JP5735929B2 - 金属溶解炉及び金属溶解方法 - Google Patents

金属溶解炉及び金属溶解方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5735929B2
JP5735929B2 JP2012004039A JP2012004039A JP5735929B2 JP 5735929 B2 JP5735929 B2 JP 5735929B2 JP 2012004039 A JP2012004039 A JP 2012004039A JP 2012004039 A JP2012004039 A JP 2012004039A JP 5735929 B2 JP5735929 B2 JP 5735929B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
material injection
furnace
heating
combustor
pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012004039A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013142519A (ja
Inventor
呂紹華
Original Assignee
品達科技股▲分▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 品達科技股▲分▼有限公司 filed Critical 品達科技股▲分▼有限公司
Priority to JP2012004039A priority Critical patent/JP5735929B2/ja
Publication of JP2013142519A publication Critical patent/JP2013142519A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5735929B2 publication Critical patent/JP5735929B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Vertical, Hearth, Or Arc Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Description

本発明は溶解炉に関し、特に溶解炉の余剰排熱を利用し、金属材料を予熱してから加熱して金属材料を溶解させる金属溶解炉及びその方法に関するものである。
既存の金属溶解技術は主に、インゴット、ストリップ状の鋳塊、回収廃材などの金属材料を、直接にボイラーに入れて加熱し、或いは、予熱してからボイラーに入れて加熱した後、その金属材料を溶解させて均一に混ぜ、ボイラー内部の金属溶湯を金型に注湯して所定の形に固化して成形するものである。
台湾発明公告333559号 台湾発明公告I335411号 特許第3882013号 特許第2783503号
既存の金属製品の鋳造技術は、以下の問題点を有する。つまり、インゴットやストリップ状の鋳塊などの金属材料は、常温の状態でボイラーに入れて加熱することから、金属材料を溶化状態にするために、非常に長い加熱時間が必要となる。また、金属溶湯を金型に注湯する時には、人または機械アームが柄杓を使って金属溶湯を汲み取って金型に注入する必要があるが、金属溶湯の温度が高いので、事故の発生を防ぐために、注湯の操作に注意しなければならない。更に、注湯の操作を行う時には、金属材料を溶解するための加熱を中断しなければならなく、金属溶湯を金型に注入した後に、ようやく金属材料をボイラーに入れて加熱を再開することができる。このように、既存の金属製品の鋳造技術では、金属材料の加熱を順調に行うことができないと共に、時間や手間がかかるという欠点があった。
本発明に係る金属溶解炉は、加熱炉と、溶解炉と、蓄熱式燃焼器と、材料注入装置と、鋳造用注湯装置とを有し、
前記加熱炉は、内部に加熱スペースが設けられ、
前記溶解炉は、前記加熱炉に設置され、炉体と、カバーとを有し、その内、炉体は、該加熱炉の加熱スペースに位置すると共に、該カバーは、該炉体の上面に密接され、
前記蓄熱式燃焼器は、蓄熱スペースと、少なくとも1対の燃焼器と、少なくとも1対の蓄熱体と、少なくとも1つの空気排出管とを有し、その内、蓄熱スペースは、前記加熱スペース11と連通し、該少なくとも1対の燃焼器は、該蓄熱スペースに設置されると共に、交互に前記加熱炉の加熱スペースを加熱し、該蓄熱体は、該燃焼器に設けられ、該空気排出管は、その一端の空気注入端が該燃焼器と接続されると共に、他端の空気排出端が該蓄熱スペースの外部まで延出し、
前記材料注入装置は、材料注入管と、予熱スクリューコンベアと、材料タンクとを有し、その内、材料注入管は、その一端の材料注入端が前記炉体と連通し、該予熱スクリューコンベアは、回転可能に軸方向に沿って該材料注入管の内部に設置されると共に、空気輸送管と、螺旋状羽根とを備え、該空気輸送管の一端の空気注入端が前記蓄熱式燃焼器の空気排出管の空気排出端と連通し、該空気輸送管の管壁に複数の空気排出孔が形成され、該螺旋状羽根は、該空気輸送管の外壁に螺旋状に環着され、該材料タンクは、該材料注入管の内部と連通するように、該材料注入管に設置され、
