JP5746163B2 - Sonソリューションを使用するネットワーク最適化のための方法及び装置 - Google Patents

Sonソリューションを使用するネットワーク最適化のための方法及び装置 Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
この出願は、2009年6月22日付け提出された「Drive Test Optimization for SON Solution」と題された米国仮出願第61/219,224号の優先権を主張する。この出願は、参照によってその全体が本明細書に明確に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、一般に通信システムに関し、より詳しくはネットワーク管理及び最適化のための技術に関する。
無線通信システムは、例えば電話通信(telephony)、ビデオ、データ、メッセージング及びブロードキャストなどのような、様々な電気通信サービス(telecommunication services)を提供するために、広く配備される。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステム資源(例えば、バンド幅、送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を使用し得る。そのようなマルチアクセス技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム及び時分割同期符号分割多元接続(time division synchronous code division multiple access)(TD−SCDMA)システムを含む。
異なる無線デバイスが、市町村的規模で(municipal)、国家的規模で(national)、地域的規模で(regional)及び地球規模(global level)でさえ通信するのを可能にする共通のプロトコルを提供するために、様々な電気通信標準(telecommunication standards)においてこれらの多元接続技術が採用された。新進の(emerging)電気通信標準の例は、ロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(Third Generation Partnership Project)(3GPP)により公表(promulgated)されたユニバーサル移動通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UMTS)モバイル標準への機能強化のセットである。それは、スペクトル効率を改善することによってモバイル・ブロードバンド・インターネット・アクセスをより良くサポートし、コストを減らし、サービスを向上し、新しいスペクトルを利用し、また、ダウンリンク(DL)上でOFDMAを使用し、アップリンク(UL)上でSC−FDMAを使用し及び多重入力多重出力(MIMO)アンテナ技術を使用する他のオープンスタンダードとより良く融和するように、デザインされている。しかし、モバイル・ブロードバンド・アクセスに対する需要が増加し続けており、LTE技術における更なる改善の必要が存在する。好ましくは、これらの改善は、これらの技術を使用する他の多重アクセス技術及び電気通信標準に適用できるべきである。
以下は、クレームされた主題の様々な態様の簡略化された概要を、そのような態様の基本的な理解を提供するために示す。この概要は、すべての予期される態様の外延的な概要であるというわけではなく、また、鍵となる又は重要な要素を識別することも、そのような態様の範囲を線引きすることも、いずれも意図されていない。その唯一の目的は、後で示されるより詳しい説明への前置きとして開示された態様の幾つかの概念を簡略化された形で提示することである。
一つの態様によると、無線通信のための方法は、通信イベントを検出することと、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析することと、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置(UE)上でログに記憶することを含む。
他の態様によると、無線通信のための装置は、通信イベントを検出するための手段と、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析するための手段と、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶するための手段とを含む。
他の態様によると、コンピュータ・プログラム製品は、通信イベントを検出し、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶するためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む
他の態様によると、無線通信のための装置は、少なくとも一つのプロセッサと、上記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含み、上記少なくとも一つのプロセッサは、通信イベントを検出し、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶するように構成される。
他の態様によると、ネットワークにおける無線通信のための方法は、ユーザ装置からUEログの少なくとも一部を受信することと、ここで、該ユーザ装置ログは、該ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、eNBからeNBログの少なくとも一部を受信することと、ここで、eNBログは、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、最適化基準を判定するために、上記ユーザ装置上に記憶された上記1又は複数の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つを、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較することと、ネットワークを最適化するために最適化基準を使用することを含む。
他の態様によると、無線通信のための装置は、UEからUEログの少なくとも一部を受信するための手段と、ここで、該UEログは、該UE上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、eNBからeNBログの少なくとも一部を受信するための手段と、ここで、eNBログは、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、最適化基準を判定するために、上記UE上に記憶された上記1又は複数の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つを、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較するための手段と、ネットワークを最適化するために最適化基準を使用するための手段とを含む。
他の態様によると、コンピュータ・プログラム製品は、からUEログの少なくとも一部を受信するためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。一つの態様によると、無線通信のための方法は、通信イベントを検出することと、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析することと、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶することを含む。
他の態様によると、無線通信のための装置は、通信イベントを検出するための手段と、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析するための手段と、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶するための手段とを含む。
他の態様によると、コンピュータ・プログラム製品は、通信イベントを検出し、上記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、上記検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶するためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。
ユーザ装置からユーザ装置ログの少なくとも一部を受信し、ここで、該UEログは、該UE上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、eNBからeNBログの少なくとも一部を受信し、ここで、eNBログは、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、最適化基準を判定するために、上記UE上に記憶された上記1又は複数の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つを、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの上記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較し、ネットワークを最適化するために最適化基準を使用するためのコードを含む。
図1は、処理システムを用いる装置のためのハードウェア実装の一例を示す図である。 図2は、ネットワーク・アーキテクチャーの一例を示す図である。 図3は、アクセス・ネットワークの一例を示す図である。 図4は、アクセス・ネットワークにおいて使用するためのフレーム構造の一例を示す図である。 図5は、LTEにおけるULのための例示的なフォーマットを示す。 図6は、ユーザ及び制御プレーンのための無線プロトコル・アーキテクチャーの一例を示す図である。 図7は、アクセス・ネットワークにおけるeNB及びUEの一例を示す図である。 図8は、一つの態様に従った例示的な多元接続無線通信システムを示す。 図9は、無線通信デバイスのブロック図の例示的なアーキテクチャーを示す。 図10は、一つの態様に従った干渉低減システム(interference reduction system)の例示的なブロック図を示す。 図11は、様々な態様に従った通信システムの管理及び最適化のためのシステムのブロック図を示す。 図12は、様々な態様に従った自己最適化ネットワークの例示的な実装を示す。 図13は、様々な態様に従った自己最適化ネットワークの例示的な実装を示す。 図14は、本明細書で説明される様々な態様を実装するために利用されることができる例示的な通信プロトコル・アーキテクチャーを示す。 図15は、無線通信の方法のフローチャートである。 図16は、例示的な装置の機能性を示す概念ブロック図である。 図17は、無線通信の方法のフローチャートである。 図18は、例示的な装置の機能性を示す概念ブロック図である。
詳細な説明
添付の図面に関連して以下で説明される詳細な説明は、様々な構成の説明として意図されており、本明細書で説明される概念が実施され得る唯一の構成を示すことは意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の深い理解を与えることを目的として、特定の詳細を含んでいる。しかし、これら特定の詳細なしにこれらの概念が実施され得ることは、当業者には明らかであろう。幾つかのインスタンスにおいて、そのような概念を不明りょうにすることを回避するために、周知の構造及びデバイスがブロック図で示される。
さて、電気通信システム(telecommunication systems)の幾つかの態様に関して様々な装置及び方法が示される。これらの装置及び方法は、以下の詳細な説明において説明され、また、(まとめて「要素(elements)」と呼ばれる)様々なブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、プロセス、アルゴリズムなどにより添付の図面に示される。これらの要素は、電子ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア又はそれらの任意の組み合わせを使用して実装されても良い。そのような要素が、ハードウェアとして実装されるか又はソフトウェアとして実装されるかは、特定のアプリケーション及び全体的なシステムに課されるデザイン制約に依存する。
例として、要素、又は要素の任意の部分、又は複数の要素の任意の組み合わせは、1又は複数のプロセッサを含む「処理システム(processing system)」により実装されても良い。プロセッサの例は、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、ステート・マシン、ゲート・ロジック、ディスクリート・ハードウェア回路、及びこの開示を通して説明される様々な機能性を実行するように構成される他の適したハードウェアを含む。処理システムにおける1又は複数のプロセッサは、ソフトウェアを実行し得る。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード若しくはハードウェア・ディスクプリプションと呼ばれるか、又は他の方法で呼ばれるかにかかわらず、インストラクション、インストラクション・セット、コード、コード・セグメント、プログラム・コード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェア・モジュール、アプリケーション、ソフトウェア・アプリケーション、ソフトウェア・パッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャー、関数などを意味するために、広く解釈される。ソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能な媒体上に存在しても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、例として、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップ)、光ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD)、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD))、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キー・ドライブ)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、消去可能PROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、レジスタ、リムーバブルディスク、キャリア・ウェイブ、伝送回線、及び、ソフトウェアを記憶又は送信するための任意の他の適した媒体を含んでも良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、処理システムの中に存在しても良いし、処理システムの外部に存在しても良いし、又は、処理システムを含む複数のエンティティーにわたって分散されても良い。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ・プログラム製品に具現化されても良い。例として、コンピュータ・プログラム製品は、パッケージ材料に入ったコンピュータ読み取り可能な媒体を含んでも良い。当業者は、この開示を通して提示される説明された機能性を実装すべき最良の方法を、特定のアプリケーション及び全体的なシステムに課されるデザイン制約に依存して認識するであろう。
図1は、処理システム114を用いる装置100のためのハードウェア実装の一例を示す概念図である。この例において、処理システム114は、バス・アーキテクチャー(バス102により一般に表される)を用いて実装されても良い。バス102は、処理システム114の特定のアプリケーション及び全体的なデザイン制約に応じて、任意の数の相互接続するバス及びブリッジを含んでも良い。バス102は、1又は複数のプロセッサ(プロセッサ104により一般に表される)及びコンピュータ読み取り可能な媒体(コンピュータ読み取り可能な媒体106により一般に表される)を含む様々な回路をリンクする。バス102はまた、例えばタイミング・ソース、周辺機器、電圧調整器及びパワーマネジメント回路などのような、様々な他の回路をリンクしても良い。それらは当該分野で周知であり、したがって、それ以上説明されない。バス・インタフェース108は、バス102と送受信機110との間のインタフェースを提供する。送受信機110は、伝送媒体を介して様々な他の装置と通信するための手段を提供する。また、装置の性質(nature)に応じて、ユーザ・インタフェース112(例えば、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイク、ジョイスティック)が提供されても良い。
プロセッサ104は、バス102及び一般的な処理(コンピュータ読み取り可能な媒体106に記憶されるソフトウェアの実行を含む)を管理する役割を果たす(responsible)。ソフトウェアは、プロセッサ104により実行されるとき、処理システム114に、任意の特定の装置のための下で説明される様々な機能を実行させる。コンピュータ読み取り可能な媒体106はまた、ソフトウェアを実行するときにプロセッサ104により処理(manipulated)されるデータを記憶するために使用されても良い。
さて、図2に示されるようなLTEネットワーク・アーキテクチャーに関して、様々な装置を用いる電気通信システム(telecommunications system)の例が示される。LTEネットワーク・アーキテクチャー200が、コアネットワーク202及びアクセス・ネットワーク204により示されている。この例において、コアネットワーク202は、パケット交換サービスをアクセス・ネットワーク204へ提供する。しかし、当業者が容易に認識するように、この開示の全体を通じて提示される様々な概念は、回線交換サービスを提供するコアネットワークに拡張され得る。
アクセス・ネットワーク204が、単一の装置212により示されている。それは、LTEアプリケーションにおいて発展型NodeB(evolved NodeB)と一般に呼ばれるが、それはまた、当業者により、基地局、無線基地局(base transceiver station)、無線基地局(radio base station)、無線送受信機(radio transceiver)、送受信機機能、基本サービス・セット(BSS)、拡張サービス・セット(ESS)と呼ばれることがあり又は幾つかの他の適した専門用語で呼ばれることがある。eNB 212は、コアネットワーク202に対するアクセスポイントをモバイル装置214へ提供する。モバイル装置の例は、セルラー電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、グローバル・ポジショニング・システム、マルチメディア・デバイス、ビデオ・デバイス、デジタル・オーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲーム機又は任意の他の同様の機能のデバイスを含む。モバイル装置214は、LTEアプリケーションにおいてUEと一般に呼ばれるが、それはまた、当業者により、モバイル局、加入者設備(subscriber station)、モバイル・ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、リモート・ユニット、モバイル・デバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、リモート・デバイス、モバイル加入者設備、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザ・エージェント、モバイル・クライアント、クライアントと呼ばれることがあり又は幾つかの他の適した専門用語で呼ばれることがある。
コアネットワーク202が、パケットデータノード(PDN)ゲートウェイ208及びサービング・ゲートウェイ210を含む幾つかの装置により示されている。PDNゲートウェイ208は、パケットベース・ネットワーク206に対するコネクションを、アクセス・ネットワーク204へ提供する。この例において、パケットベース・ネットワーク206は、インターネットである。しかし、この開示の全体を通じて提示される概念は、インターネット・アプリケーションに制限されない。PDNゲートウェイ208の主要な機能は、ネットワーク接続性をUE214に提供することである。データパケットは、サービング・ゲートウェイ210を介してPDNゲートウェイ208とUE214との間で転送される。そして、サービング・ゲートウェイ210は、UE214がアクセス・ネットワーク204の中をローミング(roams)するときに、ローカル・モビリティ・アンカーとしてサービスする。
さて、図3を参照すると、LTEネットワーク・アーキテクチャーのアクセス・ネットワークの例が示されている。この例において、アクセス・ネットワーク300は、いくつかの(a number of)セルラー領域(セル)302に分割される。eNB 304が、セル302に割り当てられ、また、コアネットワーク202(図2を参照)に対するアクセスポイントを、そのセル302中のすべてのUE 306へ提供するように構成される。このアクセス・ネットワーク300の例には集中型のコントローラは存在しない。しかし、替わりの構成において集中型のコントローラが使用されても良い。eNB 304は、コアネットワーク202におけるサービング・ゲートウェイ210(図2を参照)に対する、無線ベアラ制御(radio bearer control)、アドミッション制御(admission control)、モビリティ制御(mobility control)、スケジューリング(scheduling)、セキュリティー(security)及び接続性(connectivit)を含むすべての無線関連機能(radio related functions)に対して責任がある(responsible)。
アクセス・ネットワーク300により使用される変調及び多元接続スキームは、配備されている特定の電気通信標準に応じて変化し得る。LTEアプリケーションにおいて、周波数分割二重化(FDD)及び時分割二重化(TDD)の両方をサポートするために、DL上でOFDMが使用され、UL上でSC−FDMAが使用される。当業者は後に続く詳細な説明から容易に認識するように、本明細書で提示される様々な概念はLTEアプリケーションによく適している。しかし、これらの概念は、他の変調及び多元接続技術を用いる他の電気通信標準に容易に及び得る。例として、これらの概念は、進化データ最適化(Evolution-Data Optimized)(EV−DO)又はウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)に及び得る。EV−DO及びUMBは、標準のCDMA2000ファミリーの一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)により公表されたエアインタフェース標準であり、また、モバイル局へブロードバンド・インターネット接続を提供するためにCDMAを使用する。これらの概念はまた、ワイドバンドCDMA(W−CDMA)及びCDMAの他の変形(例えばTD−SCDMA)を採用するユニバーサル地上無線アクセス(UTRA);TDMAを採用するグローバル移動体通信システム(GSM(登録商標));、及び、発展型UTRA(Evolved UTRA)(E−UTRA)、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20及びOFDMAを採用するFlash−OFDM(登録商標)に及び得る。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE及びGSM(登録商標)は、3GPP団体からのドキュメントに記載されている。CDMA2000及びUMBは、3GPP2団体からのドキュメントに記載されている。使用される実際の無線通信標準及び多元接続技術は、特定のアプリケーション及びシステムに課される全体的なデザイン制約に依存するであろう。
eNB 304は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有していても良い。MIMO技術の使用は、eNB 304が、空間多重化、ビームフォーミング、及び送信ダイバーシティーをサポートするために、空間領域を活用するのを可能にする。
