JP5735020B2 - 非圧縮性液体の可変流を使用するスクリーン取水口クリーニングシステム - Google Patents

非圧縮性液体の可変流を使用するスクリーン取水口クリーニングシステム Download PDF

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Description

本発明は、非圧縮性液体の可変流を使用するスクリーン取水口クリーニングシステムに関する。本出願は、2012年2月2日に出願された米国仮出願第61/594,053号の利益を主張し、その全体を参照することにより本明細書に組み込む。
取水システムは、湖沼、河川または他の水源から取水する際に、種々のスクリーンおよびバリアを使用する。浮遊物はスクリーンの表面に付着または堆積するので、水面下に置かれたスクリーン取水口は、作動中に塵芥を捕捉できることが理解されよう。最終的には、このような流芥物によってスクリーンが目詰まりし、その流量が低減する。
スクリーン取水口の塵芥を除去するために、幾つかのシステムが開発されてきた。例えば、スクリーンの塵芥を除去するために、可動ブラシを使用する機械システムが使用されている。また、クリーニングに関する課題を解決するために、多くの場所で着脱式のスクリーンが使用されている。
他の実施態様において、空気噴射式クリーニングシステムは、ヘッダから送られた空気を噴射することによって、スクリーンの塵芥を除去可能である。空気式クリーニングシステムは、単一のスクリーンに使用することも、あるいはマニホールド状の複数弁を介して、複数のスクリーンに使用することもできる。空気噴射式クリーニングシステムにおいて、コンプレッサは、ある容量の圧縮空気をレシーバタンクに充填し、適当な圧力をかけた状態で格納する。クリーニングサイクルでは、高速開閉弁がレシーバタンクからの空気を放出し、放出された空気は連結管を通過して水面下に置かれたスクリーン取水口に噴射される。取水口の内部では、スクリーンの容積の数倍(通常は体積の3倍)もの噴射空気が移動する。
一つの例として、ジョンソンスクリーンズ社のハイドロバーストシステムは、空気噴射による円筒状のスクリーン取水口のクリーニングに使用される空気逆洗システムである。図1A乃至図1Cは、従来技術の実施態様に係る空気逆洗システム20を有する取水システム10を示し、スクリーン取水口30は、塵芥に曝された場合またはスクリーン30に届き難い場合に、定期的なクリーニングを必要とし得る。作動中、空気逆洗システム20は、大量の圧縮空気を放出してスクリーン30の内側に高速噴射することによって、スクリーンの表面から塵芥を洗い流す。
図1A乃至図1Bに図示するように、空気逆洗システム20は圧縮空気を格納するレシーバタンク22を有するとともに、タンク22に圧縮空気を充填するコンプレッサ24を有する。分配配管28、弁25等がスクリーン30のヘッダにタンク22を結合し、制御パネル26がシステム20の動作を制御する。
図1Cに図示する円筒状のスクリーン取水口30は、中央本体34の両端に2つのスクリーン36を備えるT字構造を有する。出水口32は、中央本体34から連結され、取水システム10の他の構成要素に連結される。スクリーン36に配設された空気逆洗ヘッダ40は、空気逆洗システム20からの空気を取り込む流入管42に連結される。空気逆洗システム20から連通された噴射空気がヘッダ40に達すると、その結果生じる空気および水の噴射によって円筒状のスクリーン36の塵芥を除去できる。
空気噴射によるスクリーンのクリーニングはフラットスクリーンにも使用でき、フラットスクリーンによる取水システムならびに、水力発電タービンおよびポンプから魚類を保護するためにダムおよび河川に設けられる魚類用の迂回装置など、多数の用途に活用可能である。典型的に、これらの用途に用いられるフラットスクリーンの吸引速度は、魚類および他の海中生物を保護するために低速とされている。しかし、塵芥がフラットスクリーンに堆積する虞がある。
モンゴメリーワトソンエンジニアリング社による、フラットスクリーンの塵芥を除去する解決策を図2A乃至図2Bに示す。取水モジュール50は、モジュール50の一部分が通水路の床から上方に突き出るように、通水路の床に埋め込まれる。モジュール50は、その上流端に先端カバー54を有する。給水管56はモジュール50から取水システムに通じ、クリーニング用空気管60および浮力用空気管65は、モジュール50から給気システムの構成要素に通じている。
モジュール50は内部に、フラットスクリーン52、流量制御板64、空気噴射式クリーニング管62、フロートタンク67および給水管連結部55を含む。フラットスクリーン52、板64および空気噴射管62がモジュール50の上端に配置される一方で、フロートタンク67はその底部に配置される。図2Aのクリーニング用空気管60は、図2Bに図示する空気噴射管62と連結され、図2Aの浮力用空気管65は、図2Bに図示するフロートタンク67と連結される。
使用中、水は、フラットスクリーン52を下方に向かって流れて板64を通過し、モジュール内の収蔵室に流入する。次いで、水は給水管56へ流れて行くことができる。空気噴射管62は、フラットスクリーン52と板64との間に水平配置された塩化ビニル管である。これらの管62は小径の孔を有し、激しい空気流の供給を受けて、フラットスクリーン52をクリーニングする噴射空気を送り出す。板64および管62は、図2Bに図示するように水平モジュール50に使用されているが、垂直モジュール(図示せず)にも使用されている。
フラットスクリーンの塵芥を除去するジョンソンスクリーンズの別の解決策を、図3A乃至図3Cに示す。ここでは水平マニホールド70がフラットスクリーン52のクリーニングに使用される。マニホールド70は、深溝トラフ74に封入された分配管72を有する。マニホールドフレーム76は、スクリーン52の下流に位置するよう、スクリーン52に結合されるか、適当な安定手段によって固定される。いずれの場合も、マニホールドフレーム76は深溝トラフ74を支持し、それによって逆洗システム20からスクリーン52への気流を促進する。図3Cに最もよく示すように、深溝トラフ74は背面パネル75を有し、背面パネル75は図示するように一枚板であり得る。代替的に、水が深溝トラフ74を通過できるよう背面パネル75に穿孔を施してもよく、または背面パネル75は無くてもよい。
空気を通すために、流路73は、逆洗システム20から深溝トラフ74に封入された各分配管72までつながる。各分配管72は、複数の開口(図示せず)を有し、噴射空気をスクリーン52に向かって外方に送る。例えば、逆洗システム20が空気を噴射すると、分配管72およびトラフ74から対向するスクリーン52に空気が送られて、塵芥を除去する。スクリーン52を通過し、深溝トラフ74の間を流れる水を矢印で示す。
空気噴射システムの圧縮空気を利用するスクリーン取水口のクリーニングは効果的ではあるが、空気噴射システムは、水面下に置かれたスクリーン取水口の近傍で短期間に大量の空気を放出する。スクリーンが配置される水域によっては、噴射空気の放出によるボート乗船者もしくは他の航路利用者に対する妨害、または水面下に置かれたスクリーン設置箇所近傍の野生生物もしくは動物群への影響に関して、懸念が生じる。
スクリーン取水口が特定の水域に配置される場合、氷晶によるスクリーン取水口の目詰まりがさらに懸念される。冬季期間中、過冷却水(華氏32度未満)は、ある気象条件下において、小さな針状またはかけら状の氷晶を形成し得る。氷晶は最終的に水面下に置かれたスクリーン取水口を覆い、これの目詰まりを起こし得る。予想されるように、水面下に置かれたスクリーンから氷晶を除去するのは特に困難を極める。
