JP5732568B2 - 時計機構カセット - Google Patents

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Description

本発明は時計機構カセットに関し、このカセットは、ムーブメント内に上記カセットを位置決めするための少なくとも1つの軸受け表面並びに少なくとも1つの地板及び少なくとも1つの上部バーを含み、上記地板又は上記バーの少なくとも一方は剛性であり、これらの間又はこれらの上には機能性構成部品が配設され、機能性構成部品のうちの少なくとも2つは互いに対して可動であり、上記地板と上記バーとの間では、少なくとも1つの上記枢動運動可能又は移動運動可能な機能性構成部品が枢動又は運動し、上記地板及び/又は上記上部バーは、上記機能性構成部品の少なくとも1つと共に分離不可能な単一部品の構成部品を形成し、少なくとも1つの上記枢動運動可能な機能性構成部品は、上記地板と上記バーとの間で、上記機能性構成部品の各側において枢動する。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つのカセットを含む機械式時計ムーブメントにも関する。
本発明は時計機構の分野、より具体的には、即時使用可能な機能モジュールを一体化するムーブメントの分野に関する。
モジュール式アセンブリの使用により、異なるオプション又は機能に、特に機械式時計ムーブメントのケース内の複雑機構によってそれぞれカスタマイズされる、一群の製品を、共通のベースを用いて製造することが可能となる。
極めて高精度なモジュール又はカセットの概念により、大規模生産と高品質な製品とを両立させることができる。
よって、ETA SAによる特許文献1及び特許文献2から、時計ムーブメント用のモジュール式サブアセンブリが公知である。これらの特許出願に開示されている機械式モジュールは、これらの設定の耐久性を保証するために、非可逆的に予備調整されて組み立てられる。
WATSON及びWEBBによる特許文献3は、U字型発振錘ブロック内に格納された脱進機機構を記載しており、そのバネ板の間で、真っ直ぐなテンプのための支持アーバが、円弧の形状に成形された2つの横方向孔において制限された様式で可動であり、上記アーバもまた枢動し、上記アーバはアンクルを支持し、ガンギ車は発振ブロック及び固定構造と共通の孔においてカンチレバー様式で枢動する。
HARRINGTONによる特許文献4もまたU字型構造を記載しており、このU字型構造のフランクは、特にアンクル又は脱進機機構の構成部品のための可動構成部品軸受けを備える。
BEARMANNによる特許文献5は、U字型アーマチャの2つのアームの間に格納されたテンプを支持する電気式カウンタタイプの磁気軸受けを記載している。
しかしながら、従来の実施形態では、モジュールは構成部品の数を常に減らすことができるわけではない。構成部品の数を減らすことができれば、製造コストの削減及び組み立て方式の簡略化を実現し、中級技術者でも極めて複雑な機能を組み立て及び調整できるようにすることができる。
欧州特許出願第11193173.9号 欧州特許出願第11193174.7号 オランダ特許第11224C号 米国特許第580046A号 米国特許第3582162A号
従って本発明は、構成部品の数が少なく、かつ組み立て及び調整において平均的な複雑性を有する好ましくはカセットの形態のモジュールを提供することを提案する。
この目的のために、本発明は、新規の微小構成部品製造技術、MEMS、「LIGA」、リソグラフィ等を利用して、ここではカセットとして示すモジュールの製造を最適化する。これらのカセットは、上述の2つの特許出願と同様に互いに対して非可逆的に組み付けるか、又は従来の方法で位置決めする及び組み立てることができる。
本発明は、複数の構成部品を単一部品サブアセンブリの形態に組み合わせて一体化させることによって構成部品の数を減少させる、カセットの構成に関し、より具体的には、地板又はバー上の単一部品における可能な限り多数の機能の達成に関する。
従って本発明は、時計機構カセットに関し、このカセットは、ムーブメント内に上記カセットを位置決めするための少なくとも1つの軸受け表面並びに少なくとも1つの地板及び少なくとも1つの上部バーを含み、上記地板又は上記バーの少なくとも一方は剛性であり、これらの間又はこれらの上には機能性構成部品が配設され、機能性構成部品のうちの少なくとも2つは互いに対して可動であり、上記地板と上記バーとの間では、少なくとも1つの上記枢動運動可能又は移動運動可能な機能性構成部品が枢動又は運動し、上記地板及び/又は上記上部バーは、上記機能性構成部品と共に分離不可能な単一部品の構成部品を形成し、少なくとも1つの上記枢動運動可能な機能性構成部品は、上記地板と上記バーとの間で、上記機能性構成部品の各側において枢動し、また、上記地板と上記バーとの間で枢動する少なくとも1つの上記機能性構成部品は、上記地板及び/又は上記上部バーと共に、分離不可能な単一部品の構成部品を形成することを特徴とする。
本発明の特徴によると、上記分離不可能な単一部品の構成部品は、復元機能を実施するための弾性復元手段を含む。
本発明の特徴によると、上記カセットは脱進機機構カセットであり、上記機能性構成部品は、上記地板と上記バーとの間で枢動する少なくとも1つの調速機部材、少なくとも1つのガンギ車、第1の弾性復元手段、及び第1の弾性復元手段の作用の下で往復運動する上記少なくとも1つの調速機部材と協働する上記少なくとも1つのガンギ車を断続的にロックする少なくとも1つの手段で形成される。
