JP5729549B2 - ノズルプレートの製造方法、および液体噴射ヘッドの製造方法 - Google Patents
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Description
シリコン基板に、前記シリコン基板の第1面から第2面まで貫通するノズル孔を形成する工程と、
前記第1面と、前記第1面および前記第2面に接続された前記シリコン基板の第3面と、に被覆膜を形成する工程と、
平面視において、前記被覆膜が形成された前記第1面の、前記ノズル孔を含む第1領域をマスク部材で覆うことにより、前記第1面を、前記第1領域と、前記第1領域を囲む第2領域と、に区画する工程と、
前記マスク部材をマスクとしてエッチングを行い、前記第2領域に形成された前記被覆膜の少なくとも一部と、前記第3面に形成された前記被覆膜と、を除去する工程と、
酸素プラズマアッシングを行い、少なくとも前記被覆膜が除去された前記第3面に、酸化シリコン膜を形成する工程と、
を含む。
前記酸素プラズマアッシングは、
第1処理と、
前記第1処理の後に行われ、前記第1処理よりも等方性の強い第2処理と、
によって行われてもよい。
前記第1面を前記第1領域と前記第2領域とに区画する工程の前に、前記被覆膜の表面に撥水膜を形成する工程を、さらに含んでもよい。
前記被覆膜を形成する工程は、プラズマCVD法により行われてもよい。
前記被覆膜を除去する工程は、CF系ガスを用いたドライエッチングにより行われてもよい。
前記被覆膜を除去する工程は、フッ化水素溶液を用いたウェットエッチングにより行われてもよい。
本発明に係るノズルプレートの製造方法を含む。
まず、本実施形態に係るノズルプレートについて、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るノズルプレート100を模式的に示す断面図である。図2は、本実施形態に係るノズルプレート100を模式的に示す平面図である。なお、図1は、図2のI−I線断面図である。
次に、本実施形態に係るノズルプレート100の製造方法について、図面を参照しながら説明する。図3〜図13は、本実施形態に係るノズルプレート100の製造工程を模式的に示す断面図である。
次に、本実施形態の変形例に係るノズルプレートについて、図面を参照しながら説明する。図14は、本実施形態の変形例に係るノズルプレート200を模式的に示す断面図である。以下、本実施形態の変形例に係るノズルプレート200において、本実施形態に係るノズルプレート100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
次に、本実施形態にかかる液体噴射ヘッドについて、図面を参照しながら説明する。図16は、液体噴射ヘッド600の要部を模式的に示す断面図である。図17は、液体噴射ヘッド600の分解斜視図である。なお、図16では、図17および図1〜15と上下逆さまの状態を図示している。
次に、本実施形態に係る液体噴射ヘッド600の製造方法について、図面を参照しながら説明する。
次に、本実施形態にかかる液体噴射装置について、図面を参照しながら説明する。図18は、本実施形態にかかる液体噴射装置700を模式的に示す斜視図である。
12 第2領域、13 第1面、14 第2面、16 第3面、20 ノズル孔、
22 第1開口部、24 第2開口部、30 熱酸化シリコン膜、32 被覆膜、
34 酸化シリコン膜、36 撥水膜、38 親水膜、40 レジスト膜、
42 マスク部材、50 第1支持基板、52 第2支持基板、
100 ノズルプレート、200 ノズルプレート、600 液体噴射ヘッド、
620 流路形成基板、622 圧力発生室、624 リザーバー、626 供給口、
628 貫通孔、630 振動板、640 圧電素子、642 第1電極、
644 圧電体層、646 第2電極、650 筐体、700 液体噴射装置、
710 駆動部、720 装置本体、721 トレイ、722 排出口、
730 ヘッドユニット、731 インクカートリッジ、
731a カートリッジケース、732 キャリッジ、733 ヘッドカバー、
741 キャリッジモーター、742 往復動機構、743 タイミングベルト、
744 キャリッジガイド軸、750 給紙部、751 給紙モーター、
752 給紙ローラー、752a 従動ローラー、752b 駆動ローラー、
760 制御部、770 操作パネル
Claims (7)
- シリコン基板に、前記シリコン基板の第1面から第2面まで貫通するノズル孔を形成する工程と、
前記第1面と、前記第1面および前記第2面に接続された前記シリコン基板の第3面と、に被覆膜を形成する工程と、
平面視において、前記被覆膜が形成された前記第1面の、前記ノズル孔を含む第1領域をマスク部材で覆うことにより、前記第1面を、前記第1領域と、前記第1領域を囲む第2領域と、に区画する工程と、
前記マスク部材をマスクとしてエッチングを行い、前記第2領域に形成された前記被覆膜と、前記第3面に形成された前記被覆膜と、を除去する工程と、
酸素プラズマアッシングを行い、前記被覆膜が除去された前記第3面に、酸化シリコン膜を形成する工程と、
を含む、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1において、
前記酸素プラズマアッシングは、
第1処理と、
前記第1処理の後に行われ、前記第1処理よりも等方性の強い第2処理と、
によって行われる、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1または2において、
前記第1面を前記第1領域と前記第2領域とに区画する工程の前に、前記被覆膜の表面に撥水膜を形成する工程を、さらに含む、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1ないし3のいずれか1項において、
前記被覆膜を形成する工程は、プラズマCVD法により行われる、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記被覆膜を除去する工程は、CF系ガスを用いたドライエッチングにより行われる、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1ないし4のいずれか1項において、
前記被覆膜を除去する工程は、フッ化水素溶液を用いたウェットエッチングにより行われる、ノズルプレートの製造方法。 - 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のノズルプレートの製造方法を含む、液体噴射ヘッドの製造方法。
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