一方の燃焼器が前記加熱スペースを加熱している時、加熱スペース内の高温気体が他方の燃焼器を通って排出され、
前記鋳造用注湯装置は、給湯端が前記溶解炉に位置するように、前記溶解炉のカバーに貫設されるものである。
前記材料注入装置の材料注入管及び予熱スクリューコンベアは、前記溶解炉のカバーに配置され、
前記材料注入装置はさらに、材料移送タンクと、計測スクリューコンベアとを備え、その内、材料移送タンクは、前記溶解炉のカバーに貫設され、該材料注入装置の材料注入管の材料注入端が該材料移送タンクと対応するように連通し、該計測スクリューコンベアは、回転可能に縦方向に該材料移送タンクに貫設され、回転可能な軸体と、該軸体の軸方向に沿って周設される螺旋状羽根とを備えることが好ましい。
前記加熱炉の加熱スペースからの高温気体を前記蓄熱式燃焼器の空気排出管を介して材料注入装置の予熱スクリューコンベアの空気輸送管に導入することによって、前記材料注入管内の金属材料を加熱し、また、その金属材料は、前記材料注入装置に入れて予熱した後、前記溶解炉に送り加熱して液体に溶解することが好ましい。
本発明に係る金属溶解炉は、蓄熱式燃焼器によって加熱炉の高温気体を回収して予熱スクリューコンベアに導入させるものであり、これによれば、ストリップ状又は粒状の金属材料を予熱して固体から液体に溶解する時間を大幅に短縮することができる。また、その金属材料を材料注入装置に入れて予熱してから溶解炉に送ると、加熱炉によって加熱して溶解することができ、その後、溶解した液体の金属材料を金型に注湯すれば金属製品を製造することができる。この方法によれば、本発明に係る金属溶解炉において、金属材料の溶解プロセスをスムーズに行うことができると共に、溶解時間も節約することができ、また、従来の人または機械アームが柄杓を使って金属溶湯を汲み取って金型に注入する手間も省けるので、加熱を中断せずに連続稼動させることができると共に、安全性も極めて高い。
本発明に係る金属溶解炉における第一実施例の側面図である。 本発明に係る金属溶解炉における第二実施例の側面図である。 本発明に係る金属溶解炉における第二実施例の平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の適切な実施の形態を詳細に説明する。
図1に示すように、本発明における金属溶解炉は、内部に加熱スペース11が形成される加熱炉10と、溶解炉20と、蓄熱式燃焼器30と、材料注入装置40と、撹拌棒51と、鋳造用注湯装置52とを有する。
前記溶解炉20は、前記加熱炉10に設置され、炉体21と、カバー22とを有し、その内、該炉体21は、前記加熱炉10の加熱スペース11に囲まれるように位置し、前記加熱炉10によって加熱され、更に、2枚の耐熱プレート23を有し、その耐熱プレート23によって、該炉体21の内部が溶解区域211と、撹拌区域212と、給湯区域213とに区画され、また、該耐熱プレート23に複数の貫通孔231が形成され、その複数の貫通孔231により該溶解区域211と撹拌区域212とが連通すると共に、該撹拌区域212と給湯区域213とが連通する。しかし、該溶解区域211と給湯区域213とは直接に連通としなく、該カバー22は、該炉体21の上面に密接するように設置される。
前記蓄熱式燃焼器30は、蓄熱スペース31と、少なくとも1対の燃焼器35と、少なくとも1対の蓄熱体33と、少なくとも1つの空気排出管32とを有し、その内、蓄熱スペース31は、前記加熱スペース11と連通し、前記少なくとも1対の燃焼器35は、前記蓄熱スペース31に設置されると共に、交互に前記加熱炉10の加熱スペース11を加熱して加熱スペース11及び溶解炉20の温度を上昇させるものであり、前記蓄熱体33は、該燃焼器35に設けられる。また、その1対の燃焼器35について、一方の燃焼器35が前記加熱スペース11を加熱している時、加熱スペース11内の高温気体が他方の燃焼器35を通って排出され、排出された高温気体の余剰排熱を該燃焼器35の蓄熱体33に蓄え、その余剰排熱の熱エネルギーにより燃焼器35の加熱効果を上昇させる。
前記空気排出管32は、その一端の空気注入端が前記燃焼器35と接続されることにより、前記蓄熱体33の周囲の空気を流入させ、他端の空気排出端は、前記蓄熱スペース31の外部まで延出される。
前記材料注入装置40は、材料注入管41と、予熱スクリューコンベア42と、駆動装置43と、材料タンク44とを有し、その内、該材料注入管41は、その一端の材料注入端が前記炉体21の溶解区域211と連通し、該予熱スクリューコンベア42は、軸方向に沿って該材料注入管41の内部に設置されると共に、空気輸送管421と、螺旋状羽根423とを備え、該空気輸送管421の一端の空気注入端が前記蓄熱式燃焼器30の空気排出管32の空気排出端と連通することから、高温気体を空気輸送管421内に導入することができる。また、前記空気輸送管421の管壁に複数の空気排出孔422が形成され、前記螺旋状羽根423は、該空気輸送管421の軸方向に沿って該空気輸送管421の外壁に螺旋状に環着され、前記駆動装置43は、該予熱スクリューコンベア42の空気輸送管421と連結され、該予熱スクリューコンベア42を回転させるものである。尚、その駆動装置43は、モーターであっても構わなく、前記材料タンク44は、前記材料注入管41の内部と連通するように該材料注入管41に設置される。