空間多重化は、同一の周波数上で同時に異なるデータ・ストリームを送信するのに使用し得る。データ・ストリームは、データレートを増加させるために単一のUE306へ送信されても良いし又は全体的なシステム・キャパシティーを増加させるために複数のUE306へ送信されても良い。これは、各データ・ストリームを空間的にプリコーディング(precoding)し、それから、空間的にプリコードされた各ストリームを、ダウンリンク上で異なる送信アンテナを通して送信することによって、達成される。空間的にプリコードされたデータ・ストリームは、異なる空間的な署名(spatial signatures)とともに(1又は複数の)UE306へ到着する。それは、(1又は複数の)UE306の各々が、そのUE306に向けられた1又は複数のデータ・ストリームを回復するのを可能にする。アップリンクの上で、各々のUE306は、空間的にプリコードされたデータ・ストリームを送信する。それは、eNB304が、空間的にプリコードされた各データ・ストリームの送信元(source)を識別するのを可能にする。
空間多重化が、通常、チャネル状態が良好であるときに使用される。チャネル状態がより良好でないときは、1又は複数の方向に送信エネルギーを集中させるために、ビームフォーミングが使用されても良い。これは、複数のアンテナを通して送信のためのデータを空間的にプリコードすることによって、達成されても良い。セルのエッジにおける良好なカバレージを達成するために、送信ダイバーシティーと組み合わせて、単一のストリーム・ビームフォーミング送信が使用されても良い。
後に続く詳細な説明において、ダウンリンクの上でOFDMをサポートするMIMOシステムに関してアクセス・ネットワークの様々な態様が説明される。OFDMは、OFDMシンボル中のいくつかのサブキャリアの上でデータを変調させるスペクトラム拡散技術である。サブキャリアは、正確な周波数の間隔でスペーシングされる。スペーシング(spacing)は、受信機がサブキャリアからデータを回復するのを可能にする「直交性(orthogonality)」を提供する。時間領域において、OFDMシンボル間干渉(inter-OFDM-symbol interference)を防止(combat)するために、各々のOFDMシンボルにガードインターバル(例えば、サイクリックプレフィックス)が加えられても良い。アップリンクは、高いピーク対平均電力比(peak-to-average power ratio)(PARR)を補償するために、DFT拡散OFDM信号(DFT-spread OFDM signal)の形で、SC−FDMAを使用しても良い。
DL及びUL伝送をサポートするために、様々なフレーム構造が使用され得る。さて、図4を参照すると、DLフレーム構造の例が示されている。しかし、当業者が容易に認識するように、任意の特定のアプリケーションのためのフレーム構造は、任意の数の要因(factors)に応じて異なり得る。この例において、一つのフレーム(10ms)は、10個の同じサイズの(equally sized)サブフレームに分割される。各々のサブフレームは、2つの連続する(consecutive)タイムスロットを含む。
二つのタイムスロットを表すために資源グリッドが使用され得る。二つのタイムスロットの各々が一つの資源ブロックを含む。資源グリッドは、複数の資源エレメントに分割される。LTEにおいて、一つの資源ブロックは、周波数領域において12個の連続するサブキャリアを含み、各々のOFDMシンボルにおいて通常のサイクリックプレフィックスを含み、時間領域において7個の連続するOFDMシンボルを含み、又は、84個の資源エレメントを含む。R及びRとして示されるように、資源エレメントのうちの幾つか(Some)は、DL基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、セル特有RS(Cell-specific RS)(CRS)(時々、共通RSとも呼ばれる)及びUE特有RS(UE-specific RS)(UE−RS)を含む。UE−RSは、対応する物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)がマッピングされる資源ブロックのみの上で送信される。各々の資源エレメントにより運ばれるビットの数は、変調スキームに依存する。それゆえ、UEが受信する資源ブロックがより多く且つ変調スキームがより高いほど、UEのためのデータレートはより高くなる。
さて、図5を参照すると、ULフレーム構造の例が示されている。図5は、LTEにおけるULのための例示的なフォーマットを示す。ULのための利用可能な資源ブロックは、データ・セクションと制御セクションに分割され得る。制御セクションは、システム・バンド幅の二つの端部において形成され得、また、設定可能なサイズ(configurable size)を有し得る。制御セクションにおける資源ブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられ得る。データ・セクションは、制御セクションに含まれないすべての資源ブロックを含み得る。図5のデザインは、連続する(contiguous)サブキャリアを含むデータ・セクションをもたらす。それは、単一のUEが、データ・セクション中の連続するサブキャリアのすべてを割り当てられるのを可能にし得る。
UEは、制御情報をeNBへ送信するために制御セクション中の資源ブロック510a,510bを割り当てられ得る。UEはまた、データをeNBへ送信するためにデータ・セクション中の資源ブロック520a,520bを割り当てられても良い。UEは、制御セクション中の割り当てられた資源ブロックの上で物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)に制御情報を送信し得る。UEは、データ・セクション中の割り当てられた資源ブロックの上で物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)においてデータのみを又はデータと制御情報の両方を送信し得る。UL伝送は、サブフレームの両方のスロットにわたっても良く、また、図5に示されるように周波数にわたってホップしても良い。
図5に示されるように、資源ブロックのセットは、初期システム・アクセス(initial system access)を実行するために使用されても良く、また、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)においてUL同期を達成しても良い。PRACHは、ランダム・シーケンスを運ぶが、ULデータ/シグナリングを運ぶことはできない。各々のランダム・アクセス・プリアンブルは、6つの連続する(consecutive)資源ブロックに対応するバンド幅を占める。開始周波数(starting frequency)は、ネットワークにより指定される。つまり、ランダム・アクセス・プリアンブルの伝送は、特定の時間及び周波数資源に制限される。PRACHのための周波数ホッピングは存在しない。PRACHアテンプト(PRACH attempt)は、単一のサブフレーム(1ms)において運ばれ、UEは、フレーム(10ms)につき一つのPRACHアテンプトだけをすることができる。
LTEにおけるPUCCH、PUSCH及びPRACHは、3GPP TS 36.211において記載されている(“Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Physical Channels and Modulation”と題され、それは一般公開されている)。
無線プロトコル・アーキテクチャーは、特定のアプリケーションに応じて様々な形を採用し得る。さて、図6を参照すると、LTEシステムのための例が示されている。図6は、ユーザ及び制御プレーンに関する無線プロトコル・アーキテクチャーの一例を示す概念図である。
図6を参照すると、UE及びeNBに関する無線プロトコル・アーキテクチャーが次の3つのレイヤで示されている:レイヤ1、レイヤ2及びレイヤ3。レイヤ1は、最も低い下位レイヤであり、様々な物理レイヤ信号処理機能を実装する。レイヤ1は、ここでは物理レイヤ606と呼ぶ。レイヤ2(L2レイヤ)608は、物理レイヤ606の上にあり、物理レイヤ606上でのUEとeNBと間のリンクに対して責任がある(responsible)。
ユーザプレーンにおいて、L2レイヤ608は、メディア・アクセス制御(MAC)サブレイヤ610、無線リンク制御(RLC)サブレイヤ612、及びパケット・データ・コンバージェンス・プロトコル(PDCP)614サブレイヤを含む。それらは、ネットワーク側ではeNBにおいてターミネートされる。図示されていないが、UEは、ネットワーク側でPDNゲートウェイ208(図2を参照)においてターミネートされるネットワーク・レイヤ(例えば、IPレイヤ)を含むL2レイヤ608上の幾つかの上位レイヤ、及び、コネクションの反対側(other end of)(例えば、遠端(far end)UE、サーバ、その他)においてターミネートされるアプリケーション・レイヤを有し得る。
PDCPサブレイヤ614は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ614はまた、無線通信オーバーヘッドを低減するための上位レイヤ・データパケットのヘッダ圧縮、データパケットを暗号化することによるセキュリティー、及び、ハンドオーバー失敗(handover failure)、セル再選択失敗(cell reselection failure)、セル・リダイレクション失敗(cell redirection failure)又はeNB間でのUEのための圏外エクスペリエンス(out-of-service experience)のサポートを提供する。RLCサブレイヤ612は、ハイブリッド自動再送リクエスト(hybrid automatic repeat request)(HARQ)に起因する障害受信状態(out-of-order reception)を補償するために、上位レイヤ・データパケットのセグメンテーション及びリアセンブリ、失われたデータパケット(lost data packets)の再送(retransmission)、及び、データパケットのリオーダー(reordering)を提供する。MACサブレイヤ610は、論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ610はまた、一つのセルにおける様々な無線資源(例えば、資源ブロック)をUE間で割り当てる役割を果たす(responsible)。MACサブレイヤ610はまた、HARQオペレーションに対して責任がある(responsible)。
制御プレーンにおいて、UE及びeNBに関する無線プロトコル・アーキテクチャーは、制御プレーンのためのヘッダ圧縮機能が存在しないことを除いて、物理レイヤ606及びL2レイヤ608と実質的に同一であり得る。制御プレーンはまた、レイヤ3において無線資源制御(RRC)サブレイヤ616を含む。RRCサブレイヤ616は、無線資源(すなわち、無線ベアラ)を得る役割を果たし、また、eNBとUEとの間のRRCシグナリングを使用して下位レイヤを設定(configuring)する役割を果たす(responsible)。
図7は、アクセス・ネットワークにおいてUE750と通信するeNB710のブロック図である。DLにおいて、コアネットワークからの上位レイヤ・パケットは、コントローラ/プロセッサ775へ提供される。コントローラ/プロセッサ775は、図6に関連して前に説明されたL2レイヤの機能性を実装する。DLにおいて、コントローラ/プロセッサ775は、ヘッダ圧縮、暗号化、パケット・セグメンテーション及びリオーダーリング、論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化、及び、様々なプライオリティー・メトリクス(priority metrics)に基づくUE750への無線資源割り当てを提供する。コントローラ/プロセッサ775はまた、HARQオペレーション、失われたパケットの再送、及びUE750へのシグナリングに対して責任がある(responsible)。
TXプロセッサ716は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のための様々な信号処理機能を実装する。信号処理機能は、UE750における前方誤り訂正(forward error correction)(FEC)を容易にするために符号化及びインターリーブすることと、様々な変調スキーム(例えば、2位相偏移変調(binary phase-shift keying)(BPSK)、4位相偏移変調(quadrature phase-shift keying)(QPSK)、M位相シフトキーイング(M-phase-shift keying)(M−PSK)、M直交振幅変調(M-quadrature amplitude modulation)(M−QAM))に基づいて信号コンステレーション(signal constellations)へマッピングすることを含む。符号化された変調シンボルは、それから、パラレル・ストリームに分割される。各々のストリームは、それから、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間及び/又は周波数領域において基準信号(例えば、パイロット)とともに多重化され、そして、時間領域OFDMシンボル・ストリームを運ぶ物理チャネルを生成するために、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用して一緒に結合される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために、空間的にプリコードされる。チャネル推定器774からのチャネル推定は、符号化及び変調スキームを判定するために、また、空間処理のために、使用され得る。チャネル推定は、UE750により送信される基準信号及び/又はチャネル状態フィードバック(channel condition feedback)から導かれても良い。各々の空間ストリームは、それから、別々の送信機718TXを介して異なるアンテナ720へ提供される。各々の送信機718TXは、それぞれの送信のための空間ストリームでRFキャリアを変調する。
UE750において、各々の受信機754RXは、そのそれぞれのアンテナ752を通して信号を受信する。各々の受信機754RXは、RFキャリアの上へ変調された情報を回復し、そして、該情報を受信機(RX)プロセッサ756へ提供する。
RXプロセッサ756は、L1レイヤの様々な信号処理機能を実装する。RXプロセッサ756は、UE750に向けられた任意の空間ストリームを回復するために、該情報に関して空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE750に向けられているならば、それらは、RXプロセッサ756によって単一のOFDMシンボル・ストリームに結合され得る。それから、RXプロセッサ756は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、時間領域から周波数領域へOFDMシンボル・ストリームを変換する。周波数ドメイン信号は、OFDM信号のサブキャリアごとに、別々のOFDMシンボル・ストリームを含む。各々のサブキャリア中のシンボル、及び、基準信号は、eNB710により送信される最も可能性のある信号コンステレーション・ポイントを判定することによって、回復され、復調される。これらの柔らかい決定(soft decisions)は、チャネル推定器758により計算されるチャネル推定に基づいても良い。それから、柔らかい決定は、物理チャネルの上でeNB710により最初に送信されたデータ及び制御信号を回復するために、復号化され、デインターリーブされる。それから、データ及び制御信号は、コントローラ/プロセッサ759へ提供される。
コントローラ/プロセッサ759は、図5に関連して前に説明されたL2レイヤを実装する。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ759は、トランスポート・チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化(demultiplexing)、パケット・リアセンブリ、復号化(deciphering)、ヘッダ解凍(header decompression)、コアネットワークからの上位レイヤ・パケットを回復するための制御信号処理を提供する。それから、上位レイヤ・パケットは、データ・シンク762へ提供される。それは、L2レイヤより上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。様々な制御信号はまた、L3処理のためにデータ・シンク762へ提供されても良い。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQオペレーションをサポートするために、肯定応答(acknowledgement)(ACK)及び/又は否定応答(negative acknowledgement)(NACK)プロトコルを使用する、誤り検出(error detection)に対して責任がある(responsible)。
ULにおいて、データ・ソース767は、上位レイヤ・パケットをコントローラ/プロセッサ759に提供するために使用される。データ・ソース767は、L2レイヤ(L2)より上のすべてのプロトコル・レイヤを表す。eNB710によるDL伝送に関連して説明された機能性と同様に、コントローラ/プロセッサ759は、ヘッダ圧縮、暗号化(ciphering)、パケット・セグメンテーション(packet segmentation)及びリオーダー(reordering)、eNB710による無線資源割り当てに基づく論理チャネルとトランスポート・チャネルとの間の多重化を提供することによって、ユーザプレーン及び制御プレーンに関するL2レイヤを実行する。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQオペレーション、失われたパケットの再送及びeNB710へのシグナリングに対して責任がある(responsible)。
チャネル推定器758により基準信号から導かれるチャネル推定又はeNB710により送信されるフィードバックは、適当な符号化及び変調スキームを選択するために、及び、空間処理を容易にするために、TXプロセッサ768により使用され得る。TXプロセッサ768により生成される空間ストリームは、別々の送信機754TXを介して異なるアンテナ752へ提供される。各々の送信機754TXは、それぞれの送信のための空間ストリームでRFキャリアを変調させる。
UL伝送は、UE750における受信機機能に関連して説明されたそれと同様の方法で、eNB710において処理される。各々の受信機718RXは、そのそれぞれのアンテナ720を通して信号を受信する。各々の受信機718RXは、RFキャリアの上へ変調された情報を回復し、該情報をRXプロセッサ770へ提供する。RXプロセッサ770は、L1レイヤを実装する。
コントローラ/プロセッサ759は、図6に関連して前に説明されたL2レイヤを実装する。ULにおいて、コントローラ/プロセッサ759は、トランスポート・チャネルと論理チャネルとの間の逆多重化(demultiplexing)、パケット・リアセンブリ、復号化、ヘッダ解凍(header decompression)、UE750からの上位レイヤ・パケットを回復するための制御信号処理を提供する。コントローラ/プロセッサ775からの上位レイヤ・パケットは、コアネットワークへ提供されても良い。コントローラ/プロセッサ759はまた、HARQオペレーションをサポートするために、ACK及び/又はNACKプロトコルを使用する誤り検出に対して責任がある(responsible)。
図1に関して説明された処理システム100は、eNB710を含む。特に、処理システム100は、TXプロセッサ716、RXプロセッサ770、及び、コントローラ/プロセッサ775を含む。図1に関して説明された処理システム100は、代わりに、UE750を含む。特に、処理システム100は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756、及び、コントローラ/プロセッサ759を含む。
図8を参照して、一つの態様による多元接続無線通信システムが説明される。アクセスポイント800(AP)は、複数のアンテナ・グループを含む。一つのグループは804と806を含み、もう一つのグループは808と810を含み、更なるグループは812と814を含む。図8において、各アンテナ・グループについて2つのアンテナだけが示されているが、各アンテナ・グループについて、より多くのアンテナ又はより少ないアンテナが利用されても良い。アクセス端末816(AT)は、アンテナ812及び814と通信する。ここで、アンテナ812及び814は、順方向リンク820の上でアクセス端末816へ情報を送信し、逆方向リンク818の上でアクセス端末816から情報を受信する。アクセス端末822は、アンテナ806及び808と通信する。ここで、アンテナ806及び808は、順方向リンク826の上でアクセス端末822へ情報を送信し、逆方向リンク824の上でアクセス端末822から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク818,820,824及び826は、通信のために異なる周波数を使用しても良い。例えば、順方向リンク820は、逆方向リンク818により使用される周波数とは異なる周波数を使用しても良い。
各々のアンテナ・グループ及び/又はそれらが通信するようにデザインされているエリアは、アクセスポイントのセクターとしばしば呼ばれる。該態様において、アンテナ・グループそれぞれは、アクセスポイント800によりカバーされるエリアのセクター中のアクセス端末に対して通信するようにデザインされている。
順方向リンク820及び826の上の通信において、アクセスポイント800の送信アンテナは、異なるアクセス端末816及び824のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。また、そのカバレージ全体にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを使用するアクセスポイントは、近隣セル中のアクセス端末に対して、単一のアンテナを通してすべてのそのアクセス端末に送信するアクセスポイントよりも少ない干渉をもたらす。
アクセスポイントは、端末との通信のために使用される固定局であっても良い。アクセスポイントはまた、アクセスポイント、Node Bと呼ばれても良く、又は何らかの他の専門用語で呼ばれても良い。アクセス端末はまた、アクセス端末、UE、無線通信デバイス、端末、アクセス端末と呼ばれても良く、又は何らかの他の専門用語で呼ばれても良い。
一つの態様において、論理チャネルは、制御チャネル及びトラフィック・チャネルに分類される。論理制御チャネルは、以下を含む。システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1つ又は複数のMTCHについてマルチメディア・ブロードキャスト及びマルチキャスト・サービス(Multimedia Broadcast and Multicast Service)(MBMS)スケジューリング及び制御情報の送信のために使用されるポイントツーポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。通常、RRCコネクションを確立した後に、このチャネルはMBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEにより使用されるだけである。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイントツーポイント双方向チャネルであり、RRCコネクションを有するUEにより使用される。一つの態様において、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために一つのUEに専用にされるポイントツーポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)を含む。また、マルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)は、トラフィック・データを送信するためのポイントツーマルチポイントDLチャネルのためのものである。
