JP5737921B2 - 固体撮像装置、撮像システム及び固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置、撮像システム及び固体撮像装置の駆動方法 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置撮像システム及び固体撮像装置の駆動方法に関する。
従来、CMOS型イメージセンサを用いた固体撮像装置において、フォーカルプレーン電子シャッタ機能を備えるものが知られている。電子シャッタ機能とは、各画素内のフォトダイオードが光電変換によって生成した信号電荷の蓄積を開始する前に、信号電荷の蓄積部をリセットすることによってフォトダイオードの電荷蓄積時間を可変とするものである。フォーカルプレーン電子シャッタでは水平同期信号に同期して、2次元配列された多数の画素を画素行毎に順次走査してリセット動作を行い、所定期間経過後、画素に蓄積された信号電荷を行毎に順次読み出し動作を行う。上記「所定期間」とはフォトダイオードの電荷蓄積時間を意味し、水平同期信号の間隔(水平期間)が常に一定であれば、どの行についても電荷蓄積時間は等しくなる。一方、特許文献1に記載されているように、フリッカ雑音を除去するために端数カウントのカウント値を変化させることにより水平期間の長さを変化させる端数調整期間を設け、1垂直期間の長さを調整する技術が知られている。
特開2004−023615号公報
フォーカルプレーン電子シャッタ機能を有する固体撮像装置において、特許文献1に記載されるように1垂直期間の長さを調整するために水平期間を変化させた端数調整期間を設けた場合を考える。その場合、電荷蓄積時間に端数調整期間を含んだ領域と、含まない領域で電荷蓄積時間の差が発生してしまう。従って、端数調整期間と通常期間の長さの差が大きれば大きいほど、電荷蓄積時間に端数調整期間を含んだ領域と含まない領域との間の画素信号レベルに段差が発生することになり画質が劣化する課題がある。
本発明の目的は、電荷蓄積時間を均一化することができる固体撮像装置撮像システム及び固体撮像装置の駆動方法を提供することである。
本発明の固体撮像装置は、光を電荷に変換する光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素部と、アサートされた水平同期信号に基づいて、前記画素部から画素信号を行ごとに順次読み出す読み出し走査回路とを有し、前記画素は、前記光電変換素子がリセットされてから前記読み出し走査回路により前記画素信号が読み出されるまでの時間が電荷蓄積時間であり、前記水平同期信号が第1の間隔でアサートされる期間が第1の水平期間であり、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で前記水平同期信号がアサートされる期間が第2の水平期間であり、垂直同期信号がアサートされる間隔である1垂直期間内に、2つの前記第1の水平期間と該2つの第1の水平期間に隣接して挟まれた前記第2の水平期間とを各々が有する複数の集合が含まれ、前記複数の集合において読み出された前記画素信号が画像を生成するための信号であることを特徴とする。
フォーカルプレーン電子シャッタにおいて、行毎の電荷蓄積時間を精度よく揃えることができる。その結果、行毎の電荷蓄積時間の差に起因する画素信号レベルの差を低減することができ、画質を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の処理の概念図である。 本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の構成例を示す図である。 端数調整期間の挿入位置と電荷蓄積時間との関係を表した概念図である。 カウントと垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図である。 水平カウンタの動作を表すフローチャートである。 垂直カウンタの動作を表すフローチャートである。 垂直カウンタの動作を表すフローチャートである。 カウントと垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図である。 垂直カウンタの動作を表すフローチャートである。 端数調整期間の挿入位置と電荷蓄積時間との関係を表した概念図である。 カウントと垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図である。 垂直カウンタの動作を表すフローチャートである。 垂直カウンタの動作を表すフローチャートである。 撮像システムの構成例を示すブロック図である。
(第1の実施形態)
図1(A)及び(B)は、本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の処理の原理を説明するための概念図を示す。101は比較例を示し、102は本実施形態を示す。本実施形態では、1垂直期間を1水平期間分の通常期間で割った余りである端数調整期間を周期的に分散して挿入することで、電荷蓄積時間に含まれる端数調整期間の数を行毎に揃えることを特徴としている。更に、複数の端数調整期間を挿入することで、端数調整期間と通常期間の長さの差を低減することを特徴としている。その結果、行毎の電荷蓄積時間を揃えることができる。図1(A)及び(B)では、フォーカルプレーン電子シャッタによる電荷蓄積時間を4水平期間として図示している。