水面下に置かれたスクリーン取水口または塵除けスクリーンが氷晶によって目詰まりするのを防ぐために、幾つかの技術が利用されている。例えば、塵除けスクリーンの上流に配置された取水システムに、熱水の拡散流を導く方法が考えられる。代替的に、金属製の塵除け格子またはスクリーンを通電加熱することも可能である。氷晶の堆積を最小限に抑える別の解決策としては、高密度ポリエチレンから成る棒材を粗目スクリーンに使用し、ポリエチレンパネルを微細目スクリーンに使用する方法が用いられている。さらに、排水を電熱器に再循環し、熱した排水と河川から流入した水とを取水口で混合する温水噴射システムが使用されている。これが行われる場合、熱水が取水口に堆積した氷晶の除去に効果を発揮する。
これらの解決策は氷晶への対応に効果的であり得るが、実装および保守が困難であり、また幾つかの実施態様においては使用不可能となり得る。
スクリーン取水装置は、取水システム用のスクリーンクリーニングシステムを使用する。スクリーン取水口は、取水システムの出水口と流体連通する内部を区画するスクリーンを有する。スクリーンに堆積され得る塵芥を除去するために(および任意で氷晶による目詰まりを防ぐために)、当該装置は、スクリーンの内部に配設され、クリーニングシステムのポンプによって供給される圧送された液体(例えば、水または他の非圧縮性液体)と流体連通する複数の管を有する。複数の管は、それらに配設されるノズル形状および/または開口形状の出水口を有し、管から圧送された液体をスクリーンの内部に送り込む。
スクリーン内部において、クリーニングシステムは、圧送された液体を流入口から取り込み、圧送された液体を管に送出するマニホールドを有する。マニホールドに流量制御装置または弁を備えて、圧送された液体を様々な管へ送出する方法を制御しても良い。例えば弁は、圧送された液体を管に向けて順次送出しても、交互にもしくは重複して段階的に送出しても良い。さらに、同一または異なる圧力の閾値に応じて可制御弁を開き、圧送された液体の管への送出を制御することもできる。
スクリーンの塵芥を除去するため、当該システムは圧送された液体を脈動的に(パルス的に)送出し、好ましくはその脈流を変化させる。詳細には、当該システムのコントローラは、ポンプと管との間の流体連通の中で少なくとも1つの流量制御装置または弁を制御する。弁は、コントローラによって作動すると、ポンプから圧送された液体の流れを脈動させて管に送出し、好ましくはその脈動を経時的に変化させる。スクリーン内の圧送された液体の可変脈動を長期に亘って撹拌するため、当該システムは、例えば数分から好ましくは5?10分の間等、空気式クリーニングシステムの短時間の空気噴射と比べて大幅に長い時間に亘って、圧送された液体を送出することが好ましい。
氷晶に対応するため、システムは、圧送された液体と流体連通するヒータを有すると同時に、圧送された液体が管に送り込まれる仕組みとされる。圧送された液体をヒータが加熱することによって、氷晶が取り除かれ、クリーニングサイクルの間またはシステム作動中のどの時点でも、氷晶の形成を抑制できる。
スクリーンは円筒状となり得、管はスクリーンの内部で同心円状に配置され得る。代替的に、スクリーンは平坦であり得、管はスクリーンに隣接する平面上に配置され得る。いずれの場合も、管および出水口(例えば、ノズルおよび/または開口)の様々な構成を使用して圧送された液体の可変脈流をスクリーンに送り、その内部の流れを撹拌してスクリーン外部の塵芥を除去することができる。圧送された液体が管の長さに亘って送られる際の液圧を維持するために、例えば、管の出水口の間隔は管の先端に向かって狭くなり、また出水口の大きさは管の先端に向かって拡大し得る。さらに、管の内径は先端に向かって縮小し得る。
流れを方向付け、撹拌し、または乱流を生起するために、所与の管の各出水口を、所与の管の長手方向に沿って同一の方向または異なる方向に配設でき、また複数の管の間に出水口を同様に配置することも、または異なるように配置することもできる。最後に、スクリーンの内面から等しいまたは異なる距離に管を配置できる。これらおよび他の変形が可能であることは、本開示の利益として理解されよう。
以上の概要は、本開示で可能な各実施形態または全ての態様を要約することを意図するものではない。
従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムを有する取水システムを示す図。
従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムの構成要素をさらに詳細に示す図。
従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムのヘッダを有する円筒状のスクリーン取水口を示す図。
フラットスクリーンに用いられる、従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムの一つの構成を示す図。 フラットスクリーンに用いられる、従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムの一つの構成を示す図。
フラットスクリーンに用いられる、従来技術に係る空気噴射式クリーニングシステムの別の構成の正面図。
フラットスクリーンに関する図3Aの構成の側面図。 フラットスクリーンに関する図3Aの構成の斜視図。
スクリーン取水システムに用いられる、本開示に係るスクリーンクリーニングシステムの概略図。
本開示のクリーニングシステムの構成要素を有するスクリーン取水口を示す図。
本開示のクリーニングシステムの構成要素を有するスクリーン取水口の端面図。
本開示のクリーニングシステムに用いられるマニホールドの構成要素を示す図。
本開示のクリーニングシステムの管にクリーニング液を分配する弁の構成を示す図。
様々な構成の配管および出水口を有するスクリーン取水口の端面図。 様々な構成の配管および出水口を有するスクリーン取水口の端面図。 様々な構成の配管および出水口を有するスクリーン取水口の端面図。 様々な構成の配管および出水口を有するスクリーン取水口の端面図。
様々な構成の出水口を有する管の側面図。
様々な構成の出水口を有する管の端面図。
本開示に係るスクリーンクリーニングシステムの管および出水口を有する、取水システムのフラットスクリーンを示す図。
図8Aのクリーニングシステムに用いられる管および出水口の構成を示す正面図。
様々な構成の開口およびノズルを有する管の側面図。
様々な構成の開口およびノズルを有する管の端面図。
本開示のクリーニングシステムの管の出水口に用いられる可動ノズルの断面図。
スクリーン取水システムに用いられる、本開示に係る水面下に置かれたスクリーンクリーニングシステムを示す図。
水面下に置かれたスクリーン取水システム用の構成要素を有する、本開示に係る別の水中スクリーンクリーニングシステムを示す図。
水面下に離間して置かれたスクリーン取水システム用の構成要素を有する、本開示に係る水中スクリーンクリーニングシステムを示す図。
図面を参照すると、図4Aは、本開示に係るスクリーンクリーニングシステム100の概略図である。図4Bは、スクリーンクリーニングシステム100の内部構成要素を示す、スクリーン取水口200の部分断面の側面図であり、図4Cは、スクリーンクリーニングシステム100の構成要素を明らかにしたスクリーン取水口200の端面図である。