本発明はまた、このタイプの少なくとも1つのカセットを含む機械式時計ムーブメントにも関する。
単一部品の構成部品を、特に地板又はバーを有するように作製することの利点は、部品の数を削減でき、組み立てに関する問題を回避できるということである。本発明の利益は、これらのモノリシックな構成部品を作製する際の精度に起因するものである(典型的には、これらの部品は例えばシリコン製であり、従ってマイクロメートル単位の精度を有する)。
モノリシックなカセットは、中心間の距離を保証し、特に好ましい応用例において発振器である即時使用可能な機構を形成するという主な利点を有する。
本発明は特に可撓性ガイド部材を組み込み、この可撓性ガイド部材は以下の利点:
−保証された精度;
−極めて低減された摩擦レベル又はゼロ摩擦レベル;
−摩擦が存在しないか又は少なくとも摩擦レベルが極めて低減されていることによる、移動中のヒステリシスの不在;
−潤滑の不在;
−遊びの不在;及び
−摩耗の不在
を有する。
これらの可撓性ガイド部材の製造により、特に制限された移動距離、低い復元力、及び制限された負荷といった制限がもたらされる。しかしながら、これらの制限は特に調速に関する多数の時計学的機能を妨害するものではない。
これらの制限は、高い精度の中心間距離、作製する構成部品の数の少なさ、並びにそれらに伴う複雑性及び組付け時間の削減によって十分に補償される。本発明によるカセットは、機構のカセット、特に発振器が、ムーブメント内への組付け準備済みの構成部品を形成する、という大きな工業的利点を有する。更に、本発明のカセットの形態でムーブメント全体を考案することも当然可能である。
本発明の他の特徴及び利点は、添付の図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより明らかになるであろう。
図1は、本発明によるカセットの概略側面図であり、このカセットは脱進機機構の特定の場合に関するものであり、バーと単一の部品として作製されたヒゲゼンマイを含む。 図2は、同様の変形例を示す図1と同様の図である。 図3は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは、ヒゲゼンマイはヒゲ持ちと単一の部品として作製され、ヒゲ持ちはバーと単一の部品として作製され、かつ一体化された弾性復元手段によってバーに接続される。 図4は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは、ヒゲゼンマイはヒゲ持ちと単一の部品として作製され、ヒゲ持ちはバーと単一の部品として作製され、またヒゲゼンマイの外側端部はバーと単一の部品であるピンによってクランプ留めされ、これらピンのうちの少なくとも一方は、一体化された弾性復元手段によってバーに接続される。 図5は、遊びを有する従来のピンの平面図及び側面図である。 図6は、一体化された弾性復元手段の効果によってヒゲゼンマイをクランプ留めするこのタイプの一対のピンの平面図及び側面図である。 図7は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは、アンクルレバーが地板と単一の部品として作成され、かつ一体化された弾性復元手段によって地板に接続される。 図8は、ある変形例の図7と同様の図であり、ここでは、このタイプのアンクルレバーが上記一体化された復元手段に加えて地板の平面に足部を含む。 図9は、ある変形例の図8と同様の図であり、ここでは、アンクルレバー自体がこのタイプの足部に固定される。 図10は、ある変形例の図7と同様の図であり、ここでは、このタイプのアンクルレバーは地板の平面にあり、これより上側の高さに剣先、角状部及び爪石を含む。 図11は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは、アセンブリの可動構成部品の少なくとも1つ、特にガンギ車が、その端部の少なくとも1つで、一体化された弾性復元手段によって地板に接続された軸受けホルダにおいて枢動し、またガンギ車は所定の位置でロックできる。 図12は、ある変形例の図1と同様の図であり、ここでは、アセンブリの可動構成部品の少なくとも1つが、その端部の少なくとも1つで、地板において枢動し、もう一方の端部が、横材によって地板に接続された、実質的にバーの高さにある軸受けホルダにおいて枢動する。 図13は、それぞれ単一部品である地板及びバーを有するカセットの、図1と同様の図である。 図14は、共に単一部品アセンブリを形成する地板及びバーを有するカセットを遠位位置において示す、図1と同様の図である。上記地板及び上記バーは、運動のための互いに平行なガイド要素、及びこれらを近位位置にスナップ嵌合するための手段を含む。 図15は、共に単一部品アセンブリを形成する地板及びバーを有するカセットを近位位置において示す、図1と同様の図である。上記地板及び上記バーは、運動のための互いに平行なガイド要素、及びこれらを近位位置にスナップ嵌合するための手段を含む。 図16、図16A、図17は、単一部品のアセンブリの平面図を示し、このサブアセンブリは、これもまた上記アセンブリに一体化された構成部品のための位置調整手段を含み、この調整手段はクランプ留め手段によって所定の位置にロックすることができる。図16は、ヒゲゼンマイを引っ掛けるためのピボットの、櫛状部を含む弾性調整手段を介した調整を示し、櫛状部は調整された位置にクランプ留めされ、ロック機構はクランプ留め手段を制御する。 