本実施形態の効果を分かりやすくするための比較例である図1(A)の比較例101では、端数調整期間を1水平期間だけ挿入している。フォーカルプレーン電子シャッタの場合、行毎の電荷蓄積時間は水平期間単位で規定される。従って、行毎の電荷蓄積時間は、4水平期間分の通常期間の和で規定される時間Taと、3水平期間分の通常期間と1水平期間分の端数調整期間の和で規定される時間Tbのいずれかの値を取る。この場合、端数調整期間と通常期間の差が大きいため行毎の電荷蓄積時間の差は端数調整期間の分だけ差が発生してしまう。
また、別の比較例である図1(B)の比較例101では、垂直期間の後半に3水平期間分の端数調整期間を挿入している。従って、図1(A)の比較例101に比べて端数調整期間と通常期間の差は1/3に低減している。しかしながら、行毎の電荷蓄積時間は、4水平期間分の通常期間の和で規定される時間Taから1水平期間分の通常期間と3水平期間分の端数調整期間の和で規定される時間Teの間の値を取る。従って、TaとTeの差は1垂直期間を1水平期間分の通常期間で割った余りに等しくなり、行毎の電荷蓄積時間の差を低減することはできない。
一方、図1(A)及び(B)の本実施形態102では、3水平期間中に1水平期間の割合で合計3水平期間分の端数調整期間を挿入している。従って、行毎の電荷蓄積時間は3水平期間分の通常期間と1水平期間分の端数調整期間の和で規定される時間Tcと、2水平期間分の通常期間と2水平期間分の端数調整期間の和で規定される時間Tdのいずれかの値を取る。本実施形態では、端数調整期間を3水平期間分挿入したことにより、図1(A)及び(B)の比較例101に比べて、端数調整期間と通常期間の差が1/3に低減している。従って、行毎の電荷蓄積時間の差は1/3に低減することになる。
図2は、本発明の第1の実施形態による固体撮像装置の構成例を示す。図2において、画素部201は、入力した光を電荷に変換して蓄積する光電変換素子を含む画素が2次元行列状に配置されている。読み出し走査回路203とリセット走査回路204は、画素部201を水平方向に分割した行を選択するための垂直走査回路である。読み出し走査回路203で選択された行を構成する画素に蓄積された信号電荷は、行毎に読み出し回路206によって読み出される。これ以降、読み出し走査回路203によって画素部201における所定行を順次走査し、画素に蓄積された信号電荷を読み出し回路206まで読み出す一連の動作を読み出し走査と呼ぶ。また、読み出し回路206に読み出された信号を画素信号と呼ぶ。
一方、画素部201における所定領域の行をリセット走査回路204によって順次走査し、画素に蓄積された電気信号を所定電位にリセットする動作をリセット走査と呼ぶ。所定領域は、読み出し走査回路203やリセット走査回路204がタイミング生成回路202からの信号を入力し、画素部201に含まれる全ての行や、一部の行だけに対応するように設定される。電荷を画素に蓄積する電荷蓄積時間は、このリセット走査から読み出し走査までの時間で制御される(フォーカルプレーン電子シャッタ)。
水平走査回路205は、画素部201の列を選択するための走査回路である。行毎に読み出し回路206によって読み出された画素信号は、水平走査回路205で選択された列毎に順次出力される。読み出し回路206から出力された画素信号は、アナログデジタル(AD)変換器207によってアナログからデジタルに変換される。画像処理部208は、デジタルに変換された画素信号に対して、キズ補正やノイズ除去などの様々な画像処理を行う。
読み出し走査回路203、リセット走査回路204を駆動する垂直走査信号、水平走査回路205を駆動する水平走査信号は、タイミング生成回路202によって生成される。タイミング生成回路202は、同期信号生成部200から出力される垂直同期信号と水平同期信号に同期して垂直走査信号や水平走査信号を生成する。従って、フォーカルプレーン電子シャッタを制御するリセット走査と読み出し走査のタイミングは、同期信号生成部200から出力される垂直同期信号と水平同期信号によって決定される。
一方、撮像のフレームレートを60fpsとした場合、垂直同期信号の間隔で表される1垂直期間は約16.7msとなる。水平同期信号の間隔で表される水平期間を10μsとすると、6.7μs余ってしまう。このようにフレームレートを一定にする目的で挿入される水平期間が異なる行を端数調整期間と呼ぶ。
本実施形態では、1垂直期間を1水平期間分の通常期間で割った余りの時間を複数の期間に分けた端数調整期間を周期的に挿入することで、行毎の電荷蓄積時間に含まれる端数調整期間の数を揃えることを特徴としている。
図3(A)及び(B)は、本発明の第1の実施形態による端数調整期間の挿入位置と行毎の電荷蓄積時間との関係を表した概念図を示す。図3では、例として電荷蓄積時間を4水平期間としている。本実施形態では、時刻t1からリセット走査を開始し、時刻t5から読み出し走査を開始するフォーカルプレーン電子シャッタ動作を行っている。1行目の電荷蓄積時間Taは、時刻t1で行うリセット動作301から時刻t5で行う読み出し動作302までの時間で表される。電荷蓄積時間Taを構成する4水平期間は、2水平期間分の端数調整期間303と2水平期間分の通常期間304で構成される。一方、2行目の電荷蓄積時間Tbは、時刻t2で行うリセット動作301から時刻t6で行う読み出し動作302までの期間で表される。電荷蓄積時間Tbを構成する4水平期間は、1水平期間分の端数調整期間303と3水平期間分の通常期間304で構成される。3行目以降の電荷蓄積時間も同様に考えると、1行目から9行目までの電荷蓄積時間はTa、Tbのいずれかの値を取り、1行目から順番にTa、Tb、Tb、Ta、Tb、Tb、Ta、Tb、Tbとなる。電荷蓄積時間の差Ta−Tbは、端数調整期間303と通常期間304の差に等しくなる。
