JP5741791B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、光源を覆うグローブを用いた照明器具に関する。
従来、例えば車両の車内灯に用いられる照明器具は、車両の天井に設置される器具本体を備え、この器具本体の下面側に、直管形蛍光ランプなどの光源が配置されているとともに、この光源を覆うグローブが取り付けられている。
車両用の照明器具に用いられるグローブは、不燃性とする場合、一般的に用いられているアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂で形成するのに代えて、ガラス繊維を基材としたシートで形成したものがある。
特開2008−27751号公報
しかしながら、ガラス繊維を基材としたシートで形成するグローブは、所望の形状に形成することが容易でなく、しかも、所望の形状を維持するのが難しい問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、不燃構造にでき、製造が容易で、形状の維持も確実にできるグローブを用いた照明器具を提供することを目的とする。
実施形態の照明器具は、光源、光源が配置される器具本体、透光性のグローブ本体、ガラスクロス材、クリップおよび端板を備える。グローブ本体は、光源に対向する内面、および内面と反対側の面である外面を有し、長尺状であり、長手方向の両端に開口面を有するとともに、光源を覆うように設ける。ガラスクロス材は、グローブ本体の外面に沿って配置する。クリップは、グローブ本体の長手方向に交差する方向の端部に取り付けられ、グローブ本体とガラスクロス材とを挟み込んで止める。端板は、グローブ本体の開口面を覆うとともに、グローブ本体を器具本体に保持する。ガラスクロス材は、グローブ本体の端部において、グローブ本体の内面および外面を巻き込むようにしてクリップにより固定されている。
本発明によれば、透光性を有するグローブ本体の外面に沿ってガラスクロス材を配置し、クリップでグローブ本体の端部にガラスクロス材を挟み込んで止めるため、不燃構造にでき、製造が容易で、形状の維持も確実にできることが期待できる。
一実施形態を示すグローブの断面図である。 同上グローブの側面図である。 同上グローブを用いた照明器具の斜視図である。
以下、一実施形態を、図面を参照して説明する。
図3に照明器具11を示し、この照明器具11は、例えば電車やバスなどの車両の車内灯として用いられるもので、車両の長手方向に対応して長尺に形成されている。
照明器具11は、車両に取り付けられる長尺な器具本体12、この器具本体12の下面に長手方向に沿って配置される光源13、この光源13を覆う長尺なグローブ14、このグローブ14の長手方向の両端を器具本体12に取り付ける一対のグローブ端板15、および器具本体12の長手方向の両端を覆う一対の端部カバー16を備えている。
器具本体12は、下面中央域に長手方向に沿って開口部18が形成され、この開口部18に光源13やグローブ14の一部が配置される。
光源13は、例えば、LED素子やEL素子などの半導体発光素子を用いた発光モジュールである。ただし、直管形蛍光ランプなど、他の光源でもよい。
図1および図2にクローブ14を示し、このグローブ14は、グローブ本体21、このグローブ本体21の外面21aに沿って配置されるガラスクロス材22、およびグローブ本体21とガラスクロス材22とを挟み込んで止める複数のクリップ23を備えている。
グローブ本体21は、透光性を有する合成樹脂製であって、例えばアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などの透明樹脂によって形成されている。グローブ本体21は、長手方向に対して交差する方向の断面が曲面部26およびこの曲面部26の両端から立ち上がる直線部27を有する断面略U字形に形成され、上面および両端面がそれぞれ開口されている。
グローブ本体21の内面21bが光源13に対向し、その内面21bに対して反対側の面が車両の車内側に臨む外面21aである。グローブ本体21の長手方向の両端はグローブ端板15によって覆われるグローブ14からの光放出に関与しない部分であり、グローブ本体21の長手方向に対して交差する方向(以下、幅方向と呼ぶ)の両端部21cすなわち両直線部27の両端部21cは器具本体12の開口部18内に配置されてグローブ14からの光放出に関与しない部分である。
また、ガラスクロス材22は、不燃材料であるガラス繊維によってグローブ本体21の板厚より薄く形成され、透光性および柔軟性を有している。ガラスクロス材22は、グローブ本体21の外面21a全体を覆うようにその外面21aに沿って密着するように配置されている。
ガラスクロス材22は、長手方向の長さがグローブ本体21の同方向の長さと略等しく、幅方向の長さがグローブ本体21の外面21aの同方向における表面長さより長く形成されている。そのため、ガラスクロス材22の幅方向の両端部22aは、グローブ本体21の両端部21cで内面21bに巻き込み可能としている。
また、クリップ23は、断面略コ字形の板ばねで構成され、グローブ本体21の長手方向の長さに対して複数に分割された長さに形成されている。クリップ23には、湾曲した基部30が形成され、この基部30の両端から一対の挟持部31が突出形成されている。これら一対の挟持部31は、互いに対向する面が凸円弧状に形成され、何も挟み込んでいない初期状態での間隔がグローブ本体21の板厚あるいはグローブ本体21の板厚とガラスクロス材22の厚みとを合わせた厚みより狭くなるように形成されている。一対の挟持部31の先端は、互いに離反するように拡開されている。
そして、グローブ14を組み立てるには、グローブ本体21の一側の端部21cで外面21aから内面21bにガラスクロス材22の一側の端部22aを巻き込み、クリップ23の一対の挟持部31で外側のガラスクロス材22とグローブ本体21と内側のガラスクロス材22とを一体に挟み込んで止める。