図16Aは、同様の実施例を示し、ここで櫛状部は2つの可撓性ストリップの間に保持され、双安定性構成部品を形成する。 図17は、櫛状部が可撓性ストリップの端部に配置された緩急針をロックする、同様の機構を示し、櫛状部は、クランプ留め用板バネによって上記緩急針に押圧され、この板バネはロック用フィンガによってロックされる。 図18は、ハウジングを含む耐変形性単一部品フレームの斜視図であり、このハウジングは対にして位置合わせされ、可動構成部品のアーバの端部を受承するためのピボットを形成する。 図19は、アーバ端部を固定するための蓋とこのフレームとの協働を開位置で示す上面図である。 図20は、アーバ端部を固定するための蓋とこのフレームとの協働を閉位置で示す上面図である。 図20Aは、可撓性の遊び補償ストリップを有する蓋の有利な変形例を示す。 図21は、地板及びバーが共に単一部品の構成部品を形成するカセットの、図1と同様の図である。 図22は、地板及びバーが共に単一部品の構成部品を形成するカセットの、図1と同様の図である。 図23は、地板及びバーが共に単一部品の構成部品を形成するカセットの、図1と同様の図である。 図24は、地板又はバーと単一の部品である耐衝撃軸受けを有する、ピボットのアーバを通る断面図である。
本発明は時計機構の分野に関し、より具体的には、即時使用可能な機能モジュールと一体であるムーブメントに関する。
本発明は時計機構カセット1に関し、このカセット1は、ムーブメント100内にカセットを位置決めするための少なくとも1つの軸受け表面101並びに少なくとも1つの地板2及び少なくとも1つの上部バー3を含み、上記地板2又は上記バー3の少なくとも一方は剛性であり、即ちこのタイプの軸受け表面101を支持する少なくとも1つの領域を含み、この領域は、カセット1の組み立て中、カセット1の操作中、及びカセット1をムーブメント100と一体化した後において、上記カセット1が備える機能性構成部品10の中心間距離の寸法精度に加えて、カセット1の操作及び動作精度の維持を可能とするのに十分な剛性を有する。
機能構成部品10は、地板2とバー3との間又はこれらの上に配設される。これら機能性構成部品10のうちの少なくとも2つは互いに対して可動である。
少なくとも1つの枢動運動可能又は移動運動可能な機能性構成部品10は、地板2とバー3との間で枢動又は運動する。
本発明によると、地板2及び/又は上部バー3は、機能性構成部品10の少なくとも1つと共に分離不可能な単一部品の構成部品20を形成する。
特定の実施形態では、少なくとも1つの機能性構成部品10は、上記地板2と上記バー3との間に枢動運動可能に設置され、直接枢動するか又は軸受けを介して枢動する。
特定の実施形態では、地板2とバー3との間で枢動する少なくとも1つの機能性構成部品10は、地板2及び/又は上部バー3と共に分離不可能な単一部品の構成部品20を形成する。
特定の実施形態では、少なくとも1つの機能性構成部品10は、上記地板2と上記バー3との間に枢動運動可能に設置され、直接枢動するか又は軸受けを介して枢動する。
以下の説明は、単一部品の実施形態に焦点を合わせたものであり、このような実施形態が最も有利である。これは特定の追加構成部品を有する本発明のカセットの達成を妨げるものではなく、いくつかの特定の場合においてはコストの面でより有利となり得る。
有利には、この分離不可能な単一部品の構成部品20は、エネルギ分散及び/又は制御及び/又は復元及び/又は制動及び/又は調整位置でのロックの機能を実施するための一体化された弾性復元手段を含む。
特定の実施形態では、一体化された弾性復元手段は、例えば図16Aに示すような少なくとも1つの可撓性双安定性又は多安定性要素を含み、この図は、2つの実質的に位置合わせされた弾性ストリップ92、92Aの間に櫛状部91を含む、バックリングによって動作する双安定性要素を示し、このアセンブリは、2つの安定位置:櫛状部91が可動ヒゲ持ち82のフィンガ84と協働する第1の作動位置A、及び櫛状部91がフィンガ84から取り外される第2の解放位置Bを取ることができる。
このタイプのカセット1を容易に予備調整できるようにするために、機能性構成部品10の少なくとも1つは位置調整可能であり、ロック手段によって予備調整位置にロックできる。
より詳細に図示されている、特定の非限定的な応用例では、カセット1は脱進機機構カセットであり、機能性構成部品10は:ピボット45、44上で地板2とバー3との間で枢動する、テンプ等の少なくとも1つの調速機部材4;少なくとも1つのガンギ車5;ヒゲゼンマイ等の第1の弾性復元手段7;上記少なくとも1つのガンギ車5を断続的にクランプ留めするため及び上記少なくとも1つの調速機部材4と協働するための、アンクルレバー等の少なくとも1つの断続クランプ留め手段6で形成され、上記少なくとも1つの調速機4は、第1の弾性復元手段7の作用下で往復運動する。
ピボット44、45は、従来のピボット又は可撓性ガイド部材によって形成される。
特定の実施形態では、図1〜図4に示すように、第1の弾性復元手段7は上部バー3と共に分離不可能な単一部品の構成部品20を形成する。
特定の実施形態では、第1の弾性復元手段7はヒゲゼンマイ71を含み、ヒゲゼンマイ71の外側端部は、上部バー3と単一部品であるヒゲ持ち73に固定されている。