本実施形態では、1垂直期間に3水平期間分の端数調整期間を挿入したために、端数調整期間を1水平期間だけ挿入した場合に比べて、端数調整期間と通常期間との差を1/3に低減している。従って、行毎に電荷蓄積時間が異なることによる画素信号の段差は、1/3に低減されることになる。更に、端数調整期間を周期的に分散して挿入するために、電荷蓄積時間が異なる行(電荷蓄積時間がTaの行とTbの行)が分散することによって、画素信号の段差を視覚的に目立たなくする効果がある。
次に、端数調整期間を周期的に分散して挿入する方法について具体的に説明する。図4(A)及び(B)は、本発明の第1の実施形態による垂直カウンタと水平カウンタのカウントと、垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図を示す。図4(A)及び(B)の模式図は、図2で示した同期信号生成部200の内部処理について表したものである。
本実施形態では、3水平期間に1期間の割合で水平カウントの異なる端数調整期間を挿入している。図4(A)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも長い(Nh2>Nh1)場合を示している。図4(B)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも短い(Nh2<Nh1)場合を示している。垂直カウンタの垂直カウントCntV、周期カウンタの周期カウントCntCが0のとき、水平カウンタの水平カウントCntHは0から水平カウントNh1までカウントする(通常期間304)。以下、垂直カウンタの垂直カウントCntVをカウントCntV、周期カウンタの周期カウントCntCをカウントCntC、水平カウンタの水平カウントCntHをカウントCntHという。
カウントCntHが水平カウント数Nh1までカウントすると、カウントCntCとカウントCntVは1加算されることで1となり、カウントCntHは0から水平カウント数Nh1までカウントする(通常期間304)。
カウントCntHがNh1までカウントするとカウントCntCとカウントCntVは1加算されることで2となる。カウントCntCが2であるとき、カウントCntHは0から通常とは異なる水平カウントであるNh2までカウントする(端数調整期間303)。
カウントCntHがNh2までカウントするとカウントCntCは初期化され0になり、カウントCntVは1加算されることで3となり、カウントCntHは0から水平カウント数Nh1までカウントする(通常期間304)。
以後、同様にカウントCntVが垂直行カウント数11になるまで繰り返され、カウントCntVが11、カウントCntCが2、カウントCntHがNh2までカウントするとカウントCntV、CntC、CntHはそれぞれ0に初期化される。また、ここで1垂直期間とは、カウントCntVが0から11までの12水平期間をいう。
端数調整期間303は1垂直期間の長さを調整するために設けられている。また、通常期間304の長さを表すカウントCntHの閾値であるNh1は、水平有効画素数と水平OB画素数と水平ブランキング数との合計で定められる。しかし、端数調整期間303の長さを表すカウントCntHの閾値であるNh2は、1垂直期間の長さを調整するために定められる。
従って、本実施形態では、1垂直期間内に4水平期間分の端数調整期間303を挿入し、端数調整期間303の長さを表すカウントCntHの閾値であるNh2を変化させることによって1垂直期間の長さを調整している。カウントCntHが0に初期化されるタイミングに同期して水平同期信号をアサートする。また、カウントCntVが0に初期化されるタイミングに同期して垂直同期信号をアサートする。以上のように、カウントCntH、カウントCntV、カウントCntCによって、1垂直期間に所望の周期で端数調整期間303を周期的に分散させて挿入することができる。
続いて、カウントCntH、カウントCntV、カウントCntCのそれぞれの動作について、フローチャートを用いて詳細に説明をする。図5は、本発明の第1の実施形態による水平カウンタである水平カウントCntHの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、水平カウンタは、カウントCntHを0に初期化する(ステップS51)。続いて、水平カウンタは、周期カウントCntCがNcであるか否かを判断する(ステップS52)。ここで、Ncは、端数調整期間を何水平期間に1期間挿入するのかを決定する周期を表す閾値である。例えば、図4(A)及び(B)で示した実施形態では、3水平期間に1期間分の端数調整期間を挿入するので、Nc=3−1=2となる。カウントCntCがNcであった場合は端数調整期間、Ncでなかった場合は通常期間と判断される。
まず、カウントCntCがNcでなかった場合のフローについて説明を続ける。水平カウンタは、カウントCntCがNcでなかった場合は通常期間と判断し、カウントCntHがNh1であるか否かを判断する(ステップS53)。水平カウンタは、カウントCntHがNh1でなかった場合はカウントCntHをインクリメントし(ステップS54)、ステップS52に戻る。水平カウンタは、カウントCntHがNh1であった場合は、ステップS51に戻り、カウントCntHを0に初期化する。