図1に示すように、本発明の第一実施例における材料注入管41は、横方向に加熱炉10及び溶解炉20を貫通するように設置され、前記材料注入端が炉体21の溶解区域211から突出されることが好ましい。
前記撹拌棒51は、前記溶解炉20の撹拌区域212と対応するように、回転可能に前記溶解炉20のカバー22に貫設され、該撹拌棒51の内端は、該撹拌区域212に位置すると共に、少なくとも1つの羽根車511を有する。
前記鋳造用注湯装置52は、前記溶解炉20の給湯区域213と対応するように、該溶解炉20のカバー22に貫設され、つまり、該鋳造用注湯装置52の給湯端が給湯区域213に位置する。この構成によれば、該鋳造用注湯装置52が前記炉体21内の金属溶湯を汲み取って金型(図示せず)に注湯することにより、金属製品を鋳造することができる。尚、図1に示すように、本発明の第一実施例における鋳造用注湯装置52は、中空の管体を呈し、その一端の材料注入端が前記炉体21の給湯区域213に位置すると共に、他端の材料排出端が鋳造用の金型と対応するように設置されることが好ましい。
上述したように、本発明に係る金属溶解炉を使用する時は、先ず、粒状又はストリップ状の金属材料を、材料注入装置40の材料タンク44に入れて材料注入管41に移送する。この時、駆動装置43の駆動により予熱スクリューコンベア42を回転させて螺旋状羽根423を回転させることによって、材料注入管41内の金属材料を材料注入管41の材料注入端へ移動させると共に、蓄熱式燃焼器30の空気排出管32から予熱スクリューコンベア42の空気輸送管421を通過して空気輸送管421の空気排出孔422を介して材料注入管41に排出される高温空気によって、その材料注入管41内の金属材料を加熱させる。
更に、この構成、方法によれば、予熱スクリューコンベア42の螺旋状羽根423を回転させることによって、金属材料を均一に混ぜることができることから、その金属材料を材料注入管41に移送している時、金属材料が十分な熱エネルギーを吸収して温度が上昇するので、固体から液体に変化し、半固体状として材料注入管41の材料注入端から炉体21の溶解区域211へ移送される。
そして、その後、その半固体状の金属材料を、炉体21の溶解区域211に注入すると、溶解炉20の高温によって液体状に溶解させる。
この時、前記炉体21の溶解区域211内の液体金属材料は、溶解区域211と撹拌区域212との間に位置する耐熱プレート23の貫通孔231を通過して撹拌区域212に流入すると共に、撹拌棒51の回動によって液体の金属材料が均一に混ぜられ、その後、撹拌区域212において均一に混ぜられた液体の金属材料が、該撹拌区域212と給湯区域213との間に位置する耐熱プレート23の貫通孔231を通過して給湯区域213に流入する。
本発明では、材料注入装置40の予熱スクリューコンベア42が金属材料を炉体21の溶解区域211へ送り続けることから、該炉体21の給湯区域213内の液体の金属材料を鋳造用注湯装置52の材料注入端に送り込んで鋳造用注湯装置52の材料排出端から排出させれば、金型に注湯することができる。また、予熱スクリューコンベア42の回転スピードを調整すれば、金属材料の炉体21に入れる量をコントロールすることができると共に、鋳造用注湯装置52の材料排出端の注湯スピード及び注湯の量もコントロールすることができる。
図2及び図3に示すように、本発明に係る第二実施例における蓄熱式燃焼器30Aはさらに、四方弁である切替弁34Aを有するものであり、ケース341Aと、該ケース341Aの周囲に配置される空気注入口342Aと、空気排出口343Aと、第一ガイド口344Aと、第二ガイド口345Aとを備える。
その内、前記空気注入口342Aと空気排出口343Aとは、対向するように設置され、該空気排出口343Aは、空気排出管32Aと連通し、前記第一ガイド口344Aと第二ガイド口345Aとは、対向するように設置されると共に、それぞれ該空気注入口342Aと空気排出口343Aとの間に位置し、また、前記第一ガイド口344Aと第二ガイド口345Aとはそれぞれ燃焼器35Aと接続される。
前記切替弁34Aはさらに、前記ケース341Aの内部に設置されると共に、該ケース341Aの内部を2つの空間に区画する回転可能な切替プレート346Aを有し、その切替プレート346Aの切り替えによって、該第一ガイド口344Aが選択可能に空気注入口342Aと連通すると共に、第二ガイド口345Aが選択可能に空気排出口343Aと連通する。
さらに、本発明に係る金属溶解炉の第二実施例は、隔壁板24Aを有し、該隔壁板24Aは、前記加熱炉10の加熱スペース11に設置されると共に、2つの燃焼器35Aの間に位置し、且つ、該隔壁板24Aは、両側がそれぞれ該加熱炉10の内壁面及び炉体21の外壁面に当接される。