よって図3の変形例では、第1の弾性復帰手段7はヒゲゼンマイ71によって形成され、ヒゲゼンマイ71は、ヒゲゼンマイが外側コイル77を介して取り付けられるヒゲ持ち73と単一の部品として作製されている。このヒゲ持ち73はバー3と単一の部品として作製され、ヒゲ持ち73及びバー3と単一の部品として作製された第2の弾性復元手段75によってバー3に接続される。好ましくは、第2の弾性復元手段の弾性を利用して達成されるヒゲ持ちの位置調整は、クランプ留め手段によって維持され、このクランプ留め手段は図3には図示されていないが、その一例が図16、17に示されている。
ヒゲゼンマイ71の外側コイルの有効長の調整は、様々な様式で達成できる。
変形例では、ヒゲゼンマイ71の外側コイル77は、上部バー3と単一の部品である2つのピン74A、74Bによってクランプ留めされる。
別の変形例では、ピン74の少なくとも一方は第2の弾性復元手段76で上部バー3に固定され、この弾性復元手段76は上記少なくとも一方のピン74A又は74B及びバー3と単一の部品であり、上記ピンを他方のピン74B又は74Aに近づくように移動させる。
従って図4は図3の実施形態の変形例を示し、ここでもまたヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73と単一の部品として作製され、ヒゲ持ち73はバー3と単一の部品として作製され、またヒゲゼンマイの外側端部は、バー3と単一の部品であるピン74A、74Bによってヒゲ持ち73と離間してクランプ留めされ、ヒゲゼンマイ71の有効長を修正するための緩急針74の均等物を形成する。
図6に示す、遊びがない実施形態では、これらのピン74A、74Bの少なくとも一方は弾性復元手段76によってバー3に接続され、この弾性復元手段76もまたバー3と一体化される。しかしながら図5は、ごく僅かな遊びを有する実施形態を示しており、ここではピン74A、74Bの径方向への独立した調整により、ムーブメントの等速性を様々な位置において調整する。
この弾性復元手段76は特に、ヒゲゼンマイ71の平面又はバー3の平面又は他のいずれの平面に位置する1つ又は複数の可撓性要素から形成される。有利な変形例では、ヒゲゼンマイ71及び/又はピン74A若しくは74Bには局所的にノッチを設けてよく、これによって不連続的な、ノッチ毎の調整が可能となる。
別の変形例では、ヒゲゼンマイ71はピン74A、74Bによってこのタイプの可撓性インデックス74内に保持される。インデックス74はバー3と単一の部品であるが、ヒゲゼンマイ71はヒゲ持ち73又はバー3と必ずしも単一の部品である必要はない。
特定の実施形態では、断続クランプ留め手段6は、地板2と共に分離不可能な単一部品の構成部品20を形成する。
従来の応用例では、断続クランプ留め手段6は地板2と単一の部品であるアンクルレバー61であり、このアンクルレバー61は地板2に、第3の弾性復元手段65によって接続される。
このアンクルレバー61は、爪石、角状部及び剣先を備える頂部62を有する。特定の実施形態では、アンクルレバーは地板2の平面内にある底部63に追加及び固定され、アンクルレバーは底部63に、これもまた地板2の平面内にある第3の弾性復元手段65によって接続される。
別の変形例では、アンクルレバー61は爪石、角状部及び剣先を備える、1つ又は複数の部分62A、62Bからなる頂部62を有する。この頂部62は底部63と単一の部品であり、これを越えてバー3へと延伸する。底部63は地板2の平面内にあり、これもまた地板2の平面内にある第3の弾性復元手段65によって地板2に接続される。
図7〜図10は、頂部62を有するアンクルレバー61で形成される断続クランプ留め手段6の第3の実施形態をより詳細に示し、この頂部62は、その一方の端部62Aにガンギ車5と協働する爪石を備え、もう一方の端部62Bにローラ42及びテンプ41のインパルスピン43と協働する剣先及び角状部を備える。
図7の変形例では、アンクルレバー61は地板2と単一部品として作製され、アンクルレバーは地板2に第3の弾性復元手段65によって接続される。
図8の変形例では、アンクルレバー61は、これもまた地板2の平面内にある一体化された弾性復元手段65に加えて、地板2の平面内に足部64を含む。
図9の変形例では、アンクルレバー61の頂部62は、このタイプの足部63に追加され、この頂部62は、上記足部63と単一部品ではない。
図10の変形例では、アンクルレバーは地板の平面内にあり、その上側にある少なくとも1つの高さに爪石並びにそれぞれ剣先及び角状部等の突出部分62A、62Bを含む。
有利には、これらの様々な変形例において、地板2にはアンクルレバーのクリアランスを制限するピン又は剛性塞止ピンが組み込まれており、これらは地板2と単一の部品である。
一般的に、制限要素を組み込むことは、これが地板2、バー3又は別の分離不可能な単一部品の構成部品20にあるかどうかに関わらず、本発明の利点である。
分離不可能な単一部品の構成部品20を含む、本発明によるカセット1の設計はまた、様々な可動構成部品の枢動を最適化し、必要に応じてその平行度を保証し、又は反対に、可動構成部品のアーバの少なくとも1つの端部を移動させて、マイクロメートル単位の設定調整を実施できるようにする。
ピボットポイントの動作は、特に、可動構成部品の中心間距離を調整することで歯部及び/又は持ち上げ部品の貫入を調整できる。中心間距離の調整は、地板又はバーを用いてモノリシックな様式で実行できる。中心間距離を調整するこの原理は、ムーブメント内の全ての中心間距離に対して有効である。
この図11の変形例では、少なくとも1つの枢動運動可能な機能性構成部品10が、その少なくとも一方の端部で、軸受けホルダ13に収容された上側ピボット44又は下側ピボット45において枢動する。この軸受けホルダ13は、第4の一体化された弾性復元手段14によって地板2及び/又はバー3に接続され、この弾性復元手段14は好ましくは地板2及び/又はバー3並びに各軸受ホルダ13と単一の部品である。