一つの態様において、トランスポート・チャネルは、DLとULに分類される。DLトランスポート・チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)及びページング・チャネル(PCH)を含む。PCHは、UE省電力のサポートのためのものであり(DRXサイクルは、ネットワークによりUEへ示される))、セル全体にわたりブロードキャストされ、他の制御チャネル/トラフィック・チャネルのために使用され得るPHY資源にマッピングされる。ULトランスポート・チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、リクエスト・チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)及び複数のPHYチャネルを含む。PHYチャネルは、DLチャネル及びULチャネルのセットを含む。
DL PHYチャネルは、以下を含んでも良い:
共通パイロット・チャネル(Common Pilot Channel)(CPICH)
同期チャネル(Synchronization Channel)(SCH)
共通制御チャネル(Common Control Channel)(CCCH)
共有DL制御チャネル(Shared DL Control Channel)(SDCCH)
マルチキャスト制御チャネル(Multicast Control Channel)(MCCH)
共有UL割り当てチャネル(Shared UL Assignment Channel)(SUACH)
確認チャネル(Acknowledgement Channel)(ACKCH)
DL物理共有データ・チャネル(DL Physical Shared Data Channel)(DL−PSDCH)
UL電力制御チャネル(UL Power Control Channel)(UPCCH)
ページング・インジケータ・チャネル(Paging Indicator Channel)(PICH)
負荷インジケータ・チャネル(Load Indicator Channel)(LICH)
UL PHYチャネルは、以下を含む:
物理ランダム・アクセス・チャネル(Physical Random Access Channel)(PRACH)
チャネル品質インジケータ・チャネル(Channel Quality Indicator Channel)(CQICH)
確認チャネル(Acknowledgement Channel)(ACKCH)
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(Antenna Subset Indicator Channel)(ASICH)
共有リクエスト・チャネル(Shared Request Channel)(SREQCH)
UL物理共有データ・チャネル(UL Physical Shared Data Channel)(UL−PSDCH)
ブロードバンド・パイロット・チャネル(Broadband Pilot Channel)(BPICH)
一つの態様において、単一のキャリア波形の低いPARの(常にチャネルは連続し又は周波数において均等に間隔をあけられる)特性を維持するチャネル構造が提供される。
本文書のために以下の省略形が適用され得る:
AM 確認モード(Acknowledged Mode)
AMD 確認モード・データ(Acknowledged Mode Data)
ARQ 自動再送リクエスト(Automatic Repeat Request)
BCCH ブロードキャスト制御チャネル(Broadcast Control CHannel)
BCH ブロードキャスト・チャネル(Broadcast CHannel)
C− 制御−(Control-)
CCH 共通制御チャネル(Common Control CHannel)
CCH 制御チャネル(Control CHannel)
CCTrCH 符号化複合トランスポート・チャネル(Coded Composite Transport Channel)
CP サイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix)
CRC 巡回冗長検査(Cyclic Redundancy Check)
CTCH 共通トラフィック・チャネル(Common Traffic CHannel)
DCCH 専用制御チャネル(Dedicated Control CHannel)
DCH 専用チャネル(Dedicated CHannel)
DL ダウンリンク(DownLink)
DSCH ダウンリンク共有チャネル(Downlink Shared CHannel)
DTCH 専用トラフィック・チャネル(Dedicated Traffic CHannel)
FACH 順方向リンク・アクセス・チャンネル(Forward link Access CHannel)
FDD 周波数分割双方向(Frequency Division Duplex)
L1 レイヤ1(物理レイヤ)(Layer 1 (physical layer))
L2 レイヤ2(データリンク・レイヤ)(Layer 2 (data link layer))
L3 レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)(Layer 3 (network layer))
LI 長さインジケータ(Length Indicator)
LSB 最下位ビット(Least Significant Bit)
MAC メディア・アクセス制御(Medium Access Control)
MBMS マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス(Multimedia Broadcast Multicast Service)
MCCH MBMSポイントツーマルチポイント制御チャネル(MBMS point-to-multipoint Control CHannel)
MRW ムーブ受信ウインドウ(Move Receiving Window)
MSB 最上位ビット(Most Significant Bit)
MSCH MBMSポイントツーマルチポイント・スケジューリング・チャネル(MBMS point-to-multipoint Scheduling CHannel)
MTCH MBMSポイントツーマルチポイント・トラフィック・チャネル(MBMS point-to-multipoint Traffic CHannel)
PCCH ページング制御チャネル(Paging Control CHannel)
PCH ページング・チャネル(Paging CHannel)
PDU プロトコル・データ・ユニット(Protocol Data Unit)
PHY 物理レイヤ(PHYsical layer)
PhyCH 物理チャネル(Physical CHannels)
RACH ランダム・アクセス・チャネル(Random Access CHannel)
RLC 無線リンク制御(Radio Link Control)
RRC 無線資源制御(Radio Resource Control)
SAP サービス・アクセス・ポイント(Service Access Point)
SDU サービス・データユニット(Service Data Unit)
SHCCH 共有チャネル制御チャネル(SHared channel Control CHannel)
SN シーケンス番号(Sequence Number)
SUFI スーパーフィールド(SUper FIeld)
TCH トラフィック・チャネル(Traffic CHannel)
TDD 時分割双方向(Time Division Duplex)
TFI トランスポート・フォーマット・インジケータ(Transport Format Indicator)
TM トランスペアレント・モード(Transparent Mode)
TMD トランスペアレント・モード・データ(Transparent Mode Data)
TTI 送信タイムインターバル(Transmission Time Interval)
U− ユーザ−(User-)
UE ユーザ装置(User Equipment)
UL アップリンク(UpLink)
UM 非確認モード(Unacknowledged Mode)
UMD 非確認モード・データ(Unacknowledged Mode Data)
UMTS ユニバーサル移動通信システム
(Universal Mobile Telecommunications System)
UTRA UMTS地上無線アクセス(UMTS Terrestrial Radio Access)
UTRAN UMTS地上無線アクセスネットワーク(UMTS Terrestrial Radio Access Network)
MBSFN マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(multicast broadcast single frequency network)
MCE MBMS調整エンティティー(MBMS coordinating entity)
MCH マルチキャスト・チャネル(multicast channel)
DL−SCH ダウンリンク共有チャネル(downlink shared channel)
MSCH MBMS制御チャネル(MBMS control channel)
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel)
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel)
さて、図9を参照すると、UE900の例示的なアーキテクチャーが示されている。図9に表されるように、UE900は、例えば受信アンテナ(図示せず)から信号を受信し、該受信信号に対して典型的なアクション(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバートなど)を実行し、そして、サンプルを得るために、該調整された信号をデジタイズする受信機902を含む。受信機902は、受信されたシンボルを復調し、そして、チャネル推定のために、それらをプロセッサ906へ提供することができる復調器904を含むことができる。ロセッサ906は、受信機902により受信される情報を解析するために及び/又は送信機920による送信のための情報を生成するために専用にされるプロセッサであることができ、UE900の1又は複数のコンポーネントを制御するプロセッサであることができ、及び/又は、受信機902により受信される情報を解析し、送信機920による送信のための情報を生成することと、UE900の1又は複数のコンポーネントを制御することの両方とも行うプロセッサであることができる。
UE900は、例えばSONサーバと連携して、ネットワークの最適化を容易にするための最適化モジュール930を更に含むことができる。一つの態様において、最適化モジュール930は、高い干渉状況の間、動作可能であるだけであっても良い。最適化モジュール930は、例えば、本明細書で説明される、受信されたページ、リンク・アンバランス(link imbalance)、パイロット・ポリューション(pilot pollution)、セルエッジ・エクスペリエンス(cell edge experience)、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスなどのような、通信イベントを検出するのを援助するイベント検出器932を更に含んでも良い。一つの態様において、最適化モジュール930は、例えば、イベント検出器932により検出される通信イベントに関係する測定を実行するための測定モジュール934を更に含んでも良い。さらに他の態様において、最適化モジュール930は、例えば、イベント検出器932により検出されるイベント及び/又は測定モジュール934によりなされる測定に関連するデータを記録(log)し得るロギング・モジュール936を更に含んでも良。下記のように、ロギング・モジュールは、とりわけネットワークの最適化で使用するためにログ又はログの部分がSONサーバ又は他のエンティティーへ送信され得るように、検出されたイベントのログを更に編集(compile)しても良い。
UE900は、さらに、メモリ908を含むことができる。メモリ908は、プロセッサ906に有効に(operatively)接続され、そして、送信されるデータ、受信データ、例えば最適化モジュール930により生成又は処理されるデータ又は情報に関係する情報を記憶することができる。メモリ908は、さらに、データを取得又は処理するために、測定モジュール934を使用することに関連するプロトコル及び/又はアルゴリズムを記憶することができる。その上、メモリ908は、最適化モジュール930の様々なモジュールを使用して、データを測定し、収集し、及び、記録するために、SONサーバからのインストラクション(例えば、SONプロトコルの形のインストラクションなど)を記憶しても良い。
さらに、プロセッサ906は、メモリ・モジュール934により取得される測定データ、ロギング・モジュール936により生成されるログ又はログの部分及び/又はそれら二つの組み合わせを解析及び処理するための手段を提供することができる。その上、プロセッサ906は、最適化モジュール930の様々なモジュールを使用して、データを測定し、収集し、及び、記録するために、SONサーバからのインストラクション(例えば、SONプロトコルの形のインストラクション)を処理しても良い。
本明細書で説明されるデータ・ストア(data store)(例えば、メモリ908)は、揮発性メモリ若しくは不揮発性メモリのいずかであることができ、又は、揮発性及び不揮発性メモリの両方を含むことができることは認識されるであろう。制限ではなく例として、不揮発性メモリは、リードオンリーメモリ(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的書換え可能ROM(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)又はフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、外部キャッシュメモリの働きをするランダムアクセスメモリ(RAM)を含むことができる。制限ではなく例として、RAMは、例えば、シンクロナスRAM(SRAM)、ダイナミックRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、2倍速SDRAM(DDR SDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)とダイレクトラムバスRAM(DRRAM)などのような、多くの形で利用できる。対象となるシステム及び方法のメモリ908は、これら及び他の適したタイプのメモリを含んでも良い(ただし、これらに制限されるものではない)。
その上、UE900は、ユーザ・インタフェース940を含んでも良い。ユーザ・インタフェース940は、通信デバイス900への入力を生成するための入力機構(mechanisms)942、及び、UE900のユーザによる消費のための情報を生成するための出力機構(mechanism)942を含んでも良い。例えば、入力機構942は、例えば、キーまたはキーボード、マウス、タッチスクリーン・ディスプレイ、マイクロフォンなどのような機構を含んでも良い。さらに、例えば、出力機構944は、ディスプレイ、オーディオ・スピーカ、触覚フィードバック機構(haptic feedback mechanism)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)送受信機などを含んでも良い。説明された態様において、出力機構944は、画像又はビデオ・フォーマットのメディア・コンテンツを提示できるディスプレイ、又は、音声フォーマットのメディア・コンテンツを提示するオーディオ・スピーカを含んでも良い。
図10を参照すると、SONサーバ最適化システム1000の詳細なブロック図が示されている。SONサーバ最適化システム1000は、任意のタイプのハードウェア、サーバ、パーソナル・コンピュータ、ミニ・コンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、又は、任意のコンピュータ・デバイス、特殊用途若しくは汎用のコンピュータ・デバイスのうちの少なくとも一つを含んでも良い。さらに、SONサーバ最適化システム1000の上で又はそれによってオペレートされる、本明細書で説明されるモジュール及びアプリケーションは、単一のネットワーク・デバイス上で完全に実行されても良く、あるいは代わりに、他の態様において、独立したサーバ、データベース又はコンピュータ・デバイスが、パーティーに使用できるフォーマットでデータを提供するために、及び/又は、通信デバイス214とSONサーバ最適化システム1000により実行されるモジュール及びアプリケーションとの間のデータフローにおける独立した制御のレイヤを提供するために、協力して働いても良い。
SONサーバ最適化システム1000は、有線及び無線ネットワークにわたってデータを送受信することができ、また、ルーチン及びアプリケーションを実行することができるコンピュータ・プラットホーム1002を含む。コンピュータ・プラットホーム1002は、メモリ1004を含む。メモリ1004は、例えば、リードオンリーメモリ及び/又はランダムアクセスメモリ(ROM及びRAM)、EPROM、EEPROM、フラッシュカード、又は、コンピュータ・プラットホームに共通の任意のメモリなどのような、揮発性及び不揮発性メモリを含んでも良い。さらに、メモリ1004は、1又は複数のフラッシュメモリセルを含んでも良く、又は、例えば、磁気媒体、光学媒体、テープ、又は、ソフト若しくはハード・ディスクなどのような任意の二次記憶装置若しくは三次記憶装置であっても良い。さらに、コンピュータ・プラットホーム1002はまた、プロセッサ1030を含む。プロセッサ1030は、特定用途向け集積回路(“ASIC”)、又は、他のチップセット、論理回路、又は、他のデータ処理デバイスであっても良い。プロセッサ1030は、様々な処理サブシステム1032を含んでも良い。様々な処理サブシステム1032は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア又はそれらの組み合わせで実装され、また、SONサーバの機能性(functionality)及び有線又は無線ネットワーク上のネットワーク・デバイスの実施可能性(operability)を有効(enable)にする。
コンピュータ・プラットホーム1002は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及びそれらの組み合せで実現される通信モジュール1050を更に含んでも良い。それは、サービスプロバイダ・システム1000の様々なコンポーネントの間の通信、並びに、サービスプロバイダ・システム1000、デバイス214及びeNB212の間の通信を可能にする。通信モジュール1050は、無線通信コネクションを確立するために、必要なハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及び/又はそれらの組み合せを含んでも良い。説明された態様によれば、通信モジュール1050は、要求されたコンテンツ・アイテム、制御情報などの無線ブロードキャスト、マルチキャスト及び/又はユニキャスト通信を容易にするために、必要なハードウェア、ファームウェア及び/又はソフトウェアを含んでも良い。
コンピュータ・プラットホーム1002は、ハードウェア、ファームウェア、ソフトウェア及びそれらの組み合せで実現されるメトリクス・モジュール(metrics module)1040を更に含む。それは、とりわけ、通信イベント検出、測定及び記録をするデバイス214に対応する、デバイス214及びeNBs212などから受信されるメトリクス(metrics)を使用可能(enables)にする。一つの態様において、SONサーバ最適化システム1000は、メトリクス・モジュール1040を介してネットワークの最適化のためのSONポリシー及び/又は他の最適化基準(optimization criteria)を修正するために、メトリクス・モジュール1040を通して受信されるデータを解析しても良い。メトリクス・モジュール1040はまた、例えば、デバイス214から受信されるログをeNB212から受信されるログと比較しても良く及び/又はそれらログの少なくとも一部からのデータに関して更なる解析を実行しても良い。
SONサーバ最適化システム1000のメモリ1004は、ネットワーク最適化を容易にするために動作可能な最適化モジュール1010を含む。一つの態様において、最適化モジュール1010は、SONポリシー1012及び最適化基準1014を含んでも良い。一つの態様において、SONポリシー1012は、以下のものを含むネットワーク通信及び関係のある情報を最適化する様々な手段を含んでも良い:隣接リスト(Neighbor Lists)(NL)を修正するためのスキーム、知的な決定を行い、レポートを発行し、更なる隣接リスト最適化を行うために、UE提供ログとeNB提供ログとを相関させるためのスキーム。一つの態様において、データ制御チャネル・スキーム1014は、互いに直交するように(orthogonally)資源を割り当てることを含んでも良い。
図11は、本明細書で提供される様々な態様に従った、通信システムを管理及び最適化することためのシステムのブロック・ダイアグラム1102〜1104を示す。ダイアグラム1102〜1104が示すように、システムは、UE1110及びネットワーク・マネージャー1120を含むことができる。一つずつのUE1110及びネットワーク・マネージャー1120だけが図11に示されているが、ダイアグラム1102〜1104により示されるシステムが任意の数のUE1110及び/又はネットワーク・マネージャー1120を含むことができることは認識されるべきである。ネットワーク・マネージャー1120は、例えばモビリティ管理エンティティー(MME)、ネットワーク・コントローラ、ネットワーク管理サーバ又はその種の他のもののような、任意の適したネットワーク・エンティティーであることができることは更に認識されることができる。
一つの態様に従って、ネットワーク・マネージャー1120は、ネットワーク・パフォーマンスを最適化するために、ネットワーク中の1又は複数のUE1110に関係する情報を利用することができる。従来の通信システムにおいて、ネットワーク・マネージャーは、ネットワーク・パフォーマンスを最適化するために、ネットワーク中のデバイスからマニュアルで取得され及び伝えられたメジャーメント(measurements)に依存するであろう。これらのメジャーメントは、ネットワークの中でのドライブ・テスト及び/又は他のマニュアル・テスト手続きを通して得ることができる。しかし、そのような手続きは、コストと時間がかかる可能性がある。そして、それは、新たに配備されるネットワーク及び/又は急速に変化するネットワークを実装するために、そのような手続きを、好ましくなく及び実行不可能に(infeasible)する可能性がある。
したがって、図11により示されるネットワーク・マネージャー1120は、UE1110による測定の実行及び/又はレポートを標準化及び自動化するために、自己最適化ネットワーク(Self-Optimized Network)(SON)ポリシーを利用することができる。そして、それによって、自動的な且つ自律的な方法で実行される、情報の収集及び/又は収集された情報に基づく最適化を可能にする。その結果、通信ネットワークの全体を通じたマニュアル・ドライブ・テスト及び他の同様のマニュアル測定の必要性は、かなり低減することができる。
一つの態様に従って、ネットワーク・マネージャー1120は、ネットワーク・マネージャー1120に関連するネットワークの中で使用されるSONポリシー(例えば、ポリシー・ストア1122により記憶されるSONポリシー)を作成及び/又はさもなければ識別することができる。一つの例において、SONポリシーは、UE1110によりレポートされる標準化されたイベント、そのようなイベントを測定及び/又は記録するための技法(techniques)、記録されたイベントをネットワーク・マネージャー1120にレポートするための技法、又はその種の他のものを指定することができる。一つの態様において、UE1110により測定されるイベント及びそのようなイベントが記録されてネットワーク・マネージャー1120へレポートされる方法を標準化することによって、ネットワーク・マネージャー1120は、ネットワークの自律的な管理を容易にすることができる。