次に、カウントCntCがNcであった場合のフローについて説明する。水平カウンタは、カウントCntCがNcであった場合は端数調整期間と判断し、カウントCntHがNh2であるか否かを判断する(ステップS55)。水平カウンタは、カウントCntHがNh2でなかった場合はカウントCntHをインクリメントし(ステップS54)、ステップS52に戻る。水平カウンタは、カウントCntHがNh2であった場合は、ステップS51に戻り、カウントCntHを0に初期化する。
図6は、本発明の第1の実施形態による垂直カウンタである垂直カウントCntVの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、垂直カウンタは、カウントCntVを0に初期化する(ステップS61)。続いて、垂直カウンタは、カウントCntHが0であるか否かを判断する(ステップS62)。カウントCntHが0でなかった場合はステップS62に戻るため、カウントCntVはカウントCntHが0になるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntHが0であった場合は、カウントCntVがNvであるか否かを判断する(ステップS63)。ここで、Nvは1垂直期間をいくつの水平期間で構成するかを決定する水平期間数を表す閾値である。例えば、図4(A)及び(B)で示した実施形態においては、1垂直期間を12水平期間で構成しているので、Nv=12−1=11となる。垂直カウンタは、カウントCntVがNvでなかった場合は、カウントCntVをインクリメントし(ステップS64)、ステップS62に戻る。垂直カウンタは、カウントCntVがNvであった場合は1垂直期間の終了を意味するため、ステップS61に戻り、カウントCntVを0に初期化する。
図7は、本発明の第1の実施形態による周期カウンタである周期カウントCntCの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、垂直カウンタは、カウントCntCを0に初期化する(ステップS71)。続いて、垂直カウンタは、カウントCntHが0であるか否かを判断する(ステップS72)。カウントCntHが0で無かった場合はステップS72に戻るため、カウントCntCはカウントHが0になるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntHが0であった場合は、カウントCntVがNvであるか否かを判断する(ステップS73)。垂直カウンタは、カウントCntVがNvであった場合は1垂直期間の終了を意味するため、ステップS71に戻り、カウントCntCを0に初期化する。垂直カウンタは、カウントCntVがNvでなかった場合は、カウントCntCがNcであるか否かを判断する(ステップS74)。垂直カウンタは、カウントCntCがNcで無かった場合は、カウントCntCをインクリメントし(ステップS75)、ステップS71に戻る。垂直カウンタは、カウントCntCがNcあった場合は端数調整期間を挿入する周期の終了を意味するため、ステップS71に戻り、カウントCntCを0に初期化する。
上記に示した実施形態に関しては、カウントCntH、カウントCntV、カウントCntCがアップカウンタであると説明した。しかし、これらのカウンタがダウンカウンタやグレイコードカウンタであっても本実施形態の効果は変らない。
上記に示した実施形態に関しては、説明の簡略化のために1垂直期間を構成する水平期間の数を9〜12としていた。しかしながら、実際はその限りではない。例えば、水平1920画素、垂直1080画素で構成される撮像装置では、1垂直期間を構成する水平期間は1080になる。本実施形態のように、3水平期間に1期間の割合で水平カウントの異なる端数調整期間を挿入する場合、端数調整期間の数は360となる。従って、本実施形態によると、端数調整期間を1水平期間挿入した場合と比較して、通常期間と端数調整期間の長さの差を1/360に低減できる。従って、行毎に電荷蓄積時間が異なることによる画素信号の段差は1/360に低減されることになる。つまり、1垂直期間を構成する水平期間の数が大きければ大きいほど、本実施形態によって行毎の電荷蓄積時間の差に起因する画素信号の段差を低減する効果が大きくなる。
また、端数調整期間と通常期間の長さの差|Nh2−Nh1|をカウントCntHの最小分解能(例えば、カウントCntHを計数するクロック周期)にすることで、行毎に電荷蓄積時間が異なることによる画素信号の段差を更に低減することができる。
以上のように、同期信号生成部200は、水平同期信号及び垂直同期信号を生成する。水平同期信号は、通常期間(第1の水平期間)304と、通常期間304とは異なる長さの端数調整期間(第2の水平期間)303とのパルス間隔を有する。リセット走査回路204は、水平同期信号に基づいて、光電変換素子に蓄積された電荷をリセットする画素部201の行の画素を順次選択してリセットする。読み出し走査回路203は、水平同期信号に基づいて、画素部201の読み出す行の画素を順次選択して画素信号を読み出す。画素は、リセット走査回路204によりリセットされてから読み出し走査回路203により読み出されるまでの時間に信号電荷を蓄積する。図1(A)、(B)及び図3に示すように、垂直同期信号のパルス間隔である1垂直期間内で、水平同期信号は通常期間(第1の水平期間)304及び端数調整期間(第2の水平期間)303がそれぞれ複数回現れる。端数調整期間(第2の水平期間)303は周期的に現れる。
図4(A)及び(B)に示すように、1垂直期間内で、水平同期信号のパルス間隔である水平期間の数(例えば12)は、端数調整期間(第2の水平期間)303が現れる周期(例えば3周期)の倍数である。また、電荷蓄積時間内で、水平同期信号は通常期間(第1の水平期間)304及び端数調整期間(第2の水平期間)303の両方が現れる。