上述の構成によれば、前記切替弁34Aの切替プレート346Aを回して切り替えると、空気注入口342Aが第一ガイド口344Aと連通すると共に、空気排出口343Aが第二ガイド口345Aと連通する状態となり、この時、支燃性を有する気体が空気注入口342Aから注入され、該第一ガイド口344Aを通って第一ガイド口344Aと接続された燃焼器35Aに送られ、該燃焼器35Aによって該気体を高温気体に加熱され、その後、高温気体は、加熱炉10の加熱スペース11に移送されて炉体21に熱エネルギーを提供する。そして、その高温気体は、加熱スペース11から他の燃焼器35Aを通って順次に切替弁34Aの第二ガイド口345A及び空気排出口343Aを通過して空気排出管32Aから排出される。
また、本発明に係る金属溶解炉は、隔壁板24Aが設置されていることから、高温気体は、一方の燃焼器35Aから入り、加熱スペース11を通過すると、他方の燃焼器35Aから排出される。即ち、その高温気体は、一旦一方の燃焼器35Aから入ると、加熱スペース11を通過せずに、そのまま他方の燃焼器35Aから排出されるというようなことはない。
材料注入装置40Aにおける材料注入管41A及び予熱スクリューコンベア42Aは、溶解炉20のカバー22配置され、該材料注入装置40Aはさらに、材料移送タンク45Aと、計測スクリューコンベア46Aとを備え、その内、該材料移送タンク45Aは、炉体21の溶解区域211と対応するように、溶解炉20のカバー22Aに貫設され、即ち、カバー22Aを貫通して、その一部が炉体21の溶解区域211内に入り込むように設置されている。更に、前記材料注入装置40Aの材料注入管41Aにおける材料注入端は、前記材料移送タンク45Aと対応するように連通していることから、該予熱スクリューコンベア42Aによって、材料注入管41A内の予熱した半固体状の金属材料を材料移送タンク45Aへ送ることができる。
前記計測スクリューコンベア46Aは、回転可能に縦方向に材料移送タンク45A内に貫設され、回転可能な軸体461Aと、該軸体461Aの軸方向に沿って周設される螺旋状羽根462Aとを備え、駆動装置463Aによって該計測スクリューコンベア46Aの軸体461Aが駆動され、その回転により、該計測スクリューコンベア46Aの螺旋状羽根462Aが材料移送タンク45A内の金属材料を炉体21の溶解区域211へ送られる。この構成によれば、前記材料移送タンク45Aが炉体21の溶解区域211と連通することから、炉体21の溶解区域211から高温エネルギーが材料移送タンク45Aに伝わり、材料移送タンク45A内の金属材料を加熱することができると共に、前記計測スクリューコンベア46Aの回転スピードを調整すれば、炉体21に入れる金属材料の量をコントロールすることができる。
尚、前記鋳造用注湯装置52Aは、液体金属を移送するためのポンプであっても構わなく、それにより、炉体21の給湯区域213内の液体金属を汲み取って金型に注湯してもよい。
図3に示すように、本発明に係る金属溶解炉における第二実施例は、溶解炉20のカバー22Aに、選択可能に該溶解炉20の開閉状態を制御できる開閉プレート221Aが設置されることが好ましく、この開閉プレート221Aを用いれば、金属溶解炉の使用時に、該開閉プレート221Aを閉めることによって、炉体21を密閉させることができる。一方、金属溶解炉を使用していない時には、作業員が自ら該開閉プレート221Aを開けて炉体21内に入り、溶融灰などの清掃を行なうことができる。
上述した内容は、本考案の好適な実施の形態を示したものにすぎず、本発明の技術的範囲は、上記実施例そのものに何ら限定されるものではない。
上述したように、本発明に係る金属溶解炉は、金属材料の溶解プロセスをスムーズに且つ簡単に行うことができると共に、溶解時間を短縮することができ、また、従来のような、人または機械アームが柄杓を使って金属溶湯を汲み取って金型に注入する手間を省くことができ、加熱を中断しなくても稼動し続けることができるので、使用上の安全性が極めて高いと共に、実用性にも優れている。
10 加熱炉
11 加熱スペース
20 溶解炉
21 炉体
211 溶解区域
212 撹拌区域
213 給湯区域
22、22A カバー
221A 開閉プレート
23 耐熱プレート
231 貫通孔
24A 隔壁板
30、30A 蓄熱式燃焼器
31 蓄熱スペース
32、32A 空気排出管
33 蓄熱体
34A 切替弁
341A ケース
342A 空気注入口
343A 空気排出口
344A 第一ガイド口
345A 第二ガイド口
346A 切替プレート
35、35A 燃焼器
40、40A 材料注入装置
41、41A 材料注入管
42、42A 予熱スクリューコンベア
421 空気輸送管
422 空気排出孔
423 螺旋状羽根
43 駆動装置
44 材料タンク
45A 材料移送タンク
46A 計測スクリューコンベア
461A 軸体
462A 螺旋状羽根
463A 駆動装置
51 撹拌棒
511 羽根車
52、52A 鋳造用注湯装置