一つの例において、ネットワーク・マネージャー1120は、ダイアグラム1102により示されるように、標準化されたイベントを検出、ロギング及びレポートするために使用されるべきSONポリシーを、ネットワーク中のUE1110へ提供することができる。他の例において、UE1110がSONポリシーを提供される前にアイドル状態にあるならば、ネットワーク・マネージャー1120は、UE1110のためにページングを開始することができる。加えて及び/又は代わりに、UE1110は、UE1110とネットワーク・マネージャー1120に関連するネットワークとの間でコネクションを確立するための接続手続(Attach procedure)及び/又は他の適した手続きの間において(例えば、SONポリシーで利用されるべきSONベアラ及び/又は関連するネットワーク管理プロトコルを使用して)、SONポリシーをサポートするその能力を、ネットワーク・マネージャー1120に知らせることができる。例えば、UE1110が、まず最初に、GSM(登録商標) EDGE(GSMエボリューションのための強化データレート(Enhanced Data rates for GSM Evolution))無線アクセス・ネットワーク(GERAN)及び/又はUMTS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)を介して接続され、そして、その後、発展型UTRAN(Evolved UTRAN)(E−UTRAN)へ移動する場合に、UE1110は、SONに関係のあるUE能力情報(SON-related UE capability information)を含むシステム間追跡エリア更新(inter-system Tracking Area Update)(TAU)メッセージを提供することができる。一つの態様に従って、SON能力(SON capability)をもつUE1110のリストは、ネットワーク・マネージャー1120により収集及び維持されることができる。
SONポリシー1112がネットワーク・マネージャー1120によりUE1110に提供された後、ダイアグラム1104により示されるように、UE1110は、SONポリシー1112に従ってオペレートすることができる。例えば、UE1110は、SONポリシー1112において定義される1又は複数の標準化されたイベントの発生を検出するためのイベント探知器1114、検出されたイベントを記録するための及び/又はSONポリシー1112に従って対応する測定を実行するためのイベント・ロガー1116、検出されたイベントに関係する情報を、SONポリシー1112において提供されるスケジュール及び/又はSONポリシー1112を実行するための他の適したメカニズムに従って、ネットワーク・マネージャー1120及び/又は他の適したエンティティーにレポートするログ・リポーター1118を含むことができる。一つの態様に従って、ネットワーク・マネージャー1120は、マニュアル・テスト又は測定を要求することなく、受信されたレポートに基づいてネットワークのパフォーマンスを最適化するために、UE1110から記録されたイベントのレポートを受信すると、ネットワーク最適化モジュール(network optimizer module)1124及び/又は任意の他の適した手段を利用することができる。
図12は、例えば、図11中のシステムと連携して又はその代わりに使用され得る無線ネットワーク最適化のためのシステム1200のブロック図である。図12に示されるように、システム1200は、UE1220及びeNB1210を含むことができる。一つずつのUE1220とeNB1210だけが図12中に示されるが、システム1200が任意の数のUE1220及び/又はeNB1210を含むことができることは認識されるべきである。eNB1210が、例えば、基地局、モビリティ管理エンティティー(MME)、ネットワーク・コントローラ、ネットワーク管理サーバ又はその種の他のもののような、任意の適したネットワーク・エンティティーであることができることは更に認識されることができる。
eNB1210は、例えば、UE1220に対して、データ、制御シグナリング及び/又は他の情報を送信することができる。eNB1210はまた、例えば、UE1220に対して、データ及び/又は他の情報を受信することができる。さらに、eNB1210及び/又はUE1220は、eNB1210、UE1220、最適化モジュール1230及び/又は任意の他の適した機能性に関して、本明細書で説明される機能性の一部又は全部を実装するためにプロセッサ1242及び/又はメモリ1244を含むことができる。
従来の通信システムにおいて、ネットワーク・マネージャー(図示せず)は、ネットワーク・パフォーマンスを最適化するために、ネットワーク中のデバイスからマニュアルで得られ及び伝えられたメジャーメントに依存するであろう。これらのメジャーメントは、一般的に、ネットワークの中でのドライブ・テスト及び/又は他の手マニュアル・テスト手続きを通して得られるであろう。しかし、そのような手続きは、コストと時間がかかる可能性がある。そして、それは、新たに配備されるネットワーク及び/又は急速に変化するネットワークを実装するために、そのような手続きを、好ましくなく及び実行不可能に(infeasible)する可能性がある。
一つの態様に従って、eNB1210は、SONサーバ(図示せず)と連携してネットワーク・パフォーマンスを最適化するために、ネットワーク中の1又は複数のUE1220に関係する情報を利用することができる。UE1220とSONサーバ(図示せず)との間でのデータ交換は、例えば、ネットワーク・マネージャー(例えば、図11に示されるネットワーク・マネージャー1120など)を通して起こっても良い。通常、UE1220へのSONポリシーの通信は、このように起こる(例えば、図11に示されるように)。
システム1200に示されるように、eNB1210及び/又はUE1220は、とりわけ、通信イベントを検出し、1又は複数の測定を実行することができ、また、少なくともその測定の結果を記録することができる最適化モジュール1230を含むことができる。測定は、SONプロトコルによって、命令(dictated)され、指示(indicated)され、選択(selected)され又は指令(directed)されても良く、また、例えば、UE1220とeNB1210又は他のエンティティーとの間の通信イベントに関係しても良い。測定は、以下でより詳しく議論される。最適化モジュール1230は、一般に、データ及び他の情報を収集及び記憶するための機能性を含む。最適化モジュール1230は、そのデータを他のエンティティーに(例えば、UE1220からeNB1210に又はその逆に)送信する能力を更に含んでも良い。これらの能力及び他の能力の各々について、最適化モジュール1230は、一般に、次を含む:イベント検出器1232、測定モジュール1234及びロギング・モジュール1236。
一つの態様において、最適化モジュールの様々なコンポーネントのオペレーションは、SONサーバ(図示せず)により生成されるSONポリシーによって支配(governed)されても良い。一つの態様に従って、eNB1210は、SONサーバ(図示せず)と直接インタフェースすることができる。他の態様において、UE1220は、SONポリシーを得るために(例えば、図11に示されるように)、SONサーバと直接インタフェースしても良い。一つの例において、SONポリシーは、UE1220によりレポートされる標準化されたイベント、そのようなイベントを測定及び/又は記録するための技法、記録されたイベントをネットワーク・マネージャーにレポートするための技法、又はその種の他のものを指定することができる。一つの態様において、UE1220により測定されるイベント及びそのようなイベントが記録されてネットワーク・マネージャーへレポートされる方法を標準化することによって、ネットワーク・マネージャーは、ネットワークの自律的な管理を容易にすることができる。
オペレーション・モジュール1230は、イベント検出器1232を有しても良い。イベント検出器1232の機能は、通常、SONサーバにより実行されるネットワークの最適化にとって関連し得る及び/又は有用であり得る通信イベントを検出することである。イベント検出器610はネットワーク中のデバイスに関連することができ(例えば、eNB1210に対するUE1220)、あるいはさもなければ、イベント検出器1232は通信ネットワーク中の独立型エンティティーであることができることは認識されるべきである。したがって、イベント検出器1232の機能(functions)及び機能性(functionality)は、それらの位置(locations)によって異なり得る。例えば、UE1220上のイベント検出器1232の機能性は、eNB1210上のイベント検出器1232の機能性と異なっても良い。
一つの例において、イベントは、SONサーバのSONポリシー及び/又は他の適した定義セットにより定義されることができる。イベント検出器1232は、診断(diagnosis)及び検出(detection)を可能にする多くの適した特徴(features)及び特質(attributes)を含んでも良い。検出された通信イベントは、以下を含んでも良い(ただし、以下に制限されない):失われたページ(missed pages)(eNB1210におけるイベント検出器1232の場合)、受信されたページ、リンク・アンバランス、パイロット及びデータ・ポリューション(pilot and data pollution)、セルエッジ効果(cell edge effects)、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンスを検出すること。イベント検出器1232は、例えば、各々のタイプのイベントを検出することに専用にされる別々のモジュールを含んでも良い。あるいは、イベント検出器1232は、複数のイベントを検出することができる一つの多目的モジュールだけを含んでも良い。
他の態様に従って、イベント検出器1232は、通信イベントに加えて様々なタイプのイベントの検出を容易にするために、上記(図示せず)に加えて1又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、イベント検出器1232は、例えば、無線リンク故障(radio link failures)、コネクション故障(connection failures)、ハードウェア故障(hardware failures)、又はその種の他のもののような、ネットワーク及び/又はネットワーク中のデバイスに関連する故障を検出するための故障検出器(failure detector)を含むことができる。他の例として、イベント検出器は、ロケーション・モニター(location monitor)を含むことができる。ロケーション・モニターは、システム600及び/又はネットワーク内の関連するデバイスの位置、及び、監視されるロケーションの変化(例えば、セル及び/又はネットワーク間の関連するデバイスの移動)を監視することができる。加えて及び/又は代わりに、イベント検出器は、動作状態モニター(operating state monitor)を含むことができる。動作状態モニターは、送信資源(例えば、周波数、符号などにおける資源)、送信電力、観測された干渉、及び/又はネットワーク・デバイスに関連する他のオペレーション・パラメータ及び/又はそのようなパラメータの変化を監視することができる。
一つ又は複数の通信イベントがイベント検出器1232により検出されるとき、測定又は測定を実行することに関連するアクションが、測定モジュール1234により実行される。言い換えると、測定モジュール1234は、一般に、例えば次のような(ただし、それらに制限されない)1又は複数の通信イベントの検出に関係する測定を実行しても良い:失われたページ、リンク・アンバランス、パイロット及びデータ・ポリューション、セルエッジ効果、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンスなどを検出すること。この目的及び他の目的のために、測定モジュール1234は、パイロット又はサウンディング信号(pilot or sounding signals)、リンク電力制御ビット、パイロット及びパイロットの数、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンスの各イベント、セル選択/再選択などを測定するための能力を有しても良い。さらに、測定モジュール1234は、一般に、通信イベントの時刻(time)及び期間(during)を記録する能力を有する。
ロギング・モジュール1236は、イベント検出器1232により検出された通信イベント及び測定モジュール1234により実行される測定に関連するデータを記録する。特に、ロギング・モジュール1236は、ログで又は他の適したフォーマットで、ローカルに、測定モジュール1234により実行される測定に関連するデータを記憶する能力を含んでも良い。
ロギング・モジュール1236により記録され得るイベントのアスペクトは、以下を含んでも良い(ただし、それらに制限されない):イベントに関係するエンティティー(例えば、リンク、基地局、など)のロギング、本明細書で説明される最適化機能、など。
一つの態様において、失われたページは、UE1220が、該UE1220にサービスしているeNB1210から又は何らかの他のエンティティーからのページに応答することができない場合に、起こり得る。一般に、UE1220は、アイドル状態にある可能性がある。アイドル状態は、それが基地局又はeNB1201に接続されていないことを意味する。この状況において、ネットワークは、UE1220の実際の位置(location)又は状態(status)についての知識を有しない場合がある。ページは、とりわけ、UE1220との通信を確立する試みにおいて、ネットワーク・エンティティーにより送信され得る。如何なる理由でそのようなページに応答することができなくても、失われたページは、UE1220で起こる。ページング及び失われたページ・イベントのより詳細な説明が後に続く。
UE1220がアイドル状態にある(例えば、基地局又はeNB1201に接続されていない)ならば、モビリティ管理エンティティー(MME)、ネットワーク・コントローラ、ネットワーク管理サーバ、又はその種の他のものは、とりわけ、ENMメッセージ交換(ENM message exchange)のためのシグナリング・コネクションをセットアップするために、ページング・メッセージ(「ページ」)をUE1200に送信することができる。ページの目的は、UE1220と通信すること及び/又はUE1220を位置検出(locating)することを含む。したがって、MMEは、ページング・リクエスト・メッセージ(Paging Request message)を、ページングされるUE1220にサービスし得る一つのeNB1210又は一連のeNB1210へ提供することができる。MEEからページング・リクエスト・メッセージを受信するeNB1210は、それから、UE1220にページングすることができる。通常、ページングは、UE1220を位置検出(locate)するために及び/又はUE1220との通信を確立するために、複数のeNB1210により実行される。
UE1220がページを受信するならば、UE1220は、eNB1201に接続すること、該ページを送信すること、及び、サービス・リクエスト・メッセージ(Service Request message)をeNBイベント検出器1232に又はMMEイベント検出器(図示せず)に提出(submitting)することによって、ページング信号に応答することができる。この場合、UE1220のイベント検出器1232は、ページ受信イベント(page received event)を検出し、そして、ロギング・モジュール1236を用いて、通常、該ページがいつ受信されたか及び/又は該ページがいつ送信されたかを示すタイムスタンプとともに、それを記録するであろう。UE1220はまた、例えば、ページがそこから受信された一つのeNB1201又は複数のeNB1210の識別情報、ページング信号の相対的な強度などのような、他の情報を記録しても良い。
任意の所定のセルにおいて、カバレージが妨害される(interrupted)か又は制限されるエリアが存在する場合があり、それで、eNB1210又は他のネットワーク・エンティティーからUE1220への信号が、UEが動作する電力レンジにそれらを置く十分な電力を有する場合がある。さらに、ページが送信されるとき又はそれがページを受信することができない他の状態にあるとき、UE1220がスイッチオフされる場合がある。これら又は類似した状況のうちの一つにおいてページが送信されるならば、UE1220はたぶんページに応答しないであろう。そのような通信イベントは、「失われたページ(missed page)」と呼ばれる。
つまり、UE1220がページを受信することができないならば、いかなる理由であっても、通常、UE1220によりeNBイベント検出器1232へ送信されるレスポンスはないであろう。例えば、そのような各々の失われたページは、eNB1210のイベント検出器1232により、ページが送信された後で指定された時間を待つことによって検出されるであろう。UE1220からのレスポンスが指定された時間内に受信されないならば、失われたページ・イベントは、eNB1210のイベント検出器1232により検出されるであろう。この場合、eNB1210のロギング・モジュール1236は、通常、失われたページに関係するタイムスタンプ(例えば、失われたページがいつ検出されたか及び/又は失われたページがいつeNB1210により送信されたかを示す)とともに、失われたページを記録するであろう。1つのeNB1210又は複数のeNB1201はまた、例えば、該ページを失ったUE1220の識別情報、UE1220の最後に知られている(last known)位置及び状態、ページがそこから送信された1つのeNB1201又は複数のeNB1210の識別情報などのような、他の情報を記録しても良い。
UE1220が接続状態にある場合に(すなわち、少なくとも一つのeNB1210と通信する場合に)、リンク・アンバランスが起こり得る。通常、接続状態において、UE1220は、アップリンク及びダウンリンクにおいて通信を受信する。あるリンクからの通信が低いエラー及びハイデータレートを有し、第2のリンクからの通信が高いエラー及び低いデータレートを有する場合に、「リンク・アンバランス(link imbalance)」が起こったと言われる。リンク・アンバランス・イベントのより詳細な説明が後に続く。
接続状態において、UE1220は、少なくとも一つのリンクからダウンリンクの上で良好な信号を受信する(例えば、高いMCSデータレート、高い信号対雑音比(SNR)、低いCRC又はチェックサム・エラー失敗)。この状況において、UE1220が少なくとも他のリンクからダウンリンクの上で良好な信号を受信していない場合に、リンク・アンバランスが起こる(例えば、高いCRC又はチェックサム・エラー失敗又はSNR)。通常、CRC又はチェックサム・エラー失敗(failure)が高いならば、第2のリンクは、MCSデータレートを減少させる。したがって、第2のリンクからの高いCRC又はチェックサム失敗は、低いMCSデータレートをもたらす可能性がある。
リンク・アンバランスは、いくつかの理由で起こり得る。例えば、単純に、通信パラメータ(例えば、チャネル復号化など)が一つのリンクについてもう一つのリンクよりも良く最適化されることがあり得るであろう。加えて又は代わりに、干渉問題が存在する場合がある。例えば、他のUE1220の存在は、あるリンクで通信するUE1220の能力に対して、それが第2のリンクで通信するUE1220の能力に干渉するよりも、より大きく干渉し得る。実際、同一の又は近隣するセルにおける他のUE1220は、様々な程度で、また、地理的に不均一な(geographically heterogeneous)方法で、UE1220及びリンク間の通信干渉をもたらし得る。
そのようなリンク・アンバランスは、リンクからのパイロット又はサウンディング信号の電力、チャネル品質インジケータ(CQI)をチェックすること、及び/又は、eNB1210によりUE1220へ送信される電力増加/減少コマンド(power up/down commands)をチェックすることによって、監視され得る。例えば、eNB1210が、長いタイムピリオド(extended period of time)の間、電力増加コマンド(power-down command)をUE1220へ絶えず(constantly)送信しているならば、特にeNB1210が電力増加コマンドを一貫して(consistently)他のリンクへ送信していないならば、そのリンクに関する問題が存在することは、良いインジケーション(good indication)である。同様に、eNB1210が、長いタイムピリオドの間、電力減少コマンド(power-down command)をUE1220へ絶えず送信しており、そして、CQIが低いチャネル品質を示すならば、特にeNB1210が電力減少コマンドを一貫して他のリンクへ送信していないならば、そのリンクに関する問題が存在することは、良いインジケーションである。電力増加及び電力減少コマンドは、特定のリンクの上で電力制御ビットを介して監視されることができる。
eNB1210がUE1220へパイロット又はサウンディング信号を送信するならば、それは、通常、その測定モジュール1234及びロギング・モジュール1236にそれぞれ関連するパラメータを測定及び記録し得る。そのような測定及び記録されたパラメータは、例えば、送信の時刻(タイムスタンプ)、UE1220が位置するセルの識別情報、及び、パイロット又はサウンディング信号の電力の受信電力レベルを含んでも良い。
eNB1210のイベント検出器1232は、リンク・アンバランスが起こったかどうか判定するために、各々の測定されたパイロット又はサウンディング信号を、記録されたパイロット又はサウンディング信号と比較しても良い。例えば、イベント検出器1232は、以下が起こる場合に、リンク・アンバランスを検出する:1)パイロット又はサウンディング信号の受信電力レベルが、指定されたタイムピリオドTime_linkの間、閾値Thresh_linkを下回る、及び、2)第2のリンクに対するパイロット又はサウンディング信号の受信電力レベルが、少なくともTime_linkの間、Thresh_linkを下回らない。パラメータThresh_link及びTime_linkは、例えば、SONサーバによりセットされても良い。一旦、eNB1210のイベント検出器1232が、リンク・アンバランスを検出したならば、それは、例えば以下のものなどのようなパラメータを記録(log)するために、ロギング・モジュール1236を用いて、リンク・アンバランスを記録(record)しても良い:リンク・アンバランスが検出された時刻、リンク・アンバランスが起こったセルの識別情報、受信電力レベル及びアンバランスの継続期間(duration)。
UE1220がリンクからパイロット又はサウンディング信号を受信するならば、それは、通常、その測定モジュール1234及びロギング・モジュール1236にそれぞれ関連するパラメータを測定及び記録し得る。そのような測定及び記録されたパラメータは、例えば、パイロット又はサウンディング信号がそこから送信されたリンクの識別情報、及び、送信リンクからのパイロット又はサウンディング信号の電力を含んでも良い。
UE1220のイベント検出器1232は、リンク・アンバランスが起こったかどうか判定するために、各々の測定されたパイロット又はサウンディング信号を、記録されたパイロット又はサウンディング信号と比較しても良い。例えば、イベント検出器1232は、以下が起こる場合に、リンク・アンバランスを検出する:1)特定のリンクのための電力制御ビットが、指定されたタイムピリオドTime_linkの間、アップ又はダウンのいずれかを示す、及び、2)第2のリンクのための電力制御ビットが、少なくともTime_linkの間、同じものを示さない。パラメータTime_linkは、例えば、SONサーバによりセットされても良い。一旦、UE1220のイベント検出器1232がリンク・アンバランスを検出したならば、それは、例えば以下のものなどのようなパラメータを記録するために、ロギング・モジュール1236を用いて、リンク・アンバランスを記録しても良い:リンク・アンバランスが検出された時刻、リンク・アンバランスが起こったセルの識別情報、第2のリンクの電力と比較してアンバランスをもたらすリンクの電力レベル及びアンバランスの継続期間。
通常、UE1220が、等しい又はほぼ等しい強度で複数のセルからパイロット及び/又はデータ信号を受信しているとき(2−3dBの範囲内のSINR)、パイロット及び/又はデータ・ポリューションが起こり得る。UE1220がアイドル状態又は接続状態にある(すなわち、少なくとも一つのeNB1210と通信している)場合に、パイロット・ポリューション及び/又はデータ・ポリューションが起こり、検出される場合がある。ポリューションは、一般に、信号間の干渉又はオーバーラップのために受信されたデータを解釈する際に問題をもたらす。セル・デザインが、わずか一つのeNB1210が特定のセルを支配(dominates)するようなものでなければならないという事実にもかかわらず、UE1220がすぐにいくつかの異なるセルを「聞く(hear)」ことができることは、ネットワーク配備において一般に観測される。この問題はまた、最も高い及び最も低い送信基地局間の周波数ギャップが、信号が区別されるのに不十分である場合に起こり得る。言い換えると、パイロット及び/又はデータ・ポリューションは、2つのパイロットからの信号が互いに干渉し得る場合に起こる。これらの状況では、干渉が低減されるように、干渉するeNB1210の電力を変更する必要がある。