当然、この構成部品が、その両端で、懸架された軸受けキャリヤにおいて枢動する変形例も考案可能である。
第4の弾性復元手段14によってある程度の調整が可能になり、弾性復元手段は好ましくは調整後位置ロック手段に関連しており、この調整後位置ロック手段の一例は、図16又は17の特定の場合において本説明中に挙げられている。有利には、この位置ロック手段もまたそれぞれ地板2及び/又はバー3並びに各軸受ホルダ13と単一部品として作製される。
図12に示す特定の実施形態では、少なくとも1つの枢動運動可能な機能性構成部品10は、その上端部で、バー3の頂部要素3Aに格納された上側ピボット44において枢動し、及びその下端部で、地板2の底部要素2A内に格納された下側ピボット45において枢動する。バー3の頂部要素3A及び地板2の底部要素2Aは、これらを互いに連接する横材15と共に単一部品アセンブリを形成する。
一変形例では、バー3の頂部要素3Aはバー3全体を形成し、地板2の底部要素2Aは地板2全体を形成する。
図14、図15に示す特定の変形例では、地板2及びバー3は、少なくとも1つの弾性変形可能な接続要素16と共に単一部品アセンブリを形成し、地板2及びバー3は、これらが最小距離EMINだけ離間している近位位置(図15)と、これらが最大距離EMAXだけ離間している遠位位置(図14)との間で可動である。
最小距離EMINに対応する操作位置を維持するために、地板2はスナップ嵌合手段22を含み、このスナップ嵌合手段22は、バー3が備える相補的ガイド手段31と、近位位置においてのみ協働して、地板2及びバー3を近位位置に保持するよう配設される。
好ましくは、地板2は、バー3に対する地板2の平行な相対運動のために、バー3が備える相補的ガイド手段31といずれの位置においても協働する、ガイド手段21を含む。
特定の実施形態では、カセット1は、地板2と一体の下側ピボット45と、バー3と一体の上側ピボット44との間に、少なくとも1つの枢動運動可能な機能性構成部品10を含み、枢動運動可能な機能性構成部品10は遠位位置においてこれらの間に自由に挿入され、近位位置においてこれらの間に設置され、軸方向に制限され、自由に枢動できる。
特に可逆的に調整可能かつロック可能であり、かつ初期調整後に(特に非可逆的に)ロック可能でもある機構への特に有利な応用のために、少なくとも1つの分離不可能な単一部品の構成部品20は、位置調整機構80を含む。図16、図16Aは、ヒゲゼンマイを保持するためのヒゲ持ち82の角度位置設定のための、非限定的な応用例を図示する。
この位置調整機構80は、少なくとも1つの弾性ストリップ83を介して位置調整用構成部品82を支持する、剛性構造81を含む。この剛性構造81は、地板2、バー3、又はカセット1が備える分離不可能な単一部品の構成部品20のいずれかであってよい。
図16の場合、この位置調整用構成部品82はインデックス手段84を含み、このインデックス手段84は、ここでは櫛状部即ち歯付きセクタで形成された、調整機構90が備える相補的インデックス手段91と協働するよう配設される。この相補的インデックス手段91は、インデックス手段84に着脱可能に取り付けられる。相補的インデックス手段91はまた、クランプ留め機構94によって協働位置にロックすることができる。
このクランプ留め機構94は、少なくとも1つの可撓性要素96によって構造81に弾性的に固定され、好ましくはロック機構の作用を受け、これにより機構94は、調整機構90が自由となる分離位置又はクランプ留め機構94が調整機構90を妨害する係合位置を取ることができる。このロック機構は、ジャンパを形成し構造81に弾性的に固定される少なくとも1つの可撓性要素98を含み、上記少なくとも1つの可撓性要素98は、クランプ94の嘴状部97と協働して、位置調整中はクランプを離間させて保持するか、又は位置調整実行時のクランプの安全装置としてクランプ94の相補的停止表面95と協働する嘴状部99を含む。後者はフォークの形状であり、これによって櫛状部91が備えるアーム93の移動距離を制限する。
図16Aは同様の実施例を示し、櫛状部91は2つの実質的に整列された可撓性ストリップ92、92Aの間に保持され、バックリングによって動作する双安定性構成部品を形成し、このアセンブリは2つの安定位置:櫛状部91が可動ヒゲ持ち82のフィンガ84と協働する第1の作動位置A、及び櫛状部がフィンガから取り外される第2の解放位置Bを取ることができる。
図17は、櫛状部91が可撓性ストリップ83の端部に配置された緩急針84をロックする、同様の機構を示し、櫛状部91は、クランプ94が備えるクランプ留め用板バネ96によって緩急針84に押圧され、このクランプ留め用板バネ96は、少なくとも1つの可撓性ストリップ98に設置されたロック用フィンガ99によってロックされ、上記フィンガ99はストリップ96の停止表面97と協働する。
上述のように、クランプ留め機構及びロック機構を組み合わせたこのような調整は、ここではヒゲゼンマイのアーバと同心の移動においてヒゲ持ちを調整するための特定の応用例を示したが、軸受け、停止部材、又は他の要素の位置決めといった広範な応用例に応用できる。
図18に示すように、特定の実施形態では、カセット1は、カセット1に組み込まれた機構、特に脱進機機構の構成部品のピボットを受承するために対にして位置合わせされたピボットポイント12を含む、分離不可能な単一部品構造11を含む。この構造11は少なくとも1つのフレーム17を含む。