このようなクリップ23による固定を、複数のクリップ23を用いてグローブ本体21の長手方向に沿って順次行う。このとき、クリップ23が複数に分割されているため、各クリップ23で固定する際に、既に固定している他のクリップ23との間でガラスクロス材22にしわが寄らないように調整しながら固定することができる。
複数のクリップ23により、グローブ本体21の一側の端部21cに対してガラスクロス材22の一側の端部22aの固定が完了したら、ガラスクロス材22をグローブ本体21の外面21aに沿わせ、グローブ本体21の他側の端部21cで外面21aから内面21bにガラスクロス材22の他側の端部22aを巻き込み、クリップ23の一対の挟持部31で外側のガラスクロス材22とグローブ本体21と内側のガラスクロス材22とを一体に挟み込んで止める。このとき、既に固定しているグローブ本体21の一側の複数のクリップ23との間でガラスクロス材22にたるみが生じず、ガラスクロス材22がグローブ本体21の外面21aに沿って密着するように引っ張りながら、クリップ23で固定する。
このようなクリップ23による固定を、複数のクリップ23を用いてグローブ本体21の長手方向に沿って順次行う。このとき、クリップ23が複数に分割されているため、各クリップ23で固定する際に、既に固定している他のクリップ23との間でガラスクロス材22にしわが寄らないように調整しながら固定することができる。
このように、クリップ23により、グローブ本体21の端部21cにガラスクロス材22の端部22aを挟み込んで止めるだけで、グローブ14を容易に形成できる。
このようにして形成されたグローブ14は、ガラスクロス材22の両端部22aがグローブ本体21の両端部21cに複数のクリップ23で固定され、ガラスクロス材22がグローブ本体21の外面21aに沿って密着して配置されている。そのため、グローブ14は、ガラスクロス材22で覆って不燃構造としながら、グローブ本体21により所望の形状にでき、外力が加わってもその形状を確実に維持できる。
特に、従来のようにガラス繊維を基材としたシートでグローブを形成した場合、曲面形状を有すると、その曲面形状を所望の形状に維持するのが難しいが、本実施形態のように構成することにより、グローブ14の曲面形状を所望の形状に維持することができる。
また、グローブ本体21に用いられる透明樹脂は、ガラスクロス材22に比べて成形が容易で、厚さを大きくしても透過率の低下が小さい。一方、ガラスクロス材22は、一般的に透明樹脂に比べて透過率が低く、形状安定性を維持しようとすると著しく透過率が低下し、または不燃性を得られなくなるという問題がある。すなわち、形状安定性、透過率が優れた透明樹脂をグローブ本体21に用いるとともにガラスクロス材22を外面に用いることで、高い形状安定性、高い透過率、および不燃性を有するグローブ14を得ることができる。
また、グローブ本体21の端部21cで外面21aから内面21bにガラスクロス材22の端部22aを巻き込み、これらを一体にクリップ23で挟み込んで固定するため、グローブ本体21にガラスクロス材22を強固に固定でき、振動などが加わっても、ガラスクロス材22が緩むことがなく、ガラスクロス材22にたるみやしわが寄るのを防止できる。
また、複数のクリップ23により、グローブ本体21の長手方向に対してガラスクロス材22を固定するため、ガラスクロス材22にたるみやしわが寄らないよう調整しながら固定でき、作業性を向上できる。
また、グローブ14を器具本体12に取り付けるには、クリップ23が取り付けられたグローブ本体21の両端部21cが器具本体12の開口部18に差し込まれて収容され、グローブ14の長手方向の両端部がグローブ端板15に保持されて器具本体12に固定される。したがって、グローブ14の取付状態では、クリップ23は、器具本体12内に配置され、外部に露出することはない。
なお、グローブ本体21は、合成樹脂で形成することに限らず、ガラスで形成してもよい。この場合、ガラスが割れても、グローブ本体21の外面21aを覆うガラスクロス材22によって割れたガラスが飛び散るのを防止できる。
また、グローブ14の形状は、前記実施形態のような断面略U字形に限らず、例えば、断面略C字形や断面略コ字形などでもよく、あるいは平面状でもよい。
また、光源13の点灯時には、光源13から放射される光がグローブ本体21およびガラスクロス材22を透過して外部に放出され、このガラスクロス材22により光を拡散させることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
11 照明器具
12 器具本体
13 光源
15 端板としてのグローブ端板
21 グローブ本体
22 ガラスクロス材
23 クリップ

Claims (1)

  1. 光源と;
    前記光源が配置される器具本体と;
    前記光源に対向する内面、および前記内面と反対側の面である外面を有し、長尺状であり、長手方向の両端に開口面を有するとともに、前記光源を覆うように設けられる透光性のグローブ本体と;
    前記グローブ本体の外面に沿って配置されるガラスクロス材と;
    前記グローブ本体の長手方向に交差する方向の端部に取り付けられ、前記グローブ本体と前記ガラスクロス材とを挟み込んで止めるクリップと;
    前記グローブ本体の前記開口面を覆うとともに、前記グローブ本体を前記器具本体に保持する端板と;
    を具備し
    前記ガラスクロス材は、前記グローブ本体の前記端部において、前記グローブ本体の内面および外面を巻き込むようにして前記クリップにより固定されていることを特徴とする照明器具。
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