通信リンクが、特定のセルにおいてUE1220と特定のeNB1210との間で確立されるときでさえ、UE1220は、例えば、まだ近隣のセルにおいて他のeNB1210を聞く必要がある。そのような近隣のセルのeNB1210は、例えば、UE1220へネットワーク・メンテナンス又は他の情報を送信しても良い。近隣のセルが選択されるとき、一般的に、それらのパイロット又はサウンディング信号は、干渉を防ぐために互いに周波数においてシフトされる。しかし、それでも、固有の制限(inherent limitations)のために、偶然の(occasional)オーバーラップが、幾つかのシステムにおいて存在する。例えば、モジュラー6通信(modular six communications)において、それらのいずれも周波数においてオーバーラップしないように選択されることができる6つのパイロットだけが存在する。そのような場合に、幾つかのパイロットは、周波数においてオーバーラップし得る。これらの場合、例えば、パイロットを識別するために、タイムシフトが適用されても良い。それでも、そのような状況では、UE1220に対するパイロット通信間の干渉が存在する可能性があるであろう。そのようなケースは、「パイロット・ポリューション(pilot pollution)」と呼ばれる。さらに、近隣のセルからのデータは、同一の周波数の上で送信されることがあり、また、同様の方法で干渉することがある。そのようなケースは、一般的に、「データ・ポリューション(data pollution)」と呼ばれる。
いずれのケースにおいても、干渉は、一つのeNB1210に対するSINRが他のeNB1210からの信号のSINRに類似する状況で起こる可能性がある。パイロット又はデータがUE1220に送信された後、UE1220は、パイロット及びデータに関するチャネル品質インジケータ(channel quality indicator)(CQI)を送信する。パイロット・ポリューションは、例えば、それが接続モードにあるとき、UE1220における連続するCRC失敗(CRC failures)をもたらすであろう。さらに、複数の好ましくない(unfavorable)CQIが受信されるであろう。
パイロット及びデータ・ポリューションを測定するために、いくつかの方法及びパラメータが使用され得る。各々の方法は、あまりに多くの(too many)パイロット及び/又はeNB1210の検出に依存する。あまりに多くの検出されたパイロットが、アイドル状態又は接続状態にあるUE1220により観測され得る。通常、UE1220がパイロット信号の数が閾値数Thresh_pilotを超えているのを検出するとき、パイロット及びデータ・ポリューションが起こる。パラメータThresh_pilotは、例えば、SONサーバによりセットされても良い。
UE1220がリンクからパイロット又はサウンディングを受信するならば、それは、通常、その測定モジュール1234及びロギング・モジュール1236にそれぞれ関連するパラメータを測定及び記録し得る。そのような測定及び記録されたパラメータは、例えば、パイロット又はサウンディング信号がそこから受信されたリンクの識別情報、送信リンクからのパイロット又はサウンディング信号の電力、及び、パイロット又はサウンディング信号のCQI又はエラーレートを含んでも良い。
UE1220のイベント検出器1232は、例えば、単にパイロット又はサウンディング信号を提供しているリンクの数をカウントしても良い。この数がThresh_pilotを超えるならば、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントが検出される。
一旦、UE1220のイベント検出器1232が、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントを検出したならば、それは、例えば以下のものなどのようなパラメータを記録するために、ロギング・モジュール1236を用いて、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントを記録しても良い:パイロット及びデータ・ポリューション・イベントが検出された時刻、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントが起こったセルの識別情報、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントに係った(implicated)パイロット、及び、パイロット及びデータ・ポリューション・イベントに係った各々のパイロットの電力レベル。
ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスを防ぐために、UE1220が、セルの伝送の範囲のエッジに到達し、そして、近隣のセルの信号がさらにより低いときに、セルエッジ・エクスペリエンスが起こり得る。簡単に言えば、サービング・セルからの信号は、確実にデータをUE1220へ及びから転送するにはあまりに弱くなる。
起こり得る問題は、UE1220がサービング・セルから弱い信号を受信すること及びセルの信号と近隣のセルとの間の干渉を含む。これは、通常、低いデータ・ライト(data right)、(接続された状態における)高水準のCRC失敗及び(アイドル状態における)失われたページのより高い可能性をもたらすであろう。さらに、サービング・セルの電力が特定の電力閾値未満であるとき、セルエッジ・エクスペリエンスが検出される可能性がある。この状況において、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスが防がれ、そして、UE1220は、しばらくの間、この十分に接続されなかった状態で残存(linger)し得る。
UE1220が、時間Time_cellの間、閾値Thresh_cellを下回る信号を受信するとき、セルエッジ・エクスペリエンスが検出され得る。パラメータThresh_cell及びTime_cellは、例えば、SONサーバによりセットされても良い。
一旦、UE1220のイベント検出器1232が、セルエッジ・エクスペリエンスを検出したならば、それは、例えば以下のものなどのようなパラメータを記録するために、ロギング・モジュール1236を用いて、セルエッジ・エクスペリエンスを記録しても良い:セルエッジ・エクスペリエンスが検出された時刻、セルエッジ・エクスペリエンスが起こったセルの識別情報及びセルエッジ・エクスペリエンスの位置。
ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスは、アイドル状態又は接続状態において起こり得る。ハンドオーバーが試みられて、成功しないとき、更なるハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスが起こり得る。
一旦、UE1220のイベント検出器1232が、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスを検出したならば、それは、例えば以下のものなどのようなパラメータを記録するために、ロギング・モジュール1236を用いて、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスをを記録しても良い:セルエッジ・エクスペリエンスが検出された時刻、セルエッジ・エクスペリエンスが起こったセルの識別情報及びセルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報(HARQ termination information)及びMACレイヤACK/NAK情報。
以下のマテリアル(materials)において、UE1220、eNB1210及びSONサーバ間のインターラクションが議論される。一般的に言えば、UE1220及び/又はeNB1210は、例えば下記のような(ただし、それらに制限されない)、先に述べたようなイベントを、いくつかの異なる方法でSONサーバにレポートしても良い:受信された/失われたページ、リンク・アンバランス、パイロット・ポリューション、セルエッジ・エクスペリエンス、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンス。
例えば、UE1220及び/又はeNB1210は、イベント、又は、イベントのログを、周期的にSONサーバへレポートしても良い。そのような周期的にレポートすることは、例えば、図11に示されるように、SONポリシーに従うものであっても良い。他の態様において、UE1220及び/又はeNB1210は、SONサーバからの要求時にSONサーバへ、イベント又はイベントのログをレポートしても良い。そのような要求に応じてレポートすることはまた、例えば、図11に示されるように、SONポリシーに従うものであっても良い。SONサーバへの一部又は全部のレポートは、本明細書で議論される任意の手段(以下のセクションで議論される手段を含む)を介して、UE1220及びeNB1210によりなされても良い。
上記の通信イベントのコンテキストで議論される一部又は全部の情報は、SONサーバへレポートされても良い。例えば、ログ、メジャーメント、イベント検出及び任意の関連するデータは、SONサーバへレポートされても良い。代わりに又は加えて、同一の情報は、少なくともメモリ・モジュール1244及び/又はロギング・モジュール1236(図12)に記憶されても良い。ログは、SONサーバへ送信されても良く、あるいは、それらの全部で又は任意の適したセグメント、セクション若しくはサブディビジョンで、メモリ・モジュール1244及び/又はロギング・モジュールへ記憶されても良い。ロギング・モジュール1236に記憶された、イベント検出器1232又は測定モジュール1234により収集された、ログからの個々のデータは、SONサーバへ送信されても良く、あるいは、それらの全部で又は任意の適したセグメント、セクション若しくはサブディビジョンで、メモリ・モジュール1244及び/又はロギング・モジュールへ記憶されても良い。
まず最初に、SONサーバがネットワークを最適化し得る方法は、参照によって本明細書で組み込まれる、仮出願61/037,443及び61/109,024においてより包括的に議論されている。本明細書で議論されるイベントのレポート及びすべての関連するデータは、該組み込まれた任意の文献において本明細書で議論された任意の適した方法でネットワークを最適化するために、SONサーバにより使用されても良い。
例えば、SONサーバは、ネットワークに関する問題を診断し、ネットワーク・パラメータに関して知的な決定をし、さらに問題(issues)及び更なる問題(further problems)をレポートするために、eNB及びUEからのログを相関させても良い。最適化され得るパラメータの例は、ネットワークのホール(holes)を取り除くために必要に応じて、信号を増加/減少するために、個々のUEのための隣接リスト(neighbor lists)(NL)を含む。そのようなNLは、特定のUEが聞くことができる基地局をリストする。
SONサーバは、失われたページの後でネットワークを最適化するであろう。ネットワーク最適化は、通常、隣接リスト(NL)にセルを加えること又は取り除くことを含む。隣接リストは、UEが聞くことができる基地局のリストである。
図13を参照すると、様々な態様に従って、自己最適化ネットワークの例示的な実装を示すダイアグラム1310が提供される。ダイアグラム1310が示すように、UE1320は、MME1320、ゲートウェイ(GW)1330、eNB1340、SONサーバ1350及び/又は任意の他の適したエンティティーを含むネットワークと、インターラクトすることができる。一つの例において、MME1320は、ネットワークの全体を通じてUE1320の移動を追跡することができ、UE1320のためのページングを開始することができ、及び/又は、他の適したアクションを実行することができる。他の例において、GW1330は、UE1320と、UE1320が通信することができる1又は複数のデータ・ネットワークとの間の接続ポイント(connecting point)として動作することができる。加えて及び/又は代わりに、GW1330は、1又は複数のデータ・ネットワークとUE1320との間でデータをルーティングすることができる。更なる例において、eNB1340は、例えば、UE1320による伝送のために使用されるべき資源をスケジューリングすること、UE1320のための電力制御を実行すること、UE1320とネットワーク中の他のエンティティー(例えば、MME1320、GW1330など)との間のリエゾン(連絡、liaison)として動作すること、及び/又は、他の適したアクションを実行することによって、UE1320のための基本的な通信機能性を提供することができる。
一つの態様に従って、SONサーバ1350は、ダイアグラム1310により示されるネットワークの中で自己最適化ネットワーク管理を実装するために利用されることができる。例えば、SONサーバ1350は、UE1320により利用されるSONポリシーの全部又は一部を指定することができる(例えば、標準化されたイベント、イベントを記録するための技法、イベントをレポートするための技法、その他)。一つの例において、SONサーバ1350は、ダイアグラム1310により示されるネットワークの中のオペレーション及び管理(operations and management)(O&M)システムと連携して実装されることができる。そのような例において、SONベアラは、UEと、オペレーション及び管理(O&M)システムにおけるSONサーバとの間の論理インタフェースになることができる。他の例において、SONサーバ1350は、SON能力を有する関連するネットワークにおけるUE1320のリストを維持することができる。
他の態様に従って、SONサーバ1350は、最初の使用1352aにおいてSONベアラ1352を介してUE1320へ、UE1320のためのSONポリシーに関係する情報及び/又は他の情報をリレーすることができる。ダイアグラム1310により示される例示的な実装では、最初の使用1352aにおけるSONベアラ1352は、UE1320とSONサーバ1350との間の直接の論理インタフェースとして提供されることができる。一つの例において、SONベアラ1352はまた、イベント・レポート及び/又は他の適した情報をSONサーバ1350へリレーするために、UE1320により利用されることができる。
図13はまた、最適化ネットワークの代わりの例示的な実装を示し、SONベアラ1352が次の使用1352bにある場合について、ダイアグラム1300により示される。一つの態様に従って、MME1320は、SONサーバ1350からSONポリシー情報を得るために、任意の適した有線及び/又は無線通信方法によって、1532bを使用して、SONサーバ1350と接続することができる。それは、その後、MME1320とUE1310との間のSONベアラ1352を介してUE1310へリレーされることができる。それに応答して、UE1310は、SONベアラ1352を介してMME1320へ、SONポリシー及び/又は他の適した情報に従って記録されたイベントに関係する情報を提供することができる。そのような情報を受信すると、該情報は、MME1320によりSONサーバ1350へリレーされることができる。
一つの態様に従って、SONベアラ1352は、UE1310とMME1320との間のノンアクセス・ストラタム(NAS)シグナリングを使用して制御プレーン・ベースのベアラとして実装されることができる。一つの例において、制御プレーン・ベースのSONベアラ1352は、ネットワーク管理シグナリングのためのプロトコルを含むように、ダイアグラム1300により示されるネットワークにより利用されるプロトコル・スタックを修正することによって、実装されることができる。この目的のために利用されることができるプロトコル・スタックの例は、図14中の図1400により示される。
ダイアグラム1400により示されるように、ネットワークにより利用されるプロトコル・スタックは、1又は複数のNASシグナリング・プロトコル1402及び/又は1又は複数のアクセス・ストラタム(AS)シグナリング・プロトコル1404を含むことができる。NASシグナリング・プロトコル1402は、例えば、EPS(発展型パケット・システム(Evolved Packet System))セッション管理(ESM)プロトコル1412及び/又はEPSモビリティ管理(EMM)プロトコル1420を含むことができる。ASシグナリング・プロトコル1404は、例えば、無線資源制御(RRC)プロトコル1430、無線リンク制御(RLC)プロトコル1440、メディア・アクセス制御(MAC)プロトコル1450及び/又は物理レイヤ(PHY)プロトコル1460を含むことができる。
ダイアグラム1400により更に説明されるように、プロトコル・スタックは、EPSネットワーク管理(ENM)プロトコル1412を含むように拡張することができる。それは、UEとMMEとの間でSON関係情報を交換するために利用されることができる(例えば、UE1320とMME1320との間のSONベアラ1352を実装するために)。一つの例において、ENMプロトコル1412は、上位に存在し、ESMプロトコル1414と同様の方法でEMMプロトコル1420の既存の機能を利用するように、定義されることができる。
ダイアグラム1300−1400により示されるネットワーク実装に対する代わりの例として、SONベアラは、UEとパケット・データ・ネットワーク(PDN)GWとの間のユーザプレーン・ベースのベアラとして実装されることができる。これは、例えば、UEとSONサーバとの間のインターラクションがIPアプリケーション機能とみなされるように、UEとPDN GWとの間でインターネット・プロトコル(IP)ベアラを利用することによって、実装されることができる。例えば、SONベアラがIPベースのアプリケーションであることができる。一つの態様に従って、そのような実装におけるPDN GWは、PDN GWに関連するローカル・エリアから離れる(leaves)UEのためのSON機能性を提供するために、1又は複数の他のGWノードと調和することができる。加えて及び/又は代わりに、1又は複数のセキュリティー対策は、PDN GWを介してUEとSONサーバとの間の通信をセキュアにするために、UEとSONサーバとの間で実装されることができる。さらに、例えばオープン・モバイル・アライアンス(OMA)デバイス管理(DM)スペシフィケイション及び/又は任意の他の適したスペシフィケイションなどのような、当該分野で一般に知られている1又は複数のスペシフィケイションは、UEとPDN GW及び/又は他の適したネットワーク・エンティティーの間のユーザプレーン・ベアラをセットアップ及び/又は維持するために利用されることができる。
図15は、クレームされた主題に従った様々な手順を示す。説明を簡単にする目的で、手順が一連の動作として図示され説明されるが、クレームされた主題は、動作の順序により制限されるものではなく、幾つかの動作が、本明細書で図示され説明される順序とは異なる順序で及び/又は他の動作と同時に、発生しても良いことは、理解及び認識されるべきである。例えば、代わりに手順が一連の相互に関係のある状態又はイベントとして(例えば状態図において)表されることができることは、当業者が理解又は認識するであろう。さらに、クレームされた主題に従う手順を実装するために、必ずしも説明されたすべての動作が要求されなくても良い。さらに、以下でそしてこのスペシフィケイションを通して開示される手順が、そのような手順をコンピュータへトランスポート(transporting)又はトランスファー(transferring)するのを容易にするために製品(article of manufacture)の上に記憶することができることは更に認識されるべきである。本明細書で使用される用語「製品(article of manufacture)」は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセスできるコンピュータ・プログラムを含むことを意図されている。
図15を参照して、システム1500は、UE、第1のeNB及び任意の適切な数の更なるeNB又はUEを含んでも良い。さらに、システム1500のオペレーションにおいて、UEは、ネットワーク最適化で使用するために、通信イベントを検出、記録及びレポートしても良い。
参照番号1502において、UEは通信イベントを検出しても良い。一つの態様において、通信イベントは、ページ・レスポンスを含む。他の態様において、通信イベントは、リンク・アンバランスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別すること、タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別すること、上記タイムピリオドの間、第1のリンクの電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別すること。他の態様において、通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較すること、及び、該検出されたパイロットの数が閾値パイロット数を超える場合に、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すこと、及び、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別すること。他の態様において、通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:UE受信信号を閾値受信信号と比較すること;及び、以下のうちの少なくとも一つが起こるとき、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すこと:時間tの間、UE受信信号が閾値受信信号より低い。他の態様において、通信イベントは、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスのインスタンスを含む。
参照番号1504において、UEは通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析しても良い。一つの態様において、解析することは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの強度を測定することを更に含む。
参照番号1506において、UEは、検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶しても良い。一つの態様において、記憶することは、ページ・レスポンスのログを、それぞれタイムスタンプとともに、記憶することを更に含む。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:リンク・アンバランスの時刻、リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及びリンク・アンバランスの継続期間。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:通信イベントの時刻、通信イベントに関連するセルID、通信イベントに関連する通信モード、及びUEが通信イベントに関連するセルIDをもつセルの上でキャンプ(camps)する継続期間。
図16は、例示的な装置1600の機能性を示す概念ブロック図である。図16を参照して、システム1600は、UE、第1のeNB及び任意の適切な数の更なるeNB又はUEを含み得る)を含んでも良い。さらに、システム1600のオペレーションにおいて、UEは、ネットワーク最適化で使用するために、通信イベントを検出、記録及びレポートしても良い。
装置1600は、通信イベントを検出し得るモジュール1602を含む。一つの態様において、通信イベントは、ページ・レスポンスを含む。他の態様において、通信イベントは、リンク・アンバランスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別すること、タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別すること、上記タイムピリオドの間、第1のリンクの電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別すること。他の態様において、通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較すること、及び、該検出されたパイロットの数が閾値パイロット数を超える場合に、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すこと、及び、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別すること。他の態様において、通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含む。この態様において、検出することは以下を更に含む:UE受信信号を閾値受信信号と比較すること;及び、以下のうちの少なくとも一つが起こるとき、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すこと:時間tの間、UE受信信号が閾値受信信号より低い。他の態様において、通信イベントは、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗又は圏外エクスペリエンスのインスタンスを含む。