同期信号生成部200は、垂直カウンタと、周期カウンタと、水平カウンタとを有する。垂直カウンタは、図6に示すように、1垂直期間の長さを設定するために水平同期信号のパルス間隔である水平期間の数CntVをカウントする。周期カウンタは、図7に示すように、水平期間の長さを通常期間(第1の水平期間)304又は端数調整期間(第2の水平期間)303に設定するために水平期間の数CntCを周期的にカウントする。水平カウンタは、図5に示すように、水平期間の長さを通常期間(第1の水平期間)304又は端数調整期間(第2の水平期間)303に設定するために水平期間の長さCntHをカウントする。図4(A)及び(B)に示すように、周期カウンタの周期カウントCntCは、垂直カウンタの垂直カウントCntVが0に初期化されるタイミングで0に初期化される。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に関して、第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。本実施形態では、第1の実施形態で示した周期カウンタである周期カウントCntCの動作が異なる。本実施形態によれば、1垂直期間を構成する水平期間の数が端数調整期間を挿入する周期の倍数でなくても行毎の電荷蓄積時間を一定にする効果が大きい。
図8(A)及び(B)は、本発明の第2の実施形態による垂直カウンタと水平カウンタのカウントと、垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図を示す。図8(A)及び(B)の模式図は、図2で示した同期信号生成部200の内部処理について表したものである。本実施形態では、3水平期間に1期間の割合で水平カウントの異なる端数調整期間を挿入している。図8(A)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも長い(Nh2>Nh1)場合を示している。図8(B)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも短い(Nh2<Nh1)場合を示している。本実施形態では、カウントCntVが1垂直期間を表す値である10までカウントした後で、カウントCntCは0に初期化されない点が異なる。カウントCntCが0に初期化されないため、端数調整期間を挿入する周期は、垂直期間を跨って連続する。周期カウンタの周期カウントCntCは、垂直カウンタの垂直カウントCntVが0に初期化されるタイミングでは0に初期化されない。
図9は、本発明の第2の実施形態による周期カウンタである周期カウントCntCの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、垂直カウンタは、カウントCntCを0に初期化する(ステップS91)。続いて、垂直カウンタは、カウントCntHが0であるか否かを判断する(ステップS92)。カウントCntHが0で無かった場合はステップS92に戻るため、カウントCntCはカウントHが0になるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntHが0であった場合は、カウントCntVがNvであるか否かを判断する(ステップS93)。垂直カウンタは、カウントCntCがNcで無かった場合は、カウントCntCをインクリメントし(ステップS94)、ステップS91に戻る。垂直カウンタは、カウントCntCがNcあった場合は端数調整期間を挿入する周期の終了を意味するため、ステップS91に戻り、カウントCntCを0に初期化する。
以上より、本実施形態によれば、1垂直期間を構成する水平期間の数が端数調整期間を挿入する周期の倍数でなくても行毎の電荷蓄積時間を一定にする効果が大きくなる。その結果、本実施形態によって行毎の電荷蓄積時間の差に起因する画素信号の段差を低減することができる。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に関して、第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。本実施形態では、1垂直期間を構成する水平期間の数と、端数調整期間を挿入する周期と、電荷蓄積時間に特徴を持たせることで、行毎の電荷蓄積時間を一致させることができる。
図10(A)及び(B)は、本発明の第3の実施形態による端数調整期間の挿入位置と行毎の電荷蓄積時間との関係を表した概念図を示す。図10(A)及び(B)では、例として電荷蓄積時間を3水平期間としている。本実施形態では、時刻t2からリセット走査を開始し、時刻t5から読み出し走査を開始するフォーカルプレーン電子シャッタ動作を行っている。1行目の電荷蓄積時間Taは、時刻t2で行うリセット動作301から時刻t5で行う読み出し動作302までの時間で表される。電荷蓄積時間Taを構成する3水平期間は、1水平期間分の端数調整期間303と2水平期間分の通常期間304で構成される。この構成は、2行目から9行目までの電荷蓄積時間でも変わらない。
本実施形態のように、1垂直期間を構成する水平期間の数Nv0、端数調整期間の周期Nc0、電荷蓄積時間を構成する水平期間数Na0との関係を以下のようにすることで、行毎の電荷蓄積時間を一致させることができる。
・Nv0 = M × Nc0(Mは2以上の自然数)
・Na0= K × Nc0(Kは自然数)