図4Aに図示するように、スクリーンクリーニングシステム100は、1つ以上であって、そのうち1つのみを図示したスクリーン取水口200を有する取水システムと共に使用される。取水システムの他の構成要素は図示しないが、当該技術分野において周知である。スクリーンクリーニングシステム100は、圧縮空気の代わりに水(または別の非圧縮性液体)を使用して、1つ以上のスクリーン取水口200の塵芥を除去する。
スクリーンクリーニングシステム100は、液源102と、ポンプ104と、コントローラ105と、1つまたは複数の撹拌機106とを有する。液源102は、スクリーンをクリーニングするための水(または他の液体)を保持する専用タンクであり得る。本明細書では、クリーニング液(クリーニングするための液体)として水を使用する場合について説明するが、他の適当な液体も使用可能である。言うまでもなく、使用される液体は、取水システムの使用水域に適合するものであることが好ましい。
クリーニングシステム100の構成要素102、104、105、106等は、該当水域の水面下に置かれたスクリーン取水口200から離れた場所に配置してもよい。例えば、これらの構成要素102、104、105、106等は陸上に配設されてもよく、また配管を使って水面下に置かれた取水システムの1つ以上のスクリーン取水口200に連結されてもよい。別の代替方法として、後述するように、これらの構成要素をスクリーン取水口200と共に、またはその近傍で水面下に置くこともできる。
ポンプ104は、岸辺から遠く離れ、且つ水面下に設置可能な1つ以上のスクリーン取水口200に向けて、液源102からの水を圧送可能な大容量ポンプである。ポンプ104は、配管を介して適宜水流を方向付けすることによって1度に1つのスクリーン取水口200をクリーニングする水量を圧送できる場合もあり、また、ポンプの容量、スクリーン取水口200の大きさ、配管の構成および他の要因に応じて、1度に2つ以上のスクリーン取水口200をクリーニングする水量を圧送できる場合もあることが、理解されよう。
コントローラ105は当該システムの動作を制御し、場合によって手動または自動で開始できるクリーニングサイクルの間、ポンプ104を作動させる。コントローラ105がポンプ104を起動して、液源102から水が圧送されると、コントローラ105は撹拌機106を作動して、連結配管101内に可変脈流を発生させる。撹拌機106は、1つ以上の流量制御装置または弁であり得、クリーニング液の流れを変化させ、撹拌し、または脈動させる。所望される撹拌に応じて、不規則または規則的に脈動(パルス)を変化させることができる。一般的に、ポンプ104は、その内部で可変流を発生できる。代替的に、撹拌機106の1つ以上の流量制御装置に、ポンプ104に接続されてポンプ104から圧送される液流を変化させる、フラッパまたは弾性且つ伸縮自在なバルーンを備えてもよい。
次いで、連結配管101は、水源の水面下に置かれたスクリーン取水口200にクリーニング水の可変脈流を送る。氷晶への対応が必要な場合は、インライン加熱システムまたはヒータ108によって、スクリーン取水口200に圧送される水を加熱できる。後述するように、熱水によって取水口200での氷晶の形成を抑制できる。インラインヒータ108は、多数ある方法のうちいずれかを使用してクリーニング水を加熱できる。例えば、ヒータ108は、電気コイル、天然ガス、熱交換器等を使用して、ポンプ104から送出される液体を加熱できる。
本明細書に開示するように、クリーニングシステム100は、一般的に、スクリーン取水口200の塵芥を除去するために液水の使用を意図している。構成によっては、ヒータ108がクリーニング水を加熱して、同一システム100への使用が望まれる蒸気および熱水を生成する方法も可能である。システム100で蒸気を使用できると、幾つかの場合において氷晶の除去に有利となり得る。蒸気を使用可能なシステム100の連結配管101は全て、管内での結露発生の可能性を軽減するために断熱されていることが好ましい。
スクリーン取水口200は、その内部に、マニホールド110と、クリーニングシステム100の一連の送出管120とを有する。マニホールド110の流入口116は、連結配管101によって送出されて、そこに流入するクリーニング水に接続され、マニホールド110の分配装置112は、クリーニング水を管120に送る。これらの構成要素は、本明細書で概念的にのみ図示されるが、任意の水量を送出および分配するのに配管、弁、筐体等が必要となり得ることは理解されよう。これらの構成要素については、図5A乃至5Bを参照して以下に論述する。
分配装置112からは、弁または他の流量制御装置114によって、取水口200のスクリーン210内部に配置された複数の管120へのクリーニング水の連通を制御できる。管120はスクリーン210の内面に隣接し、スクリーン210の内部で横方向に延在する。好ましくは、管120は、その長手方向に沿って配置された出水口122を有し、後述するように、スクリーンの内部でクリーニング水の可変脈流を方向付けると良い。
出水口122は、図示するようにノズル130であり得るが、後述するように、孔も使用することもできる。適当な種類および形状のノズル130を使用でき、管120のポート(不可視)を介して管の内部と連通するように、管120に取り付けることができる。管内部を通過する流れが、ノズル130が取り付けられたポートのみから流出するように、管120の先端は閉止されているのが好ましい。
スクリーン取水口200およびスクリーンクリーニングシステム100の構成要素のさらなる詳細を図4Bに図示する。スクリーン取水口200は、中央本体220の両端に配設される2つの円筒状スクリーン210を備えるT字構造を有するが、他の構造も使用できる。出水口230は、中央本体220から取水システムの他の構成要素(図示せず)に連結される。中央本体220は、円筒状の側壁と、内部に空洞部222を画成する対向端壁250とを有する。両端壁250は、水流が出水口230を通過して取水システムの残りの箇所に行き渡るように、作動中にスクリーン210のうち1つからの流れを取り込む中心開口部252を有する。
両方のスクリーン210は、当該中央本体の端壁250に連結される開口端を有し、塵芥を偏向するように形成され得る閉端キャップ212を有する。各スクリーン210は円筒状であって、水がスクリーン210に流入する際に塵芥を遮断するための複数の長孔を画成する。長孔は、スクリーン210の軸に対して横断方向でも水平方向でもよい。間隔を置いた特殊形状ワイヤ214の巻線によって、スクリーン210の円筒面に長孔が形成されることが好ましいが、スクリーン210は、長孔を設けた表面に隙間の無い管部材であってもよい。特殊形状ワイヤ214は、好ましくは楔形またはV字型であり、ワイヤ214の幅広の底部を外方に向けて、スクリーン表面からの塵芥の滑動を促進させる。例えば、特殊形状ワイヤ214は、ジョンソンスクリーンズから入手可能なVEE−WIRE(登録商標)であり得る。(VEE−WIREは、Weatherford/Lamb,Inc.の登録商標である)。一実施態様において、図4Bに図示するように、当該技術分野において周知である技術を使用して、これら複数の特殊形状ワイヤ214を周方向に巻回し、横方向の支持棒216に溶接することによって、スクリーン210を形成する。