図18、図19、図20の非限定的な変形例では、地板2及びバー3は、少なくとも1つの横材15と共に、ハウジング460を含む分離不可能な単一部品フレーム17を形成し、このハウジング460は、カセット1が備える枢動運動可能な機能性構成部品10のアーバ47を受承する各場合において対にして位置合わせされる。カセット1は少なくとも1つの蓋18を更に含み、この蓋18は、フレーム17と協働して、フレーム17上の蓋18の閉鎖位置において、カセット1が備える各枢動運動可能な機能性構成部品10の各上記アーバ47を、最小の遊びを有して封止するよう配設される。有利には、蓋18はフレーム17に非可逆的に固定され、これによって分離不可能な単一部品構造11を形成する。
地板及びバーを組み込んだ図18のこの構成は特定の実施例であり、フレーム17は、地板及びバーから独立していてもよく、地板及びバーの一方若しくは他方又は両方に対して同時に固定してよい。
有利には、カセット1は、カセット1が備える各上記枢動運動可能な機能性構成部品10の各上記アーバ47を遊び無しに制限するための、可撓性遊び補償手段を含む。図20Aは、遊び補償を実施する弾性リップ18Aを有する蓋18の例示的実施形態を図示する。
有利には、カセット1はシリコン製である。ハウジング460の枢動点は、例えばシリコン基材への異方性(KOH)エッチングによって画定される。宝石のアセンブリを有するタイプも考えられる。その大きな利点としては、枢動点を極めて正確に位置決め(中心からの距離、鉛直度)できることが挙げられる。なお、カバー18を所定の位置に配置しても、様々なアーバの位置決めが妨害されることはない。
図21〜図23はカセットを図示し、このカセットはシリコン又は多段階LIGAで作製してよく、地板2及びバー3は、少なくとも1つの横材15と共に単一部品の構成部品を形成する。その構成に応じて、このアセンブリには、可動性構成部品のアーバのためのガイド用軸受けの全て又は一部:
−アンクルレバーの2つのピボットポイント、及び他の可動性構成部品の下側軸受けの全て;
−テンプの2つのピボットポイント、アンクルレバーの2つのピボットポイント、及び他の可動性構成部品の下側軸受けの全て;
−テンプの2つのピボットポイント、及び他の可動性構成部品の下側軸受けの全て
が組み込まれる。
本発明による別の特定の実施形態では、地板2及び/又は上部バー3及び/又はフレーム17は、カセット1に組み込まれた機構、特に脱進機機構の構成部品のピボットを受承するための少なくとも1つの耐衝撃軸受けと共に、分離不可能な単一部品の構成部品20を形成する。
図24の特定の実施形態では、カセット1が備える少なくとも1つの機能性構成部品10は、地板2と一体の下側ピボット45と、バー3と一体の上側ピボット44との間で枢動運動し、下側ピボット45又は上側ピボット44の少なくとも一方は、地板2又はバー3と単一部品として作製され、枢動運動可能な機能性構成部品10のアーバ47を径方向に保持するための回転肩部46、及びアーバ47の端部を軸方向に制限するための前方肩部49を含む。回転肩部46及び前方肩部49はいずれも、これもまた上記2つの肩部と単一部品である弾性衝撃吸収装置48によって支持される。一変形例では、地板2と単一の部品であるのは少なくとも弾性衝撃吸収装置48であり、その一方で、回転肩部46及び前方肩部49はそれぞれ、地板2と単一の部品であるか、又は地板2に追加される(宝石等)。
従って衝撃吸収装置は部分的又は全体的に地板内に作製されてよく、衝撃吸収装置のバネは地板と連接するように作製されてよい。2つの宝石のうちの1つ(又は両方)は、地板と連接するように作製されてよい。そして、シリコンにおいて直接枢動が起こる。枢動点は、DLC又は他の表面コーティングを有するシリコンに直接作製してよい。よって、いずれの宝石はもはや必要なく、回転点は極めて正確に位置決めされる。
特定の実施形態では、分離不可能な単一部品の構成部品20は、より大きなアセンブリ内での構成部品の組み立てを容易にすることを目的とした分割可能な要素を含み、これら分割可能な要素は、構成部品を構成する部分のうちのいくつかに1つ又は複数の自由度を与えるため以外には分解する必要はない。
特定の実施形態では、カセット1が備える可動性機能性構成部品10の少なくとも1つは、地板2及び/又はバー3と単一の部品である少なくとも1つの線状可撓性ガイド部材と一体である。
別の特定の実施形態では、カセット1が備える全ての可動性機能性構成部品10はそれぞれ、地板2及び/又はバー3と単一の部品である少なくとも1つの線状可撓性ガイド部材と一体である。
本発明によるカセット1の有利な実施形態では、分離不可能な単一部品の構成部品20は、精密機械加工可能な材料、即ちシリコン又は酸化シリコン製であり、分離不可能な単一部品の構成部品20が備える一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられる。MEMS又は「LIGA」技術における他の材料も使用してよい。石英、DLC、少なくとも部分的に非晶質の材料又は金属ガラスをこれらの応用例に使用してよいが、上記リストは限定的なものではない。ダイヤモンド、ルビー又はコランダムを使用してもよい。
地板2及び/又はバー3及び/又は分離不可能な単一部品の構成部品20の特定の構成により、カセット1の機構のこれら構造要素又は構成部品の膨張による影響を補償できる。例えば、安定性のために、地板をシリコンで作製してこれを酸化させることができる。