電荷蓄積時間を構成する水平期間の数Na0は、端数調整期間(第2の水平期間)303が現れる周期Nc0の倍数である。以上より、本実施形態によれば、1垂直期間の長さを調整するために端数調整期間を挿入した場合であっても、行毎の電荷蓄積時間を一致させることができる。その結果、本実施形態によって行毎の電荷蓄積時間の差に起因する画素信号の段差をなくすことができる。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態に関して、第1の実施形態と異なる点を中心に説明を行う。本実施形態では、端数調整期間の数をカウントする端数行カウンタを用いることで、周期的に挿入する端数調整期間の数を制御する点が異なる。本実施形態によれば、周期的に挿入する端数調整期間の数を制御することで、1垂直期間の長さを高精度に調整することができる。
図11(A)及び(B)は、本発明の第4の実施形態による垂直カウンタと水平カウンタのカウントと、垂直同期信号と水平同期信号との関係を表した模式図を示す。図11(A)及び(B)の模式図は、図2で示した同期信号生成部200の内部処理について表したものである。本実施形態では、3水平期間に1期間の割合で水平カウントの異なる端数調整期間を挿入している。図11(A)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも長い(Nh2>Nh1)場合を示している。図11(B)は、端数調整期間303の期間が通常期間304よりも短い(Nh2<Nh1)場合を示している。
本実施形態では、端数行カウンタの端数行カウントCntL(以下、カウントCntLという)を追加し、周期カウントCntCの動作を制御する点が異なる。カウントCntLはカウントCntVが0に初期化されるタイミングで同様に0に初期化される。カウントCntLがインクリメントされるタイミングはカウントCntCが2であるときである。カウントCntCが2のとき、カウントCntHは0から通常とは異なる水平カウントであるNh2までカウントする(端数調整期間303)。従って、カウントCntLは端数調整期間303の数をカウントする動作をする。このカウント動作は、カウントCntLが3になるまで繰り返される。カウントCntLが3になると、カウントCntLはカウントCntVが0に初期化されるタイミングまで3のままホールドされる。一方、カウントCntCは、カウントCntLが3にホールドされている時にはインクリメント動作は行わず、0にホールドされる。以上のようなカウント動作により、図11(A)及び(B)では端数調整期間を3水平期間挿入した後は、端数調整期間を挿入しない制御が可能になる。
カウントCntLがホールドされる値は、1垂直期間の長さを高精度に調整するために定められる。例えば、端数調整期間と通常期間の長さの差|Nh2−Nh1|をカウントCntHの最小分解能(例えば、カウントCntHを計数するクロック周期)にすることで、カウントCntHの最小分解能単位で1垂直期間の長さを調整することが可能になる。
以上のように、カウントCntH、カウントCntV、カウントCntC、カウントCntLによって、1垂直期間に所望の周期で端数調整期間を周期的に分散させて挿入し、且つ1垂直期間の長さを高精度に調整することができる。
続いて、カウントCntC、カウントCntLのそれぞれの動作について、フローチャートを用いて詳細に説明をする。図12は、本発明の第4の実施形態による周期カウンタである周期カウントCntCの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、垂直カウンタは、カウントCntCを0に初期化する(ステップS121)。続いて、垂直カウンタは、カウントCntHが0であるか否かを判断する(ステップS122)。カウントCntHが0でなかった場合はステップS122に戻るため、カウントCntCはカウントHが0になるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntHが0であった場合は、カウントCntLがNlであるか否かを判断する(ステップS123)。垂直カウンタは、カウントCntLがNlであった場合は端数調整期間挿入の終了を意味するため、ステップS121に戻り、カウントCntCを0に初期化する。垂直カウンタは、カウントCntLがNlでなかった場合は、カウントCntCがNcであるか否かを判断する(ステップS124)。垂直カウンタは、カウントCntCがNcでなかった場合は、カウントCntCをインクリメントし(ステップS125)、ステップS121に戻る。垂直カウンタは、カウントCntCがNcであった場合は、端数調整期間を挿入する周期の終了を意味するため、ステップS121に戻り、カウントCntCを0に初期化する。
図13は、本発明の第4の実施形態による端数行カウンタである端数行カウントCntLの動作を表すフローチャートを示す。撮像の開始により、垂直カウンタは、カウントCntLを0に初期化する(ステップS131)。続いて、垂直カウンタは、カウントCntHが0であるか否かを判断する(ステップS132)。カウントCntHが0でなかった場合はステップS132に戻るため、カウントCntLはカウントCntHが0になるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntHが0であった場合は、カウントCntCがNcであるか否かを判断する(ステップS133)。カウントCntCがNcでなかった場合はステップS132に戻るため、カウントCntLはカウントCntCがNcになるまでホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntCがNcであった場合は、カウントCntLがNlであるか否かを判断する(ステップS134)。垂直カウンタは、カウントCntLがNlでなかった場合は、カウントCntLをインクリメントし(ステップS135)、ステップS132に戻る。垂直カウンタは、カウントCntLがNlであった場合は、カウントCntVがNvであるか否かを判断する(ステップS136)。カウントVがNvでなかった場合は、垂直期間の途中を意味しステップS136に戻るため、カウントCntLはNlのままホールドされることになる。垂直カウンタは、カウントCntVがNvであった場合は、垂直期間の終了を意味するため、ステップS131に戻り、カウントCntLを0に初期化する。