実施態様によっては、端壁250の中心流路252は、スクリーン表面上の流速を制御し、取水システム内で好ましい表面流速を維持するのに十分であり得る。しかし、各端壁250は、流速をさらに制御するために、その中心開口部252に流量調節器を有することもできる。そのために、スクリーン取水口200は、開口部252に配設されてその一部がスクリーン210の内部に位置する1つ以上の管を有する流量調節器を使用し、端壁250の開口部252を介してスクリーン210の内部から中央本体220の空洞部222へと流体を連通させればよい。例えば、取水システム200は、各開口部252に配設された流量調節器用に1本の流管を使用でき、また図4Bで実施された取水システム200は、開口部252の内部で入れ子式となった2本の流管260および270を使用できる。流量調節器の設計のさらなる詳細は、米国特許第6,051,131号に開示されており、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
内側のマニホールド110は、好ましくは、取水口の中央本体220に配設され、スクリーンクリーニングシステム100からの可変脈動のクリーニング液を取り込む流入口116を有する。マニホールド110の分配装置112は、スクリーンの端壁250を通過してスクリーン内部に通じる管120にクリーニング水を送出する。スクリーン210内部の管120に沿って流れる際、可変脈動のクリーニング液は、出水口122(例えば、ノズル130)から流出し、スクリーン210の外面から塵芥を除去する。
図4Cの端面図で最もよく示すように、管120は、スクリーン210の内部でスクリーン210の内面に隣接して、その周囲に同心状に配置され得る。管120は、調節器260および270を有する流入開口部252と周囲のスクリーン210との間の空間に、端壁250から延設される。さらに図示するように、管120のノズル130は、全てが略同一方向を向くように、例えば本描写では、スクリーン210の円周に対して接線方向に配置可能である。
上記では、スクリーンクリーニングシステム100が、水等の圧送された液体を使用する場合について説明した。本開示のシステム100の管120、ノズル130、マニホールド110および他の構成要素は、空気噴射システムによって供給される圧縮空気も使用することができる。このためには、図4Aに示すように、選択式の連結部または弁103を使って、液体を使用するシステム100と、図1A乃至図1Bを参照して上述した空気噴射システム20とを、連結管101で選択的に連結すれば良い。従って、本開示の液体を使用するシステム100のポンプ104および撹拌機106からの可変脈流の使用と、図1A乃至図1Bの空気を使用するシステム(20)の圧縮空気タンク(22)および弁(25)から噴射された空気の使用とを切り替えて作動できる。さらに、スクリーン210の内部で泡沫、霧、流体等を消散させる意図であれば、選択式の連結部103は、液体を使用するシステム100(泡沫、霧等の液体を有する)と空気を使用するシステム(20)(空気または他の気体を有する)とを組み合わせて、連結管101を介して、泡沫、霧、流体等をスクリーン取水口200に進ませるように設定できる。
クリーニングシステム100およびスクリーン取水口200の内外に配置されるその構成要素について理解されたところで、システム100が取水口200から塵芥を除去する方法と氷晶を回収する方法とについて今から説明する。前述したように、システム100によって送出されるクリーニング液の可変脈流は、スクリーン210の内部容積分を脈動させ、スクリーン210の外側面から塵芥を除去するように作用する。出水口122は、例えば以下に論述するような数々の方法でスクリーン210の内側容積に脈流効果を発生させるように配置できる。例えば、システム100のポンプ104からの脈流液が、管120および出水口122から流出すると、その流れによって、スクリーン内部に乱流、渦流または回流が発生しやすい。クリーニング液は、スクリーン210の内部を移動して、それを通過し、スクリーン210に堆積した外側の塵芥を撹拌することによってスクリーン取水口200の塵芥を除去する。
スクリーンクリーニングシステム100は、塵芥を除去するために、長時間に亘って液体の可変脈動を利用する。例えば、システム100は、1つのスクリーン取水口200あたり、数分、好ましくは約5乃至10分の間、液体を脈動できる。従来技術の空気噴射式クリーニングシステムによる6乃至10秒の空気噴射に比べると、この期間は大幅に延長されている。管120は、スクリーン210の長手方向に沿って横方向に配置されているので、マニホールド110から連通する脈動液は、スクリーン210の基端部から先端まで管120を流れる。従って、液体の可変脈動をスクリーン210の長さに亘って掃引することができ、このことはクリーニングにさらに有益である。
上記で示唆したように、本開示のクリーニングシステム100は、氷晶の形成を防ぐ点においても、従来技術の空気噴射式クリーニングシステムより効果的であり得る。周知であるが、氷晶は、乱流によって氷が凝結しない場合に過冷却水中に生じる小さな氷の結晶から成る。取水システムにおいては、氷晶の結晶がスクリーン取水口200の水深位置まで達し、氷晶がスクリーン取水口200に固着する場合がある。氷晶によって、時間の経過とともにスクリーン210の外面上に突出した氷片が堆積し、これによりスクリーン取水口200へ流入する取水の流れが大幅に遮断され得る。
ひとつのサイクルを通じ、クリーニング液を長時間に亘って撹拌してスクリーン210に氷晶を固着させないことで、氷晶の形成を抑制できる。同様に、インラインヒータ108によるクリーニング液の加熱が氷晶の形成防止の手助けとなり、当該サイクル中に氷晶を除去するのに役立つ。標準的なクリーニングサイクルに加えて、本開示のシステム100は、好適な温度下で氷晶除去用に作動できる。この作動中、システム100は、スクリーン取水口200の内部で可変、脈動および加熱された液体を撹拌して、氷晶による目詰まりを抑制するように作動するので、スクリーン210への氷晶の固着を防ぎ、目詰まりを防止することができる。
スクリーン210の内部で撹拌流を発生するために用いられる管120および出水口122の種々の構成について説明する前に、先ずスクリーン取水口200内部のマニホールド110について詳述する。図5Aは、本開示のクリーニングシステムに用いられるマニホールド110の構成要素を示し、図5Bは、圧送された液体をスクリーン取水口200の管120に分配する内弁114の構成を示す。図5Aに図示するように、流入口116は、圧送された液体の可変脈流をT字形状113を有し得る分配装置112に送る。T字形状113で分かれた流れは、好ましくはスクリーン取水口(200)の端壁(図4Bの250)に組み込まれるヘッダ118に進む。ヘッダ118からは、エルボ119が、スクリーン(210)の内部で横方向に配設される種々の管120に流れを繋ぐ。理解されるだろうが、マニホールド110の構成要素は、端壁(250)の開口部(252)を通過する取水流を制限しないことが好ましく、そのためマニホールドの構成要素は、取水システム(200)内部での実際の配置が、本明細書で概略的に図示するものとは異なってもよい。
一般的に、流入口116からの流れは、ヘッダ118によってスクリーン取水装置(200)内部の管120に均等に分配される。このことから、各管120は、圧送された液体によって同時に脈動可能である。弁114は、管120を通過する取水の逆流を防いでもよく、それに加えて、またはそれに代えて、圧送された液体を1つまたは両方のヘッダ118へ仕向けるのに使用してもよい。
代替的に、図5Bに図示するように、スクリーン取水口200の弁114は、圧送された液体の可変脈流をどのように管120へ送るかを制御できる。ヘッダ118、エルボ119、管120等に、弁114を組み込むことができる。この構成において、他の管120が閉鎖している間に、1つ以上の管120が可変および脈動された液体をスクリーン210の内部に送出するといった交替制の方法で、圧送された液体を供給するように、弁114を構成できる。