Claims (3)

  1. 加熱炉と、溶解炉と、蓄熱式燃焼器と、材料注入装置と、鋳造用注湯装置とを有し、
    前記加熱炉は、内部に加熱スペースが設けられ、
    前記溶解炉は、前記加熱炉に設置され、炉体と、カバーとを有し、その内、炉体は、該加熱炉の加熱スペースに位置すると共に、該カバーは、該炉体の上面に密接され、
    前記蓄熱式燃焼器は、蓄熱スペースと、少なくとも1対の燃焼器と、少なくとも1対の蓄熱体と、少なくとも1つの空気排出管とを有し、その内、蓄熱スペースは、前記加熱スペース11と連通し、該少なくとも1対の燃焼器は、該蓄熱スペースに設置されると共に、交互に前記加熱炉の加熱スペースを加熱し、該蓄熱体は、該燃焼器に設けられ、該空気排出管は、その一端の空気注入端が該燃焼器と接続されると共に、他端の空気排出端が該蓄熱スペースの外部まで延出し、
    前記材料注入装置は、材料注入管と、予熱スクリューコンベアと、材料タンクとを有し、その内、材料注入管は、その一端の材料注入端が前記炉体と連通し、該予熱スクリューコンベアは、回転可能に軸方向に沿って該材料注入管の内部に設置されると共に、空気輸送管と、螺旋状羽根とを備え、該空気輸送管の一端の空気注入端が前記蓄熱式燃焼器の空気排出管の空気排出端と連通し、該空気輸送管の管壁に複数の空気排出孔が形成され、該螺旋状羽根は、該空気輸送管の外壁に螺旋状に環着され、該材料タンクは、該材料注入管の内部と連通するように、該材料注入管に設置され、
    一方の燃焼器が前記加熱スペースを加熱している時、加熱スペース内の高温気体が他方の燃焼器を通って排出され、
    前記鋳造用注湯装置は、給湯端が前記溶解炉に位置するように、前記溶解炉のカバーに貫設されることを特徴とする金属溶解炉。
  2. 前記材料注入装置の材料注入管及び予熱スクリューコンベアは、前記溶解炉のカバーに配置され、
    前記材料注入装置はさらに、材料移送タンクと、計測スクリューコンベアとを備え、その内、材料移送タンクは、前記溶解炉のカバーに貫設され、該材料注入装置の材料注入管の材料注入端が該材料移送タンクと対応するように連通し、該計測スクリューコンベアは、回転可能に縦方向に該材料移送タンクに貫設され、回転可能な軸体と、該軸体の軸方向に沿って周設される螺旋状羽根とを備えることを特徴とする請求項1に記載の金属溶解炉。
  3. 請求項1または2に記載の金属溶解炉を用いた金属溶解方法において、
    前記加熱炉の加熱スペースからの高温気体を前記蓄熱式燃焼器の空気排出管を介して材料注入装置の予熱スクリューコンベアの空気輸送管に導入することによって、前記材料注入管内の金属材料を加熱し、また、その金属材料は、前記材料注入装置に入れて予熱した後、前記溶解炉に送り加熱して液体に溶解することを特徴とする、
    属溶解方法。
JP2012004039A 2012-01-12 2012-01-12 金属溶解炉及び金属溶解方法 Active JP5735929B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004039A JP5735929B2 (ja) 2012-01-12 2012-01-12 金属溶解炉及び金属溶解方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012004039A JP5735929B2 (ja) 2012-01-12 2012-01-12 金属溶解炉及び金属溶解方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013142519A JP2013142519A (ja) 2013-07-22
JP5735929B2 true JP5735929B2 (ja) 2015-06-17