同期信号生成部200は、端数調整期間(第2の水平期間)303の数をカウントする端数行カウンタを有し、図12に示すように、端数行カウンタのカウント値CntLが設定値Nlに達すると周期カウンタの周期カウントCntCが0に初期化される。
以上より、本実施形態によれば、1垂直期間の長さを調整するために端数調整期間を周期的に挿入した場合であっても、端数調整期間の数を制御することができる。つまり、1垂直期間に所望の周期で端数調整期間を周期的に分散させて挿入し、且つ1垂直期間の長さを高精度に調整することができる。
(第5の実施形態)
図14は、本発明の第5の実施形態による撮像システムの構成例を示すブロック図である。901は後述するレンズ902のプロテクトを行うバリア、902は被写体の光学像を固体撮像装置904に結像するレンズ、903はレンズ902を通過した光量を調整するための絞りである。904はレンズ902で結像された被写体の光学像を画像信号として取得する固体撮像装置であり、第1〜第4の実施形態の固体撮像装置である。905はAFセンサである。906は固体撮像装置904やAFセンサ905から出力される信号を処理するアナログ信号処理装置、907はアナログ信号処理装置906から出力された信号をアナログからデジタルに変換するA/D変換器である。908はA/D変換器907より出力された画像データに対して各種の補正や、データを圧縮するデジタル信号処理部である。909は画像データを一時記憶するためのメモリ部、910は外部コンピュータなどと通信するための外部I/F回路、911はデジタル信号処理部908などに各種タイミング信号を出力するタイミング発生部である。912は各種演算とカメラ全体を制御する全体制御・演算部、913は記録媒体制御I/F部、914は取得した画像データを記録、又は読み出しを行うための半導体メモリなどの着脱可能な記録媒体、915は外部コンピュータである。
次に、上記の撮像システムの撮影時の動作について説明する。バリア901がオープンされ、AFセンサ905から出力された信号をもとに、全体制御・演算部912は位相差検出により被写体までの距離を演算する。その後、演算結果に基づいてレンズ902を駆動し、再び合焦しているか否かを判断し、合焦していないと判断したときには、再びレンズ902を駆動するオートフォーカス制御を行う。次いで、合焦が確認された後に固体撮像装置904による電荷蓄積動作が始まる。固体撮像装置904の電荷蓄積動作が終了すると、固体撮像装置904から出力された画像信号はA/D変換器907でアナログからデジタルに変換され、デジタル信号処理部908を通り、全体制御・演算部912によりメモリ部909に書き込まれる。その後、メモリ部909に蓄積されたデータは全体制御・演算部912の制御により記録媒体制御I/F部910を介して記録媒体914に記録される。また、外部I/F部910を通り直接コンピュータ915などに入力してもよい。
第1〜第4の実施形態の固体撮像装置は、電子カメラ、ビデオカメラなどに利用することができる。固体撮像装置は、フォーカルプレーン電子シャッタにおいて、行毎の電荷蓄積時間を精度よく揃えることができる。その結果、行毎の電荷蓄積時間の差に起因する画素信号レベルの差を低減することができ、画質を向上させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
200 同期信号生成部、201 画素部、202 タイミング生成回路、203 読み出し走査回路、204 リセット走査回路、205 水平走査回路、206 読み出し回路、207 AD変換器、208 画像処理部、301 リセット動作、302 読み出し動作、303 端数調整期間、304 通常期間

Claims (13)

  1. 光を電荷に変換する光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素部と、
    アサートされた水平同期信号に基づいて、前記画素部から画素信号を行ごとに順次読み出す読み出し走査回路とを有し、
    前記画素は、前記光電変換素子がリセットされてから前記読み出し走査回路により前記画素信号が読み出されるまでの時間が電荷蓄積時間であり、
    前記水平同期信号が第1の間隔でアサートされる期間が第1の水平期間であり、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で前記水平同期信号がアサートされる期間が第2の水平期間であり、
    垂直同期信号がアサートされる間隔である1垂直期間内に、2つの前記第1の水平期間と該2つの第1の水平期間に隣接して挟まれた前記第2の水平期間とを各々が有する複数の集合が含まれ、