詳細には、当該システムのポンプ(104)から流入口116に進入する流れがマニホールド110の弁114に分配される。弁114は、オン・オフ状態を切り替える時間間隔で作動する。電動式、油圧式および機械的に作動される弁をはじめ種々の弁114を使用できる。好ましくは、弁114は、圧送された液体からの圧力によって駆動され、その時間間隔を開始する逆止弁である。
クリーニングサイクルの間、第1の時間間隔(例えば、10乃至30秒)では第1の弁114−1が開き、その後閉じる。そして、第2の弁114−2は、同一または異なる時間間隔で開き、その後閉じる。この処理が全ての弁114−1乃至114−8に対して行われ、複数回に亘って繰り返し可能である。弁114は、順にひとつずつ開閉してもよく、互いに重複してもよく、また様々な管120の中で順序が変わってもよい。所望の効果は、外部の塵芥を除去するためにスクリーン210内で撹拌を生じさせることである。
上述したように、所望の流れ、撹拌または乱流を生じさせてスクリーン210の外面から塵芥を除去するために、スクリーン取水口200内部の管120に対して、様々な構成の出水口122を使用することができる。図6A乃至図6Dは、様々な構成の管120および出水口122を有するスクリーン取水口200の端面図である。図6Aに図示するように、本例示の出水口122にはノズル130が備えられている。管120のノズル130は、スクリーン210の内面に対して異なる方向(例えば、異なる角度)に配向され得る。したがって、幾つかのノズル130が接線方向を向く一方で、他方はより中心を向いたり、スクリーン210の内面に向かってより外方に向いてもよい。さらに、幾つかの管(例えば、120A)がスクリーン210の内側近傍に位置する一方で、他の管(例えば、120B)は離れて位置してもよい。
先の構成で図示したように、管120は全て同じ大きさであってもよい。代替的に、図6Bに図示するように、管120は異なる径を有してもよい。このようにすれば、一連の管(例えば、管120A)が脈動液をある(低)圧力で送出するのに使用される一方で、他の一連の管(例えば、管120B)を別の(高)圧力で使用することができる。この構成では、マニホールド110の弁(図5Bの114)を制御可能とし、ある圧力の閾値に応じて開くようにしてもよい。例えば弁(114)を、所定の圧力下で開くバネ懸架式の逆止弁としてもよい。最後に、図6C乃至6Dに図示するように、ノズル130は、スクリーン200の円周に対して接線方向または他の角度で、反対方向の両側を向いて配置可能である。
図7A乃至図7Bに図示するように、管(例えば、管120−1、120−2および120−3)は、管120の長手方向に沿って等間隔に配置されたノズル130を有し得る。さらに、管120は、一方向を向いたり(例えば、管120−1)、二方向を向いたり(例えば、管120−2)、複数の方向を向く(例えば、120−3)ノズル130を有し得る。
圧送された液体を管120の全長に亘って適切な圧力で送出できるよう、ノズル130の間隔が管の先端に向かって狭められてもよく(例えば、120−4)、ノズル130の大きさが管の先端に向かって拡大してもよく(例えば、120−5)、それに加えて、またはそれに代えて、管の内径(例えば、120−6)が先端に向かって縮小してもよい。図6A乃至7Bに図示する管120およびノズル130のこれらおよび他の構成を使用でき、また様々な構成を要望通りに組み合わせることができる。
円筒状のスクリーン取水口200と共にスクリーンクリーニングシステム100を使用することについて説明してきたが、システム100は、水中で水平方向または上下方向に配置される平坦なスクリーン取水口と共に使用することもできる。例えば、図8Aは、筐体310の開口端に配設されたフラットスクリーン300を示す。フラットスクリーン300は複数の並列ワイヤ302から成り、それらに対して直角に配置されるロッド304に取り付けられる。ワイヤ302は、スクリーン、フィルタ、分水パネル、塵除け格子等に用いられる特殊形状ワイヤまたは他の適当な種類のワイヤであり得る。筐体310は、例示のために概略的に示されるが、1つ以上の出水口(図示せず)を有してもよい。実施態様に応じて、筐体310は、取水、ろ過、分水または他の種類のシステムに用いられる任意の適当なモジュール、構成要素、管、流路、出水口、流入口等であり得る。
図8Aに図示するように、フラットスクリーン300は、筐体310の内部312を覆い、図示するように水平に配置され得るが、任意の方向に配向されてもよい。いずれにせよ、フラットスクリーン300には、スクリーン300を通過して筐体310の内部312に流入する水によって運ばれた塵芥が集まり得る。塵芥を除去するために(および場合によっては氷晶を防止するために)、本開示のスクリーンクリーニングシステム100における出水口122を有する管120がスクリーン300に対して平行に配設される。管120は、フラットスクリーン300に隣接する平面に配設され、上記に説明した方法で、システム100の他の構成要素に連結される。ここで図示するように、出水口122はノズル130を備えるが、後述するように孔を使用してもよい。
図8Bは、図8Aのフラットスクリーン300に用いられる管120およびノズル130の、あるひとつの配置構成を示す。マニホールド110は、(流入口116および管120a乃至bの幾つかに連結される)基端部と(他の管120c乃至dに連結される)先端との間に配設された、片落管115を備える。マニホールド110の径(または流積)は、圧送された液体がクリーニングシステムから流入口116に流入する際に、片落管115で変更される。
4つの管120a乃至dを図示するが、4つ以上またはそれ以下の数の管を使用してもよい。また、管120a乃至dは、マニホールド110の反対方向に分岐可能である。図8Bに図示する特定の例において、(2つの下側の)管120a乃至bは、その基端が心棒の大径部分に連結され、基端が心棒の小径部分に連結される(2つの上側の)他の管120c乃至dと比べて、大径(または広い流積)を有する。また、管120a乃至dは、管120a乃至dの約4分の3の長さの位置に片落管125を備え、そこで管120a乃至dの径(または流積)が管の先端に向かって縮小する。片落管115/125および径の異なる管120a乃至dは、管120の長手方向に沿って配設されるノズル130から流出する液流を制御し、液流の適切な圧力を維持することを目的としている。
全ての管120において全てが同一方向を向いたり、1つの管120において異なる方向を向いたり、同一または異なる大きさを有する等、管120においてノズル130を様々に構成可能である。同様に、管120は、互いに異なる径を有する、フラットスクリーン300への距離が異なる、マニホールド110の両側から延長する等が可能である。従って、上記の円筒状のスクリーン(200)に用いられる管120およびノズル130に対して適用される内容は、フラットスクリーン300にも適用可能であり、その逆も同様であるので、その説明を省略する。