装置1600は、通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し得るモジュール1604を含む。一つの態様において、解析することは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの強度を測定することを更に含む。
装置1600は、検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、UE上でログに記憶し得るモジュール1606を含む。一つの態様において、記憶することは、ページ・レスポンスのログを、それぞれタイムスタンプとともに、記憶することを更に含む。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:リンク・アンバランスの時刻、リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及びリンク・アンバランスの継続期間。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報。他の態様において、記憶することは、以下のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む:通信イベントの時刻、通信イベントに関連するセルID、通信イベントに関連する通信モード、及びUEが通信イベントに関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間。
一つの構成において、無線通信のための装置1600は、通信イベントを検出するための手段を含む。さらに、装置1600は、検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析するための手段を含む。さらに、装置1600は、通信イベントの1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ・ログ又は装置上に記憶する手段を含む。上記の手段は、上記の手段によりリサイト(recited)される機能を実行するように構成される処理システム114である。上で説明されたように、処理システム114は、TXプロセッサ768、RXプロセッサ756及びコントローラ/プロセッサ759を含む。それで、一つの構成において、上記の手段は、上記の手段によりリサイトされる機能を実行するように構成されるTXプロセッサ768、RXプロセッサ756及びコントローラ/プロセッサ759であっても良い。
図17は、クレームされた主題に従った様々な手順を示す。説明を簡単にする目的で、手順が一連の動作として図示され説明されるが、クレームされた主題は、動作の順序により制限されるものではなく、幾つかの動作が、本明細書で図示され説明される順序とは異なる順序で及び/又は他の動作と同時に、発生しても良いことは、理解及び認識されるべきである。例えば、手順が、代わりに、例えば状態図(state diagram)のように、一連の相互に関連のある状態又はイベントとして、表現できるであろうことは、当業者は理解(understand)及び認識(appreciate)するであろう。さらに、クレームされた主題に従う手順を実装するために、必ずしも説明されたすべての動作が要求されなくても良い。さらに、以下でそしてこのスペシフィケイションを通して開示される手順が、そのような手順をコンピュータへトランスポート(transporting)又はトランスファー(transferring)するのを容易にするために製品(article of manufacture)の上に記憶することができることは更に認識されるべきである。本明細書で使用される用語「製品(article of manufacture)」は、任意のコンピュータ読み取り可能なデバイス、キャリア又は媒体からアクセスできるコンピュータ・プログラムを含むことを意図されている。
図17を参照して、システム1700は、SONサーバ、UE、第1のeNB及び任意の適切な数の更なるeNB又はUEを含んでも良い。さらに、システム1700のオペレーションにおいて、SONサーバは、ユーザ・ログの部分を受信し、そして、それらのログを比較しても良い。参照番号1702において、SONサーバは、UEからUEログの少なくとも一部を受信しても良い。参照番号1704で、SONサーバは、eNBからeNBログの少なくとも一部を受信しても良い。参照番号1706において、SONサーバは、最適化基準を判定するために、UEに記憶される少なくとも一つ以上の検出された通信イベントを、eNBに記憶される第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較しても良い。参照番号1708において、SONサーバは、ネットワークを最適化するために、最適化基準を使用しても良い。
他の態様において、検出された通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、第2の検出された通信イベントは、失われたページを含む。さらにもう一つの態様において、受信することは、UEログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を、周期的に受信することを更に含む。さらに他の態様は、以下のうちの少なくとも一つに応答して、UEログの少なくとも一部及びeNBがログの少なくとも一部を受信することを含む:SONサーバからのリクエスト、セットされたタイムピリオドの経過、及びUE及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンス。
一つの態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含む。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:リンク・アンバランスの時刻、リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及びリンク・アンバランスの継続期間。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出される;そして、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、上記タイムピリオドの間、上記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出されても良い;ここで、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、上記タイムピリオドの間、上記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される。
他の態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含む。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、以下を介して検出されても良い:UE受信信号を閾値受信信号と比較すること;及び、以下のうちの少なくとも一つが起こるとき、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すこと:時間tの間、UE受信信号が閾値受信信号より低い。
他の態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、以下のうちの少なくとも一つのインスタンスを含む:ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンス。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:通信イベントの時刻、通信イベントに関連するセルID、通信イベントに関連する通信モード、及びUEが通信イベントに関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間。この態様において、通信モードは、更に、アイドル状態(idle state)、トラフィック状態(traffic state)又は休止状態(dormant state)のうちの少なくとも一つを含んでも良い。
図18は、例示的な装置1800の機能性を示す概念ロック図である。図18を参照して、システム1800は、SONサーバ、UE、第1のeNB及び任意の適切な数の更なるeNB又はUEを含んでも良い。さらに、システム1800のオペレーションにおいて、UEは、ネットワーク最適化で使用するために、通信イベントを検出、記録及びレポートしても良い。さらに、システム1800のオペレーションにおいて、SONサーバは、ユーザ・ログの部分を受信し、そして、それらのログを比較しても良い。
装置1800は、UEからUEログの少なくとも一部を受信し得るモジュール1802を含む。さらに、装置1800は、eNBからeNBログの少なくとも一部を受信し得るモジュール1804を含む。またさらに、装置1800は、最適化基準を判定するために、UEに記憶される少なくとも一つ以上の検出された通信イベントを、eNBに記憶される第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較し得るモジュール1806を含む。さらに、装置1800は、ネットワークを最適化するために最適化基準を使用し得るモジュール1808を含む。
他の態様において、検出された通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、第2の検出された通信イベントは、失われたページを含む。さらにもう一つの態様において、受信することは、UEログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を、周期的に受信することを更に含む。さらに他の態様は、以下のうちの少なくとも一つに応答して、UEログの少なくとも一部及びeNBがログの少なくとも一部を受信することを含む:SONサーバからのリクエスト、セットされたタイムピリオドの経過、及びUE及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンス。
一つの態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含む。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:リンク・アンバランスの時刻、リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及びリンク・アンバランスの継続期間。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出される;そして、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、上記タイムピリオドの間、第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出されても良い;ここで、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、上記タイムピリオドの間、第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される。
他の態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含む。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報。この態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、以下を介して検出されても良い:UE受信信号を閾値受信信号と比較すること;及び、以下のうちの少なくとも一つが起こるとき、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すこと:時間tの間、UE受信信号が閾値受信信号より低い。
他の態様において、検出された通信イベント及び第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、以下のうちの少なくとも一つのインスタンスを含む:ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンス。ここで、アスペクトは、以下のうちの少なくとも一つを含む:通信イベントの時刻、通信イベントに関連するセルID、通信イベントに関連する通信モード、及びUEが通信イベントに関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間。この態様において、通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含んでも良い。
図18を参照して、一つの構成において、無線通信のための装置1800は、UEからUEログの少なくとも一部を受信するための手段を含む。ここで、UEログは、解析された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクト及びUE上に記憶される解析の結果を含む。一つの態様において、上記の手段は、上記の手段によりリサイトされる機能を実行するように構成された、SON最適化システム1000における、プロセッサ1030である。
開示されたプロセスにおけるステップの特定の順序又は階層(hierarchy)は、例示的なアプローチの説明であることは理解される。デザイン選択(design preferences)に基づいて、プロセスにおけるステップの特定の順序又は階層が、リアレンジされても良いことは理解される。添付の方法クレームは、例示的な順序における様々なステップの要素を提示するものであり、提示される特定の順序又は階層に制限されるべきでないことが意味される。
前の説明は、いかなる当業者もここに記述された様々な態様を実施することを可能にするために与えらる。これらの態様に対する様々な修正は当業者には容易に明白になり、また、ここに定義された一般的な原理は、他の態様に対して適用されても良い。したがって、当該クレームがここに示された態様に限定されることを意味するものではなく、言語クレームに矛盾しない全範囲を与えられるものであり、ここで、単数で参照した要素は「1つ且つ1つだけ(one and only one)」を意味するものではなく、特にそのように述べたものでない限り、むしろ「1又は複数(one or more)」を意味するものである。明確に異なる記述がない限り、用語「幾つか(some)」は、1又は複数(one or more)を指す。当業者に知られているか又は後で知られるようになる、この開示の全体にわたって記述された様々な実施形態の要素に構造的及び機能的に等価なものは、すべて、参照によって明確にここに組み込まれ、当該クレームによって包含されるように意図される。さらに、ここに開示されたいずれも、そのような開示が当該クレームの中で明示的に記載されているかどうかに関係なく、公に対して捧げるようには意図されない。クレームの要素は、該要素が明確に「means for」なる句を用いて記載されていない限り、あるいは、方法クレームについては該要素が「step for」を用いて記載されていない限り、米国特許法第112条第6段落の条項の下で解釈されない
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された各請求項に対応する発明を付記する。
[1]無線通信のための方法において、
通信イベントを検出することと、
前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析することと、
前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶することを含む方法。
[2]前記ログの少なくとも一部をレポートすることを更に含む[1]の方法。
[3]前記通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記記憶することは、前記ページ・レスポンスをタイムスタンプとともに前記ログに記憶することを更に含む[1]の方法。
[4]前記レポートすることは、周期的に前記ログをレポートすることを更に含む[2]の方法。
[5]前記レポートすることは、SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートすることを更に含む[2]の方法。
[6]前記レポートすることは、制御プレーン・ベアラを使用してなされる[2]の方法。
[7]前記レポートすることは、ユーザプレーン・ベアラを使用してなされる[2]の方法。
[8]前記通信イベントは、リンク・アンバランスを含み、
前記記憶することは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[9]前記検出することは、
タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別することと、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別することを更に含む[8]の方法。
[10]前記検出することは、
タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別することと、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別することを更に含む[8]の方法。
[11]前記通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記記憶することは、更に、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも2つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを記憶することを含む[1]の方法。
[12]前記検出することは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを更に含む[11]の方法。
[13]前記検出することは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを更に含む[1]の方法。
[14]前記解析することは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度を測定することを更に含む[11]の方法。
[15]前記通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[16]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを含む[15]の方法。
[17]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[15]の方法。
[18]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[15]の方法。
[19]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[20]前記通信イベントは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間の少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[21]前記通信イベントは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[22]前記通信イベントは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[1]の方法。
[23]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[19]の方法。
[24]無線通信のための装置において、
通信イベントを検出するための手段と、
前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析するための手段と、
前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶するための手段とを含む装置。
[25]前記ログの少なくとも一部をレポートするための手段を更に含む[24]の装置。
[26]前記通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記記憶することは、前記ページ・レスポンスをタイムスタンプとともに前記ログに記憶することを更に含む[24]の装置。
[27]前記レポートするための手段は、周期的にログをレポートするための手段を更に含む[25]の装置。
[28]前記レポートするための手段は、SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートすることを更に含む[26]の装置。
[29]前記通信イベントは、リンク・アンバランスを含み、
前記記憶するための手段は、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[24]の装置。
[30]前記検出するための手段は、
タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別するための手段と、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別するための手段とを更に含む[29]の装置。
[31]前記検出するための手段は、
タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別するための手段と、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別するための手段とを更に含む[29]の装置。
[32]前記通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記記憶するための手段は、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも2つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[24]の装置。
[33]前記検出するための手段は、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを更に含む[32]の装置。
[34]前記検出するための手段は、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別するための手段を更に含む[33]の装置。
[35]前記解析することは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度を測定することを更に含む[34]の装置。
[36]前記通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶するための手段は、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[24]の装置。
[37]前記検出するための手段は、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較するための手段と、
時間tの間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い、サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する、及び、多数のCRC失敗が存在する、のうちの少なくとも一つが起こる場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すための手段とを更に含む[36]の装置。
