088684A1 (de) * 2011-12-15 2013-06-20 Robert Bosch Gmbh Entnahmeeinrichtung für eine Tankeinrichtung eines Kraftfahrzeugs sowie Tankeinrichtung
DE102012004269A1 (de) * 2012-03-02 2013-09-05 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Fördereinheit für ein flüssiges Additiv zur Abgasnachbehandlung
DE102012204106A1 (de) * 2012-03-15 2013-09-19 Robert Bosch Gmbh Wärmeverteilkörper für eine Heizung eines SCR-Systems und Heizung
DE102012005281A1 (de) * 2012-03-16 2013-09-19 Emitec France S.A.S Fördereinheit mit Füllstandsensor für ein flüssiges Additiv
EP2650497A1 (en) * 2012-04-11 2013-10-16 TI Automotive Fuel Systems SAS A system for storing an additive solution for a vehicle engine
DE102012007691A1 (de) * 2012-04-19 2013-10-24 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Vorrichtung zum Bereitstellen eines flüssigen Additivs
DE102012104382A1 (de) * 2012-05-22 2013-11-28 Eichenauer Heizelemente Gmbh & Co. Kg Reduktionsmitteltankheizvorrichtung und Verfahren zum Herstellen einer Reduktionsmitteltankheizvorrichtung
DE102012108272A1 (de) 2012-09-06 2014-03-06 Emitec Denmark A/S Vorrichtung zur Förderung eines flüssigen Additivs
DE102012109675A1 (de) * 2012-10-11 2014-04-30 Emitec Denmark A/S Vorrichtung zur Bereitstellung eines flüssigen Additivs
DE102012110585A1 (de) * 2012-11-06 2014-05-08 Emitec Denmark A/S Vorrichtung zur Bereitstellung eines flüssigen Additivs und Verfahren zum Heizen des Additivs
KR20150091140A (ko) * 2012-12-14 2015-08-07 콘티넨탈 오토모티브 게엠베하 액체의 충전 레벨을 초음파로 측정하는 방법
EP2846012A1 (en) * 2013-09-10 2015-03-11 Inergy Automotive Systems Research (Société Anonyme) System for purifying the exhaust gases of a combustion engine.
EP2857645B2 (de) 2013-10-02 2019-01-09 Magna Steyr Fuel Systems GmbH Behälter für Harnstofflösung und Verfahren zur Herstellung eines solchen Behälters
DE202013010565U1 (de) * 2013-11-22 2014-11-24 Seuffer gmbH & Co. KG Tankmodul für einen Flüssigkeitstank
DE102014108074A1 (de) * 2014-06-06 2015-12-17 Dbk David + Baader Gmbh Heizmodul und Tanksystem
FR3038592B1 (fr) * 2015-07-10 2017-07-21 Coutier Moulage Gen Ind Dispositif de transfert de liquide et ensemble de reservoir comprenant un tel dispositif de transfert
DE102017114333A1 (de) * 2017-06-28 2019-01-03 Kautex Textron Gmbh & Co. Kg Betriebsflüssigkeitstank
DE102017217819A1 (de) * 2017-10-06 2019-04-11 Kautex Textron Gmbh & Co. Kg Flüssigkeitsbehälter für ein Kraftfahrzeug
DE102017223862A1 (de) * 2017-12-28 2019-07-04 Röchling Automotive SE & Co. KG Halbzeug zur Herstellung einer kombinierten Heiz- und Schwappschutzvorrichtung und daraus gebildete Vorrichtung
JP7310308B2 (ja) * 2019-05-28 2023-07-19 三菱自動車工業株式会社 車両の尿素水タンク