先の実施態様において、円筒状のスクリーン210およびフラットスクリーン300に用いられる様々な管120の出水口122には、流れを方向付けるためにノズル130のみを使用した。圧送された液流を方向付けるために、ノズル130に加えて(または代替的に)、管120の全てまたは幾つかの出水口122にポート、長孔、開口、穿孔または他の孔を使用してもよい。例えば、図9Aに図示するように、管(例えば、120−7、120−8)の出水口122に円形開口または細隙形状の孔135を使用できる。他の形状を使用することも可能であるが。孔135の細隙形状は横方向に向けられているが、縦方向を含む他の方向に向けられてもよい。さらに、管(例えば、120−9)は、孔135およびノズル130を組み合わせた出水口122を有することもできる。
図9A乃至図9Bに図示し、また上述したように、管120は、同一方向に向けられたり(例えば、管120−7、120−8、120−13)、反対方向に向けられたり(例えば、管120−14)、または複数の方向に向けられた(例えば、管120−15)孔135(および存在する場合はノズル130)を有し得る。さらに先に詳述したように、管120は、管の長手方向に沿って等間隔に配置されたり(例えば、管120−7、120−8および120−9)、異なる間隔で配置されたり(例えば、120−10)、それに加えて、またはそれに代えて、互いに異なる大きさである(例えば、120−11)孔135(および存在する場合はノズル130)を有し得る。同様に、管(例えば、120−12)の内径は、孔135を使用する場合には、先端に向かって縮小し得る。管120、ノズル130および孔135については、図9A乃至9Bに図示する配置、およびこれら以外の配置を使用でき、また様々な配置を要望通りに組み合わせることができる。
ノズル130および孔135を有する出水口122に加えて、クリーニングシステム100に用いられる管120の出水口には可動ノズルを使用できる。図10は、管120に使用される可動ノズル140の例を示す。ノズル140は、球状端部142とノズル端部144とを有する。球状端部142は、管120のソケット124内で回転可能であるので、ノズル端部144は、管の内部流路125からスクリーンの内側(図示せず)に流体を方向付けることができる。可動ノズル140は作動中、設定された方向に固定され、締結手段または摩擦の利用によって固定状態を維持できる。あるいは圧送された液体がノズル端部144から流出し、その流れがソケット124内のノズル140を旋回するので、クリーニングサイクルの間、ノズル140を無作為に動かしてもよい。
先の実施形態において、システム100は、スクリーン取水口200の内部でマニホールド110、分配装置112、弁114、管120等を使用して、ポンプ104からスクリーン取水口200にクリーニング液を送る。代替方法として、マニホールド110、分配装置112、弁114等の代わりに、1つ以上の個別ポンプ104から通じている複数の個別管120を使用できる。個別管120は、陸上または他の圧送位置からスクリーン取水口200へと個々に延び得る。これにより、スクリーン200全体を逆洗する代わりにスクリーン200の個々の箇所を逆洗できるようになる。但し、図4Aに関して先に注記したように、個別の配管連結部を使用するよりはむしろ、クリーニングサイクル中に内弁114を使用して個別または特定群の管120を分離することによって、管120の個別起動は達成可能である。
先に注記したように、液源102、ポンプ104、撹拌機106等のシステム100の構成要素は、スクリーン取水口200と離間してもよく、陸上に置かれてもよい。他の代替方法では、図11A乃至図12を参照して以下に論じるように、これらの構成要素をスクリーン取水口200と共に、またはその近傍で水面下に置くことができる。
図11A乃至図11Bは、本開示のスクリーン取水システムに係る、水面下に置かれたスクリーンクリーニングシステム100を示す。システム100は上記で開示したシステムと類似するので、同種の構成要素には同じ符号を記す。ここで分かるように、水面下に置かれたポンプ104、撹拌機106およびヒータ108はスクリーン取水口200自体に組み込むことができる。図11Aに図示するように、例えば、スクリーン取水口200に取り付けられた追加のハウジングまたはポッド232内に、構成要素を配設できる。代替的に、図11Bに図示するように、空間があれば、出水口230や他の場所等、スクリーン取水口200の既存体の内部に構成要素を収容できる。一般的には、スクリーン取水口200上の都合の良い任意の箇所に、構成要素用ハウジングを取り付けることができる。図示するように、コントローラ105を他の構成要素と一緒に設置してもよいが、コントローラ105またはいずれかの構成要素を別々に設置することもできる。
スクリーンクリーニングシステム100は、図11Aに図示するように、個々の管120およびスクリーン210に対して、個別のポンプ104、撹拌機106、ヒータ108および他の関連機器を使用できる。代替的に、図11Bに図示するとおり、1セットのポンプ104、撹拌機106、ヒータ108および他の関連機器を複数の管120およびスクリーン210に使用できる。
図11A乃至図11Bの両方の構成において、単数または複数のポンプ104は、スクリーン取水口200でクリーニングされた水と連通するポンプ取水口103を有するので、クリーニングサイクル中、システム100は取り込んだ水を使用して、スクリーン210の塵芥を除去する。なお、ポンプ取水口103は、該当水域の水面下または陸上に離間して配設されたクリーニング液のリザーバ(図示せず)と別個の配管によって連通できるので、このことは必ずしも必要ではない。さらに、ポンプ取水口103は、スクリーン取水口200外部の水域と直接連通してクリーニング用の水を得ることができるが、単数または複数のポンプ104への塵芥の進入を防ぐため、別個のスクリーンまたはフィルタが必要となり得る。
システム100のポンプ104、撹拌機106、ヒータ108および他の関連機器は、陸上の給電線(図示せず)または他の電源に接続して、直接給電できる。代替的に、図11A乃至11Bに図示するように、バッテリ等のローカル電源装置107をシステム100に組み込むこともできる。ローカル電源装置107は、交換式の電源であり得、また外部の電力源(図示せず)を使用して再充電可能なものであり得る。代替的に、ローカル電源装置107は、充電式且つ自動充電式の電源であり得る。例えば、電源装置107の自動充電式の構成要素には、スクリーン取水口の出水口230を通過する水流によって発電するインペラ109が含まれ得る。一般的に、電源装置107の自動充電式の構成要素には、ポンプ104、撹拌機106、ヒータ108等を駆動する、平面型の太陽電池、風車、波力アクチュエータまたは任意の非電力もしくは機械的な動力源が含まれるが、これらに限定されない。
上記で示唆したように、図11A乃至図11Bに示すようなクリーニングシステム100の水面下に置かれた構成要素を、スクリーン取水口200に組み込む必要はない。例えば、図12は、水面下に離れて置かれたスクリーン取水システム用の構成要素を有する、本開示に係る水面下に置かれたスクリーンクリーニングシステム100を示す。遠隔システム400Aで図示するように、ポンプ104、撹拌機106、ヒータ108および関連機器は、1つ以上のスクリーン取水口200A乃至Bの近傍の水域で水面下に設置可能である。相互連結された配管404に弁406を使用することによって、取水システムの1つ以上のスクリーン取水口200A乃至Bの塵芥を別々または同時に除去するように、遠隔システム400Aを作動できる。