[38]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗、セル再選択失敗、セル・リダイレクション失敗、又は圏外エクスペリエンスのうちの少なくとも一つのインスタンスを含み、
前記記憶するための手段は、通信イベントの時刻、通信イベントに関連するセルID、通信イベントに関連する通信モード、及びユーザ装置が通信イベントに関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[24]の装置。
[39]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[38]の装置。
[40]コンピュータ・プログラム製品において、
通信イベントを検出し、
前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、
前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶するためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
[41]前記ログの少なくとも一部をレポートすることを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[42]前記通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記記憶することは、前記ページ・レスポンスをタイムスタンプとともに前記ログに記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[43]前記レポートすることは、周期的に前記ログをレポートすることを更に含む[41]のコンピュータ・プログラム製品。
[44]前記レポートすることは、SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートすることを更に含む[41]のコンピュータ・プログラム製品。
[45]前記レポートすることは、制御プレーン・ベアラを使用してなされる[41]のコンピュータ・プログラム製品。
[46]前記レポートすることは、ユーザプレーン・ベアラを使用してなされる[41]のコンピュータ・プログラム製品。
[47]前記通信イベントは、リンク・アンバランスを含み、
前記記憶することは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[48]前記検出することは、
タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別することと、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別することを更に含む[47]のコンピュータ・プログラム製品。
[49]前記検出することは、
タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別することと、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別することを更に含む[47]のコンピュータ・プログラム製品。
[50]前記通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも2つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[51]前記検出することは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを更に含む[50]のコンピュータ・プログラム製品。
[52]前記検出することは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを更に含む[51]のコンピュータ・プログラム製品。
[53]前記1又は複数の測定を実行することは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度を測定することを更に含む[52]のコンピュータ・プログラム製品。
[54]前記通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[55]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを含む[54]のコンピュータ・プログラム製品。
[56]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[54]のコンピュータ・プログラム製品。
[57]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[54]のコンピュータ・プログラム製品。
[58]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[59]前記通信イベントは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[60]前記通信イベントは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[61]前記通信イベントは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[40]のコンピュータ・プログラム製品。
[62]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[58]のコンピュータ・プログラム製品。
[63]無線通信のための装置において、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
通信イベントを検出し、
前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、
前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶するように構成される装置。
[64]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ログの少なくとも一部をレポートするように更に構成される[63]の装置。
[65]前記通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ページ・レスポンスをタイムスタンプとともに前記ログに記憶するように更に構成される[63]の装置。
[66]前記少なくとも一つのプロセッサは、周期的に前記ログをレポートするように更に構成される[64]の装置。
[67]前記少なくとも一つのプロセッサは、SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートするように更に構成される[64]の装置。
[68]前記通信イベントは、リンク・アンバランスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[69]前記少なくとも一つのプロセッサは、
タイムピリオドの間、増加を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別し、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別するように更に構成される[68]の装置。
[70]前記少なくとも一つのプロセッサは、
タイムピリオドの間、減少を示す電力制御ビットを有する第1のリンクを識別し、
前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの前記電力制御ビットと同一の又は類似するインジケーションを一貫して与えないチャネル品質インジケータ・ビットを有する第2のリンクを識別するように更に構成される[65]の装置。
[71]前記通信イベントは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも2つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[72]前記少なくとも一つのプロセッサは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較し、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すように更に構成される[71]の装置。
[73]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別するように更に構成される[72]の装置。
[74]前記少なくとも一つのプロセッサは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度の測定を実行するように更に構成される[73]の装置。
[75]前記通信イベントは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[76]前記少なくとも一つのプロセッサは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される[75]の装置。
[77]前記少なくとも一つのプロセッサは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される[75]の装置。
[78]前記少なくとも一つのプロセッサは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される[75]の装置。
[79]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置の装置。
[80]前記通信イベントは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[81]前記通信イベントは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[82]前記通信イベントは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される[63]の装置。
[83]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[75]の装置。
[84]ネットワークにおける無線通信のための方法において、
ユーザ装置からユーザ装置ログの少なくとも一部を受信することと、ここで、該ユーザ装置ログは、該ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
eNBからeNBログの少なくとも一部を受信することと、ここで、該eNBログは、該eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
最適化基準を判定するために、前記ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、前記eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較することと、
前記ネットワークを最適化するために最適化基準を使用することを含む方法。
[85]前記検出された通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記第2の検出された通信イベントは、失われたページを含む[84]の方法。
[86]前記受信することは、周期的にユーザ装置ログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を受信することを更に含む[84]の方法。
[87]SONサーバからのリクエストと、セットされたタイムピリオドの経過と、ユーザ装置及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンスとのうちの少なくとも一つに応答して、前記ユーザ装置ログの少なくとも一部及び前記eNBの少なくとも一部を受信することを更に含む[84]の方法。
[88]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含み、
前記アスペクトは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを含む[84]の方法。
[89]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[88]の方法。
[90]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[88]の方法。
[91]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを含む[84]の方法。
[92]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを介して、検出される[91]の方法。
[93]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの前記少なくとも一つは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを介して、検出される[92]の方法。
[94]前記アスペクトは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記信号強度のメジャーメントを含む[93]の方法。
[95]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを含む[84]の方法。
[96]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを含む[95]の方法。
[97]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[95]の方法。
[98]前記検出することは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む[95]の方法。
[99]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[84]の方法。
[100]前記通信イベントは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[84]の方法。
[101]前記通信イベントは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[84]の方法。
[102]前記通信イベントは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記記憶することは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶することを更に含む[84]の方法。
[103]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[99]の方法。
[104]無線通信のための装置において、
ユーザ装置からユーザ装置ログの少なくとも一部を受信するための手段と、ここで、該ユーザ装置ログは、該ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
eNBからeNBログの少なくとも一部を受信するための手段と、ここで、該eNBログは、該eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
最適化基準を判定するために、前記ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、前記eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較するための手段と、
ネットワークを最適化するために最適化基準を使用するための手段とを含む装置。
[105]前記検出された通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記第2の検出された通信イベントは、失われたページを含む[104]の装置。
[106]前記受信するための手段は、周期的にユーザ装置ログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を受信するための手段を更に含む[104]の装置。
[107]SONサーバからのリクエストと、セットされたタイムピリオドの経過と、ユーザ装置及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンスとのうちの少なくとも一つに応答して、前記ユーザ装置ログの少なくとも一部及び前記eNBの少なくとも一部を受信するための手段を更に含む[104]の装置。
[108]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含み、
前記アスペクトは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[109]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[108]の装置。
[110]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[108]の装置。
[111]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[112]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを介して、検出される[111]の装置。
[113]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの前記少なくとも一つは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを介して、検出される[112]の装置。
[114]前記アスペクトは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度のメジャーメントを含む[113]の装置。
[115]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[116]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[115]の装置。
[117]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[115]の装置。
[118]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[115]の装置。
[119]前記通信イベントは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[120]前記通信イベントは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[121]前記通信イベントは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[122]前記通信イベントは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを含む[104]の装置。
[123]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[119]の装置。
[124]コンピュータ・プログラム製品において、
ユーザ装置からユーザ装置ログの少なくとも一部を受信し、ここで、該ユーザ装置ログは、該ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
eNBからeNBログの少なくとも一部を受信し、ここで、該eNBログは、該eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
最適化基準を判定するために、前記ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、前記eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つと比較し、
ネットワークを最適化するために最適化基準を使用するためのコードを含むコンピュータ読み取り可能な媒体を含むコンピュータ・プログラム製品。
[125]前記検出された通信イベントは、ページ・レスポンスを含み、
前記第2の検出された通信イベントは、失われたページを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[126]前記受信することは、周期的にユーザ装置ログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を受信することを更に含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[127]SONサーバからのリクエストと、セットされたタイムピリオドの経過と、ユーザ装置及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンスとのうちの少なくとも一つに応答して、前記ユーザ装置ログの少なくとも一部及び前記eNBの少なくとも一部を受信することを更に含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[128]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含み、
前記アスペクトは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[129]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[128]のコンピュータ・プログラム製品。
[130]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[128]のコンピュータ・プログラム製品。
[131]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[132]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを介して、検出される[131]のコンピュータ・プログラム製品。
[133]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの前記少なくとも一つは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを介して、検出される[132]のコンピュータ・プログラム製品。
[134]前記アスペクトは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度のメジャーメントを含む[133]のコンピュータ・プログラム製品。
[135]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[136]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[135]のコンピュータ・プログラム製品。
[137]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[135]のコンピュータ・プログラム製品。
[138]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[135]のコンピュータ・プログラム製品。
[139]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[140]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[141]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、前記セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[142]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを含む[124]のコンピュータ・プログラム製品。
[143]前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む[139]のコンピュータ・プログラム製品。
[144]無線通信のための装置において、
少なくとも一つのプロセッサと、
前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含み、
前記少なくとも一つのプロセッサは、