Family

ID=49039175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012004039A Active JP5735929B2 (ja) 2012-01-12 2012-01-12 金属溶解炉及び金属溶解方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5735929B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106989605A (zh) * 2017-04-26 2017-07-28 池州市九华明坤铝业有限公司 一种铝料螺旋推送预热机
CN108548426B (zh) * 2018-07-12 2023-11-10 张会强 一种废钢加热炉
CN110039029A (zh) * 2019-05-21 2019-07-23 天能电池(芜湖)有限公司 铸焊保温降耗装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1183331A (ja) * 1997-09-05 1999-03-26 Toyota Motor Corp 金属屑溶解装置
JP2006104284A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Tomoe Engineering Co Ltd 炭化装置
JP2009178621A (ja) * 2008-01-29 2009-08-13 Toyo Constr Co Ltd 油汚染土壌の浄化方法および浄化装置
JP2011026672A (ja) * 2009-07-27 2011-02-10 Fujifilm Corp 平版印刷版用支持体の製造方法及び平版印刷版のリサイクル方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013142519A (ja) 2013-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103624243B (zh) 供应铝合金熔融液的装置
CN103017518B (zh) 金属熔解炉及金属熔解方法
WO2017107304A1 (zh) 一种处理高粘物料的熔融混合器
JP5735929B2 (ja) 金属溶解炉及び金属溶解方法
CN105112575A (zh) 一种高温熔渣显热回收装置及方法
CN204514034U (zh) 一种振动均热炉
CN104677107B (zh) 一种振动均热炉
US8709334B2 (en) Metal melting apparatus and method for melting metal
CN105217632B (zh) 电石显热回收系统
CN211636436U (zh) 一种四氯化锆熔盐提纯熔解装置
KR101315369B1 (ko) 금속 용융 장치 및 금속 용융 방법
CN210254143U (zh) 一种铜材连续铸造炉用保温装置
BRPI0719311A2 (pt) Processo e instalação para a fabricação de vidro solúvel com recuperação de calor.
JP2007263481A (ja) 横型回転乾燥機
CN215413114U (zh) 一种旋转式双室熔炼炉
KR101175400B1 (ko) 턴디쉬 폐열을 이용한 몰드 파우더 공급장치
CN211137923U (zh) 一种用于热可逆凝胶注模的漏斗
TW201312071A (zh) 金屬熔解爐及金屬熔解方法
CN210448798U (zh) 一种双轴加热型润滑油搅拌罐
TWM444231U (zh) 供應鋁合金熔融液的裝置
TWM428809U (en) Metal melting furnace
CN202116633U (zh) 一种旋转式全自动铝棒加热炉
CN215506691U (zh) 一种物料融化装置
CN203963964U (zh) 液态炉渣冷却器
CN203370318U (zh) 一种析晶釜

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131213

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140403

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150417

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5735929

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250