この遠隔システム400Aにおいて、ポンプ104は、湖沼、河川または他の水域の保護ハウジング402内で水面下に置かれ、別個のスクリーン403は、ポンプの取水口103近傍に配設されて、作動中にポンプ104が塵芥を吸い込まないようにしている。実際には、保護ハウジング402の全体またはその一部分がスクリーン403から成ってもよい。従って、ポンプのスクリーン403は、システム400Aがクリーニングするスクリーン210とは別であり、その寸法が異なり得る。ポンプ104および関連要素が、スクリーン取水口200A、Bのスクリーン210をクリーニングできるように、別個の弁、パイプ等(図示せず)を使用する等、これらの構成要素を使用してポンプのスクリーン403をクリーニングしてもよい。
遠隔システム400Bによって図示する別の実施形態において、ポンプ104および関連構成要素は、水域内または陸上に配設された格納タンクまたはリザーバ410内で水中に配置され得る。この構成において、ポンプ104は、タンクまたはリザーバ410内のろ過水または他のクリーニング液を使用して、脈動したクリーニング液をスクリーン取水口200A、Bに向けて送出する。当該液体はろ過済みなので、本システム400Bのポンプ104は、別個のスクリーンまたはフィルタを不要としてもよい。
好適な実施形態および他の実施形態の以上の説明は、出願人の考える本発明の概念の範囲または適用可能性を限定または制限するものではない。システム100を円筒状のスクリーンおよびフラットスクリーンと共に使用する場合について説明したが、スクリーンは厳密に円筒状またはフラットである必要はなく、実際は縦方向、横方向またはその両方向に湾曲してもよい。また、システム100は、ポンプ104に関連した撹拌機106として弁または流量制御装置を使用するものとして、およびマニホールド110に関連して弁または流量制御装置114を使用するものとして説明した。圧送された液体を制御して可変脈流を発生させるために、これらの構成要素106および114のいずれか一方または両方を所定の実施態様で使用してもよい。
本明細書中に含まれる本発明の概念を開示することと引き換えに、出願人は添付の特許請求の範囲により提示される全ての特許権を要望する。従って、添付の特許請求の範囲は、以下に示す特許請求の範囲またはそれと等価のものの範囲内に含まれる全ての変形および変更を含むよう意図されている。

Claims (40)

  1. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくとも1つの管と、
    前記少なくとも1つの管に流体連通し、前記圧送されたクリーニング液の流れを脈動的 に前記少なくとも1つの管に送出する、少なくとも1つの流量制御装置と、
    前記少なくとも1つの流量制御装置を制御し、前記圧送されたクリーニング液の脈流を 変化させるコントローラと、
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と
    を備えるスクリーン取水装置。
  2. 前記クリーニング液を圧送して、前記少なくとも1つの管に送出するポンプをさらに備える請求項1の装置。
  3. 前記ポンプは、前記水域の水面下に置かれ、クリーニング液である水と流体連通するポンプ取水口を備える請求項2の装置。
  4. 前記ポンプ取水口は、該ポンプ取水口で取水した水をろ過するスクリーンを備える請求項3の装置。
  5. 前記ポンプは、前記クリーニング液を収納するリザーバ内で水面下に置かれる請求項2の装置。
  6. 前記ポンプは、前記スクリーン取水装置内に組み込まれる請求項2の装置。
  7. 前記ポンプに接続された自動充電式の電源をさらに備える、請求項2の装置。
  8. 前記少なくとも1つの管は複数の管を備え、前記複数の管の夫々が、それぞれに関連付けられ前記圧送されたクリーニング液の前記関連付けられた管への送出を制御する流量制御装置を備える、請求項1の装置。
  9. 前記流量制御装置は、前記圧送されたクリーニング液を前記複数の管に順次送出する、請求項の装置。
  10. 前記流量制御装置の夫々は、同一または異なる圧力の閾値に応じて開く請求項の装置。
  11. 圧送されたクリーニング液と連通し、前記少なくとも1つの管に連通される前記圧送されたクリーニング液を加熱するヒータをさらに備える請求項1の装置。
  12. 前記クリーニング液は水であり、前記ヒータは前記水を加熱して熱水、蒸気またはその両方を生成するように適応された、請求項11の装置。
  13. 前記少なくとも1つの管は複数の管を備え、前記装置は、前記圧送されたクリーニング液を取り込み、前記圧送されたクリーニング液を前記複数の管に送出するマニホールドをさらに備える請求項1の装置。
  14. 前記スクリーンは円筒状であり、前記少なくとも1つの管は、前記スクリーンの内部に同心円状に設置される複数の管を備える請求項1の装置。
  15. 前記スクリーンは平坦であり、前記少なくとも1つの管は、前記スクリーンに隣接した平面上に配置される複数の管を備える請求項1の装置。
  16. 前記少なくとも1つの出水口は、前記少なくとも1つの管内に画成された少なくとも1つの孔を備える請求項1の装置。
  17. 前記少なくとも1つの出水口は、前記少なくとも1つの管に取り付けられた少なくとも1つのノズルを備える請求項1の装置。
  18. 前記少なくとも1つのノズルは、前記少なくとも1つの管上で旋回可能である請求項 の装置。
  19. 前記少なくとも1つの管の前記少なくとも1つの出水口は、前記少なくとも1つの管の長手方向に沿って等間隔または不規則な間隔で配置された複数の出水口を備える請求項1の装置。
  20. 前記少なくとも1つの管の前記少なくとも1つの出水口は、複数の出水口を備え、前記複数の出水口の間隔は、前記少なくとも1つの管の先端に向かって狭くなり、前記複数の出水口の大きさは、前記少なくとも1つの管の先端に向かって拡大し、前記少なくとも1つの管の内径は前記先端に向かって縮小する、請求項1の装置。
  21. 前記少なくとも1つの管は複数の管を備え、前記少なくとも1つの出水口は、前記複数の管に複数の出水口を備え、前記複数の管および前記複数の出水口は、前記スクリーンの内部で前記圧送されたクリーニング液の撹拌流を発生させて、前記スクリーンの外部に流出させる請求項1の装置。
  22. 前記少なくとも1つの出水口は、前記少なくとも1つの管の長手方向に沿って同一方向または複数の異なる方向に配設された複数の出水口を備える請求項1の装置。
  23. 前記少なくとも1つの管は、前記スクリーンの内面から等しいまたは異なる距離に配設された複数の管を備える請求項1の装置。
  24. 前記少なくとも1つの管と圧縮空気の供給源とを選択的に連結する連結部をさらに備えることにより、前記少なくとも1つの出水口は、前記供給源から放出された前記圧縮空気の噴射を方向付ける、請求項1の装置。
  25. 水域に配設されたスクリーン取水装置であって、
    水域に曝される外部を有するとともに取水口と流体連通する内部を画成し、前記水域から前記取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段と、
    前記スクリーンの内部に向けて送出するために、前記圧送されたクリーニング液の流れ を脈動させる手段と、
    前記圧送されたクリーニング液の脈流を変化させる手段と、
    前記送出されたクリーニング液を前記スクリーンの内部で方向付ける手段と
    を備えるスクリーン取水装置。
  26. 前記スクリーンの内部に向けて送出するために、前記クリーニング液を圧送する手段をさらに備える請求項25の装置。
  27. 前記スクリーンの内部に向けて送出するために、前記圧送されたクリーニング液を加熱する手段をさらに備える請求項25の装置。