1 カセット
2 地板
2A 底部要素
3 上部バー、バー
3A 頂部要素
4 調速機部材、調速機
5 ガンギ車
6 断続クランプ留め手段
7 第1の弾性復元手段
10 機能性構成部品
11 分離不可能な単一部品構造、分離不可能な単一部品フレーム
12 ピボットポイント
13 軸受けホルダ
14 第4の弾性復元手段
15 横材
16 弾性変形可能な接続要素
17 フレーム
18 蓋
20 分離不可能な単一部品の構成部品
21 ガイド手段
22 スナップ嵌合手段
31 相補的ガイド手段
41 テンプ
42 ローラ
43 インパルスピン
44 上側ピボット
45 下側ピボット
46 回転肩部
47 アーバ
48 弾性衝撃吸収装置
49 前方肩部
61 アンクルレバー
62 頂部
62A 端部、突出部分
62B 端部、突出部分
63 底部
65 第3の弾性復元手段
71 ヒゲゼンマイ
72 地板
73 ヒゲ持ち
74 ピン
74A ピン
74B ピン
75 第2の弾性復元手段
76 第2の弾性復元手段
77 外側コイル
80 位置調整機構
81 剛性構造
82 位置調整用構成部品、可動ヒゲ持ち
83 弾性ストリップ、可撓性ストリップ
84 フィンガ、インデックス手段
90 調整機構
91 櫛状部、相補的インデックス手段
92 弾性ストリップ
92A 弾性ストリップ
93 アーム
94 クランプ留め機構、クランプ
95 相補的停止表面
96 可撓性要素、ストリップ、板バネクランプ
97 嘴状部、停止表面
98 可撓性要素、可撓性ストリップ
99 嘴状部、ロック用フィンガ
100 ムーブメント
101 軸受け表面
460 ハウジング
A 第1の作動位置
B 第2の解放位置
EMIN 最小距離
EMAX 最大距離

Claims (20)

  1. 時計機構カセット(1)であって、
    前記カセット(1)は、ムーブメント(100)内に前記カセット(1)を位置決めするための少なくとも1つの軸受け表面(101)並びに少なくとも1つの地板(2)及び少なくとも1つの上部バー(3)を含み、
    前記地板(2)又は前記上部バー(3)の少なくとも一方は剛性であり、
    前記地板(2)と前記上部バー(3)との間又は前記地板(2)と前記上部バー(3)の上に、機能性構成部品(10)が配設され、
    前記機能性構成部品(10)のうちの少なくとも2つは互いに対して可動であり、
    前記地板(2)と前記上部バー(3)との間では、少なくとも1つの前記枢動運動可能又は移動運動可能な機能性構成部品(10)が枢動又は運動し、
    前記地板(2)及び/又は前記上部バー(3)は、前記機能性構成部品(10)と共に分離不可能な単一部品の構成部品(20)を形成し、
    少なくとも1つの前記枢動運動可能な機能性構成部品(10)は、前記地板(2)と前記上部バー(3)との間で枢動する、カセット(1)において、
    前記地板(2)と前記上部バー(3)との間で枢動する少なくとも1つの前記機能性構成部品(10)は、前記地板(2)及び/又は前記上部バー(3)と共に、前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)を形成することを特徴とする、カセット(1)。
  2. 前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)は、復元機能を実施するための弾性復元手段を含むことを特徴とする、請求項1に記載のカセット(1)。
  3. 前記カセットは脱進機機構カセットであること、並びに
    前記機能性構成部品(10)は、前記地板(2)と前記上部バー(3)との間でピボット(45;44)上で枢動する少なくとも1つの調速機部材(4)、少なくとも1つのガンギ車(5)、第1の弾性復元手段(7)、及び前記第1の弾性復元手段の作用の下で往復運動する前記少なくとも1つの調速機部材(4)と協働する前記少なくとも1つのガンギ車(5)を断続的にロックする少なくとも1つの断続ロック手段(6)で形成されること
    を特徴とする、請求項1に記載のカセット(1)。
  4. 前記第1の弾性復元手段(7)は、前記上部バー(3)と共に、前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)を形成することを特徴とする、請求項3に記載のカセット(1)。
  5. 前記断続ロック手段(6)は、前記地板(2)と共に、前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)を形成することを特徴とする、請求項3に記載のカセット(1)。
  6. 前記カセット(1)は、前記脱進機機構の構成部品のピボットを受承するために対にして位置合わせされたピボットポイント(12)を含む、分離不可能な単一部品フレーム(11)を含むことを特徴とする、請求項3に記載のカセット(1)。
  7. 前記地板(2)及び/又は前記上部バー(3)は、前記脱進機機構の構成部品のピボットを受承するための少なくとも1つの耐衝撃軸受けと共に、前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)を形成することを特徴とする、請求項3に記載のカセット(1)。
  8. 前記第1の弾性復元手段(7)は、ヒゲゼンマイ(71)を含み、前記ヒゲゼンマイ(71)の外側端部は、前記上部バー(3)と単一の部品であるヒゲゼンマイ用ヒゲ持ち(73)に固定されることを特徴とする、請求項4に記載のカセット(1)。