ユーザ装置からユーザ装置ログの少なくとも一部を受信することと、ここで、前記少なくとも一つのプロセッサは、ユーザ装置ログが、該ユーザ装置上に記憶された検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含むように構成される、
eNBからeNBログの少なくとも一部を受信することと、ここで、eNBログは、eNB上に記憶された第2の検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを含む、
最適化基準を判定するために、前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトを、前記第2の検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトと比較することと、
最適化基準を使用して、無線通信のためのネットワークを最適化するように構成される装置。
[145]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記検出された通信イベントが、ページ・レスポンスを含み、前記第2の検出された通信イベントが、失われたページを含むように構成される[144]の装置。
[146]前記少なくとも一つのプロセッサは、周期的にユーザ装置ログの少なくとも一部及びeNBログの少なくとも一部を受信するように更に構成される[144]の装置。
[147]前記少なくとも一つのプロセッサは、SONサーバからのリクエストと、セットされたタイムピリオドの経過と、ユーザ装置及びeNBのうちの一つにより開始されるレスポンスとのうちの少なくとも一つに応答して、前記ユーザ装置ログの少なくとも一部及び前記eNBの少なくとも一部を受信するように更に構成される[144]の装置。
[148]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、リンク・アンバランスを含み、
前記アスペクトは、前記リンク・アンバランスの時刻、前記リンク・アンバランスに関連するセルID、受信電力レベル及び前記リンク・アンバランスの継続期間のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[149]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を上回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[148]の装置。
[150]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、タイムピリオドの間、絶えずパイロット閾値を下回るパイロット又はサウンディング信号を有する第1のリンクを識別することによって、検出され、
前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、更に、前記タイムピリオドの間、前記第1のリンクの電力制御ビットと同じパイロット閾値に関して同一の又は類似する振る舞いを一貫して与えないパイロット又はサウンディング信号を有する第2のリンクを識別することによって、検出される[148]の装置。
[151]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、数dB内の相対的な信号強度をもつ2つのパイロットにより定義される、パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記パイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスの時刻、セルID、パイロットID及び少なくとも一つのパイロットの強度のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[152]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
検出されたパイロットの数を閾値パイロット数と比較することと、
前記検出されたパイロットの数が閾値数を超える場合にパイロット及びデータ・ポリューションのインスタンスを示すことを介して、検出される[151]の装置。
[153]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの前記少なくとも一つは、前記パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットを識別することを介して、検出される[152]の装置。
[154]前記アスペクトは、パイロット及びデータ・ポリューションに関連する2つ以上のパイロットの前記強度のメジャーメントを含む[153]の装置。
[155]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[156]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[155]の装置。
[157]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[155]の装置。
[158]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、
ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを介して、検出される[155]の装置。
[159]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、ハンドオーバー失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[160]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セル再選択失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[161]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、セル・リダイレクション失敗のインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期のうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[162]前記検出された通信イベント及び前記第2の検出された通信イベントのうちの少なくとも一つは、圏外エクスペリエンスのインスタンスを含み、
前記アスペクトは、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを含む[144]の装置。
[163]前記少なくとも一つのプロセッサは、前記通信モードが、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含むように更に構成される[159]の装置。

Claims (34)

  1. ユーザ装置による測定の実行及びレポートを標準化及び自動化するための自己最適化ネットワーク(SON)ポリシーを利用してネットワークを最適化する方法において、
    通信イベントを検出することと、ここで、前記通信イベントは、前記SONポリシーによって定義される標準化されたイベントであり、ハンドオーバー失敗のインスタンス、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンス、圏外エクスペリエンスのインスタンス、又はセル・リダイレクション失敗のインスタンスのうちの少なくとも一つを含む、
    前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析することと、
    前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶することと、
    前記ログの少なくとも一部をSONサーバにレポートすることを含み、
    ここにおいて、前記記憶することは、
    前記セルエッジ・エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶すること、
    前記ハンドオーバー失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶すること、
    前記セル・リダイレクション失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶すること、
    前記圏外エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及び前記ユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶すること、の少なくとも1つを備える、
    方法。
  2. 前記レポートすることは、周期的に前記ログをレポートすることを更に含む請求項1の方法。
  3. 前記レポートすることは、前記SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートすることを更に含む請求項1の方法。
  4. 前記レポートすることは、制御プレーン・ベアラを使用してなされる請求項1の方法。
  5. 前記レポートすることは、ユーザプレーン・ベアラを使用してなされる請求項1の方法。
  6. 前記検出することは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
    時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む請求項の方法。
  7. 前記検出することは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
    サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む請求項の方法。
  8. 前記検出することは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較することと、
    多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すことを更に含む請求項の方法。
  9. 前記通信イベントは、少なくともセル再選択失敗のインスタンスを更に含み、
    前記記憶することは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間の少なくとも一つを記憶することを更に含む請求項1の方法。
  10. 前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む請求項の方法。
  11. ユーザ装置による測定の実行及びレポートを標準化及び自動化するための自己最適化ネットワーク(SON)ポリシーを利用してネットワークを最適化する装置において、
    通信イベントを検出するための手段と、ここで、前記通信イベントは、前記SONポリシーによって定義される標準化されたイベントであり、ハンドオーバー失敗のインスタンス、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンス、圏外エクスペリエンスのインスタンス、又はセル・リダイレクション失敗のインスタンスのうちの少なくとも一つを含む、
    前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析するための手段と、
    前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶するための手段と、
    前記ログの少なくとも一部をSONサーバにレポートするための手段とを含み、
    ここにおいて、前記記憶するための手段は、
    前記セルエッジ・エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶するための手段と、
    前記ハンドオーバー失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するための手段と、
    前記セル・リダイレクション失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するための手段と、
    前記圏外エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及び前記ユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶するための手段と、の少なくとも1つを備える、
    装置。
  12. 前記レポートするための手段は、周期的にログをレポートするための手段を更に含む請求項11の装置。
  13. 前記レポートするための手段は、前記SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートすることを更に含む請求項11の装置。
  14. 前記検出するための手段は、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較するための手段と、
    時間tの間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い、サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する、及び、多数のCRC失敗が存在する、のうちの少なくとも一つが起こる場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すための手段とを更に含む請求項11の装置。
  15. 前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む請求項11の装置。
  16. ユーザ装置による測定の実行及びレポートを標準化及び自動化するための自己最適化ネットワーク(SON)ポリシーを利用してネットワークを最適化するコンピュータ・プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において、前記コンピュータ・プログラムは、
    コンピュータに、通信イベントを検出させるためのコードと、ここで、前記通信イベントは、前記SONポリシーによって定義される標準化されたイベントであり、ハンドオーバー失敗のインスタンス、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンス、圏外エクスペリエンスのインスタンス、又はセル・リダイレクション失敗のインスタンスのうちの少なくとも一つを含む、
    前記コンピュータに、前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記ログの少なくとも一部をSONサーバにレポートさせるためのコードとを含み、
    ここにおいて、前記コンピュータに記憶させるための前記コードは、
    前記コンピュータに、前記セルエッジ・エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記ハンドオーバー失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記セル・リダイレクション失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶させるためのコードと、
    前記コンピュータに、前記圏外エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及び前記ユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶させるためのコードと、の少なくとも1つを備える、
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  17. 前記コンピュータに前記レポートさせるためのコードは、前記コンピュータに周期的に前記ログをレポートさせるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  18. 前記コンピュータに前記レポートさせるためのコードは、前記コンピュータに、前記SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートさせるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  19. 前記レポートすることは、制御プレーン・ベアラを使用してなされる請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  20. 前記レポートすることは、ユーザプレーン・ベアラを使用してなされる請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  21. 前記コンピュータに前記検出させるためのコードは、
    前記コンピュータに、ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較させるためのコードと、
    前記コンピュータに、時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示させるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  22. 前記コンピュータに前記検出させるためのコードは、
    前記コンピュータに、ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較させるためのコードと、
    前記コンピュータに、サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示させるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  23. 前記コンピュータに前記検出させるためのコードは、
    前記コンピュータに、ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較させるためのコードと、
    前記コンピュータに、多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示させるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  24. 前記通信イベントは、少なくともセル再選択失敗のインスタンスを更に含み、
    前記コンピュータに前記記憶させるためのコードは、前記コンピュータに、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶させるためのコードを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  25. 前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む請求項16のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  26. ユーザ装置による測定の実行及びレポートを標準化及び自動化するための自己最適化ネットワーク(SON)ポリシーを利用してネットワークを最適化する装置において、
    少なくとも一つのプロセッサと、
    前記少なくとも一つのプロセッサに接続されたメモリとを含み、
    前記少なくとも一つのプロセッサは、
    通信イベントを検出し、ここで、前記通信イベントは、前記SONポリシーによって定義される標準化されたイベントであり、ハンドオーバー失敗のインスタンス、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンス、圏外エクスペリエンスのインスタンス、又はセル・リダイレクション失敗のインスタンスのうちの少なくとも一つを含む、
    前記検出された通信イベントの1又は複数のアスペクトを解析し、
    前記検出された通信イベントの前記1又は複数のアスペクトのうちの少なくとも一つを、ユーザ装置上でログに記憶し、
    前記ログの少なくとも一部をSONサーバにレポートするように構成され
    ここにおいて、前記少なくとも一つのプロセッサは、
    前記セルエッジ・エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記セルエッジ・エクスペリエンスの時刻、前記セルエッジ・エクスペリエンスに関連するセルID、前記セルエッジ・エクスペリエンスの位置、RSRPの使用、RSRQ、MCS、バンド幅、HARQ終了情報及びMACレイヤACK/NAK情報のうちの少なくとも一つを記憶し、
    前記ハンドオーバー失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記ハンドオーバー失敗の時刻、前記ハンドオーバー失敗に関連するセルID、前記ハンドオーバー失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記ハンドオーバー失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶し、
    前記セル・リダイレクション失敗の1又は複数のアスペクトとして、前記セル・リダイレクション失敗の時刻、前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルID、前記セル・リダイレクション失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル・リダイレクション失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶し、
    前記圏外エクスペリエンスの1又は複数のアスペクトとして、前記圏外エクスペリエンスの時刻、前記圏外エクスペリエンスに関連するセルID、前記圏外エクスペリエンスに関連する通信モード、及びユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験した継続期間及び前記ユーザ装置が前記圏外エクスペリエンスを経験したセルIDのうちの少なくとも一つを記憶するように構成される、
    装置。
  27. 前記少なくとも一つのプロセッサは、周期的に前記ログをレポートするように更に構成される請求項26の装置。
  28. 前記少なくとも一つのプロセッサは、前記SONサーバからのリクエストに応答して、前記ログの前記少なくとも一部をレポートするように更に構成される請求項26の装置。
  29. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
    時間tの間又はより長い間、前記ユーザ装置の受信信号が、前記閾値受信信号より低い場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される請求項26の装置。
  30. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
    サポートされるデータレートにおいて、非常に低いデータレートへの低下が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される請求項26の装置。
  31. 前記少なくとも一つのプロセッサは、
    ユーザ装置の受信信号を閾値受信信号と比較し、
    多数のCRC失敗が存在する場合に、セルエッジ・エクスペリエンスのインスタンスを示すように更に構成される請求項26の装置。
  32. 前記通信イベントは、少なくともセル再選択失敗のインスタンスを更に含み、
    前記少なくとも一つのプロセッサは、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間のうちの少なくとも一つを記憶するように更に構成される請求項26の装置。
  33. 前記通信モードは、アイドル・モード又は接続モードのうちの少なくとも一つを更に含む請求項26の装置。
  34. 前記通信イベントは、少なくともセル再選択失敗のインスタンスを更に含み、
    前記記憶するための手段は、前記セル再選択失敗の時刻、前記セル再選択失敗に関連するセルID、前記セル再選択失敗に関連する通信モード、及びユーザ装置が前記セル再選択失敗に関連するセルIDをもつセルの上でキャンプする継続期間の少なくとも一つを記憶することを更に含む請求項11の装置。
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