    前記複数の集合において読み出された前記画素信号が画像を生成するための信号であることを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記第2の水平期間が、前記1垂直期間内に、複数の前記第1の水平期間の間に周期的に設けられることを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記1垂直期間内において、前記水平同期信号がアサートされる水平期間の数は、前記第2の水平期間が現れる周期の倍数であることを特徴とする請求項1または2に記載の固体撮像装置。
  4. 前記電荷蓄積時間を構成する水平期間の数は、前記第2の水平期間が現れる周期の倍数であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  5. 前記電荷蓄積時間内で、前記水平同期信号は前記第1の水平期間及び前記第2の水平期間の両方が現れることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  6. 前記水平同期信号を生成する同期信号生成部をさらに有し、
    前記同期信号生成部は、
    前記1垂直期間の長さを設定するために前記水平同期信号がアサートされる水平期間の数をカウントする垂直カウンタと、
    前記水平期間の長さを前記第1の水平期間又は前記第2の水平期間に設定するために前記水平期間の数を周期的にカウントする周期カウンタと、
    前記水平期間の長さを前記第1の水平期間又は前記第2の水平期間に設定するために前記水平期間の長さをカウントする水平カウンタとを有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  7. 前記周期カウンタは、前記垂直カウンタが初期化されるタイミングで初期化されることを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  8. 前記周期カウンタは、前記垂直カウンタが初期化されるタイミングでは初期化されないことを特徴とする請求項6に記載の固体撮像装置。
  9. 前記同期信号生成部は、前記第2の水平期間の数をカウントする端数行カウンタを有し、前記端数行カウンタのカウント値が設定値に達すると前記周期カウンタが初期化されることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  10. 前記水平同期信号に基づいて、前記光電変換素子に蓄積された電荷を、前記画素部の行ごとに順次リセットするリセット走査回路をさらに有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の固体撮像装置。
  11. 光を電荷に変換する光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素部と、
    第1の水平期間と、第2の水平期間とで、異なる長さのパルス間隔の水平同期信号を生成する同期信号生成部と、
    前記水平同期信号に基づいて、前記光電変換素子に蓄積された電荷をリセットする前記画素部の行の画素を順次選択してリセットするリセット走査回路と、
    前記水平同期信号に基づいて、前記画素部の読み出す行の画素信号を読み出す読み出し走査回路とを有し、
    前記画素は、前記リセット走査回路によりリセットされてから前記読み出し走査回路により前記画素信号が読み出されるまでの時間が電荷蓄積時間であり、
    垂直同期信号の間隔である1垂直期間内に、前記水平同期信号は前記第1の水平期間及び前記第2の水平期間をそれぞれ複数回含み、
    前記同期信号生成部は、
    前記1垂直期間の長さを設定するために前記水平同期信号のパルス間隔である水平期間の数をカウントする垂直カウンタと、
    前記水平期間の長さを前記第1の水平期間又は前記第2の水平期間に設定するために前記水平期間の数を周期的にカウントする周期カウンタと、
    前記水平期間の長さを前記第1の水平期間又は前記第2の水平期間に設定するために前記水平期間の長さをカウントする水平カウンタとを有し、
    前記同期信号生成部は、前記第2の水平期間の数をカウントする端数行カウンタを有し、前記端数行カウンタのカウント値が設定値に達すると前記周期カウンタが初期化されることを特徴とする固体撮像装置。
  12. 請求項1〜11のいずれか1項に記載の固体撮像装置と、
    光学像を前記固体撮像装置に結像するレンズと
    を有することを特徴とする撮像システム。
  13. 光を電荷に変換する光電変換素子を含む画素が行列状に配置された画素部を有する固体撮像装置の駆動方法であって、
    アサートされた水平同期信号に基づいて、前記画素部から画素信号が行ごとに順次読み出され、
    前記画素は、リセットされてから画素信号が読み出されるまでの時間が電荷蓄積時間であり、
    水平同期信号が第1の間隔でアサートされる期間が第1の水平期間であり、前記第1の間隔よりも長い第2の間隔で前記水平同期信号がアサートされる期間が第2の水平期間であり、
    垂直同期信号がアサートされる間隔である1垂直期間内に、2つの前記第1の水平期間と、該2つの第1の水平期間に隣接して挟まれた前記第2の水平期間とを各々が有する複数の集合を含むように前記水平同期信号をアサートし、
    前記複数の集合において読み出された前記画素信号が画像を生成するための信号であることを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
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