  9. 前記ヒゲゼンマイ用ヒゲ持ち(73)は、前記ヒゲゼンマイ用ヒゲ持ち(73)及び前記上部バー(3)と単一の部品である第2の弾性復元手段(75)によって、前記上部バー(3)に固定されることを特徴とする、請求項8に記載のカセット(1)。
  10. 前記ヒゲゼンマイ(71)の外側コイル(77)は、前記上部バー(3)と単一の部品である2つのピン(74)によってクランプ留めされることを特徴とする、請求項8に記載のカセット(1)。
  11. ピン(74)の少なくとも1つは、前記第2の弾性復元手段(76)によって前記上部バー(3)に固定され、
    前記第2の弾性復元手段(76)は、少なくとも1つの前記ピン(74)及び前記バー(3)と単一の部品であり、前記ピンを他方の前記ピン(74)に近づくように移動させる傾向があることを特徴とする、請求項9又は10に記載のカセット(1)。
  12. 前記断続ロック手段(6)は、前記地板(2)と単一の部品であるアンクルレバー(61)であり、
    前記アンクルレバーは第3の弾性復元手段(65)によって前記地板(2)に接続される
    ことを特徴とする、請求項5に記載のカセット(1)。
  13. 前記アンクルレバー(61)は、爪石、角状部及び剣先を備える頂部(62)を含み、
    前記アンクルレバー(61)は、前記地板(2)の平面内にある底部(63)に追加及び固定され、
    前記アンクルレバーは、前記第3の弾性復元手段(65)によって前記底部(63)に接続され、
    前記第3の弾性復元手段(65)もまた、前記地板(2)の平面内にある
    ことを特徴とする、請求項12に記載のカセット(1)。
  14. 前記アンクルレバー(61)は、爪石、角状部及び剣先を備える、1つ又は複数の部分(62A;62B)からなる前記頂部(62)を含み、
    前記アンクルレバー(61)は、前記底部(63)と単一の部品であり、前記底部(63)を越えて前記上部バー(3)へと延伸し、
    前記底部(63)は前記地板(2)の平面内にあり、前記第3の弾性復元手段(65)によって前記地板(2)に接続され、
    前記第3の弾性復元手段(65)もまた、前記地板(2)の平面内にある
    ことを特徴とする、請求項12に記載のカセット(1)。
  15. 少なくとも1つの前記枢動運動可能な機能性構成部品(10)は、その少なくとも一方の端部で、軸受けホルダ(13)に収容された上側ピボット(44)又は下側ピボット(45)において枢動し、
    前記軸受ホルダ(13)は、第4の弾性復元手段(14)によって前記地板(2)及び/又は前記上部バー(3)に接続される
    ことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のカセット(1)。
  16. 少なくとも1つの前記枢動運動可能な機能性構成部品(10)は、その上端部で、前記上部バー(3)の頂部要素(3A)に格納された前記上側ピボット(44)において枢動し、及びその下端部で、前記地板(2)の底部要素(2A)内に格納された前記下側ピボット(45)において枢動し、
    前記上部バー(3)の前記頂部要素(3A)及び前記地板(2)の前記底部要素(2A)は、これらを互いに連接する横材と共に単一部品アセンブリを形成する
    ことを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のカセット(1)。
  17. 前記上部バー(3)の前記頂部要素(3A)は、前記上部バー(3)全体を形成すること、及び/又は
    前記地板(2)の前記底部要素(2A)は、前記地板(2)全体を形成すること
    を特徴とする、請求項16に記載のカセット(1)。
  18. 前記カセット(1)が備える少なくとも1つの前記機能性構成部品(10)は、前記地板(2)と一体の前記下側ピボット(45)と、前記上部バー(3)と一体の前記上側ピボット(44)との間で枢動運動すること、並びに
    前記下側ピボット(45)又は前記上側ピボット(44)の少なくとも一方は、前記地板(2)又は前記上部バー(3)と単一部品として作製され、前記枢動運動可能な機能性構成部品(10)のアーバ(47)を径方向に保持するための回転肩部(46)、及び前記アーバ(47)の端部を軸方向に制限するための前方肩部(49)を含み、前記回転肩部(46)及び前記前方肩部(49)はいずれも、弾性衝撃吸収装置(48)によって支持され、前記弾性衝撃吸収装置(48)もまた前記2つの肩部と単一部品であること
    を特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のカセット(1)。
  19. 前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)はシリコン製であること、及び
    前記分離不可能な単一部品の構成部品(20)が備える前記一体化された弾性復元手段は、酸化シリコン状態でプレストレスを与えられること
    を特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載のカセット(1)。
  20. 請求項1〜19のいずれか1項に記載の少なくとも1つのカセット(1)を含む、機械式時計ムーブメント(100)。
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