  28. 前記圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段は、前記圧送されたクリーニング液を前記内部の様々な部分に向けて選択的に送出する手段を備える請求項25の装置。
  29. 前記圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段は、送出中、前記圧送されたクリーニング液の液圧を維持する手段を備える請求項25の装置。
  30. 前記送出したクリーニング液を前記スクリーンの内部で方向付ける手段は、前記スクリーンの内部で前記方向付けたクリーニング液の流れを撹拌する手段を備える請求項25の装置。
  31. スクリーンの塵芥をクリーニングする方法であって、
    クリーニング液を圧送するステップと、
    前記圧送したクリーニング液をスクリーンに向けて送出するステップと、
    前記スクリーンの内部に配置された1つ以上の管を使用して、前記送出したクリーニング液を前記スクリーンの内部に分配するステップと、
    前記スクリーンの内部に向けて送出するために、前記圧送されたクリーニング液の流れ を脈動させるステップと、
    前記圧送されたクリーニング液の脈流を変化させるステップと、
    前記1つ以上の管に設けられた1つ以上の出水口を使用して、前記スクリーンの内部において前記分配したクリーニング液を方向付けるステップと
    を備える方法。
  32. 前記圧送されたクリーニング液の脈流を変化させる前記ステップは、コントローラの制 御によって行われる、請求項31の方法。
  33. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記 取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくと も1つの管と、
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1 つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と
    を備え、
    前記少なくとも1つの管は複数の管を備え、前記複数の管の夫々が、それぞれに関連付 けられ前記圧送されたクリーニング液の前記関連付けられた管への送出を制御する流量制 御装置を備え、前記流量制御装置の夫々は、同一または異なる圧力の閾値に応じて開くよ うに構成されたスクリーン取水装置。
  34. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記 取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくと も1つの管と、
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1 つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と、
    圧送されたクリーニング液と連通し、前記少なくとも1つの管に連通される前記圧送さ れたクリーニング液を加熱するヒータと
    を備えるスクリーン取水装置装置。
  35. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記 取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくと も1つの管と、
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1 つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と
    を備え、
    前記少なくとも1つの出水口は、前記少なくとも1つの管に取り付けられた少なくとも 1つのノズルを備え、前記少なくとも1つのノズルは、前記少なくとも1つの管上で旋回 可能であるように構成されたスクリーン取水装置。
  36. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記 取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくと も1つの管と
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1 つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と
    を備え、
    前記少なくとも1つの管の前記少なくとも1つの出水口は、複数の出水口を備え、前記 複数の出水口の間隔は、前記少なくとも1つの管の先端に向かって狭くなり、前記複数の 出水口の大きさは、前記少なくとも1つの管の先端に向かって拡大し、前記少なくとも1 つの管の内径は前記先端に向かって縮小する、スクリーン取水装置。
  37. 水域に配設されるスクリーン取水装置であって、
    水域に曝され且つ取水口と流体連通する内部を画成する外部を有し、前記水域から前記 取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    前記スクリーンの内部に配設され、圧送されたクリーニング液と流体連通する少なくと も1つの管と、
    前記少なくとも1つの管に設けられ、前記圧送されたクリーニング液を該少なくとも1 つの管から前記スクリーンの内部へ方向付ける、少なくとも1つの出水口と
    を備え、
    前記少なくとも1つの管と圧縮空気の供給源とを選択的に連結する連結部をさらに備え ることにより、前記少なくとも1つの出水口は、前記供給源から放出された前記圧縮空気 の噴射を方向付ける、スクリーン取水装置。
  38. 水域に配設されたスクリーン取水装置であって、
    水域に曝される外部を有するとともに取水口と流体連通する内部を画成し、前記水域か ら前記取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段と、
    前記送出されたクリーニング液を前記スクリーンの内部で方向付ける手段と、
    前記スクリーンの内部に向けて送出するために、前記圧送されたクリーニング液を加熱 する手段と
    を備えるスクリーン取水装置。
  39. 水域に配設されたスクリーン取水装置であって、
    水域に曝される外部を有するとともに取水口と流体連通する内部を画成し、前記水域か ら前記取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段であって、前 記圧送されたクリーニング液を前記内部の様々な部分に向けて選択的に送出する手段を備 えるものと、
    前記送出されたクリーニング液を前記スクリーンの内部で方向付ける手段と
    を備えるスクリーン取水装置。
  40. 水域に配設されたスクリーン取水装置であって、
    水域に曝される外部を有するとともに取水口と流体連通する内部を画成し、前記水域か ら前記取水口に至る水の通り道で塵芥除去を行うスクリーンと、
    圧送されたクリーニング液を前記スクリーンの内部に向けて送出する手段と、
    前記送出されたクリーニング液を前記スクリーンの内部で方向付ける手段であって、前 記スクリーンの内部で前記方向付けたクリーニング液の流れを撹拌する手段を備えるもの
    を備えるスクリーン取水装置。
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