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1756444A (en) * 1928-06-16 1930-04-29 Schutte & Koerting Co Electric heating means
US4855570A (en) * 1987-12-09 1989-08-08 Tim Wang Electric fluid heating unit having radial PTC ceramic heating elements
JP3539725B2 (ja) * 2001-02-27 2004-07-07 タイガー魔法瓶株式会社 電気ポット
JP4137831B2 (ja) * 2004-03-29 2008-08-20 日産ディーゼル工業株式会社 エンジンの排気浄化装置
DE102004054625A1 (de) * 2004-11-11 2006-05-18 Mann + Hummel Gmbh Widerstandsheizung
DE102006027487A1 (de) 2005-09-12 2007-03-15 Robert Bosch Gmbh Fahrzeugtank für ein flüssiges Reduktionsmittel, insbesondere für eine Harnstofflösung
DE202006010615U1 (de) * 2005-09-26 2006-10-26 Dbk David + Baader Gmbh Tanksystem mit einem Haupttank und einer Abschmelzvorrichtung mit Schmelztank
DE102006019050B4 (de) * 2006-04-25 2017-06-14 Robert Bosch Gmbh Vorratstank für ein Reduktionsmittel
DE102006046899A1 (de) * 2006-10-04 2008-04-10 Robert Bosch Gmbh Tank zur Bevorratung eines Reduktionsmittels
DE102007022585A1 (de) * 2007-05-14 2008-11-27 Robert Bosch Gmbh Leitungsdurchführung durch einen Heiztopfdeckel eines Heiztopfs eines Reduktionsmitteltanks
FR2916476A1 (fr) * 2007-05-22 2008-11-28 Peugeot Citroen Automobiles Sa Procede et dispositif de decongelation d'un additif de traitement des gaz d'echappement
JP5446080B2 (ja) * 2007-10-02 2014-03-19 日産自動車株式会社 燃料電池の排水システム
DE102007050272A1 (de) 2007-10-18 2009-04-23 Robert Bosch Gmbh Tank zur Bevorratung eines Reduktionsmittels
DE102007055032B4 (de) 2007-11-17 2015-01-08 Rehau Ag + Co. System zum Temperieren einer Harnstoff-Wasser-Lösung

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013505387A (ja) 2013-02-14
US20120225396A1 (en) 2012-09-06
DE102009041938B4 (de) 2013-10-31
DE102009041938A1 (de) 2011-03-24
WO2011032709A1 (de) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5746180B2 (ja) 加熱装置
US8955308B2 (en) Method for operating a reducing agent tank and motor vehicle in which the method is carried out
CN104948270B (zh) 排气设备
KR101451074B1 (ko) 환원제 탱크 어셈블리 및 공급 시스템
JP6389873B2 (ja) 還元剤センサシステム
CN102713184B (zh) 具有储箱和还原剂输送单元的设备
US8857160B2 (en) Reservoir for accommodating an aqueous solution
JP5749008B2 (ja) 一体型加熱要素を備える尿素タンクおよびベースプレート
CN102748113B (zh) 排气系统组件
EP2948233B1 (en) Filter apparatus for a liquid vessel, in particular for aqueous urea solution
CN105492732B (zh) 用于提供液体添加剂的装置及其运行方法和机动车辆
JP2010059963A (ja) 窒素酸化物還元剤を車両に貯蔵するための装置
JP2009013988A (ja) 流体投与システム用リザーバ
CN103373542A (zh) 用于储存车辆引擎的添加剂溶液的系统
JP5890420B2 (ja) 温度センサを有する還元剤タンク
CN107295804A (zh) 加热结构体、其制造方法及具有其的泵模块
KR101459463B1 (ko) 요소수를 저장하는 탱크유닛
KR20180033275A (ko) 탱크 장치
CN108495981B (zh) 用于还原剂的箱系统
CN103502593A (zh) 发动机排气添加剂储存系统
CN108603429B (zh) 用于还原剂的箱系统
US20120023912A1 (en) Contamination detection in fuel system
CN106415212B (zh) 测量传感器
KR101427037B1 (ko) 차량용 산소센서
CN107970864A (zh) 一种加热溶解装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150406

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5746180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees